JP2017134857A - 情報処理システム、出力制御方法及びプログラム - Google Patents

情報処理システム、出力制御方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】出力装置が適切なデータ形式のデータを取得できる情報処理システム及び出力制御方法を提供することを課題とする。【解決手段】出力装置17と、出力装置17にデータを提供するデータ提供システムとがネットワークを介して接続される情報処理システムであって、任意のデータ形式でネットワークを介して送信されたデータを保管するデータ保管手段と、出力装置がネットワークを介して受信した要求に応じて、データ保管手段に保管されるデータの取得をデータ形式を指定してデータ提供システムに要求するデータ取得要求手段と、要求を受信したデータ提供システムが、指定された前記データ形式にデータを変換するデータ変換手段と、出力装置が、指定したデータ形式のデータを受信する受信手段とを有することにより、上記課題を解決する。【選択図】 図1

Description

本発明は、情報処理システム及び出力制御方法に関する。
従来、MFP等の画像形成装置には、ネットワークを介して接続されたファイルサーバ装置上に保存されたファイルから印刷したいファイルを選択して印刷を行うことができるものがあった(例えば特許文献1参照)。
近年、ファイルサーバ装置等の蓄積装置上に保存されたファイルは印刷される他、投影される場合や表示される場合など、出力形態が多様化している。しかしながら、従来の蓄積装置は多様な出力形態を考慮するものではなかった。したがって、従来は出力形態に応じた適切なデータ形式のデータを出力装置に提供することが困難であった。
本発明の実施の形態は上記の点に鑑みなされたもので、出力装置が適切なデータ形式のデータを取得できる情報処理システム及び出力制御方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本願請求項1は、データを出力する出力装置と、1以上の情報処理装置で構成されており、該出力装置にデータを提供するデータ提供システムとが、ネットワークを介して接続される情報処理システムであって、複数のデータ形式のうち任意のデータ形式でネットワークを介して送信されたデータを保管するデータ保管手段と、前記出力装置が、ネットワークを介して受信した要求に応じて、前記データ保管手段に保管される前記データの取得を、データ形式を指定して前記データ提供システムに要求するデータ取得要求手段と、要求を受信した前記データ提供システムが、指定された前記データ形式に前記データを変換するデータ変換手段と、前記出力装置が、指定した前記データ形式の前記データを受信する受信手段とを有することを特徴とする。
本発明の実施の形態によれば、出力装置が適切なデータ形式のデータを取得できる。
本実施形態に係る情報処理システムの一例の構成図である。 本実施形態に係るコンピュータシステムの一例のハードウェア構成図である。 本実施形態に係る蓄積装置の一例の処理ブロック図である。 本実施形態に係る変換装置の一例の処理ブロック図である。 本実施形態に係る端末装置の一例の処理ブロック図である。 本実施形態に係る出力装置の一例の処理ブロック図である。 本実施形態に係る情報処理システムの処理手順の一例を表したシーケンス図である。 データリストの一例の構成図である。 データ形式リストの一例の構成図である。 本実施形態に係る情報処理システムの他の例の構成図である。 本実施形態に係る認証装置の一例の処理ブロック図である。 本実施形態に係る端末装置の一例の処理ブロック図である。 本実施形態に係る情報処理システムの処理手順の一例を表したシーケンス図である。 ユーザ情報リストの一例の構成図である。 チケットリストの一例の構成図である。 本実施形態に係る認証装置の一例の処理ブロック図である。 本実施形態に係る端末装置の一例の処理ブロック図である。 本実施形態に係る情報処理システムの処理手順の一例を表したシーケンス図である。 出力装置情報リストの一例の構成図である。 本実施形態に係る蓄積装置の一例の処理ブロック図である。 本実施形態に係る端末装置の一例の処理ブロック図である。 本実施形態に係る情報処理システムの処理手順の一例を表したシーケンス図である。 PINコードリストの一例の構成図である。 本実施形態に係る情報処理システムの処理手順の一例を表したシーケンス図(1/2)である。 本実施形態に係る情報処理システムの処理手順の一例を表したシーケンス図で(2/2)ある。 出力装置一覧画面の一例のイメージ図である。 本実施形態に係るサービス提供システムの他の例の処理ブロック図である。
次に、本発明の実施の形態について、詳細に説明する。
[第1の実施形態]
<システム構成>
図1は本実施形態に係る情報処理システムの一例の構成図である。図1の情報処理システム1は例えばオフィス内ネットワーク等のネットワークN1と、クラウドサービスに代表されるサービス提供システムのネットワークN2と、インターネット等のネットワークN3とを有する。
ネットワークN1とネットワークN3とはネットワークN1側のファイアウォールFWによって接続されている。ネットワークN1はファイアウォールFWの内側にあるネットワークである。ネットワークN1にはクライアント端末11、携帯端末12、複合機などの画像形成装置14、プロジェクタ15、その他の機器16が接続されている。
クライアント端末11は端末装置13の一例である。クライアント端末11はOSなどが搭載された情報処理装置(コンピュータシステム)によって実現できる。クライアント端末11は無線又は有線による通信の手段を有する。クライアント端末11はタブレットPC、デスクトップPC、ノートPCなど、ユーザが操作可能な端末である。
携帯端末12は端末装置13の一例である。携帯端末12は無線または有線による通信の手段を有する。携帯端末12はスマートフォンや携帯電話、タブレットPC、ノートPCなど、ユーザが携帯可能な端末である。
画像形成装置14は複合機などの画像形成機能を有する装置である。画像形成装置14は出力装置17の一例である。画像形成装置14は無線または有線による通信の手段を有する。画像形成装置14は複合機、コピー機、スキャナ、プリンタ、レーザプリンタなどの画像形成に係る処理を行う装置である。
プロジェクタ15は画像を投影する装置である。プロジェクタ15は出力装置17の一例である。プロジェクタ15は無線または有線による通信の手段を有する。その他の機器16は出力装置17の一例であり、例えばデジタルサイネージ、タブレットPCなどのタブレット端末などを含んでいる。
図1では、一例としてクライアント端末11、携帯端末12、画像形成装置14、プロジェクタ15、その他機器16がそれぞれ一台である例を示しているが複数台であってもよい。
ネットワークN2はネットワークN3に接続されている。ネットワークN2には、蓄積装置22、変換装置23が接続されている。図1の情報処理システム1は、蓄積装置22及び変換装置23がサービス提供システムを実現している。図1では、一例として蓄積装置22と変換装置23とを別の装置に分けているが、全ての責務を一つの装置で担う構成でも構わない。
蓄積装置22はデータを蓄積しており、出力装置17からの要求に応じてデータを配信することが責務である。変換装置23は蓄積装置22が蓄積しているデータを指定されたデータ形式へ変換することが責務である。端末装置13は蓄積装置22に蓄積されているデータの一覧をユーザに対して表示する。また、端末装置13はデータの一覧からユーザにより選択されたデータの識別IDを出力装置17に送信する。出力装置17は端末装置13から受信したデータの識別ID及び自身が出力可能なデータ形式を指定し、蓄積装置22からデータを取得する。
端末装置13と出力装置17とはBluetooth(登録商標)などの短距離無線通信により通信を行うことができる。短距離無線通信により出力装置17と通信が可能な端末装置13は、ネットワークN3に接続可能であれば、ネットワークN1に接続できなくてもよい。
なお、蓄積装置22及び変換装置23は、一台の情報処理装置に統合して実現してもよいし、複数台のコンピュータに分散して実現してもよい。また、蓄積装置22及び変換装置23の一方はネットワークN1にあってもよい。また、図1では、端末装置13及び出力装置17をファイアウォールFWに保護されたネットワークN1に接続されている例を記載しているが、インターネット等のパブリックなネットワークN3に接続されていてもよい。
<ハードウェア構成>
図1の端末装置13、蓄積装置22、変換装置23は、例えば図2に示すハードウェア構成のコンピュータシステムにより実現される。図2は本実施形態に係るコンピュータシステムの一例のハードウェア構成図である。
図2に示したコンピュータシステム500は、入力装置501、表示装置502、外部I/F503、RAM(Random Access Memory)504、ROM(Read Only Memory)505、CPU(Central Processing Unit)506、通信I/F507、及びHDD(Hard Disk Drive)508などを備え、バスBで相互に接続されている。
入力装置501はキーボードやマウス、タッチパネルなどを含み、ユーザが各操作信号を入力するのに用いられる。表示装置502はディスプレイなどを含み、コンピュータシステム500による処理結果を表示する。
通信I/F507はコンピュータシステム500をネットワークN1〜N3に接続するインタフェースである。これにより、コンピュータシステム500は通信I/F507を介してデータ通信を行うことができる。
HDD508はプログラムやデータを格納している不揮発性の記憶装置である。格納されるプログラムやデータには、例えばコンピュータシステム500全体を制御する基本ソフトウェアであるOS(Operating System)や、OS上において各種機能を提供するアプリケーションソフトウェアなどがある。HDD508は格納しているプログラムやデータを所定のファイルシステム及び/又はDB(データベース)により管理している。
外部I/F503は、外部装置とのインタフェースである。外部装置には、記録媒体503aなどがある。これにより、コンピュータシステム500は外部I/F503を介して記録媒体503aの読み取り及び/又は書き込みを行うことができる。記録媒体503aにはフレキシブルディスク、CD(Compact Disk)、DVD(Digital Versatile Disk)、SDメモリカード(SD Memory card)、USBメモリ(Universal Serial Bus memory)などがある。
ROM505は、電源を切ってもプログラムやデータを保持することができる不揮発性の半導体メモリ(記憶装置)である。ROM505には、コンピュータシステム500の起動時に実行されるBIOS(Basic Input/Output System)、OS設定、及びネットワーク設定などのプログラムやデータが格納されている。RAM504は、プログラムやデータを一時保持する揮発性の半導体メモリ(記憶装置)である。
CPU506は、ROM505やHDD508などの記憶装置からプログラムやデータをRAM504上に読み出し、処理を実行することで、コンピュータシステム500全体の制御や機能を実現する演算装置である。
本実施形態に係る図1の端末装置13、蓄積装置22、変換装置23はコンピュータシステム500のハードウェア構成により、後述するような各種処理を実現できる。
<ソフトウェア構成>
《蓄積装置22》
本実施形態に係る蓄積装置22は、例えば図3に示すような処理ブロックにより実現される。図3は、本実施形態に係る蓄積装置の一例の処理ブロック図である。
蓄積装置22はプログラムを実行することにより、データ受信部31、データ一覧取得要求処理部32、データ取得要求処理部33、指定データ形式解析部34、データ送信部35、データ保管部36を実現している。蓄積装置22は、ユーザによって予め投入されたデータを蓄積している。蓄積装置22は蓄積しているデータの一覧やデータ内容を要求に応じて送信する。
データ受信部31はユーザから投入されたデータを受信する。データ受信部31は受信したデータに対して識別IDを付与し、データ保管部36に蓄積する。データ一覧取得要求処理部32は端末装置13からデータ一覧取得要求を受け付ける。データ一覧取得要求処理部32はデータの書誌情報一覧を作成し、端末装置13に送信する。データ取得要求処理部33は出力装置17からデータ取得要求を受け付ける。指定データ形式解析部34は出力装置17から指定されたデータ形式への変換を、必要に応じて変換装置23に要求する。データ送信部35はデータを出力装置17に送信する。データ保管部36はデータを蓄積する。
《変換装置23》
本実施形態に係る変換装置23は、例えば図4に示すような処理ブロックにより実現される。図4は、本実施形態に係る変換装置の一例の処理ブロック図である。
変換装置23はプログラムを実行することにより、データ変換部41を実現する。変換装置23は蓄積装置22から指定されたデータ形式への変換を行う。データ変換部41は蓄積装置22から指定されたデータ形式への変換要求を受信する。データ変換部41は蓄積装置22から指定されたデータ形式への変換を行う。そして、データ変換部41は変換後のデータを蓄積装置22のデータ保管部36に蓄積させる。
《端末装置13》
本実施形態に係る端末装置13は、例えば図5に示すような処理ブロックにより実現される。図5は、本実施形態に係る端末装置の一例の処理ブロック図である。
端末装置13はプログラムを実行することにより、表示部51、データ一覧取得要求部52、出力装置検知部53、識別ID送信部54を実現する。端末装置13はUIを通してユーザとのやり取りを行う。
表示部51はユーザに対する情報表示やユーザからの要求を受け付ける。データ一覧取得要求部52は蓄積装置22に対して、データ一覧取得要求を行う。出力装置検知部53は周辺に存在する出力装置17を検知する。例えば出力装置検知部53は、出力装置17を検知するための通信手段としてBluetooth(登録商標)などの短距離無線通信を利用できる。識別ID送信部54は出力装置17にデータの識別IDを送信する。
《出力装置17》
本実施形態に係る出力装置17は、例えば図6に示すような処理ブロックにより実現される。図6は、本実施形態に係る出力装置の一例の処理ブロック図である。
出力装置17は、プログラムを実行することにより、識別ID受信部61、検知要求応答部62、データ形式指定部63、データ取得要求部64、データ受信部65を実現している。出力装置17は端末装置13から受信したデータの識別IDを元に、蓄積装置22からデータを受信する。データを取得する際、出力装置17は自身(自装置)が出力可能なデータ形式を指定する。
識別ID受信部61は端末装置13から出力対象のデータの識別IDを受信する。検知要求応答部62は端末装置13からの応答要求に対し、応答を返す。データ形式指定部63は自身が出力可能なデータ形式を指定する。データ取得要求部64は出力対象のデータの識別IDに基づき、蓄積装置22にデータ取得要求を行う。なお、データ取得要求部64はデータ取得要求を行う際、データ形式指定部63が指定した自身が出力可能なデータ形式を指定する。データ受信部65は蓄積装置22からデータを受信する。
<処理の詳細>
以下では本実施形態に係る情報処理システム1の処理の詳細について説明する。図7は本実施形態に係る情報処理システムの処理手順の一例を表したシーケンス図である。
ステップS1において、ユーザは端末装置13のUIを通してデータ一覧の取得を要求する。ステップS2において、端末装置13は蓄積装置22に対して、データ一覧取得要求を行う。蓄積装置22はデータ一覧を作成し、端末装置13に送信する。
ステップS3において、ユーザは端末装置13に表示されたデータ一覧から出力したいデータを選択する。ステップS4において、ユーザは端末装置13のUIを通して、周辺に存在する出力装置一覧の取得を要求する。ステップS5〜7において、端末装置13は短距離無線通信により周辺の出力装置17a〜17cに対して応答要求を送信する。
図7の例では、出力装置17a、17bが端末装置13からの応答要求に対し、応答を返している。また、出力装置17cは端末装置13からの応答要求に対し、応答を返していない。端末装置13は応答を返してきた出力装置17a、17bを出力装置一覧として表示する。
ステップS8において、ユーザは端末装置13に表示された出力装置一覧からデータを出力させたい出力装置17を出力先として選択する。なお、ユーザは出力装置一覧から一つ以上の出力装置17を出力先として選択できるものとする。ステップS8ではユーザが出力先として複数台のタブレット端末とプロジェクタ15とを選択するというような状況が考えられる。ここではユーザが出力装置17a、17bを出力先として選択したものとして説明を続ける。
ステップS9において、ユーザは端末装置13のUIを通して、ステップS3で選択したデータを、ステップS8で出力先として選択した出力装置17a、17bへ出力することを要求する。
ステップS10において、端末装置13はステップS3で選択されたデータの識別IDを出力装置17aに送信する。ステップS11において、出力装置17aは自身が出力可能なデータ形式を指定し、出力対象のデータの識別IDに基づき、蓄積装置22にデータ取得要求を行う。
ステップS12において、蓄積装置22は出力対象のデータを出力装置17aから指定されたデータ形式へ変換するデータ形式の変換要求を、変換装置23に対して行う。変換装置23は出力装置17aから指定されたデータ形式へ出力対象のデータを変換する。変換装置23によって変換されたデータは出力装置17aに送信される。ステップS13において、出力装置17aは受信したデータを出力する。
また、ステップS14において、端末装置13はステップS3で選択されたデータの識別IDを出力装置17bに送信する。ステップS15において、出力装置17bは自身が出力可能なデータ形式を指定し、出力対象のデータの識別IDに基づき、蓄積装置22にデータ取得要求を行う。
ステップS16において、蓄積装置22は出力対象のデータを出力装置17bから指定されたデータ形式へ変換するデータ形式の変換要求を、変換装置23に対して行う。変換装置23は出力装置17bから指定されたデータ形式へ出力対象のデータを変換する。変換装置23によって変換されたデータは出力装置17bに送信される。ステップS17において、出力装置17bは受信したデータを出力する。
なお、出力装置17が画像形成装置14の場合、自身が出力可能なデータ形式はRPCSやPCLなどのRAWデータとなる。出力装置17がデジタルサイネージやプロジェクタ15の場合、自身が出力可能なデータ形式はJPG形式などのデータとなる。出力装置17がタブレット端末の場合、PDF形式などのデータとなる。
蓄積装置22のデータ保管部36は、ユーザとデータ情報とを紐付けた図8に示すようなデータリストを保持している。図8はデータリストの一例の構成図である。図8に示すデータリストはデータID、ユーザ名、データ名及びオリジナルの形式をデータ項目として有している。データIDはデータの識別IDである。ユーザ名はユーザを特定する情報である。データ名及びオリジナルの形式はデータ情報の一例である。オリジナルの形式はデータのオリジナルのデータ形式を表している。
また、蓄積装置22のデータ保管部36は各データに対して過去に変換の要求があった形式がマッピングされている図9に示すようなデータ形式リストを保持している。図9はデータ形式リストの一例の構成図である。
図9に示すデータ形式リストは、データID、ユーザ名、データ名、変換要求があった形式、変換ステータスをデータ項目として有している。変換要求があった形式は、データIDにより特定される各データに対して、過去に変換の要求があったデータ形式を表している。変換ステータスは指定されたデータ形式へ変換する処理の状態(処理前、処理中又は完了など)を表している。
例えば図9に示されているデータID「1」のデータは、図8のデータリストを参照すると、オリジナルのデータ形式がdoc形式である。また、図9のデータ形式リストを参照すると、データID「1」のデータは過去にデータ形式rpcs、pcl、jpg、pdfに変換されていることが分かる。
(まとめ)
本実施形態に係る情報処理システム1では、端末装置13のUIを通して、蓄積装置22に蓄積されているデータの一覧から出力装置17に出力させたいデータを選択させることができる。また、端末装置13から出力対象のデータの識別IDはデータの出力先である出力装置17に送信される。出力装置17は自身が出力可能なデータ形式を指定して蓄積装置22から出力対象のデータを取得する。このように出力装置17は自身が出力可能な適切なデータ形式のデータを取得できる。
したがって、本実施形態に係る情報処理システム1では、出力可能なデータ形式が異なる出力装置17が混在していても、出力装置17が出力可能なデータ形式のデータを適切に提供できる。
また、本実施形態に係る情報処理システム1では、端末装置13のUIを通して出力対象のデータの選択やデータの出力先である出力装置17の選択を行うため、表示機能を持たない出力装置17であっても、PULL方式によるデータ出力を実現できる。
なお、図7のシーケンス図では出力装置17が出力可能なデータ形式を指定する例を示したが、出力装置17が出力可能なデータ形式を端末装置13又は蓄積装置22が指定する構成としてもよい。
[第2の実施形態]
<システム構成>
図10は本実施形態に係る情報処理システムの他の例の構成図である。図10の情報処理システム2は図1の情報処理システム1に認証装置24が追加された構成である。以下では図1と同一部分についての説明を適宜省略する。
認証装置24はネットワークN2に接続されている。図10の情報処理システム2は蓄積装置22、変換装置23及び認証装置24がサービス提供システムを実現する。図10では蓄積装置22、変換装置23及び認証装置24を別の装置に分けているが、全ての責務を一つの装置で担う構成でも構わない。認証装置24はユーザ認証を行うことが責務となる。認証装置24のハードウェア構成は図2と同様であるため、説明を省略する。
<ソフトウェア構成>
出力装置17、蓄積装置22及び変換装置23の処理ブロックは、第1の実施形態と同様であるため、説明を省略する。
《認証装置24》
本実施形態に係る認証装置24は、例えば図11に示すような処理ブロックにより実現される。図11は、本実施形態に係る認証装置の一例の処理ブロック図である。
認証装置24はプログラムを実行することにより、ユーザ認証要求処理部71、ユーザ照合部72、ユーザ情報保管部73を実現している。認証装置24はユーザが入力した認証情報をもとにユーザの特定を行う。
ユーザ認証要求処理部71は端末装置13のUIを通してユーザが入力した認証情報が正しいか否かにより認証の成功/失敗を判定する。ユーザ認証要求処理部71は認証に成功した場合、認証チケットを端末装置13に送信する。ユーザ照会部72は認証チケットが有効なものか否か(ユーザ認証済みのユーザか否か)を判定し、認証チケットが有効な場合に認証チケットからユーザを特定する。ユーザ情報保管部73は、ユーザ認証の際に参照する後述のユーザ情報リストと、認証チケットに関するチケットリストとを保持している。
《端末装置13》
本実施形態に係る端末装置13は、例えば図12に示すような処理ブロックにより実現される。図12は、本実施形態に係る端末装置の一例の処理ブロック図である。
端末装置13はプログラムを実行することにより、表示部51、データ一覧取得要求部52、出力装置検知部53、識別ID送信部54、ユーザ認証要求部55を実現する。図12の端末装置13は、図5の端末装置13にユーザ認証要求部55が追加された構成である。ユーザ認証要求部55はUIを通して入力された認証情報を、認証装置24に送信してユーザ認証を要求する。なお、図5の端末装置13と同一部分についての説明は省略する。
<処理の詳細>
以下では本実施形態に係る情報処理システム2の処理の詳細について説明する。図13は本実施形態に係る情報処理システムの処理手順の一例を表したシーケンス図である。
ステップS21において、ユーザは端末装置13のUIを通して認証情報を入力してログインを要求する。ステップS22において、端末装置13は認証装置24に対して認証情報を送信し、ユーザ認証要求を行う。認証装置24は後述するユーザ情報リストを参照して、認証情報が正しいか否かにより認証の成功/失敗を判定する。認証装置24は認証に成功した場合、認証チケットを端末装置13に返す。
ステップS23において、端末装置13は蓄積装置22に対して、認証チケットと共にデータ一覧取得要求を行う。ステップS24において、蓄積装置22は認証チケットを認証装置24に送信してユーザ照会を依頼する。認証装置24は後述するチケットリストを参照して、受信した認証チケットが有効なものか否かを判定する。認証チケットが有効な場合に、認証装置24は認証チケットに紐付いているユーザ名を取得し、そのユーザ名を蓄積装置22に返す。蓄積装置22は、認証装置24から返されたユーザ名で蓄積されているデータのデータ一覧を作成し、端末装置13に送信する。
ステップS25において、ユーザは端末装置13に表示されたデータ一覧から出力したいデータを選択する。ステップS26において、ユーザは周辺に存在する出力装置一覧の取得を端末装置13のUIから要求する。ステップS27〜29において、端末装置13は短距離無線通信により周辺の出力装置17a〜17cに対して応答要求を送信する。
図13の例では、出力装置17a、17bが端末装置13からの応答要求に対し、応答を返している。また、出力装置17cは端末装置13からの応答要求に対し、応答を返していない。端末装置13は応答を返してきた出力装置17a、17bを出力装置一覧として表示する。ステップS30において、ユーザは端末装置13に表示された出力装置一覧からデータを出力させたい出力装置17を出力先として選択する。ここではユーザが出力装置17a、17bを出力先として選択したものとして説明を続ける。
ステップS31において、ユーザは端末装置13のUIを通して、ステップS25で選択したデータを、ステップS30で出力先として選択した出力装置17a、17bへ出力することを要求する。
ステップS32において、端末装置13は認証チケットと共に、ステップS25で選択されたデータの識別IDを出力装置17aに送信する。ステップS33において、出力装置17aは自身が出力可能なデータ形式を指定し、出力対象のデータの識別ID及び認証チケットに基づき、蓄積装置22にデータ取得要求を行う。
ステップS34において、蓄積装置22は認証チケットを認証装置24に送信して認証チケットの確認を依頼する。認証装置24は後述するチケットリストを参照して、受信した認証チケットが有効なものか否かを判定する。認証装置24は認証チケットが有効か否かの判定結果を蓄積装置22に返す。
認証チケットが有効な場合、蓄積装置22はステップS35において出力対象のデータを出力装置17aから指定されたデータ形式へ変換するデータ形式の変換要求を、変換装置23に対して行う。変換装置23は出力装置17aから指定されたデータ形式へ出力対象のデータを変換する。変換装置23によって変換されたデータは出力装置17aに送信される。ステップS36において、出力装置17aは受信したデータを出力する。
ステップS37において、端末装置13は認証チケットと共に、ステップS25で選択されたデータの識別IDを出力装置17bに送信する。ステップS38において、出力装置17bは自身が出力可能なデータ形式を指定し、出力対象のデータの識別ID及び認証チケットに基づき、蓄積装置22にデータ取得要求を行う。
ステップS39において、蓄積装置22は認証チケットを認証装置24に送信して認証チケットの確認を依頼する。認証装置24は後述するチケットリストを参照して、受信した認証チケットが有効なものか否かを判定する。認証装置24は認証チケットが有効か否かの判定結果を蓄積装置22に返す。
認証チケットが有効な場合、蓄積装置22はステップS40において出力対象のデータを出力装置17bから指定されたデータ形式へ変換するデータ形式の変換要求を、変換装置23に対して行う。変換装置23は出力装置17bから指定されたデータ形式へ出力対象のデータを変換する。変換装置23によって変換されたデータは出力装置17bに送信される。ステップS41において、出力装置17bは受信したデータを出力する。
認証装置24のユーザ情報保管部73はユーザ認証の際に参照する図14に示すユーザ情報リストを保持している。図14はユーザ情報リストの一例の構成図である。図14に示すユーザ情報リストは、組織コード、ユーザ名、パスワードをデータ項目として有している。例えば組織コードは、ユーザが所属する企業やグループなどの組織を特定するための情報である。組織コード、ユーザ名及びパスワードは認証情報の一例である。
また、認証装置24のユーザ情報保管部73は認証チケットに関する図15に示すようなチケットリストを保持している。図15はチケットリストの一例の構成図である。図15に示すチケットリストは、認証チケット、有効期限、ユーザ名をデータ項目として有している。
例えば図15に示されているデータ項目「認証チケット」は認証チケットを特定するための情報である。有効期限は認証チケットの有効期限である。ユーザ名は認証チケットに紐付くユーザを特定する情報である。
(まとめ)
本実施形態に係る情報処理システム2では、前述した第1の実施形態の情報処理システム1にユーザ認証の機能を追加できる。
[第3の実施形態]
第1及び第2の実施形態では出力装置17に対するアクセス制限を行っていない。出力装置17は特定のユーザに出力権限を与えたいという場合がある。そこで、第3の実施形態では、出力装置17に対するアクセス制限を行う。なお、システム構成については図10と同様であるため、説明を省略する。
<ソフトウェア構成>
出力装置17、蓄積装置22及び変換装置23の処理ブロックは、第1の実施形態と同様であるため、説明を省略する。
《認証装置24》
本実施形態に係る認証装置24は、例えば図16に示すような処理ブロックにより実現される。図16は、本実施形態に係る認証装置の一例の処理ブロック図である。
認証装置24はプログラムを実行することにより、ユーザ認証要求処理部71、ユーザ照会部72、ユーザ情報保管部73、出力装置照会部74、出力装置情報保管部75を実現している。認証装置24は、ユーザが入力した認証情報をもとにユーザの特定を行うと共に、登録されている出力装置17に対するユーザのアクセス権の有無を判定する。
出力装置照会部74は出力装置情報保管部75に登録されている出力装置17に対するユーザのアクセス権の有無を判定する。出力装置情報保管部75は出力装置17に対するアクセス制限を行う際に参照する後述の出力装置情報リストを保持している。なお、図11の認証装置24と同一部分についての説明は省略する。
《端末装置13》
本実施形態に係る端末装置13は、例えば図17に示すような処理ブロックにより実現される。図17は、本実施形態に係る端末装置の一例の処理ブロック図である。
端末装置13はプログラムを実行することにより、表示部51、データ一覧取得要求部52、出力装置検知部53、識別ID送信部54、ユーザ認証要求部55、出力可能装置一覧要求部56を実現する。図17の端末装置13は、図12の端末装置13に出力可能装置一覧要求部56が追加された構成である。出力可能装置一覧要求部56は認証装置24に対して、ユーザが出力可能な出力装置17の一覧を要求する。なお、図12の端末装置13と同一部分についての説明は省略する。
<処理の詳細>
以下では本実施形態に係る情報処理システム2の処理の詳細について説明する。図18は本実施形態に係る情報処理システムの処理手順の一例を表したシーケンス図である。
ステップS51〜S59の処理は図13のステップS21〜S29の処理と同様であるため説明を省略する。ステップS60において、端末装置13は応答要求に対して応答を返してきた出力装置17a、17b(出力装置候補)の中で、ユーザが出力可能な出力装置17の一覧を認証装置24に要求する。なお、ステップS60の出力可能装置一覧取得要求では、認証チケットも認証装置24へ送信される。
ステップS61において、認証装置24は図15のチケットリストを参照して、認証チケットからユーザ名を特定する。認証装置24は特定したユーザ名のユーザがアクセス権を有する出力装置17を特定する。認証装置24は、特定したユーザ名のユーザがアクセス権を有する出力装置17と、出力装置候補である応答要求に対して応答を返してきた出力装置17a、17bとに基づき、特定したユーザ名のユーザが出力可能な出力装置17の一覧を作成する。
そして、認証装置24は作成した出力可能装置一覧を端末装置13に送信する。端末装置13は受信した出力可能装置一覧に基づき、例えば出力装置17a、17bを出力装置一覧として表示する。
ステップS62〜S73の処理は図13のステップS30〜S41の処理と同様であるため説明を省略する。なお、図18のシーケンス図では端末装置13に応答を返してきた出力装置候補とユーザがアクセス権を有する出力装置17とに基づき、認証装置24が出力可能装置一覧を作成しているが、これに限らない。
出力可能装置一覧は端末装置13で作成してもよい。この場合、端末装置13は出力可能装置一覧要求部56に替えて、図16の出力装置照会部74と出力装置情報保管部75とを有する構成となる。
認証装置24の出力装置情報保管部75は出力装置17に対するアクセス制限を行う際に参照する図19に示す出力装置情報リストを保持している。図19は出力装置情報リストの一例の構成図である。
図19に示す出力装置情報リストは、出力装置ID、組織コード、装置名、種類、アクセス権をデータ項目として有している。出力装置ID、組織コード、装置名、種類は出力装置17を特定するための情報である。アクセス権は、その出力装置17のアクセス権を有するユーザを特定する情報である。
(まとめ)
本実施形態に係る情報処理システム2では、前述した第2の実施形態の情報処理システム1に、出力装置17に対するアクセス制限の機能を追加できる。
[第4の実施形態]
第2及び第3の実施形態では、データの所有者自身がデータ出力の要求を出しているのか否かを認証するため、出力先の出力装置17に認証チケットを送信している。データの所有者自身がデータ出力の要求を出しているのか否かの認証は認証チケット以外を利用しても行うことができる。そこで、第4の実施形態では、端末装置13が出力装置17に対してPINコードを送信する。出力装置17はPINコードをもとにデータを蓄積装置22から取得する。PINコードは有効範囲が対象のデータに絞られ、1回の使用で無効とすることができるので、安全性が高まる。なお、システム構成については図10と同様であるため、説明を省略する。
<ソフトウェア構成>
出力装置17、変換装置23、認証装置24の処理ブロックは、第3の実施形態と同様であるため、説明を省略する。
《蓄積装置22》
本実施形態に係る蓄積装置22は、例えば図20に示すような処理ブロックにより実現される。図20は、本実施形態に係る蓄積装置の一例の処理ブロック図である。
蓄積装置22はプログラムを実行することにより、データ受信部31、データ一覧取得要求処理部32、データ取得要求処理部33、指定データ形式解析部34、データ送信部35、データ保管部36、PINコード管理部37を実現している。
蓄積装置22はユーザによって予め投入されたデータを蓄積している。蓄積装置22は蓄積しているデータの一覧やデータ内容を要求に応じて送信する。また、蓄積装置22は端末装置13からの要求に応じてPINコードを発行する。PINコード管理部37は端末装置13からのPINコード発行要求に応じてPINコードを発行し、PINコードを端末装置13に返す。また、PINコード管理部37はPINコードをもとに出力対象のデータの特定と、データの保有者のチェックとを行う。なお、図3の蓄積装置22と同一部分についての説明は省略する。
《端末装置13》
本実施形態に係る端末装置13は、例えば図21に示すような処理ブロックにより実現される。図21は、本実施形態に係る端末装置の一例の処理ブロック図である。
端末装置13はプログラムを実行することにより、表示部51、データ一覧取得要求部52、出力装置検知部53、識別ID送信部54、ユーザ認証要求部55、出力可能装置一覧要求部56、PINコード取得要求部57を実現する。
図21の端末装置13は図17の端末装置13にPINコード取得要求部57が追加された構成である。PINコード取得要求部57は認証装置24に対して、PINコードの発行を要求する。なお、図17の端末装置13と同一部分についての説明は省略する。
<処理の詳細>
以下では本実施形態に係る情報処理システム2の処理の詳細について説明する。図22は本実施形態に係る情報処理システムの処理手順の一例を表したシーケンス図である。
ステップS81〜S93の処理は図18のステップS51〜S63の処理と同様であるため説明を省略する。ステップS94において、端末装置13は蓄積装置22に対してPINコード発行要求を行う。PINコード発行要求には、出力対象のデータを特定する情報が含まれる。
ステップS95において、蓄積装置22は出力先の出力装置17の数だけPINコードを生成し、端末装置13に返す。ステップS96において、端末装置13はPINコードを出力装置17aに送信する。ステップS97において、出力装置17aは自身が出力可能なデータ形式を指定し、一つのPINコードを送信して、蓄積装置22にデータ取得要求を行う。
ステップS98において蓄積装置22は後述するPINコードリストを参照して、受信したPINコードが有効なものか否か判定する。PINコードが有効な場合、蓄積装置22はPINコードリストを参照し、PINコードから出力対象のデータを特定する。出力対象のデータを特定したあとのステップS99〜S100の処理は図18のステップS67〜S68の処理と同様である。
また、ステップS101において、端末装置96はPINコードを出力装置17bに送信する。ステップS102において、出力装置17bは自身が出力可能なデータ形式を指定し、一つのPINコードを送信して、蓄積装置22にデータ取得要求を行う。ステップS103において、蓄積装置22は後述するPINコードリストを参照して、受信したPINコードが有効なものか否か判定する。蓄積装置22はPINコードが有効な場合、PINコードリストを参照し、PINコードから出力対象のデータを特定する。なお、出力対象のデータを特定したあとのステップS104〜S105の処理は図18のステップS72〜S73の処理と同様である。
蓄積装置22のデータ保管部36は、発行済みのPINコードと出力対象のデータとがマッピングされている図23に示すPINコードリストを保持している。図23はPINコードリストの一例の構成図である。
図23に示すPINコードリストは、PINコード、データID、変換要求があった形式、データ出力をデータ項目として有している。例えば図23のPINコードリストに含まれているデータ項目「データ出力」はデータ出力が済んでいるか済んでいないかを表す情報である。データ項目「データ出力」により、蓄積装置22は同一のPINコードによるデータ出力の要求を1回しか受け付けない。
なお、図22のシーケンス図ではステップS98又はS103のPINコードの照会の後で変換装置23に対するデータ形式の変換要求を行っているが、これに限らない。変換装置23に対するデータ形式の変換要求はステップS94のPINコード発行要求の後で行ってもよい。この場合、端末装置13は例えばステップS94のPINコード発行要求などに、出力先の出力装置17が出力可能なデータ形式の情報を含ませておく。
また、端末装置13から蓄積装置22に出力先の出力装置17を通知し、蓄積装置22が出力先の出力装置17により出力可能なデータ形式を判定するようにしてもよい。この場合、蓄積装置22は例えば出力装置17と出力可能なデータ形式とがマッピングされているリストを保持する。
(まとめ)
本実施形態に係る情報処理システム2では認証チケットに替えてPINコードを出力装置17に送信しているため、認証チケットを送信するよりもセキュリティを向上させることができる。
[第5の実施形態]
ユーザは端末装置13に表示された出力装置一覧からデータを出力させたい出力装置17を出力先として選択するとき、データ形式を変換することなく直ぐにデータを出力可能な出力装置17が分かると便利である。そこで、第5の実施形態ではデータ形式を変換することなく直ぐにデータを出力可能な出力装置17が分かるように出力装置一覧を端末装置13に表示する。なお、システム構成、ソフトウェア構成については第4の実施形態と同様であるため、説明を省略する。
<処理の詳細>
以下では本実施形態に係る情報処理システム2の処理の詳細について説明する。図24及び図25は本実施形態に係る情報処理システムの処理手順の一例を表したシーケンス図である。
ステップS111〜S121の処理は図22のステップS81〜S91の処理と一部を除いて同様である。ステップS114の処理後、蓄積装置22は認証装置24から返されたユーザ名で蓄積されているデータのデータ名と保持しているデータ形式との一覧を作成して端末装置13に送信する。保持しているデータ形式は、例えばデータリストのオリジナルの形式、又は、PINコードリストの変換要求があった形式、から特定することができる。
また、ステップS121の処理後、端末装置13は出力可能装置一覧を認証装置24から受信すると、以下のように出力装置一覧を作成する。端末装置13は蓄積装置22で保持しているデータ形式を出力可能な出力装置17であれば、その出力装置17のステータスを「出力可」として出力可能装置一覧に表示する。
また、端末装置13は蓄積装置22で保持しているデータ形式を出力不可な出力装置17であれば、その出力装置17のステータスを「要変換」として出力可能装置一覧に表示する。なお、端末装置13は、出力可能装置一覧に含まれている出力装置17の全てについて、ステップS122又はS123の処理を行う。
ステップS124〜S127の処理は図22のステップS92〜S95の処理と同様である。ステップS129以降の処理は、出力先の出力装置17の数だけ繰り返される。
端末装置13は蓄積装置22で保持しているデータ形式を出力可能な出力装置17であれば、ステップS129において、データ形式不要の指定と共に、PINコードを出力装置17に送信する。ステップS130において、出力装置17はデータ形式を指定せずに一つのPINコードを送信して、蓄積装置22にデータ取得要求を行う。
ステップS131において蓄積装置22はPINコードリストを参照して、受信したPINコードが有効なものか否か判定する。PINコードが有効な場合、蓄積装置22はPINコードリストを参照し、PINコードから出力対象のデータを特定する。蓄積装置22は出力対象のデータを出力装置17に送信する。ステップS132において、出力装置17は受信したデータを出力する。
端末装置13は蓄積装置22で保持しているデータ形式を出力不可な出力装置17であれば、ステップS133において、データ形式必要の指定と共に、PINコードを出力装置17に送信する。ステップS134において、出力装置17はデータ形式を指定し、一つのPINコードを送信して、蓄積装置22にデータ取得要求を行う。
ステップS135において蓄積装置22はPINコードリストを参照して、受信したPINコードが有効なものか否か判定する。PINコードが有効な場合、蓄積装置22はPINコードリストを参照し、PINコードから出力対象のデータを特定する。出力対象のデータを特定したあとのステップS136〜S137の処理は例えば図22のステップS104〜S105の処理と同様である。
図26は出力装置一覧画面の一例のイメージ図である。図26の出力装置一覧画面では蓄積装置22で保持しているデータ形式を出力可能な出力装置17と、蓄積装置22で保持しているデータ形式を出力不可な出力装置17とを、ステータスにより区別して表示している。蓄積装置22で保持しているデータ形式を出力可能な出力装置17のステータスは「出力可」と表示される。また、蓄積装置22で保持しているデータ形式を出力不可な出力装置17のステータスは「要変換」と表示される。図26の出力装置一覧画面によりユーザは、蓄積装置22で保持しているデータ形式を出力可能な出力装置17と、蓄積装置22で保持しているデータ形式を出力不可な出力装置17とを、判別できる。
(まとめ)
本実施形態に係る情報処理システム2ではデータ形式を変換することなく直ぐにデータを出力可能な出力装置17を、ユーザに提示することができる。
[第6の実施形態]
図1又は図10のサービス提供システムは図27に示すような構成により実現することもできる。図27は本実施形態に係るサービス提供システムの他の例の処理ブロック図である。図27のサービス提供システムは、プログラムを実行することにより、サービスアプリ151、プラットフォーム152、管理データ記憶部153及びプラットフォームAPI(Application Programming Interface)154を実現している。
サービスアプリ151は、蓄積サービスアプリ161を一例として有する。蓄積サービスアプリ161は蓄積サービスを提要するアプリケーションである。プラットフォームAPI154は蓄積サービスアプリ161などのサービスアプリ151がプラットフォーム152を利用するためのインタフェースである。プラットフォームAPI154はサービスアプリ151からの要求をプラットフォーム152が受信するために設けられた予め定義されたインタフェースであり、例えば関数やクラス等により構成される。なお、サービス提供システムを複数の情報処理装置に分散して構成する場合、プラットフォームAPI154にはネットワーク経由で利用可能な例えばWeb APIを利用できる。
プラットフォーム152は、認証処理部171、機器通信部172、データ処理部173、セッション管理部174を一例として有する。
認証処理部171はクライアント端末11などのオフィス機器からのログイン要求に基づいて認証を実行する。オフィス機器は、クライアント端末11、携帯端末12、画像形成装置14、プロジェクタ15、その他の機器16などの総称である。
機器通信部172はオフィス機器との通信を実行する。データ処理部173はサービスアプリ151からの要求に基づいてデータ処理を実行する。セッション管理部174はオフィス機器とのセッションを管理する。
また、管理データ記憶部153は、組織管理情報記憶部191、ユーザ管理情報記憶部192、出力データ管理情報記憶部193、データストレージ194を一例として有している。組織管理情報記憶部191は組織管理情報を記憶する。ユーザ管理情報記憶部192はユーザ管理情報を記憶する。出力データ管理情報記憶部193は出力データ管理情報を記憶する。データストレージ194はその他のデータ等を記憶する。
プラットフォーム152は、複数のサービスアプリ151に共通している機能又は複数のサービスアプリ151から利用される基本機能等を含む。プラットフォーム152の機能はプラットフォームAPI154を介してサービスアプリ151に公開されている。
換言すれば、サービスアプリ151は、プラットフォームAPI154によって公開されている範囲において機能を利用可能である。
なお、図27に示されるように、サービス提供システムによって提供されるサービスはクライアント端末11、携帯端末12、画像形成装置14、プロジェクタ15以外に、会議システム、ICレコーダ、デジタルカメラや、その他の機器等に関して実行されるようにしてもよい。
また、図27に示される各ソフトウェア及び各記憶部の分類形態は、一例であり、本実施形態を実施するために、サービス提供システムの各ソフトウェア及び各記憶部が、図27に示されるような階層で分類されていることは必須ではない。
クライアント端末11、携帯端末12、画像形成装置14、プロジェクタ15などのオフィス機器が、サービスアプリ151と連携可能であれば、サービス提供システムにおけるソフトウェア及び記憶部の階層関係等は、特定のものに限定されない。
なお、蓄積サービスアプリ161は、第1〜第4の実施形態の蓄積装置22に相当するものである。データ処理部173が変換装置23に相当するものである。認証処理部171が認証装置24に相当するものである。
<まとめ>
第6の実施形態によれば、図27に示すようなサービス提供システムの構成によっても第1〜第5の実施形態と同様な効果を得ることができる。
本発明は、具体的に開示された上記の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲から逸脱することなく、種々の変形や変更が可能である。なお、特許請求の範囲に記載した出力装置は出力装置17に相当する。データ提供システムはサービス提供システムに相当する。データ保管手段はデータ保管部36に相当する。
データ取得要求手段はデータ取得要求部64に相当する。データ変換手段はデータ変換部41に相当する。受信手段はデータ受信部65に相当する。端末装置は端末装置13に相当する。識別情報送信手段は識別ID送信部54に相当する。出力装置検知手段は出力装置検知部53に相当する。
ユーザ認証手段はユーザ認証要求処理部71に相当する。出力可能装置一覧作成手段は出力可能装置一覧要求部56に相当する。暗証情報取得要求手段はPINコード取得要求部57に相当する。暗証情報管理手段はPINコード管理部37に相当する。
1 情報処理システム
11 クライアント端末
12 携帯端末
13 端末装置
14 画像形成装置
15 プロジェクタ
16 その他の機器
17 出力装置
22 蓄積装置
23 変換装置
24 認証装置
31 データ受信部
32 データ一覧取得要求処理部
33 データ取得要求処理部
34 指定データ形式解析部
35 データ送信部
36 データ保管部
37 PINコード管理部
41 データ変換部
51 表示部
52 データ一覧取得要求部
53 出力装置検知部
54 識別ID送信部
55 ユーザ認証要求部
56 出力可能装置一覧要求部
57 PINコード取得要求部
61 識別ID受信部
62 検知要求応答部
63 データ形式指定部
64 データ取得要求部
65 データ受信部
71 ユーザ認証要求処理部
72 ユーザ照合部
73 ユーザ情報保管部
74 出力装置照会部
75 出力装置情報保管部
500 コンピュータシステム
501 入力装置
502 表示装置
503 外部I/F
503a 記録媒体
504 RAM
505 ROM
506 CPU
507 通信I/F
508 HDD
FW ファイアウォール
N1〜N3 ネットワーク
特開2008−129812号公報
本発明は、情報処理システム出力制御方法及びプログラムに関する。
本発明の実施の形態は上記の点に鑑みなされたもので、出力装置が適切なデータ形式のデータを取得できる情報処理システム出力制御方法及びプログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本願請求項1は、ユーザが操作する端末装置と、データを出力する出力装置と、1以上の情報処理装置で構成されており、該出力装置にデータを提供するデータ提供システムとが、ネットワークを介して接続される情報処理システムであって、意のデータ形式でデータを保管するデータ保管手段と、前記端末装置の周辺に存在する前記出力装置を検知し、検知した前記出力装置の一覧を表示する前記端末装置が有する出力装置検知手段と、前記出力装置の一覧からユーザにより選択された1以上の前記出力装置に、前記データ保管手段に保管されている前記データのうち、ユーザにより選択された出力対象データの識別情報を送信する前記端末装置が有する識別情報送信手段と、前記出力対象データの識別情報を前記端末装置から送信された出力装置から該識別情報に応じた前記出力対象データの取得要求を受けると、前記出力対象データを前記出力装置に応じて指定されるデータ形式に変換する前記データ提供システムが有するデータ変換手段と、変換されたデータ形式の前記出力対象データを受信する前記出力装置が有する受信手段とを有することを特徴とする。

Claims (9)

  1. データを出力する出力装置と、1以上の情報処理装置で構成されており、該出力装置にデータを提供するデータ提供システムとが、ネットワークを介して接続される情報処理システムであって、
    複数のデータ形式のうち任意のデータ形式でネットワークを介して送信されたデータを保管するデータ保管手段と、
    前記出力装置が、ネットワークを介して受信した要求に応じて、前記データ保管手段に保管される前記データの取得を、データ形式を指定して前記データ提供システムに要求するデータ取得要求手段と、
    要求を受信した前記データ提供システムが、指定された前記データ形式に前記データを変換するデータ変換手段と、
    前記出力装置が、指定した前記データ形式の前記データを受信する受信手段と
    を有する情報処理システム。
  2. 前記情報処理システムはユーザが操作する端末装置を含み、
    前記端末装置が、ユーザから選択された前記データの識別情報を前記出力装置に送信する識別情報送信手段を有する
    請求項1記載の情報処理システム。
  3. 前記端末装置が、周辺に存在する前記出力装置を検知する出力装置検知手段を有し、
    前記識別情報送信手段は、前記出力装置検知手段が検知した前記出力装置に、ユーザから選択された前記データの識別情報を送信すること
    を特徴とする請求項2記載の情報処理システム。
  4. 前記ユーザのユーザ認証を行うユーザ認証手段を更に有し、
    前記ユーザが、ユーザ認証済みのユーザであれば、前記データ変換手段は、指定された前記データ形式に前記データを変換し、前記受信手段は、指定した前記データ形式の前記データを受信すること
    を特徴とする請求項2記載の情報処理システム。
  5. 前記ユーザがアクセス権を有する出力装置を特定し、前記ユーザがアクセス権を有する出力装置と、前記出力装置検知手段が検知した前記出力装置と、に基づき、前記ユーザが出力可能な出力装置の一覧を作成する出力可能装置一覧作成手段を更に有し、
    前記識別情報送信手段は、前記出力可能装置一覧から前記ユーザに選択された前記出力装置に、ユーザから選択された前記データの識別情報を送信すること
    を特徴とする請求項3記載の情報処理システム。
  6. 前記端末装置が、前記データを特定して前記データの出力権限があることを示す暗証情報の取得要求を行う暗証情報取得要求手段と、
    前記暗証情報を生成し、前記端末装置に返す暗証情報管理手段と、を更に有し、
    前記データ取得要求手段は、前記暗証情報及び前記データ形式を指定して前記データの取得を要求し、
    前記暗証情報管理手段は、前記暗証情報が有効であるか否か判定し、
    前記暗証情報が有効であれば、前記データ変換手段は、指定された前記データ形式に前記データを変換し、前記受信手段は、指定した前記データ形式の前記データを受信すること
    を特徴とする請求項2記載の情報処理システム。
  7. 前記出力可能装置一覧作成手段は、前記データ保管手段に保管されている前記データのデータ形式を出力可能な出力装置と、前記データ保管手段に保管されている前記データのデータ形式を出力不可であり、データ形式の変換が必要な出力装置とが、判別できるように前記ユーザが出力可能な出力装置の一覧を作成すること
    を特徴とする請求項3記載の情報処理システム。
  8. 前記データ取得要求手段は、前記データ保管手段に保管されている前記データのデータ形式を出力可能な出力装置であれば、前記データ形式を指定せず、前記データの取得を要求し、前記データ保管手段に保管されている前記データのデータ形式を出力不可であり、データ形式の変換が必要な出力装置であれば、データ形式を指定して前記データの取得を要求すること
    を特徴とする請求項7記載の情報処理システム。
  9. データを出力する出力装置と、1以上の情報処理装置で構成されており、該出力装置にデータを提供するデータ提供システムとが、ネットワークを介して接続される情報処理システムによって実行される出力制御方法であって、
    複数のデータ形式のうち任意のデータ形式でネットワークを介して送信されたデータをデータ保管手段に保管するデータ保管ステップと、
    前記出力装置が、ネットワークを介して受信した要求に応じて、前記データ保管手段に保管される前記データの取得を、データ形式を指定して前記データ提供システムに要求するデータ取得要求ステップと、
    要求を受信した前記データ提供システムが、指定された前記データ形式に前記データを変換するデータ変換ステップと、
    前記出力装置が、指定した前記データ形式の前記データを受信する受信ステップと
    を有する出力制御方法。
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