JP2017133434A - 二重反転式扇風機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 1つのモータを使用しながら歯車列を用いずに、よりシンプルな構成で且つエネルギー効率の高い二重反転式扇風機を得ること。【解決手段】 軸流方向に回転軸中心をそろえて配置された上流側の第1インペラ110および下流側の第2インペラ120を備えた二重反転式扇風機1において、第1インペラ110および第2インペラ120を前後方向から覆う上流側ケース300と下流側ケース400を備え、第1インペラ110は、モータ210により回転駆動され、第2インペラ120は、回転軸に回転可能に設けられ、上流側ケース300は、回転軸方向に直行する面および外周面に空気流入用のグリル310,320を設け、下流側ケース400は、回転軸方向に直行する面に空気流出用のグリル410を設け、少なくとも前記下流側のグリル410は、空気を回転軸方向に流出させるための整流用の固定インペラであること。【選択図】 図2

Description

本発明は、上流側のインペラと下流側のインペラとが互いに異なる方向に回転する二重反転式扇風機に関する。
扇風機を含む軸流型の送風機としては、軸流方向に回転軸中心をそろえて上流側のインペラと下流側のインペラとを配置したものが知られている。このような二重反転式送風機は、単一のインペラを回転するものと比較すると、整流効果により風の流れが軸流方向に集中するため冷却対象への風量が大きくなる、カウンタートルクを相殺することができる、などの利点がある。その利点を利用することにより、送風機の小型化、省電力化、および静寂化が可能となる。
更に、二重反転式送風機としては、電気機器のケース内部に設けられる空冷装置として利用されたものがよく知られている。その場合、通常は上流側のインペラと下流側のインペラとがダクトの内部に配置されている。つまり、静圧を得るためにクローズド構造となっている(特許文献1〜2)。これに対し、本願発明者は、パソコンの周辺機器としてパソコンの外部から風を当てる送風機の性能向上を図るべく、上流側のインペラと下流側のインペラとの間からも空気を吸い込むオープン構造の二重反転式送風機を提案した(特許文献3〜5)。
これらの二重反転式送風機において、特許文献5のものは、その特許請求の範囲に記載されているように、軸流方向に回転軸中心をそろえて配置された上流側の第1インペラおよび下流側の第2インペラと、前記第1インペラを回転する第1モータと、前記第2インペラを回転する第2モータと、前記第1インペラおよび前記第2インペラを包囲するガードとを備え、前記第1インペラと前記第2インペラとが互いに異なる方向に回転する二重反転式送風機において、前記第1インペラの回転数をX、前記第2インペラの回転数をYとし、前記第1インペラの直径をL1、前記第2インペラの直径をL2とし、前記第1インペラの前記ブレードの数をA、前記第2インペラの前記ブレードの数をBとするとき、前記第1モータおよび第2モータをスペックが共通の同型のモータとして、第1モータおよび第2モータを等しい電圧で駆動した場合に、それらは、X>Y、L1<L2、A<B、の関係が成り立つようにした構成の二重反転式送風機である。
本願発明者は、優れたオープン構造の二重反転式送風機を得るべく、試作と検証を繰返して、特許文献5記載の発明を完成させたものであり、この構成が極めて有効であることは、条件が異なる試作品との比較実験によっても確認されている。
特許第3993118号公報 特許第4128194号公報 特許第5709921号公報 特許第5726107号公報 特許第5749195号公報
本願発明者は、上述したような前記発明の試作および検証から得た知見に基づき、この種の二重反転式送風機の動力源として使用している2つのモータを、1つのモータで同様の作用効果、或はそれに近似した作用効果を奏することができる構造を検討した。本発明は、とりわけ小型の扇風機に好適な二重反転式扇風機を目的とするものである。
尚、1つのモータを使用する二重反転式扇風機として、歯車列を用いて各インペラを駆動するものも考慮され得るが、コストアップやノイズ発生などの点から好ましくないので、歯車列を用いるものは設計開発から除外した。
そこで本発明は、1つのモータを使用しながら上記の歯車列を用いずに、よりシンプルな構成で且つエネルギー効率の高い二重反転式扇風機を得ることを目的とするものである。
本願第1請求項に記載した発明は、実施例で用いた符号を付して記すと、軸流方向に回転軸中心をそろえて配置された上流側の第1インペラ(110)および下流側の第2インペラ(120)を備えた二重反転式扇風機(1)において、
前記第1インペラ(110)および第2インペラ(120)を前後方向から覆う上流側ケース(300)と下流側ケース(400)を備え、
前記第1インペラ(110)は、モータ(210)により回転駆動され、また、前記第2インペラ(120)は、前記回転軸に回転可能に設けられ、
前記第1インペラ(110)が回転したときに当該第1インペラ(110)の風力によって前記第2インペラ(120)が当該第1インペラ(110)の回転方向とは反対の方向に回転するものであり、
前記上流側ケース(300)は、回転軸方向に直行する面および外周面に空気流入用のグリル(310),(320)を設け、
前記下流側ケース(400)は、回転軸方向に直行する面に空気流出用のグリル(410)を設け、
当該二重反転式扇風機(1)は、前記空気流入用のグリル(310),(320)から空気を吸い込むとともに、前記空気流出用のグリル(410)から空気を吹き出すものであり、
少なくとも前記下流側のグリル(410)は、空気を回転軸方向に流出させるための整流用の固定インペラであることを特徴とする二重反転式扇風機(1)である。
本願第2請求項に記載した発明は、前記第2インペラ(120)は前記第1インペラ(110)の放射状旋回羽根と同方向の放射状旋回羽根を複数備え、当該第2インペラ(120)には、当該第1インペラ(110)の回転の際に生じる旋回流の遠心力成分を前向き成分に変えるべく、回転軸方向に沿う矩形状の断面形状を備えていることを特徴とする請求項1記載の二重反転式扇風機(1)である。
本願第3請求項に記載した発明は、前記第2インペラ(120)は、前記第1インペラ(110)の放射状旋回羽根と同方向の放射状旋回羽根を複数備え、更に、前記上流側ケース(300)の前記空気流入用のグリル(310),(320)、および、前記下流側ケース(400)の前記空気流出用のグリル(410)は、前記第1インペラ(110)の放射状旋回羽根と同方向のねじれ形状に形成されていることを特徴とする請求項1記載の二重反転式扇風機(1)である。
本願第4請求項に記載した発明は、前記第2インペラ(120)に、直線状の翼断面の部位、又は、ハブ位置と翼端で形状の異なる翼断面の部位を有することを特徴とする請求項1記載の二重反転式扇風機(1)である。
本願第5請求項に記載した発明は、
前記第1インペラ(110)のインペラの直径をL1、前記第2インペラ(120)のインペラの直径をL2、とするとき、L1<L2であることを特徴とする請求項1記載の二重反転式扇風機(1)である。
本願第6請求項に記載した発明は、前記上流側ケース(300)と下流側ケース(400)の下部に収納部(500)を設け、この収納部(500)に電池(510)、回路ブロック(520)およびON・OFFスイッチ(530)を装着したことを特徴とする請求項1記載の二重反転式扇風機(1)である。
本発明は、上流側と下流側に2つのインペラを有する二重反転ファンの構造を持ち、上流側のインペラをモータで駆動し、下流側のインペラは上流側のインペラの風を受けて回転する構造を備えるので、インペラの回転により生じる旋風(インペラの周囲を回っているだけの風)および遠心力方向(横方向)に吹き出される風を、下流側のインペラの回転にて取り込み得ることとなり、結果、下流側のインペラから軸流方向へもたらされる送風の送風効率を向上することができるものである。
また、下流側のインペラの奏する上記の整流効果は、当該下流側のインペラに、直線状の翼断面の部位、又は、ハブ位置と翼端で形状の異なる翼断面の部位を有することにより、一層向上することができる。
更に、上流側ケースおよび下流側ケースにはそれぞれグリルを設けていて、下流側のグリルは、空気を回転軸方向に流出させるための整流用の固定インペラであるので、整流効果が向上し、延いては送風効率を向上することができる。
本発明の実施例に係り、二重反転式扇風機の斜視図である。 本発明の実施例に係り、二重反転式扇風機の分解斜視図である。 本発明の実施例に係り、二重反転式扇風機の正面図である。 本発明の実施例に係り、二重反転式扇風機の縦断側面図である。 本発明の実施例に係り、二重反転式扇風機の側面図である。 本発明の実施例に係り、二重反転式扇風機の背面図である。 本発明の実施例に係り、図3における風の流れを示す図である。 本発明の実施例に係り、図4における風の流れを示す図である。 本発明の実施例に係り、図6における風の流れを示す図である。
以下に、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。図1〜図6に示すように、本例の二重反転式扇風機1は、電池を電源とするモータ210にて駆動する小型の扇風機である。この二重反転式扇風機1は、軸流方向に回転軸中心をそろえて配置された上流側の第1インペラ110および下流側の第2インペラ120と、第1インペラ110を回転するモータ210と、上流側ケース300および下流側ケース400を備え、第1インペラ110と第2インペラ120が互いに異なる方向に回転する構成となっている。
前記第1インペラ110および第2インペラ120は、前後方向に組み合わされる上流側ケース300と下流側ケース400により覆われる。また、前記上流側ケース300は、回転軸方向に直行する面に空気流入用のグリル310を、また、ケースの外周面に空気流入用のグリル320を、それぞれ設け、前記下流側ケース400は、回転軸方向に直行する面に空気流出用のグリル410を設けている。このように、本例の二重反転式扇風機1は、空気流入用のグリル310,320から空気を吸い込むとともに、空気流出用のグリル410から空気を吹き出すものである。そして、後記のように、少なくとも下流側のグリル410は、空気を回転軸方向に流出させるための整流用の固定インペラを構成している。
モータ210はDCモータであり、本例では上流側ケース300の中央部330に取付けられている。このモータ210は、1.5V電池3個を直列接続した4.5[V]の直流電源で駆動される。上流側の第1インペラ110は、そのハブ111がモータ210に連係し、また、下流側の第2インペラ120は、そのハブ121に固着した軸受123が、モータ210から突出した軸220に挿通されて、フリー回転可能に設けられている。そして、各インペラ110,120のハブ111、121は、それらの軸線が一致している。尚、図2において、符号124は、座である。本例のように、電源に電池を用いた場合は持ち運びや取り回しに便利である。もっとも、電池のほかに、例えばパソコンのUSBを電源として用いることもできる。
本例では、上流側ケース300と下流側ケース400の下部に収納部500を設け、この収納部500に電池510、回路ブロック520およびON・OFFスイッチ530を装着した。尚、収納部500は、上流側ケース300と下流側ケース400のそれぞれの下部に設けた半割状のケース部340,420が組み合わされることにより、形成される。また、符号540は、電池用の極板固定具である。
発明者の知見によると、二重反転式扇風機は、その送風効率の点で、モータ回転するインペラの回転数がフリー回転するインペラの回転数よりも大きい方が優れている。そこで、このような送風効率を得る構造として、インペラの直径が大きくなれば回転数が低下し、更に、第1インペラと第2インペラとの間からも空気を吸い込むことにより風量を増すことを考慮して、第2インペラ110の直径L2を第1インペラの直径L1よりも大きく設定した。ちなみに、本例では、第1インペラ110の直径L1は115mm、第2インペラ120の直径L2は118mmである。
更に、軸流方向に対する第1インペラのブレードの幅(ブレードの前後方向の幅)W1を第2インペラのブレードの幅W2よりも大きく設定した。これは、第2インペラの直径L2をより大きくするための工夫であり、第1インペラと第2インペラとの間からより積極的に空気を吸い込むことが可能となって、構造的にバランスのとれた設計となり、送風効率が向上する知見を得ている。本例では、第1インペラ110のブレードの幅W1は7mm、第2インペラ120のブレードの幅W2は3mmである。
また、第1インペラの旋回風によりフリー回転する第2インペラへ風力を効率的に伝達するには、第1インペラと第2インペラの間隔が可及的に接近可能であることが好ましい。そこで、本例では、第1インペラ110のブレード112と第2インペラ120のブレード122との間隔を3〜4mmとした。尚、上記のような第1インペラ110および第2インペラ120の寸法関係に鑑み、上流側ケース300と下流側ケース400を組み合わせた外装サイズは、厚さ28mm、高さ248mm、幅135mmである。
更に、本例の場合、第2インペラ120に、直線状の翼断面の部位、又は、ハブ位置と翼端で形状の異なる翼断面の部位を有することが、下流側のプロペラは風を受けて回るのに適した形状であり、かつ送風機として整流効果を持つことが判明した。
すなわち、通常、インペラは、回転して空気を押し出す部位(空気と接触する面)が直線状の翼断面であるとともに、裏面が円弧状の翼断面であるところ、本例では、この第2インペラ120に、直線状の翼断面の部位のほか、ハブ位置と翼端で形状の異なる翼断面の部位を有することを提案するものである。この異なる翼断面とは、好ましくは、第2インペラ120のハブ121の近傍箇所は直線状の翼断面の部位とし、また、翼端では円弧状の翼断面の部位とするものである。このように設けると、直線状の翼断面の部位を有する翼端においては、第1インペラ110からの風を受けて、第2インペラ120を回転せしめるエネルギーに変換でき、また、直線状の翼断面の部位を有するハブ121の近傍箇所においては、軸流方向へ風を強めて送風することができるものとなる。
また、発明者の知見によれば、本例のように第1インペラ110の旋回風によりフリー回転する第2インペラ120へ風力を伝達する構成で且つ、第1インペラ110および第2インペラ120を前後方向から覆う上流側ケース300と下流側ケース400を備えた構造の二重反転式扇風機1においては、第1インペラ110の羽根(ブレード112)と第2インペラ120の羽根(ブレード122)を放射状旋回羽根に形成するとともに、第2インペラ120の羽根(ブレード122)を、第1インペラ110の放射状旋回羽根と同方向の放射状旋回羽根とすることが送風効率に大きく寄与すること、更に、後述するように、各ケースに設けるグリルの構成が、送風効率に大きく影響することが判明した。
すなわち、第1インペラ110の旋回風は、その旋回流成分に前向き成分と遠心力成分を含み、その大半が遠心力成分で構成される。発明者の実験および検討によると、空気を流入する上流側グリルにおいて、ここに整流効果を奏する固定インペラを設けて、上流側インペラで生じる前記遠心力成分を前向き成分に変換するとともに、空気の流入をスムーズにすることが有効であることが判明した。
そこで、本発明の実施例では、上流側ケース300に、回転軸方向に直行する面および外周面に空気流入用のグリル310,320を設け、更にグリル310,320の形状を、第1インペラ110の放射状旋回羽根と同方向のねじれ形状に形成した。
また、第2インペラ120は、第1インペラ110の回転方向に対し反転し、これにより第1インペラ110の回転による旋回流をより戻して直進方向へ変えるものであるところ、この第2インペラ120による反転風にも遠心力成分が含まれているので、下流側グリルすなわち下流側ケース400のグリル410で直進方向へ整流する。そのため、グリル410の形状を、第1インペラ110の放射状旋回羽根と同方向のねじれ形状に形成した。
本例では、図示するように、第1インペラ110および第2インペラ120のそれぞれのブレード111,121と、上流側のグリル310および下流側のグリル410を、時計回りに傾斜する放射状旋回羽根形状に形成している。
以上のように構成される本例の二重反転式扇風機1において、それぞれの部位における空気の流れは、図7〜図9の矢印にて示すものとなる。
また、上述した本例の実施品によると、モータ風量による風の速度や、扇風機の一部が塞がれたときに、第2インペラ120の回転方向が変わる(停止または逆転)ことを確認している。したがって、本例を実施するときは、一番効率のよい送風を得ることができる各数値を確認しながら設計するとよい。尚、モータが本例のものと反対方向に回転する設計仕様の場合は、インペラおよびグリルを、本例とは逆に、反時計回りに傾斜する放射状旋回羽根形状に形成することになる。
このような本例の構成によると、製造性に優れるとともに騒音が小さく送風性能の高い極めて優れた二重反転式扇風機を得ることができる。
以上説明したように、本例は小型の二重反転式扇風機として極めて合理的に構成されたものである。尚、本例における各部の構成は、特許請求の範囲に記載した技術的範囲において適宜に設計変更が可能であり、図例説明したものに限定されないことは勿論である。
本発明の二重反転式扇風機は、電池やパソコンのUSBを電源として駆動する小型の扇風機として好適に利用することが可能である。
1 二重反転式扇風機
110 第1インペラ
111 ハブ
112 ブレード
120 第2インペラ
121 ハブ
122 ブレード
123 軸受
124 座
210 モータ
220 ケース
300 上流側ケース
310 グリル
320 グリル
330 中央部
340 ケース部
400 下流側ケース
410 グリル
420 ケース部
500 収納部
510 電池
520 回路ブロック
530 ON・OFFスイッチ
540 極板固定具

Claims (6)

  1. 軸流方向に回転軸中心をそろえて配置された上流側の第1インペラおよび下流側の第2インペラを備えた二重反転式扇風機において、
    前記第1インペラおよび前記第2インペラを前後方向から覆う上流側ケースと下流側ケースを備え、
    前記第1インペラは、モータにより回転駆動され、また、前記第2インペラは、前記回転軸に回転可能に設けられ、
    前記第1インペラが回転したときに当該第1インペラの風力によって前記第2インペラが当該第1インペラの回転方向とは反対の方向に回転するものであり、
    前記上流側ケースは、回転軸方向に直行する面および外周面に空気流入用のグリルを設け、
    前記下流側ケースは、回転軸方向に直行する面に空気流出用のグリルを設け、
    当該二重反転式扇風機は、前記空気流入用のグリルから空気を吸い込むとともに、前記空気流出用のグリルから空気を吹き出すものであり、
    少なくとも前記下流側のグリルは、空気を回転軸方向に流出させるための整流用の固定インペラであることを特徴とする二重反転式扇風機。
  2. 前記第2インペラは、前記第1インペラの放射状旋回羽根と同方向の放射状旋回羽根を複数備え、当該第2インペラには、当該第1インペラの回転の際に生じる旋回流の遠心力成分を前向き成分に変えるべく、回転軸方向に沿う矩形状の断面形状を備えていることを特徴とする請求項1記載の二重反転式扇風機。
  3. 前記第2インペラは、前記第1インペラの放射状旋回羽根と同方向の放射状旋回羽根を複数備え、更に、前記上流側ケースの前記空気流入用のグリル、および、前記下流側ケースの前記空気流出用のグリルは、前記第1インペラの放射状旋回羽根と同方向のねじれ形状に形成されていることを特徴とする請求項1記載の二重反転式扇風機。
  4. 前記第2インペラに、直線状の翼断面の部位、又は、ハブ位置と翼端で形状の異なる翼断面の部位を有することを特徴とする請求項1記載の二重反転式扇風機。
  5. 前記第1インペラのインペラの直径をL1、前記第2インペラのインペラの直径をL2、とするとき、L1<L2であることを特徴とする請求項1記載の二重反転式扇風機。
  6. 前記上流側ケースと前記下流側ケースの下部に収納部を設け、この収納部に電池、回路ブロックおよびON・OFFスイッチを装着したことを特徴とする請求項1記載の二重反転式扇風機

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