JP2017122346A - 壁のガード構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】床の載置スペースの拡大、壁パネル等の壁材の施工にあたっての工程減少に伴う工期短縮およびコスト低減が図られる壁のガード構造を提供する。
【解決手段】床スラブ1の床面1aに合わせられる短板部(第1の板部)51と壁パネル(壁材)10の壁面10aに合わせられる長板部(第2の板部)55とを有する断面L字状のガード部材50を、短板部51を床面1aに固定するとともに長板部55を壁面10aに固定したガード構造において、ガード部材50の長板部55の床面1aからの高さ寸法を100〜800mmに設定し、長板部55の外面に下降状態のフォークリフトのフォークFが衝突するように構成する。
【選択図】図3

Description

本発明は、主にフォークリフトのフォークが壁パネル等の壁材で構成される壁に衝突した際に壁材の損傷を防止するガード構造に関する。
工場や倉庫等において外壁や屋内の間仕切り壁等の壁を施工するにあたっては、複数の長方形状の壁パネルを立てて順次接合しながら施工する構造が知られている(特許文献1等)。ところで、工場や倉庫等の屋内において、各種の資材や物品等をフォークリフトに載せて運搬することが行われており、運搬物を床に置く際には、フォークリフトのフォークを下降させ、運搬物を載せたパレットごと床に下ろしている。そのような荷下ろし作業を行うにあたっては、上記のように施工された壁パネルに運搬物を接近させて床に載置することが行われる場合があるが、その際に、下降させたフォークの先端を壁に軽く衝突させてしまう場合があった。このようにフォークが壁パネルに直接衝突してしまうと壁パネルが損傷してしまうため、例えば図10に示すようなフォークが壁パネルに直接衝突しないように壁パネルをガードする対策が取られていた。
すなわち図10における壁パネル10の右側は、2つの板部が互いに直角になるように屈曲加工された断面L字状のアングル110を壁パネル10と間隔をあけて平行に床100に固定して、床100から垂直に立つ板部111にフォークFが当たるようにしたものである。また、図10における壁パネル10の左側は、壁パネル10の下端部を覆って打設したコンクリートCにフォークFが当たるようにしたものである。
特開2001−040800号公報
図10に示した壁のガード構造では、壁パネル10からフォークFが当たる水平方向の位置(アングル110の板部111の外面111a、コンクリートCの外面C1)までのスペースが無駄になり、載置スペースが減少することになる。また、いずれも壁パネルをフォークからガードするための専用の構造物であり、かつ壁パネルの施工工程の一部となるため、壁パネルを施工するにあたっての工程の増加ならびにコストの増加を招くものであった。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、床の載置スペースの拡大、上記壁パネル等の壁材の施工にあたっての工程減少に伴う工期短縮およびコスト低減が図られる壁のガード構造を提供することを目的としている。
本発明の壁のガード構造は、床面に立設される板状の壁材で構成される壁に設けるガード構造であって、前記床面に合わせられる第1の板部と前記壁材の壁面に合わせられる第2の板部とを有するガード部材が、前記第1の板部が前記床面に合わせられて固定されるとともに前記第2の板部が前記壁面に合わせられて固定されることで前記壁材が前記床面に固定され、前記ガード部材の前記第2の板部は、前記床面からの高さ寸法が、100〜800mmに設定されていることを特徴とする。
本発明で言う壁材は、本発明のガード部材によって床面に固定され壁を構成することが可能なものであり、例えば、木製パネル、断熱性パネル、ALC(Autoclaved Light-weight Concrete)パネルと呼ばれる軽量気泡コンクリートパネル、軽量セメント成型パネル等の壁パネルや、石膏ボード等が挙げられる。また、本発明のガード部材は、鋼板等の硬度、剛性を有する金属板が好適に使用される。
本発明によれば、荷下ろしのために下降し、かつ壁材に接近して衝突するおそれのあるフォークリフトのフォークは、ガード部材の第2の板部の外面に衝突する。このため、フォークは壁材に直接衝突せず、損傷が防止される。第2の板部は床面からの高さ寸法が100〜800mmに設定されているため、荷下ろしのために下降するフォークの先端の高さ位置を十分カバーする高さを有する。したがってフォークはほぼ確実に第2の板部に当たることになり、壁材は第2の板部に保護され損傷が防止される。
また、本発明のガード部材は壁材を床面に固定する部材を兼ねており、このため床面への壁材固定用の部材が不要となる。また、ガード部材の第2の板部は壁材に合わせて設置されるため壁面近傍の床面スペースは開放状態となる。これらのことから、床の載置スペースの拡大、壁材の施工にあたっての工程減少に伴う工期短縮およびコスト低減が図られる。
本発明は、前記ガード部材の少なくとも前記第2の板部の厚さが、2〜5mmであることを特徴とする。この形態ではフォークが当たる第2の板部の強度向上が図られ、フォークの衝突を受けても壁材はもとよりガード部材自体の変形や損傷が抑えられる。
本発明では、前記ガード部材の前記第2の板部と前記壁材の前記壁面との間に、緩衝材が挟まれる形態を含む。この形態によれば、ガード部材の第2の板部に衝突したフォークリフトのフォークの衝撃が緩衝材によって緩衝され、壁材が第2の板部から損傷を受けることが防止される。
また、本発明は、前記緩衝材が、第2の板部の上端縁を越えて該上端縁から上方に突出する高さ寸法を有することを好ましい形態とする。この形態によれば、フォークの衝突を受けた第2の板部の上端縁が壁面に直接当たって線状の傷が付くことが、緩衝材によって確実に防止される。
また、本発明は、前記ガード部材の前記第2の板部に長孔が形成され、前記第2の板部の外面に前記長孔を塞ぐカバー部材が重ねられ、前記カバー部材と前記長孔に通したねじ部材によって前記第2の板部が前記壁材に固定されることを特徴とする。この形態では、地震の揺れなどの大きな応力を受けて壁材がガード部材に対し相対移動すると、ねじ部材がガード部材の長孔内を移動することにより壁材やねじ部材に応力が集中せず、これにより壁材やねじ部材に変形や損傷が生じ難い。その結果、床面に対する第1の板部の固定部分の外観および固定強度の復元が可能であり、耐震性の向上が図られる。また、長孔をカバー部材で塞いでいるため長孔による気密性の低下を防ぐことができ、例えば壁材が耐火断熱パネル等である場合に耐火断熱性といった性能を維持することができる。
本発明によれば、床の載置スペースの拡大、壁材の施工にあたっての工程減少に伴う工期短縮およびコスト低減が図られる壁のガード構造が提供されるといった効果を奏する。
本発明の一実施形態に係る壁パネルを複数接合して間仕切り壁を施工した状態を示す斜視図である。 同壁パネルの接合構造を示す横断面図である。 本発明の一実施形態に係るガード構造を示す側断面図である。 一実施形態の正面図である。 一実施形態に緩衝材を追加した他の実施形態を示す側断面図である。 一実施形態に耐震構造を追加した他の実施形態を示す側断面図である。 図6に示した他の実施形態の正面図である。 図6に示した他の実施形態の耐震構造部分を示す正面図である。 図6に示した他の実施形態の変形例(緩衝材を追加)を示す側断面図である。 壁のガード構造の一従来例を示す側断面図である。
以下、図面を参照して本発明の一実施形態を説明する。
図1は、耐火断熱性を有する壁パネル(壁材)10によって間仕切り壁10Aを構築した状態を示している。壁パネル10は床スラブ1の床面1aに直立して設置され、複数の壁パネル10を横方向に接合して間仕切り壁10Aが構築される。
[1]壁パネルの構成
壁パネル10は、図2に示すように、2枚の金属板20の間に複数の長方形状の芯材パネル30が挟まれた金属サンドイッチパネルであり、金属板20の外面が壁面10aを構成する。金属板20は、カラー鋼板、フッ素鋼板、塩ビ鋼板、ガルバリウム鋼板、SUS等のステンレス板等であって、厚さが0.35〜1.2mm程度のものが用いられる。
芯材パネル30は、不燃性および断熱性を備えた無機系繊維等からなる芯材材料を120〜220kg/m程度の高密度に圧縮成形して得たものであり、厚さは例えば100〜250mmの範囲から選択される。芯材パネル30の具体的な材料としては、例えば、製鉄プロセスで得られるガラス状の鉄炉スラグに石灰等を混合して高温で溶解し生成されるロックウールや、グラスウール等の無機系人造繊維等が挙げられる。芯材パネル30は金属板20にウレタン樹脂系等の接着剤で接着される。壁パネル10の全体寸法としては、例えば、幅:900mm程度、高さ:1800〜12000mm程度とされ、厚さは100〜250mm程度とされる。
壁パネル10は、上下方向に延びる長手方向に沿った側端面どうしが接合され、これにより間仕切り壁10Aが構築される。図2に示すように、壁パネル10の一方(図2で左側)の側端面には表裏の金属板20が折り返されることにより凹部11が形成され、凹部11の底面に長手方向に沿った凸条31が形成されている。また、壁パネル10の他方(図2で右側)の側端面には厚さを減じることで凸部12が形成され、凸部12の端面に長手方向に沿った溝32が形成されている。壁パネル10の両方の側端面は芯材パネル30が露出しており、その芯材パネル30の厚さ方向中央部に、凸条31および溝32が形成されている。
壁パネル10は、充填材35を間に挟んで圧縮させ、凹部11に凸部12を嵌合させるとともに凸条31に溝32を嵌合させることで、横方向に接合される。充填材35は、例えば厚さ10〜15mm程度のセラミックファイバーや生体溶解性繊維等が用いられる。
[2]壁パネルの固定構造
図1に示すように、壁パネル10の上端部は、壁パネル10の両側に配されるアングル40を介して上階スラブ2に固定され、壁パネル10の下端部は壁パネル10の両側に配されるガード部材50を介して床スラブ1に固定される。アングル40およびガード部材50は、いずれも亜鉛メッキ鋼板等からなる板材を断面L字状に折り曲げてなるものである。
アングル40は、壁パネル10の上端部の両側の壁面10aと上階スラブ2の下面とにより形成される直角の隅部に設置される。アングル40は、直角を形成する一方側および他方側の各板部のうちの一方が、上階スラブ2の下面に合わせられ、その板部を貫通して上階スラブ2にねじ込まれるアンカーボルトによって上階スラブ2に固定される。そして、アングル40の他方側の板部が、壁パネル10を挟んで両側の壁面10aにそれぞれ合わせられ、その板部を貫通して壁パネル10の金属板20にねじ込まれるビスによって壁パネル10に固定される。ビスはタッピングビスが用いられ、金属板20に打ち込まれてからねじ込まれる。
一方、ガード部材50は、図3および図4に示すように、壁パネル10の下端部の両側の壁面10aと床面1aとにより形成される直角の隅部3に設置され、床スラブ1と壁パネル10に固定される。
ガード部材50は床面1aに合わせられる短板部(第1の板部)51と長板部(第2の板部)55とが直角を形成しており、短板部51が床面1aに合わせられ、長板部55が壁パネル10を挟んで壁パネル10の両側の壁面10aにそれぞれ合わせられる。床面1a側の短板部51は、短板部51を貫通して床スラブ1にねじ込まれるアンカーボルト5によって床スラブ1に固定される。また、長板部55は、壁パネル10を挟んで両側の壁面10aにそれぞれ合わせられ、長板部55を貫通して壁パネル10の金属板20にねじ込まれるビス(タッピングビス)6によって壁パネル10に固定される。
このようにして隅部3に設置されるガード部材50の長板部55は、その設置状態で、床面1aからの高さ寸法(図4のH)が100〜800mmに設定されている。また、ガード部材50の板厚は2〜5mmとされている。
[3]壁のガード構造およびその作用効果
本実施形態では、壁パネル10の下端部を床面1aに固定するガード部材50の、床面1aから立ち上がって壁面10aの下端部を覆う長板部55によって、フォークリフトのフォークF(図3参照)から壁パネル10が保護されるガード構造が得られる。
すなわち本実施形態によれば、フォークリフトで運搬する運搬物を床面1aに載置するにあたり、フォークFを下降させた状態でフォークリフトをフォークFの先端が壁パネル10に軽く衝突する状態になるまで前進させた場合、フォークFはガード部材50の長板部55の外面に衝突する。このため、フォークFは壁パネル10に直接衝突せず、損傷が防止される。
長板部55は、床面1aからの高さ寸法が100〜800mmに設定されており、この高さ寸法は、荷下ろしのために下降するフォークFの先端の高さ位置を十分カバーするものである。したがってフォークFはほぼ確実に長板部55に当たることになり、壁パネル10は長板部55に保護され損傷が防止される。また、ガード部材50は厚さが2〜5mmであって十分な厚さおよび強度を有するため、フォークFの衝突を受けても壁パネル10はもとよりガード部材50自体の変形や損傷が抑えられる。
また、ガード部材50は壁パネル10を床面1aに固定する部材を兼ねており、このため床面1aへの壁パネル固定用の部材が不要となる。ガード部材50は上記隅部3に沿った断面L字状であり、長板部55は壁面10aに合わせて設置されるため、壁面10a近傍の床面1aのスペースは開放状態となる。これらのことから、床面1aの載置スペースの拡大、壁パネル10の施工にあたっての工程減少に伴う工期短縮およびコスト低減が図られる。
[4]他の実施形態
次いで、上記実施形態を基本構成とする他の実施形態を説明する。
(1)緩衝材の追加
図5は、ガード部材50の長板部55と壁パネル10の壁面10aとの間に、緩衝材60が挟まれたガード構造を示している。ガード部材50は、壁面10aと長板部55との間に緩衝材60を挟んでから床スラブ1および壁パネル10に固定される。
緩衝材60は、ポリエチレン、ポリスチレン、ポリプロピレン、ウレタン等の樹脂または樹脂化合物やブチルゴム等のゴム等の、緩衝機能を備えた材料をシート状に形成したものが用いられる。緩衝材60の厚さは例えば10〜40mm程度とされる。緩衝材60は、壁面10aと長板部55との間の全領域に設けてもよく、また、分割したものを上下方向および/または横方向に間隔をあけて配置してもよい。この場合、緩衝材60は、長板部55の上端縁を越えてその上端縁から上方にある程度の長さ突出する高さ寸法を有している。
この実施形態によれば、ガード部材50の長板部55に衝突したフォークリフトのフォークの衝撃が緩衝材60によって緩衝され、壁パネル10が長板部55から損傷を受けることが防止される。また、壁パネル10と長板部55との間に緩衝材60が挟まれていない場合には、特に長板部55の上端縁が壁面10aに直接当たって線状の傷が付きやすいが、本実施形態では緩衝材60が長板部55の上端縁を越えて上方に突出しているため、そのような線状の傷が付くことが緩衝材60によって確実に防止される。
(2)耐震構造との組み合わせ
図6〜図8は、壁パネル10に対するガード部材50の長板部55の固定構造を変更した実施形態を示している。
この場合、ガード部材50の長板部55を壁パネル10に固定するビス6は、壁面10aに重ねられる長方形状のワッシャ(カバー部材)70を貫通して固定される。図6および図8に示すように、長板部55のビス6が通される箇所には、上下方向に延びる楕円形状の長孔55aが形成されている。ワッシャ70は長孔55aを塞ぐことが可能な大きさを有し、その中心に、ビス6のねじ径よりも僅かに大きい円形状のビス挿通孔70aが形成されている。ワッシャ70はビス6の締結力に耐え得る剛性を有するものが採用され、例えばガード部材50と同じ材質および厚さの板材が用いられる。なお、本実施形態ではワッシャ70は長方形状であるが、長孔55aを塞ぐものであればワッシャ70の形状は任意である。
ワッシャ70は、長板部55の外面に長孔55aを塞いで重ねられ、一致したビス挿通孔70aと長孔55aにビス6を通し、そのビス6を壁パネル10の金属板20にねじ込むことにより、長板部55がワッシャ70とともに壁パネル10に固定される。
この実施形態によれば、地震の揺れなどの大きな応力を受けて壁パネル10がガード部材50に対し相対移動すると、ビス6が長孔55a内を移動することにより壁パネル10やビス6に応力が集中せず、これにより壁パネル10やビス6に変形や損傷が生じ難い。ビス6が長孔55a内を相対移動する時には、ワッシャ70は長板部55の外面を摺動してビス6とともに動く。その結果、例えば壁パネル10の金属板20がビス6によって破断を受けるといったように固定構造部分の外観や固定強度が低減するといったことが防がれるとともに、それらの外観や固定強度の復元が可能であり、結果として耐震性の向上が図られる。
また、ビス6が通る長孔55aをワッシャ70で塞いでいるため長孔55aによる気密性の低下を防ぐことができ、例えば壁パネル10が耐火断熱パネル等である場合に耐火断熱性といった性能を維持することができる。このように気密性の低下が防がれるので、壁パネル10を冷蔵倉庫の間仕切り壁に適用した場合には長孔55aからの水分の浸入が遮断され、また、クリーンルームに適用した場合には長孔55aからの塵埃の浸入が遮断されるといった効果が奏される。
図9は図6で示した構造に上記緩衝材60を追加したものである。緩衝材60は、ガード部材50の長板部55と壁パネル10の壁面10aとの間に挟まれており、長板部55の上端縁を越えてその上端縁から上方にある程度の長さ突出する高さ寸法を有している。
(3)その他
上記各実施形態ではガード部材50の短板部51を壁パネル10の外側に向けて隅部3に設置しているが、可能であれば逆向き、すなわち短板部51を壁パネル10の内側に向けて設置してもよい。その場合、短板部51は壁パネル10の底面と床面1aとの間に挟まれ露出しない状態となる。
本発明は、フォークリフトが使用される倉庫や工場等において各種壁パネルや石膏ボード等の壁材で構成される壁に適用することができる。
1…床スラブ
1a…床面
6…ビス(ねじ部材)
10…壁パネル(壁材)
10A…間仕切り壁
10a…壁面
20…金属板
30…芯材パネル
50…ガード部材
51…短板部(第1の板部)
55…長板部(第2の板部)
55a…長孔
60…緩衝材
70…ワッシャ(カバー部材)
F…フォークリフトのフォーク
H…長板部の床面からの高さ寸法

Claims (5)

  1. 床面に立設される板状の壁材で構成される壁に設けるガード構造であって、
    前記床面に合わせられる第1の板部と前記壁材の壁面に合わせられる第2の板部とを有するガード部材が、前記第1の板部が前記床面に合わせられて固定されるとともに前記第2の板部が前記壁面に合わせられて固定されることで前記壁材が前記床面に固定され、
    前記ガード部材の前記第2の板部は、前記床面からの高さ寸法が、100〜800mmに設定されていることを特徴とする壁のガード構造。
  2. 前記ガード部材の少なくとも前記第2の板部の厚さが、2〜5mmであることを特徴とする請求項1に記載の壁のガード構造。
  3. 前記ガード部材の前記第2の板部と前記壁材の前記壁面との間に、緩衝材が挟まれることを特徴とする請求項1または2に記載の壁のガード構造。
  4. 前記緩衝材は、前記第2の板部の上端縁を越えて該上端縁から上方に突出する高さ寸法を有することを特徴とする請求項3に記載の壁のガード構造。
  5. 前記ガード部材の前記第2の板部に長孔が形成され、
    前記第2の板部の外面に前記長孔を塞ぐカバー部材が重ねられ、
    前記カバー部材と前記長孔に通したねじ部材によって前記第2の板部が前記壁材に固定されることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の壁のガード構造。
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