JP2017132028A - 回転関節機構 - Google Patents

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Wookeun Yoon
祐根 尹
啓明 松田
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啓明 松田
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Abstract

【課題】目的は、回転関節機構において、その回転動作を阻害しないで、作業者の手先や腕が挟みこまれる危険性を回避して安全性の向上を図ることにある。【解決手段】本実施形態に係る回転関節機構は、回転部としてのドラム体31、回転部31を回転自在に支持する支持部としてのサイドフレーム32と、ドラム体31を覆う硬質の回転部カバー22と、サイドフレーム32を覆う硬質の支持部カバー21と、回転部カバー21と支持部カバー22との間隙を覆う中間カバー14とを有し、中間カバー14は断面がU字形又はコ字形状の蛇腹構造を有する。【選択図】 図7

Description

本発明の実施形態は回転関節機構に関する。
近年ロボットがユーザと同一空間にいる環境が多くなってきている。介護用ロボットはもちろん産業用ロボットでも作業者の近傍で作業を行なう状況の可能性が検討されている。この状況が実現すれば例えばロボットの支援のもとで健常者と同様に障害者が作業をすることも可能となり得る。発明者らが実用化を実現した直動伸縮機構を備えた垂直多関節型のロボットアーム機構は肘関節がなく、特異点もないことから、不測の方向に突然高速で動くようなことはなく、アームやエンドエフェクタの動きを予測する事ができ、その安全性は非常に高く、安全柵を不要にしてロボットと作業者との協働作業を実現としている。このロボットと作業者とが接近して協働作業をこなす環境では、アームが作業員に衝突する危険性だけでなく、曲げ回転関節の内部構造に作業者の手先や腕が挟みこまれる危険性も想定される。
目的は、回転関節機構において、その回転動作を阻害しないで、作業者の手先や腕が挟みこまれる危険性を回避して安全性の向上を図ることにある。
本実施形態に係る回転関節機構は、回転部と、回転部を回転自在に支持する支持部と、回転部を回転自在に支持する支持部と、回転部を覆う硬質の回転部カバーと、支持部を覆う硬質の支持部カバーと、回転部カバーと支持部カバーとの間隙を覆う中間カバーとを有し、中間カバーは断面がU字形又はコ字形状の蛇腹構造を有する。
図1は、本実施形態に係る回転関節機構を適用したロボットアーム機構の外観斜視図である。 図2は、図1のロボットアーム機構の側面図である。 図3は、図1のロボットアーム機構を後方から見た斜視図である。 図4は、図1の蛇腹構造のカバーを示す斜視図である。 図5は、図4のカバーの側面図である。 図6は、図4のカバーの装着形態を示す側面図である。 図7は、図4のカバーの装着を示す図である。
以下、図面を参照しながら本実施形態に係る回転関節機構を説明する。本実施形態に係る回転関節機構は、前方のリンクと後方のリンクとの間を回転自在に接続する。回転関節機構は回転部と、回転部を回転自在に支持する支持部とを有する。支持部の一部分と回転部の一部分とがカバーに覆われる。カバーは断面がU字、C字又はコ字形状の蛇腹構造を有している。カバーは回転部の回転中心軸を中心とする扇形状をなすように蛇腹構造の一端が一方のリンク側に固定され、他端が他方のリンク側に固定されている。本実施形態に係る回転関節機構は各種ロボットアーム機構に適用され得る。ここでは直動伸縮機構を備えた垂直多関節型のロボットアーム機構への適用例を説明する。
図1、図2、図3はこの直動伸縮機構を備えた垂直多関節型のロボットアーム機構の外観を示している。このロボットアーム機構の基台1には円筒体をなす支柱部2が設置される。支柱部2は第1関節部J1を収容する。第1関節部J1はねじり回転軸RA1を備える。回転軸RA1は例えば鉛直方向に平行である。第1関節部J1の回転によりアーム部5は水平に旋回する。支柱部2は下部2−1と上部2−2とからなる。下部2−1は第1関節部J1の固定部に接続される。上部2−2は第1関節部J1の回転部に接続され、回転軸RA1を中心に軸回転する。円筒体をなす支柱部2の内部中空には後述する第3関節部J3の第1、第2コマ列が収納される。支柱部2の上部2−2には第2関節部J2を収容する起伏部4が設置される。第2関節部J2は曲げ回転関節である。この第2関節部J2が本実施形態に係る回転関節機構として提供される。第2関節部J2の回転軸RA2は例えば水平である。第2関節部J2は支柱部2の上部2−2に設置される。第2関節部J2の回転によりアーム部5は上下に起伏する。
第3関節部J3は直動伸縮機構により提供される。詳細は後述するが、直動伸縮機構は発明者らが新規に開発した構造を備えており、いわゆる直動関節とは明確に区別される。第3関節部J3によりアーム部5がその中心軸(移動軸RA3)に沿って直線的剛性を維持した状態で前後に伸縮する。アーム部5は第1コマ列と第2コマ列とを有する。第1コマ列は屈曲自在に連結された複数の第1コマからなる。第1コマは略平板形に構成される。第2コマ列は屈曲自在に連結された複数の第2コマからなる。第2コマは横断面U字形状又はコ字形状の溝状体をなす。第2コマは底板どうしで屈曲自在に連結される。第2コマ列の屈曲は、第2コマの側板の端面どうしが当接する位置で制限される。その位置では第2コマ列は直線的に配列する。第1コマ列のうち先頭の第1コマと、第2コマ列のうち先頭の第2コマとは結合コマにより接続される。例えば、結合コマは第2コマと第1コマとを合成した形状を有している。
第1、第2コマ列は四角筒体形状の射出部の内部を押圧されて通過する際に接合する。接合した第1、第2コマ列は柱状のアーム部5を構成する。射出部の後方にはドライブギアが設けられる。ドライブギアは減速器を介してステッピングモータに接続される。第1コマの背面の幅中央には連結方向に沿ってリニアギアが形成されている。複数の第1コマが直線状に整列されたときに隣合うリニアギアは直線状につながって、長いリニアギアを構成する。ドライブギアは、直線状のリニアギアにかみ合わされる。直線状につながったリニアギアはドライブギアとともにラックアンドピニオン機構を構成する。ドライブギアが順回転するときアーム部5が伸長する。ドライブギアが逆回転するときアーム部5が起伏部4の内部に引き戻される。引き戻された第1、第2コマ列は射出部後方で分離される。例えば、柱状体を構成する第1コマ列はガイドローラとドライブギアとにより水平姿勢を維持し、柱状体を構成する第2コマ列は重力により下方に引かれ、それにより第2コマ列と第1コマ列とは互いに分離される。分離された第1、第2コマ列はそれぞれ屈曲可能な状態に復帰する。屈曲可能な状態に復帰した第1、第2コマ列は、ともに同じ方向(内側)に屈曲しながら、支柱部2の内部に収納される。このとき、第1コマ列は第2コマ列に略平行な状態で収納される。
アーム部5の先端には手首部6が取り付けられる。手首部6は第4〜第6関節部J4〜J6を装備する。第4〜第6関節部J4〜J6はそれぞれ直交3軸の回転軸RA4〜RA6を備える。第4関節部J4は伸縮中心軸RA3と略一致する第4回転軸RA4を中心としたねじり回転関節であり、この第4関節部J4の回転によりエンドエフェクタは揺動回転される。第5関節部J5は第4回転軸RA4に対して垂直に配置される第5回転軸RA5を中心とした曲げ回転関節であり、この第5関節部J5の回転によりエンドエフェクタは前後に傾動回転される。第6関節部J6は第4回転軸RA4と第5回転軸RA5とに対して垂直に配置される第6回転軸RA6を中心としたねじり回転関節であり、この第6関節部J6の回転によりエンドエフェクタは軸回転される。
エンドエフェクタは、手首部6の第6関節部J6の回転部に設けられたアダプタに取り付けられる。このエンドエフェクタは、第1、第2、第3関節部J1,J2,J3により任意位置に移動され、第4、第5、第6関節部J4,J5,J6により任意姿勢に配置される。特に第3関節部J3のアーム部5の伸縮距離の長さは、基台1の近接位置から遠隔位置までの広範囲の対象にエンドエフェクタを到達させることを可能にする。第3関節部J3はそれを構成する直動伸縮機構により実現される直線的な伸縮動作とその伸縮距離の長さとが特徴的である。
上述したように当該ロボットアーム機構の第2関節部J2が本実施形態に係る回転関節機構として提供される。図4(a)、図4(b)に示すように、第2関節部J2は固定部(支持部)として一対のサイドフレーム32を備える。サイドフレーム32は支柱部2の躯体としての支柱フレーム(リンク)の上部に載置される。この一対のサイドフレーム32に、モータハウジングを兼用する回転部としてのドラム体31がその両端において軸支されている。一対のサイドフレーム32は鞍形の硬質カバー21に覆われている。サイドフレーム32は第1、第2関節部J1,J2間のリンクに相当する支柱部2のフレームの上部に載設される。ドラム体31の内部にはモータがギアボックスとともに固定される。ギアボックスの出力軸(駆動軸)が一方のサイドフレーム32に固定されている。出力軸の回転に伴ってドラム体31が回転する。ドラム体31にはその周面から半径方向に沿って前方に突き出た態様でラグ体33が固定される。ドラム体31はラグ体33ともに回転部を構成する。ラグ体33には上述した第1、第2コマ列を支持する射出部35が設置されている。ドラム体31が回転すると、それとともに射出部35も回転し、それにより射出部35に支持されているアーム部5が起伏する。射出部35を通過して送り出され、また引き戻される第1、第2コマ列はドラム体31の周面上部を摺動しながら方向転換される。ラグ体33は射出部35とともに筒状の硬質カバー22に覆われている。
前後の硬質カバー21,22の間隙は中間カバー14で覆われる。前後のカバー21,22は起伏動に伴って接近し、離反する。このカバー21,22の接近/離反に伴う間隙の変化に追従するためにカバー14は図5、図6に示すようにU字形(蹄鉄形)の断面を有する柔軟な樹脂製の蛇腹構造15を有する。蛇腹構造15は断面コ字形であってもよい。蛇腹構造15の両端面には同じU字形のフランジ16,17が装着される。蛇腹構造15の全て又は一部の山折り部分には、カバー14の厚み方向の剛性を確保するために補強板(中間板)18が嵌め込まれている。補強板18で補強されていることにより蛇腹構造15が潰れて、ドラム体31の周面上部を摺動する第1、第2コマ列に干渉することがない。
ラグ体33と射出部35を覆うカバー22の後方内側には、フランジ16と同寸同形の取り付け部材24が、回転中心軸RA2を中心とした半径方向と平行に、且つ回転中心軸RA2から所定距離だけ半径方向に離間して形成されている。この取り付け部材24にカバー14の前端のフランジ16が接続される。サイドフレーム32を覆うカバー21の前方内側にもフランジ17を取り付けるための取り付け部材23が、回転中心軸RA2を中心とした半径方向と平行に、且つ回転中心軸RA2から同距離だけ半径方向に離間して形成されている。カバー14は取り付けられた状態で第2関節部J2の回転中心軸RA2を中心とする扇形状、より具体的には円弧状の側面形状を成しており、それにより円滑な伸縮が実現されており、回転動作を阻害することもない。
なお、アーム部5が最高位に起き上がった姿勢まで第2関節部J2が回動したとき、カバー21,22は完全に閉じて、それらの間に隙間は無くなることが安全上好ましい。このとき蛇腹カバー14は最も収縮した状態になる。最も収縮した蛇腹カバー14の全体をカバー21、22の内部に好適に収容できるように、取り付け部材23はカバー21の上縁から所定距離だけ下方に奥まった位置に設けられ、同様に取り付け部材24はカバー22の後縁から所定距離だけ前方に奥まった位置に設けられている。
このように起伏動に追従して開閉する前後の硬質カバー21,22の間隙を蛇腹構造のカバー14で覆うことにより作業者の手先や腕が挟みこまれる危険性を回避して安全性の向上を図ることができる。万が一、作業者の手先が蛇腹カバー14に置かれたとしても、蛇腹構造15は補強板18で補強されているので、蛇腹構造15が潰れることがないため、作業者の手先の関節部J2のより内側への侵入を抑止することができ、関節の内部構造体に挟まれる危険を回避する事ができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1…基台、2…支柱部、4…起伏部、5…アーム部、6…手首部、14…蛇腹カバー、15…蛇腹構造、18…補強板、21,22…硬質カバー、32…サイドフレーム、31…ドラム体。

Claims (4)

  1. 回転部と、前記回転部を回転自在に支持する支持部と、前記回転部を覆う硬質の回転部カバーと、前記支持部を覆う硬質の支持部カバーと、前記回転部カバーと前記支持部カバーとの間隙を覆う中間カバーとを有し、
    前記中間カバーは断面がU字形又はコ字形状の蛇腹構造を有することを特徴とする回転関節機構。
  2. 前記中間カバーは前記回転部の回転中心軸を中心とする扇形状又は円弧形状をなすように前記回転部カバーと前記支持部カバーとに装着されることを特徴とする請求項1記載の回転関節機構。
  3. 前記中間カバーの蛇腹構造の全て又は一部の山折り部分には断面がU字形又はコ字形状の補強板が装着されることを特徴とする請求項1記載の回転関節機構。
  4. 前記中間カバーの両端は前記回転部カバーと前記支持部カバーそれぞれの内側に取り付けられることを特徴とする請求項1記載の回転関節機構。
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