JP2017131611A - 薄層の印象材料硬化を利用した印象方法 - Google Patents

Abstract

【課題】印象の精度を向上する為に、印象材料を被印象体に薄く塗布し硬化させることを利用した印象方法を提供する。【解決手段】印象材料１を被印象体２に薄く塗布し一度硬化させる。その後に硬化した印象材料を利用して印象する。硬化時の収縮率が１０パーセントの印象材料の場合、印象材料の厚みが１００の時に変形量は１０であるが、印象材料の厚みが１の場合の変形量は０．１になり変形量は低くなる。印象材料を一度硬化させ寸法変化させてしまう事で、再度利用しても硬化にともなう寸法変化は起こらない為、印象材料の変形量が減った分、印象の精度が向上する。【選択図】図１

Description

この発明は、印象材料を被印象体に薄く塗布し、一度硬化させる事を利用して印象をする印象方法に関するものである。

（イ）複数または一つの材料からなる厚みのある印象材料（１）を使用する。
（ロ）被印象体（２）と印象補助具の間に隙間を作り、その隙間に印象材料（１）を入れ る。
従来、印象方法は以上の手法によるものだった。

これは、次のような欠点があった。
従来、印象材料は硬化時に寸法変化をともない、寸法変化率が一定であっても、厚みが増すほど変化量自体は増える。被印象体との間に隙間を作り、後からその隙間に印象材料を入れる場合において、隙間は後から印象材料を入れる事に支障の無い程度の隙間が必要になり、結果として隙間に入れられた印象材料はある程度の厚みを持つことになる。厚みのある印象材料を使用する事で印象の精度が低下していた。後から印象材料を入れる事に支障の無い程度の隙間を確保する事も複雑な手法を必要としていた。価格単価の高い印象材料のみを使用した場合、厚みが増すほど材料費用が高額になっていた。
本発明は、以上のような欠点をなくすためになされたものである。

印象材料（１）を被印象体（２）に薄く塗布し一度硬化させる。
その後に硬化した印象材料（１）を利用して印象する。
本発明は、以上の手法よりなる印象方法である。

硬化時の収縮率が１０パーセントの印象材料の場合、印象材料の厚みが１００の時に変形量は１０であるが、印象材料の厚みが１の場合の変形量は０．１になり変形量は低くなる。印象材料を一度硬化させ寸法変化させてしまう事で、再度利用しても硬化にともなう寸法変化は起こらない為、印象材料の変形量が減った分、印象の精度が向上する。硬化した印象材料とその後に使用する印象材料は同じ印象材料である必要が無い為、複数の価格帯の印象材料を組み合わせて使用する事ができ、全体の費用を低くすることができる。

本発明の断面図である 従来法の断面図である

以下、本発明を実施するための手法について説明する。
印象材料（１）を被印象体（２）に薄く塗布し一度硬化させる。
その後に硬化した印象材料（１）を利用して印象する。
本発明は、以上のような手法である。

１ 印象材料
２ 被印象体

Claims (1)

1. 印象材料（１）を被印象体（２）に薄く塗布し一度硬化させ、硬化した印象材料（１）を利用して印象をする印象方法。

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