JP2017127894A - プレス装置 - Google Patents
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Abstract
Description
このような生産に用いる金型は、金型メーカにおいて作成される。金型メーカは、CAD等を用いて金型の設計を行う。そして、試作用のプレス装置に金型を取り付けて熟練技能者によって上金型と下金型のプレス面の位置合わせ等の型合わせ作業が行われる。その後、金型は生産メーカに供給される。
このように、金型メーカにおいて試作用プレス装置を用いて型合わせ作業を行った上で、更に生産用プレス装置を用いて型合わせ作業を行う必要があるため、生産可能な状態にするまでには金型の調整に非常に時間が掛かっていた。
これにより、2つのスライド駆動部のそれぞれをクラウンに対して水平移動できるため、2つの連結位置の間隔を変更することができる。
これにより、シフト駆動部によって水平方向に移動されるスライド駆動部をクラウンに固定することができるため、スライド駆動部によってスライドを安定して上下動することができる。
このようにスライド駆動部ごとにサーボモータが設けられているため、2つのスライド駆動部をそれぞれ独立したユニットとして構成でき、2つのスライド駆動部を同期させてスライドを上下動できる。
第6の発明に係るプレス装置は、第2の発明に係るプレス装置であって、シフト駆動部は、油圧シリンダを有する。油圧シリンダは、スライド駆動部に当接し水平方向に配置されたピストンロッドを持つ。シフト駆動部は、油圧によってスライド駆動部を水平方向に移動する。
<1.構成>
(1−1.プレス装置の概要)
図1は、本発明にかかる実施の形態1のプレス装置1の構成を示す模式図である。
本実施の形態のプレス装置1は、例えば金型を作成する際に用いられる試作用プレス(トライプレスともいう)である。
ベッド2は、フロアに埋め込まれており、プレス装置1の土台を構成する。アプライト3は、柱状の部材であり、ベッド2上に4本配置されている。4本のアプライト3は、平面視において矩形の各頂点を形成するように配置されている。
可変機構7は、第1スライド駆動部6aと第2スライド駆動部6bの水平方向(左右方向Xともいえる)の位置を移動することによって、第1スライド駆動部6aとスライド5との連結位置P1と、第2スライド駆動部6bとスライド5との連結位置P2との間の距離Wを変更する。
(1−2.スライド駆動部)
第1スライド駆動部6aと第2スライド駆動部6bは、クラウン4に設けられており、スライド5を昇降動作させる。
第1スライド駆動部6aおよび第2スライド駆動部6bの各々は、駆動源であるサーボモータ60と、サーボモータ60の駆動をスライド5に伝達する伝達機構67と、下端がスライド5に固定されスライド5を上下方向に移動させるプランジャ64と、プランジャ64を上下方向にガイドするプランジャホルダ65と、ハウジング66と、を有する。プランジャホルダ65は、プランジャ64の左右方向の動きを規制しているともいえる。
サーボモータ60の回転軸60aは、水平且つ前後方向に沿うように配置されている。
伝達機構67は、第1減速機61と、第2減速機62と、昇降部63と、を有する。第1減速機61には、ギア61a、61b等が設けられている。ギア61aと、サーボモータ60の回転軸60aにベルト68が巻き掛けられている。ギア61aとギア61bは図示しないギアなどによって連結されている。
昇降部63は、エキセン軸63aと、エキセンドラム63bと、コンロッド63cとを有する。エキセン軸63aは、前後方向Y(図3参照)に沿って配置されており、エキセンドラム63bの両側でハウジング66に軸支されている。エキセンドラム63bは、エキセン軸63aに対して偏心した円盤状に形成されており、エキセン軸63aの回転とともに偏心回転する。コンロッド63cは、エキセンドラム63bに接続されている。コンロッド63cの下方にはプランジャ64が接続されており、プランジャ64の下方にスライド5が取り付けられている。
図3は、図2のAA´間の矢示断面図である。なお、図3では、サーボモータ60が省略されている。図4は、図3のBB´間の矢示断面図である。図3および図4では、プレス装置1の前後方向を矢印Yで示す。また、前側が矢印Y1で示され、後側が矢印Y2で示されている。
また、クラウン4の下板4aには、左右方向Xに長く略矩形状の第1穴部42aが形成されており、ハウジング66の下部が嵌っている。2つの鍔部662は、下板4aの上側であって第1穴部42aより前後方向Yに突出するように配置されている。
第1スライド駆動部6aのプランジャ64は、図1に示すように、その上端がハウジング66内に挿入されており、第1穴部42aを介して下端がスライド5に連結されている。第1スライド駆動部6aのプランジャ64とスライド5との連結位置がP1で示されている。
プランジャホルダ65は、ハウジング66の下側に固定されており、プランジャ64を上下方向にガイドする。
可変機構7は、上述した連結位置P1と連結位置P2の間隔Wを変更可能とする。可変機構7は、連結位置P1を左右方向(図中X参照)に移動する第1移動部71aと、連結位置P2を左右方向(図中X参照)に移動する第2移動部71bとを有する。
第1移動部71aと第2移動部71bは、左右対称の構成であるため、第1移動部71aを例に挙げて説明する。
シフト駆動部72は、図2に示すように、2つの油圧シリンダ110と、油圧回路120とを有している。2つの油圧シリンダ110は、クラウン4の右側面の上下位置においてフレーム41に固定されている。詳細には、油圧シリンダ110は、そのピストンロッド111の先端が第1スライド駆動部6aのハウジング66に固定されており、左右方向に沿って設けられている。
制御部8が、第1バルブ流路124と排油路127を接続し第2バルブ流路125と供給路126を接続するように方向切換バルブ123を制御することによって、2つの油圧シリンダ110の第2空間115に作動油が供給され、第1空間114から作動油が排出される。これによってピストンロッド111が図2おける左側(矢印X1参照)に移動し第1スライド駆動部6aが左側に移動する。一方、制御部8が、第1バルブ流路124と供給路126を接続し第2バルブ流路125と排油路127を接続するように方向切換バルブ123を制御することによって、2つの油圧シリンダ110の第1空間114に作動油が供給され、第2空間115から作動油が排出される。これによってピストンロッド111が図2おける右側(矢印X2参照)に移動し第1スライド駆動部6aが右側(矢印X2参照)に移動する。
(1−3−2.固定部)
固定部73は、図3および図4に示すように、2つの油圧シリンダ130と、油圧回路140とを有している。
油圧シリンダ130は、図4に示すように、シリンダチューブ132と、シリンダチューブ132内を移動可能なピストン133と、ピストン133に連結されたピストンロッド131とを有している。鍔部662には、上下方向に貫通穴662aが形成されており、ピストンロッド131が挿通可能である。
ピストンロッド131が鍔部662の貫通穴662aを介してクラウン4の下板4aの上面の孔44に挿入されることによって、ハウジング66はクラウン4に対して固定される。
制御部8によって油圧回路140が制御され、2つの油圧シリンダ130のピストンロッド131が孔44から引き抜かれた状態で、シフト駆動部72によってハウジング66は左右方向Xに移動できる。そして、移動した位置において油圧回路140が制御されてピストンロッド131が孔44に挿入される。これにより第1スライド駆動部6aがクラウン4に対して固定される。すなわち、孔44のピッチに基づいて段階的に位置を調整可能となっている。
(1−3−3.リニアエンコーダ75)
リニアエンコーダ75は、図2に示すように、スケール75aとヘッド75bを有しており、本実施の形態では、例えばスケール75aが左右方向Xに沿ってクラウン4に取り付けられており、ヘッド75bがハウジング66に取り付けられている。リニアエンコーダ75によって、ハウジング66のクラウン4に対する左右方向Xの位置が検出される。制御部8は、リニアエンコーダ75による検出値に基づいて油圧シリンダ130の制御を行って孔44の位置に合うようにハウジング66の位置を停止できる。
連結部74は、プランジャ64をスライド5に対して水平移動可能および固定可能に連結する。
図5(a)は、連結部74近傍の平面図である。図5(b)は、図5(a)のDD´間の矢示断面図である。図5(c)は、図5(a)のCC´間の矢示断面図である。連結部74は、支持枠体150と、2組の楔部160と、2つの楔用の油圧シリンダ170と、油圧回路180とを有する。
(支持枠体150)
支持枠体150は、フランジ部64aを囲むように形成されている。詳細には、支持枠体150は、スライド5の上面5aに立設された第1枠部151と、第2枠部152と、第3枠部153とを有する。第1枠部151は、フランジ部64aの左側(矢印X1側)に前後方向Yに沿って配置されている。第2枠部152は、フランジ部64aの後側(矢印Y2側)であって第1枠部151の端から左右方向Xに沿って配置されている。第3枠部153は、フランジ部64aの前側(矢印Y1側)であって第1枠部151の端から左右方向Xに沿って配置されている。第2枠部152と第3枠部153は、フランジ部64aを前後方向から挟むように互いに平行に配置されている。第2枠部152と第3枠部153の第1枠部151と反対側の端を連結するように第4枠部154が配置されている。第4枠部154は、図5(b)に示すように、スライド5の上面5aとは空間を空けて第2枠部152および第3枠部153に接続されている。尚、第2枠部152と第3枠部153の間隔は、ほぼフランジ部64aの前後方向Yの長さと同等であるため、プランジャ64のスライド5に対する前後方向Yの動きは規制されている。
(楔部160)
楔部160は、フランジ部64aと庇部152aの間と、フランジ部64aと庇部153aの間に設けられている。
油圧シリンダ170は、支持枠体150の右側(矢印X2側、外側ともいえる)に配置されている。油圧シリンダ170は、図5(b)に示すように、シリンダチューブ172と、シリンダチューブ172内を移動可能なピストン173と、ピストン173に連結されたピストンロッド171とを有している。ピストンロッド171は、左右方向Xに沿って配置されている。ピストンロッド171は、第4枠部154とスライド5の上面5aの間から支持枠体150の内側に挿入されて、その先端に第2楔162が取り付けられている。
制御部8が油圧回路180を制御することによって、油圧シリンダ170のピストンロッド171が左右方向X(詳細には、矢印X1、X2方向)に移動する。
図6(a)は、ピストンロッド171が矢印X1方向に移動した状態を示す図であり、図6(b)は、ピストンロッド171が矢印X2方向に移動した状態を示す図である。
(1−3−5.リニアエンコーダ76)
リニアエンコーダ76は、スケール76aとヘッド76bを有しており、本実施の形態では、例えば図5(a)に示すように、スケール76aが左右方向Xに沿ってスライド5に取り付けられており、ヘッド76bが第2楔162に取り付けられている。リニアエンコーダ76によって、第2楔162のスライド5に対する左右方向の位置が検出される。制御部8は、リニアエンコーダ76による検出値に基づいて、上述したリニアエンコーダ75の検出値に基づく第1楔161の位置に対して適切な第2楔162のロック位置およびアンロック位置になるよう油圧シリンダ170の制御を行う。
図7は、本実施の形態のプレス装置1の制御構成を示すブロック図である。図7に示すように、制御部8は、操作部190からのユーザの入力に応じて、第1移動部71aおよび第2移動部71bの制御を行う。詳しくは、制御部8は、第1移動部71aおよび第2移動部71bのそれぞれにおいて、リニアエンコーダ75、76からの検出信号に基づいて、油圧回路120、140、180等の制御を行う。また、制御部8は、油圧回路120、140、180を制御した後、第1スライド駆動部6aおよび第2スライド駆動部6bのサーボモータ60を駆動し、プレス動作を行う。
次に、本実施の形態のプレス装置1の動作について説明する。
はじめに、生産用のプレス装置の連結位置P1と連結位置P2の間隔に合わせるように、本実施の形態のプレス装置1の連結位置P1と連結位置P2の間隔Wを調整する。
具体的には、ユーザが操作部190(図7参照)を操作して、連結位置P1と連結位置P2の間隔を入力する。
これによって、生産用プレス装置における連結位置の間隔に、金型(上金型10a、下金型10b)の試作用のプレス装置1の連結位置P1、P2の間隔Wを合わせることが出来る。
(3−1)
本実施の形態のプレス装置1は、上金型10aと下金型10bを用いてプレス加工を行うプレス装置であって、ボルスタ9と、クラウン4と、スライド5と、2つの第1スライド駆動部6aおよび第2スライド駆動部6bと、可変機構7とを備える。ボルスタ9は、下金型10bが載置される。クラウン4は、ボルスタ9の上方に配置される。スライド5は、ボルスタ9とクラウン4の間に配置され、上金型10aが取り付けられる。2つの第1スライド駆動部6aおよび第2スライド駆動部6bは、クラウン4に支持されるとともにスライド5と各々の連結位置P1、P2において連結され、スライド5を上下方向に移動させる。可変機構7は、2つの連結位置P1、P2の間隔を変更可能である。
本実施の形態のプレス装置1では、可変機構7は、シフト駆動部72を更に有する。シフト駆動部72は、第1スライド駆動部6aおよび第2スライド駆動部6bをクラウン4に対して水平方向に移動し、第1スライド駆動部6aおよび第2スライド駆動部6bを水平方向に移動することにより2つの連結位置P1、P2の間隔Wを変更する。
(3−3)
本実施の形態のプレス装置1では、可変機構7は、固定部73を更に有する。固定部73は、シフト駆動部72によって移動される第1スライド駆動部6aおよび第2スライド駆動部6bの各々をクラウン4に固定する。
(3−4)
本実施の形態のプレス装置1では、第1スライド駆動部6aおよび第2スライド駆動部6bの各々は、駆動源としてのサーボモータ60を有する。
本実施の形態のプレス装置1は、第1スライド駆動部6aおよび第2スライド駆動部6bの各々は、駆動源としてのサーボモータ60と、プランジャ64と、伝達機構67とを有する。プランジャ64は、スライド5に接触し連結位置P1、P2を形成する。伝達機構67は、サーボモータ60の回転を上下方向への移動に変換してプランジャ64に伝達する。可変機構7は、連結部74を有する。連結部74は、シフト駆動部72によって移動される第1スライド駆動部6aおよび第2スライド駆動部6bのプランジャ64をスライド5に固定可能に連結する。
(3―6)
本実施の形態のプレス装置1では、シフト駆動部72は、複数の油圧シリンダ110を有する。各々の油圧シリンダ110は、第1スライド駆動部6aおよび第2スライド駆動部6bに当接し水平方向に配置されたピストンロッド111を持つ。シフト駆動部72は、油圧によって第1スライド駆動部および第2スライド駆動部6bを水平方向に移動する。
<4.他の実施の形態>
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
上記実施の形態では、シフト駆動部72は油圧シリンダ110を有しており、油圧によって第1スライド駆動部6aおよび第2スライド駆動部6bを水平方向に移動させているが、油圧に限らず電動モータなどを用いても良い。
図8は、電動モータ210を有するシフト駆動部72´を示す図である。図8に示すように、シフト駆動部72´は、電動モータ210と、スクリュー211と、ナット212と、ロータリエンコーダ213とを2組有する。電動モータ210は、クラウン4の右側面のフレーム41の上下2箇所に配置されている。スクリュー211は、電動モータ210に取り付けられており、回転軸が左右方向Xに沿うように配置されている。ナット212は、ハウジング66に取り付けられており、スクリュー211に挿通されている。制御部8が上下の電動モータ210を駆動してスクリュー211が回転すると、ナット212とともにハウジング66が左右方向Xに移動する。また、制御部8は、ロータリエンコーダ213に基づいて電動モータ210を駆動することによって、ハウジング66を所望の位置に停止させることができる。
(B)
上記実施の形態では、第1スライド駆動部6aおよび第2スライド駆動部6bの位置は、孔44の位置の間隔によって段階的に決まるが、例えば、上述した楔部160のような構成を用いて無段階で所望の位置において第1スライド駆動部6aおよび第2スライド駆動部6bをクラウン4に対して固定してもよい。
図9A〜図9Cに示す固定部73´は、2つの楔部220と、2つの油圧シリンダ230と、油圧回路240とを有している。図9A〜図9Bでは、2つの楔部220のうち一方の第1楔221は鍔部622の下側にボルト等によって固定されている。また、他方の第2楔222は、第1楔221とクラウン4の下板4aの間に配置されている。第1楔221は、図9Aにおいて右側から左側に向かうに従って下方に突出するように下面221aが傾斜している。第2楔222は、図9Aにおいて右側から左側に向かうに従って高さが低くなるように上面222aが傾斜している。
上記実施の形態では、リニアエンコーダ75によって第1スライド駆動部6aおよび第2スライド駆動部6bのクラウン4に対する水平方向の位置を検出しているが、これに限らず、複数位置にリミットスイッチまたは近接スイッチ等を配置して、第1スライド駆動部6および第2スライド駆動部6bの位置を検出してもよい。
上記実施の形態のプレス装置1は、左右方向Xに設けられた一対の第1スライド駆動部6aおよび第2スライド駆動部6bを有しているが、これに限られない。例えば、前後方向に更に一対の第1スライド駆動部6aおよび第2スライド駆動部6bが設けられていてもよい。すなわち、4つのスライド駆動部が設けられていてもよい。
上記実施の形態の油圧シリンダ170の代わりに図8で説明した電動モータ210が用いられてもよい。
(F)
上記実施の形態では、連結位置P1と連結位置P2は、左右対称に配置されるように、間隔が変更されているが、左右対称でなくてもよい。また、第1スライド駆動部6aと第2スライド駆動部6bは同時に動かさなくても良い。
上記実施の形態のプレス装置1は試作用のプレス装置であると説明したが、試作用のプレス装置に限らず、例えば量産用のプレス装置に連結位置P1、P2の間隔を移動させる可変機構7が設けられていてもよい。
(H)
上記実施の形態のプレス装置1では、サーボモータ60の回転軸60aと第1減速機61の間は、ベルト68を用いたベルト駆動となっているが、ギアによって動力を伝達しても良い。
上記実施の形態のプレス装置1の第2減速機62は、ギア減速機であるが、ウィットウォース減速機のような不等速減速機であってもよい。
2 :ベッド
3 :アプライト
4 :クラウン
4a :下板
5 :スライド
5a :表面
6a :第1スライド駆動部
6b :第2スライド駆動部
7 :可変機構
8 :制御部
9 :ボルスタ
10a :上金型
10b :下金型
41 :フレーム
42a :第1穴部
42b :第2穴部
44 :孔
60 :サーボモータ
60a :回転軸
61 :第1減速機
61a :ギア
61b :ギア
62 :第2減速機
62a :ギア
63 :昇降部
63a :エキセン軸
63b :エキセンドラム
63c :コンロッド
64 :プランジャ
64a :フランジ部
65 :プランジャホルダ
66 :ハウジング
67 :伝達機構
68 :ベルト
71a :第1移動部
71b :第2移動部
72 :シフト駆動部
72´ :シフト駆動部
73 :固定部
73´ :固定部
74 :連結部
75 :リニアエンコーダ
75a :スケール
75b :ヘッド
76 :リニアエンコーダ
76a :スケール
76b :ヘッド
110 :油圧シリンダ
111 :ピストンロッド
112 :シリンダチューブ
113 :ピストン
114 :第1空間
115 :第2空間
120 :油圧回路
121 :ポンプ
122 :作動油タンク
123 :方向切換バルブ
124 :第1バルブ流路
125 :第2バルブ流路
126 :供給路
127 :排油路
130 :油圧シリンダ
131 :ピストンロッド
132 :シリンダチューブ
133 :ピストン
140 :油圧回路
150 :支持枠体
151 :第1枠部
152 :第2枠部
152a :庇部
153 :第3枠部
153a :庇部
154 :第4枠部
160 :楔部
161 :第1楔
161a :下面
162 :第2楔
162a :上面
170 :油圧シリンダ
171 :ピストンロッド
172 :シリンダチューブ
173 :ピストン
180 :油圧回路
190 :操作部
210 :電動モータ
211 :スクリュー
212 :ナット
213 :ロータリエンコーダ
220 :楔部
221 :第1楔
221a :下面
222 :第2楔
222a :上面
230 :油圧シリンダ
231 :ピストンロッド
232 :シリンジチューブ
233 :ピストン
240 :油圧回路
622 :鍔部
661 :ハウジング本体
662 :鍔部
662a :貫通穴
P1 :連結位置
P2 :連結位置
Claims (6)
- 上金型と下金型を用いてプレス加工を行うプレス装置であって、
前記下金型が載置されるボルスタと、
前記ボルスタの上方に配置されるクラウンと、
前記ボルスタと前記クラウンの間に配置され、前記上金型が取り付けられるスライドと、
前記クラウンに支持されるとともに前記スライドと各々の連結位置において連結され、前記スライドを上下方向に移動させる2つのスライド駆動部と、
2つの前記連結位置の間隔を変更可能な可変機構と、
を備えた、プレス装置。 - 前記可変機構は、
各々の前記スライド駆動部を前記クラウンに対して水平方向に移動するシフト駆動部を有し、
前記スライド駆動部を水平方向に移動することにより前記2つの連結位置の間隔を変更する、
請求項1に記載のプレス装置。 - 前記可変機構は、
前記シフト駆動部によって移動される各々の前記スライド駆動部を前記クラウンに固定する固定部を更に有する、請求項2に記載のプレス装置。 - 各々の前記スライド駆動部は、駆動源としてのサーボモータを有する、請求項1に記載のプレス装置。
- 各々の前記スライド駆動部は、
駆動源としてのサーボモータと、
前記スライドに接触し前記連結位置を形成するプランジャと、
前記サーボモータの回転を上下方向への移動に変換して前記プランジャに伝達する伝達機構と、を更に有し、
前記可変機構は、
前記シフト駆動部によって移動される前記スライド駆動部の前記プランジャを前記スライドに固定可能に連結する連結部を有する、
請求項3に記載のプレス装置。 - 前記シフト駆動部は、
前記スライド駆動部に当接し水平方向に配置されたピストンロッドを持つ油圧シリンダを有し、
油圧によって前記スライド駆動部を水平方向に移動する、
請求項2に記載のプレス装置。
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