JP2017131952A - 油圧式拡管機 - Google Patents

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Abstract

【課題】狭い作業現場でも効果的に活用できるような油圧式拡管機を提供すること。【解決手段】本発明は、本体部と拡管部とを備えた油圧式拡管機である。拡管部は、把持部と、安定した載置のための台座部と、を有している。本体部は、拡管部の台座部を収容可能な凹部を有している。凹部の周縁の一部の上面に、スライドレール形成部が設けられており、拡管部の台座部は、本体部の凹部に対して、スライド移動することによって収容されるようになっている。【選択図】図12

Description

本発明は、例えば継手部材との接合のために、配管部材の端部近傍の領域を局所的に拡管するための油圧式拡管機に関する。
例えばステンレス鋼製の配管部材の端部近傍の領域を局所的に拡管するために、従来より油圧式拡管機が用いられている。配管部材の端部近傍の領域の局所的な拡管は、主には、配管用継手部材との接合のために行われている。
図15乃至図18を用いて、本件出願人が従来より実際に製造ないし販売しているステンレス鋼管用の油圧式拡管機の構成を説明する。
図15は、従来の油圧式拡管機50の正面図であり、図16は、従来の油圧式拡管機50の側面図である。図17は、従来の油圧式拡管機50に、拡管対象の配管の径に対応するアタッチメント70を接続した状態を示す側面図であり、図18は、アタッチメント70の構成を示す概略側面図である。
図15乃至図17に示すように、従来の油圧式拡管機50は、電気エネルギを油圧に変換する油圧システム51と、油圧システム51を収容する本体ケース52と、本体ケース52の外面に一部露出した油圧管53と、油圧管53に接続された拡管作用部54と、を備えている。拡管作用部54は、略円筒形状の部材からなり、油圧シリンダと呼ばれている。
本体ケース52の上面には、油圧システム51の起動のオン・オフを制御するスイッチ部55が設けられている。スイッチ部55が油圧システム51の起動をオンにすると、油圧管53を介して拡管作用部54に油圧が作用されるようになっている。
油圧式拡管機50を使用する時には、図17に示すように、必要に応じて適合するアダプタ60を拡管部54に取り付けた後、拡管対象の配管の径に対応するアタッチメント70が拡管部54の接続部(ピストンロッド)に螺合される。
アタッチメント70が螺合された状態で、油圧管53を介して拡管作用部54に油圧が供給されると、アタッチメント70に油圧が作用されて、配管を拡管するようなアタッチメント70の一時的な変形が生じる。
より具体的に説明すれば、アタッチメント70は、図18に示すように、拡管部54に固定されるフランジ部71と、フランジ部71を貫通して延びており油圧が作用される時に拡管部54に対して引込移動するガイドシャフト72と、を有している。また、ガイドシャフト72には、フランジ部71に対向する対向フランジ部73が設けられており、フランジ部71と対向フランジ部73との間に、弾性変形可能な樹脂リング74が設けられている。
そして、アタッチメント70に油圧が作用されると、ガイドシャフト72が引込移動して、フランジ部71と対向フランジ部73との間で樹脂リング74が圧縮されて外径側に膨らむように変形され、その変形力が配管を拡管する力として利用される。
なお、拡管した配管を継手部材に接続する方法は、様々な態様が知られている。一例が、特許文献1の図10及び図11(特許文献1における第6の実施形態)に記載されている。
特開2002−071065
前述の油圧式拡管機50は、購買者から非常に高く評価されている。しかしながら、全体で20kgにもなる重量と、油圧システム51部分が大きいことにより、狭い作業現場に持ち込むことが極めて困難であった。
本件発明者は、狭い作業現場でも効果的に活用できるような油圧式拡管機の開発を目指して、鋭意検討を重ねてきた。特に、拡管部54を油圧システム51部分から分離して、拡管部54のみを狭い作業現場に持ち込むという方向性で検討を重ねた。
本発明は、以上の知見に基づいて創案されたものである。本発明の目的は、狭い作業現場でも効果的に活用できるような油圧式拡管機を提供することである。
本発明は、電気エネルギを油圧に変換する油圧システムと、前記油圧システムを収容する本体ケースと、前記本体ケースの外面に設けられた油圧管接続ポートと、前記油圧システムの起動のオン・オフを制御するスイッチ部と、前記スイッチ部に接続されると共に前記本体ケースの外面に設けられたスイッチ配線接続ポートと、を有しており、前記油圧管接続ポートに油圧管が接続された状態で、前記スイッチ部が前記油圧システムの起動をオンにすると、当該油圧管内に油圧を供給するようになっている、ことを特徴とする本体部を備え、また、前記油圧管接続ポートに対して直接接続可能であると共に、延長管を介しても接続可能である油圧管と、前記スイッチ配線接続ポートに対して直接接続可能であると共に、延長配線を介しても接続可能であるスイッチ配線と、前記スイッチ配線及び前記本体部の前記スイッチ配線接続ポートを介して前記本体部の前記スイッチ部のオン・オフの制御を操作可能なスイッチ操作部と、拡管対象の配管の径に対応するアタッチメントを接続するための接続部と、を有しており、前記接続部にアタッチメントが接続された状態で、前記油圧管に油圧が供給されると、当該アタッチメントに油圧が作用されて、配管を拡管するようなアタッチメントの一時的な変形が生じることを特徴とする拡管部を更に備え、前記拡管部は、把持部と、安定した載置のための台座部と、を有しており、前記本体部は、前記拡管部の前記台座部を収容可能な凹部を有しており、前記拡管部の前記台座部が前記本体部の前記凹部に収容されている状態を保持するための保持具が、前記拡管部及び前記本体部の少なくとも一方に設けられていることを特徴とする油圧式拡管機である。
本発明によれば、延長管及び延長配線を併用することによって、拡管部を本体部(油圧システム部分)から分離して拡管部のみを狭い作業現場に持ち込むことができるため、油圧式拡管機を狭い作業現場でも効果的に活用することができる。一方、延長管及び延長配線を用いないで、油圧管接続ポートに油圧管を直結し、スイッチ配線接続ポートにスイッチ配線を直結し、台座部を凹部に収容した態様とすれば、従来の油圧式拡管機50と同様の用い方が可能である。すなわち、本発明によれば、1台の油圧式拡管機で、分離型の態様と一体型の態様との2ウェイの使用態様を提供することができる。
更に、本発明によれば、台座部が凹部に収容されている状態を保持するための保持具が、拡管部及び本体部の少なくとも一方に設けられている。このことは、拡管部や接続部に螺合によってアダプタやアタッチメントを取り付ける場合に有効である。なぜなら、拡管部や接続部に対するネジ込み作業(及びネジ外し作業)において、台座部が凹部に対して十分に固定されていないと、作業途中で台座部が浮き上がってしまって作業が行い難いということがあるが、前記保持具の存在がそのような事態を防いでくれるからである。
あるいは、本発明は、電気エネルギを油圧に変換する油圧システムと、前記油圧システムを収容する本体ケースと、前記本体ケースの外面に設けられた油圧管接続ポートと、前記油圧システムの起動のオン・オフを制御するスイッチ部と、前記スイッチ部に接続されると共に前記本体ケースの外面に設けられたスイッチ配線接続ポートと、を有しており、前記油圧管接続ポートに油圧管が接続された状態で、前記スイッチ部が前記油圧システムの起動をオンにすると、当該油圧管内に油圧を供給するようになっていることを特徴とする本体部を備え、また、前記油圧管接続ポートに対して直接接続可能であると共に、延長管を介しても接続可能である油圧管と、前記スイッチ配線接続ポートに対して直接接続可能であると共に、延長配線を介しても接続可能であるスイッチ配線と、前記スイッチ配線及び前記本体部の前記スイッチ配線接続ポートを介して前記本体部の前記スイッチ部のオン・オフの制御を操作可能なスイッチ操作部と、拡管対象の配管の径に対応するアタッチメントを接続するための接続部と、を有しており、前記接続部にアタッチメントが接続された状態で、前記油圧管に油圧が供給されると、当該アタッチメントに油圧が作用されて、配管を拡管するようなアタッチメントの一時的な変形が生じることを特徴とする拡管部を更に備え、前記拡管部は、把持部と、安定した載置のための台座部と、を有しており、前記本体部は、前記拡管部の前記台座部を収容可能な凹部を有しており、前記凹部の周縁の一部の上面には、スライドレール形成部が設けられており、前記拡管部の前記台座部は、前記本体部の前記凹部に対して、スライド移動することによって収容されるようになっていることを特徴とする油圧式拡管機である。
本発明によっても、延長管及び延長配線を併用することによって、拡管部を本体部(油圧システム部分)から分離して拡管部のみを狭い作業現場に持ち込むことができるため、油圧式拡管機を狭い作業現場でも効果的に活用することができる。一方、延長管及び延長配線を用いないで、油圧管接続ポートに油圧管を直結し、スイッチ配線接続ポートにスイッチ配線を直結し、台座部を凹部に収容した態様とすれば、従来の油圧式拡管機50と同様の用い方が可能である。すなわち、本発明によれば、1台の油圧式拡管機で、分離型の態様と一体型の態様との2ウェイの使用態様を提供することができる。
更に、本発明によれば、凹部の周縁の一部の上面にスライドレール形成部が設けられており、台座部は凹部に対してスライド移動することによって収容されるようになっている。このことは、拡管部や接続部に螺合によってアダプタやアタッチメントを取り付ける場合に有効である。なぜなら、スライドレール形成部が台座部の上方への浮き上がりを抑制して、拡管部や接続部に対するネジ込み作業(及びネジ外し作業)途中で台座部が浮き上がってしまって作業が行い難いという事態を防いでくれるからである。
後者の発明においても、拡管部の台座部が本体部の凹部に収容されている状態を保持するための保持具が、拡管部及び本体部の少なくとも一方に設けられることが好ましい。この場合、何らかの不所望の要因によって拡管部にスライド移動力が生じた場合でも、拡管部が実際にスライド移動して凹部から外れることが防がれる。例えば、当該保持具は、互いに対応するようにスライドレール部に設けられた貫通孔と台座部に設けられた有底穴または貫通穴とに挿入される抜け止めピンである。このような簡単な保持具であっても、拡管部の凹部からの抜け止め効果を十分に得ることができる。
拡管部の把持部は、台座部と略平行な方向に伸びる把持ハンドルとして形成されることが好ましい。この場合、把持が容易で安定するし、収納時においても省スペースである。また、この場合、スイッチ操作部は、把持ハンドルの先端部に台座部と略平行な方向への押圧操作部として設けられることが好ましい。このような態様は、本件発明者の実際の検証によれば、スイッチ操作部の誤操作が生じにくいという点で、顕著に優れる。
また、本体部の油圧管接続ポートは、上方に延出した後に屈曲して略水平方向に延びるように設けられていることが好ましい。このような態様は、収納時に省スペースであるという点で、顕著に優れる。
なお、着脱作業の容易性という点では、油圧管接続ポートと油圧管とは、ワンタッチ脱着式であることが好ましく、同様に、油圧管接続ポートと延長管並びに延長管と油圧管も、ワンタッチ脱着式であることが好ましい。
アタッチメントについては、従来のものが流用可能である。典型的なアタッチメントは、拡管部の接続部に固定されるフランジ部と、フランジ部を貫通して延びており油圧が作用される時に拡管部の接続部に対して引込移動するガイドシャフトと、を備えている。そして、ガイドシャフトには、フランジ部に対向する対向フランジ部が設けられており、フランジ部と対向フランジ部との間に、弾性変形可能な樹脂リングが設けられており、アタッチメントに油圧が作用されると、ガイドシャフトが引込移動して、フランジ部と対向フランジ部との間で樹脂リングが圧縮されて外径側に膨らむように変形され、その変形力が配管を拡管する力として利用されるようになっている。
また、本発明は、前述のいずれかの特徴を有する油圧式拡管機と、アタッチメントの1以上と、延長管と、延長配線と、を備えたことを特徴とする油圧式拡管機セットである。
この場合、延長管と延長配線とは、少なくとも部分的に一体化されていることが好ましい。
本発明によれば、延長管及び延長配線を併用することによって、拡管部を本体部(油圧システム部分)から分離して拡管部のみを狭い作業現場に持ち込むことができるため、油圧式拡管機を狭い作業現場でも効果的に活用することができる。一方、延長管及び延長配線を用いないで、油圧管接続ポートに油圧管を直結し、スイッチ配線接続ポートにスイッチ配線を直結し、台座部を凹部に収容した態様とすれば、従来の油圧式拡管機50と同様の用い方が可能である。すなわち、本発明によれば、1台の油圧式拡管機で、分離型の態様と一体型の態様との2ウェイの使用態様を提供することができる。
更に、本発明によれば、台座部が凹部に収容されている状態を保持するための保持具が、拡管部及び本体部の少なくとも一方に設けられている。このことは、拡管部や接続部に螺合によってアダプタやアタッチメントを取り付ける場合に有効である。なぜなら、拡管部や接続部に対するネジ込み作業(及びネジ外し作業)において、台座部が凹部に対して十分に固定されていないと、作業途中で台座部が浮き上がってしまって作業が行い難いということがあるが、前記保持具の存在がそのような事態を防いでくれるからである。
あるいは、本発明によれば、凹部の周縁の一部の上面にスライドレール形成部が設けられており、台座部は凹部に対してスライド移動することによって収容されるようになっている。このことは、拡管部や接続部に螺合によってアダプタやアタッチメントを取り付ける場合に有効である。なぜなら、スライドレール形成部が台座部の上方への浮き上がりを抑制して、拡管部や接続部に対するネジ込み作業(及びネジ外し作業)途中で台座部が浮き上がってしまって作業が行い難いという事態を防いでくれるからである。
本発明の第1の実施の形態の油圧式拡管機の正面図である。 図1の油圧式拡管機の側面図である。 図1の油圧式拡管機の平面図である。 アタッチメントを取り付けた状態での図1の油圧式拡管機の側面図である。 延長管及び延長配線を用いる使用態様での図1の油圧式拡管機の平面図である。 図5の拡管部の正面図である。 図5の拡管部の側面図である。 本発明の第2の実施の形態の油圧式拡管機の正面図である。 図8の油圧式拡管機の側面図である。 図8の油圧式拡管機の平面図である。 アタッチメントを取り付けた状態での図8の油圧式拡管機の側面図である。 延長管及び延長配線を用いる使用態様での図8の油圧式拡管機の平面図である。 図12の拡管部の正面図である。 図12の拡管部の側面図である。 従来の油圧式拡管機の正面図である。 図15の(従来の)油圧式拡管機の側面図である。 アタッチメントを取り付けた状態での図15の(従来の)油圧式拡管機の側面図である。 アタッチメントの構成を示す概略側面図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本発明の第1の実施の形態の油圧式拡管機の正面図であり、図2は、図1の油圧式拡管機の側面図であり、図3は、図1の油圧式拡管機の平面図である。また、図4は、アタッチメントを取り付けた状態での図1の油圧式拡管機の側面図である。そして、図5は、延長管及び延長配線を用いる使用態様での図1の油圧式拡管機の平面図であり、図6は、図5の拡管部の正面図であり、図7は、図5の拡管部の側面図である。
図1乃至図7に示すように、本実施の形態の油圧式拡管機1は、電気エネルギ(不図示の電源コードを用いて家庭用交流電源を利用する)を油圧に変換する油圧システム11と、油圧システム11を収容する本体ケース12と、油圧システム11の起動のオン・オフを制御するスイッチ部14と、を有する本体部10を備えている。
本体ケース12の上面には、鉛直方向上方に向けて延びる油圧管接続ポート13が設けられており、また、本体ケース12の側面には、スイッチ部14に接続されたスイッチ配線接続ポート15が設けられている。
当該本体部10は、油圧管接続ポート13に後述する油圧管21が接続された状態で、スイッチ部14が油圧システム11の起動をオンにすると、当該油圧管21内に油圧を供給するようになっている。本実施の形態のスイッチ部14は、3秒間オン状態を維持した後、自動的にオフ状態に戻るようになっている。
一方で、本実施の形態の油圧式拡管機1は、拡管対象の配管の径に対応するアタッチメント70が接続される接続部27と、油圧管接続ポート13に対して接続される油圧管21と、スイッチ配線接続ポート15に対して接続されるスイッチ配線22と、を有する拡管部20をも備えている。接続部27は、油圧シリンダと呼ばれる略円筒形状部材24の内部にあるピストンロッドからなっている。油圧管21は、略円筒形状部材24の側面から側方へ延出した後、屈曲して斜め上後方へと延出している。スイッチ配線22は、略円筒形状部材24の後方から延出している。
図1乃至図4の状態では、油圧管21は油圧管接続ポート13に対して直接接続されており、スイッチ配線22はスイッチ配線接続ポート15に対して直接接続されているが、図5に示すように、油圧管21は延長管31を介して油圧管接続ポート13に接続されることができ、スイッチ配線22は延長配線32を介してスイッチ配線接続ポート15に接続されることができるようになっている。
本実施の形態では、油圧管接続ポート13と油圧管21との接続は、ワンタッチ脱着式であり、同様に、油圧管接続ポート13と延長管31との接続、並びに、延長管31と油圧管21との接続も、ワンタッチ脱着式である。
一方、スイッチ配線接続ポート15とスイッチ配線22との接続は、ネジ固定式であり、同様に、スイッチ配線接続ポート15と延長配線32との接続、並びに、延長配線32とスイッチ配線22の接続も、ネジ固定式である。
また、拡管部20は、取り回しを容易にするための把持部25と、安定した載置のための台座部26と、を有している。本実施の形態の台座部26は、図6及び図7に示すように、前後方向に延びる2本の中空角柱部材26a、26bと、それらの角柱部材の上面同士を接続する左右方向に延びる2本の設置板26c、26dと、を有しており、当該2本の設置板26c、26d上に略円筒形状部材24が固定されている。
そして、本体ケース12の上面には、拡管部20の台座部26の2本の中空角柱部材26a、26bを収容可能な凹部16が設けられている(図5参照)。凹部16は、直方体状であり、図5に示すように平面視では長方形状である。そして、台座部26の2本の中空角柱部材26a、26bが凹部16に収容されている状態を保持するための保持具として、一対のバックル式保持具41、42が、本体ケース12の上面の凹部16の左右縁の近傍に設けられている。
また、本実施の形態の把持部25は、略円筒形状部材24の上方に、台座部26と略平行な方向に伸びる(略水平方向に伸びる)把持ハンドルとして設けられている。そして、本実施の形態では、把持部25の上面側に、押圧タイプのスイッチ操作部23が設けられている(図5参照)。当該スイッチ操作部23は、スイッチ配線22及び本体部10のスイッチ配線接続ポート15を介して、本体部10のスイッチ部14のオン・オフの制御を操作可能(本実施の形態では、スイッチ部14を3秒間オン状態にすることが可能)となっている。
また、図4及び図5に示すように、接続部27には、従来同様のアタッチメント70が接続されるようになっている。具体的には、本実施の形態の接続部27には、アタッチメント70に設けられた雄ネジ部が螺合されるようになっている。また、拡管対象の配管の径に応じて、付加的にアダプタ60が取り付けられるようになっている。アダプタ60は、略円筒形状部材24に対して嵌め込み式に固定されるようになっている。アダプタ60の取り付けが必要な場合は、アタッチメント70の取り付けに先行して行なわれるようになっている。
次に、本実施の形態の作用について説明する。
図1乃至図4の状態では、油圧管21は油圧管接続ポート13に対して直接接続されており、スイッチ配線22はスイッチ配線接続ポート15に対して直接接続されている。この状態での使用態様は、従来の油圧式拡管機50と同様である。この場合、アタッチメント70の螺合作業の行ないやすさという観点から、台座部26が凹部16に対して十分に固定されていることが好ましい。当該固定が十分でないと、略円筒形状部材24や接続部27に対するネジ込み作業ないしネジ外し作業の途中で台座部26が浮き上がってしまって作業が行い難い、ということがあるからである。本実施の形態では、一対のバックル式保持具41、42が、そのような事態を防いでくれる。
一方、本実施の形態の油圧式拡管機1は、図5に示すような使用態様をとることが可能である。すなわち、油圧管21が延長管31を介して油圧管接続ポート13に接続され、スイッチ配線22が延長配線32を介してスイッチ配線接続ポート15に接続されることができる。この使用態様では、拡管部20を本体部10(油圧システム部分)から分離して拡管部20のみを狭い作業現場に持ち込むことができるため、油圧式拡管機1を狭い作業現場でも効果的に活用することができる。
すなわち、本実施の形態によれば、1台の油圧式拡管機1で、分離型の態様と一体型の態様との2ウェイの使用態様を提供することができる。
なお、アタッチメント70について改めて詳細に説明すれば、アタッチメント70は、図18に示すように、拡管部20の略円筒形状部材24に固定されるフランジ部71と、フランジ部71を貫通して延びており拡管部20の接続部27に接続されて油圧が作用される時にフランジ部71に対して引込移動可能なガイドシャフト72と、を有している。また、ガイドシャフト72には、フランジ部71に対向する対向フランジ部73が設けられており、フランジ部71と対向フランジ部73との間に、弾性変形可能な樹脂リング74が設けられている。
そして、アタッチメント70に油圧が作用されると、ガイドシャフト72が引込移動して、フランジ部71と対向フランジ部73との間で樹脂リング74が圧縮されて外径側に膨らむように変形され、その変形力が配管を拡管する力として利用される。このようなアタッチメントの機能原理については、従来の油圧式拡管機50と同様である。
次に、本発明の第2の実施の形態の油圧式拡管機について説明する。
図8は、本発明の第2の実施の形態の油圧式拡管機の正面図であり、図9は、図8の油圧式拡管機の側面図であり、図10は、図8の油圧式拡管機の平面図である。また、図11は、アタッチメントを取り付けた状態での図8の油圧式拡管機の側面図である。そして、図12は、延長管及び延長配線を用いる使用態様での図8の油圧式拡管機の平面図であり、図13は、図12の拡管部の正面図であり、図14は、図12の拡管部の側面図である。
図8乃至図14に示すように、本実施の形態の油圧式拡管機101は、第1の実施の形態と同様に、電気エネルギ(不図示の電源コードを用いて家庭用交流電源を利用する)を油圧に変換する油圧システム111と、油圧システム111を収容する本体ケース112と、油圧システム111の起動のオン・オフを制御するスイッチ部114と、を有する本体部110を備えている。
本実施の形態の本体ケース112の上面には、第1の実施の形態とは異なり、上方に延出した後に屈曲して略水平方向に向けて延びる油圧管接続ポート113が設けられている。また、本体ケース112の側面には、第1の実施の形態と同様に、スイッチ部114に接続されたスイッチ配線接続ポート115が設けられている。
当該本体部110も、油圧管接続ポート113に後述する油圧管121が接続された状態で、スイッチ部114が油圧システム111の起動をオンにすると、当該油圧管121内に油圧を供給するようになっている。本実施の形態のスイッチ部114は、3秒間オン状態を維持した後、自動的にオフ状態に戻るようになっている。
一方で、本実施の形態の油圧式拡管機101は、拡管対象の配管の径に対応するアタッチメント70が接続される接続部127と、油圧管接続ポート113に対して接続される油圧管121と、スイッチ配線接続ポート115に対して接続されるスイッチ配線122と、を有する拡管部120をも備えている。接続部127は、油圧シリンダと呼ばれる略円筒形状部材124の内部にあるピストンロッドからなっている。油圧管121は、略円筒形状部材124の側面から側方へ延出した後、屈曲して後方へと延出している。スイッチ配線122は、略円筒形状部材124の後方から延出している。
図8乃至図11の状態では、油圧管121は油圧管接続ポート113に対して直接接続されており、スイッチ配線122はスイッチ配線接続ポート115に対して直接接続されているが、図12に示すように、油圧管121は延長管31を介して油圧管接続ポート113に接続されることができ、スイッチ配線122は延長配線32を介してスイッチ配線接続ポート115に接続されることができるようになっている。
本実施の形態では、油圧管接続ポート113と油圧管121との接続は、ワンタッチ脱着式であり、同様に、油圧管接続ポート113と延長管131との接続、並びに、延長管131と油圧管121との接続も、ワンタッチ脱着式である。
一方、スイッチ配線接続ポート115とスイッチ配線122との接続は、ネジ固定式であり、同様に、スイッチ配線接続ポート115と延長配線132との接続、並びに、延長配線132とスイッチ配線122の接続も、ネジ固定式である。
また、拡管部120は、取り回しを容易にするための把持部125と、安定した載置のための台座部126と、を有している。本実施の形態の台座部126は、図13及び図14に示すように、前後方向に延びる2本の中空角柱部材126a、126bと、それらの角柱部材の上面同士を接続する左右方向に延びる2本の設置板126c、126dと、を有しており、当該2本の設置板126c、126d上に略円筒形状部材124が固定されている。ここで、図13に示すように、2本の設置板126c、126dの長さは2本の中空角柱部材126a、126bの左右幅よりも短くなっていて、中空角柱部材126a、126bの左右縁の近傍領域の上面は露出されている。この露出部分が、後述するスライドレール形成部117に対してスライドするようになっている。
一方、本体ケース112の上面には、拡管部120の台座部126の2本の中空角柱部材126a、126bを収容可能な凹部116が設けられている(図12参照)。凹部116は、直方体状であり、平面視では長方形状であるが、第1の実施の形態と異なり、前方側が本体ケース112の側面に開放されている(図8及び図12参照)。そして、凹部116の左右縁と後方縁の上面を覆うように、平面視で略U字状の板材であるスライドレール形成部117が設けられており(図12参照)、台座部126の2本の中空角柱部材126a、126bの左右縁の近傍領域の露出上面が、当該スライドレール形成部117に対してスライドするようになっている。これにより、台座部126の2本の中空角柱部材126a、126bが、凹部116に対して前方側からスライド移動することによって、収容される(及び取り外される)ようになっている。
また、本実施の形態では、台座部126の2本の中空角柱部材126a、126bが凹部116に収容されている状態を保持するための保持具として、抜け止めピン143が設けられており、当該抜け止めピン143は、互いに対応するようにスライドレール部117に設けられた貫通孔と台座部126に設けられた有底穴または貫通穴とに挿入されるようになっている。抜け止めピン143は、本体ケース112の上面に、ワイヤ144を介して固定されている。
また、本実施の形態の把持部125も、略円筒形状部材124の上方に、台座部126と略平行な方向に伸びる(略水平方向に伸びる)把持ハンドルとして設けられている。しかし本実施の形態では、押圧タイプのスイッチ操作部123が、把持ハンドルの先端部に台座部126と略平行な方向(略水平な方向)への押圧操作部として設けられている。当該スイッチ操作部123は、スイッチ配線122及び本体部110のスイッチ配線接続ポート115を介して、本体部110のスイッチ部114のオン・オフの制御を操作可能(本実施の形態では、スイッチ部114を3秒間オン状態にすることが可能)となっている。
また、図11及び図12に示すように、接続部127には、従来同様のアタッチメント70が接続されるようになっている。具体的には、本実施の形態の接続部127には、アタッチメント70に設けられた雄ネジ部が螺合されるようになっている。また、拡管対象の配管の径に応じて、付加的にアダプタ60が取り付けられるようになっている。アダプタ60は、略円筒形状部材124に対して嵌め込み式に固定されるようになっている。アダプタ60の取り付けが必要な場合は、アタッチメント70の取り付けに先行して行なわれるようになっている。
次に、本実施の形態の作用について説明する。
図8乃至図11の状態では、油圧管121は油圧管接続ポート113に対して直接接続されており、スイッチ配線122はスイッチ配線接続ポート115に対して直接接続されている。この状態での使用態様は、従来の油圧式拡管機50と同様である。この場合、アタッチメント70の螺合作業の行ないやすさという観点から、台座部126が凹部116に対して十分に固定されていることが好ましい。当該固定が十分でないと、略円筒形状部材124や接続部127に対するネジ込み作業ないしネジ外し作業の途中で台座部126が浮き上がってしまって作業が行い難い、ということがあるからである。本実施の形態では、スライドレール形成部117が台座部126の左右縁の全体において上方への浮き上がりを抑制するため、バックル式保持具41、42によって局所的に上方への浮き上がりを抑制するよりも、拡管部120や接続部127に対するネジ込み作業(及びネジ外し作業)の際の台座部126の浮き上がり防止効果に優れる。また、バックル式保持具41、42を設ける場合より、コスト面でも有利である。なお、スライドレール形成部117が台座部126の左右縁を覆う長さは、台座部126の左右縁の全長であることが好ましいが、当該全長の2分の1以上であれば十分な効果がある。
更に、本実施の形態では、何らかの不所望の要因によって拡管部120にスライド移動力が生じた場合でも、抜け止めピン143を活用することで、拡管部120が実際にスライド移動して凹部116から外れることが防がれる。このような簡単な保持具であっても、拡管部120の凹部116からの抜け止め効果を十分に得ることができる。
一方、本実施の形態の油圧式拡管機101は、図12に示すような使用態様をとることが可能である。すなわち、油圧管121が延長管131を介して油圧管接続ポート113に接続され、スイッチ配線122が延長配線132を介してスイッチ配線接続ポート115に接続されることができる。この使用態様では、拡管部120を本体部110(油圧システム部分)から分離して拡管部120のみを狭い作業現場に持ち込むことができるため、油圧式拡管機101を狭い作業現場でも効果的に活用することができる。
すなわち、本実施の形態によっても、1台の油圧式拡管機101で、分離型の態様と一体型の態様との2ウェイの使用態様を提供することができる。
また、本実施の形態では、スイッチ操作部123が、把持部125(把持ハンドル)の先端部に台座部126と略平行な方向への押圧操作部として設けられている。このような態様は、本件発明者の実際の検証によれば、スイッチ操作部123の誤操作が生じにくいという点で、顕著に優れる。
また、本実施の形態では、油圧管接続ポート113が上方に延出した後に屈曲して略水平方向に延びるように設けられている。このような態様は、収納時に省スペースであるという点で、顕著に優れる。
1、101 油圧式拡管機
10、110 本体部
11、111 油圧システム
12、112 本体ケース
13、113 油圧管接続ポート
14、114 スイッチ部
15、115 スイッチ配線接続ポート
16、116 凹部
117 スライドレール形成部
20、120 拡管部
21、121 油圧管
22、122 スイッチ配線
23、123 スイッチ操作部
24、124 略円筒形状部材
25、125 把持部(把持ハンドル)
26、126 台座部
26a、26b、126a、126b 中空角柱部材
26c、26d、126c、126d 設置板
27、127 接続部
31 延長管
32 延長配線
41、42 バックル式保持具
143 抜け止めピン
144 ワイヤ
50 油圧式拡管機(従来)
51 油圧システム
52 本体ケース
53 油圧管
54 拡管作用部
60 アダプタ
70 アタッチメント
71 フランジ部(スペーサ)
72 ガイドシャフト
73 対向フランジ部
74 樹脂リング

Claims (9)

  1. 電気エネルギを油圧に変換する油圧システムと、
    前記油圧システムを収容する本体ケースと、
    前記本体ケースの外面に設けられた油圧管接続ポートと、
    前記油圧システムの起動のオン・オフを制御するスイッチ部と、
    前記スイッチ部に接続されると共に前記本体ケースの外面に設けられたスイッチ配線接続ポートと、
    を有しており、
    前記油圧管接続ポートに油圧管が接続された状態で、前記スイッチ部が前記油圧システムの起動をオンにすると、当該油圧管内に油圧を供給するようになっている
    ことを特徴とする本体部
    を備え、
    前記油圧管接続ポートに対して直接接続可能であると共に、延長管を介しても接続可能である油圧管と、
    前記スイッチ配線接続ポートに対して直接接続可能であると共に、延長配線を介しても接続可能であるスイッチ配線と、
    前記スイッチ配線及び前記本体部の前記スイッチ配線接続ポートを介して前記本体部の前記スイッチ部のオン・オフの制御を操作可能なスイッチ操作部と、
    拡管対象の配管の径に対応するアタッチメントを接続するための接続部と、
    を有しており、
    前記接続部にアタッチメントが接続された状態で、前記油圧管に油圧が供給されると、当該アタッチメントに油圧が作用されて、配管を拡管するようなアタッチメントの一時的な変形が生じる
    ことを特徴とする拡管部
    を更に備え、
    前記拡管部は、把持部と、安定した載置のための台座部と、を有しており、
    前記本体部は、前記拡管部の前記台座部を収容可能な凹部を有しており、
    前記拡管部の前記台座部が前記本体部の前記凹部に収容されている状態を保持するための保持具が、前記拡管部及び前記本体部の少なくとも一方に設けられている
    ことを特徴とする油圧式拡管機。
  2. 電気エネルギを油圧に変換する油圧システムと、
    前記油圧システムを収容する本体ケースと、
    前記本体ケースの外面に設けられた油圧管接続ポートと、
    前記油圧システムの起動のオン・オフを制御するスイッチ部と、
    前記スイッチ部に接続されると共に前記本体ケースの外面に設けられたスイッチ配線接続ポートと、
    を有しており、
    前記油圧管接続ポートに油圧管が接続された状態で、前記スイッチ部が前記油圧システムの起動をオンにすると、当該油圧管内に油圧を供給するようになっている
    ことを特徴とする本体部
    を備え、
    前記油圧管接続ポートに対して直接接続可能であると共に、延長管を介しても接続可能である油圧管と、
    前記スイッチ配線接続ポートに対して直接接続可能であると共に、延長配線を介しても接続可能であるスイッチ配線と、
    前記スイッチ配線及び前記本体部の前記スイッチ配線接続ポートを介して前記本体部の前記スイッチ部のオン・オフの制御を操作可能なスイッチ操作部と、
    拡管対象の配管の径に対応するアタッチメントを接続するための接続部と、
    を有しており、
    前記接続部にアタッチメントが接続された状態で、前記油圧管に油圧が供給されると、当該アタッチメントに油圧が作用されて、配管を拡管するようなアタッチメントの一時的な変形が生じる
    ことを特徴とする拡管部
    を更に備え、
    前記拡管部は、把持部と、安定した載置のための台座部と、を有しており、
    前記本体部は、前記拡管部の前記台座部を収容可能な凹部を有しており、
    前記凹部の周縁の一部の上面には、スライドレール形成部が設けられており、
    前記拡管部の前記台座部は、前記本体部の前記凹部に対して、スライド移動することによって収容されるようになっている
    ことを特徴とする油圧式拡管機。
  3. 前記拡管部の前記台座部が前記本体部の前記凹部に収容されている状態を保持するための保持具が、前記拡管部及び前記本体部の少なくとも一方に設けられている
    ことを特徴とする請求項2に記載の油圧式拡管機。
  4. 前記保持具は、互いに対応するように前記スライドレール部に設けられた貫通孔と前記台座部に設けられた有底穴または貫通穴とに挿入される抜け止めピンである
    ことを特徴とする請求項3に記載の油圧式拡管機。
  5. 前記把持部は、前記台座部と略平行な方向に伸びる把持ハンドルとして形成されており、
    前記スイッチ操作部は、前記把持ハンドルの先端部に、前記台座部と略平行な方向への押圧操作部として設けられている
    ことを特徴とする請求項2乃至4のいずれかに記載の油圧式拡管機。
  6. 前記油圧管接続ポートは、上方に延出した後に屈曲して略水平方向に延びるように設けられている
    ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の油圧式拡管機。
  7. 前記アタッチメントは、
    前記拡管部に固定されるフランジ部と、
    前記フランジ部を貫通して延びており、前記拡管部の前記接続部に接続されて油圧が作用される時に前記フランジ部に対して引込移動可能なガイドシャフトと、
    を備え、
    前記ガイドシャフトには、前記フランジ部に対向する対向フランジ部が設けられており、
    前記フランジ部と前記対向フランジ部との間に、弾性変形可能な樹脂リングが設けられており、
    前記アタッチメントに油圧が作用されると、前記ガイドシャフトが引込移動して、前記フランジ部と前記対向フランジ部との間で前記樹脂リングが圧縮されて外径側に膨らむように変形され、その変形力が配管を拡管する力として利用されるようになっている
    ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の油圧式拡管機。
  8. 請求項1乃至7のいずれかに記載の油圧式拡管機と、
    前記アタッチメントの1以上と、
    前記延長管と、
    前記延長配線と、
    を備えたことを特徴とする油圧式拡管機セット。
  9. 前記延長管と前記延長配線とは、少なくとも部分的に一体化されている
    ことを特徴とする請求項8に記載の油圧式拡管機セット。
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