JP2017133450A - ポンプ - Google Patents

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裕輔 渡邊
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Abstract

【課題】回転軸方向における羽根車の配置の自由度を高めたポンプを提供する。【解決手段】ポンプは、回転軸212と、回転軸212に固定される羽根車113a,113bと、羽根車113a,113bを回転軸212に固定するためのリング状のスペーサ210とを有する。スペーサ210は、回転軸212の半径方向に、2個の構成部品210a,210bに分割可能である。【選択図】図2

Description

本発明は、ポンプの羽根車を回転軸に固定するための固定部材を有するポンプに関する。
水等の流体の搬送を行なうために、様々なポンプが用いられている。このようなポンプの一つに、高揚程まで水等を揚水可能とするポンプとして、駆動軸を鉛直方向に設け、インペラ(羽根車)が複数(多段に)設けられた立型(縦型)ポンプ装置が知られている。
このような立型ポンプ装置は、例えば、複数の羽根車が収納され、羽根車を駆動する回転軸をその内部に連通させたポンプ部と、このポンプ部の上部または下部に設けられたモータとを備えている。
このような、羽根車を複数有する立型ポンプ装置は、羽根車の数が多くなるにつれて、より水を高揚程まで揚水することが可能となる。しかし、高揚程のポンプとするために羽根車の数を増やすと、回転軸は羽根車を固定させる長さが必要であるため、その長さは長くなる。しかし、回転軸の長さが長くなると、軸部の長さも長くなり、偏心回転等を起こすおそれが高くなる。このような回転軸の偏心回転は、揚水機能等のポンプ機能の低下、振動、騒音、及び、故障等の原因となる。
このため、複数の羽根車を振動対策等のために最適な位置に、すなわち、任意の位置に配置できることが好ましい。従来、複数の羽根車を最適な位置に配置するために、羽根車と羽根車との間の距離を設定することを目的として、シリンダ状の中間スリーブが用いられてきた。中間スリーブの例として、JIS B−0131−2002「ターボポンプ用語」付図40に示される水中軸受部スリーブ(452)がある。従来、付図40に示されるように、複数の中間スリーブと複数の羽根車が交互に、回転軸の軸方向に積み上げられて配置されている。
羽根車と羽根車との間の距離を設定することは、上記のように中間スリーブが用いられてきたが、端部に配置した羽根車の位置の設定については、いくつかの方法がある。上記の付図40では、羽根車及び中間スリーブが配置される部分の回転軸の外径を、羽根車及び中間スリーブが配置されない部分の回転軸の外径より、切削により細くする。羽根車及び中間スリーブが配置される部分の回転軸の外径は、羽根車及び中間スリーブの内径に一致させる。すなわち、回転軸の軸方向における回転軸の一方の側は、外径が太く、他方の側は、外径が細い。回転軸の細い部分と太い部分の境界にできる段差部分により、羽根車の軸方向の移動を制限している。細い部分の端部には、羽根車ナット等により、羽根車及び中間スリーブが回転軸から脱落することを防止している。
他の方法としては、回転軸を切削することなく、回転軸の一方の端部から他方の端部まで同一の外径である回転軸を用いる方法がある。この場合、両方の端部に羽根車ナット等を設けて、羽根車及び中間スリーブが回転軸から脱落することを防止している。
JIS B−0131−2002「ターボポンプ用語」付図40
しかし、ポンプの回転軸が長い場合、例えば、回転軸の長さが、4mを超えるような場合、羽根車と羽根車との間の距離が長い時に、長い中間スリーブを用意する必要があった。また、羽根車及び中間スリーブが配置される部分の回転軸の外径を、切削により細くする場合、回転軸の長い部分にわたって、回転軸の外径を切削する必要があった。
すなわち、羽根車の位置を任意に設定する場合、長い中間スリーブが必要である、もしくは回転軸の外径を長い範囲にわたって切削する必要があるという問題があった。
本発明は、このような問題点を解消すべくなされたもので、その目的は、回転軸方向における羽根車の配置の自由度を高めたポンプを提供することである。
また、他の目的として、回転軸の加工時間、加工コストを低減したポンプを提供することである。
上記課題を解決するために、第1の形態では、回転軸と、前記回転軸に固定される羽根車と、前記羽根車を前記回転軸に固定するためのリング状の固定部材と、を有し、前記固定部材は、前記回転軸の半径方向に、複数個の構成部品に分割可能であるポンプ、という構成を採っている。
このような構成を採ることにより、従来のような長い中間スリーブが不要となる。また、回転軸の外径を長い範囲にわたって切削する必要がなくなる。従来はシリンダ形状の中間スリーブを用いているため回転軸の半径方向に、中間スリーブを分割できず、回転軸の軸方向に回転軸の端部から所定の位置まで、複数の中間スリーブと複数の羽根車を回転軸上を摺動させて、交互に積み上げる必要があった。本実施形態によれば、固定部材は前記回転軸の半径方向に、複数個の構成部品に分割可能であるため、回転軸上を、回転軸の端部から所定の位置まで固定部材を摺動させる必要がなくなる。
回転軸上の任意の位置に、回転軸方向の長さが短い固定部材で羽根車を固定できる。従って、長い中間スリーブは不要となる。固定部材の長さは、回転軸上の取付位置によらず一定の短い長さとすることができる。固定部材は、任意の位置に容易に配置できるため、最適な位置に羽根車を固定することが容易になる。
また、長い範囲にわたって回転軸の外径を切削する必要がなくなる。必要ならば、固定部材を取り付ける部分のみ回転軸の外径を切削することが可能であり、加工時間、加工コストが低減する。
固定部材の分割形状、分割個数は、種々可能である。分割形状に関しては、例えば、固定部材を分割する分割面を回転軸の軸方向と平行に設けてもよく、分割面を回転軸の軸方向とは異なる方向に(斜めに)設けてもよい。分割面は平面もしくは曲面が可能である。分割個数に関しては、2分割、3分割、4分割、また、それ以上の個数の分割が可能である。複数個に分割された固定部材の、周方向に隣接する固定部材の隣接する分割面同士は接触してもよいし(すなわち、隣接する分割面の間に隙間がない)、隣接する分割面の間に隙間があってもよい。
第2の形態では、前記回転軸は、前記回転軸の外周部において凹部を有し、前記固定部材は、前記凹部に配置される、という構成を採っている。凹部の配置、形状、個数は、種々可能である。例えば、凹部は、回転軸の外周部において円周方向の全体に1個の凹部を設けてもよく、円周方向の数カ所に分散させて複数個の凹部を分割個数に応じて設けても
よい。凹部の形状に関しては、回転軸の軸方向の断面が矩形状の溝、半円形の溝等が可能である。
第2の形態を採ることにより、固定部材を回転軸の凹部に確実に固定することができ、結果として羽根車を所定の位置に確実に固定することができる。
第3の形態では、前記固定部材は、前記羽根車の荷重を受ける荷重受け部を有し、前記荷重受け部の、前記回転軸の軸方向における長さは、前記荷重受け部の、前記回転軸の半径方向における厚さの0.5倍以上である、という構成を採っている。第3の形態を採ることにより、羽根車等を強度的に確実に固定することができる。
図1は、立型水中ポンプのポンプ部の全体図である。 図2は、図1のA部にある羽根車113aに一実施形態に係るスペーサ210を適用したものの断面図である。 図3は、スペーサの別の分割形状を示す説明図である。 図4は、スペーサの荷重受け部を示す説明図である。
以下に、添付図面を参照しながら、本発明の一実施形態に係るポンプについて、立型水中ポンプを例として説明する。
最初に、図1を参照しながら、立型水中ポンプの従来例の全体概要を説明する。なお、本発明はポンプの羽根車の固定方法に特徴を有するものであり、羽根車の固定方法以外のポンプの構成要素は、従来技術と共通している。また、以下の説明では井戸水用ポンプを使って詳述するが、扱う対象物としては井戸水に限定されるものではなく、あらゆる種類の液体を対象にすることができる。
図1に基づいて、立型水中ポンプについて説明する。この図1は、井戸(図示せず)に立型水中ポンプ107が設置されている場合を表現した図であり、ポンプ107の断面図である。井戸水内に、立型水中ポンプ107が全体的に水没する形態で設置されている。立型水中ポンプ107は、下部に水中モータ(モータ部)101が取り付けられ、水中モータ101の上側にポンプ本体(ポンプ部)102が取り付けられている。井戸水を吸い込むための吸込ケーシング108は、水中モータ101の側に設けられている。そして、吸込ケーシング108の反対側に、羽根車113a,113bで昇圧した井戸水を給水するための吐出ケーシング109が備えられている。
吐出ケーシング109には吐出配管(図示せず)が接続され、吐出しケーシング109が送出する水が流れる吐出配管が地上まで延びている。吸込ケーシング108の下方部は吸込口110となっている。一方、吐出ケーシング109の上端部は吐出口111となっている。これら吸込ケーシング108と吐出ケーシング109の間には、下方から順に中間ケーシング114、上部ケーシング116が設けられている。
吸込ケーシング108について説明する。吸込ケーシング108は、ポンプ本体102の下端部に設けられ、水中モータ101と接続されている。吸込ケーシング108には吸込口110が形成され、この吸込口110から水を吸い込むようになっている。
中間ケーシング114と上部ケーシング116の内部には、羽根車113a,113bとディフューザ117a,117bが配置され、羽根車113a,113bは水中モータ101の駆動力を伝えるポンプ軸112に固定されている。このため、ポンプ軸112の
回転と共に羽根車113a,113bが回転するようになっている。なお、図1の例は多段ポンプであり、羽根車113a,113bとディフューザ117a,117bが複数組(2組)設けられている。上側の羽根車113a,113bの上端には、羽根車ナット122が設けられ、羽根車113a,113bをポンプ軸に固定している。ポンプ軸112は、上部ケーシング116内に設置された軸受122により、回転自在に支持されている。
中間ケーシング114と上部ケーシング116は、羽根車113a,113bとディフューザ117a,117bを収容し、井戸水を昇圧するためのものである。すなわち、羽根車113a,113bがポンプ軸112の回転に伴って回転することで、井戸水に半径方向外方に向かう速度エネルギを付与する。この速度エネルギが与えられた井戸水はディフューザ117a,117bによって昇圧され、次段の羽根車113a,113bに供給されるようになっている。中間ケーシング114と上部ケーシング116は、これら羽根車113a,113b及びディフューザ117a,117bと共に井戸水のための昇圧通路を形成する。中間ケーシング114は、羽根車113a,113b毎に一つ設けられているため、段数を増やす場合は、段数に対応した数の中間ケーシング114が中心軸線Lに沿って並んで連結される。
図1に示す従来例では、複数の羽根車113a,113bを、回転軸112の軸方向に最適な位置に配置するために中間スリーブ124が用いられている。すなわち、下側の羽根車113aの位置は、その下部に配置された中間スリーブ124aの軸方向の長さによって決まる。上側の羽根車113bの位置は、その下部に配置された中間スリーブ124a及び中間スリーブ124bの軸方向の長さによって決まる。羽根車113a,113bに作用するスラスト荷重は、中間スリーブ124により、回転軸の下端部に伝達され、下端部に設けられた部材132がスラスト荷重を受ける。図1の場合、部材132は、回転軸112をモータ軸134に接続するための部材である。
羽根車113a,113bの、回転軸112の回転方向における固定に関しては、キー130により羽根車113a,113bは、回転軸112に取り付けられており、羽根車113a,113bと回転軸112は、同時に回転する。すなわち、回転軸112の回転力は、キー130により羽根車113a,113bに伝達される。
なお、ポンプ軸112に固定された中間スリーブ124bと、ディフューザ117aの内周との間には、すべり内面を有する中間ブッシュ126が配置されている。中間ブッシュ126は、シール機能を有し、そのために中間ブッシュ126のすべり内面がラビリンスになっていてもよい。
図2により、本発明の一実施形態に係るポンプの羽根車の固定方法を説明する。図2は、図1のA部にある羽根車113aに本発明の一実施形態に係るスペーサ(固定部材)210を適用したものの断面図である。図2では、羽根車113a,113bを、回転軸212の軸方向に固定するために、中間スリーブ124を用いずに、リング状のスペーサ210,222を用いている。中間スリーブ124bは、羽根車113a、113bを固定するために、羽根車113aの上端と羽根車113bの下端との間の距離に等しい長さを有する必要がある。また、中間スリーブ124aは、羽根車113aを固定するために、羽根車113aの下端と部材132の上端との間の距離に等しい長さを有する必要がある。
一方、スペーサ210は、羽根車113aの下端と部材132の上端との間の距離に等しい長さを有する必要がない。また、スペーサ222は、羽根車113aの上端と羽根車113bの下端との間の距離に等しい長さを有する必要がない。スペーサ210,222
は、羽根車113aと、羽根車113bとを独立に任意の位置に配置することができる。スペーサ210の軸方向の長さ(後述する大径部218の軸方向の長さL4)は、個々の羽根車113a,113bを、軸方向に固定するために必要な強度を持つことができる長さであればよく、中間スリーブ124の長さより通常、短い。大径部218の軸方向の長さL4の詳細については、図4を参照して後述する。
スペーサ210は回転軸212の軸方向に、羽根車113a,113bを回転軸212に固定する。スペーサ210は、羽根車113a,113bの下部に設けられる下部固定部材である。スペーサ210は、回転軸212の半径方向に複数個の構成部品に、図2の場合、2個の構成部品210a,210bに分割可能である。2個に分割されたスペーサ210の、周方向に隣接するスペーサ210の隣接する分割面214同士は接触している、すなわち、隣接する分割面214の間に隙間がない。スペーサ210は、分割可能であるため、任意の位置に容易に設置することができる。スペーサ210を分割する2つの分割面214を、回転軸212の軸方向と平行に設けてある。
回転軸212は、回転軸212の外周部において凹部216を有する。スペーサ210は、凹部216に配置される。凹部の深さL3は一例として、回転軸212の半径が約40mmの場合、回転軸212の表面から3〜4mmである。
スペーサ210は、大径部218と小径部220とを有する。大径部218は、回転軸212の軸方向において、羽根車113a,113bの外部にあり、小径部220は、羽根車113a,113bと回転軸212との間の凹部216にある。スペーサ210の軸方向における長さ(大径部218の軸方向の長さと、小径部220の軸方向の長さとを合わせた長さ)と、凹部216の軸方向における長さは、ほぼ同じである。スペーサ210は、凹部216に嵌ること、及び羽根車113a,113bと回転軸212との間に小径部220があることにより、凹部216に固定される。
大径部218の内径の大きさと、大径部218の外径の大きさとの間の中間の大きさを羽根車113a,113bの内径は有する。この結果、大径部218は、羽根車113a,113bを軸方向に固定できる。
大径部218は、その外径が羽根車113a,113bの内径L1より大きければよい。大径部218の内径は、凹部216の底の直径L2とほぼ同じであることが好ましいが、凹部216の底の直径L2より大きければよい。小径部220は、その外径が回転軸212の外径L1(すなわち、羽根車113a,113bの内径L1)とほぼ同じであることが好ましいが、羽根車113a,113bの内径L1とほぼ同じか、または羽根車113a,113bの内径L1より小さければよい。小径部220は、その内径が凹部216の底の直径L2とほぼ同じであることが好ましいが、凹部216の底の直径L2より大きければよい。
スペーサ210の固定方法としては、凹部216を利用しない(すなわち、回転軸212に凹部216を設けない)方法も可能である。例えば、スペーサ210の大径部218を固定軸212にネジ・ビス等により固定してもよい。この場合、スペーサ210は、大径部218のみを有し、小径部220を有しない単純なリング形状でよい。スペーサ210(すなわち大径部218)の外径を回転軸212の外径L1より大きく、かつ羽根車113a,113bの内径L1より大きくする。スペーサ210の内径は回転軸212の外径L1とほぼ同じである。
スペーサ210の固定方法としては、凹部216を利用する方法が、ネジ・ビス等を利用する方法より好ましい。凹部216を利用する方法は、羽根車113a,113b等の
荷重(この荷重は、図2において、下向き(重力方向)である。)を、凹部216の下方端部230で受けるため、強度上の問題が少ないからである。
図2において、回転軸212の軸方向に羽根車113a,113bを固定するために、固定部材の構成部品として、羽根車113a,113bの上端に配置された上部スペーサ(上部固定部材)222がある。上部スペーサ222は、回転軸212の半径方向に、複数個の構成部品に、図2の場合、2個の構成部品222a,222bに分割可能である。上部スペーサ222を分割する分割面224を回転軸212の軸方向と平行に設けてある。上部スペーサ222は、リング状であり、ネジ226で回転軸212に固定される。上部スペーサ222は、その外径が羽根車113a,113bの内径L1より大きく、その内径が回転軸212の直径L1とほぼ同じである。上部スペーサ222は、図2に示すように、凹部を必要としない。従って、2個の構成部品222a,222bに分割することなく、すなわち、1個の部品(ワンピース)として構成してもよい。
なお、回転軸212に、上部スペーサ222用の凹部を設けてもよい。凹部を設けると、より確実に上部スペーサ222を回転軸212に固定することができ、従って、より確実に羽根車113a,113bを固定することができる。
図3に、スペーサ210の別の分割形状を示す。図3に示すスペーサ310では、スペーサ310を2個の構成部品310a,310bに分割可能である。スペーサ310を分割する2つの分割面228を、回転軸212の軸方向とは異なる方向に(斜めに)設けている。
図2においては、スペーサ210が羽根車113a,113bの下部にあり、スペーサ222が羽根車113a,113bの上部にある。しかし、本発明はこれに限られるものではない。スペーサ210を羽根車113a,113bの上部に設け、スペーサ222を羽根車113a,113bの下部に設けても、図2と同様の効果を得ることができる。
次に、図4により、大径部218の軸方向の長さL4の詳細について説明する。図4は、スペーサ210の大径部(荷重受け部)218を示す図である。図4(a)は、図2の大径部218を示し、大径部218は、羽根車113a等の荷重232を受ける。大径部218の、回転軸212の軸方向における長さL4は、大径部218の、回転軸212の半径方向における厚さT1の0.5倍以上である。
このように、長さL4と厚さT1を設定する理由は、以下のとおりである。大径部218に掛かる羽根車113aの荷重232は、図4に示すように、凹部216の下方端部230で受けられる。このような荷重伝達になるので、長さL4が短いと、大径部218の強度が問題となる。図4(b)により、この点を説明する。
図4(b)には、大径部218の、回転軸212の軸方向における長さL4が、大径部218の、回転軸212の半径方向における厚さT1の0.5倍未満である大径部218を図示する。図4(b)に示すように、羽根車113aの荷重232を受ける大径部218の部分は、その長さL4が短いため、曲げ強度が小さく、羽根車113aの荷重232を受けられない可能性が大きい。そこで、大径部218の、回転軸212の軸方向における長さL4は、大径部218の、回転軸212の半径方向における厚さT1の0.5倍以上であることが好ましい。なお、厚さT1は、図4に示すように、羽根車113aと大径部218との接触部分の厚みである。
L4 長さ
T1 厚さ
113a,113b 羽根車
124 中間スリーブ
212 回転軸
210 下部スペーサ
214 分割面
216 凹部
218 大径部
220 小径部
222 上部スペーサ

Claims (3)

  1. 回転軸と、
    前記回転軸に固定される羽根車と、
    前記羽根車を前記回転軸に固定するためのリング状の固定部材と、を有し、
    前記固定部材は、前記回転軸の半径方向に、複数個の構成部品に分割可能であるポンプ。
  2. 前記回転軸は、前記回転軸の外周部において凹部を有し、前記固定部材は、前記凹部に配置される、請求項1に記載のポンプ。
  3. 前記固定部材は、前記羽根車の荷重を受ける荷重受け部を有し、前記荷重受け部の、前記回転軸の軸方向における長さは、前記荷重受け部の、前記回転軸の半径方向における厚さの0.5倍以上である、請求項1または2に記載のポンプ。
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