JP2017124922A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】用紙に対して除電を行う際の除電むらを低減させる。【解決手段】帯電ユニット200は、画像形成装置100の排紙側の側面部に取り付けられ、帯電ローラー対210および離間部材230,232を備える。帯電ローラー対210は、導電性のゴムローラー等からなり、対向して配置されたローラー212,214を有する。離間部材230,232は、絶縁材料からなり、各ローラー212,214の両端部のそれぞれに取り付けられる。離間部材230,232により形成されるローラー212,214の間隔Wは、画像形成装置100で使用される種々の用紙Pを確実に搬送するために、画像を印刷する用紙のうち最も薄い紙厚未満に選定される。制御部は、通紙時に、電源部110により帯電ローラー対210を介して用紙Pに電流を印加して除電処理を行う。非通紙時に、帯電ローラー対210への電流の印加を停止する。【選択図】図3

Description

本発明は、画像形成装置に関する。
従来から、電子写真方式を採用したプリンタ、複写機等の画像形成装置が広く利用されている。一般的な画像形成装置では、感光体に担持させた潜像を現像装置によりトナー像に現像し、現像したトナー像を中間転写体を介して用紙に転写し、その後、転写させたトナー像を定着装置により用紙に定着させて排紙トレイ上に排紙する、という一連のプロセスにより画像形成処理を行っている。
ところで、上述した画像形成装置において、両面印刷を行う場合には、n(以下において、nは正の整数)枚目の用紙の表面側と、(n+1)枚目の用紙の裏面側とが逆電荷となってしまい、排紙トレイ上に積載される用紙同士が貼り付いてしまうという問題がある。
図17(A)〜図17(E)は、用紙同士が貼り付く際の原理を説明するための図である。図17(A)に示すように、用紙Pの第1の面Paにトナーが転写されると、トナーはマイナスに帯電しているので、用紙Pの第1の面Pa側がプラスに帯電する。第1の面Paへの転写が終了すると、図17(B)に示すように、定着処理が行われる。続けて、図17(C)に示すように、第1の面Paとは反対側の第2の面Pbにトナーが転写されると、用紙P内の電荷が誘起され、プラスの電荷が第2の面Pb側に移動する一方で、マイナスの電荷が第1の面Pa側に移動する。第2の面Pbへの転写が終了すると、図17(D)に示すように、定着処理が行われた後、排紙トレイ上に排出される。排紙トレイ上では、図17(E)に示すように、両面印刷が終了した用紙P1,P2…が順に積載されていく。ところが、上側の用紙P2の第1の面Paのプラスの電荷に下側の用紙P1のマイナスの電荷が誘起されて静電気力(図中囲み線)が発生し、その結果、用紙同士が貼り付いてしまう。
このような問題を解決するために、従来では、転写部の用紙搬送方向の下流側に帯電ユニットを設け、ローラー対により用紙を挟持した状態で搬送しつつ、DC電圧(AC電圧)を印加することで、用紙同士の対向する面(表裏面)側の電荷が同極性となるように電荷を供給している。特許文献1には、排紙搬送ローラーおよび排紙アイドラローラーのいずれかを非絶縁化材料によって形成することにより、摩擦によって帯電している転写紙の帯電量を減少させながら排紙トレイに排出させる画像形成装置が記載されている。
特開平11−258881号公報
しかしながら、上述した特許文献1に記載される画像形成装置等では、以下のような問題がある。すなわち、用紙のサイズや紙厚、通紙中の振動、ローラー硬度、ローラーを支持するばねの押圧力等によって上下の帯電ローラーの接触状態が変動してしまう場合がある。この場合、用紙に流れる電流が変動し、これに伴って、用紙に与えられる電荷の量も変動する。その結果、用紙表面の電荷の分布にむらが発生し、用紙間の貼り付き力にばらつきが生じてしまうという問題がある。
図18は、除電時において用紙Pに流れる電流が変動する場合の一例を説明するための図である。なお、図18において、帯電ローラー対の接触状態および非接触状態はスイッチSWのオン/オフで表している。図18に示すように、帯電ローラー対の非接触時はスイッチSWがオフとなり、用紙に印加される電流iは「i=i」となる。一方、帯電ローラー対の接触時はスイッチSWがオンとなり、用紙に印加される電流iは「i=i−i」となる。このように、用紙に流れる電流iは、接触抵抗Rに依存するが、接触抵抗Rは用紙や帯電ローラー対の特性によって変動するため、これに応じて用紙に流れる電流iも変動する。したがって、通紙中の帯電ローラー対同士の接触により電流iを安定させることが重要となる。
そこで、本発明の目的は、上記課題を解決するために、用紙に対して除電を行う際の除電むらを低減させることが可能な画像形成装置を提供することにある。
本発明に係る画像形成装置は、上記課題を解決するために、用紙を搬送するローラー対と、前記ローラー対により搬送される用紙を帯電させる帯電手段と、前記帯電手段による用紙への帯電時に前記ローラー対が接触しないように離間させる離間手段と、を備えるものである。
本発明によれば、離間手段を用いるので、用紙領域外での帯電ローラー対同士の接触を防止することができる。これにより、帯電ローラー対に流れる全ての電流を用紙に印加できるので、安定して電流を用紙に流すことができ、用紙の除電むらを低減させることができる。
本発明の一実施の形態に係る画像形成装置の構成例を示す図である。 本発明の第1の実施の形態に係る帯電ユニットの構成例を示す図である。 帯電ユニットの構成例を模式的に示す図である。 画像形成装置の機能構成例を示すブロック図である。 用紙への帯電方法を説明するための図である。 用紙への帯電処理時における画像形成装置の動作例を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態に係る帯電ユニットの構成例を示す図である。 帯電ユニットの構成例を模式的に示す図である。 帯電ユニットの動作例を説明するための図である。 用紙への帯電処理時における画像形成装置の動作例を示すフローチャートである。 本発明の第3の実施の形態に係る帯電ユニットの構成例を示す図である。 画像形成装置の機能構成例を示すブロック図である。 帯電ユニットの動作例を説明するための図である。 用紙への帯電処理時における画像形成装置の動作例を示すフローチャートである。 本発明の第4の実施の形態に係る帯電ユニットにおける通紙および非通紙の判断基準を説明するための図である。 用紙への帯電処理時における画像形成装置の動作例を示すフローチャートである。 用紙同士の貼り付き原理を説明するための図である。 除電時において用紙Pに流れる電流が変動する場合の一例を説明するための図である。
以下に添付図面を参照しながら、本開示の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、図面の寸法比率は、説明の都合上拡張されており、実際の比率と異なる場合がある。
<第1の実施の形態>
[画像形成装置100の構成例]
図1は、本発明に係る画像形成装置100の構成の一例を示している。図1に示すように、画像形成装置100は、タンデム型の画像形成装置と称されるものであり、自動原稿搬送部80と装置本体102とを備えている。自動原稿搬送部80は、装置本体102の上部に取り付けられ、搬送台上にセットされた用紙を搬送ローラー等により装置本体102の画像読取部90に送り出す。
装置本体102は、操作表示部70と、画像読取部90と、画像形成部10と、中間転写ベルト8と、給紙部20と、レジストローラー対32と、定着部44と、自動用紙反転搬送ユニット60(Auto Duplex Unit:以下ADUという)とを有している。
操作表示部70は、表示部と入力部とが組み合わされたタッチパネルと、タッチパネルの周辺部に設けられたスタートキーや決定キーを含む操作キーとを有している。操作表示部70は、操作画面等を画面上に表示したり、操作画面でのタッチ操作や操作キーの操作により入力された用紙サイズ等に関する画像形成条件等を受け付けたりする。
画像読取部90は、原稿台上に載置された原稿、または自動原稿搬送部80により搬送された原稿を走査露光装置の光学系により走査露光し、走査した原稿の画像をCCD(Charge Coupled Device)イメージセンサにより光電変換して画像情報信号を生成する。画像情報信号は、図示しない画像処理部によりアナログ処理、アナログ/ディジタル(以下A/Dという)変換処理、シューディング補正、画像圧縮処理等が行われた後に、画像形成部10に出力される。
画像形成部10は、電子写真方式により画像を形成するものであり、イエロー(Y)色の画像を形成する画像形成ユニット10Yと、マゼンタ(M)色の画像を形成する画像形成ユニット10Mと、シアン(C)色の画像を形成する画像形成ユニット10Cと、黒(K)色の画像を形成する画像形成ユニット10Kとを有している。この例では、それぞれ共通する機能名称、例えば、符号10の後ろに形成する色を示すY,M,C,Kを付して表記する。
画像形成ユニット10Yは、感光体ドラム1Yと、その周囲に配置される帯電器2Y、露光部(光書込み部)3Y、現像器4Yおよびクリーニング部6Yを有している。画像形成ユニット10Mは、感光体ドラム1Mと、その周囲に配置される帯電器2M、露光部3M、現像器4Mおよびクリーニング部6Mを有している。画像形成ユニット10Cは、感光体ドラム1Cと、その周囲に配置される帯電器2C、露光部3C、現像器4Cおよびクリーニング部6Cを有している。画像形成ユニット10Kは、感光体ドラム1Kと、その周囲に配置される帯電器2K、露光部3K、現像器4Kおよびクリーニング部6Kを有している。
画像形成ユニット10Y,10M,10C,10Kにおけるそれぞれの感光体ドラム1Y,1M,1C,1K、帯電器2Y,2M,2C,2K、露光部3Y,3M,3C,3K、現像器4Y,4M,4C,4K、クリーニング部6Y,6M,6C,6K、一次転写ローラー7Y,7M,7C,7Kは、それぞれ共通する内容の構成である。以下、特に、区別が必要な場合を除き、Y,M,C,Kを付さずに表記することとする。
帯電器2は、感光体ドラム1の表面をほぼ一様に帯電する。露光部3は、例えばLEDアレイと結像レンズとを有するLPH(LED Print Head)や、ポリゴンミラー方式のレーザー露光走査装置により構成され、画像情報信号に基づいて感光体ドラム1上をレーザー光により走査して静電潜像を形成する。現像器4は、感光体ドラム1上に形成された静電潜像をトナーにより現像する。これにより、感光体ドラム1上に可視画像であるトナー像が形成される。
中間転写ベルト8は、複数のローラーにより張架されると共に回動可能に支持されている。中間転写ベルト8の回動と併せて、一次転写ローラー7と感光体ドラム1とが回転し、一次転写ローラー7と感光体ドラム1との間に所定の電圧が印加されることで、感光体ドラム1に形成されたトナー像が中間転写ベルト8上に転写される(一次転写)。
給紙部20は、A3やA4等の用紙Pが収容された複数の給紙トレイ20A,20Bを有している。各給紙トレイ20A,20Bから搬送ローラー22,24,26,28等によって搬送された用紙Pは、レジストローラー対32に搬送される。なお、給紙トレイの数は2つに限定されるものではない。また、必要に応じて大容量の用紙Pを収容することが可能な大容量給紙装置を単数または複数連結させても良い。
レジストローラー対32は、ループローラー対30の搬送による用紙Pの先端突き当てによりループを形成することで用紙Pの曲りを補正したり、用紙Pを挟持した状態で用紙搬送方向Dに直交する方向に揺動(移動)させることで用紙Pの片寄りを補正したりする。用紙Pの片寄り等0が補正された用紙Pは、所定のタイミングで二次転写部34に搬送される。
二次転写部34では、中間転写ベルト8上に転写されたY色、M色、C色、K色トナー像が、レジストローラー対32から搬送されてくる用紙Pの表面に一括転写される(二次転写)。二次転写された用紙Pは、用紙搬送方向Dの下流側の定着部44に搬送される。定着部44は、加圧ローラーと加熱ローラーとを有している。定着部44は、二次転写部34でトナー像が転写された用紙Pに加圧、加熱処理を行うことにより用紙Pの表面のトナー像を用紙Pに定着させる。
搬送路切替部48は、選択されている印刷モード(片面印刷モード、両面印刷モード等)に基づいて、用紙Pの搬送経路を排紙経路側またはADU60側に切り替える。片面印刷モードで片面の印刷が終了した用紙P、または、両面印刷モードで両面の印刷が終了した用紙Pは、排紙ローラー46により排紙トレイ112上に排出される。
また、両面印刷モードで、用紙Pの裏面側に画像を形成する場合、表面側に画像が形成された用紙Pは、搬送ローラー62等を介してADU60に搬送される。ADU60のスイッチバック経路では、ADUローラー64の逆回転制御により用紙Pの後端を先頭にしてUターン経路部に搬送され、Uターン経路部に設けられた搬送ローラー66,68等により表裏反転された状態でレジストローラー対32に再給紙される。
帯電ユニット200は、排紙トレイ112側における装置本体102の側面部に着脱可能に取り付けられている。帯電ユニット200は、排紙ローラー46により装置本体102から排出される用紙Pの除電を行う。除電処理が行われた用紙Pは、排紙トレイ112上に排出される。排紙トレイ112は、帯電ユニット200側に取り付けても良いし、装置本体102側に取り付けても良い。
[帯電ユニット200の構成例]
図2は、帯電ユニット200の構成の一例を示している。図3は、帯電ユニット200の構成の一例を模式的に示している。図2および図3に示すように、帯電ユニット200は、帯電ローラー対210と、離間部材230,232とを備えている。
帯電ローラー対210は、トナー像が定着された用紙Pを挟持した状態で搬送すると共に用紙Pに電流を流すことで用紙Pの除電を行う。帯電ローラー対210は、対向して配置されたローラー212,214を有している。ローラー212,214は、例えば導電性のゴムローラー等からなる。ローラー212の回転軸213の一端部には、軸受け部220が設けられている。軸受け部220は、押圧ばね240を介して帯電手段の一例である電源部110(電圧印加部)に接続され、導通用軸受けとして機能する。ローラー214の回転軸215の一端部には、軸受け部222が設けられている。軸受け部222は、図示しないハウジングに固定され、接地用軸受けとして機能する。
離間部材230,232は、帯電ローラー対210を離間させるための部材であり、各ローラー212,214の軸方向の両端部のそれぞれに取り付けられている。離間部材230,232は、例えば樹脂等の絶縁材料からなり、一定の厚みおよび一定の幅を有している。離間部材230,232は、帯電ローラー対210の円周方向に沿うように巻き付けることで取り付けても良いし、筒状の部材を装着することで取り付けるようにしても良い。離間部材230,232により形成されるローラー212,214の間隔Wは、画像形成装置100で使用される種々の用紙Pを確実に搬送するために、用紙のうち最も薄い紙厚未満に選定される。本例において間隔Wは、例えば0.1mmである。
[帯電ユニット200のブロック構成例]
図4は、帯電ユニット200を含む画像形成装置100の機能構成の一例を示すブロック図である。図4に示すように、画像形成装置100は、装置全体を制御するための制御部50を備えている。制御部50は、CPU52(Central Processing Unit)およびROM54(Read Only Memory)等を有している。CPU52は、ROM54から読み出したソフトウェア(プログラム)を実行することにより、画像形成装置100の各部を制御し、帯電制御等を含む画像形成機能を実現する。
制御部50には、用紙検知センサ250と、スイッチ260とがそれぞれ接続されている。用紙検知センサ250は、例えばフォトセンサから構成され、帯電ローラー対210よりも用紙搬送方向Dの上流側に設けられている。用紙検知センサ250は、通過する用紙Pの先端部や後端部を検知し、検知結果に基づくオン/オフを示す検出信号を制御部50に供給する。
スイッチ260は、電源部110と帯電ローラー対210を構成するローラー212との間に設けられ、制御部50から供給される制御信号に基づいてオン/オフし、電源部110と帯電ローラー対210との間を導通状態または非導通状態に切り替える。
制御部50は、用紙Pの通紙時に、スイッチ260をオン状態として用紙Pに電流を印加する。例えば、制御部50は、出力用紙1枚おきに電流を印加する。図5(A)および図5(B)は、用紙Pに対する帯電処理を説明するための図である。図5(A)に示すように、用紙Pの表面および裏面のそれぞれに、その面にある電荷と逆特性の電荷(破線で囲む電荷)を供給すると、図5(B)に示すように、用紙Pの表面および裏面とも逆特性とすることができる。これに対し、制御部50は、用紙Pの非通紙時に、スイッチ260をオフ状態として用紙Pへの電流の印加を停止する。
[画像形成装置100の動作例]
図6は、第1の実施の形態に係る画像形成装置100の動作の一例を示すフローチャートである。制御部50のCPU52は、ROM54から読み出したソフトウェアを実行することにより、図6のフローチャートに示す処理を実現する。
図6に示すように、ステップS100において、制御部50は、画像形成装置100の電源がオンされると、ジョブが送信されるまで待機する。なお、電源のオンには、装置本体102に設けられた電源スイッチをオンする場合の他に、スリープモード等の省エネモードからの復帰も含まれる。
ステップS110において、制御部50は、ジョブをスタートさせるか否かを判断する。制御部50は、例えば、コンピュータ等からジョブが送信されていないと判断した場合、ステップS100に戻り、ジョブが送信されるまで待機する。一方、制御部50は、コンピュータからジョブが送信されたと判断した場合、ジョブをスタートするため、ステップS120に進む。
ステップS120において、制御部50は、給紙部20から指定された用紙Pを取り出し、取り出した用紙Pを複数の搬送ローラーを回転駆動することで搬送する。給紙部20から送り出された用紙Pは、レジストローラー対32により用紙Pの曲がりや片寄り補正等が行われた後、二次転写部34に搬送される。ステップS120が終了すると、ステップS130に進む。
ステップS130において、制御部50は、画像形成部10等を制御して用紙Pの表面側に所定のトナー像を転写し、その後、定着部44を制御して用紙Pに転写されたトナー像を定着処理する。定着処理された用紙Pは、排紙ローラー46等によって帯電ユニット200に搬送される。ステップS130が終了すると、ステップS140に進む。
ステップS140において、用紙検知センサ250は、排紙ローラー46等により搬送される用紙Pの先端部を検知する。用紙検知センサ250は、用紙Pの先端部を検知したら、用紙検知を示す検知信号を制御部50に供給する。ステップS140が終了したら、ステップS150を進む。
ステップS150において、制御部50は、用紙検知センサ250から用紙検知を示す検知信号に基づいて、用紙Pの帯電ローラー対210への突入タイミング(時間)を推定する。また、制御部50は、推定した突入タイミング等から搬送ローラーを駆動するためのモータのステップ数(パルス数)等を算出する。ステップS150が終了したら、ステップS160に進む。
ステップS160において、制御部50は、用紙サイズから用紙Pの後端部が帯電ローラー対210を抜ける通過タイミングを推定する。用紙サイズは、ジョブに含まれる画像形成条件から取得することもできるし、操作表示部70で受け付けられた入力情報に基づいて取得するようにしても良い。なお、用紙Pの後端部の通過の検知は、上述した用紙検知センサ250の検知結果から取得することもできる。ステップS160が終了したら、ステップS170に進む。
ステップS170において、制御部50は、用紙Pの先端部の検知時から推定した突入タイミングが経過したら(算出したパルス数をカウントしたら)、スイッチ260をオン状態として帯電ローラー対210に電流を印加する。つまり、制御部50は、用紙Pが帯電ローラー対210を通紙している間、用紙Pに電流が印加されるように制御する。これにより、用紙Pに一定の電荷が帯電される。ステップS170が終了したら、ステップS180に進む。
ステップS180において、制御部50は、用紙Pの先端部の検知時から推定した通過タイミングが経過したら(算出したパルス数をカウントしたら)、スイッチ260をオフして帯電ローラー対210への電流の印加を停止させる。つまり、制御部50は、用紙Pが帯電ローラー対210を通過した後に、帯電ローラー対210に電荷が蓄積しないように制御する。本例では、このような処理を繰り返し実行する。
以上説明したように、第1の実施の形態によれば、離間部材230,232により帯電ローラー対210間に間隔Wを設けるので、用紙Pが帯電ローラー対210を通過する際における用紙領域外での帯電ローラー対210同士の接触を防止することができる。これにより、帯電ローラー対210に流れる全ての電流を用紙Pに印加できるので、用紙Pに印加する電流のばらつきを抑制することができる。その結果、安定して電流を用紙Pに流すことができ、用紙Pの除電むらを低減させることができる。
また、第1の実施の形態によれば、通紙時のみに帯電ローラー対210に電流を印加するので、非通紙時において多量の電荷が用紙Pに蓄積され、用紙突入時に多量の電荷が流れてしまうことを防止できる。これにより、用紙Pの除電むらを防止することができる。
<第1の実施の形態の変形例>
第1の実施の形態の変形例では、非通紙中において、帯電ローラー対210への電流の印加を停止させるのではなく、電流を印加している帯電ローラー対210をアースする点において、上記第1の実施の形態と相違している。なお、その他の画像形成装置100の構成や動作は、上記第1の実施の形態と同様であるため、共通の構成要素には同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。
[帯電ユニット200の構成例]
図7は、第1の実施の形態の変形例に係る帯電ユニット200の構成の一例を示している。図7に示すように、帯電ユニット200は、帯電ローラー対210と、離間機構330とを備えている。離間機構330は、上述した離間部材230,232に加えて、駆動部の一例であるソレノイド332、アース部材334および支点軸336を有している。
ソレノイド332は、鉄心を有し、電流の印加により磁界を発生させることで鉄心を直線的に可動させる。アース部材334は、導電性材料からなり、細長の板状部材から構成されている。アース部材334の一端部はソレノイド332の鉄芯に取り付けられ、アース部材334の他端部はローラー212の回転軸213に接触可能に設けられている。アース部材334の略中央部には、支点軸336の一端部が取り付けられている。支点軸336の他端部は、図示しないハウジングに固定されている。支点軸336は、アース部材334と同様に、導電性材料からなる。このような構成により、ソレノイド332の駆動に伴い、アース部材334が支点軸336を支点として回動する。
[画像形成装置100のブロック構成例]
図8は、画像形成装置100の機能構成の一例を示すブロック図である。図8に示すように、画像形成装置100は、装置全体を制御するための制御部50を備えている。制御部50には、ソレノイド332と、用紙検知センサ250とがそれぞれ接続されている。ソレノイド332および用紙検知センサ250は、帯電ユニット200を構成している。
ソレノイド332は、制御部50から供給される駆動信号に基づいて鉄芯を直線運動させる。用紙検知センサ250は、例えばフォトセンサから構成され、帯電ローラー対210よりも用紙搬送方向Dの上流側に設けられている。用紙検知センサ250は、通過する用紙Pの先端部や後端部を検出し、検知結果に基づくオン/オフを示す検出信号を制御部50に供給する。なお、制御部50は、上述した各構成以外にも、画像形成部10や給紙部20、二次転写部34、定着部44等の各動作を制御する。
[離間機構330の動作例]
図9(A)および図9(B)は、離間機構330の動作の一例を示している。図9(A)に示すように、制御部50は、通紙中の場合、ソレノイド332を制御してアース部材334の一端部334aを下方に移動させる。これにより、アース部材334が中央部の支点軸336を支点として矢印方向に回動して離間位置(第2の位置)に移動し、アース部材334の他端部334bがローラー212の回転軸213から離間した状態とされる。つまり、用紙Pの通紙中は、用紙Pにのみ電流を印加するため、ローラー212がアースされていない状態となる。
これに対し、図9(B)に示すように、制御部50は、非通紙中の場合、ソレノイド332を制御してアース部材334の一端部334aを上方に移動させる。これにより、アース部材334が中央部の支点軸336を支点として矢印方向に回動して接触位置(第1の位置)に移動し、アース部材334の他端部334bがローラー212の回転軸213に接触した状態とされる。つまり、非通紙中は、帯電ローラー対210に電荷が蓄積されないようにするために、電流が印加されているローラー212がアースされた状態となる。
[画像形成装置100の動作例]
図10は、第1の実施の形態の変形例に係る画像形成装置100の動作の一例を示すフローチャートである。制御部50のCPU52は、ROM54から読み出したソフトウェアを実行することにより、図10のフローチャートに示す処理を実現する。なお、ステップS200〜S260までの処理は、上述した第1の実施の形態の図6のステップS100〜S160までの処理と同様であるため、共通する内容については説明を省略する。
ステップS270において、制御部50は、用紙Pの先端部の検知時から推定した突入タイミングが経過したら、ソレノイド332をオンして帯電ローラー対210のローラー212を非アース状態とする(図9(A)参照)。帯電ローラー対210には、電源部110により電流が印加される。これにより、帯電ローラー対210が離間部材230,232により離間した状態となっているので、用紙Pにのみ一定の電荷が帯電される。ステップS270が終了したら、ステップS280に進む。
ステップS280において、制御部50は、用紙Pの先端部の検知時から推定した通過タイミングが経過したら、ソレノイド332をオフして帯電ローラー対210のローラー212をアースする(図9(B)参照)。本実施の形態では、このような処理が繰り返し実行される。なお、本例では、例えばジョブの開始に伴い、電源部110からの電流を帯電ローラー対210に印加するものとする。
以上説明したように、第1の実施の形態の変形例によれば、上述した第1の実施の形態と同様の作用効果を奏することができる。具体的には、非通紙時は、帯電ローラー対210をアース部材334によりアースするので、電源部110の電流の印加により用紙Pに多量の電荷が蓄積されて用紙突入時に用紙Pに多量の電荷が流れてしまうことを防止できる。また、帯電ローラー対210に流れる全ての電流を、用紙Pに印加することができる。これらにより、用紙Pに流れる電流を安定させることができるので、用紙Pの除電むらを効果的に防止することができる。
<第2の実施の形態>
第2の実施の形態では、通紙時における帯電ローラー対210の離間手段として、離間部材230,232ではなく、カム機構を採用している点において上記第1の実施の形態と相違している。なお、その他の画像形成装置100の構成や動作は、上記第1の実施の形態と同様であるため、共通の構成要素には同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。
[帯電ユニット200の構成例]
図11は、第2の実施の形態に係る帯電ユニット200の構成の一例を示している。図11に示すように、帯電ユニット200は、帯電ローラー対210と、離間機構430とを備えている。離間機構430は、カム432と、離間部材434と、支点軸436とを有している。カム432は、円板カムであって、図示しないカム駆動モータ(図12参照)にギア等を介して接続されている。なお、離間機構430は、移動機構および離間手段の一例である。
離間部材434は、例えば導電性材料からなり、細長の平板部材から構成されている。離間部材434の長手方向は、ローラー212の回転軸213に直交するように延在している。離間部材434の一端部には受け部435が取り付けられ、受け部435の平面部にはカム432の周面が当接している。離間部材434の他端部は、ローラー212の回転軸213の下面側に回転軸213を押圧可能に設けられている。
支点軸436は、例えば導電性材料からなり、帯電ローラー対210の軸方向と略平行に延在している。支点軸436の一端部は、離間部材434の略中央部を回動可能に支持している。支点軸436の他端部は、図示しないハウジングに固定されている。
[帯電ユニット200のブロック構成例]
図12は、帯電ユニット200の機能構成の一例を示すブロック図である。図12に示すように、帯電ユニット200は、装置全体を制御するための制御部50を備えている。制御部50には、駆動部の一例であるカム駆動モータ450と、用紙検知センサ250とがそれぞれ接続されている。
カム駆動モータ450は、例えばステッピングモータから構成され、ギアやベルト等を介してカム432に接続されている。カム駆動モータ450は、制御部50から供給される駆動信号(パルス数)に基づいて、帯電ローラー対210が離間する離間位置(第2の位置)と帯電ローラー対210が接触する接触位置(第1の位置)とにカム432を回動させる。
[離間機構430の動作例]
図13(A)および図13(B)は、離間機構430の動作の一例を示している。図13(A)に示すように、制御部50は、通紙中の場合、カム駆動モータ450(図12参照)を駆動して帯電ローラー対210が離間する離間位置(カム軸と円周との距離が大きくなる位置)にカム432を回動させる。これにより、離間部材434の一端部434aが下方に押圧され、離間部材434の他端部434bが支点軸436を支点として上方に移動する。離間部材434の他端部434bの移動に伴い、押圧部材240の弾性力に抗して回転軸213が上方に押し上げられ、ローラー212がローラー214から離間する。
これに対し、図13(B)に示すように、制御部50は、非通紙中の場合、カム駆動モータ450(図12参照)を駆動して帯電ローラー対210が接触する接触位置(カム軸と円周との距離が小さくなる位置)にカム432を回動させる。これにより、押圧部材240により他端部434bが下方に付勢されているので、離間部材434の一端部434aが上方側に移動し、離間部材434が略水平姿勢となり、ローラー212がローラー214に圧着した状態となる。
[画像形成装置100の動作例]
図14は、第2の実施の形態に係る画像形成装置100の動作の一例を示すフローチャートである。制御部50のCPU52は、ROM54から読み出したソフトウェアを実行することにより、図14のフローチャートに示す処理を実現する。なお、ステップS300〜S360までの処理は、上述した第1の実施の形態のステップS100〜S160までの処理と同様であるため、共通する内容については説明を省略する。
ステップS370において、制御部50は、用紙Pの先端部の検知時から推定した突入タイミングが経過したら、カム駆動モータ450をオンしてカム432を離間位置まで回動させることで、帯電ローラー対210を離間状態とする。これにより、帯電ローラー対210に用紙Pが挟持されて搬送されると共に、用紙領域以外での帯電ローラー対210の接触を防止しつつ用紙Pに一定の電荷を帯電できる。ステップS270が終了したら、ステップS280に進む。
ステップS380において、制御部50は、用紙Pの先端部の検知時から推定した通過タイミングが経過したら、カム駆動モータ450をオンしてカム432を接触位置まで回動させることで、帯電ローラー対210を接触状態とする。これにより、非通紙時において、帯電ローラー対210に電源部110による電荷が蓄積することを防止できる。なお、本例では、例えばジョブの開始に伴い、電源部110からの電流を帯電ローラー対210に印加するものとする。本実施の形態では、このような処理が繰り返し実行される。
以上説明したように、第2の実施の形態によれば、離間機構430により帯電ローラー対210間に隙間を設けるので、用紙Pが帯電ローラー対210を通過する際における用紙領域外での帯電ローラー対210同士の接触を防止することができる。これにより、帯電ローラー対210に流れる全ての電流を用紙Pに印加できるので、用紙Pに印加する電流のばらつきを抑制することができる。その結果、安定して電流を用紙Pに流すことができ、用紙Pの除電むらを低減させることができる。
<第2の実施の形態の変形例>
第2の実施の形態の変形例では、用紙Pの通紙および非通紙を帯電ローラー対210に印加する電圧値に応じて判断する点において上記第2の実施の形態と相違している。なお、その他の画像形成装置100の構成や動作は、上記第1および第2の実施の形態と同様であるため、共通の構成要素には同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。
[通紙および非通紙の判断例]
図15は、通紙および非通紙時における帯電ローラー対210に印加される電圧の状態を説明するための図である。図15において、縦軸は電圧であり、横軸は時間である。図15に示すように、通紙中においては、ローラー212と搬送される用紙Pとの間に放電が起こるため、出力電圧がVaまで上昇する。一方、非通紙中においては、用紙Pが搬送されないので、放電が起こらず、出力電圧がVbまで下がる。本例では、この電源部110における出力電圧の変動特性を利用して用紙Pの通紙状態および非通紙状態を判断し、通紙中においては帯電ローラー対210を離間状態とし、非通紙中においては帯電ローラー対210を接触状態とする。電源部110の出力電圧は、図示しない公知の電圧測定装置により測定できる。
[画像形成装置100の動作例]
図16は、第2の実施の形態の変形例に係る画像形成装置100の動作の一例を示すフローチャートである。制御部50のCPU52は、ROM54から読み出したソフトウェアを実行することにより、図16のフローチャートに示す処理を実現する。なお、ステップS400〜S430までの処理は、上述した第1の実施の形態のステップS100〜S130までの処理と同様であるため、共通する内容については説明を省略する。
ステップS440において、制御部50は、ジョブが片面印刷か否かを判断する。制御部50は、ジョブが片面印刷であると判断した場合、次のジョブが送信されるまで待機状態とする。一方、制御部50は、ジョブが片面印刷ではない、つまり、両面印刷であると判断した場合、ステップS450に進む。これは、両面印刷の場合、排紙トレイ112上に排出される用紙同士が貼り付いてしまう可能性があり、用紙Pを除電処理する必要があるからである。
ステップS450において、制御部50は、高圧の電源部110における出力電圧を電圧測定装置から取得し、電源部110の出力電圧が一定値(閾値)以上であるか否かを判断する。一定値は、例えば図15に示した電圧Vaと電圧Vbとの間の電圧値に設定することができる。制御部50は、電源部110の出力電圧が一定値以上ではない(一定値未満)と判断した場合、用紙Pが帯電ローラー対210に突入する前の状態であるとして待機する。一方、制御部50は、電源部110の出力電圧が一定値以上であると判断した場合、用紙Pの先端部が帯電ローラー対210に突入した状態である、つまり、通紙状態であると判断してステップS460に進む。
ステップS460において、制御部50は、カム駆動モータ450をオンしてカム432を離間位置まで回動させることで、帯電ローラー対210を離間状態とする。これにより、帯電ローラー対210により用紙Pが挟持されて搬送される。ステップS460が終了したら、ステップS470に進む。ステップS470において、帯電ローラー対210の間隔Wを用紙Pが通過することで電荷が帯電され、その結果、用紙Pが除電される。
ステップS480において、制御部50は、電源部110における出力電圧を電圧測定装置から取得し、電源部110の出力電圧が一定値(閾値)未満であるか否かを判断する。制御部50は、電源部110の出力電圧が一定値未満ではないと判断した場合、用紙Pが通紙中であるため、ステップS470に戻り、用紙Pの除電を継続する。一方、制御部50は、電源部110の出力電圧が一定値未満であると判断した場合、用紙Pの後端部が帯電ローラー対210を抜けた状態である、つまり、非通紙状態であると判断してステップS490に進む。
ステップS490において、制御部50は、カム駆動モータ450をオフしてカム432を接触位置まで回動させることで、帯電ローラー対210を圧着状態とする。これにより、非通紙中において電荷がローラー212に蓄積してしまうことを防止できる。本実施の形態では、このような処理が繰り返し実行される。
以上説明したように、第2の実施の形態の変形例によれば、上述した第2の実施の形態と同様の作用効果を奏することができる。具体的には、電源部110の出力電圧に基づいて用紙Pの通紙および非通紙を判断し、通紙時にのみ帯電ローラー対210を離間させるので、非通紙時において多量の電荷が用紙Pに蓄積されて用紙突入時に多量の電荷が用紙Pに流れてしまうことを防止できる。また、帯電ローラー対210に流れる全ての電流を、用紙Pに印加することができる。これらにより、用紙Pに流れる電流を安定させることができるので、用紙Pの除電むらを効果的に防止することができる。また、用紙検知センサ250を用いずに用紙Pの通紙状態を判断できるので、コストの削減を図ることができる。
なお、本明細書が開示する技術の実施例について詳細に説明したが、これらは例示にすぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。さらに、本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時の請求項の記載の組合せに限定されるものではない。
例えば、帯電ローラー対210の離間距離(間隔W)を決定する際に、用紙Pの種類、坪量およびサイズのうち少なくとも一つの情報を反映しても良い。例えば、用紙Pの厚みに応じて、帯電ローラー対210を最適な間隔Wとすることができる。
また、図1に示す画像形成装置100はカラー画像を形成するものであるが、本発明はカラー画像を形成する画像形成装置に限らず、モノクロ画像を形成する画像形成装置にも適用することができる。
また、上述した実施の形態では、帯電ユニット200を画像形成装置100の排紙トレイ112側の側面部に取り付けた構成としたが、これに限定されることはない。例えば、帯電ユニット200を装置本体102に内蔵するようにしても良い。また、帯電ユニット200を後処理装置として構成し、画像形成装置100の用紙搬送方向Dの下流側に後処理装置に連結して画像形成システムとして構成することもできる。
50 制御部(制御手段)
100 画像形成装置
110 電源部(帯電手段)
200 帯電ユニット
210 帯電ローラー対(ローラー対)
230,232 離間部材(離間手段)
250 用紙検知センサ(検知手段)
330 離間機構(離間手段)
332 ソレノイド(駆動部)
334 アース部材
430 離間機構(離間手段,移動機構)
432 カム
450 カム駆動モータ(駆動部)

Claims (11)

  1. 用紙を搬送するローラー対と、
    前記ローラー対により搬送される用紙を帯電させる帯電手段と、
    前記帯電手段による用紙への帯電時に前記ローラー対が接触しないように離間させる離間手段と、
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記ローラー対の離間距離は、帯電させる用紙のうち最も薄い用紙の厚さ未満である
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記離間手段は、絶縁材料からなり、前記ローラー対の軸方向における端部に設けられている
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。
  4. 前記離間手段は、前記ローラー対が接触する第1の位置と、前記ローラー対が離間する第2の位置とに前記ローラー対を移動させる移動機構を有する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。
  5. 前記ローラー対に用紙の先端部が突入した後に用紙への帯電を行い、前記ローラー対から用紙の後端部が通過する前に用紙への帯電を停止するよう前記帯電手段を制御する制御手段を備える
    ことを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  6. 前記離間手段は、
    一端部が前記ローラー対のうち一方のローラーに接触可能に構成され、他端部が接地されるアース部材と、
    前記アース部材の一端部を前記ローラー対が接触する前記第1の位置または前記ローラー対が離間する前記第2の位置に切り替える駆動部と、
    を有することを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  7. 前記移動機構は、
    一端部が前記ローラー対のうち一方のローラーに接触可能に設けられた離間部材と、
    前記離間部材の他端部に接触可能に設けられるカムと、
    前記カムにより前記離間部材の他端部を押圧して前記離間部材を回動させることで、前記ローラー対を前記第1の位置または前記第2の位置に切り替える駆動部と、
    を有することを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  8. 前記ローラー対に用紙の先端部が突入した後に前記駆動部を制御して前記離間部材を第2の位置に移動させ、前記ローラー対から用紙の後端部が通過する前に前記駆動部を制御して前記離間部材を第1の位置に移動させる制御手段を備える
    ことを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
  9. 前記ローラー対の用紙搬送方向の上流側に設けられ、用紙を検知する検知手段を備え、
    前記制御手段は、前記検知手段により検知される用紙の検知情報に基づいて、前記用紙の前記ローラー対に対する突入および通過の少なくとも一方のタイミングを推定する
    ことを特徴とする請求項5または8に記載の画像形成装置。
  10. 前記離間手段は、前記帯電手段から前記ローラーに対して出力される電圧の大きさに応じて、第1の位置または第2の位置に移動させる
    ことを特徴とする請求項4または7に記載の画像形成装置。
  11. 前記ローラー対の前記第2の位置は、用紙の種類、坪量およびサイズのうち少なくとも一つの情報に基づいて決定される
    ことを特徴とする請求項4または6に記載の画像形成装置。
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