JP2017121617A - Pm2.5対応工場等用大型空気浄化システム - Google Patents

Pm2.5対応工場等用大型空気浄化システム Download PDF

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    • Y02A50/2351Atmospheric particulate matter [PM], e.g. carbon smoke microparticles, smog, aerosol particles, dust

Abstract

【課題】合理的なコストで実用化可能なPM2.5対応の工場等用の大型空気浄化システムの提供。
【解決手段】汚染空気を吸引し、水,水蒸気、あるいはマイクロバブルをシャワーノズル4で散布し、空気と混合させ、さらにプラスチック充填物5で空気との混合を促進し、この汚染水を含んだ空気を固定羽根7と逆流防止板9を装備したサイクロンセパレーター6に通し、空気中の汚染微粒子を含んだ水分を分離するものであって、分離した汚染水はフィルタ16により汚染微粒子を除去し洗浄水として再利用する水散布式PM2.5対応大規模空気浄化システム。
【選択図】図1

Description

本発明は、既存のPM2.5対応の空気浄化機は家庭用の家電で小型の物しか市場には存在しない。本考案は工場等の大規模施設用に考案したもので大きな風量の処理を可能としたものである。
世界の家電メーカーが既に販売しているPM2.5対応の空清浄機は基本的にフイルター方式で、大容量の処理には向いていない。
前記のフイルターはHEPA方式が採用されており、その性能はJIS Z8122によって「定格風量で粒径が0.3μmの粒子に対して99.97%以上捕集率を持ち、かつ初期圧力損失が245Pa以下の性能を持つエアフイルターと規定されている。
このフイルターで大気中の微小粒子をろ過、捕集するのがこの方式でありPM2.5等の捕集に対しては充分な性能を持つが、前記したように工場等の大風量に適応した空気清浄機は存在しない。
既存のHEPAフイルターを採用した空気清浄機は、前記のJIS規定により245Pa以下の圧損を要求されているので、おそらく大風量用ではフイルタ―が極端に大きくなり、それが理由で小型の家電用に限定されているもとと推測される。要はこの方式では大風量に対応出来ないのである
フイルター方式の欠点は目ずまりを防止出来ないことにある。細かい粒子に対応するもの程、この欠点は解決出来ず、従ってランニングコストが高くなる。
(1)文献名: 文献1:ウエブサイト: https://ja−wikipedia.org/wiki/HEPA
前記の様に、現在のPM2.5対応空気清浄機は工場やその他大きな空間を持つ施設には利用できない。中国の現状を見るに、多くの人々は工場で働き、又公的な施設をも訪問して生活している。これら施設のPM2.5の数値も又改善しなければ、家庭や事務所のみ空気浄化機を設置しても人間活動における安全を維持する為には更なる対策が必要である。
勿論、公害防止対策として全般的な対策は公的機関に於いて進めなければならないが、これには長期の時間が必要であり、今現在の問題解決にはならない。
従い、前記問題解決の為により大容量の空気清浄機が必要とされる現状に対して本考案の装置を提供して問題解決するものである。
本考案ではHEPAフイルターを含めて、PM2.5対応としては,ろ過装置を使用しないので、大風量の空気清浄機の提供が可能になる。
又フイルター方式では目ずまりの問題はどうしても解決できないのでランニングコストが高くなる欠点がある。
前記の問題の解決策として既存の技術の空気清浄機としては、サイクロン式除塵装置や電気集塵装置、スクラバー方式等があるが、PM2.5のような微粒子の清浄は不可能である場合や設備が過大になる欠点がある。
本発明は前記事情を考慮し、既存の問題点を解決し、コストが安くかつ、PM2.5を除去出来る、空気清浄機を考案したものである。
本発明は前述した既存製品の問題点を解決する為の大風量のPM2.5対応の空気清浄機を図1、2に述べるように考案した。
基本的に大風量に対応する為にはフイルター方式ではない新たな方策を検討する必要がある。
本発明は空気清浄をフイルターを使用したろ過システムではなく、水洗浄方式又は水蒸気、マイクロバブル洗浄方式を採用した。
この方式の採用の理論的な根拠は雨のメカニズムにある。
雨は空気中のPM2,5を含む浮遊微粒子を核として、空気中の水分が凝縮
14.水循環管
15.循環水ポンプ
16.フイルター
17.空気送出ダクト
18.ドライヤ―再生空気又は加熱ライン
19.図2、水蒸気発生機またはマイクロバブル発生機
20.図2、散水ノズル
(1)各機器の構造
図中、の3混合機は上部に4のシャワーノズルを設けて、吸入空気に散水する。
更にその下部に5のプラスチック充填物の層を設ける。この装置の機能はPM2.5やその他の微粒子を分離、除去する為に水分にそれらを吸収させる事にある。
図2,前記の水散布に代わり水蒸気又はマイクロバブルを散布する為に新たに図2、19の水蒸気発生機またはマイクロバブル発生機が3の混合機の前に装備される。図2において、4のシャワーノズルは水蒸気散布用となり、新たに水分凝縮用の散水ノズル20が追設される。更に19の水蒸気発生機は熱交換器と熱源によって構成される。
5のプラスチック充填物層は図2の場合、二段に増設される。
6はサイクロンセパレーターで円錐形本体とし、内部に固定羽根7を装備し、
水分を含んだ空気はこの固定羽根で高速と旋回流を与えられる。
尚このサイクロンセパレーターには9の逆流防止板を装備して、空気の逆流を防止する。又この機器は既存の物を適用する事も出来る。
10のドレン兼循環水タンクは6のサイクロンセパレーターで分離された微粒子を含んだ汚水を排出する目的とし、この汚水を清浄して、
再度利用する為に14の水循環管、13のドレン管、
又図1の16に示す、フイルターが装備されている。循環水用には循環水ポンプ15が装備されると共に、循環水の補給用として12の補給水ポンプが装備されるが、水道圧を利用する場合はこれを省略出来る。
11のドライヤーは吸湿性の充填物を利用した再生式とし、本体は二筒設けて一方を使用中、他方は18のドライヤー再生ラインから乾燥空気又は加熱空気を入れ、充填物を再生する方式を利用する。
(4)作動説明:
基本作動は1のフアンで室内又は外気を吸引して、3の混合機で空気に水を散水して6のサイクロンセパレーターで水と共に微粒子を分離する。水分を含んだ空気は11のドライヤーで湿度を調整して室内へ清浄空気を送る。
以下、個々の装置について説明する。
図1、3の混合機は上部に4のシャワーノズルを設けて、吸入空気に散水する。
更にその下部に5のプラスチック充填物の層で、散水と吸引空気の混合は更に促進され、PM2.5を含む微小粒子は水の親和性によって水滴に取り込まれる。尚二次生成物は水溶性が高いので、この水に溶解する。この混合機の機能はPM2.5やその他の微粒子を分離、除去する為に水分にそれらを吸収させる事にある。
図2、の3混合機は前記の水散布に代わり水蒸気またはマイクロンバブルを散布する事で水分の粒子を微細化し、PM2.5等の微粒子をより効率良く水分に親和させる為の方策である。単なる水散布より高効率のPM2.5の捕捉を目標としたものである。 4のシャワーノズルで散布した水蒸気または マイクロバブルは吸引空気と混合された後、一段目の5プラスチック充填物層で吸引大気との混合を行い、更に新たに設けた散水ノズル20により散水して二段目の5プラスチック充填物層で水分粒子を大きくし、6のサイクロンセパレーターでの分離効率を上げる。
6はサイクロンセパレーターで内部に固定羽根7を設置してあるので水分を含んだ空気はこの固定羽根で高速と旋回流を与えられ、その遠心力により微粒子を含んだ水分は空気と分離され、下部に設けた10のドレン兼循環水タンクへと排出される。
清浄された空気は8の空気出口管を通じて11のドライヤーへ送られる。
尚このサイクロンセパレーターには9の逆流防止板を装備して、空気の逆流を防止する。
10のドレン兼循環水タンクは6のサイクロンセパレーターで分離された微粒子を含んだ汚水を排出する目的とこの汚水を清浄して、再度14の水循環管から3の混合機で利用する散水として再利用する目的で設けられる。
水を含んだ微粒子は比重が高いのでタンク下部に沈殿して13のドレン管より排出される。散水用には15の循環水ポンプが連続運転される。
又図1の16に示す、フイルターが装備されており、汚水中の微粒子(このステージでは凝縮され粒子サイズが大きくなっている)をろ過分離する。
タンク内の循環水が減少した時は12の補給水ポンプで補給可能であるが他の水源(水道水)から供給しても良い。
サイクロンセパレーター6から出た空気は湿度飽和状態であるので11のドライヤーに送り湿度を調整した後、17の室内空気送出ダクトより室内空気として送出される。
産業上の利用の可能性
このシステムはPM2.5の問題が深刻な中国向けに考案したものである。
前述したように現在対策としては家庭用小型家電でフイルター方式しかない工場やその他、大きな室内空間の大気処理の方策が提供されていない。
本考案は中国向けに考案したものであり、PM2.5問題が深刻な中国では大きなニーズがあると思われる。 更に日本からの輸出増に貢献出来る。
1.フアン
2.空気ダクト
3.混合機
4.シャワーノズル
5.プラスチック充填物
6.サイクロンセパレーター
7.固定羽根
8.空気出口管
9.逆流防止板
10.ドレン兼循環水タンク
11.ドライヤ―
12.補給水ポンプ
13.ドレン管
14.水循環管
15.循環水ポンプ
16.フイルター
17.空気送出ダクト
18.ドライヤ―再生空気又は加熱ライン
19.図2、水蒸気発生機またはマイクロバブル発生機
20.図2、散水ノズル
本発明は、既存のPM2.5対応の空気浄化機は家庭用の家電で小型の物しか市場には存在しない。本考案は工場等の大規模施設用に考案したもので大きな風量の処理を可能としたものである。
世界の家電メーカーが既に販売しているPM2.5対応の空清浄機は基本的にフイルター方式で、大容量の処理には向いていない。
前記のフイルターはHEPA方式が採用されており、その性能はJIS Z8122によって「定格風量で粒径が0.3μmの粒子に対して99.97%以上捕集率を持ち、かつ初期圧力損失が245Pa以下の性能を持つエアフイルターと規定されている。
このフイルターで大気中の微小粒子をろ過、捕集するのがこの方式でありPM2.5等の捕集に対しては充分な性能を持つが、前記したように工場等の大風量に適応した空気清浄機は存在しない。
既存のHEPAフイルターを採用した空気清浄機は、前記のJIS規定により245Pa以下の圧損を要求されているので、おそらく大風量用ではフイルタ―が極端に大きくなり、それが理由で小型の家電用に限定されているもとと推測される。要はこの方式では大風量に対応出来ないのである
フイルター方式の欠点は目ずまりを防止出来ないことにある。細かい粒子に対応するもの程、この欠点は解決出来ず、従ってランニングコストが高くなる。
(1)文献名:文献1:ウエブサイト:https://ja−wikipedia.org/wiki/HEPA
前記の様に、現在のPM2.5対応空気清浄機は工場やその他大きな空間を持つ施設には利用できない。中国の現状を見るに、多くの人々は工場で働き、又公的な施設をも訪問して生活している。これら施設のPM2.5の数値も又改善しなければ、家庭や事務所のみ空気浄化機を設置しても人間活動における安全を維持する為には更なる対策が必要である。
勿論、公害防止対策として全般的な対策は公的機関に於いて進めなければならないが、これには長期の時間が必要であり、今現在の問題解決にはならない。
従い、前記問題解決の為により大容量の空気清浄機が必要とされる現状に対して本考案の装置を提供して問題解決するものである。
本考案ではHEPAフイルタ―を含めて、PM2.5対応としては,ろ過装置を使用しないので、大風量の空気清浄機の提供が可能になる。
又フイルター方式では目ずまりの問題はどうしても解決できないのでランニングコストが高くなる欠点がある。
前記の問題の解決策として既存の技術の空気清浄機としては、サイクロン式除塵装置や電気集塵装置、スクラバー方式等があるが、PM2.5のような微粒子の清浄は不可能である場合や設備が過大になる欠点がある。
本発明は前記事情を考慮し、既存の問題点を解決し、コストが安くかつ、PM2.5を除去出来る、空気清浄機を考案したものである。
本発明は前述した既存製品の問題点を解決する為の大風量のPM2.5対応の空気清浄機を図1、2に述べるように考案した。
基本的に大風量に対応する為にはフイルター方式ではない新たな方策を検討する必要がある。
本発明は空気清浄をフイルターを使用したろ過システムではなく、水洗浄方式又は水蒸気、マイクロバブル洗浄方式を採用した。
この方式の採用の理論的な根拠は雨のメカニズムにある。
雨は空気中のPM2,5を含む浮遊微粒子を核として、空気中の水分が凝縮付着して、水滴を成長させやがて雨となって地上に落下する、
このように落下する雨はPM2,5等の微粒子を含み、従って雨が降った日は大気は清浄され大気中のPM2.5は大幅に減少する。
本考案はこの現象をシステムに組み込み、汚染空気にノズルで散水して水滴に汚染微粒子を包含させ、この水滴をサイクロンセパレーターで分離する事により空気を洗浄するものである。
又PM2.5中の二次生成物は水溶性があり、通常PM2.5中の60%を占めているので、水を利用する事で少なくとも60%のPM2.5は水に溶解して除去可能である。本考案はこの基本ベースを基に、更に除去効率を上げる事を目標としている。
本発明により工場、倉庫、学校、体育館等の公衆の集まる大きな屋内スペースの空気浄化を可能とし、人間活動の範囲を広げるものである。
PM2.5対応大型空気浄化システム(水散布式) PM2.5対応大型空気浄化システム(水蒸気散布式またはマイクロバブル散布式)
以下図1,2.を参照して本発明に関わる空気浄化システムについて説明する。
図1、2の本考案システムの基本機器は下記にて構成される。
1.フアン
2.空気ダクト
3.混合機
4.シャワーノズル
5.プラスチック充填物
6.サイクロンセパレーター
7.固定羽根
8.空気出口管
9.逆流防止板
10.ドレン兼循環水タンク
11.ドライヤ―
12.補給水ポンプ
13.ドレン管
14.水循環管
15.循環水ポンプ
16.フイルター
17.空気送出ダクト
18.ドライヤ―再生空気又は加熱ライン
19.図2、水蒸気発生機またはマイクロバブル発生機
20.図2、散水ノズル
(1)各機器の構造
図中、の3混合機は上部に4のシャワーノズルを設けて、吸入空気に散水する。
更にその下部に5のプラスチック充填物の層を設ける。この装置の機能はPM2.5やその他の微粒子を分離、除去する為に水分にそれらを吸収させる事にある。
図2,前記の水散布に代わり水蒸気又はマイクロバブルを散布する為に新たに図2、19の水蒸気発生機またはマイクロバブル発生機が3の混合機の前に装備される。図2において、4のシャワーノズルは水蒸気散布用となり、新たに水分凝縮用の散水ノズル20が追設される。更に19の水蒸気発生機は熱交換器と熱源によって構成される。
5のプラスチック充填物層は図2の場合、二段に増設される。
6はサイクロンセパレーターで円錐形本体とし、内部に固定羽根7を装備し、水分を含んだ空気はこの固定羽根で高速と旋回流を与えられる。
尚このサイクロンセパレーターには9の逆流防止板を装備して、空気の逆流を防止する。又この機器は既存の物を適用する事も出来る。
10のドレン兼循環水タンクは6のサイクロンセパレーターで分離された微粒子を含んだ汚水を排出する目的とし、この汚水を清浄して、再度利用する為に14の水循環管、13のドレン管、又図1の16に示す、フイルターが装備されている。循環水用には循環水ポンプ15が装備されると共に、循環水の補給用として12の補給水ポンプが装備されるが、水道圧を利用する場合はこれを省略出来る。
11のドライヤーは吸湿性の充填物を利用した再生式とし、本体は二筒設けて一方を使用中、他方は18のドライヤー再生ラインから乾燥空気又は加熱空気を入れ、充填物を再生する方式を利用する。
(4)作動説明:
基本作動は1のフアンで室内又は外気を吸引して、3の混合機で空気に水を散水して6のサイクロンセパレーターで水と共に微粒子を分離する。水分を含んだ空気は11のドライヤーで湿度を調整して室内へ清浄空気を送る。
以下、個々の装置について説明する。
図1、3の混合機は上部に4のシャワーノズルを設けて、吸入空気に散水する。
更にその下部に5のプラスチック充填物の層で、散水と吸引空気の混合は更に促進され、PM2.5を含む微小粒子は水の親和性によって水滴に取り込まれる。尚二次生成物は水溶性が高いので、この水に溶解する。この混合機の機能はPM2.5やその他の微粒子を分離、除去する為に水分にそれらを吸収させる事にある。
図2、の3混合機は前記の水散布に代わり水蒸気またはマイクロンバブルを散布する事で水分の粒子を微細化し、PM2.5等の微粒子をより効率良く水分に親和させる為の方策である。単なる水散布より高効率のPM2.5の捕捉を目標としたものである。 4のシャワーノズルで散布した水蒸気または マイクロバブルは吸引空気と混合された後、一段目の5プラスチック充填物層で吸引大気との混合を行い、更に新たに設けた散水ノズル20により散水して二段目の5プラスチック充填物層で水分粒子を大きくし、6のサイクロンセパレーターでの分離効率を上げる。
6はサイクロンセパレーターで内部に固定羽根7を設置してあるので水分を含んだ空気はこの固定羽根で高速と旋回流を与えられ、その遠心力により微粒子を含んだ水分は空気と分離され、下部に設けた10のドレン兼循環水タンクへと排出される。
清浄された空気は8の空気出口管を通じて11のドライヤーへ送られる。
尚このサイクロンセパレーターには9の逆流防止板を装備して、空気の逆流を防止する。
10のドレン兼循環水タンクは6のサイクロンセパレーターで分離された微粒子を含んだ汚水を排出する目的とこの汚水を清浄して、再度14の水循環管から3の混合機で利用する散水として再利用する目的で設けられる。
水を含んだ微粒子は比重が高いのでタンク下部に沈殿して13のドレン管より排出される。散水用には15の循環水ポンプが連続運転される。
又図1の16に示す、フイルターが装備されており、汚水中の微粒子(このステージでは凝縮され粒子サイズが大きくなっている)をろ過分離する。
タンク内の循環水が減少した時は12の補給水ポンプで補給可能であるが他の水源(水道水)から供給しても良い。
サイクロンセパレーター6から出た空気は湿度飽和状態であるので11のドライヤーに送り湿度を調整した後、17の室内空気送出ダクトより室内空気として送出される。
産業上の利用の可能性
このシステムはPM2.5の問題が深刻な中国向けに考案したものである。
前述したように現在対策としては家庭用小型家電でフイルター方式しかない工場やその他、大きな室内空間の大気処理の方策が提供されていない。
本考案は中国向けに考案したものであり、PM2.5問題が深刻な中国では大きなニーズがあると思われる。 更に日本からの輸出増に貢献出来る。
1.フアン
2.空気ダクト
3.混合機
4.シャワーノズル
5.プラスチック充填物
6.サイクロンセパレーター
7.固定羽根
8.空気出口管
9.逆流防止板
10.ドレン兼循環水タンク
11.ドライヤ―
12.補給水ポンプ
13.ドレン管
14.水循環管
15.循環水ポンプ
16.フイルター
17.空気送出ダクト
18.ドライヤー再生空気又は加熱ライン
19.図2、水蒸気発生機またはマイクロバブル発生機
20.図2、散水ノズル

Claims (2)

  1. 図1に示す、1のフアン、3の混合機、6のサイクロンセパレーター 10のドレン兼水循環タンク、11のドライ―ヤ―を装備してフアン1で汚染空気を吸引し4のシャワーノズルで散水し、水と空気を混合させ、5のプラスチック充填物で水と空気の混合物を凝縮させる為の3の混合機を備え、この汚染水を含んだ空気を7の固定羽根、9の逆流防止板を装備した、6のサイクロンセパレーターに通し、空気中の汚染微粒子を含んだ水分をこのセパレーターで分離して、分離した汚染微粒子を含んだ水分を10のドレン兼循環水タンクへ落とし、最終的にドレン管13から排出し空気中の微粒子が清浄された空気は11のドライヤーで湿度調整され17の空気送出ダクトから清浄空気を室内に送る、
    10のドレン兼水循環タンクは13のドレン管から微粒子を含んだ汚染水を排出可能なように、13のドレン管を設け、且つ16のフイルターで汚染水をろ過し、洗浄水を再利用する事が可能とした、水散布式PM2.5対応大規模空気浄化システムの考案。
  2. 図2に示す、1のフアン、3の混合機、6のサイクロンセパレーター 19の水蒸気発生機またはマイクロバブル発生機、10のドレン兼水循環タンク、11のドライ―ヤ―を装備してフアン1で汚染空気を吸引し4のシャワーノズルで水蒸気またはマイクロバブルを散布し吸引空気と混合させ、
    5のプラスチック充填物層で水蒸気やマイクロバブルと更に混合させ、下段に設けられた20の散水ノズルから水を噴射して、大きな水分粒子として、
    更に下段の5プラスチック充填層で水分を凝縮させ、この汚染微粒子、水分を含んだ大気を7の固定羽根と9の逆流防止板、8の空気出口管を備えた6のサイクロンセパレーターを装備して、空気中の微粒子を含んだ水分を分離して、10のドレン兼循環水タンクへ落とし、最終的にドレン管13から排出し、空気中の微粒子が清浄された空気は11のドライヤーで湿度調整され17の空気送出ダクトから清浄空気を室内に送る、
    10のドレン兼水循環タンクは13のドレン管から微粒子を含んだ汚染水を排出可能なように、13のドレン管を設け、且つ16のフイルターで汚染水をろ過し、洗浄水を再利用する事が可能とした、水蒸気またはマイクロバブル散布式、PM2.5対応大規模空気浄化システムの考案。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN114028893A (zh) * 2021-11-24 2022-02-11 徐州中科艾易西环保科技研究院有限公司 一种空气净化用的填料塔
CN114797345A (zh) * 2022-05-20 2022-07-29 汉特节能系统(昆山)有限公司 一种油雾分离器

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