JP3179887U - 記述部脱着型掲示装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 記述部を脱着することができる記述部脱着型掲示装置の提供
【解決手段】 ボール脱着型掲示装置100は、脱着ボール110及び台座130を有している。脱着ボール110は、表面に文字等を記載・消去でき、いわゆるホワイトボードとして機能する。また、脱着ボール110は、台座130に取り付けたり、台座130から取り外したりすることができる。これにより、使用者は、文字等が記述された脱着ボール110を、台座130から取り外して、携帯することができる。また、投げる、手渡す等の手段により、取り外した脱着ボール110を他者に渡すことができる。つまり、使用者は、脱着ボール110を介して、脱着ボール110に記述した情報を自由に移動させることができる。
【選択図】 図1
【解決手段】 ボール脱着型掲示装置100は、脱着ボール110及び台座130を有している。脱着ボール110は、表面に文字等を記載・消去でき、いわゆるホワイトボードとして機能する。また、脱着ボール110は、台座130に取り付けたり、台座130から取り外したりすることができる。これにより、使用者は、文字等が記述された脱着ボール110を、台座130から取り外して、携帯することができる。また、投げる、手渡す等の手段により、取り外した脱着ボール110を他者に渡すことができる。つまり、使用者は、脱着ボール110を介して、脱着ボール110に記述した情報を自由に移動させることができる。
【選択図】 図1
Description
本考案は、記述部を脱着できる記述部脱着型掲示装置に関する。
従来の掲示装置であるホワイトボード及びボード保持具について図9を用いて説明する。ボード保持具201は、オフィス等でスクリーンボードやホワイトボード等のボードBを保持する際に利用するものであって、家具たる机23の水平面たる天板面231に載せ置くことが可能な保持具本体211と、前記ボードBを所定角度に起立させた状態で保持するように前記保持具本体211の上面に設けた保持部たる凹溝212とを具備している。
ボード保持具201の使用方法について説明する。まず、ボード保持具201を、図9に示すように、机23の天板面231に載せ置く。そして、ボードBの下端部221を前記凹溝212の起立面2121(図示せず)に沿わせて斜め上方から挿入する。前記下端部221が、凹溝212の底面部2122(図示せず)に衝き当たる位置まで挿入されると、ボードBは、起立面2121と底面部2122によって前記天板面231に対して所定角度で起立しながら、さらに支持面215(図示せず)により、その厚み方向に沿って保持される(特許文献1)。
前述の従来のボードB及びボード保持具201には、以下に示すような改善すべき点がある。ボードBは、ボード保持具201の凹溝212に挿入されるだけであるため、安定して固定されるわけではない。このため、ボードBをボード保持具201に配置した状態で、ボードBの表面に記述することは難しい。
また、ボードBは平板であるため、記述できる面積を大きくしようとすると、ボードB自体を大きくせざるを得ない。よって、ボードBは、持ち運びには不便となる。
さらに、ボードBを持ち運ぶとしても、別途、筆記用具を携行する必要がある。
そこで、本考案は、記述部を脱着することができる記述部脱着型掲示装置の提供を目的とする。
本考案における課題を解決するための手段及び考案の効果を以下に示す。
本考案に係る記述部脱着型掲示装置は、所定の記述用具を用いて記述できる記述面であって、外表面に形成される記述面、少なくとも一端が外表面で開口している固定孔、を有する記述部、前記記述部の固定孔に挿入される固定突起部、自らを所定の位置に固定する固定部、を有する台座、を有する。
これにより、簡易な構成で、容易に記述部を台座に固定することができる。
本考案に係る記述部脱着型掲示装置では、前記記述部は、球形状を有すること、を特徴とする。
これにより、記述できる外表面の面積を大きくすることができる。よって、より多くの情報を記述することができる。
本考案に係る記述部脱着型掲示装置では、前記突起部は、前記記述部の前記固定孔に挿入された際に、前記固定孔の内面と自らの表面との間に摩擦力を発生すること、を特徴とする。
これにより、記述部を安定して固定することができる。
本考案に係る記述部脱着型掲示装置では、前記記述部は、弾力を有すること、を特徴とする。
これにより、記述部を安定して固定することができる。
本考案に係る記述部脱着型掲示装置では、前記突起部は、複数の前記記述部を挿入できる長さを有していること、を特徴とする。
これにより、記述できる外表面の面積を容易に調整することができる。よって、必要に乗じて、記述できる情報の量を調整することができる。
本考案に係る記述部脱着型掲示装置では、前記固定孔に挿入し、前記記述部と一体にできる胴部を有する筆記部、を有する。
これにより、記述部を固定部から取り外した状態であっても、容易に筆記具を携行することができる。
以下、本考案の実施例について、図面を参照しながら詳細に説明していく。
1.全体構成
本考案に係る記述部脱着型掲示装置の一実施例であるボール部脱着型掲示装置100の全体構成について図1を用いて説明する。
本考案に係る記述部脱着型掲示装置の一実施例であるボール部脱着型掲示装置100の全体構成について図1を用いて説明する。
ボール脱着型掲示装置100は、脱着ボール110及び台座130を有している。脱着ボール110は、表面に文字等を記載・消去でき、いわゆるホワイトボードとして機能する。また、脱着ボール110は、台座130に取り付けたり、台座130から取り外したりすることができる。
2.脱着ボール110の構成
脱着ボール110の構成について図2を用いて説明する。脱着ボール110は、球体形状を有している。また、脱着ボール110は、適度な弾力を有している。さらに、脱着ボール110は、野球のボール程度の大きさを有している。
脱着ボール110の構成について図2を用いて説明する。脱着ボール110は、球体形状を有している。また、脱着ボール110は、適度な弾力を有している。さらに、脱着ボール110は、野球のボール程度の大きさを有している。
脱着ボール110は、記述面111及び固定孔113を有している。記述面111は、脱着ボール110の全表面に形成されている。そのため、脱着ボール110と同等の投影面積を有する平板状のホワイトボードに比して、脱着ボール110の記述面111が大きい。つまり、脱着ボール110には、より多くの文字等の情報を記述できる。脱着ボール110は、所定ペン、例えばホワイトボード用のペンによって記述でき、また、表面上の記述を所定のイレーサー、例えばホワイトボード用のイレーサーによって消去できるように加工されている。
固定孔113は、断面円形で、脱着ボール110の中央を貫通するように形成されている。つまり、固定孔113の両端は、脱着ボール110の外表面で開口している。固定孔113は、脱着ボール110を台座130に固定するための孔である。なお、ボール脱着型掲示装置100の使用者は、固定孔113を台座130のボール固定突起131(後述)に合わせて、脱着ボール110を矢印A13方向に向かって移動させることによって、脱着ボール110を台座130に安定して取り付けることができる。また、使用者は、台座130のボール固定突起131から脱着ボール110を矢印A11方向へ移動させることによって、脱着ボール110を台座130から取り外すことができる。
このように、使用者は、文字等が記述された脱着ボール110を、台座130から取り外して、携帯することができる。また、投げる、手渡す等の手段により、取り外した脱着ボール110を他者に渡すことができる。つまり、使用者は、脱着ボール110を介して、脱着ボール110に記述した情報を自由に移動させることができる。
したがって、例えば、電話で聞き取った予定を、脱着ボール110が台座130に固定された状態で、脱着ボール110に記述し、外出時に、予定を記述した脱着ボール110を台座130から取り外して、携行することができる。また、予定を記述した脱着ボール110を台座130から取り外して、他者に渡すことができる。
3.台座130の構成
台座130の構成について図3を用いて説明する。台座130は、ボール固定突起131、固定クランプ133及びジョイント部135を有している。ボール固定突起131は、断面円形の棒形状を有している。ボール固定突起131は、脱着ボール110の固定孔113に挿入される。なお、ボール固定突起131の断面は、脱着ボール110の固定孔113の断面よりも若干大きい。このため、ボール固定突起131に脱着ボール110の固定孔113を挿入すると、ボール固定突起131の表面と固定孔113の表面との間に摩擦力が発生する。これにより、脱着ボール110を台座130に安定して固定することができる。また、脱着ボール110は弾力を有しているため、ボール固定突起131に脱着ボール110を挿入した際、脱着ボール110の弾力によっても、脱着ボール110がボール固定突起131に安定して固定される。 固定クランプ133は、所望の場所でその場所にあるものを狭持し、台座130を所定の位置に固定する。例えば、固定クランプ133を用いて、台座130を所定のテーブルに固定することができる。
台座130の構成について図3を用いて説明する。台座130は、ボール固定突起131、固定クランプ133及びジョイント部135を有している。ボール固定突起131は、断面円形の棒形状を有している。ボール固定突起131は、脱着ボール110の固定孔113に挿入される。なお、ボール固定突起131の断面は、脱着ボール110の固定孔113の断面よりも若干大きい。このため、ボール固定突起131に脱着ボール110の固定孔113を挿入すると、ボール固定突起131の表面と固定孔113の表面との間に摩擦力が発生する。これにより、脱着ボール110を台座130に安定して固定することができる。また、脱着ボール110は弾力を有しているため、ボール固定突起131に脱着ボール110を挿入した際、脱着ボール110の弾力によっても、脱着ボール110がボール固定突起131に安定して固定される。 固定クランプ133は、所望の場所でその場所にあるものを狭持し、台座130を所定の位置に固定する。例えば、固定クランプ133を用いて、台座130を所定のテーブルに固定することができる。
ジョイント部135は、ボール固定突起131と固定クランプ133との間に位置する。ジョイント部135は、いわゆるボールジョイント機能を有している。これにより、図1に示すように、固定突起131を矢印A31矢印A33方向に回転させることができる。よって、脱着ボール110の位置を調整することができる。
4.効果
ボール脱着型掲示装置100では、脱着ボール110を台座130から取り外すことによって、脱着ボール110の表面の記述面111に記述した情報を自ら携行する。よって、脱着ボール110を簡単に移動させること、ひいては脱着ボール110に記述されている情報を簡単に移動させることができる。
ボール脱着型掲示装置100では、脱着ボール110を台座130から取り外すことによって、脱着ボール110の表面の記述面111に記述した情報を自ら携行する。よって、脱着ボール110を簡単に移動させること、ひいては脱着ボール110に記述されている情報を簡単に移動させることができる。
また、脱着ボール110を第三者に渡すことによって、脱着ボール110に記載した情報を簡単に伝達することができる。さらに、脱着ボール110の記述面111に情報を記載し、台座130に取り付けた状態とすることによって、第三者に記述面111に記述した情報を伝達することができる。例えば、記述面111に「外出中」と記載し、脱着ボール110を台座130に取り付けておけば、第三者に使用者の状態を伝達することができる。
[その他の実施例]
[1]脱着ボール110の形状 : 前述の実施例1においては、脱着ボール110は、球形状を有するとしたが、記述面及び固定孔113を形成できるものであれば、例示のものに限定されない。例えば、図4に示す記述部脱着型掲示装置400ように、角柱形状の脱着キューブ410を配置するようにしてもよい。
[1]脱着ボール110の形状 : 前述の実施例1においては、脱着ボール110は、球形状を有するとしたが、記述面及び固定孔113を形成できるものであれば、例示のものに限定されない。例えば、図4に示す記述部脱着型掲示装置400ように、角柱形状の脱着キューブ410を配置するようにしてもよい。
[2]脱着ボール110の記述面111 : 前述の実施例1においては、脱着ボール110の表面全体に記述面111を形成するとしたが、例示のものに限定されない。例えば、図5に示すボール脱着型掲示装置500ように、表面の一部に形成される記述面511を有する脱着ボール510を配置するようにしてもよい。
[3]脱着ボール110の色彩:前述の実施例1においては、脱着ボール110の色彩については特に限定していないが、特別な色彩を付与するようにしてもよい。例えば、赤、青、黄等の色彩を付与するようにしてもよい。これにより、脱着ボール110の色彩によっても、情報を伝達できる。例えば、台座130に赤色の脱着ボール110を取り付けている場合は、緊急の仕事が入っている等、予め脱着ボール110の色彩が示す情報を定義しておけばよい。
[4]台座130 : 前述の実施例1においては、台座130のボール固定突起131は、脱着ボール110を1つ取り付けることができる長さを有しているとしたが、脱着ボール110を取り付けることができる長さであれば例示のものに限定されない。例えば、図6に示すボール脱着型掲示装置600ように、複数個の脱着ボール110を取り付けることができる長さ有するボール固定突起631を配置するようにしてもよい。
また、ボール固定突起131は、先端が脱着ボール110を貫通するとしたが、脱着ボール110を固定できるものであれば例示のものに限定されない。例えば、図7に示すボール脱着型掲示装置700ように、固定孔713の一端が脱着ボール110の外表面で開口し、他端が脱着ボール110の内部で閉じるようにしてもよい。このとき、脱着ボール110に対応する台座730のボール固定突起131の長さも、固定孔713の長さに合わせるようにしてもよい。
[5]固定クランプ133 : 前述の実施例1においては、固定クランプ133によってボール脱着型掲示装置100を固定するとしたが、ボール脱着型掲示装置100を固定できるものであれば、例示のものに限定されない。例えば、所定の重量を有する台座を設けるようにしてもよい。また、粘着テープを用いてボール脱着型掲示装置100を固定するようにしてもよい。
[6]:記述用具:前述の実施例1においては、所定の記述用具を用いて脱着ボール110に記述するとしたが、図8に示すように、記述用具850に脱着ボール110を取り付けるようにしてもよい。この場合、筆記用具850の胴部853の径は、脱着ボール110の固定孔113の径より、大きくなるようにすればよい。これにより、脱着ボール110と筆記用具850とを一体することができる。よって、台座130から取り外した脱着ボール110を携行する場合であっても、記述用具850が無くて、記述できないという状態を防止できる。
また、記述用具850に記述面111に記述した文字等を消去するイレーサーを、例えばいずれかの端部に、配置するようにしてもよい。
本考案に係る記述部脱着型掲示装置は、例えばホワイトボードとして用いることができる。
100・・・・・ボール脱着型掲示装置
110・・・・・脱着ボール
111・・・・記述面
113・・・・固定孔
130・・・・・台座
131・・・・固定突起
133・・・・固定クランプ
110・・・・・脱着ボール
111・・・・記述面
113・・・・固定孔
130・・・・・台座
131・・・・固定突起
133・・・・固定クランプ
Claims (6)
- 所定の記述用具を用いて記述できる記述面であって、外表面に形成される記述面、
少なくとも一端が外表面で開口している固定孔、
を有する記述部、
前記記述部の固定孔に挿入される固定突起部、
自らを所定の位置に固定する固定部、
を有する台座、
を有する記述部脱着型掲示装置。 - 請求項1に係る記述部脱着型掲示装置において、
前記記述部は、
球形状を有すること、
を特徴とする記述部脱着型掲示装置。 - 請求項1又は請求項2に係る記述部脱着型掲示装置において、
前記突起部は、
前記記述部の前記固定孔に挿入された際に、前記固定孔の内面と自らの表面との間に摩擦力を発生すること、
を特徴とする記述部脱着型掲示装置。 - 請求項1〜請求項3に係る記述部脱着型掲示装置のいずれかにおいて、
前記記述部は、
弾力を有すること、
を特徴とする記述部脱着型掲示装置。 - 請求項1〜請求項4に係る記述部脱着型掲示装置のいずれかにおいて、
前記突起部は、
複数の前記記述部を挿入できる長さを有していること、
を特徴とする記述部脱着型掲示装置。 - 請求項1〜請求項5に係る記述部脱着型掲示装置のいずれかにおいて、さらに、
前記固定孔に挿入し、前記記述部と一体にできる胴部を有する筆記部、
を有する記述部脱着型掲示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2012005556U JP3179887U (ja) | 2012-09-11 | 2012-09-11 | 記述部脱着型掲示装置 |
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JP3179887U true JP3179887U (ja) | 2012-11-22 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2020160332A (ja) * | 2019-03-27 | 2020-10-01 | 株式会社東具 | ボールジョイント付きpopパーツ |
-
2012
- 2012-09-11 JP JP2012005556U patent/JP3179887U/ja not_active Expired - Fee Related
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JP2020160332A (ja) * | 2019-03-27 | 2020-10-01 | 株式会社東具 | ボールジョイント付きpopパーツ |
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