JP2017123357A - Printed Wiring Board - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、ストリップラインを有するプリント配線板に関する。 The present invention relates to a printed wiring board having a strip line.
特許文献1には、多層配線基板に、導体配線の両側に誘電層を介してグランド配線を設けることによりストリップラインを構成することが開示されている。
特許文献1の配線基板では、ストリップラインのシールド層を形成しているグランド配線は、ストリップラインの信号線である導体配線の真上および真下の部分だけではなく、その幅方向の周辺部分を含むように広範囲に設けられている。しかしながら、グランド配線などのパターンが大きくなると、その他の部分に形成されているパターンの導体部分との面積の違いが大きくなる。そのため、シールド層が広くなるに伴って、配線基板の反りやうねりが大きくなると考えられる。一方、シールド層が狭いと、設計値通りの特性インピーダンスが得られ難いと考えられる。
In the wiring board of
本発明のプリント配線板は、ストリップラインの信号線を形成する信号配線パターンを含む第1導体層と、前記第1導体層の一面上および前記一面と反対側の他面上に積層されている樹脂絶縁層と、前記一面上に積層されている前記樹脂絶縁層の表面上に形成されている第2導体層と、前記他面上に積層されている前記樹脂絶縁層の表面上に形成されている第3導体層とを有している。そして、前記第2および第3導体層は、前記ストリップラインのシールド層を形成するベタパターンを含んでおり、前記第2および第3導体層の一方の前記ベタパターンに開口部が設けられ、前記第1導体層上への前記開口部の正投影像と前記信号配線パターンの近接端との距離の範囲が14μm〜64μmである。 The printed wiring board of the present invention is laminated on a first conductor layer including a signal wiring pattern that forms a signal line of a strip line, on one surface of the first conductor layer, and on the other surface opposite to the one surface. A resin insulation layer; a second conductor layer formed on the surface of the resin insulation layer laminated on the one surface; and a surface of the resin insulation layer laminated on the other surface. And a third conductor layer. The second and third conductor layers include a solid pattern that forms a shield layer of the stripline, and an opening is provided in one of the solid patterns of the second and third conductor layers, The range of the distance between the orthographic image of the opening on the first conductor layer and the adjacent end of the signal wiring pattern is 14 μm to 64 μm.
本発明の実施形態によれば、ストリップラインを有するプリント配線板の反りやうねりが抑制される。しかも、ストリップラインの特性インピーダンスが設計値と良好に整合すると考えられる。 According to the embodiment of the present invention, warpage and undulation of a printed wiring board having a strip line are suppressed. Moreover, it is considered that the characteristic impedance of the strip line matches well with the design value.
本発明の一実施形態のプリント配線板が、図面を参照して説明される。図2は、実施形態のプリント配線板1の断面図である。実施形態のプリント配線板1は、ストリップラインLの信号線を形成する信号配線パターン11を含む第1導体層10と、第1導体層10の一面F上および一面Fと反対側の他面S上にそれぞれ積層されている樹脂絶縁層40a、40bとを有している。プリント配線板1は、さらに、樹脂絶縁層40aの表面上に形成されている第2導体層20と、樹脂絶縁層40bの表面上に形成されている第3導体層30とを有している。そして、第2および第3導体層20、30は、ストリップラインLのシールド層を形成するベタパターン21、31を含んでいる。
A printed wiring board according to an embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings. FIG. 2 is a cross-sectional view of the printed
プリント配線板1の平面図が図1に示されている。なお、図1では、図面が明確になるように、ソルダーレジスト層45(図2参照)が省略されている。すなわち、図1では、第2導体層20の表面が露出している。本実施形態では、図1および図2に示されるように、第2導体層20のベタパターン21に開口部23が設けられている。また、第3導体層30のベタパターン31の開口部23の真下の位置にも、開口部33が設けられている(開口部33は、平面図上、開口部23と同じ位置に同じ形状および大きさで設けられているため、図1には描かれていない)。このように開口部23、33が形成される理由が以下に示される。
A plan view of the printed
プリント配線板にストリップラインが形成される場合、その信号線の上下をなるべく大きなシールド層で挟むことが好ましい。2つのシールド層に挟まれた領域と他の領域との間の電磁界の相互干渉がより確実に防がれるからである。理論値に近い特性インピーダンスが安定して得られる。その結果、所望の伝送特性が得られる。そのため、ストリップラインの信号線を有する導体層の上下の導体層には、この信号線の真上(真下)の部分およびその周囲部分にベタパターンを形成するのが好ましい。 When strip lines are formed on the printed wiring board, it is preferable to sandwich the upper and lower portions of the signal lines with a shield layer as large as possible. This is because the mutual interference of the electromagnetic field between the region sandwiched between the two shield layers and the other region can be prevented more reliably. A characteristic impedance close to the theoretical value can be obtained stably. As a result, desired transmission characteristics can be obtained. For this reason, it is preferable to form a solid pattern on the upper and lower conductor layers of the conductor layer having the signal line of the stripline at a portion immediately above (below) the signal line and its surrounding portion.
プリント配線板内のいずれかの導体層の全面、または一部にベタパターンが形成されると、ベタパターンを有する導体層の導体部分の体積と、その他の導体層の導体部分の体積との差が大きくなり易い。そのため、プリント配線板の反りが大きくなることがある。また、ベタパターンが形成されている部分は導体部分の体積が大きくなり易いため、プリント配線板のうねりが大きくなることがある。また、ベタパターンのように導体部分が連続して形成されていると、その連続している部分の導体層が樹脂絶縁層から浮き上がって膨れが発生することがある。プリント配線板を構成する樹脂絶縁層は、プリント配線板の製造中や使用中の加熱などによりガスに変わる成分を含んでいることがある。このガスによって導体層が押し上げられると考えられる。樹脂絶縁層の表面上に連続的に導体が形成されていると、樹脂絶縁層内で発生したガスが、プリント配線板の外に抜け難い。そのため、ガスが樹脂絶縁層と導体層との間に留まり易く、導体層を押し上げると考えられる。 When a solid pattern is formed on the whole or part of one of the conductor layers in the printed wiring board, the difference between the volume of the conductor part of the conductor layer having the solid pattern and the volume of the conductor part of the other conductor layer Tends to be large. For this reason, the warpage of the printed wiring board may increase. Moreover, since the volume of a conductor part tends to become large in the part in which the solid pattern is formed, the waviness of a printed wiring board may become large. Further, when the conductor portion is continuously formed as in the case of a solid pattern, the conductor portion of the continuous portion may be lifted from the resin insulating layer and may be swollen. The resin insulating layer constituting the printed wiring board may contain a component that changes to gas due to heating during the production or use of the printed wiring board. It is thought that the conductor layer is pushed up by this gas. When the conductor is continuously formed on the surface of the resin insulating layer, the gas generated in the resin insulating layer is difficult to escape from the printed wiring board. Therefore, it is thought that gas tends to stay between the resin insulating layer and the conductor layer, and pushes up the conductor layer.
実施形態のプリント配線板1では、このような反りやうねり、および/または、膨れが少なくなるように、図1および図2に示される開口部23、33が設けられている。開口部23、33は、ベタパターン21、31を構成する導体部分の体積があまり大きくならないように適切な数および面積で設けられる。また、プリント配線板1に膨れが生じないようにするという観点では、開口部23、33は、隣の開口部との間隔をなるべく狭くして形成されるのが好ましい。樹脂絶縁層40a、40b内での発生ガスが、プリント配線板1内から外部へ抜けるための出口(開口部23、33)に達し易くなるからである。
In the printed
一方、前述のように、ストリップラインの信号線を有する導体層に隣接する上下の導体層には、信号線の真上(真下)の部分を含む広い範囲にわたって不連続部分なく導体が形成されるのが好ましい。この観点からは、信号線と開口部とがなるべく離れている方が好ましい。従って、平面視で2つの開口部の間に信号線が配される場合には、開口部同士の間隔は、前述の基板の膨れなどの防止の観点と違って、大きい方がより好ましい。このため、開口部は、特性インピーダンスへの影響を無視し得る程度の間隔を空けて、かつ、なるべく狭い間隔で形成されることが好ましい。言い換えると、開口部は、開口部間に配される信号線との間に特性インピーダンスへの影響を許容し得る程度の間隔を空け、かつ、信号線になるべく近付けて形成されることが好ましい。 On the other hand, as described above, the conductors are formed in the upper and lower conductor layers adjacent to the conductor layer having the signal line of the stripline without a discontinuous portion over a wide range including the portion directly above (below the signal line). Is preferred. From this viewpoint, it is preferable that the signal line and the opening are separated as much as possible. Therefore, when the signal line is arranged between the two openings in plan view, it is more preferable that the distance between the openings is larger than the above-described viewpoint of preventing the swelling of the substrate. For this reason, it is preferable that the openings are formed at intervals as small as possible so that the influence on the characteristic impedance can be ignored. In other words, it is preferable that the openings are formed as close as possible to the signal lines with a space that allows an influence on the characteristic impedance between the signal lines arranged between the openings.
本実施形態では、第1導体層10に形成されている信号配線パターン11の開口部23側の端面と開口部23の信号配線パターン11側の端部との水平距離D1の範囲が、14μm〜64μm以下である。すなわち、第1導体層10上への開口部23の正投影像の信号配線パターン11側の端部と信号配線パターン11の近接端との距離の範囲が、シングルエンド伝送方式の信号配線パターンで14μm〜50μm、差動伝送方式の信号配線パターンで18μm〜64μmである。このような範囲内の距離を空けて両者が形成されることにより、開口部23による特性インピーダンスへの影響が無くなる(少なくとも影響が無視され得る程度になる)と考えられる(これらの数値の根拠については後述される)。その結果、設計値との整合性の高い特性インピーダンスが得られ易くなる。すなわち、所望の伝送特性のストリップラインLが得られ易くなる。また、必要以上に開口部23の間隔が大きくされることがなく、プリント配線板1の反り、うねり、および/または膨れが少なくなることがある。その結果、耐ヒートサイクル性などの信頼性が向上することがある。
In the present embodiment, the range of the horizontal distance D1 between the end surface on the opening 23 side of the
信号配線パターン11の幅は、必要とされる特性インピーダンスの大きさに応じて設定される。10〜300μm程度の幅が例示される。図2に示される例では、信号配線パターン11の幅は12μmである。
The width of the
また、第1導体層10の一面F上に形成される樹脂絶縁層40aおよび第1導体層10の他面S上に形成される樹脂絶縁層40bの厚さは、前述の水平距離D1よりも大きくされるのが好ましい。第1導体層10と第2導体層20との距離および第1導体層10と第3導体層30との距離が大きくなり、開口部23、33が設けられていることによる特性インピーダンスへの影響が少なくなると考えられる。
Further, the thickness of the
図3には、実施形態の第2導体層20および第3導体層30に形成されるベタパターンの一例(ベタパターン22P)が、開口部23と共に部分的に示されている。ベタパターン22Pはx方向およびy方向共に連続して形成されている。x−y平面は、図3に示されるように第2導体層20の表面と平行な面である。開口部23は、矩形の領域22PSごとに、領域22PSの略中心部分に設けられている。領域22PSは図3において2点鎖線で区画されている領域であり、x方向に長さb、y方向に長さaを有している。すなわち、開口部23は、x方向にピッチbで、y方向にピッチaでマトリックス状に配列されている。このように開口部23が形成されると、ベタパターン22P内の導体部分がx方向、y方向それぞれに略一様に形成される。このため、各方向において局所的に導体部分の体積が大きい(小さい)領域が少なくなる。この結果、プリント配線板のうねりが小さくなることがある。開口部23が互いに等しい長さa、bで配列されると、ベタパターン22P全面にわたって導体部分が略一様に形成される。さらにプリント配線板のうねりが小さくなることがある。また、他の導体層の導体部分の体積との差が、長さa、bの調整により容易に少なくされ得る。そのため、プリント配線板の反りが小さくなることがある。また、開口部23がベタパターン22Pの全面に均等に設けられるため、ベタパターン22P全面にわたってガス抜け性が同程度になり得る。
In FIG. 3, an example of a solid pattern (solid pattern 22 </ b> P) formed on the
図3に示されるように、開口部23が所定のピッチで形成されるベタパターン22Pを上層側のシールド層とするストリップラインの信号線12a、13aは、平面視で、開口部23の間の部分に形成される。ストリップラインの信号線は、信号線12a、13aのように、複数の信号配線パターンを含み得る。信号線12aは、信号配線パターン121と、信号配線パターン121の開口部23側と反対の側に信号配線パターン121に沿って形成される信号配線パターン122とを含んでいる。また、信号線13aは、信号配線パターン131と、信号配線パターン131の開口部23側と反対の側に信号配線パターン131に沿って形成される2つの信号配線パターン132、133とを含んでいる。実施形態のプリント配線板1に形成されるストリップ配線の信号線は、さらに多くの信号配線パターンを含んでいてよい。また、信号線12aは、信号配線パターン121および122により形成される差動伝送方式のストリップラインの信号線であってよい。信号線13aも、信号配線パターン131〜133のうちの2つで構成される差動伝送方式の信号線を含んでいてもよい。すなわち、実施形態のプリント配線板1には、シングルエンド伝送方式、および/または、差動伝送方式のストリップラインが形成され得る。
As shown in FIG. 3, the
プリント配線板が用いられる電子機器などの高機能化に伴って信号配線パターン121などの配線パターンの本数は多くなる傾向にある。また、それらは、幅方向に隣接して並置されることが多い。このため、その上層および下層の導体層において、開口部を設けることなく連続的に形成されるべき導体部分の幅は広くなる傾向にある。
The number of wiring patterns such as the
図3に示される例においても、信号配線パターン121、131と開口部23との距離D12、D13は、シングルエンド伝送方式の信号配線パターンの場合14μm〜50μm、差動伝送方式の信号配線パターンの場合18μm〜64μmの範囲内にある。このため、特性インピーダンスへの影響が無視できる程度の位置で、かつ、信号配線パターン121、131に比較的近い位置に開口部23が配置される。そのため、信号線12a、13aを構成する信号配線パターンの数が多い場合でも、開口部23の配置ピッチ(図3に示される例では長さb)は比較的小さい。その結果、所望の伝送特性が得られ易く、かつ、プリント配線板1の反りや膨れが小さくなり得る。なお、図3には、信号線12a、13aが、隣接する2つの開口部23の略中央に形成される例が示されているが、信号線12a、13aは、いずれか一方の開口部23寄りの位置に形成されていてもよい。その場合、少なくとも近接する側の開口部23との距離がシングルエンド伝送方式の信号配線パターンで14μm〜50μm、差動伝送方式の信号配線パターンで18μm〜64μmの範囲内であればよい。一方の開口部23との距離だけでもこのような距離にされることで、開口部23の配置間隔が比較的小さくなり得る。
Also in the example shown in FIG. 3, the distances D12 and D13 between the
実施形態のように、開口部23が適切な位置に形成されると、プリント配線板1の反りやうねりが小さい。そのため、信号配線パターン121などとシールド層を形成する第2および第3導体層20、30との間の距離が一定になりやすい。すなわち、ストリップラインを構成する樹脂絶縁層40a、40bの厚さのばらつきが小さい。このため、ストリップラインの特性インピーダンスが安定し、電気的特性が向上する。
When the
信号配線パターン121、122および131〜133の幅は、必要とされる特性インピーダンスの大きさに応じて設定され、たとえば、10〜300μm程度にされる。信号配線パターン121、122および131〜133の幅は、図3に示される例では、それぞれ12μmである。また、信号配線パターン121と信号配線パターン122との間隔は、互いの伝送特性への干渉が許容範囲内となる距離に設定される。信号配線パターン131〜133の間隔についても同様である。これらの間隔は、たとえば、それぞれ10〜300μm程度とされ、図3に示される例では、それぞれ40μmである。信号配線パターン121と信号配線パターン122との間隔は、信号配線パターン121、122それぞれの幅より広くされるのが好ましい。同様に、信号配線パターン131と信号配線パターン132との間隔および信号配線パターン132と信号配線パターン133との間隔は、それぞれ、信号配線パターン131〜133それぞれの幅よりも広くされるのが好ましい。各信号配線パターンの抵抗成分やインダクタンス成分などによる特性インピーダンスへの寄与が大きいからである。隣接する信号配線パターンを伝送する信号による電磁波の影響が相対的に少ないと考えられる。
The widths of the
開口部23、33は、図3に示されるように、信号配線パターン121などに沿った方向に一定のピッチで形成される場合、その大きさが特性インピーダンスに影響することがある。本実施形態では、開口部23、33の面積の範囲は、0.0028mm2〜0.0314mm2(円形の開口部23の直径60μm〜200μm)である。後述されるように、この範囲内の面積であれば、特性インピーダンスに与える影響は少ないと考えられる。また、図1および図3には、円形の開口部23が例示されているが、開口部23、33の形状は、円形に限定されず、スリットや角形であってもよい。
As shown in FIG. 3, when the
図1および図2に示されるように、第1導体層10には、ストリップラインLの信号線を形成する信号配線パターン11の両側に、信号配線パターン11と一定の間隔を空けて導体パターン14が形成されている。導体パターン14は、第2導体層20に形成されているベタパターン21とビア導体55aを介して電気的に接続されている。また、導体パターン14は、第3導体層30に形成されているベタパターン31とビア導体55bを介して電気的に接続されている。すなわち、導体パターン14は、ベタパターン21、31と共にGNDなどの基準電位に接続されることにより、信号配線パターン11の幅方向のシールド材として機能する。このように導体パターン14が形成されると、ストリップラインLの伝送特性が一層安定する。
As shown in FIG. 1 and FIG. 2, the
導体パターン14が形成される場合、導体パターン14と、信号配線パターン11との間隔は、信号配線パターン11の幅よりも広くされるのが好ましい。導体パターン14の厚さや、導体パターン14と信号配線パターン11との間隔のばらつきによる特性インピーダンスへの影響が少なくなると考えられるからである。導体パターン14と、導体パターン14に隣接する信号配線パターン11との間隔は、たとえば、10〜500μm程度に設定され、図2に示される例では40μmである。
When the
実施形態のプリント配線板1のストリップラインLを構成している部分以外の部分について、図2を参照して説明される。実施形態のプリント配線板1は、コア基板15を有している。コア基板15は、絶縁基板50と、絶縁基板50の一方の表面上に設けられている第3導体層30と、絶縁基板50の他方の表面上に設けられている導体層63とで構成されている。すなわち本実施形態では、前述の樹脂絶縁層40bは、コア基板15の表面上に形成されている。また、導体層63上には、樹脂絶縁層70b、導体層61、樹脂絶縁層70a、導体層62がこの順に積層されている。また、第2導体層20上、および導体層62上には、それぞれ、ソルダーレジスト層45、75が形成されている。また、樹脂絶縁層40a、40b、70aおよび70bには、それぞれの両側の面に形成されている導体層を接続するビア導体55a、55bおよび55cが形成されている。また、絶縁基板50には、スルーホール導体56が形成されている。しかしながら、図2に示されるプリント配線板1の構造は一例に過ぎない。たとえば、プリント配線板1は、コア基板を含まない多層配線板であってもよく、第1、第2および第3導体層10、20および30と、樹脂絶縁層40a、40bだけで構成されてもよい。
Parts other than the part constituting the strip line L of the printed
コア基板15は、一般的な両面銅張積層板を加工することで形成され得る。例えば、スルーホール導体56は、コア基板15の両側の面から炭酸ガスレーザー光などを照射して貫通孔を形成し、この貫通孔内に無電解めっきなどによりシード層となる金属被膜を形成し、さらに、この金属被膜上に電気めっきによりめっき膜を形成することにより形成される。両面銅張積層板が用いられる場合、シード層となる金属被膜および電気めっき膜は銅で形成される。また、第3導体層30および導体層63はサブトラクティブ法で形成される。第3導体層30および導体層63の厚さは、たとえば18μmであり、絶縁基板50の厚さは、たとえば200μmである。
The
樹脂絶縁層40b、70bは、樹脂と無機粒子を含む樹脂フィルムを熱プレスでコア基板15上に積層することで形成される。樹脂絶縁層40b、70bの厚さは、たとえば10〜35μmであり、図2に示される例では20μmである。同様に、樹脂絶縁層40a、70aは、樹脂絶縁層40b、70b、ならびに、第1導体層10および導体層61上に樹脂フィルムを積層することで形成される。樹脂絶縁層40a、70aの厚さは、たとえば10〜35μmであり、図2に示される例では15μmである。樹脂絶縁層40a、40b、70aおよび70bは、熱でガスに変わる成分を含んでいることがある。また、プリント配線板1の製造では、アニーリングなどの加熱処理が行われることがある。このため、樹脂絶縁層40aなどからガスが発生することがある。そして、このガスが、第2導体層20などに遮られてプリント配線板1の外部に抜けることができない場合、第2導体層20などを押し上げて、プリント配線板1に膨れを生じさせることがある。樹脂絶縁層40a、40b、70aおよび70bには、たとえば、味の素ファインテクノ株式会社製層間絶縁材料:ABFフィルムABF−92Rが用いられる。
The
樹脂絶縁層40a、40b、70aおよび70bには、たとえば、一方の表面から炭酸ガスレーザー光などが照射され、各樹脂絶縁層を貫通する導通用孔が形成される。
The
導通用孔が形成されている樹脂絶縁層40b、70b上に無電解めっきなどでシード層が形成される。そして、シード層上にめっきレジストが形成される。その後、めっきレジストから露出するシード層上に電気めっきで電気めっき膜が形成される。その後、めっきレジストが除去され、電気めっき膜から露出するシード層が除去される。樹脂絶縁層40b上に第1導体層10が形成され、樹脂絶縁層70b上に導体層61が形成される。同時に、樹脂絶縁層40b内にビア導体55bが形成され、樹脂絶縁層70b内にビア導体55cが形成される。同様の方法で、樹脂絶縁層40a上に、第2導体層20が形成され、樹脂絶縁層70a上に導体層62が形成される。同時に樹脂絶縁層40a内にビア導体55aが形成され、樹脂絶縁層70a内にビア導体55cが形成される。第1導体層10、第2導体層20および導体層61、62の厚さは10μm〜20μmであり、図2に示される例では、いずれの厚さも10μmである。シード層や電気めっき膜は銅で形成されている。第1導体層10には、信号配線パターン11および導体パターン14が形成される。第2導体層20および第3導体層30には、開口部23、33を有するベタパターン21、31が形成される。信号配線パターン11、導体パターン14、ベタパターン21および開口部23の形状や大きさは、めっきレジストのパターンで調整され得る。また、ベタパターン31および開口部33の形状および大きさは、サブトラクティブ法に用いるエッチングマスクのパターンで調整され得る。
A seed layer is formed by electroless plating or the like on the
第2導体層20上および樹脂絶縁層40aの露出面上、ならびに、導体層62上および樹脂絶縁層70aの露出面上に、たとえば、感光性のエポキシ材などの層が形成される。その上に、所定の部分に開口を有する露光マスクが形成され、エポキシ材などの層が露光および現像されることによりソルダーレジスト層45、75が形成される。この結果、図2に示されるプリント配線板1が完成する。
A layer such as a photosensitive epoxy material is formed on the
以上の説明では、図2に示されるように、第3導体層30のベタパターン31に開口部33が形成される例を参照して一実施形態のプリント配線板1が説明された。しかしながら、プリント配線板1は、第3導体層に開口部が設けられない構造とされてもよい。第3導体層30に開口部が形成されなくても、プリント配線板1の反りや膨れの問題が生じないことがあるからである。たとえば、コア絶縁層50からのガスの発生が少ない場合である。また、導体層63にも同様にベタパターンが形成される場合などである。信号配線パターン11の近くのベタパターン31に開口部が無ければ、ストリップラインLの特性インピーダンスがより安定し、所望の伝送特性が得られ易い。この場合、第2導体層のベタパターン21に設けられる開口部23と信号配線パターン11の開口部23側の端面との水平距離D1は、14μm〜64μmにされ得る。この数値の根拠が、前述の開口部33を設ける場合の水平距離D1の適正な範囲の根拠を基に、以下の評価試験結果により示される。
In the above description, as shown in FIG. 2, the printed
前述のように、プリント配線板に、ストリップラインおよびベタパターンが形成される場合、特性インピーダンスへの影響を無視し得る位置で、かつ、信号配線パターンになるべく近い位置に、ベタパターンの開口部が形成されるのが好ましい。そこで、信号配線パターンと、その上下の導体層のベタパターンに設けられる開口部との距離に関して、ストリップラインの特性インピーダンスに対する影響が調査される。この調査のために、構造が少しずつ異なる4つのプリント配線板81aおよび81bが製造される。
As described above, when the strip line and the solid pattern are formed on the printed wiring board, the opening of the solid pattern is located at a position where the influence on the characteristic impedance can be ignored and as close as possible to the signal wiring pattern. Preferably it is formed. Therefore, the influence on the characteristic impedance of the strip line is investigated with respect to the distance between the signal wiring pattern and the opening provided in the solid pattern of the upper and lower conductor layers. For this investigation, four printed
図4Aには、プリント配線板81aのストリップライン部分の平面図が示されており、図4Bには、図4AのB−B断面が示されている。プリント配線板81aは、信号配線パターン85が形成されている導体層82と、導体層82の両面に積層されている樹脂絶縁層86、87と、樹脂絶縁層86、87上にそれぞれ形成されている導体層83、84とを有している。導体層83、84の全面にはベタパターンが形成されており、導体層83、84および信号配線パターン85によりシングルエンド伝送方式のストリップラインが構成される。導体層82には、信号配線パターン85の両側にシールドパターン90が形成されている。そして、導体層83のベタパターンには、信号配線パターン85から水平距離D2だけ離れた位置に2つの開口部88が形成されている。導体層84のベタパターンにも、平面視で開口部88と略同じ位置に開口部89が形成されている。また、図5Aおよび図5Bには、プリント配線板81bのストリップライン部分の平面図および断面図が示されている。プリント配線板81bの導体層82には、2つの信号配線パターン85が形成されている。2つの信号配線パターン85および導体層83、84により差動伝送方式のストリップラインが構成される。導体層83、84のベタパターンには、一方の信号配線パターン85から水平距離D3だけ離れた位置に開口部88、89がそれぞれ2つずつ形成されている。プリント配線板81bのその他の構造はプリント配線板81aと同じである。
FIG. 4A shows a plan view of a strip line portion of the printed
プリント配線板81aの各部の寸法が、以下に示される。導体層82の厚さt1は10μm、樹脂絶縁層86の厚さt2は15μm、樹脂絶縁層87の厚さt3は20μm、2つの開口部88の中心間の距離(および開口部89の中心間の距離)Pは1mm、信号配線パターン85の幅wは12μm、信号配線パターン85とシールドパターン90との間隔g1は40μmである。プリント配線板81bの相当部分の寸法も同じである。プリント配線板81bの2つの信号配線パターン85の間隔g2は40μmである。プリント配線板81aおよび81bそれぞれの樹脂絶縁層86、87には、味の素ファインテクノ株式会社製層間絶縁材料:ABFフィルムABF−92Rが用いられ、各導体層は全て銅で形成される。
The dimensions of each part of the printed
プリント配線板81aおよび81bそれぞれについて、信号配線パターン85と開口部88、89との水平距離(プリント配線板81aにおいて水平距離D2、プリント配線板81bにおいて水平距離D3)、および、開口部88、89の開口面積を変えてサンプルが製造される。そして、各サンプルについて特性インピーダンスが測定される。それにより、開口部88、89の開口面積ごとに、特性インピーダンスに影響の無い水平距離が調べられる。なお、プリント配線板81aについては、所謂シングルエンドの特性インピーダンス(Zo)に影響の無い水平距離D2が調べられる。プリント配線板81bについては、差動モードの特性インピーダンス(Zdiff)に影響の無い水平距離D3が調べられる。また、各サンプルについて、反り、うねり、膨れの有無が評価される。各サンプルには、樹脂絶縁層86、87を熱硬化させるための熱履歴が加えられているので、そのような熱履歴を有するプリント配線版の反り、うねり、膨れの有無が調べられる。
For each of the printed
各サンプルを用いた評価と共に、各サンプルに基づくモデリングによる分析モデルを用いて特性インピーダンスのシミュレーションが実施される。シミュレーションには、ANSYS社の高周波3次元電磁界解析ソフトウェア:ANSYS HFSS Ver.15.0が用いられる。シミュレーションにおいても、プリント配線板81a、81bそれぞれについて、ZoまたはZdiffに影響の無い水平距離D2、D3が調べられる。
Along with the evaluation using each sample, a characteristic impedance simulation is performed using an analysis model based on modeling based on each sample. For the simulation, ANSYS high-frequency three-dimensional electromagnetic field analysis software: ANSYS HFSS Ver. 15.0 is used. Also in the simulation, the horizontal distances D2 and D3 that do not affect Zo or Zdiff are examined for the printed
プリント配線板81aについての評価結果が表1に、プリント配線板81bについての評価結果が表2に、それぞれ示される。各表中の「シミュレーション+製造ばらつきを考慮」の水平距離は、特性インピーダンスの調査結果に加えて、サンプル作成を通じて把握された製造ばらつきを考慮して導出された値である。
The evaluation results for the printed
表1および表2から、ベタパターンの開口部88、89が大きくなるに従って、開口部88、89と、信号配線パターン85との距離も大きくする必要があることが理解される。また、差動伝送方式は、シングルエンド伝送方式よりも、ベタパターンの開口部88、89による特性インピーダンスへの影響を受けやすいことが理解される。
From Table 1 and Table 2, it is understood that the distance between the
また、開口部88、89の面積が0.0028mm2〜0.0314mm2の範囲では、シングルエンド伝送方式の場合(表1)、シミュレーション上、水平距離D2が14μm以上であれば、開口部88、89によって特性インピーダンスが影響を受けない可能性がある。また、製造ばらつきを考慮しても、開口部88、89を50μmより大きく信号配線パターン85から離す必要は無いと考えられる。差動伝送方式の場合(表2)、シミュレーション上、水平距離D3が18μm以上であれば、開口部88、89によって特性インピーダンスが影響を受けない可能性がある。また、製造ばらつきを考慮しても、開口部88、89を64μmより大きく信号配線パターン85から離す必要は無いと考えられる。なお、プリント配線板81aおよび81bの各サンプルのいずれにも、反り、うねり、または膨れは観察されていない。
In the case where the area of the
前述の調査に用いられたプリント配線板81a、81bには、信号配線パターン85の上下の導体層83、84のいずれにも開口部88または開口部89が形成されている。導体層83、84のいずれかだけに開口部88、89が形成される場合は、開口部88、89による特性インピーダンスへの影響は、前述の調査における影響よりも小さいと考えられる。従って、導体層83、84のいずれかだけに開口部88、89が形成される場合も、開口部88、89と信号配線パターン85との水平距離としては、シングルエンド伝送方式において14μm〜50μm、差動伝送方式において18μm〜64μmが好ましいと考えられる。
In the printed
従って、信号配線パターン11と開口部23との水平距離が14〜64μmの範囲にある図2に示される実施形態のプリント配線板では、設計値と良好に整合する特性インピーダンスを有するストリップラインが得られやすい。第3導体層30に開口部33が形成されない場合も、同様に、設計値との整合性の良好な特性インピーダンスを有するストリップラインが得られると考えられる。また、このように信号配線パターン11と比較的近い位置に、すなわち、狭い間隔で開口部23、33が形成されることにより、プリント配線板の反り、うねり、および/または膨れが少なくなる。プリント配線板1の電気的特性および信頼性が高まることがある。
Therefore, in the printed wiring board of the embodiment shown in FIG. 2 in which the horizontal distance between the
1 プリント配線板
10 第1導体層
11 信号配線パターン
12a、13a 信号線
121、122 信号配線パターン
131〜133 信号配線パターン
15 コア基板
20 第2導体層
21、22P ベタパターン
23 開口部
30 第3導体層
31 ベタパターン
33 開口部
40a、40b 樹脂絶縁層
45 ソルダーレジスト層
50 絶縁基板
55a〜55c ビア導体
75 ソルダーレジスト層
81a、81b プリント配線板
82〜84 導体層
85 信号配線パターン
86、87 樹脂絶縁層
88、89 開口部
90 シールドパターン
L ストリップライン
F 第1導体層の一面
S 第1導体層の他面
DESCRIPTION OF
Claims (9)
前記第2および第3導体層は、前記ストリップラインのシールド層を形成するベタパターンを含んでおり、
前記第2および第3導体層の一方の前記ベタパターンに開口部が設けられ、
前記第1導体層上への前記開口部の正投影像と前記信号配線パターンの近接端との距離の範囲が14μm〜64μmである。 A first conductor layer including a signal wiring pattern for forming a signal line of a stripline; a resin insulating layer laminated on one surface of the first conductor layer and the other surface opposite to the one surface; and the one surface A second conductor layer formed on the surface of the resin insulation layer laminated on the surface, and a third conductor layer formed on the surface of the resin insulation layer laminated on the other surface. A printed wiring board having
The second and third conductor layers include a solid pattern that forms a shield layer of the stripline,
An opening is provided in one of the solid patterns of the second and third conductor layers,
The range of the distance between the orthographic image of the opening on the first conductor layer and the adjacent end of the signal wiring pattern is 14 μm to 64 μm.
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JP2019079988A (en) * | 2017-10-26 | 2019-05-23 | 京セラ株式会社 | Wiring board |
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- 2016-01-04 JP JP2016000065A patent/JP2017123357A/en active Pending
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