JP2017126824A - 無線通信制御方法、無線通信装置、及び、無線通信システム - Google Patents

無線通信制御方法、無線通信装置、及び、無線通信システム Download PDF

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Abstract

【課題】制御系通信の遅延保証と情報系通信の通信速度向上の両立を図った、無線通信制御方法、無線通信装置、及び、無線通信システムを提供する。【解決手段】CSMA/CA方式のアクセス制御を行う無線通信システムに用いる無線通信装置の無線通信制御方法であって、無線通信システムの輻輳状況を受信するステップと、アプリケーション種別を受信するステップと、要求遅延時間を受信するステップと、要求遅延時間とデータ発生からの経過時間の差分である要求遅延時間までの余裕時間を算出するステップと、アプリケーション種別と要求遅延時間までの余裕時間と輻輳状況に基づきコンテンションウィンドウ値を決定し、決定したコンテンションウィンドウ値を基にCSMA/CA方式のアクセス制御を行うステップを有する。【選択図】図7

Description

本発明は、無線通信制御方法、無線通信装置、及び、無線通信システムに係り、特に無線QoS(Quality of Service)保証に関する。
近年、製造現場における少量多品種生産のニーズが拡大しつつある。これにより、製造工数が増加し、中間製品の搬送や製造機械の自動化等、無線利用が制御分野へ拡大しつつある。一方、通信インフラはその都度拡張できないため、既存通信との共存が必須である。
一般的に、通信要件の異なる、制御系通信と、作業者のタブレット等を対象とした一般的通信である情報系通信、及びそれらの中間である監視用通信、とを1つの物理インフラで収容するためには、物理的に一つのものを論理的に複数に見せるネットワーク仮想化技術が必要である。そのために、パソコンやサーバ、プリンタ等のIT関連機器が接続されたインターネットにそれ以外の様々な"モノ"を接続する技術であるIoT(Internet of Things)において、仮想ネットワーク構築に必要な「保証可能な無線通信」が必要となる。
ここで、無線通信品質であるSINR(Signal-to-Interference Noise Ratio)の劣化要因である干渉として、システム外の干渉とシステム内の干渉がある。システム外の干渉は制御不可能であるが、システム内の干渉については、製造工場のような管理された閉域システムでは干渉源の持ち込みを制限できると仮定すれば閉環境でのマネージメントは可能である。一方、システム内の干渉は他端末の通信由来の干渉であり、例えば、通信規格IEEE802.11eの制御により、QoS通信タイミングにおける非QoSの通信を回避し、QoS通信の被干渉を抑圧することで対応可能となる。
ここで、IEEE802.11eのQoS保証は、データの要求遅延に対する保証制御がないという問題がある。
そこで、これらを解決するための背景技術として、特開2015−103849号公報(特許文献1)や、特開2013−131834号公報(特許文献2)がある。
特許文献1は、システム要求値を満たし、再送後のパケット衝突を低減できる最適なバックオフ長を得ることを目的とし、CSMA/CAの通信手順を用いる無線ネットワークに設けられる無線通信装置は、システム要求値として予め設定されるリンクあたりの最大再送回数と、パケット到達率と、遅延時間と、送信データのパケット長と、に基づいて、再送回数毎のCWの値を算出し、パケット到達率を満たす最も小さい再送回数と、再送回数におけるCWの値と、を再送時のパラメータとして選択してパケットを再送制御するプロセッサを有する点が開示されている。
また、特許文献2は、同一トラフィック量や同一データ種別間であっても要求遅延時間に対する遅延制御を可能とし、タイムアウト時間までにより確実にデータ送信を完了することの出来る高信頼な無線通信装置を提供することを目的とし、無線通信装置は、キャリアセンスによるチャネルの空き状態を検出後、コンテンションウィンドウ幅から選択されたランダム値に基づくバックオフ時間が経過した後に送信を開始するアクセス制御を行う。残余時間算出部は、データの発生から許容される要求遅延時間までの残余時間を算出する。設定部は、前記残余時間算出部で算出した残余時間に応じて、前記コンテンションウィンドウ幅を設定する。前記設定部は、第1の残余時間で設定される第1のコンテンションウィンドウ幅を、第1の残余時間よりも長い第2の残余時間で設定される第2のコンテンションウィンドウ幅よりも小さくする点が開示されている。
特開2015−103849号公報 特開2013−131834号公報
特許文献1は、許容遅延内での到達率が要件を満たす最小の再送回数を選択し、許容遅延内での到達率が要件を満たす最小の再送回数を選択する。また、特許文献2は、データの発生から許容される要求遅延時間までの残余時間に応じて、コンテンションウィンドウ幅を設定し、残り時間が短くなるほど接続試行頻度が上がり、要求遅延内での到達率が向上する。
しかし、特許文献1、2は何れも、輻輳の度合いを考慮していないため、要求遅延の長い情報系の通信速度が必要以上に低下するという課題があった。
そこで、本発明の目的は、制御系通信の遅延保証と情報系通信の通信速度向上の両立を図った、無線通信制御方法、無線通信装置、及び、無線通信システムを提供することである。
上記課題を解決するために、本発明は、その一例を挙げるならば、CSMA/CA方式のアクセス制御を行う無線通信システムに用いる無線通信装置の無線通信制御方法であって、無線通信システムの輻輳状況を受信するステップと、アプリケーション種別を受信するステップと、要求遅延時間を受信するステップと、要求遅延時間とデータ発生からの経過時間の差分である要求遅延時間までの余裕時間を算出するステップと、アプリケーション種別と要求遅延時間までの余裕時間と輻輳状況に基づきコンテンションウィンドウ値を決定し、決定したコンテンションウィンドウ値を基にCSMA/CA方式のアクセス制御を行うステップを有する。
本発明によれば、制御系通信の遅延保証と情報系通信の通信速度向上の両立を図った、無線通信制御方法、無線通信装置、及び、無線通信システムを提供することができる。
実施例1における無線通信システムの構成図である。 実施例1における端末側の機能ブロック図である。 実施例1における、基地局側の機能ブロック図である。 実施例1における端末側の装置構成図である。 実施例1における基地局側の装置構成図である。 実施例1における端末側の通信端末の輻輳状況受信更新の動作フローである。 実施例1における端末側の通信端末のCW決定とアクセス制御の動作フローである。 実施例1における輻輳状況、余裕時間からCWを決定する関数例である。 実施例1における基地局側の通信端末の輻輳状況更新、送信の動作フローである。 実施例1における基地局側の通信端末のCW決定とアクセス制御の動作フローである。 実施例2における端末側の通信端末のCW決定とアクセス制御の動作フローである。 実施例2における、輻輳状況から余裕時間の係数αの値を決定する関数例である。 実施例2における余裕時間と係数αからCW値を決定する関数例である。 実施例3における端末側の通信端末のCW決定とアクセス制御の動作フローである。 実施例3における、輻輳状況、アプリケーション種別、余裕時間から評価値βを決定する関数の例である。 実施例3における評価値βからCW値を決定する関数例である。
以下、本発明の実施例を図面を用いて説明する。なお、本発明はこれにより限定されるものではない。
図1は本実施例における無線通信システムの構成図である。図1において、101は制御対象機器、102は制御対象機器101の制御系通信を行う通信装置である。同様に、105は情報端末、106は情報端末105の情報系通信を行う通信装置である。また、通信装置102、106との通信を行なう通信装置103により、センタ装置104と制御対象機器101、情報端末105とは情報の送受信を行う。すなわち、図1においては、センタ装置104からの無線利用よる遠隔制御での制御対象機器101、例えば産業機器、の自動化等の制御を想定し、同時に、作業者が用いるPCやタブレット等の情報端末105との情報通信を行う場合を想定する。
なお、各通信装置102、103、106は、それぞれ、制御対象機器101、センタ装置104、情報端末105に内蔵されていても良い。また、以降、センタ装置104側の通信装置103を基地局側通信装置、制御対象機器101や情報端末105側の通信装置102、106を端末側通信装置と呼ぶ。
図2は本実施例における端末側通信装置の機能ブロック図である。図2において、送信すべきデータを符号化する符号化部201、符号化したデータを変調する変調部202、受信データを復調する復調部204、復調したデータを復号する復号部205、データの送受信を行う送受信部203、送信すべきデータや復号後データのアプリケーションとのやり取りを行うアプリケーションI/F206、全体制御を行う制御部207からなる。
制御部207は、送信するデータや輻輳状況の情報の格納、余裕時間の管理、 送信毎のCW(Contention Window)値計算、その他CSMA/CA(Carrier Sense Multiple Access with Collision Avoidance)の制御に関わる処理を行う。
図3は本実施例における基地局側の通信装置の機能ブロック図である。図3において、送信すべきデータを符号化する符号化部301、符号化したデータを変調する変調部302、受信データを復調する復調部304、復調したデータを復号する復号部305、データの送受信を行う送受信部303、送信すべきデータや復号後データのネットワークとのやり取りを行うネットワークI/F306、全体制御を行う制御部307からなる。
制御部307は、送信するデータや輻輳状況の情報の格納や、輻輳状況の計算、輻輳状況の通知要否判断、および通知、その他CSMA/CAの制御に関わる処理を行う。
図4は、本実施例における端末側の通信装置の装置構成図である。図4において、210はプロセッサ、211はデータバッファ、212はメモリ、213はアプリケーションI/F、214は無線送受信部、215は記憶装置、220はデータバスである。通信制御動作は、プロセッサ210でプログラムに従い実行され、それらのプログラムは、記憶装置215内に格納されている。
記憶装置215内に格納されているプログラムとしては、アプリケーションとのデータ授受や、CW値決定以外の標準的な通信制御を行う通信制御プログラム216、基地局から輻輳状況を受信し、パラメータ管理テーブルを更新する輻輳状況管理プログラム217、パラメータ管理テーブル219に格納されたパケットのアプリケーション種別、遅延要件、輻輳状況、キュー投入からの経過時間の情報からCW値を決定するCW値決定プログラム218である。
また、図5は、本実施例における基地局側の通信装置の装置構成図である。図5において、310はプロセッサ、311はデータバッファ、312はメモリ、313はネットワークI/F、314は無線送受信部、315は記憶装置、320はデータバスである。通信制御動作は、プロセッサ310でプログラムに従い実行され、それらのプログラムは、記憶装置315内に格納されている。
記憶装置315内に格納されているプログラムとしては、ネットワークとのデータ授受や、標準的な通信制御を行う通信制御プログラム316、輻輳状況を算出し、送信要否を判断し、端末へ送信する輻輳状況管理プログラム317であり、輻輳状況、輻輳状況の算出方法、輻輳状況の通知要否の判定基準等の情報を格納するパラメータ管理テーブル318を有している。
図6は、本実施例における端末側の通信端末の輻輳状況受信更新の動作フローである。図6において、まず、S201にて基地局から輻輳状況の情報を受信しているかを判断し、S202にて受信している場合は、輻輳状況を更新する。
図7は、本実施例における端末側の通信端末のCW決定とアクセス制御の動作フローである。図7おいて、まず、S203にて送信データがあるかを判断し、送信データがあるか場合にはS204にてデータ本体と共にアプリケーション種別、要求遅延の情報を取得する。これは、例えばどのバッファから取り出したか等で決定する。そして、S205にて要求遅延時間までの余裕時間を算出する。ここで、余裕時間=要求遅延時間−データ発生からの経過時間である。そしてS206にて最新の輻輳状況を取得し、S207でアプリケーション種別、余裕時間、輻輳状況からCW値を決定する。
その後は、標準のCSMA/CA制御と同じ制御により、データ送信を行なう。すなわち、S208で他端末の送信有無を確認(Carrier Sense)し、送信無の場合、S209でバックオフ時間を決定する。バックオフは1〜CWのランダムな値を選択する。そして、S210でバックオフ時間だけ待機してから他端末の送信がない場合送信を開始する。そして、S212にて、アプリケーションからのACK返信を待ち、なければ衝突発生と判定し、再度CW値の決定フローとしてS205に戻る。一方、ACK返信があれば次の送信データ処理としてS203に戻る。
なお、図6の輻輳状況受信更新の動作と、図7のCW決定とデータ送信の動作は独立であり、データ送信中に輻輳状況受信更新の動作を行っても良い。
また、アプリケーション毎に通信キューを持ち、送信パケットが格納されていた通信キューに基づきアプリケーション種別と要求遅延時間を決定しても良い。
図8は、本実施例における輻輳状況、要求遅延時間までの余裕時間からCW値を決定する関数の例である。図8(A)はアプリケーション種別として制御系通信の場合、(B)はアプリケーション種別として情報系通信の場合を示している。
図8(A)、(B)ともに、要求遅延時間までの余裕時間が大きい程、また輻輳が大きいほど、CW値を大きくする。言い換えれば、輻輳が大きいほど程、余裕時間に対するCW値の最小値及び最大値が大きくなるように、輻輳が小さい程、余裕時間に対するCW値の最小値及び最大値が小さくなるように制御する。また、余裕時間が大きいほど程、輻輳に対するCW値の最小値及び最大値が大きくなるように、余裕時間が小さい程、輻輳に対するCW値の最小値及び最大値が小さくなるように制御する。また、輻輳状況が大きいほど、同じ余裕時間に対して大きなCW値となるようにCW値を決定する。
また、アプリケーション種別として一般的に要求遅延時間が厳しい制御系通信の場合に比べて、例えば、一般的に遅れてもユーザを待たせるだけであるので遅延時間に対しては制限が緩く要求遅延時間が大きい情報系通信の場合のCW値を大きく設定する。また、情報系は輻輳状況(輻輳度合い)が低ければ従来のCW値(最初は短く、衝突毎に長くする)とし、輻輳状況が高ければ余裕時間が多い程CW値を大きくする遅延保証型とする。これにより、例えば、情報系においては、輻輳状況が低ければCW値を小さくして、待ち時間が短くなるように制御することで通信速度を向上できる。
なお、図8では、折れ線の特性としたが、直線や二次関数であっても良く、制御系は輻輳状況に非依存でも良い。
また、輻輳状況が所定の閾値以下であれば、従来の通信規格IEEE802.11eに準じて輻輳状況を考慮せずCW値を決定しても良い。
このように、アプリケーション種別と要求遅延時間までの余裕時間と輻輳状況に応じてCWを決定するCW制御方式を提供する。これにより、輻輳状況が低い間は通信速度を優先する制御により、制御系通信の遅延保証と情報系通信の通信速度向上を両立することができる。
図9は、本実施例における基地局側の輻輳状況更新、送信の動作フローである。図9において、まず、S301にて輻輳状況を更新する。輻輳状況の評価指標としては、例えば無線通信リソース使用率や、端末に通知させたキャリアセンス成功率を使用する。次に、S302にて輻輳状況の端末側への送信要否を判定し、必要であればS303で輻輳状況を端末側へ送信する。例えば、一定周期や輻輳状況が所定の閾値以上変動した場合に送信する。
図10は、本実施例における基地局側のCW決定とアクセス制御の動作フローである。図10おいては、標準のCSMA/CA制御と同じ制御により、データ送信を行なう。すなわち、S304にて送信データがあるかを判断し、S305にて送信データがある場合にはデータを取得し再送回数を0にセットする。そして、S306にて再送回数に応じてCW値を決定する。そして、S307で他端末の送信有無を確認(Carrier Sense)し、送信無の場合、S308でバックオフ時間を決定する。バックオフは1〜CWのランダムな値を選択する。そして、S309でバックオフ時間だけ待機してから他端末の送信がない場合S310で送信を開始する。そして、S311にて、アプリケーションからのACK返信を待ち、なければ衝突発生と判定し、再送回数を+1カウントし再度CW値の決定フローとしてS306に戻る。一方、ACK返信があれば次の送信データ処理としてS304に戻る。
なお、図9の輻輳状況更新、送信の動作と、図10のCW決定とデータ送信の動作は独立であり、データ送信中に輻輳状況更新、送信の動作を行っても良い。
以上のように、本実施例は、CSMA/CA方式のアクセス制御を行う無線通信システムに用いる端末側の無線通信装置の無線通信制御方法であって、無線通信システムの輻輳状況を受信するステップと、アプリケーション種別を受信するステップと、要求遅延時間を受信するステップと、要求遅延時間とデータ発生からの経過時間の差分である要求遅延時間までの余裕時間を算出するステップと、アプリケーション種別と要求遅延時間までの余裕時間と輻輳状況に基づきコンテンションウィンドウ値を決定し、決定したコンテンションウィンドウ値を基にCSMA/CA方式のアクセス制御を行うステップを有する。
また、CSMA/CA方式のアクセス制御を行う無線通信システムに用いる基地局側無線通信装置の無線通信制御方法であって、無線通信システムの輻輳状況を更新するステップと、更新した輻輳状況を送信するステップとを有する。
また、CSMA/CA方式のアクセス制御を行う無線通信システムに用いる端末側の無線通信装置であって、データの送受信を行う送受信部と、送受信部から無線通信システムの輻輳状況とアプリケーション種別と要求遅延時間を受信し、要求遅延時間とデータ発生からの経過時間の差分である要求遅延時間までの余裕時間を算出し、アプリケーション種別と要求遅延時間までの余裕時間と輻輳状況に基づきコンテンションウィンドウ値を決定し、決定したコンテンションウィンドウ値を基にCSMA/CA方式のアクセス制御を行う制御部とを有する構成とする。
また、CSMA/CA方式のアクセス制御を行う無線通信システムに用いる基地局側の無線通信装置であって、データの送受信を行う送受信部と、無線通信システムの輻輳状況を更新し、送受信部から更新した輻輳状況を送信する制御部を有する構成とする。
これにより、制御系通信の遅延保証と情報系通信の通信速度向上の両立を図った、無線通信制御方法、無線通信装置、及び、無線通信システムを提供することができる。
本実施例は、余裕時間に輻輳状況に応じた係数をかけることでCW値を決定する例について説明する。
図11は、本実施例における端末側の通信端末のCW決定とアクセス制御の動作フローである。図11において、S225、S226以外は実施例1の図7と同じであるので、その説明を省略する。図7のS207では、アプリケーション種別、余裕時間、輻輳状況からCW値を決定していたが、図11では、S225にてアプリケーション種別と輻輳状況から係数αを決定する。次に、S226で、アプリケーション種別と、余裕時間×αからCW値を決定する。
図12は、本実施例における、輻輳状況から余裕時間の係数αの値を決定する関数例である。図12(A)はアプリケーション種別として制御系通信の場合、(B)はアプリケーション種別として情報系通信の場合を示している。
図12(A)、(B)ともに、輻輳が大きいほど係数αを大きく設定する。
また、アプリケーション種別として一般的に要求遅延時間が厳しい制御系通信の場合に比べて、一般的に要求遅延時間が大きい情報系通信の場合のCW値を大きく設定する。なお、図12では、折れ線の特性としたが、直線や二次関数であっても良い。
図13は、本実施例における余裕時間と係数αからCW値を決定する関数例である。図13(A)はアプリケーション種別として制御系通信の場合、(B)はアプリケーション種別として情報系通信の場合を示している。横軸は、余裕時間×係数αであって、図12で示した係数αの関数が反映されたCW値を決定する関数となっている。したがって、図13(A)、(B)ともに、余裕時間×αが大きいほどCW値を大きく設定する。また、アプリケーション種別として一般的に要求遅延時間が厳しい制御系通信の場合に比べて、一般的に要求遅延時間が大きい情報系通信の場合のCW値を大きく設定する。
なお、本実施例における基地局側の動作フローは実施例1と同様である。
本実施例は、輻輳状況を加味した係数αを算出することで、余裕時間と係数αとアプリケーション種別により、CW値を決定する。なお、アプリケーション種別として一般的に要求遅延時間が厳しく要求遅延時間が小さい制御系通信と、一般的に要求遅延時間がゆるく要求遅延時間が大きい情報系通信は、その余裕時間についても同様の関係があるので、余裕時間の大小=アプリケーション種別(制御系通信か情報系通信)と見做せる。よって、余裕時間の小さい範囲を制御系通信、大きい範囲を情報系通信と見做せば、1つの余裕時間―CW値の関数で制御できるので、アプリケーション種別によらず1つの関数としても良い。
このように、アプリケーション種別と要求遅延時間までの余裕時間と輻輳状況を加味した係数αに応じてCWを決定するCW制御方式を提供する。これにより、輻輳状況が低い間は通信速度を優先する制御を行うことができ、制御系通信の遅延保証と情報系通信の通信速度向上を両立することができる。
本実施例は、アプリケーション種別と余裕時間と輻輳状況から求める評価値に応じてCW値を決定する例について説明する。
図14は、本実施例における端末側の通信端末のCW決定とアクセス制御の動作フローである。図14において、S245、S246以外は実施例1の図7と同じであるので、その説明を省略する。図7のS207では、アプリケーション種別、余裕時間、輻輳状況からCW値を決定していたが、図14では、S245にてアプリケーション種別、輻輳状況、余裕時間から評価値βを決定する。次に、S246で、評価値βからCW値を決定する。
図15は、本実施例における、輻輳状況、アプリケーション種別、余裕時間から評価値βを決定する関数の例である。図15(A)はアプリケーション種別として制御系通信の場合、(B)はアプリケーション種別として情報系通信の場合を示している。
図15(A)、(B)ともに、要求遅延時間までの余裕時間が大きい程、また輻輳が大きいほど、評価値βを大きくする。言い換えれば、輻輳が大きいほど程、余裕時間に対する評価値βの最小値及び最大値が大きくなるように、輻輳が小さい程、余裕時間に対する評価値βの最小値及び最大値が小さくなるように制御する。また、余裕時間が大きいほど程、輻輳に対する評価値βの最小値及び最大値が大きくなるように、余裕時間が小さい程、輻輳に対する評価値βの最小値及び最大値が小さくなるように制御する。
また、アプリケーション種別として一般的に要求遅延時間が厳しい制御系通信の場合に比べて、一般的に要求遅延時間が大きい情報系通信の場合の評価値βを大きく設定する。なお、図15では、折れ線の特性としたが、直線や二次関数であっても良い。
図16は、本実施例における評価値βからCW値を決定する関数例である。図16(A)はアプリケーション種別として制御系通信の場合、(B)はアプリケーション種別として情報系通信の場合を示している。横軸は、評価値βであって、図15で示した評価値βの関数が反映されたCW値を決定する関数となっている。したがって、図16(A)、(B)ともに、評価値βが大きいほどCW値を大きく設定する。また、アプリケーション種別として一般的に要求遅延時間が厳しい制御系通信の場合に比べて、一般的に要求遅延時間が大きい情報系通信の場合のCW値を大きく設定する。
なお、本実施例における基地局側の動作フローは実施例1と同様である。
このように、アプリケーション種別、要求遅延時間までの余裕時間、輻輳状況から求めた評価値βからCW値を決定するCW制御方式を提供する。これにより、輻輳状況が低い間は通信速度を優先する制御を行うことができ、制御系通信の遅延保証と情報系通信の通信速度向上を両立することができる。
以上実施例について説明したが、本発明は上記した実施例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上記した実施例は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施例の構成の一部を他の実施例の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施例の構成に他の実施例の構成を加えることも可能である。また、各実施例の構成の一部について、他の構成の追加、削除、置換をすることが可能である。
101:制御対象機器、102、103、106:通信装置、105:情報端末、104:センタ装置、201、301:符号化部、202、302:変調部、204、304:復調部、205、305:復号部、203、303:送受信部、206、213:アプリケーションI/F、207、307:制御部、306:ネットワークI/F、210、310:プロセッサ、211、311:データバッファ、212、312:メモリ、214、314:無線送受信部、215、315:記憶装置、220、320:データバス、313:ネットワークI/F、216、316:通信制御プログラム、217、317:輻輳状況管理プログラム、218:CW値決定プログラム、219、318:パラメータ管理テーブル

Claims (16)

  1. CSMA/CA方式のアクセス制御を行う無線通信システムに用いる無線通信装置の無線通信制御方法であって、
    無線通信システムの輻輳状況を受信するステップと、
    アプリケーション種別を受信するステップと、
    要求遅延時間を受信するステップと、
    前記要求遅延時間とデータ発生からの経過時間の差分である要求遅延時間までの余裕時間を算出するステップと、
    前記アプリケーション種別と前記要求遅延時間までの余裕時間と前記輻輳状況に基づきコンテンションウィンドウ値を決定し、該決定したコンテンションウィンドウ値を基にCSMA/CA方式のアクセス制御を行うステップと、を有することを特徴とする無線通信制御方法。
  2. 請求項1に記載の無線通信制御方法であって、
    前記アプリケーション種別は、制御系通信と情報系通信であることを特徴とする無線通信制御方法。
  3. 請求項1に記載の無線通信制御方法であって、
    前記輻輳状況が所定の閾値以下であれば該輻輳状況を考慮せずコンテンションウィンドウ値を決定することを特徴とする無線通信制御方法。
  4. 請求項1に記載の無線通信制御方法であって、
    前記輻輳状況が大きいほどコンテンションウィンドウ値の最小値および最大値が大きくなるように前記コンテンションウィンドウ値を決定することを特徴とする無線通信制御方法。
  5. 請求項1に記載の無線通信制御方法であって、
    前記要求遅延時間までの余裕時間が大きいほどコンテンションウィンドウ値の最小値および最大値が大きくなるように前記コンテンションウィンドウ値を決定することを特徴とする無線通信制御方法。
  6. 請求項1に記載の無線通信制御方法であって、
    前記輻輳状況が大きいほど、同じ要求遅延時間までの余裕時間に対して大きなコンテンションウィンドウ値となるように前記コンテンションウィンドウ値を決定することを特徴とする無線通信制御方法。
  7. 請求項1に記載の無線通信制御方法であって、
    アプリケーション毎に通信キューを持ち、送信パケットが格納されていた通信キューに基づき前記アプリケーション種別と要求遅延時間を決定することを特徴とする無線通信制御方法。
  8. CSMA/CA方式のアクセス制御を行う無線通信システムに用いる無線通信装置の無線通信制御方法であって、
    前記無線通信システムの輻輳状況を更新するステップと、
    該更新した輻輳状況を送信するステップと、を有することを特徴とする無線通信制御方法。
  9. 請求項8に記載の無線通信制御方法であって、
    前記輻輳状況を送信するステップは、一定周期で輻輳状況を送信することを特徴とする無線通信制御方法。
  10. 請求項8に記載の無線通信制御方法であって、
    前記輻輳状況を送信するステップは、前記輻輳状況が所定の閾値以上変動した場合に送信することを特徴とする無線通信制御方法。
  11. 請求項8に記載の無線通信制御方法であって、
    前記輻輳状況は、無線通信リソースの使用率を指標とすることを特徴とする無線通信制御方法。
  12. 請求項8に記載の無線通信制御方法であって、
    前記輻輳状況は、端末のキャリアセンス成功率を指標とすることを特徴とする無線通信制御方法。
  13. CSMA/CA方式のアクセス制御を用いて基地局側の無線通信装置と端末側の無線通信装置とで通信する無線通信システムの無線通信制御方法であって、
    前記基地局側の無線通信装置は、
    前記無線通信システムの輻輳状況を更新するステップと、
    該更新した輻輳状況を送信するステップと、を有し、
    前記端末側の無線通信装置は、
    前記基地局側の無線通信装置から送信された輻輳状況を受信するステップと、
    アプリケーション種別を受信するステップと、
    要求遅延時間を受信するステップと、
    前記要求遅延時間とデータ発生からの経過時間の差分である要求遅延時間までの余裕時間を算出するステップと、
    前記アプリケーション種別と前記要求遅延時間までの余裕時間と前記輻輳状況に基づきコンテンションウィンドウ値を決定し、該決定したコンテンションウィンドウ値を基にCSMA/CA方式のアクセス制御を行うステップと、を有することを特徴とする無線通信制御方法。
  14. CSMA/CA方式のアクセス制御を行う無線通信システムに用いる無線通信装置であって、
    データの送受信を行う送受信部と、
    前記送受信部から前記無線通信システムの輻輳状況とアプリケーション種別と要求遅延時間を受信し、該要求遅延時間とデータ発生からの経過時間の差分である要求遅延時間までの余裕時間を算出し、前記アプリケーション種別と前記要求遅延時間までの余裕時間と前記輻輳状況に基づきコンテンションウィンドウ値を決定し、該決定したコンテンションウィンドウ値を基にCSMA/CA方式のアクセス制御を行う制御部と、を有することを特徴とする無線通信装置。
  15. CSMA/CA方式のアクセス制御を行う無線通信システムに用いる無線通信装置であって、
    データの送受信を行う送受信部と、
    前記無線通信システムの輻輳状況を更新し、
    前記送受信部から該更新した輻輳状況を送信する制御部を有することを特徴とする無線通信装置。
  16. CSMA/CA方式のアクセス制御を用いて基地局側の無線通信装置と端末側の無線通信装置とで通信する無線通信システムであって、
    前記基地局側の無線通信装置は、
    データの送受信を行う基地局側送受信部と、
    前記無線通信システムの輻輳状況を更新し前記基地局側送受信部から該更新した輻輳状況を送信する基地局側制御部と、を有し、
    前記端末側の無線通信装置は、
    データの送受信を行う端末側送受信部と、
    前記端末側送受信部から前記基地局側送受信部から送信された前記無線通信システムの輻輳状況とアプリケーション種別と要求遅延時間を受信し、該要求遅延時間とデータ発生からの経過時間の差分である要求遅延時間までの余裕時間を算出し、前記アプリケーション種別と前記要求遅延時間までの余裕時間と前記輻輳状況に基づきコンテンションウィンドウ値を決定し、該決定したコンテンションウィンドウ値を基にCSMA/CA方式のアクセス制御を行う端末側制御部と、を有することを特徴とする無線通信システム。
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