JP2017123975A - 医用画像処理装置、医用画像処理方法、及び医用画像処理プログラム - Google Patents

医用画像処理装置、医用画像処理方法、及び医用画像処理プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】臨床上必要な管状組織の分枝口の性質を可視化できる医用画像処理装置を提供する。【解決手段】医用画像処理装置は、本管と本管から分岐される枝管とを有する管状組織を含むボリュームデータを取得するポートと、本管から枝管が分岐する分枝口の位置、大きさ、及び向きを導出するプロセッサと、ボリュームデータに基づく管状組織の3次元画像に、3次元画像における分枝口の位置、大きさ、及び向きを示す3次元空間上のマークを重畳表示するディスプレイと、を備える。【選択図】図2

Description

本開示は、医用画像処理装置、医用画像処理方法、及び医用画像処理プログラムに関する。
医用画像において空間的に連続する領域を1つの領域として認識する手法として、領域拡張法(Region Growing)が知られている。従来、領域拡張を行ったときの各反復(iteration)における領域変化を分析することによって、血管の分岐を検出して表示する画像表示装置が知られている(特許文献1参照)。
特開2011−45448号公報
特許文献1の画像表示装置では、血管の分岐付近の輪郭上の一点を抽出できるが、血管等の管状組織の分枝の入口(分枝口)及び臨床的に必要な分岐口の性質(property)を可視化することは考慮されていない。
本開示は、上記事情に鑑みてなされたものであり、臨床上必要な管状組織の分枝口の性質を可視化できる医用画像処理装置、医用画像処理方法、及び医用画像処理プログラムを提供する。
本開示の医用画像処理装置は、本管と本管から分岐される枝管とを有する管状組織を含むボリュームデータを取得するポートと、本管から枝管が分岐する分枝口の位置、大きさ、及び向きを導出するプロセッサと、ボリュームデータに基づく管状組織の3次元画像に、3次元画像における分枝口の位置、大きさ、及び向きを示す3次元空間上のマークを重畳表示するディスプレイと、を備える。
本開示の医用画像処理方法は、医用画像処理装置における医用画像処理方法であって、本管と本管から分岐される枝管とを有する管状組織を含むボリュームデータを取得し、本管から枝管が分岐する分枝口の位置、大きさ、及び向きを導出し、ボリュームデータに基づく管状組織の3次元画像に、3次元画像における分枝口の位置、大きさ、及び向きを示す3次元空間上のマークを重畳表示する。
本開示の医用画像処理プログラムは、上記医用画像処理方法をコンピュータに実行させるためのプログラムである。
本開示によれば、臨床上必要な管状組織の分岐口の性質を可視化できる。
第1の実施形態における医用画像処理装置の構成例を示すブロック図 医用画像処理装置の動作例を示すフローチャート 血管の分岐例を示す模式図 大動脈から分岐する腹部血管を示すレイキャスト画像、及びこのレイキャスト画像に重畳表示された血管走行を表す木及びマークの一例を示す模式図 図4のレイキャスト画像に対応するレイサム画像、及びこのレイサム画像に重畳表示された血管走行を表す木及びマークの一例を示す模式図 図4のレイキャスト画像と同様のレイキャスト画像、及びこのレイキャスト画像に重畳表示されたマークの一例を示す模式図 他の実施形態におけるマークの表示例を示す模式図
以下、本開示の実施形態について、図面を用いて説明する。
(本開示の一形態を得るに至った経緯)
事故における救急救命においては止血が急務である。医師は、内出血を診断するためにCT(Computed Tomograly)画像を確認し、その後に、内出血を止血するために、アンギオ画像を確認しながら、医師が止血処理することがある。アンギオ画像は、アンギオグラフィにより撮像された画像である。この処理では、医師は、大動脈(Aorta)経由でカテーテルを挿入し、内出血している臓器に向かう動脈へカテーテルを進行させ、動脈内で塞栓して止血する。
しかしながら、アンギオ画像においては、不鮮明となったり細かな動脈が表示されなかったりすることがあり、大動脈から分岐した動脈の入口を視認することが困難である。そのために、適切な分枝にカテーテルを挿入することに手間取ることがある。
そこで、医師は、CT画像を参照することによって、アンギオ画像で不足している情報を補っている。従来の医用画像処理装置は、CT装置から取得したボリュームデータを画像処理することで血管走行(パス)を得ると、血管が分岐している場合、本枝と分枝の血管走行の交点(図3の点P1参照)を表示可能である。しかし、この交点は、分枝の血管の入口を示すものではなく、つまり臨床的に必要な分枝口の位置とは異なる。従って、生体にカテーテルが挿入される場合、動脈等の管状組織の入口を視認することは困難である。
また、特許文献1の画像表示装置では、血管の分岐が検出されると、分岐点、つまり分枝口の輪郭上の一点(図3の点P2参照)が可視化される。しかし、この一点は、臨床的に必要な分枝口の位置とは異なる。従って、生体にカテーテルが挿入される場合、分岐点から動脈の入口である分枝口を視認することは困難である。
以下、臨床上必要な管状組織の分枝口の性質を可視化できる医用画像処理装置、医用画像撮像装置、医用画像処理方法、医用画像撮像方法、及び医用画像処理プログラムについて説明する。
(第1の実施形態)
図1は実施形態における医用画像処理装置100の構成例を示すブロック図である。医用画像処理装置100は、ポート110、ユーザインターフェース(UI:User Interface)120、ディスプレイ130、プロセッサ140、及びメモリ150を備える。医用画像処理装置100には、CT装置200が接続される。医用画像処理装置100は、CT装置200からボリュームデータを取得し、取得されたボリュームデータに対して処理を行う。医用画像処理装置100は、PC(Personal Computer)とPCに搭載されたソフトウェアにより構成されてもよい。
CT装置200は、生体へX線を照射し、体内の組織によるX線の吸収の違いを利用して、スライス画像を生成する。生体としては人体等が挙げられる。CT装置200は、スライス画像を積層することによって生体内部の三次元上の任意の箇所の情報を含むボリュームデータを生成する。生体内部の任意の箇所は、管状組織である血管や心臓を含んでもよい。CT装置200は、CT画像としてのボリュームデータを医用画像処理装置100へ、有線回線又は無線回線を介して送信する。
CT装置200は、ガントリ(図示せず)及びコンソール(図示せず)を備える。ガントリは、X線発生器やX線検出器を含み、コンソールにより指示された所定のタイミングで撮像することで、人体を透過したX線を検出し、X線検出データを得る。コンソールは、医用画像処理装置100に接続される。コンソールは、ガントリからX線検出データを複数取得し、X線検出データに基づいてボリュームデータを生成する。コンソールは、生成されたボリュームデータを、医用画像処理装置100へ送信する。また、医用画像処理装置100は、CT装置200に含まれていても良い。
また、CT装置200は、連続的に撮像することで3次元のボリュームデータを複数取得し、動画を生成することも可能である。複数の3次元画像による動画の表示は、4D(4次元)表示(4D imaging)とも称される。
医用画像処理装置100内のポート110は、通信ポートや外部装置接続ポートを含み、CT画像としてのボリュームデータを取得する。取得されたボリュームデータは、直ぐにプロセッサ140に送られて各種処理されてもよいし、メモリ150において保管された後、必要時にプロセッサ140へ送られて各種処理されてもよい。
UI120は、タッチパネル、ポインティングデバイス、キーボード、又はマイクロホンを含んでもよい。UI120は、医用画像処理装置100のユーザから、任意の入力操作を受け付ける。ユーザは、医師、放射線技師、又はその他医療従事者(Paramedic Staff)を含んでもよい。UI120は、ボリュームデータにおける関心領域(ROI:Region of Interest)の指定や輝度条件の設定等の操作を受け付ける。関心領域は、病変や組織(例えば、血管、臓器)の領域を含んでもよい。本実施形態では、管状組織である血管が、注目される関心領域に含まれ得る。
ディスプレイ130は、LCD(Liquid Crystal Display)を含んでもよく、各種情報を表示する。各種情報は、ボリュームデータから得られる3次元画像を含む。3次元画像は、ボリュームレンダリング画像、サーフェスレンダリング画像、及びMPR(Muti Planar Reconstruction)画像を含んでもよい。
メモリ150は、各種ROM(Read Only Memory)やRAM(Random Access Memory)の一次記憶装置を含む。メモリ150は、HDD(Hard Disk Drive)やSSD(Solid State Drive)の二次記憶装置を含んでもよい。メモリ150は、各種情報やプログラムを記憶する。各種情報は、ポート110により取得されたボリュームデータ、プロセッサ140により生成された画像、プロセッサ140により設定された設定情報、を含んでもよい。
プロセッサ140は、CPU(Central Processing Unit)、DSP(Digital Signal Processor)、又はGPU(Graphics Processing Unit)を含んでもよい。プロセッサ140は、メモリ150に記憶された医用画像処理プログラムを実行することにより、各種処理や制御を行う。また、プロセッサ140は、医用画像処理装置100の各部を統括する。
プロセッサ140は、ボリュームデータにおいて、セグメンテーション処理を行ってよい。この場合、UI120がユーザからの指示を受け付け、指示の情報がプロセッサ140に送られる。プロセッサ140は、指示の情報に基づいて、公知の方法により、ボリュームデータから、セグメンテーション処理を行い、関心領域を抽出(segment)してもよい。また、ユーザからの詳細な指示により、手動で関心領域を設定(set)しても良い。また、観察対象があらかじめ定められている場合、プロセッサ140は、ユーザ指示なしでボリュームデータから、セグメンテーション処理を行い、観察対象を含む関心領域を抽出してもよい。
プロセッサ140は、ポート110により取得されたボリュームデータに基づいて、3次元画像を生成する。プロセッサ140は、ポート110により取得されたボリュームデータから、指定された領域に基づいて、3次元画像を生成してもよい。3次元画像は、ボリュームレンダリング画像である場合、レイサム(RaySum)画像、MIP(Maximum Intensity Projection)画像、又はレイキャスト(Raycast)画像を含んでもよい。
プロセッサ140は、血管において、本血管から枝血管が分岐している場合、枝血管の分枝口を三次元空間上の円でのマークmb(図3参照)で描画する。ここで、円の法線は分枝口の向きを表現する。
[動作等]
次に、医用画像処理装置100の動作について説明する。
図2は医用画像処理装置100の動作例を示すフローチャートである。予め、ポート110は、CT装置200からボリュームデータを取得し、メモリ150に記憶させる。また、図2の処理開始前に、プロセッサ140は、ボリュームデータに基づいて三次元画像を生成し、ディスプレイに表示させてもよい。
プロセッサ140は、メモリ150に記憶されたボリュームデータにおいて、UI120によってユーザから指示を受け、本血管と枝血管を有する血管(対象血管)の領域Aを、公知の方法で抽出する(S1)。
プロセッサ140は、血管の領域Aから分岐を含むパスを取得し、血管走行を表現する木Tを作成する(S2)。プロセッサ140は、木Tを、領域Aに対する細線化(thining)処理により導出してもよい。木Tは、本血管のパスTmt、枝血管のパスTbtを含んで構成される。
プロセッサ140は、領域Aに対し、Morphology Opening処理により、本血管の領域Bを取得する(S3)。Morphology Opening処理では、領域から細かい部分を削除するので、これによって本血管が取得される。
プロセッサ140は、領域Aから領域Bを差し引き、領域Cを得る(S4)。領域Cは、枝血管を表す領域となる。
プロセッサ140は、領域Cが領域Bと接する面Sの座標データを取得する(S5)。面Sは、枝血管の端面であり、本血管からの分枝口を表す。
プロセッサ140は、面Sの座標データを基に、分枝口の位置、大きさ及び方向(向き)を決定する(S6)。ここでは、プロセッサ140は、面Sと枝血管のパスTbtとの交点を分枝口spの中心点Pとする。プロセッサ140は、例えば面Sの面積を円周率πで除した値の平方根を求め、分枝口spを円と想定した場合の径Rを得る。プロセッサ140は、中心点Pにおける枝血管のパスTbtの方向を分枝口spの方向Vとする。分枝口spの方向は、分枝口spの法線方向となる。プロセッサ140は、方向Vを、面Sの法線方向を求めることによって取得しても良い。プロセッサ140は、面Sの法線方向を、面S上の点群に対して主成分分析を行うことによって推定できる。
プロセッサ140は、血管走行の木Tを可視化し、及び分枝口spを表すマークmbを生成し、木Tとマークmbを3次元画像に重畳して表示する(S7)。ここで、分枝口spを表すマークmbは、分枝口spの方向Vを法線方向とする三次元空間上の円を描くことで描画される。従って、ディスプレイ130の画面に表示されるマークmbの円や楕円の形状は、三次元画像の投影方向にあわせて変化する。つまり、マークmbは、分枝口spの方向Vが視線方向に近い程、扁平率の小さな楕円形(真円に近くなる)で描画され、視線方向に対して傾く程、扁平率の大きな楕円形(線分に近くなる)で描画される。
尚、3次元画像において分枝口spを表すマークmbの向き(マークmbを表す楕円の法線方向)は、枝血管のパスTbtの方向でなく、分枝口spの面Sの法線方向であってもよい(図3参照)。これにより、医用画像処理装置100は、マークmbは、実際の分枝口spの形状に近似するように描画できる。また、マークmbの向きが分枝口spの面Sの法線方向であっても(つまり、マークmbを傾けなくても)、ユーザは、分枝口spの向きを、マークmbの扁平率と枝血管のパスTbtの方向とから認識できる。あるいは、枝血管のパスTbtの方向及び分枝口spの面Sの法線方向の加重平均方向を、マークmbの向きとしてもよい。
また、プロセッサ140は、分枝口spの方向Vが投影面から見て、本血管moに対して手前(表)側にあるか奥(裏)側にあるかによって、マークmbの表示態様を変更してもよい。これにより、ユーザは、分枝口spが手前側にあるか、奥側にあるかを迅速に把握できる。この場合、プロセッサ140は、マークmbの表示態様として、マークmb(例えば楕円形)の色、線種、幅を変更してもよい。また、プロセッサ140は、楕円の面の塗り潰し色、模様、アルファ値(不透明度)を変更してもよい。
尚、プロセッサ140は、マークmbの生成後、表示された三次元画像にマークmbの画像を重畳表示してもよい。また、プロセッサ140は、マークmbの生成後、ボリュームデータに基づいて再レンダリングして三次元画像を生成し、三次元画像とマークmbとをディスプレイ130に表示させてもよい。
図3は対象血管LBの分岐を示す模式的である。図3では、大動脈等の本血管moから腹部血管等の枝血管boに分岐する血管が抽象的に示されている。また、簡単化するために、本血管moを細長い矩形で示す。同様に、本血管moから斜めに分岐している枝血管boを細長い矩形で示す。また、本血管moの血管走行を表すパスTmtを、本血管moの中心線を示す点線で示す。同様に、枝血管boの血管走行を表すパスTbtを、枝血管boの中心線を示す点線で示す。
ここで、分枝口spの可視化について考察する。本血管moのパスTmtと枝血管boのパスTbtとの交点を点P1とすると、点P1は、枝血管boのパスTbtを本血管mo側に延長し、本血管moのパスTmtと交わることで得られる点である。点P1は、カテーテルを挿入する際、挿入先となる分枝口spを表しておらず、臨床的に必要な分枝口の位置ではない。
また、特許文献1で示した領域拡張法を適用すると、本血管moから枝血管boが分岐する付け根の点P2が表示される。点P2は、分枝口spの輪郭線上の一点に過ぎず、臨床的に必要な分枝口の位置ではない。
本実施形態では、ディスプレイ130は、プロセッサ140の制御により、前述したように、本血管moから分岐する枝血管boの分枝口spをマークmbで表示する。マークmbは、分枝口spを模式的に表す楕円形等で描画される。表示されるマークmbの位置は分枝口の位置を表しており、マークmbの大きさ(例えば長径)は分枝口の大きさを表している。また、マークmbの扁平率や傾きは、枝血管boのパスTbtの方向、つまり分枝口の向きを表している。このように、医用画像処理装置100は、マークmbを表示することで、分枝口spの位置、大きさ、及び向きを可視化できる。
図4は大動脈から分岐する腹部血管を示すレイキャスト画像GZ1、及びレイキャスト画像GZ1に重畳表示された木T及びマークmbを示す模式図である。レイキャスト画像GZ1では、大動脈である本血管mo、及び本血管moから分岐する3本の枝血管bo1,bo2,bo3が表示されている。また、レイキャスト画像GZ1には、本血管moの血管走行を表すパスTmt、及び枝血管bo1,bo2,bo3の血管走行をそれぞれ表すパスTbt1,Tbt2,Tbt3が表示されている。
図4では、本血管moのパスTmtは、十字形のラインで描かれ、枝血管bo1,bo2,bo3の各パスTbt1,Tbt2,Tbt3は、パスTmtより細いラインで描かれている。なお、各木Tは、この表示態様に限定されることなく、例えばいずれのラインもストレースラインで異なる色で描かれてもよい。また、本血管moから枝血管bo1,bo2,bo3に分岐する分枝口sp1,sp2,sp3には、それぞれを模式的に表すマークmb1,mb2,mb3が表示されている。
マークmb1,mb2,mb3は、それぞれ赤色の輪郭線で描かれてもよい。この場合、ユーザは、全ての枝血管bo1,bo2,bo3は、画面から手前側(又は奥側)に分岐する血管であることを認識できてもよい。仮に、画面から奥側(又は手前側)に向かって分岐する血管がある場合、そのマークの輪郭線の色は、赤以外の色(例えば黄色)で描かれてもよい。
また、図4では、三次元空間上の円を投影面に投影した結果、マークmb3が最も正円に近い楕円で描画され、マークmb1,mb2が扁平率の大きな楕円で描画される。また、マークmb1,mb2,mb3の大きさは分枝口spの大きさに相当する。マークmb1の楕円の長径が最も長いので、マークmb1に係る分枝口sp1が最も大きい。また、マークmb2,mb3の楕円の長径は略同一の長さであるので、ユーザは、これらのマークに係る分枝口sp2,sp3は略同一の大きさであると認識できる。
このように、分枝口spを模式的に表すマークmbの位置、大きさ、色、傾き及び扁平率の少なくとも1つによって、ユーザは、分枝口sp(分枝口spの位置、大きさ、及び向き)を視覚的に確認できる。従って、ユーザが枝血管内にカテーテルを挿入する際、円滑に本血管から枝血管へカテーテルを進めることができる。
図5は、図4のレイキャスト画像GZ1と同一の投影角度のレイサム画像GZ2、及びレイサム画像GZ2に重畳表示された木T及びマークmbを示す模式図である。
レイサム画像GZ2においても、図4のレイキャスト画像GZ1と同様、本血管moのパスTmt、枝血管bo1,bo2,bo3のパスTbt1,bt2,bt3、及びマークmb1,mb2,mb3が描画されている。これにより、ユーザは、術中に参照するアンギオ画像に近い画像であるレイサム画像GZ2を用いても、本血管moから分岐する枝血管bo1,bo2,bo3の分枝口spを容易に視認できる。ユーザは、レイキャスト画像GZ1、レイサム画像GZ2の双方を参照しながら術前計画を立て、術中もレイキャスト画像GZ1、レイサム画像GZ2、及びアンギオ画像を観察しながらカテーテルを操作することが望ましい。レイサム画像の代わりにMIP画像を用いても良い。
図6は、図4のレイキャスト画像GZ1と同様のレイキャスト画像GZ3、及びレイキャスト画像GZ3に重畳表示されたマークmbを示す模式図である。
レイキャスト画像GZ3では、血管走行を表す木Tが省略され、マークmb1,mb2,mb3が重畳表示されている。尚、本血管moの血管走行を表すパスTm、及び枝血管bo1,bo2,bo3の血管走行をそれぞれ表すパスTbt1,bt2,bt3の描画の有無は、ユーザがUI120を操作することで、プロセッサ140が設定可能としてもよい。また、UI120への操作に基づいて、プロセッサ140は、本血管moのパスTmと、枝血管bo1,bo2,bo3のパスTbt1,bt2,bt3と、のそれぞれについて、個別に描画の有無を設定してもよい。
尚、ユーザの視線方向に(つまり、ディスプレイ130の画面に対して垂直方向に)木Tが向いている(走行する)場合、枝血管の分枝口はほぼ円に近くなるので、画面に表示される楕円形のマークmbの扁平率は、正円を表す値0に近い値となる。また、ユーザの視線方向に対して垂直方向に(つまり、ディスプレイ130の画面に対して水平方向に)木Tが向いている場合、枝血管の分枝口は線分に近くなるので、画面に表示される楕円形のマークmbの扁平率は、線分を表す値1に近い値となる。
[効果等]
医用画像処理装置100は、実際の医療現場では、例えば以下のように用いられる。
交通事故が発生した等の緊急時、術前検討(PPP:Preprocedural Planning)として、医用画像処理装置100は、外傷全身CT(Trauma Panscan)を実施する。
外傷全身CTでは、造影剤を注入しながらCT装置200によりCT画像を撮像する。ユーザは、ディスプレイ130に映し出されるCT画像に基づく3次元画像を見ながら、腹部の出血を確認する。そして、ユーザは、栄養血管を識別し、止血の計画を立てる。この場合、ユーザは、ディスプレイ130に表示される3次元画像に重畳表示されるマークmbによって、本血管と枝血管とが分岐する分枝口spを容易に認識できる。これにより、腹部血管へのカテーテルの挿入が容易になり、ユーザは、分岐している腹部血管にカテーテルを滑らかに進めることができる。この場合、脈瘤や石灰化等で凹凸が生じている本血管から分岐する枝血管が存在しても、3次元画像に重畳表示されるマークmbによって、ユーザは適切に分枝口spを認識できる。
UI120は、ディスプレイ130に表示される3次元画像に、分枝口sp(図3参照)を模式的に表すマークmbを重畳表示させるか否かの操作(マークの表示の有無)を受け付けてもよい。これにより、ユーザは、マークmbを表示させるか否かを選択できる。また、UI120は、血管走行を表す木Tを表示するか否かの操作を受け付けてもよい。また、UI120は、本血管から枝血管に分岐する箇所において、本血管のパスTmtと、枝血管のパスTbtとを個別に表示するか否かの操作を受け付けてもよい。木Tは、例えば、血管の中心線等の基準線を示す。尚、枝血管よりも本血管は細い。本血管は大動脈であってもよく、枝血管は大動脈から分岐された動脈(例えば腹部血管)であってもよい。
そして、ユーザは、内出血している臓器に向かう動脈に対して、カテーテルの先端から速やかに止血剤を注入し、動脈を塞栓して止血できる。その後、救命が確認されると、ユーザは、縫合などして出血部位を修復してから血流を回復させる。
医用画像処理装置100では、ポート110は、本血管mo(本管の一例)と本血管moから分岐される枝血管bo(枝管の一例)とを有する血管(管状組織の一例)を含むボリュームデータを取得する。プロセッサ140は、ポート110から取得したボリュームデータに基づき、本血管moから枝血管boが分岐する分枝口spの位置、大きさ、及び向きを導出する。ディスプレイ130は、ボリュームデータに基づく血管の3次元画像に、分枝口spの位置、大きさ、及び向きを示す3次元空間上のマークmbを重畳表示する。
これにより、ユーザは、本血管moから枝血管boに通じる分枝口spの位置と大きさと向きとを、マークmbをガイドとして容易に視認できる。つまり、医用画像処理装置100は、管状組織である血管における臨床的に有用な分枝口spの性質(位置、大きさ、向き)を可視化できる。特に術中参照するアンギオ画像とそのアンギオ画像に近い表現であるレイサム画像とを対比することによって、ユーザは、より正確で迅速な術前計画の立案と、術中のガイドが達成できる。従って、ユーザは、枝血管boの分枝口spにカテーテルを容易に挿入できる。
また、分枝口spの位置、大きさ、及び向きを上記のように算出することで、3次元画像における分枝口の表現の精度を向上できる。また、ユーザは、分枝口spの向きを確認することで、枝血管boへのカテーテルの挿入角度を決定できる。
また、医用画像処理装置100は、特許文献1に示すような領域拡張法による分岐の検出とは異なる方法で分岐を検出するので、血管の凹凸を分岐と誤認することを抑制できる。また、分枝口spの輪郭上の一点が可視化されるのではなく、マークmbによって分枝口sp全体が可視化される。よって、ユーザは、血管の分岐箇所の輪郭の一点や本血管monの中心線と枝血管boの中心線との交点とは異なる分枝口spの位置を、容易に視認できる。また、ユーザは、血管の分岐箇所の輪郭の一点や本血管monの中心線と枝血管boの中心線との交点では分枝口spの大きさ及び向きを特定できないが、マークmbを確認することで、分枝口spの大きさ及び向きを認識できる。
また、従来は、血管径を利用して、分枝口が本血管のパスTmtから一定距離にあると、分枝口を推測することもあったが、血管に瘤が存在すると、血管の中心線が瘤の中心を通過しないことが多いため、分岐口の推定精度が劣化する。よって、単に血管走行をもとに血管の径を仮定してカテーテルの接近を行うためには、図3の点P1は、不十分な情報であった。これに対し、医用画像処理装置100は、上述の分岐口の導出により、血管内に瘤のある部分と瘤の無い部分とが混在する場合でも、マークmbによって高精度に分枝口spを可視化できる。
また、マークmbは、分枝口spの形状(面S、もしくは面Sの輪郭)を示してもよい。これにより、ユーザは、本血管moから枝血管boに通じる分枝口spの様態を容易に視認できる。
また、マークmbは、多角形状又は円形状で示されてもよい。これにより、マークmbを単純化できる。これにより、ユーザは、分枝口spへのカテーテル挿入に必要な、分枝口spの位置、大きさ、及び向きを把握することに専心することができる。
また、プロセッサ140は、血管の3次元画像から血管走行を示す木Tを導出してもよい。木Tは、管状組織の基準線(例えば中心線)であってもよい。ディスプレイ130は、木Tにマークmbを重畳表示してもよい。これにより、ユーザは、本血管moから枝血管boに通じる血管と、その分枝口spと、を容易に視認可能となり、カテーテルを枝血管boに対してより滑らかに挿入できる。
(他の実施形態)
なお、本開示は、上記実施形態の構成に限られるものではなく、特許請求の範囲で示した機能、または本実施形態の構成が持つ機能が達成できる構成であればどのようなものであっても適用可能である。
第1の実施形態では、プロセッサ140が、分枝口spの形状を表すマークmbを単純な図形である三次元空間上の円で描画することを例示したが、マークmbを他の形状として分枝口の形状を表してもよい。プロセッサ140は、4角形や5角形等の多角形で、マークmbを描画してもよい。また、プロセッサ140は、マークmbを単純な図形で描画する代わりに、ボリュームデータに基づき、枝血管が本血管に接する端面の輪郭線の座標データを取得し、より正確な分枝口の形状をマークmbとして描画してもよい。この場合、マークmbの形状は、分枝口の輪郭の形状が考えられる。分岐口の態様が一目で把握出来る形状が望ましい。
なお、分岐口の大きさの違いを直感させるために、プロセッサ140は、拡大したマークmbを重畳してもよい。また、プロセッサ140は、所定のサイズよりも小さい分枝口を峻別し、分岐の方向を示す矢印でマークしてもよい。この場合、分枝口spの位置、大きさについては分枝口spが所定のサイズよりも小さいということ、及び向きを表現できる。いずれの形態であったとしてもマークmbは3次元画像に重畳して分枝口spの位置、大きさ、及び向きを直感できる形状であれば良い。これにより、ユーザは、カテーテルの挿入の加減が変わる小さな分枝口について、その加減の変化が把握しやすくなり、また、小さな三次元空間上の円ではわかりにくい分枝口の向きも把握しやすくなる。
また、プロセッサ140は、矢印により、マークmbを描画してもよい。図7は、他の実施形態におけるマークmbkの表示例を示す模式図である。マークmbkは、円錐状の前部mbk1と、円柱状の後部mbk2と、を組み合わせた形状を有する。つまり、マークbmkは、立体的な矢印で描画されてもよい。立体的な矢印の太さ、つまり前部mbk1の背面に当たる楕円の大きさが、分枝口spの大きさを表してもよい。また、この楕円の扁平率及び前部mbk1の先端の向きの少なくとも1つによって、分枝口spの向きが表されてもよい。このように、医用画像処理装置100は、矢印でマークmbkを描画することによっても、ユーザによる分枝口spの視認を容易化できる。
第1の実施形態では、プロセッサ140が、Morphology Opening処理によって、領域Aに対し、分枝口spを取得することを例示したが、木Tと木T上のパスの短軸画像を分析することによって、分枝口spを取得しても良い。この場合、プロセッサ140は、枝血管のパスbt上の短軸画像を根本側から順次生成する。短軸画像に含まれる血管の領域Aの面積が急低下した位置が、分枝口spである。
第1の実施形態では、撮像されたCT画像としてのボリュームデータは、CT装置200から医用画像処理装置100へ送信されることを例示した。この代わりに、ボリュームデータが一旦蓄積されるように、ネットワーク上のサーバ等へ送信され、サーバ等に保管されてもよい。この場合、必要時に医用画像処理装置100のポート110が、ボリュームデータを、有線回線又は無線回線を介してサーバ等から取得してもよいし、任意の記憶媒体(不図示)を介して取得してもよい。
第1の実施形態では、撮像されたCT画像としてのボリュームデータは、CT装置200から医用画像処理装置100へポート110を経由して送信されることを例示した。これは、実質的にCT装置200と医用画像処理装置100とを併せて一製品として成立している場合も含まれるものとする。また、医用画像処理装置100がCT装置200のコンソールとして扱われている場合も含む。
第1の実施形態では、CT装置200により画像を撮像し、生体内部の情報を含むボリュームデータを生成することを例示したが、他の装置により画像を撮像し、ボリュームデータを生成してもよい。他の装置は、MRI(Magnetic Resonance Imaging)装置、PET(Positron Emission Tomography)装置、血管造影装置(Angiography装置)、又はその他のモダリティ装置を含む。また、PET装置は、他のモダリティ装置と組み合わせて用いられてもよい。
第1の実施形態では、被検体として人体を例示したが、動物の体でもよい。
第1の実施形態では、大動脈のような太い本血管moから各臓器へ向かう枝血管boが分岐することを例示した。この代わりに、各臓器へ向かう血管のうち、比較的太い血管を本血管(本枝)とし、この本血管から分岐された比較的細い血管を枝血管(分枝)としてもよい。この場合でも、ユーザは、大動脈された分岐された動脈から、更に分岐される細い動脈へのカテーテルの進行方向を容易に把握できるようになる。また、脳動脈瘤では、血管から瘤が生じている場合、血管を本管、瘤を枝管と見なしてもよい。心耳付近では、大動脈を本管、心耳を枝管と見なしてもよい。解離における動脈と偽腔では、動脈を本管、偽腔を枝管と見なしてもよい。管状組織が本管と枝管とに分岐している構造であるからである。
また、血管のうち、所定閾値以上の太さの血管を本血管とし、所定閾値未満の太さの血管を枝血管としてもよい。また、血管のうち、血管の走行方向の変化率が所定閾値の血管(つまりほぼ屈曲していない血管)を本血管とし、血管の走行方向の変化率が所定閾値以上の血管(つまり大きく屈曲している血管)を枝血管としてもよい。所定閾値は、UI120を介して入力され、プロセッサ140により設定されてもよい。所定閾値は、可変でもよい。所定閾値を可変にすることで、対象血管の太さや屈曲の程度を変更できる。
第1の実施形態では、管状組織として血管を例示したが、血管以外(例えばリンパ管)であってもよい。
本開示は、第1の実施形態の医用画像処理装置の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は各種記憶媒体を介して医用画像処理装置に供給し、医用画像処理装置内のコンピュータが読み出して実行するプログラムも適用範囲である。
本開示は、臨床上必要な管状組織の分枝口の性質を可視化できる医用画像処理装置、医用画像処理方法、及び医用画像処理プログラム等に有用である。
100 医用画像処理装置
110 ポート
120 ユーザインターフェース(UI)
130 ディスプレイ
140 プロセッサ
150 メモリ
200 CT装置
A,B,C 領域
bo,bo1,bo2,bo3 枝血管
Tbt,Tbt1,Tbt2,Tbt3,Tmt パス
GZ1,GZ3 レイキャスト画像
GZ2 レイサム画像
LB 対象血管
mb,mb1,mb2,mb3,mbk マーク
mbk1 前部
mbk2 後部
mo 本血管
P1,P2 点
S 面
sp,sp1,sp2,sp3 分枝口
T 木

Claims (6)

  1. 本管と前記本管から分岐される枝管とを有する管状組織を含む被検体のボリュームデータを取得するポートと、
    前記本管から前記枝管が分岐する分枝口の位置、大きさ、及び向きを導出するプロセッサと、
    前記ボリュームデータに基づく前記管状組織の3次元画像に、前記3次元画像における前記分枝口の位置、大きさ、及び向きを示す3次元空間上のマークを重畳表示するディスプレイと、
    を備える医用画像処理装置。
  2. 請求項1に記載の医用画像処理装置であって、
    前記マークは、前記分枝口の形状を示す、医用画像処理装置。
  3. 請求項2に記載の医用画像処理装置であって、
    前記マークは、多角形状又は円形状で示される、医用画像処理装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の医用画像処理装置であって、
    前記プロセッサは、前記管状組織の3次元画像から前記管状組織の基準線を導出し、
    前記ディスプレイは、前記管状組織の3次元画像に、前記管状組織の基準線及び前記マークを重畳表示する、医用画像処理装置。
  5. 医用画像処理装置における医用画像処理方法であって、
    本管と前記本管から分岐される枝管とを有する管状組織を含むボリュームデータを取得し、
    前記本管から前記枝管が分岐する分枝口の位置、大きさ、及び向きを導出し、
    前記ボリュームデータに基づく前記管状組織の3次元画像に、前記3次元画像における前記分枝口の位置、大きさ、及び向きを示す3次元空間上のマークを重畳表示する、
    医用画像処理方法。
  6. 請求項5に記載の医用画像処理方法をコンピュータに実行させるための医用画像処理プログラム。
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