JP2017120748A - 照明装置 - Google Patents
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Abstract
Description
特許文献1に記載の照明装置は、光源を有する灯体と、設置部に取り付けられ、灯体を支持する枠体とを備え、灯体は、枠体に挿入する略円柱状のヒートシンクと、灯体を枠体に支持するアーム部とを有し、枠体は、ヒートシンクが挿入される円筒状のガイド部と、中央部に開口を有しアーム部が載置される円板状の台座部とを有する。
本発明の目的は、上記の問題点に鑑み、軽量化を図ることができる照明装置を提供することである。
別態様に係る照明装置において、前記光源部は、前記LEDから出射された光を反射させる筒状の反射体を有し、前記反射体は、前記裏側リングに取り付けられている。これにより、反射体とLEDユニットとが裏側リングに取り付けられ、両者の位置決めを容易に行うことができる。
別態様に係る照明装置において、前記支持部は前記開口に固定される弾性固定具を備え、前記弾性固定具と前記表側リングとは1つの固定具により前記連結具に固定されている。これにより部品点数や加工点数を少なくでき、安価に実施できる。
別態様に係る照明装置において、前記表側リングは、裏側に板状に延伸する延伸片を周方向に間隔をおいて複数個有し、前記連結具は、前記延伸片の延伸方向及び厚み方向と直交する方向の端面と当接又は近接する端対向面と、前記延伸片の厚み方向の両主面と当接する又は近接する面対向面とを有する。これにより、延伸片の延伸方向及び厚み方向と直交する方向と、延伸片の厚み方向との両方向の位置ズレを規制できる。
別態様に係る照明装置において、前記裏側リングは2つの貫通孔を周方向に間隔をおいて複数組有し、前記連結具は、前記裏側リングと対向する対向板部と、当該対向板部であって前記2つの貫通孔の一方の貫通孔に対応して設けられた第1貫通孔と、前記対向板部であって前記2つの貫通孔の他方の貫通孔に対応して裏側に延出する凸部分とを備え、
前記他方の貫通孔に前記凸部分が挿入する状態で、前記一方の貫通孔と前記第1貫通孔とを挿通する連結体により前記裏側リングと前記連結具とが連結されている。これにより一方の貫通孔の中心軸廻りに回転するのを規制しつつ、裏側リングと連結具とを連結できる。
以下に本発明に係る実施形態につい、図面を参照しながら詳細に説明する。なお本実施形態は一例であり、これに限定されるものではない。
照明装置から光が出射される側を照射側又は表側とし、光が出射される側と反対側を反照射側又は裏側とする。
1.照明装置
主に図1から図3を用いて説明する。
照明装置1は、LEDを光源として備える光源部3と、光源部3を支持する支持部5とを備える。光源部3はLEDユニット31とヒートシンク33とを少なくとも備える。光源部3は、LEDユニット31及びヒートシンク33以外に、例えば、カバー35、反射体37の少なくとも1つを備えてもよい。支持部5は裏側リング51と複数本(ここでは3本である。)の連結具(以下、「アーム」という。)53と表側リング55とを備える。支持部5には設置面の開口を利用して設置面に固定される弾性固定具57が設けられている。なお、照明装置1は弾性固定具57を介して着脱自在(付け外し自在に)に設置面に取り付けられる。
光源部3のLEDユニット31はヒートシンク33に取り付けられ、ヒートシンク33は裏側リング51に取り付けられる。光源部3のカバー35はヒートシンク33に取り付けられている。反射体37は裏側リング51に取り付けられている。つまり、照明装置1は光源部3を構成するほとんどの部材が支持部5の裏側リング51に取り付けられる構造を有している。
照明装置1は設置面の裏側に配された電源装置(図示省略)から受電する。電源装置は商用電源からLEDを点灯させるための電力を生成する。なお、場合によっては、以下で説明する照明装置1と電源装置とを含むものを照明装置としてもよい。
(1)LEDユニット
主に図4を用いて説明する。
LEDユニット31は、複数個のLED311と実装基板313とを備える。複数個のLED311は実装基板313の表面に例えば正マトリクス状に配されている。実装基板313は例えば円板状をしている。LED311用の配線パターンに電気接続するコネクタ315が実装基板313の表面に設けられている。実装基板313は周縁部に複数種類の欠け部313a,313b,313c,313dを有している。欠け部313aは実装基板313をヒートシンク33に固定する固定具用である。ここでの固定具はねじ体70である。欠け部313bはカバー35とLEDユニット31(実装基板313)との位置決め用であり、当該欠け部313bにカバー35の突起351c(図6参照)が嵌る。欠け部313cには、LED311へ給電するための給電ケーブルが配置されたり、給電ケーブルを固定するためのケーブル固定具38(図3参照)が嵌る。
主に図5を用いて説明する。
ヒートシンク33はベース部331と放熱部333とを有している。
ベース部331は板状をしている。ここでのベース部331は円板状をしている。ベース部331の裏側には放熱部333が存在する。ベース部331の表面の周縁部を除く領域がLEDユニット31の配置領域331aとなっている。ベース部331の表面の周縁部には、ねじ穴331b、ねじ孔331c、欠け部331dが1個又は複数個設けられている。
ねじ穴331bはLEDユニット31及びカバー35を固定するためのねじ体70(図3参照)用である。ねじ孔331cは裏側リング51とヒートシンク33とを連結するための連結具用である。ここでの連結具はねじ体71(図3参照)である。なお、ねじ穴331bは貫通孔であってもよい。ねじ孔331cは裏面から設けられたねじ穴(貫通していない)であってもよい。欠け部331dは外周面から中心側に凹入するように形成され、給電ケーブルやケーブル固定具38が配される。
凹入領域331f,331gは裏側から見た形状が異なる。ベース部331を裏側から見たときに、凹入領域331fは外周縁から中心に向かって矩形状に入り込む形状をし、凹入領域331gは外周縁から中心に向かって半楕円形状に入り込む形状をしている。なお、凹入領域331f,331gの形状はこれに限定するものではない。
放熱部333は複数のフィン333a,333b,333cを有し、全体の形状として円柱状をしている。ここでのフィン333a,333b,333cはベース部331における最も裏側に位置する面から立設する状態で設けられている。フィン333a,333b,333cは、裏側から見たときに、中心軸から径方向に長尺状に延伸し、その延伸先端が円形状をしている。放熱部333の中心には柱状部分333dが存在し、アース用の固定具36を取り付けるネジ孔333eが柱状部分333dに設けられている。なお、フィン333a、フィン333b及びフィン333cは、フィン333aが中心側となるように、同心円状にこの順で配されている。
放熱部333は、ベース部331における凹入領域331f,331gが存在する領域にはフィンを有していない。放熱部333におけるフィンが設けられていない部分には給電ケーブルが配される。当該給電ケーブルを収容するケーブル収容体39がヒートシンク33に取り付けられている。取付けには、ヒートシンク33と裏側リング51とを連結するねじ体71が利用される(図3参照)。
主に図6を用いて説明する。
カバー35は、外周領域に位置する環状部351と、環状部351の内周縁から表側に膨らむ膨出部353とを有する。環状部351はここでは円環状をしているが、正確には周方向に連続しておらず、一部(後述のケーブル収容部355が存在する部位である。)が欠けている。
欠け部351a,351bは、周縁から中心に向かって延伸し、周方向に間隔をおいて複数個(ここでは3個である。)設けられている。欠け部351aは、LEDユニット31の実装基板313の欠け部313aに対応して設けられ、カバー35とLEDユニット31とをヒートシンク33に固定するねじ体70用である。欠け部351bはLEDユニット31の実装基板313の欠け部313dに対応して設けられている。欠け部351bには反射体37の補強部375が入り込む(図7の(b)及び図8参照。)。この入り込みにより反射体37がLEDユニット31に対して位置決めされる。
環状部351の裏面には裏側へ突出する突起351cを有している。突起351cは、複数個(ここでは3個である。)あり、周方向に間隔をおいて設けられている。突起351cはLEDユニット31の実装基板313の欠け部313bに嵌る。突起351cが欠け部313bに嵌ることによりカバー35がLEDユニット31に対して位置決めされる。
膨出部353は球冠状(断面が円弧状をしている。)に膨らんでいる。ここでは、図6の(a)に示すように中央部分353aとその周辺部分353bとで膨らむ曲率が異なる。
主に図7及び図8を用いて説明する。
反射体37はLEDユニット31から出射された光を所望の方向に反射させる反射部371と、反射体37を支持部5に取り付けるための取付部373とを有している。
反射部371は中空の球帯や円筒に似た形状をしている。反射部371の内周面371aは反射面となっている。反射部371は表側端に外方に張りだす外鍔371bを有している。外鍔371bにより反射部371表側端部の意匠性を向上させることができる。外鍔371bの外周縁は表側リング55の段差551aまで達している。これにより、反射部371と表側リング55の隙間が見えにくくなり、意匠性を向上させることができる。
取付部373は裏側端面に凸部373cを1個有している。凸部373cはヒートシンク33のベース部331の欠け部331dに嵌る。これにより、反射体37がヒートシンク33に対して位置決めされる。
反射体37は反射部371と取付部373とを連結して取付部を補強する補強部375を有している。具体的には、補強部375は反射部371における取付部373と対向する部分の外面と取付部373の延伸部分373aの内面とを連結する。延伸部分373aの裏側端は反射部371の裏側端よりも裏側に位置する。このため、補強部375の裏側の端面は外側上がりの段差状となっている。換言すると、補強部375は内側が欠けた段差部分375aを有している。補強部375は板状をし、周方向に間隔をおいて複数個(ここでは3個である。)設けられている。補強部375における段差部分375aは、LEDユニット31の実装基板313の欠け部313dとカバー35の欠け部351bに嵌る。これにより、反射体37がLEDユニット31及びカバー35に対して位置決めされる。
支持部5は、図3及び図9に示すように、上述の1.照明装置で説明したように、裏側リング51、複数個の連結具(以下、「アーム」という。)53、表側リング55及び弾性固定具57を有している。
主に図9及び図10を用いて説明する。
裏側リング51は環状部511を有している。裏側リング51は、ヒートシンク33と連結される複数個のヒートシンク連結部513と、アーム53の裏側端部と連結する複数個のアーム連結部515と、反射体37を支持する複数個の反射体支持部517を有している。
環状部511は円環状をしている。環状部511は図10の(b)に示すように内周縁部が段差511aとなっている。段差511aは内周縁が裏側に位置する段差である。段差511aはヒートシンク33の段差331eに対応しており、ヒートシンク33が裏側リング51に表側から装着される際に、環状部511の段差511aがヒートシンク33の段差331eに嵌る。これによりヒートシンク33が裏側リング51に対して周方向以外の方向に位置決めされる。
環状部511の内周径は、LEDユニット31(実装基板313)、カバー35(環状部351)の外径より大きく、反射体37の反射部371の外径よりも小さい。環状部511の外周径は反射体37(反射部371)の外径よりも大きい。
ヒートシンク連結部513は、ここでは3個あり、周方向に間隔をおいて設けられている。ヒートシンク連結部513は環状部511の内周縁から環状部511の中心へと延伸する横延伸片513a,513bと、横延伸片513a,513bに設けられた貫通孔513cとを有する。
複数個(3個)の横延伸片のうち1個(横延伸片513aである。)は裏側から見たときの形状が他の横延伸片と異なる。例えば、横延伸片513aを裏側から見たときの形状は矩形状であり、横延伸片513bを裏側から見たときの形状は半楕円形状である。
矩形状の横延伸片513aはヒートシンク33の凹入領域331fに、2個の半楕円形状の横延伸片513bはヒートシンク33の凹入領域331gにそれぞれ対応しており、ヒートシンク33との結合時に横延伸片513a,513bはヒートシンク33の凹入領域331f,331gに嵌合する。
各横延伸片513a,513bの貫通孔513cはヒートシンク33凹入領域331f,331gのねじ穴331bやねじ孔331cに対応している。横延伸片513a,513bがヒートシンク33の凹入領域331f,331gに嵌合する状態で、ねじ体71により裏側リング51とヒートシンク33とが結合される。
アーム連結部515は、ここでは3個あり、環状部511に周方向に間隔をおいて設けられている。各アーム連結部515は複数種類の貫通孔515a,515b,515cを有している。なお、アーム連結部515は環状部511の外周側に設けられている。
貫通孔515aはアーム53と裏側リング51とを連結するための連結部用である。ここでの連結に利用される連結体はねじ体73である。貫通孔515bは貫通孔515aに対して周方向に間隔をおいて形成されている。貫通孔515bには図11に示すアーム53の凸部分531cが挿入される。
貫通孔515cは貫通孔515aに対して周方向に貫通孔515bと反対側に間隔をおいて形成されている。貫通孔515cには図11に示すアーム53の凸部分531dが挿入される。貫通孔515cはアーム53が裏側リング51に対してねじ体73の中心軸廻りに回転するのを防止するためのものである。なお、貫通孔515cはなくてもアーム53の回転は貫通孔515bと凸部分531cとがあれば規制される。
貫通孔515b,515cはアーム53の凸部分531c,531dの横断面形状に対応してここでは矩形状をしている。貫通孔515b,515cの形状は、矩形状以外でもよいが、アーム53の凸部分531c,531dの形状(ここでは矩形状である。)に対応させる方がよい。対応させることでアーム53の裏側リング51に対するガタ付きを小さくできる。
反射体支持部517は、ここでは3個あり、周方向に間隔をおいて設けられている。反射体支持部517は環状部511の外周縁から表側へと延伸する縦延伸片517aと、縦延伸片517aに設けられたねじ孔517bとを有する。
縦延伸片517aは環状部511に対して略垂直に設けられている。縦延伸片517aは反射体37の取付部373の延伸部分373aの外側に位置する。これにより反射体37に対して外側から挿入する固定具(ここではねじ体75である。)を利用できる。
縦延伸片517aは、反射体37の取付部373の位置に合わせて、環状部511において反射体支持部517が存在していない部分の外周縁よりも径方向に少し入った部位から表側に折り曲げられている。なお、反射体の取付部の位置によっては、反射体の支持部が存在していない部分の外周縁の外側で折り曲げて縦延伸片を構成してもよい。また、ここでの縦延伸片517aは環状部511に対して略90[°]に折り曲げられているが、反射体の取付部の位置に合わせて90[°]以外の角度で折り曲げられてもよい。
縦延伸片517aは板状をし、環状部511やヒートシンク連結部513の横延伸片513a,513bと同じ厚みである。
ここでのねじ孔517bはバーリング孔が採用されている。ねじ孔517bはバーリング孔に対してタップ加工してなる。これにより、反射体37を支持するねじ体75を反射体支持部517に固定でき、反射体37にねじ孔を設けることなく、反射体37を支持できる。
主に図9及び図11を用いて説明する。
アーム53は、裏側リング51に連結する裏側連結部531と、表側リング55に連結する表側連結部533と、裏側連結部531と表側連結部533とを接続する接続部535とを有する。アーム53は、金属板をプレス加工することで得られ、裏側連結部531と表側連結部533と接続部535とを一体に有する。アーム53は、裏側連結部531、表側連結部533及び接続部535以外に、弾性固定具57を取り付ける固定具取付部537を有している。
裏側連結部531は連結体であるねじ体73用のねじ孔531bを有している。具体的には、裏側連結部531は、裏側リング51の環状部511の表面と対向する対向板部分(本発明の「対向板部」の一例に相当する。)531aと、対向板部分531aに設けられたねじ孔531bとを有する。ねじ孔531bはバーリング孔に対してタップ加工してなる。
裏側連結部531は対向板部分531aにおける環状部511の周方向に相当する方向であってねじ孔531bの両側に凸部分531c,531dを有している。凸部分531c,531dは金属板における対向板部分531aの端に相当する部分で裏側に折り曲げられてなる。
凸部分531c,531dがアーム連結部515の貫通孔515b,515cに挿入する状態で、ねじ体73が裏側からアーム連結部515の貫通孔515aを挿通してねじ孔531bに螺合する。これにより、アーム53が裏側リング51に対してねじ体73の中心軸周りに回転することなく連結される。また、対向板部分531aが裏側リング51の環状部511に当接して安定した状態で連結される。
表側連結部533は連結具用の貫通孔533aを有している。ここでの連結に利用される固定具はリベット体77である。貫通孔533aは、具体例として表裏方向に延伸する平板部536の表側端部に近い領域に設けられている。なお、平板部536は表裏方向(裏側リング51と表側リング55とを接続する方向である。)に長い長尺状をしている。アーム53の長手方向(平板部536の長手方向と一致する。)は照明装置1の表裏方向と略一致し、アーム53の短手方向(平板部536の短手方向と一致する。)は裏側リング51や表側リング55の周方向に略一致する。
表側連結部533は、後述の表側リング55のアーム連結部553(縦延伸片553a)をアーム53の短手方向の端部と当接(又は近接)する端対向部分を有している。これにより、アーム53が表側リング55に対して表側リング55の周方向に回転するのを規制できる。
端対向部分は、ここでは、平板部536の短手方向の両側から立設する一対の側板部538により構成されている。側板部538は表側リング55の中心に向かって立設している。
一対の側板部538の内面間の距離が表側リング55の縦延伸片の周方向の寸法に対応している。側板部538は、アーム53の接続部535に対する機械的特性を高めるリブとしても効果を有している。
面対向部分の一方は、一対の側板部538の表側端であって平板部536側に設けられた溝部分533bを介して平板部536と対向する面533cである。溝部分533bには後述の表側リング55の縦延伸片553aが表側から挿入され、張出部分553dが挿入深さを規制するストッパーとなる。ここでは、側板部538は平板部536の短手方向の両端に存在し、溝部分533bも各側板部538に設けられている。つまり、溝部分533bは2個ある。
面対向部分の他方は平板部536の内面である。ここでは面対向部分の一方は、平板部536に形成されているリブ533dの内面である。リブ533dは内側に張り出し且つ平板部536の長手方向に沿って延伸する。リブ533dは貫通孔533aに対して平板部536の短手方向の両側に設けられている。つまり、リブ533dは2個ある。リブ533dはU曲げやV曲げにより形成される。貫通孔533abを挟んで両側に一対のリブ533d,533dを備えることで、表側リング55の縦延伸片553aが裏側から見たときに円弧状をしていても縦延伸片553aをガタツキなくアーム53に結合できる。
接続部535は上記の平板部536により構成されている。平板部536は裏側端(裏側リング51が存在する側の端)で裏側連結部531の対向板部分531aに接続する。ここでは、長尺状の金属板の一方端を折り曲げ、折り曲げられた部分が対向板部分531aであり、折り曲げられていない部分が平板部536である。折り曲げ角度は裏側から照明装置1を見たときの裏側リング51と表側リング55との位置や大きさにより決定される。一例としての曲げ角度は90[°]である。
固定具取付部537はリベット体77用の貫通孔533aを有している。具体的には、平板部536の外面(表側リング55の中心が存在する側の反対側である。)の表側端(表側リング55が存在する側の端である。)部に設けられている。貫通孔533aは表側連結部533の貫通孔533aと兼用している。つまり、リベット体77を利用して、アーム53と弾性固定具57と表側リング55とを結合させている。
固定具取付部537は平板部536の短手方向の端から外側に延伸する一対の延伸部分537a,537bを有している。一対の延伸部分537a,537bの間隔は当該部位に結合される弾性固定具57の幅(表側リング55の周方向と同じ方向の寸法である。)と一致している。これにより、弾性固定具57が取り付けられた状態で、弾性固定具57がリベット体77の中心軸周りに回転するのを防止できる。
主に図9及び図12を用いて説明する。
表側リング55は環状部551を有している。表側リング55はアーム53の端部と連結する複数個のアーム連結部553を有している。
環状部551は円環状をしている。環状部551の内周縁部は段差551aとなっている。段差551aは内周縁が裏側に位置する段差である。段差551aには反射体37の反射部371の外鍔371bが位置する。これにより意匠性を向上させることができる。なお、段差551aは反射部371の外鍔371bと接触しないように構成されている。これにより、ヒートシンク33から裏側リング51及びアーム53を経由して表側リンg55に伝わった熱が反射体37に伝わるのを抑制できる。
環状部551の外周縁部は裏側へと湾曲された湾曲部分551bとなっている。これにより設置面との隙間が目立つのを抑制できる。
アーム連結部553は、ここでは3個あり、周方向に間隔をおいて設けられている。アーム連結部553は裏側へ延伸する縦延伸片(本発明の「延伸片」の一例に相当する。)553aと、縦延伸片553aに設けられた貫通孔553bとを有する。
アーム連結部553は、縦延伸片553aと環状部551との間に筒部分553cを有してもよい。つまり、複数個(例えば3個)の縦延伸片553aは筒部分553cの周方向に間隔をおいた裏側端から裏側に延伸している。
縦延伸片553aの裏側端(裏側リング51が存在する側の端である。)部分の周方向の寸法はアーム53の一対の側板部538の内面間の距離に対応している。つまり、縦延伸片553aの裏側端部分の側面(縦延伸片553aの延伸方向及び厚み方向と直交する方向の端面であり、本発明の「端対向面」の一例に相当する。)は、図14の(b)に示すように、一対の側板部538の内面に当接する。
主に図9及び図13を用いて説明する。
弾性固定具57は例えば板ばねを利用して構成される。弾性固定具57は例えば「V」字や「L」字に近い形状をする板ばね部571と、板ばね部571の一端から裏側へと延伸してアーム53に取り付けられるアーム取付部573とを有する。
アーム取付部573は表裏方向に延伸する平板部分573aと貫通孔573bとを有する。貫通孔573bはリベット体77用である。平板部分573aの短手方向の寸法(幅)はアーム53の一対の延伸部分537a,537b間の内面間の距離に等しい。平板部分573aには表裏方向に延伸する一対のリブ573cが設けられている。
図15を用いて説明する。
第2の実施形態に係る照明装置1Aは、第1の実施形態に係る照明装置1と比較して、アームと反射体が異なる。このため、第2の実施形態に係る照明装置1Aについてアーム53Aと反射体37Aとについて主に説明し、それ以外の構成については第1の実施形態で説明した構成の符号をそのまま使用し説明を省略する。
照明装置1Aは、LED311を光源として備える光源部3Aと、アーム53Aを含む支持部5Aとを備える。光源部3AはLEDユニット31とヒートシンク33とを少なくとも備えるが、ここではカバー35や反射体37Aを備える。
反射体37Aは、反射部371Aと、反射体37Aを支持部5Aに取り付けるための取付部373Aとを有している。
反射部371Aは中空の球帯や円筒に似た形状をしている。反射部371Aの内周面371Aaは反射面となっている。反射部371Aは表側端に外方に張り出す外鍔371Abを有している。反射部371Aは裏側端に内方へ張り出す内鍔371Acを有している。
貫通孔373Abは支持部5Aの反射体支持部517に固定される固定具用である。貫通孔373Abは、ねじ体75のねじ部よりも大きく、反射体37Aの周方向に長い長孔状をしている。
反射体37Aは反射部371Aの内鍔371Acの張り出し元から裏側に延伸する延伸部分374Aと、延伸部分374Aに設けられた凸部373Acとを有している。凸部373Acはヒートシンク33のベース部331の欠け部331dに嵌る。
以上、実施形態に係る照明装置を説明したが、この実施形態に限られるものではなく、例えば、以下のような変形例であってもよい。また、実施形態と変形例、変形例同士を組み合わせたものであってよい。
また、実施形態や変形例に記載していない例や、要旨を逸脱しない範囲の設計変更があっても本発明に含まれる。
(1)LEDユニット
LEDユニットを構成する実装基板は円形状に限定するものではなく、例えば、三角形状、四角形状等の多角形状であってもよい。LEDユニットを構成する複数個のLEDは正マトリクス状に配置されているが、行数と列数とが異なるマトリクス状に配置されてもよいし、同心円状に配置されてもよいし、中心を同じとする多重の多角環状に配置されてもよい。
第1の実施形態のヒートシンク33はベース部331の裏面側が裏側リング51に取り付けられていたが、LEDユニットが配される領域を有する面が裏側リングに取り付けられてもよいし、板状のベース部の端面が裏側リングに取り付けられてもよい。
第1の実施形態及び第2の実施形態での反射体37,37Aはヒートシンク33や支持部5,5Aとの接触が少なくなるように裏側リング51に取り付けられている。これにより例えば耐熱性の低い樹脂材料により反射体を構成することもできる。また、ヒートシンクと反射体との接触を少なくすることで、ヒートシンクと反射体との間に生じる隙間に空気が流れ、ヒートシンクの放熱性を向上させることができる。また、ヒートシンクと反射体との接触を少なくすることで、点灯中のヒートシンクと反射体との熱膨張の差が原因となって発生する反射体の熱変形を考慮する必要がなくなる。
熱伝導性の高い材料により反射体を構成する場合、積極的にヒートシンクと反射体との接触面積を広くしてもよい。これにより、反射体への熱伝導が多くなり、光源部の放熱性を高めることができる。
第1の実施形態の反射体37はねじ体75で支持されている(ねじ体のねじ部と螺合していない)が、例えば、ねじ体やリベット体により固定されてもよい。つまり、反射体の裏側リングへの取り付けには、ねじ体、ピン体等や係合手段で支持される場合や、ねじ体やリベット体で固定される場合を含む。
(1)裏側リング
第1の実施形態の裏側リング51は円形状をしていたが、例えば他の形状の環状(リング状)であってもよい。他の形状としては、三角形等の多角形、楕円形状、長円形等がある。
第1の実施形態におけるヒートシンク連結部513の横延伸片513a,513bは環状部511から板状に延伸しているが、例えば、周方向に連続して延伸して全体として環状をしてもよい。
第1の実施形態における反射体支持部517の縦延伸片517aは環状部511から板状に延伸しているが、例えば、周方向に連続して延伸して全体として筒状をしてもよい。
第1の実施形態の連結具(アーム)53は、複数本であれば、3本に限定するものではない。3本以上あると、表側リングと裏側リングとを安定した状態で連結できる。これにより、表側リングと裏側リングとを複数本の連結部により連結することで軽量化できる。また、ヒートシンク周辺で空気の流動が生じやすくできる。
連結具(アーム)53の端対向部分は一対の側板部538の対向面で構成されていたが、側板部の対向面に設けられた島状の突部分であってもよいし、表リングの延伸片(縦延伸片)の延伸方向に連続するリブであってもよい。
連結部(アーム)53の面対向部分は、平板部536のリブ533dと、側板部538の溝部分533bを介して平板部536と対向する面533cとで構成されていたが、互いに対向する部分を有していればよく、リブや溝を利用しなくてもよい。例えば、リブの代わりに平板部の面をそのまま利用してもよい。溝を利用した対向面の代わりに側板部から表リングの延伸片(縦延伸片)の延伸方向と厚み方向とに直交する方向の内側に延伸する延伸片(係止片)を利用してもよい。
第1の実施形態の表側リング55は設置面の開口形状に合わせて円形状をしていたが、例えば、開口形状が円形以外の他の形状をしている場合、表側リングの形状も他の形状に合わせてもよい。
表側リングは、開口形状に合わせた形状をしているが、開口縁を隠せる形状であればよく、例えば、開口形状が円形状の場合、外周形状が四角形状等の多角形をした環状であってもよい。なお、内周形状も円形状に限定するものでなく、また、外周形状と異なってもよい。
第1の実施形態の弾性固定具57は板ばね部571を有していたが、他の方式で照明装置の開口からの落下を防止してもよい。他の方式としては、例えば、図16に示すようにつめ方式であってもよい。
つめ方式は、引掛けつめ体517Bがアーム53Bの挿入孔53Baから表側に延伸する縦溝53Bbに挿入されて構成される。引掛けつめ体517Bは板ばね517Baの弾性力を利用して設置面の開口周辺に係止する。
3.照明装置
照明装置が開口を利用して固定される設置面は、例えば天井であってもよいし、壁であってもよい。
3 光源部
5 支持部
31 LEDユニット
33 ヒートシンク
35 カバー
37 反射体
51 裏側リング
53 アーム(連結具)
55 表側リング
Claims (6)
- LEDを光源として表側に光を照射する光源部と前記光源部を支持する支持部とを備え、埋込み用の開口が設けられた設置面に前記光源部と前記支持部の裏側部分が埋め込まれて取り付けられる照明装置において、
前記光源部はLEDユニットとヒートシンクとを少なくとも備え、
前記支持部は、前記設置面の裏側に位置する裏側リングと、前記設置面の表側に位置する表側リングと、前記裏側リングと前記表側リングとを連結する連結具とを備え、
前記LEDユニットは前記ヒートシンクの表側に取り付けられ、当該ヒートシンクは前記裏側リングに取り付けられている
照明装置。 - 前記光源部は、前記LEDから出射された光を反射させる筒状の反射体を有し、
前記反射体は、前記裏側リングに取り付けられている
請求項1に記載の照明装置。 - 前記LEDユニットは前記ヒートシンクの表側に取り付けられ、
前記ヒートシンクにおけるLEDユニット取付部と前記反射体の裏側端部との間に、前記反射体の内側と外側とを連通する空気流通経路が存在する
請求項2に記載の照明装置。 - 前記支持部は前記開口に固定される弾性固定具を備え、
前記弾性固定具と前記表側リングとは1つの固定具により前記連結具に固定されている
請求項1〜3の何れか1項に記載の照明装置。 - 前記表側リングは、裏側に板状に延伸する延伸片を周方向に間隔をおいて複数個有し、
前記連結具は、前記延伸片の延伸方向及び厚み方向と直交する方向の端面と当接又は近接する端対向部分と、前記延伸片の厚み方向の両主面と当接する又は近接する面対向部分とを有する
請求項4に記載の照明装置。 - 前記裏側リングは2つの貫通孔を周方向に間隔をおいて複数組有し、
前記連結具は、前記裏側リングと対向する対向板部と、当該対向板部であって前記2つの貫通孔の一方の貫通孔に対応して設けられた第1貫通孔と、前記対向板部であって前記2つの貫通孔の他方の貫通孔に対応して裏側に延出する凸部分とを備え、
前記他方の貫通孔に前記凸部分が挿入する状態で、前記一方の貫通孔と前記第1貫通孔とを挿通する連結体により前記裏側リングと前記連結具とが連結されている
請求項1〜5の何れか1項に記載の照明装置。
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