JP2017125647A - 圧縮式冷凍機 - Google Patents

圧縮式冷凍機 Download PDF

Info

Publication number
JP2017125647A
JP2017125647A JP2016004876A JP2016004876A JP2017125647A JP 2017125647 A JP2017125647 A JP 2017125647A JP 2016004876 A JP2016004876 A JP 2016004876A JP 2016004876 A JP2016004876 A JP 2016004876A JP 2017125647 A JP2017125647 A JP 2017125647A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
impeller
refrigerant
control device
compression
inverter
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2016004876A
Other languages
English (en)
Inventor
福住 幸大
Yukihiro Fukuzumi
幸大 福住
佐藤 忠
Tadashi Sato
忠 佐藤
剛司 磯辺
Goji Isobe
剛司 磯辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ebara Refrigeration Equipment and Systems Co Ltd
Original Assignee
Ebara Refrigeration Equipment and Systems Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ebara Refrigeration Equipment and Systems Co Ltd filed Critical Ebara Refrigeration Equipment and Systems Co Ltd
Priority to JP2016004876A priority Critical patent/JP2017125647A/ja
Publication of JP2017125647A publication Critical patent/JP2017125647A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】フリークーリング運転時に圧縮機の羽根車の回転を制御することにより、圧縮機の羽根車の連れ回りを防止して冷凍機の安定した運転が可能となり、バイパス配管やストッパ機構等の高価な設備を設ける必要がない圧縮式冷凍機を提供する。【解決手段】圧縮式冷凍機は、冷水温度よりも冷却水温度が低い条件下で蒸発器3で冷媒と冷水との熱交換を行うフリークーリング運転を行う制御装置20と、羽根車11,12の回転速度を制御するインバータ15とを備え、制御装置20は、フリークーリング運転時に、インバータ15を制御して羽根車11,12の回転速度をゼロ速度以上極低速度以下に制御する。【選択図】図1

Description

本発明は、圧縮式冷凍機に係り、特に冷水温度よりも冷却水温度が低い条件下で圧縮機による冷媒ガスの圧縮運転をすることなく、蒸発器において冷媒を介して熱交換を行い冷水を製造するフリークーリング機能を備えた圧縮式冷凍機に関するものである。
フリークーリングは、冷却水と冷水を冷却水−冷水熱交換器で直接熱交換する方法が一般的であるが、圧縮式冷凍機において圧縮機を運転することなく、蒸発器において冷媒を介して熱交換を行う方式も知られている。この方式は、冷却水−冷水熱交換器が不要で、水配管の切替が不要という利点がある。
圧縮式冷凍機において圧縮機を運転しない状態で冷媒を介してフリークーリング運転を行う場合、蒸発器で冷水から熱を奪って蒸発した冷媒ガスは、凝縮器に移動して凝縮器で冷却水に熱を与えて凝縮する。これに伴って蒸発器から凝縮器に向かって冷媒ガスの流れが生じる。冷媒ガスは圧縮機を通過する際に流体力によって羽根車を回転させる。
特許第4061463号公報 特許第5412193号公報
圧縮式冷凍機においてフリークーリング運転を行っている際に、冷媒ガスが圧縮機を通過することにより羽根車が連れ回りしているとき、その回転速度は成り行きであり制御不能で不安定な状態である。圧縮機の回転速度が増加して設計回転速度を超えた場合、回転体にかかる遠心応力が過大となったり、軸受の潤滑不良や発熱、振動振幅の増大による接触などで圧縮機が損傷する恐れがある。
フリークーリング運転時に圧縮機の羽根車の回転速度がどこまで上がるか分からないため、軸受には安全を見て多めに給油する必要がある。このため油ポンプの動力が過剰に必要であることと、軸受部から油が冷媒側に流出してしまうという問題がある。
圧縮機の連れ回りを防ぐには、圧縮機の冷媒配管に遮断弁を設けるとともに、圧縮機をバイパスして蒸発器から凝縮器へ冷媒ガスを流すバイパス配管やバイパス弁を設ける必要がある。あるいは、圧縮機が回転しないようにブレーキやクラッチ機構等のストッパ機構を設ける必要がある。これらの機構はいずれも大掛かりでコスト高である。
本発明は、上述の事情に鑑みなされたもので、フリークーリング運転時に圧縮機の羽根車の回転を制御することにより、圧縮機の羽根車の連れ回りを防止して冷凍機の安定した運転が可能となり、バイパス配管やストッパ機構等の高価な設備を設ける必要がない圧縮式冷凍機を提供することを目的とする。
上述の目的を達成するため、本発明の圧縮式冷凍機の第1態様は、冷水から熱を奪って冷媒が蒸発し冷凍効果を発揮する蒸発器と、冷媒を羽根車によって圧縮するターボ圧縮機と、ターボ圧縮機を駆動する電動機と、圧縮された冷媒ガスを冷却水で冷却して凝縮させる凝縮器と、圧縮式冷凍機を制御する制御装置を備えた圧縮式冷凍機において、前記圧縮式冷凍機は、冷水温度よりも冷却水温度が低い条件下で前記蒸発器で冷媒と冷水との熱交換を行うフリークーリング運転を行う前記制御装置と、前記羽根車の回転速度を制御するインバータとを備え、前記制御装置は、前記フリークーリング運転時に、前記インバータを制御して前記羽根車の回転速度をゼロ速度以上極低速度以下に制御することを特徴とする。
本発明の好ましい態様によれば、前記インバータは、前記羽根車のゼロ速度運転、極低速度運転のいずれかの運転を行うことを特徴とする。
本発明の好ましい態様によれば、前記インバータは、前記電動機に正回転の出力および逆回転の出力を与える機能を有することを特徴とする。
本発明の好ましい態様によれば、前記制御装置は、前記フリークーリング運転時に、ターボ圧縮機の軸受に給油する油ポンプの間欠運転を行うか、または回転速度を低下させた運転を行うことを特徴とする。
本発明の圧縮式冷凍機の第2態様は、冷水から熱を奪って冷媒が蒸発し冷凍効果を発揮する蒸発器と、冷媒を羽根車によって圧縮するターボ圧縮機と、ターボ圧縮機を駆動する電動機と、圧縮された冷媒ガスを冷却水で冷却して凝縮させる凝縮器と、圧縮式冷凍機を制御する制御装置を備えた圧縮式冷凍機において、前記圧縮式冷凍機は、冷水温度よりも冷却水温度が低い条件下で前記蒸発器で冷媒と冷水との熱交換を行うフリークーリング運転を行う前記制御装置と、前記羽根車の回転速度を制御するインバータとを備え、前記制御装置は、前記フリークーリング運転時に、前記インバータを制御して前記電動機に直流電流を供給し、前記羽根車の回転速度を制限するようにしたことを特徴とする。
本発明の好ましい態様によれば、前記インバータは、前記羽根車の回転速度を極低速度以下に制御することを特徴とする。
本発明の好ましい態様によれば、前記制御装置は、前記フリークーリング運転時に、ターボ圧縮機の軸受に給油する油ポンプの間欠運転を行うか、または回転速度を低下させた運転を行うことを特徴とする。
本発明の圧縮式冷凍機の第3態様は、冷水から熱を奪って冷媒が蒸発し冷凍効果を発揮する蒸発器と、冷媒を羽根車によって圧縮するターボ圧縮機と、ターボ圧縮機を駆動する電動機と、圧縮された冷媒ガスを冷却水で冷却して凝縮させる凝縮器と、圧縮式冷凍機を制御する制御装置を備えた圧縮式冷凍機において、前記圧縮式冷凍機は、冷水温度よりも冷却水温度が低い条件下で前記蒸発器で冷媒と冷水との熱交換を行うフリークーリング運転を行う前記制御装置と、前記電動機に直流電流を供給する直流電源とを備え、前記制御装置は、前記フリークーリング運転時に、前記電動機を商用交流電源から切り離して前記直流電源に接続し、前記羽根車の回転速度を制限するようにしたことを特徴とする。
本発明の好ましい態様によれば、前記羽根車の回転速度を極低速度以下に制御することを特徴とする。
本発明の好ましい態様によれば、前記制御装置は、前記フリークーリング運転時に、ターボ圧縮機の軸受に給油する油ポンプの間欠運転を行うか、または回転速度を低下させた運転を行うことを特徴とする。
本発明は、以下に列挙する効果を奏する。
(1)フリークーリング運転時に圧縮機の羽根車の回転を制御することにより、蒸発器から凝縮器に向かう冷媒ガスの流れが圧縮機を通過することに起因する圧縮機の羽根車の連れ回りを防止することができる。
(2)フリークーリング運転時に、軸受部への給油量を圧縮機の羽根車の回転数に応じた適正量とすることができ、給油量を過剰にする必要がなく、無駄な動力の消費や軸受部から油が冷媒側に流出する量を減らすことができる。
(3)フリークーリング運転時に圧縮機の羽根車の連れ回りを防ぐためのバイパス弁やストッパ機構等の高価な設備を設ける必要がない。
(4)冷媒ガス流による羽根車の連れ回りを防止するためにゼロ速度制御または直流印加によって電動機に制動トルクを発生させることにより電動機が発熱するが、冷媒ガス流に熱排出することにより、フリークーリング運転時の電動機冷却のための冷媒ポンプ運転は、間欠運転または回転速度を低下させた運転で足りる。
(5)冷凍機の基本的な構成を変更せず、簡易な電気的手段を講じることにより、フリークーリング運転時に羽根車の意図しない回転を阻止することができる。
図1は、本発明に係る圧縮式冷凍機の第1の実施形態を示す模式図である。 図2は、本発明に係る圧縮式冷凍機の第2の実施形態を示す模式図である。
以下、本発明に係る圧縮式冷凍機の実施形態を図1および図2を参照して説明する。図1および図2において、同一または相当する構成要素には、同一の符号を付して重複した説明を省略する。
図1は、本発明に係る圧縮式冷凍機の第1の実施形態を示す模式図である。図1に示すように、圧縮式冷凍機は、冷媒を圧縮するターボ圧縮機1と、圧縮された冷媒ガスを冷却水で冷却して凝縮させる凝縮器2と、冷水から熱を奪って冷媒が蒸発し冷凍効果を発揮する蒸発器3とを備え、これら各機器を冷媒が循環する冷媒配管4によって連結して構成されている。
図1に示す実施形態においては、ターボ圧縮機1は多段ターボ圧縮機から構成されており、多段ターボ圧縮機は二段ターボ圧縮機からなり、一段目羽根車11と、二段目羽根車12と、これらの羽根車11,12を回転させる電動機13とから構成されている。ターボ圧縮機1の電動機13は誘導電動機からなり、電動機13の回転速度は、交流電源14に接続されたインバータ15により制御されるように構成されている。インバータ15は制御装置20に接続されている。一段目羽根車11の吸込側には、冷媒ガスの羽根車11,12への吸込流量を調整するサクションベーン16が設けられている。
ターボ圧縮機1は軸受BやギアGを収容するギヤケーシング17を備えており、ギヤケーシング17の下部には油タンク18が設けられている。なお、電動機13はインバータ駆動であるため、ギアGは省略してもよい。油タンク18内には油ポンプ19が設置されており、油ポンプ19によって潤滑油がギヤケーシング17内の軸受BとギアGおよび電動機13の軸受Bに給油されるようになっている。油ポンプ19の電動機は、油ポンプインバータ25により回転速度が制御されるようになっている。凝縮器2の液冷媒は冷媒ポンプ26によって電動機13に供給され、電動機13を冷却するようになっている。冷媒ポンプ26の電動機は、冷媒ポンプインバータ27により回転速度が制御されるようになっている。
図1に示すように構成された圧縮式冷凍機の冷凍サイクルでは、ターボ圧縮機1と凝縮器2と蒸発器3とを冷媒が循環し、蒸発器3で得られる冷熱源で冷水が製造されて負荷に対応し、冷凍サイクル内に取り込まれた蒸発器3からの熱量および電動機13から供給されるターボ圧縮機1の仕事に相当する熱量が凝縮器2に供給される冷却水に放出される。
圧縮式冷凍機の運転中に、冷水温度よりも冷却水温度が低くなったときに、制御装置20は、蒸発器3で冷媒と冷水との熱交換を行うフリークーリング運転に移行するように冷凍機を制御する。制御装置20は、フリークーリング運転時に、インバータ15を制御して羽根車の回転速度をゼロ速度(0rpm)以上極低速度(定格回転速度の5%)以下に制御する。具体的には、制御装置20は、インバータ15に羽根車のゼロ速度運転又は極低速度運転の指令を送る。インバータ15は、フリークーリング運転により連れ回りする羽根車の回転速度を検出手段(図示せず)により検出するか又は推定手段(図示せず)により推定する。インバータ15は、検出された又は推定された羽根車の回転速度に見合った周波数と電圧値を持った交流を発生して電動機13に供給する。これにより、電動機13の回転速度、すなわち羽根車の回転速度は、ゼロ速度(0rpm)以上極低速度(定格回転速度の5%)以下に制御される。インバータ15は電動機13に正回転の出力のみならず逆回転の出力も与える機能を有しており、ターボ圧縮機1の羽根車の回転方向は、正回転であってもよいし、逆回転であってもよい。
インバータ出力の回転方向とターボ圧縮機1の羽根車の回転方向が反対の場合は逆相制動となり、制動に用いられたエネルギーは主に電動機13内で熱として消費される。インバータ出力の回転方向とターボ圧縮機1の羽根車の回転方向が同一の場合には、インバータ出力周波数をターボ圧縮機1の羽根車の電気的回転速度未満に制御することにより回生制動となり、制動によって回生されたエネルギーはインバータ15内に戻される。この回生エネルギーをインバータ15から油ポンプインバータ25や冷媒ポンプインバータ27に供給するように構成してもよい。
また、フリークーリング運転時に、油ポンプ19は羽根車の回転速度、軸受け温度、または冷凍負荷などと連動して制御され、給油量を絞るように構成されている。すなわち、フリークーリング運転時に、油ポンプ19を間欠運転することにより給油量を絞るように構成してもよいし、油ポンプ19の回転速度を低下させるようにインバータ制御することにより給油量を絞るように構成してもよい。また、給油量が不足した場合の保護として軸受け温度が高温になったら給油量を増加させてもよい。
次に、図1に示すように構成された圧縮式冷凍機において、フリークーリング運転時にインバータ15から電動機13に直流を供給して羽根車の回転を制御する制御方法を説明する。
圧縮式冷凍機の運転中に、冷水温度よりも冷却水温度が低くなったときに、制御装置20は、蒸発器3で冷媒と冷水との熱交換を行うフリークーリング運転に移行するように冷凍機を制御する。制御装置20は、フリークーリング運転時に、インバータ15を制御して羽根車の回転速度を極低速度(定格回転速度の5%)以下に制御する。具体的には、制御装置20は、インバータ15に直流保持の指令を送る。インバータ15は、予め設定した値の電圧または電流を電動機13に供給する。これにより、電動機13の固定子を直流励磁し、回転子を停止させる方向の制動トルクを発生させ、電動機13の回転速度、すなわち羽根車の回転速度を極低速度(定格回転速度の5%)以下に制御する。
図2は、本発明に係る圧縮式冷凍機の第2の実施形態を示す模式図である。第2の実施形態においては、電動機13は切替スイッチ21を介して交流電源14および直流電源22に接続されている。電動機13は固定速の誘導電動機からなっている。切替スイッチ21は制御装置20に接続されている。その他の構成は、図1に示す圧縮式冷凍機と同様である。
図2に示すように構成された圧縮式冷凍機において、通常の冷凍運転時には、交流電源14から交流を電動機13に供給してターボ圧縮機1により冷媒ガスの圧縮運転を行う。これにより、ターボ圧縮機1と凝縮器2と蒸発器3とを冷媒が循環し、蒸発器3で得られる冷熱源で冷水が製造されて負荷に対応し、冷凍サイクル内に取り込まれた蒸発器3からの熱量および電動機13から供給されるターボ圧縮機1の仕事に相当する熱量が凝縮器2に供給される冷却水に放出される。
圧縮式冷凍機の運転中に、冷水温度よりも冷却水温度が低くなったときに、制御装置20は、蒸発器3で冷媒と冷水との熱交換を行うフリークーリング運転に移行するように冷凍機を制御する。すなわち、制御装置20は切替スイッチ21を作動させ、電動機13を交流電源14から切り離して直流電源22に接続する。直流電源22は、予め設定した値の電圧または電流を電動機13に供給する。これにより、電動機13の固定子を直流励磁し、回転子を停止させる方向の制動トルクを発生させ、電動機13の回転速度、すなわち羽根車の回転速度を極低速度(定格回転速度の5%)以下に制御する。
また、フリークーリング運転時に、油ポンプ19は羽根車の回転速度、軸受け温度、または冷凍負荷などと連動して制御され、給油量を絞るように構成されている。すなわち、フリークーリング運転時に、油ポンプ19を間欠運転することにより給油量を絞るように構成してもよいし、油ポンプ19の回転速度を低下させるようにインバータ制御することにより給油量を絞るように構成してもよい。また、給油量が不足した場合の保護として軸受け温度が高温になったら給油量を増加させてもよい。
これまで本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されず、その技術思想の範囲内において、種々の異なる形態で実施されてよいことは勿論である。
1 ターボ圧縮機
2 凝縮器
3 蒸発器
4 冷媒配管
11,12 羽根車
13 電動機
14 交流電源
15 インバータ
16 サクションベーン
17 ギヤケーシング
18 油タンク
19 油ポンプ
20 制御装置
21 切替スイッチ
22 直流電源
25 油ポンプインバータ
26 冷媒ポンプ
27 冷媒ポンプインバータ

Claims (10)

  1. 冷水から熱を奪って冷媒が蒸発し冷凍効果を発揮する蒸発器と、冷媒を羽根車によって圧縮するターボ圧縮機と、ターボ圧縮機を駆動する電動機と、圧縮された冷媒ガスを冷却水で冷却して凝縮させる凝縮器と、圧縮式冷凍機を制御する制御装置を備えた圧縮式冷凍機において、
    前記圧縮式冷凍機は、冷水温度よりも冷却水温度が低い条件下で前記蒸発器で冷媒と冷水との熱交換を行うフリークーリング運転を行う前記制御装置と、
    前記羽根車の回転速度を制御するインバータとを備え、
    前記制御装置は、前記フリークーリング運転時に、前記インバータを制御して前記羽根車の回転速度をゼロ速度以上極低速度以下に制御することを特徴とする圧縮式冷凍機。
  2. 前記インバータは、前記羽根車のゼロ速度運転、極低速度運転のいずれかの運転を行うことを特徴とする請求項1に記載の圧縮式冷凍機。
  3. 前記インバータは、前記電動機に正回転の出力および逆回転の出力を与える機能を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の圧縮式冷凍機。
  4. 前記制御装置は、前記フリークーリング運転時に、ターボ圧縮機の軸受に給油する油ポンプの間欠運転を行うか、または回転速度を低下させた運転を行うことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の圧縮式冷凍機。
  5. 冷水から熱を奪って冷媒が蒸発し冷凍効果を発揮する蒸発器と、冷媒を羽根車によって圧縮するターボ圧縮機と、ターボ圧縮機を駆動する電動機と、圧縮された冷媒ガスを冷却水で冷却して凝縮させる凝縮器と、圧縮式冷凍機を制御する制御装置を備えた圧縮式冷凍機において、
    前記圧縮式冷凍機は、冷水温度よりも冷却水温度が低い条件下で前記蒸発器で冷媒と冷水との熱交換を行うフリークーリング運転を行う前記制御装置と、
    前記羽根車の回転速度を制御するインバータとを備え、
    前記制御装置は、前記フリークーリング運転時に、前記インバータを制御して前記電動機に直流電流を供給し、前記羽根車の回転速度を制限するようにしたことを特徴とする圧縮式冷凍機。
  6. 前記インバータは、前記羽根車の回転速度を極低速度以下に制御することを特徴とする請求項5に記載の圧縮式冷凍機。
  7. 前記制御装置は、前記フリークーリング運転時に、ターボ圧縮機の軸受に給油する油ポンプの間欠運転を行うか、または回転速度を低下させた運転を行うことを特徴とする請求項5又は6に記載の圧縮式冷凍機。
  8. 冷水から熱を奪って冷媒が蒸発し冷凍効果を発揮する蒸発器と、冷媒を羽根車によって圧縮するターボ圧縮機と、ターボ圧縮機を駆動する電動機と、圧縮された冷媒ガスを冷却水で冷却して凝縮させる凝縮器と、圧縮式冷凍機を制御する制御装置を備えた圧縮式冷凍機において、
    前記圧縮式冷凍機は、冷水温度よりも冷却水温度が低い条件下で前記蒸発器で冷媒と冷水との熱交換を行うフリークーリング運転を行う前記制御装置と、
    前記電動機に直流電流を供給する直流電源とを備え、
    前記制御装置は、前記フリークーリング運転時に、前記電動機を商用交流電源から切り離して前記直流電源に接続し、前記羽根車の回転速度を制限するようにしたことを特徴とする圧縮式冷凍機。
  9. 前記羽根車の回転速度を極低速度以下に制御することを特徴とする請求項8に記載の圧縮式冷凍機。
  10. 前記制御装置は、前記フリークーリング運転時に、ターボ圧縮機の軸受に給油する油ポンプの間欠運転を行うか、または回転速度を低下させた運転を行うことを特徴とする請求項8又は9に記載の圧縮式冷凍機。
JP2016004876A 2016-01-14 2016-01-14 圧縮式冷凍機 Pending JP2017125647A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016004876A JP2017125647A (ja) 2016-01-14 2016-01-14 圧縮式冷凍機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016004876A JP2017125647A (ja) 2016-01-14 2016-01-14 圧縮式冷凍機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2017125647A true JP2017125647A (ja) 2017-07-20

Family

ID=59363878

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016004876A Pending JP2017125647A (ja) 2016-01-14 2016-01-14 圧縮式冷凍機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2017125647A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020537108A (ja) * 2017-10-10 2020-12-17 ジョンソン コントロールズ テクノロジー カンパニーJohnson Controls Technology Company チラー電気エンクロージャ用のシステム
JP2021032472A (ja) * 2019-08-23 2021-03-01 荏原冷熱システム株式会社 ターボ冷凍機

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5545754Y2 (ja) * 1974-06-18 1980-10-27
JPS57136062A (en) * 1981-02-18 1982-08-21 Hitachi Ltd Air-cooled turbo refrigerating machine
JP2003164188A (ja) * 2001-11-22 2003-06-06 Mitsubishi Electric Corp 永久磁石電動機装置、冷凍サイクル装置、永久磁石電動機の駆動方法
JP4061463B2 (ja) * 2002-01-25 2008-03-19 高砂熱学工業株式会社 冷凍機を有する設備の試運転装置およびこれを用いた試運転方法、冷凍機を有する設備の運転方法
JP2009019600A (ja) * 2007-07-13 2009-01-29 Mitsubishi Heavy Ind Ltd ターボ圧縮機およびターボ冷凍機
JP2011220640A (ja) * 2010-04-13 2011-11-04 Ihi Corp ターボ冷凍機
JP5412193B2 (ja) * 2009-07-07 2014-02-12 三菱重工業株式会社 ターボ冷凍機

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5545754Y2 (ja) * 1974-06-18 1980-10-27
JPS57136062A (en) * 1981-02-18 1982-08-21 Hitachi Ltd Air-cooled turbo refrigerating machine
JP2003164188A (ja) * 2001-11-22 2003-06-06 Mitsubishi Electric Corp 永久磁石電動機装置、冷凍サイクル装置、永久磁石電動機の駆動方法
JP4061463B2 (ja) * 2002-01-25 2008-03-19 高砂熱学工業株式会社 冷凍機を有する設備の試運転装置およびこれを用いた試運転方法、冷凍機を有する設備の運転方法
JP2009019600A (ja) * 2007-07-13 2009-01-29 Mitsubishi Heavy Ind Ltd ターボ圧縮機およびターボ冷凍機
JP5412193B2 (ja) * 2009-07-07 2014-02-12 三菱重工業株式会社 ターボ冷凍機
JP2011220640A (ja) * 2010-04-13 2011-11-04 Ihi Corp ターボ冷凍機

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020537108A (ja) * 2017-10-10 2020-12-17 ジョンソン コントロールズ テクノロジー カンパニーJohnson Controls Technology Company チラー電気エンクロージャ用のシステム
US11280524B2 (en) 2017-10-10 2022-03-22 Johnson Controls Technology Company Systems for a chiller electrical enclosure
JP2021032472A (ja) * 2019-08-23 2021-03-01 荏原冷熱システム株式会社 ターボ冷凍機
JP7265963B2 (ja) 2019-08-23 2023-04-27 荏原冷熱システム株式会社 ターボ冷凍機

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6259473B2 (ja) 潤滑および冷却システム
JP5934074B2 (ja) ガス圧縮機
JP2011012659A (ja) 圧縮機
JP2017075587A (ja) ランキンサイクル発電装置
CN106461278B (zh) 运行冷却器的方法
JP6621251B2 (ja) ランキンサイクル装置、制御装置、発電装置、及び制御方法
JP2011220640A (ja) ターボ冷凍機
JP2011226467A (ja) 圧縮熱回収システム
JP2008082623A (ja) 圧縮式冷凍装置
JP2007232230A (ja) 冷凍装置
JP5989072B2 (ja) 無給油式圧縮機及びその制御方法
JP2017125647A (ja) 圧縮式冷凍機
JP2015190662A (ja) ターボ冷凍機
KR20160068462A (ko) 칠러 시스템 및 칠러 시스템의 제어 방법
CN111594280B (zh) 一种双透平气悬浮orc发电系统及控制方法
JP6910855B2 (ja) ターボ冷凍機
JP2013253775A (ja) 圧縮機
JP2007183078A (ja) 冷凍機及び冷凍装置
JP2012042117A (ja) 冷凍サイクルの運転方法および冷凍サイクル
CN105401991A (zh) 压缩装置
JP2007218507A (ja) ヒートポンプ装置及びその制御方法
JP6174191B2 (ja) ガス圧縮機
JP2013174374A (ja) チリングユニット
JP2008275209A (ja) 膨張機を用いた冷凍サイクル装置
JP2018053862A (ja) 熱エネルギー回収システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180913

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190712

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190723

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20200204