JP2017131581A - 介護用ベッド、電波センサの取り付け方法、および介護用ベッドの製造方法 - Google Patents

介護用ベッド、電波センサの取り付け方法、および介護用ベッドの製造方法 Download PDF

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博也 辻
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貴拓 相原
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歩未 神谷
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洋介 井澤
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聡 奥谷
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Abstract

【課題】検出精度の高い電波センサを備えた介護用ベッドを提供する。
【解決手段】介護用ベッド300は、金属製の梁321と、電波センサ100とを備え、(i)介護用ベッド300において、被介護者の胸部に対応する部分よりも被介護者の足側に、電波センサ100の設置位置がある場合には、電波センサ100は、複数の梁321の最上面をつないで形成される基準面よりも下側であって、かつ、電波センサ100に最も近い位置にある梁321よりも被介護者の頭側に設置され、(ii)介護用ベッド300において、被介護者の胸部に対応する部分よりも被介護者の頭側に、電波センサ100の設置位置がある場合には、電波センサ100は、基準面よりも下側であって、かつ、電波センサ100に最も近い位置にある梁321よりも被介護者の足側に設置される。
【選択図】図5A

Description

本発明は、被介護者の身体状態を検出するための電波センサを備えた介護用ベッド、その電波センサを介護用ベッドに取り付ける電波センサの取り付け方法、および、電波センサを備えた介護用ベッドの製造方法に関する。
福祉または介護の分野において、ベッドに横たわる高齢者または病人などの被介助者または被介護者の身体状態を検出するシステムが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
このようなシステムでは、介護用ベッドが置かれている部屋の天井や壁面に設置された電波センサであるドップラーセンサーを用いて、その介護用ベッドにいる被介護者の呼吸または体動などの状態を検出する。
特開2012−5745号公報
しかしながら、上記システムでは、被介護者の身体状態を精度よく検出することができないという課題がある。
そこで、本発明は、検出精度の高い電波センサを備えた介護用ベッドなどを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る介護用ベッドの一態様は、前記介護用ベッドの長さ方向における各位置に、前記介護用ベッドの幅方向に沿うように設置される金属製の構造部材と、前記介護用ベッド上の被介護者の身体状態を検出するために電波の発信および受信を行う電波センサとを備え、(i)前記介護用ベッドにおいて、前記被介護者の胸部に対応する部分よりも前記被介護者の足側に、前記電波センサの設置位置がある場合には、前記電波センサは、前記介護用ベッドにおいて、複数の前記構造部材の最上面をつないで形成される基準面よりも下側であって、かつ、複数の前記構造部材のうち当該電波センサに最も近い位置にある構造部材よりも前記被介護者の頭側に、設置され、(ii)前記介護用ベッドにおいて、前記被介護者の胸部に対応する部分よりも前記被介護者の頭側に、前記電波センサの設置位置がある場合には、前記電波センサは、前記介護用ベッドにおいて、前記基準面よりも下側であって、かつ、複数の前記構造部材のうち当該電波センサに最も近い位置にある構造部材よりも前記被介護者の足側に、設置される。
また、本発明に係る電波センサの取り付け方法の一態様は、介護用ベッド上の被介護者の身体状態を検出するために電波の発信および受信を行う電波センサを、前記介護用ベッドに取り付ける取り付け方法であって、前記介護用ベッドの長さ方向における各位置には、前記介護用ベッドの幅方向に沿うように金属製の構造部材が設置されてあり、(i)前記介護用ベッドにおいて、前記被介護者の胸部に対応する部分よりも前記被介護者の足側に、前記電波センサの設置位置がある場合には、前記介護用ベッドにおいて、複数の前記構造部材の最上面をつないで形成される基準面よりも下側であって、かつ、複数の前記構造部材のうち当該電波センサに最も近い位置にある構造部材よりも前記被介護者の頭側に、前記電波センサを設置し、(ii)前記介護用ベッドにおいて、前記被介護者の胸部に対応する部分よりも前記被介護者の頭側に、前記電波センサの設置位置がある場合には、前記介護用ベッドにおいて、前記基準面よりも下側であって、かつ、複数の前記構造部材のうち当該電波センサに最も近い位置にある構造部材よりも前記被介護者の足側に、前記電波センサを設置する。
また、本発明に係る介護用ベッドの製造方法の一態様では、前記介護用ベッドの長さ方向における各位置には、前記介護用ベッドの幅方向に沿うように金属製の構造部材が設置されてあり、前記製造方法は、介護用ベッド上の被介護者の身体状態を検出するために電波の発信および受信を行う電波センサを、前記介護用ベッドに取り付ける取り付けステップを含み、前記取り付けステップでは、(i)前記介護用ベッドにおいて、前記被介護者の胸部に対応する部分よりも前記被介護者の足側に、前記電波センサの設置位置がある場合には、前記介護用ベッドにおいて、複数の前記構造部材の最上面をつないで形成される基準面よりも下側であって、かつ、複数の前記構造部材のうち当該電波センサに最も近い位置にある構造部材よりも前記被介護者の頭側に、前記電波センサを取り付け、(ii)前記介護用ベッドにおいて、前記被介護者の胸部に対応する部分よりも前記被介護者の頭側に、前記電波センサの設置位置がある場合には、前記介護用ベッドにおいて、前記基準面よりも下側であって、かつ、複数の前記構造部材のうち当該電波センサに最も近い位置にある構造部材よりも前記被介護者の足側に、前記電波センサを取り付ける。
本発明によれば、被介護者の身体状態の検出精度を高めることができる。
図1は、実施の形態における見守りシステムの構成図である。 図2は、実施の形態における電波センサの取り付け位置の一例を示す図である。 図3は、実施の形態における、上下方向から見たときの介護用ベッドの構成を示す図である。 図4は、実施の形態における介護用ベッドを側面から見たときの電波センサの詳細な取り付け位置を示す図である。 図5Aは、実施の形態における介護用ベッドを上から見たときの電波センサの取り付け位置の具体例を示す図である。 図5Bは、実施の形態における介護用ベッドを上から見たときの電波センサの取り付け位置の他の具体例を示す図である。 図5Cは、実施の形態における介護用ベッドを上から見たときの電波センサの取り付け位置のさらに他の具体例を示す図である。 図6は、実施の形態における電波センサの取り付け方法を示すフローチャートである。 図7Aは、実施の形態における電波センサの概略構成を示す図である。 図7Bは、実施の形態における電波センサの機能的な概略構成を示す図である。 図8は、実施の形態における電波センサのケースの断面図である。 図9は、実施の形態における電波センサの、単一の材質からなるケースの断面図である。 図10は、実施の形態における電波センサの、吸収材を有するケースの断面図である。 図11は、実施の形態における電波センサの、反射材を有するケースの断面図である。 図12は、実施の形態における電波センサの、傾斜した側壁を有するケースの断面図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて詳細に説明する。なお、以下で説明する実施の形態は、いずれも本発明の好ましい一具体例を示す。以下の実施の形態で示される数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置位置および接続形態、ステップ、ステップの順序等は、一例であり、本発明を限定する主旨ではない。また、以下の実施の形態における構成要素のうち、本発明の最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、より好ましい形態を構成する任意の構成要素として説明する。
なお、各図は、模式図であり、必ずしも厳密に図示されたものではない。また、各図において、実質的に同一の構成に対しては同一の符号を付しており、重複する説明は省略または簡略化する。
(実施の形態)
<システム>
図1は、本実施の形態における見守りシステムの構成図である。
本実施の形態における見守りシステム1は、例えば病院または介護施設などの、複数の介護用ベッド300が置かれている施設に設置される。具体的には、見守りシステム1は、それぞれ被介護者の身体状態を検出する複数の電波センサ100と、それらの電波センサ100によって検出された被介護者の身体状態に関する処理を行う処理装置200とを備える。なお、被介護者は、上記施設における介護用ベッド300を使用する高齢者、病人、または被介助者であるが、これらに限定されず、生体であればよい。また、被介護者の身体状態とは、被介護者の動きであって、例えば心拍、脈拍、呼吸、または寝返りなどの体動である。また、本実施の形態では、複数の介護用ベッド300が置かれている施設に設置される見守りシステム1を例にあげて説明するが、この見守りシステム1は、単一の介護用ベッド300が置かれている家屋に設置されるシステムであってもよい。
電波センサ100は、施設内の介護用ベッド300に取り付けられ、例えばマイクロ波などの電波を送受信することによって、介護用ベッド300上にいる被介護者の身体状態を検出する。そして、電波センサ100は、検出された被介護者の身体状態に異常などがあれば、アラート信号を送信することによって、処理装置200に警報を出す。例えば、電波センサ100は、被介護者の心拍がない状態が所定期間継続すると、処理装置200に警報を出す。さらに、電波センサ100は、処理装置200からの命令に応じて、検出された被介護者の身体状態を示す生体情報を処理装置200に送信する。
処理装置200は、例えば介護施設の介護ステーションに設置され、電波センサ100のそれぞれと電力線搬送通信(以下、PLC:Power Line Communicationという)を介して通信する。したがって、処理装置200は、電波センサ100からアラート信号をそのPLCを介して受信すると、介護スタッフに警報を発する。また、処理装置200は、そのPCLを介して、電波センサ100に命令し、電波センサ100から生体情報を受信すると、その生体情報によって示される被介護者の身体状態を表示する。
なお、処理装置200は、例えばWiFi(登録商標)またはBluetooth(登録商標)などの無線通信によって電波センサ100と通信してもよく、有線を介して電波センサ100と通信してもよい。
図2は、電波センサ100の取り付け位置の一例を示す図である。
介護用ベッド300は、図2に示すように、マットレス400が載置されるボトム310と、ボトム310を支持する例えば金属製のフレーム320と、ボトム310の姿勢、傾きおよび高さを調節する調節機構330とを備える。被介護者は、このような介護用ベッド300のマットレス400の上に横たわったり、端座位の姿勢をとったりする。
なお、以降、本明細書において、「上、上向きまたは上側」とは鉛直方向の上、上向きまたは上側であって、介護用ベッド300のマットレス400とボトム310の配列方向のマットレス400側の向きである。また「下、下向きまたは下側」とは鉛直方向の下、下向きまたは下側であって、介護用ベッド300のマットレス400とボトム310の配列方向のボトム310側の向きである。また、上下方向をZ軸方向とし、上をプラス側、下をマイナス側としている。また、介護用ベッド300の長さ方向(つまり長手方向)をX軸方向とし、介護用ベッド300に横たわる介護者の足側(後ろ側)をプラス側、頭側(前側)をマイナス側としている。さらに、また、介護用ベッド300の幅方向(つまり短手方向)をY軸方向とし、介護用ベッド300に横たわる介護者の左側をプラス側、右側をマイナス側としている。
電波センサ100は、このような介護用ベッド300に取り付けられている。具体的には、電波センサ100は、例えば、ボトム310よりも下側に取り付けられている。なお、電波センサ100の詳細な取り付け位置については後述する。
電波センサ100は、このように取り付けられた部位から、マットレス400の上面側(つまり上側)に向けて電波を発信し、その電波の反射波を受信する。そして、電波センサ100は、マットレス400の上にある被介護者の身体状態をその反射波に基づいて検出する。具体的には、電波センサ100は、反射物の動きに応じてドップラーシフトした反射波から得られるドップラー波形に基づいて被介護者の身体状態を判定または検出する。なお、このような身体状態の判定または検出は、処理装置200によって行われてもよい。つまり、電波センサ100は、発信された電波と、受信された反射波とに関する情報を処理装置200に出力し、処理装置200がその出力に基づいて、被介護者の身体状態を判定または検出する。
図3は、上下方向から見たときの介護用ベッド300の構成を示す図である。なお、図3の(a)は、マットレス400が外されている介護用ベッド300を上から見た図であり、図3の(b)は、その介護用ベッド300を下から見た図である。
ボトム310は、それぞれ略平板状の背ボトム311、腰ボトム312、膝ボトム313および足ボトム314を備える。背ボトム311、腰ボトム312、膝ボトム313および足ボトム314は、介護用ベッド300の長手方向に沿って配列され、それぞれ互いに隣接するボトムと回動自在に連結されている。また、ボトム310には、上下方向に貫通する複数の孔または隙間である貫通部310hが形成されている。これらの貫通部310hは、例えば通気または軽量化などを目的に形成されている。
また、フレーム320は複数の梁321を具備している。例えば、複数の梁321のそれぞれは、ボトム310に平行な面上において、介護用ベッド300の長手方向と垂直な方向(Y軸方向)に沿った状態で、長手方向(X軸方向)の各位置に配列されている。
また、上述の調節機構330は、例えば複数のアームを備え、その複数のアームによって、背ボトム311、腰ボトム312、膝ボトム313および足ボトム314のそれぞれの高さおよび傾きを変える。
<電波センサの詳細な取り付け位置>
図4は、本実施の形態における、介護用ベッド300を側面(Y軸方向)から見たときの電波センサ100の詳細な取り付け位置を示す図である。
本実施の形態における電波センサ100は、図4に示すように、フレーム320に具備されている複数の金属製の構造部材である梁321の最上面をつないで形成される基準面よりも下側に設置されている。
図5Aは、本実施の形態における介護用ベッド300を上から見たときの電波センサ100の取り付け位置の具体例を示す図である。なお、図5Aの(a)は、介護用ベッド300を上から見たときの、複数の梁321と、その介護用ベッド300に横たわる被介護者と、電波センサ100との位置関係を示す。また、図5Aの(b)は、介護用ベッド300を側面(Y軸方向)からみたときの、複数の梁321と電波センサ100との位置関係を示す。
例えば、図5Aの(a)に示すように、電波センサ100の設置位置は、介護用ベッド300において、被介護者の胸部に対応する部分よりも被介護者の足側にある。このような場合、その電波センサ100は、複数の梁321のうち電波センサ100に最も近い位置にある梁321よりも被介護者の頭側に設置されている。
これにより、図5Aの(b)に示すように、電波センサ100(図5Aの(b)中の黒四角の位置にある電波センサ100)は、梁321による電波の遮蔽、反射または散乱などの影響を抑えて、電波を被介護者の胸部に向けて発信することができる。つまり、電波センサ100が、その最も近い位置にある梁321よりも被介護者の足側(図5Aの(b)中の白四角の位置)に設置されている場合には、その梁321が電波の障害となる。そのため、電波センサ100が電波を発信しても、その電波が被介護者の胸部に達しにくくなる。しかし、本実施の形態では、電波センサ100が、その最も近い位置にある梁321よりも被介護者の頭側に配置されるため、このような障害による電波の影響を抑えて、電波を発信および受信することができる。そのため、電波センサ100による身体状態の検出精度を高めることができる。
図5Bは、本実施の形態における介護用ベッド300を上から見たときの電波センサ100の取り付け位置の他の具体例を示す図である。なお、図5Bの(a)は、介護用ベッド300を上から見たときの、複数の梁321と、その介護用ベッド300に横たわる被介護者と、電波センサ100との位置関係を示す。また、図5Bの(b)は、介護用ベッド300を側面(Y軸方向)からみたときの、複数の梁321と電波センサ100との位置関係を示す。
例えば、図5Bの(a)に示すように、電波センサ100の設置位置は、介護用ベッド300において、被介護者の胸部に対応する部分よりも被介護者の頭側にある。このような場合、その電波センサ100は、複数の梁321のうち電波センサ100に最も近い位置にある梁321よりも被介護者の足側に設置されている。
これにより、図5Bの(b)に示すように、電波センサ100(図5Bの(b)中の黒四角の位置にある電波センサ100)は、梁321による電波の遮蔽、反射または散乱などの影響を抑えて、電波を被介護者の胸部に向けて発信することができる。つまり、電波センサ100が、その最も近い位置にある梁321よりも被介護者の頭側(図5Bの(b)中の白四角の位置)に設置されている場合には、その梁321が電波の障害となる。そのため、電波センサ100が電波を発信しても、その電波が被介護者の胸部に達しにくくなる。しかし、本実施の形態では、電波センサ100が、その最も近い位置にある梁321よりも被介護者の足側に配置されるため、このような障害による電波の影響を抑えて、電波を発信および受信することができる。そのため、電波センサ100による身体状態の検出精度を高めることができる。
図5Cは、本実施の形態における介護用ベッド300を上から見たときの電波センサ100の取り付け位置のさらに他の具体例を示す図である。なお、図5Cの(a)は、介護用ベッド300を上から見たときの、複数の梁321と、その介護用ベッド300に横たわる被介護者と、電波センサ100との位置関係を示す。また、図5Cの(b)は、介護用ベッド300を側面(Y軸方向)からみたときの、複数の梁321と電波センサ100との位置関係を示す。
例えば、図5Cの(a)に示すように、電波センサ100の設置位置は、介護用ベッド300において、被介護者の胸部に対応する部分にある。このような場合、その電波センサ100は、複数の梁321のうち電波センサ100に最も近い位置にある梁321よりも被介護者の足側に設置されている。
これにより、図5Cの(b)に示すように、電波センサ100(図5Cの(b)中の黒四角の位置にある電波センサ100)は、梁321による電波の遮蔽、反射または散乱などの影響を抑えて、電波を被介護者の胸部に向けて発信することができる。さらに、電波センサ100は、梁321による影響を抑えて、電波を被介護者の足側に向けて発信することができる。
つまり、電波センサ100が、その最も近い位置にある梁321よりも被介護者の頭側(図5Cの(b)中の白四角の位置)に設置されている場合でも、梁321による電波の遮蔽、反射または散乱などの影響を抑えて、電波を被介護者の胸部に向けて発信することができる。しかし、このような場合には、その梁321が足側に向かう電波の障害となる。そのため、電波センサ100が電波を発信しても、その電波が、被介護者の胸部から足までの広い範囲に達しにくくなる。しかし、本実施の形態では、電波センサ100が、その最も近い位置にある梁321よりも被介護者の足側に配置されるため、このような電波の障害を抑えることができる。つまり、電波センサ100は、被介護者の胸部から足までの広い範囲に電波を発信して、その広い範囲からの反射波を受信することができる。これにより、電波センサ100による身体状態の検出を、被介護者の広い範囲に対して行うことができる。
(まとめ)
以上のように、本実施の形態における介護用ベッド300は、介護用ベッド300の長さ方向における各位置に、介護用ベッド300の幅方向に沿うように設置される金属製の梁(構造部材)321と、介護用ベッド300上の被介護者の身体状態を検出するために電波の発信および受信を行う電波センサ100とを備える。そして、(i)介護用ベッド300において、被介護者の胸部に対応する部分よりもその被介護者の足側に、電波センサ100の設置位置がある場合には、電波センサ100は、介護用ベッド300において、複数の梁321の最上面をつないで形成される基準面よりも下側であって、かつ、複数の梁321のうち電波センサ100に最も近い位置にある梁321よりも被介護者の頭側に、設置される。また、(ii)介護用ベッド300において、被介護者の胸部に対応する部分よりもその被介護者の頭側に、電波センサ100の設置位置がある場合には、電波センサ100は、介護用ベッド300において、基準面よりも下側であって、かつ、複数の梁321のうち電波センサ100に最も近い位置にある梁321よりも被介護者の足側に、設置される。
これにより、電波センサ100から被介護者の胸部に向かって発信される電波が、電波センサ100の近くの金属製の構造部材である梁321によって干渉を受けることを抑制することができる。その結果、電波センサ100の検出精度を高めることができる。
また、介護用ベッド300において、被介護者の胸部に対応する部分に、電波センサ100の設置位置がある場合には、電波センサ100は、介護用ベッド300において、基準面よりも下側であって、かつ、複数の梁321のうち電波センサ100に最も近い位置にある梁321よりも被介護者の足側に、設置されてもよい。
これにより、介護用ベッド300において、被介護者の胸部に対応する部分に、電波センサ100の設置位置がある場合には、被介護者の胸部の身体状態を精度よく検出することができる。また、このような場合に、電波センサ100は、電波センサ100に最も近い位置にある梁321よりも被介護者の足側に設置される。したがって、電波センサ100から被介護者の足側に向かって発信される電波が、電波センサ100の近くの金属製の構造部材である梁321によって干渉を受けることを抑制することができる。その結果、被介護者の胸部から足側の広い範囲で身体状態を精度よく検出することができる。
図6は、本実施の形態における電波センサ100の取り付け方法を示すフローチャートである。
本実施の形態における電波センサ100の取り付け方法は、介護用ベッド300上の被介護者の身体状態を検出するために電波の発信および受信を行う電波センサ100を、介護用ベッド300に取り付ける方法である。ここで、介護用ベッド300の長さ方向における各位置には、介護用ベッド300の幅方向に沿うように金属製の構造部材である梁321が設置されている。
この電波センサ100の取り付け方法では、(i)介護用ベッド300において、被介護者の胸部に対応する部分よりも被介護者の足側に、電波センサ100の設置位置がある場合には、ステップS21を実行する。一方、(ii)介護用ベッド300において、被介護者の胸部に対応する部分よりも被介護者の頭側に、電波センサ100の設置位置がある場合には、ステップS22を実行する。
ステップS21では、介護用ベッド300において、複数の梁321の最上面をつないで形成される基準面よりも下側であって、かつ、複数の梁321のうちその電波センサ100に最も近い位置にある梁321よりも被介護者の頭側に、電波センサ100を設置する。また、ステップS22では、介護用ベッド300において、基準面よりも下側であって、かつ、複数の梁321のうちその電波センサ100に最も近い位置にある梁321よりも被介護者の足側に、電波センサ100を設置する。
また、本実施の形態における介護用ベッド300の製造方法では、介護用ベッド300の長さ方向における各位置には、介護用ベッド300の幅方向に沿うように金属製の梁321(構造部材)が設置されてある。そして、その製造方法は、介護用ベッド300上の被介護者の身体状態を検出するために電波の発信および受信を行う電波センサ100を、介護用ベッド300に取り付ける取り付けステップを含む。この取り付けステップでは、(i)介護用ベッド300において、被介護者の胸部に対応する部分よりもその被介護者の足側に、電波センサ100の設置位置がある場合には、介護用ベッド300において、複数の梁321の最上面をつないで形成される基準面よりも下側であって、かつ、複数の梁321のうち電波センサ100に最も近い位置にある梁321よりも被介護者の頭側に、電波センサ100を取り付ける。また、(ii)介護用ベッド300において、被介護者の胸部に対応する部分よりもその被介護者の頭側に、電波センサ100の設置位置がある場合には、介護用ベッド300において、その基準面よりも下側であって、かつ、複数の梁321のうち電波センサ100に最も近い位置にある梁321よりも被介護者の足側に、電波センサ100を取り付ける。
つまり、この介護用ベッド300の製造方法は、図6に示すステップS21およびS22を含む。これにより、検出精度の高い電波センサ100を備えた介護用ベッド300を製造することができる。
<電波センサのケース>
本実施の形態では、電波センサ100は、介護用ベッド300に取り付けられているため、介護用ベッド300のギャッジアップまたはダウンによる感度変化を抑えることできる。また、例えば、防水性を得るために、マイクロ波などの電波を発信および受信するセンサ本体を、ケースで覆うことによって電波センサ100を構成してもよい。また、このような電波センサ100を介護用ベッド300の下に取り付けたときには、電波が、その電波センサ100から広い角度範囲に発信されることがある。このような場合には、このような電波センサ100では、介護用ベッド300上にいる被介護者からの反射波だけでなく、介護用ベッド300上にいない人または動物などからの反射波も受信してしまう。あるいは、電波センサ100は、介護用ベッド300を構成する金属製の構成部材などからの反射波を受信してしまい、ノイズを検知してしまう可能性がある。
そこで、本実施の形態における電波センサ100は、このようなノイズの影響を低減することができるケースを備えていてもよい。以下、本実施の形態における電波センサ100のバリエーションについて、詳細に説明する。
図7Aおよび図7Bは、本実施の形態における電波センサ100の概略構成を示す図である。
電波センサ100は、回路基板などからなるセンサ本体110と、そのセンサ本体110を覆うケース120とを備える。センサ本体110は、電波を発信する電波発信部110aと、電波発信部110aから発信された電波の反射波を受信する電波受信部110bとを備える。
図8は、電波センサ100におけるケース120の断面図である。
ケース120は、例えば略直方体に形成され、互いに対向する上壁120aおよび底壁120cと、上壁120aと底壁120cのそれぞれの周縁に接する側壁120bとを有する。センサ本体110は、電波発信部110aおよび電波受信部110bのそれぞれの正面が、上壁120aの内面に対向するように、ケース120内の底壁120c上に載置される。なお、電波発信部110aの正面は、電波発信部110aにおいて、例えば最も強い強度の電波が発信される面であり、電波受信部110bの正面は、電波受信部110bにおいて、例えば電波の受信感度が最も高い面である。
ここで、本実施の形態におけるケース120の上壁120aの電波の透過率は、透過率=T1であり、側壁120bおよび底壁120cのそれぞれの透過率は、透過率=T2(<T1)である。例えば、上壁120aは樹脂材料からなり、側壁120bおよび底壁120cは金属材料からなる。
このように、本実施の形態における電波センサ100は、電波を発信する電波発信部110aと、その電波発信部110aから発信された電波の反射波を受信する電波受信部110bと、電波発信部110aおよび電波受信部110bを収納するケース120とを備える。
そして、図8に示す例では、ケース120は、ケース120の上壁120aとして構成される第1部位と、側壁120bおよび底壁120cとして構成される第2部位を有する。第1部位における電波の透過率は、第2部位における電波の透過率よりも高い。また、第1部位は、ケース120において、電波発信部110aおよび電波受信部110bのそれぞれの正面と対向する位置にある。
これにより、電波センサ100から発信される電波と、受信される電波の指向性を制限することができる。つまり、電波の指向性を、電波発信部110aおよび電波受信部110bのそれぞれの正面に対して垂直な方向であって、センサ本体110から見て上壁120a側の向きに絞ることができる。したがって、このような電波センサ100を、ケース120の上壁120a側を上に向けた状態で、介護用ベッド300の図4に示す位置に取り付けることで、ノイズの影響を受け難くすることができる。具体的には、電波センサ100から発信される電波の範囲を、介護用ベッド300上の被介護者の範囲に限定することができる。その結果、介護用ベッド300から離れた人または動物、あるいは、介護用ベッド300の金属製の構造物に向けて電波が発信されて、その発信された電波の反射波を受信してしまうことを抑制することができる。したがって、被介護者の身体状態の検出精度を高めることができる。
また、図8に示す上壁120aでは、上壁120aにおける全ての部位の透過率が、側壁120bおよび底壁120cの透過率よりも高い。しかし、上壁の一部の透過率だけが、側壁120bおよび底壁120cの透過率よりも高くてもよい。
また、電波センサ100のケース120は、単一の材質から構成されていてもよい。
図9は、電波センサ100における単一の材質からなるケース120の断面図である。
ケース120は、例えば略直方体に形成され、互いに対向する上壁120dおよび底壁120cと、上壁120dと底壁120cのそれぞれの周縁と接する側壁120bとを有する。ここで、側壁120b、底壁120cおよび上壁120dは、同一の材質からなる。例えば、これらの壁は樹脂材料からなる。また、上壁120dの厚みは、側壁120bおよび底壁120cの厚みよりも薄い。
つまり、図9に示す例では、側壁120bおよび底壁120cとして構成される第2部位は、上壁120dとして構成される第1部位よりも厚い。したがって、第1部位における電波の透過率は、第2部位における電波の透過率よりも高い。
これにより、電波センサ100から発信される電波と、受信される電波の指向性を制限することができる。
また、電波センサ100のケース120は、電波の吸収材を有していてもよい。
図10は、電波センサ100における吸収材を有するケース120の断面図である。
ケース120は、例えば略直方体に形成され、互いに対向する上壁120dおよび底壁120cと、上壁120dと底壁120cのそれぞれの周縁と接する側壁122とを有する。ここで、側壁122は、電波を吸収する吸収材からなる。吸収材は、例えばセラミックスなどである。より具体的には、吸収材は、カーボン等の導電性材料、フェライト等の磁性材料、またはSiCセラミックス等の誘電体材料からなる。また、吸収材は、TiO2(酸化チタン(IV)、二酸化チタン、チタニア)でもよい。
つまり、図10に示す例では、側壁122として構成される第2部位は、発信された電波を吸収する吸収材を有する。したがって、上壁120dとして構成される第1部位における電波の透過率は、側壁122として構成される第2部位における電波の透過率よりも高い。
これにより、電波センサ100から発信される電波と、受信される電波の指向性を制限することができる。
また、側壁の一部だけが吸収材によって構成されていてもよい。例えば、樹脂材料からなる側壁に、電波を吸収する吸収材からなる吸収シートを張り付けもよい。
また、電波センサ100のケース120は、電波の反射材を有していてもよい。
図10は、電波センサ100における反射材を有するケース120の断面図である。
ケース120は、例えば略直方体に形成され、互いに対向する上壁120dおよび底壁120cと、上壁120dと底壁120cのそれぞれの周縁と接する側壁124とを有する。ここで、側壁124は、電波を反射する反射材からなる。反射材は、例えば金属製の部材などである。なお、上壁120dおよび底壁120cは樹脂材料などからなる。
つまり、図10に示す例では、側壁124として構成される第2部位は、発信された電波を反射する反射材を有する。したがって、上壁120dとして構成される第1部位における電波の透過率は、側壁124として構成される第2部位における電波の透過率よりも高い。
これにより、電波センサ100から発信される電波と、受信される電波の指向性を制限することができる。
また、側壁の一部だけが反射材によって構成されていてもよい。例えば、樹脂材料からなる側壁に、電波を反射する反射材からなる反射シートを張り付けもよい。なお、反射シートは、金属板または金属箔のように、側壁の内面の全てを覆うような構成でもよく、その内面を部分的に覆うような構成でもよい。内面を部分的に覆う反射シートは、複数の孔が形成されている金属板、あるいは、メッシュ状に形成された金属板または金属被覆である。
また、ケース120の側壁は傾斜していてもよい。
図12は、電波センサ100における、傾斜した側壁を有するケース120の断面図である。
ケース120は、図11に示すケース120と同様に、互いに対向する上壁120dおよび底壁120cと、上壁120dと底壁120cのそれぞれの周縁と接する側壁124とを有する。ここで、図12に示す例では、上壁120dは、底壁120cよりも広く、側壁124は、上壁120d側に向かうにつれてケース120の外側に倒れるように傾斜している。言い換えれば、ケース120は、その断面形状が逆等脚台形の4辺からなる形状となるように形成されている。
つまり、図12に示す例では、ケース120は、電波発信部110aと電波受信部110bのそれぞれの正面に対向する、上記第1部位を構成する上壁120dと、その上壁120dとの間に電波発信部110aおよび電波受信部110bを挟むように上壁120dと対向する底壁120cと、電波発信部110aおよび電波受信部110bを囲むように、底壁120cと上壁120dとの間に設けられた、第2部位を構成する側壁124とを有する。そして、側壁124において上壁120dと接する周縁によって囲まれる領域が、側壁124において底壁120cと接する周縁によって囲まれる領域よりも広くなるように、側壁124は傾斜している。
これにより、電波センサ100から側壁124に向けて発信された電波を、側壁124に反射させて、その電波を、上壁120dを介して介護用ベッド300の上側に発信することができる。さらに、介護用ベッド300上の被介護者からの反射波が電波受信部110bから外れていても、その反射波を側壁124に反射させて電波受信部110bに受信させることができる。
これにより、送信される電波の指向性を制限することができるととともに、反射波の受信感度を向上することができる。
また、傾斜した側壁の一部だけが反射材によって構成されていてもよい。
以上、本発明の電波センサ、介護用ベッド、電波センサの取り付け方法および介護用ベッドの製造方法について、実施の形態に基づいて説明したが、本発明は、実施の形態に限定されるものではない。本発明の主旨を逸脱しない限り、当業者が思いつく各種変形を本実施の形態に施したものや、実施の形態および変形例における一部の構成要素を任意に組み合わせて構築される別の形態も、本発明の範囲内に含まれる。
例えば、実施の形態におけるケース120の形状は、略直方体に限らず、任意の形状であってもよい。例えば、ケース120の形状は円筒形でもよい。また、電波センサ100を用いた身体状態の検出または判定の方法は、ドップラー波形を利用した方法に限らない。また、実施の形態の介護用ベッド300は、図7A〜図12に示す構成の電波センサ100を備えてもよく、その構成とは異なる電波センサを備えてもよい。さらに、実施の形態では、介護用ベッド300を例に挙げて説明したが、介護用に限らず、一般的なベッドに電波センサ100を取り付けてもよい。
その他、各実施の形態に対して当業者が思いつく各種変形を施して得られる形態や、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で各実施の形態における構成要素および機能を任意に組み合わせることで実現される形態も本発明に含まれる。
100 電波センサ
300 介護用ベッド
321 梁(構造部材)

Claims (4)

  1. 介護用ベッドであって、
    前記介護用ベッドの長さ方向における各位置に、前記介護用ベッドの幅方向に沿うように設置される金属製の構造部材と、
    前記介護用ベッド上の被介護者の身体状態を検出するために電波の発信および受信を行う電波センサとを備え、
    (i)前記介護用ベッドにおいて、前記被介護者の胸部に対応する部分よりも前記被介護者の足側に、前記電波センサの設置位置がある場合には、
    前記電波センサは、前記介護用ベッドにおいて、複数の前記構造部材の最上面をつないで形成される基準面よりも下側であって、かつ、複数の前記構造部材のうち当該電波センサに最も近い位置にある構造部材よりも前記被介護者の頭側に、設置され、
    (ii)前記介護用ベッドにおいて、前記被介護者の胸部に対応する部分よりも前記被介護者の頭側に、前記電波センサの設置位置がある場合には、
    前記電波センサは、前記介護用ベッドにおいて、前記基準面よりも下側であって、かつ、複数の前記構造部材のうち当該電波センサに最も近い位置にある構造部材よりも前記被介護者の足側に、設置される
    介護用ベッド。
  2. 前記介護用ベッドにおいて、前記被介護者の胸部に対応する部分に、前記電波センサの設置位置がある場合には、
    前記電波センサは、前記介護用ベッドにおいて、前記基準面よりも下側であって、かつ、複数の前記構造部材のうち当該電波センサに最も近い位置にある構造部材よりも前記被介護者の足側に、設置される
    請求項1に記載の介護用ベッド。
  3. 介護用ベッド上の被介護者の身体状態を検出するために電波の発信および受信を行う電波センサを、前記介護用ベッドに取り付ける取り付け方法であって、
    前記介護用ベッドの長さ方向における各位置には、前記介護用ベッドの幅方向に沿うように金属製の構造部材が設置されてあり、
    (i)前記介護用ベッドにおいて、前記被介護者の胸部に対応する部分よりも前記被介護者の足側に、前記電波センサの設置位置がある場合には、
    前記介護用ベッドにおいて、複数の前記構造部材の最上面をつないで形成される基準面よりも下側であって、かつ、複数の前記構造部材のうち当該電波センサに最も近い位置にある構造部材よりも前記被介護者の頭側に、前記電波センサを設置し、
    (ii)前記介護用ベッドにおいて、前記被介護者の胸部に対応する部分よりも前記被介護者の頭側に、前記電波センサの設置位置がある場合には、
    前記介護用ベッドにおいて、前記基準面よりも下側であって、かつ、複数の前記構造部材のうち当該電波センサに最も近い位置にある構造部材よりも前記被介護者の足側に、前記電波センサを設置する
    電波センサの取り付け方法。
  4. 介護用ベッドの製造方法であって、
    前記介護用ベッドの長さ方向における各位置には、前記介護用ベッドの幅方向に沿うように金属製の構造部材が設置されてあり、
    前記製造方法は、
    介護用ベッド上の被介護者の身体状態を検出するために電波の発信および受信を行う電波センサを、前記介護用ベッドに取り付ける取り付けステップを含み、
    前記取り付けステップでは、
    (i)前記介護用ベッドにおいて、前記被介護者の胸部に対応する部分よりも前記被介護者の足側に、前記電波センサの設置位置がある場合には、
    前記介護用ベッドにおいて、複数の前記構造部材の最上面をつないで形成される基準面よりも下側であって、かつ、複数の前記構造部材のうち当該電波センサに最も近い位置にある構造部材よりも前記被介護者の頭側に、前記電波センサを取り付け、
    (ii)前記介護用ベッドにおいて、前記被介護者の胸部に対応する部分よりも前記被介護者の頭側に、前記電波センサの設置位置がある場合には、
    前記介護用ベッドにおいて、前記基準面よりも下側であって、かつ、複数の前記構造部材のうち当該電波センサに最も近い位置にある構造部材よりも前記被介護者の足側に、前記電波センサを取り付ける
    介護用ベッドの製造方法。
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