JP2017133241A - 局部洗浄装置 - Google Patents
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Abstract
Description
特許文献1に記載の局部洗浄装置は、貯湯タンクに過剰に水が供給されないように、貯湯タンクに余分に供給される余剰水を、捨て水として、捨て水流路を流通させて、ベースプレートを介して、便器内に排出する。
また、捨て水流路部を流通する捨て水をベースプレートを介さずに便器内に捨て水を直接排出する局部洗浄装置においては、捨て水流路部を流通する水の水圧が高い場合には、便器のボウル部に水圧の高い水が衝突するため、便器のボウル部から跳ね返る水の勢いが強く、水がおしりに跳ね返ってくることがある。
そのため、捨て水流路部から排出される捨て水の勢いを弱めることができる局部洗浄装置が望まれる。
給水供給部6は、給水止水栓6aと、給水配管6bと、を有する。給水供給部6は、トイレルームの壁部の水道配管(図示せず)に取り付けられる。給水供給部6は、水道配管(図示せず)を流通する常温の水を局部洗浄装置10に供給する。
局部洗浄装置10は、図1及び図2に示すように、温水混合部20と、肛門洗浄用ノズル31及びビデ洗浄用ノズル32を有するノズルユニット30と、メインバルブ部41と、ノズル切替バルブ42と、捨て水バルブ43と、操作部44と、給排水流路部50と、ベースプレート60と、カバー部材71と、使用者が便座2に着座していることを検知する着座センサ(図示せず)と、を備える。
また、局部洗浄装置10は、給排水流路部50として、主流路部51と、捨て水流路部52と、を備える。
ベースプレート本体61は、左右方向に延びるように形成される。ベースプレート本体61の上部には、温水混合部20、ノズルユニット30と、メインバルブ部41、ノズル切替バルブ42、捨て水バルブ43、給排水流路部50などが配置される。
ベースプレート延出部62は、ベースプレート60の左右方向の一方側(図1における左側)において外側に延出し且つ前方側に延出するように形成される。ベースプレート延出部62の上部には、後述する操作部44が配置される。
第2下方側リブ部693は、図6に示すように、ベースプレート60が便器4の上部に配置される際に、便器4の前後方向における第2排水口691と便器4との間に配置される。
操作ボタン群46は、肛門洗浄用ボタン、ビデ洗浄用ボタン、洗浄停止用ボタン等を備えている。操作ボタン群46の各ボタンが操作されることで、洗浄動作の実行又は停止などが行われる。
主流路部51は、図2に示すように、温水混合部20から、肛門洗浄用ノズル31又はビデ洗浄用ノズル32までの流路である。主流路部51は、肛門洗浄用ノズル31及びビデ洗浄用ノズル32に向けて供給される水を流通させる。主流路部51は、図2に示すように、メインバルブ温水導入流路部511と、流量調整前温水流路部512と、流量調整後温水流路部513と、切替バルブ導入流路部514と、肛門洗浄側流路部515aと、ビデ洗浄側流路部515bと、を有する。
本実施形態においては、水温が適温である場合に、温水は、肛門洗浄用ノズル31及びビデ洗浄用ノズル32から吐出されて使用される。水温が適温でない場合には、水は、捨て水として便器4に排出される。
温水混合部20からメインバルブ部41に供給された温水は、ノズル切替バルブ42に供給される場合に、流量調整前温水流路部512を介して流量調整部45に送出され、流量調整部45により温水の流量が調整された後に、流量調整後温水流路部513を介して、メインバルブ部41に戻り、メインバルブ部41から、切替バルブ導入流路部514を介して、ノズル切替バルブ42に供給される。
端部壁部532は、円筒部531の他端(図3〜図5における右側の端部)側を塞ぐように、円筒部531の他端(図3〜図5における右側の端部)側に設けられる。
流出ガイド部534bは、貫通穴534aの周縁において円筒部531の外面から外方に突出する円筒状に形成される。流出ガイド部534bは、端部壁部532側に向かうにしたがって、円筒部531の軸に近づくように傾斜する角度で、貫通穴534aの周縁において円筒部531の外面から外方に突出するように形成される。
まず、使用者が便座2に着座すると、着座センサ(図示せず)から検知信号が出力されて、捨て水バルブ43(図2参照)の電磁弁が開状態となる。これにより、給湯供給部5の給湯配管5bの内部の滞留水は、温水混合部20及びメインバルブ部41に到達する。
また、第1排水口681から排出しきれなかった捨て水は、第1下段傾斜部68を通り、第2下段傾斜部69に到達する。そして、捨て水は、第2下段傾斜部69を前後方向の後方側から前方側に向かって流れ、第2排水口691から便器4に排出される。
これにより、捨て水の勢いを弱めた状態で、捨て水を、便器4のボウル部4a(図6参照)に排出できるため、捨て水が便器4のボウル部4aから跳ね返ることを低減することができる。
使用者が便座2に着座した状態において、操作ボタン群46の肛門洗浄用ボタン又はビデ洗浄用ボタンを押すと、ノズル切替バルブ42の電磁弁が切り替わり、押された肛門洗浄用ボタン又はビデ洗浄用ボタンに対応する肛門洗浄用ノズル31又はビデ洗浄用ノズル32への流路が開状態となる。
よって、流出部534において捨て水の水圧を大気開放すると共に、出口開口部533において流出部534において大気開放された捨て水の水圧を大気開放することができる。これにより、捨て水の水圧を低減することで、捨て水の勢いを弱めることができる。従って、便器4に排出された捨て水が便器4から跳ね返ることを低減できる。
例えば、前記実施形態では、捨て水受け部材53を、ベースプレート60上において、水平に延びるように配置したが、これに限定されない。捨て水受け部材53を、ベースプレート60上において、第2排水口691側の一端側が下るように傾斜して延びるように配置してもよい。これにより、捨て水受け部材53の端部壁部532に衝突させて反転させた捨て水を、ベースプレート60の第2排水口691側にスムーズに流通させることができる。
4 便器
10 局部洗浄装置
20 温水混合部(温水源)
31 肛門洗浄用ノズル(洗浄ノズル)
32 ビデ洗浄用ノズル(洗浄ノズル)
51 主流路部
52 捨て水流路部
53 捨て水受け部材(下流側流路部)
60 ベースプレート
522 第2上流側流路部(上流側流路部)
531 円筒部(本体部)
532 端部壁部(閉鎖部、壁部)
533 出口開口部(開放部、開口部)
534 流出部
535 延在リブ部
691 第2排水口(排水口)
692 上方側リブ部
693 第2下方側リブ部(下方側リブ部)
Claims (7)
- 洗浄ノズルと、前記洗浄ノズルに向けて供給される水を流通させる主流路部と、前記主流路部から分岐すると共に捨て水を流通させる捨て水流路部と、を備える局部洗浄装置であって、
前記捨て水流路部は、上流側流路部と、前記上流側流路部を流通した水を流通させると共に水が流通する方向に直交する方向の断面積が前記上流側流路部の断面積よりも大きい下流側流路部と、を備え、
前記下流側流路部は、一端側が水を排出する排水口側に位置するように配置される本体部と、前記本体部の一端側に設けられる開放部と、前記本体部の他端側に設けられる閉鎖部と、前記上流側流路部を流通する水を前記閉鎖部に向かうように流出させる流出部と、を備える局部洗浄装置。 - 前記流出部は、前記上流側流路部を流通する水を、前記閉鎖部に衝突して反転した水に衝突させるように前記閉鎖部に向けて流出させる請求項1に記載の局部洗浄装置。
- 前記下流側流路部は、円筒状に形成される前記本体部としての円筒部と、前記円筒部の一端側に形成される前記開放部としての開口部と、前記円筒部の他端側に形成される前記閉鎖部としての壁部と、前記円筒部の途中の側部を貫通して設けられる前記流出部と、を有する請求項1又は2に記載の局部洗浄装置。
- 前記下流側流路部は、前記円筒部の内部側に突出し且つ前記円筒部の長さ方向に延びる延在リブ部を備える請求項3に記載の局部洗浄装置。
- 前記排水口が設けられたベースプレートを備え、
前記下流側流路部は、前記ベースプレート上において、水平に延びるように配置され、又は、前記本体部の一端側が下るように傾斜して延びるように配置される請求項1から4のいずれかに記載の局部洗浄装置。 - 前記ベースプレートは、前記排水口の縁部に沿って形成され該ベースプレートの上面から上方に向けて突出する上方側リブ部を有する請求項5に記載の局部洗浄装置。
- 前記ベースプレートは、便器の上部に配置されており、
前記ベースプレートは、前記便器の前後方向における前記排水口と前記便器との間において該ベースプレートの下面から下方に向けて突出する下方側リブ部を有する請求項5又は6に記載の局部洗浄装置。
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JP2004108076A (ja) * | 2002-09-20 | 2004-04-08 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | トイレ装置 |
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