JP2017129758A - 工事用表示板 - Google Patents
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Abstract
【課題】より長期間使用可能であって、記録安定性も達成可能な工事用表示板を提供する。
【解決手段】本表示板1は、少なくとも一方の面において樹脂面21が形成された基板2と、一方の面が基板の樹脂面21に吸着される吸着面31であり、他方の面32が情報を表示するための表示面である表示シート3と、基板2及び表示シート3を保持するフレーム4と、を備えている。この場合において、フレームは、基板及び前記表示シートをスライド及び挿入させる溝が形成されていることが好ましい。
【選択図】 図1
【解決手段】本表示板1は、少なくとも一方の面において樹脂面21が形成された基板2と、一方の面が基板の樹脂面21に吸着される吸着面31であり、他方の面32が情報を表示するための表示面である表示シート3と、基板2及び表示シート3を保持するフレーム4と、を備えている。この場合において、フレームは、基板及び前記表示シートをスライド及び挿入させる溝が形成されていることが好ましい。
【選択図】 図1
Description
本発明は、工事用表示板関する。
工事用表示板は、工事の現場において、工事名、工種、撮影年月日等を記載し、工事の前後において撮影、記録するために用いられる板であり、工事を行う者は必ず作成しなければならない。
そして一般の工事用表示板は、木製の板材の上に、緑色の黒板用塗料を塗布したものが一般的であり、この黒板用塗料の上に白色の塗料等で枠を形成し、その中に必要事項をチョークなどで記入するものである。
上記工事用表示板としては、例えば下記非特許文献1等において開示されている。
http://ec.midori-anzen.com/shop/g/g4068373420/
ところで、上記のように工事用表示板は、持ち運び及び保管の際に外気に直接晒されるものであって、表面は傷つきやすく、すぐ交換しなければならなくなるといった課題がある。また表面はチョークで記載することができるものとなっているため、持ち運び及び保管の際すぐ消えてしまい、記録用の手段としての課題も残す。
そこで、本発明は、上記課題に鑑み、より長期間使用可能であって、記録安定性も達成可能な工事用表示板を提供することを目的とする。
すなわち、上記課題を解決する本発明の一観点にかかる工事用表示板は、少なくとも一方の面において樹脂面が形成された基板と、一方の面が基板の樹脂面に吸着される吸着面であり、他方の面が情報を表示するための表示面である表示シートと、基板及び表示シートを保持するフレームと、を備えることを特徴とする。
また、本観点において、フレームは、基板及び前記表示シートをスライド及び挿入させる溝が形成されていることが好ましい。
また、本観点において、表示シートが基板に吸着された場合における端部が、フレームによって覆われていることが好ましい。
また、本観点において、表示シートは可撓性を備えたものであって、基板に対し複数回着脱可能であることが好ましい。
また、本観点において、吸着面は樹脂を含んで構成されており、基板における樹脂面の樹脂と同一材料を含んで構成されていることが好ましい。
また、本観点において、基板は、木板と、木板上に形成される樹脂面とを備えていることが好ましい。
以上本発明によって、より長期間使用可能であって、記録安定性も達成可能な工事用表示板を提供することができる。
以下、本発明の実施形態について図面を用いて詳細に説明する。ただし、本発明は多くの異なる形態による実施が可能であり、以下に示す実施形態の例示にのみ限定されるものではない。
図1は、本実施形態にかかる工事用表示板(以下「本表示板」という。)1の概略を示す図であり、図2は、基板2及び表示シート3の概略図である。本図で示すように、本表示板1は、少なくとも一方の面において樹脂面21が形成された基板2と、一方の面が基板の樹脂面21に吸着される吸着面31であり、他方の面32が情報を表示するための表示面である表示シート3と、基板2及び表示シート3を保持するフレーム4と、を備えている。
本表示板1において、基板2は、本表示板の主要な骨格を構成する板であって、上記のとおり、少なくとも一方の面において樹脂面21が形成されている。
本表示板1における基板2は、少なくとも一方の面において樹脂面21が形成されたものであれば、この面を構成する樹脂によって一体に形成されていてもよいが、ベニヤ等の木材、スチール等の金属製、又は、ポリスチレン等の樹脂からなる基材22と、この基材上に形成される樹脂面21を備えている構成とすることが価格及び耐久性の観点から好ましい。
また、樹脂面21の材質としては、特に制限されるわけではないが、表示シートと同じ材質を含むものであることが好ましい。この材質としては例えばポリプロピレンであることは好ましい。
なお表示板1における基板2の大きさとしては工事現場とともに撮影し記載された文字等を読み込むことができる程度の大きさであればよく、特に限定されず、縦と横の比も適宜調整可能であるが、例えば縦横ともに30cm以上100cm以下であることが持ち運びの観点から好ましい。
また、本表示板1において、表示シート3は、上記のとおり、一方の面が基板2の樹脂面21に吸着される吸着面31であり、他方の面が情報を表示するための表示面32を備えている。このようにすることで、基板2に対し工事の度に着脱可能となり、表面が工事中外気に晒されているとしても、工事の度に新しい表示シート3を準備することで常に新しい状態を維持することができる。
また本表示板1における表示シート3の吸着面31は、上記のとおり基板2の樹脂面21に吸着される部材を備えている。樹脂面に吸着させることで、安定的に表面シートを保持することができる。
吸着面の材質としては、特に限定されるわけではないが、例えば上記基板2の樹脂面21と同じ材質であることが吸着の観点から好ましく、例えばポリプロピレンを含むことは好ましい。
また本表示板1における表示シート3の表示面32は、工事に関する情報を記載する面であって、材質としてはこの機能を有する限りにおいて限定されるわけではないが、例えば黒板用塗料からなる面と、この塗料面に配置される表示用塗料とを備えていることが好ましい。この場合のイメージを図3に示しておく。
また、本表示板1において、表示シート3は、薄く、可撓性を備えたものであって、基板2に対し複数回着脱可能であることが好ましい。具体的には、表示シート3を薄い樹脂シートとし、この樹脂シート上に別途表示面を形成し、この表示面に例えばインクジェット等を用いて表示板全体を印字するようにしてもよい。このようにすることで、チョーク等の消えやすい材料で記載した場合に比べ、工事中外気に晒されたとしても消える恐れが少なく、また表示も非常に読みやすくなるといった利点がある。
また、本表示板1において、フレーム4は、上記基板2と上記表示シート3を保持するための部材であって、このフレーム4により工事期間中ずれることなく安定的に保持される。
また、本表示板1におけるフレーム4は、分離可能であって、基板2及び表示シート3をスライド及び挿入させる溝41が形成されていることが好ましい。図4に、フレーム4に基板2及び表示シート3をスライドさせる場合のイメージを示しておく。本図で示すように、この表示板1の使用者は、使用前にフレーム4を分離し、溝41に上記基板2及び表示シート3を挿入し、再び一体化させて表示板1として完成させる。この分離及び一体化は、例えばネジ等を用いて実現できる。
本表示板1におけるフレーム4の材質は、特に限定されるわけではないが、例えばスチール等の金属、ポリプロピレン等の樹脂、ベニヤ等の木材等であることは好ましい。
また、本表示板1において、表示シート3が基板2に吸着された場合における端部が、フレーム4によって覆われていることが好ましい。これは、二つの部材を吸着させた場合、この吸着の界面に他の物質、例えば水が浸入した場合、この吸着力を弱め、風雨に晒された場合、これらをはがしてしまうといったことが起こるため、フレームに端部を覆わせることによって、外気すなわち風雨に晒されたとしてもその界面から剥がれてしまうことを防止することができる。
また、本表示板1において、フレーム4には、中間支持部材42、この中間支持部材42に備えられた収納可能な支柱部材43と、を備えていることが好ましい。このようにすることで、工事板を自立させる一方、使用しないときは支柱部材を収納しコンパクトに保管することが可能となる。この場合のイメージを例えば図5に示しておく。なお、支柱部材43は、限定されるわけではないが、図6で示すようにフレーム4の本体に直接接続されていてもよい。
また、本表示板1では、中間支持部材と外側のフレームの領域にポケットを形成するための布部材を配置していてもよい。このようにすることで、ペン等を収納することが可能であり、利便性がより高まる。
以上、本表示板1は、長期間使用可能であって、記録安定性も達成可能な工事用表示板となっている。
本発明は、工事用表示板として産業上利用可能性がある。
1…工事用表示板
2…基板
3…表示シート
4…フレーム
2…基板
3…表示シート
4…フレーム
Claims (6)
- 少なくとも一方の面において樹脂面が形成された基板と、
一方の面が前記基板の前記樹脂面に吸着される吸着面であり、他方の面が情報を表示するための表示面である表示シートと、
前記基板及び表示シートを保持するフレームと、を備える工事用表示板。 - 前記フレームは、
前記基板及び前記表示シートをスライド及び挿入させる溝が形成されている請求項1記載の工事用表示板。 - 前記表示シートが前記基板に吸着された場合における端部が、前記フレームによって覆われている請求項1に記載の工事用表示板。
- 前記表示シートは可撓性を備えたものであって、前記基板に対し複数回着脱可能である請求項1記載の工事用表示板。
- 前記吸着面は樹脂を含んで構成されており、前記基板における前記樹脂面の樹脂と同一材料を含んで構成されている請求項1記載の工事用表示板。
- 前記基板は、木板と、前記木板上に形成される前記樹脂面とを備えた請求項1記載の工事用表示板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016009325A JP2017129758A (ja) | 2016-01-21 | 2016-01-21 | 工事用表示板 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016009325A JP2017129758A (ja) | 2016-01-21 | 2016-01-21 | 工事用表示板 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017129758A true JP2017129758A (ja) | 2017-07-27 |
Family
ID=59396281
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016009325A Pending JP2017129758A (ja) | 2016-01-21 | 2016-01-21 | 工事用表示板 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2017129758A (ja) |
-
2016
- 2016-01-21 JP JP2016009325A patent/JP2017129758A/ja active Pending
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