JP2017120562A - 情報処理システム、その制御方法、及びプログラム - Google Patents

情報処理システム、その制御方法、及びプログラム Download PDF

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晶道 瀬川
和輝 高橋
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和輝 高橋
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雅之 林
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Abstract

【課題】読影依頼された医用画像に関する読影情報をタイムライン形式で管理する仕組みにおいて、タイムライン表示するメッセージと対応する読影情報の確認を容易にする仕組みを提供することを目的とする。
【解決手段】患者情報により特定される依頼情報と当該以来情報をもとに行われる読影の日時情報をもとに、タイムライン形式で表示し、タイムラインにメッセージを書き込めるように制御する。また書き込むメッセージに過去のイベントを関連付けリンクを付し、リンクを押下すると関連するタイムライン上のイベントに飛べるように制御する。リンク付けされたイベントに飛ぶ際は、リンク元のイベントと、リンク先のイベントが同じ画面内で確認できるように二つのイベントを並べて表示することができる。
【選択図】図12

Description

本発明は、情報処理システム、その制御方法、及びプログラムに関する。
医療の現場においては、一人の患者を複数の専門医、複数の施設において診断し、患者の状態を観察するということが行われている。その場合患者の状態の経過観察や、これまでの検査等を複数人で共有する必要があり、患者の医療事象を時系列に表示して認識しやすくするためのタイムライン形式の医療システムが考え出されている。
特許文献1には患者別にデータを処理し、図形等を用いて患者の医療事象や医療履歴をタイムライン形式に表示する仕組みが開示されている。
特表2015−521308号公報
ところで、複数の施設や専門医同士で患者の情報を共有すべき場合の具体例として、CTやMRI等のモダリティで撮影された画像を読影して診断する場合が考えられる。モダリティで撮影された当該画像を読影することができる読影医は全病院にいるわけではないため、他の病院や読影センターなどの遠隔地にいる読影医に読影を依頼するということが従来行われている。
このように病院や施設で検査し診断する施設と、施設から依頼され医用画像を読影して読影結果を出す読影医のように、専門が別れており、かつ遠隔地でやり取りを行う現場では、スムーズに検査を行い結果の共有をはかる必要がある。そのため遠隔読影システムの開発が近年進められている。
この遠隔読影システムにおいて、視覚的に医療履歴を共有できるよう、特許文献1のようなタイムライン形式の医療履歴表示を用いたい。しかし、患者を病院で受け入れ検査し、医用画像を撮影し、病院側が読影センターに読影を依頼し、読影センターの中の特定の読影医が担当するというように、一人の患者を読影するためにさまざまな医療機関と専門家が介在することとなる。このように介在する人数が増えるごとに医療履歴を更新すると、タイムラインの性質上、以前の履歴がすぐに流れてタイムラインを表示している画面上からフレームアウトしてしまう。以前の履歴がフレームアウトすると過去の履歴や医用画像を確認してメッセージやコメントを書きこみたい際に非常に手間となる。
そこで、本発明は、読影依頼された医用画像に関する読影情報をタイムライン形式で管理する仕組みにおいて、タイムライン表示するメッセージと対応する読影情報の確認を容易にする仕組みを提供することを目的とする。
このような課題に対し、本発明は、依頼施設から読影依頼された医用画像に関する読影情報を管理する情報処理システムであって、前記読影情報に含まれる日時情報を用いて、前記読影情報をタイムライン表示するタイムライン画面を生成する画面生成手段と、前記画面生成手段で生成したタイムライン画面上に、新たにタイムライン表示するメッセージを受け付ける情報受付手段と、前記情報受付手段で受け付けるメッセージと対応付ける前記読影情報を指定する指定手段と、前記情報受付手段で受け付けたメッセージと、前記指定手段で指定された前記読影情報とを、前記タイムライン画面において並べて表示すべく制御する表示制御手段と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、読影依頼された医用画像に関する読影情報をタイムライン形式で管理する仕組みにおいて、タイムライン表示するメッセージと対応する読影情報の確認を容易にすることが可能となる。
本実施形態に係るシステム構成の例を示す図である。 本実施形態に係る情報処理装置のハードウェア構成の例を示す図である。 本実施形態に係る情報処理システムの機能構成の例を示す図である。 イベントデータテーブル400のテーブル構成の一例を示す図である。 タイムライン画面を表示する一連の流れを説明するフローチャートである。 タイムラインページデータを生成する処理の一連の流れを説明するフローチャートである。 メッセージの入力とメッセージを表示する一連の流れを説明するフローチャートである。 リンク先イベントリスト800のリストの項目一覧を示す図である。 タイムライン画面900の一例を示す図である。 リンクボタンを押下するとリンク先イベント画面に画面が移動する実施例の一連の流れを示す図である。 図10が説明するタイムライン画面1100のリンクボタンを押下する画面例を示す図である。 図11が説明するリンクボタンを押下してリンク先イベント画面に移動した後の画面例を示す図である。 リンクボタンを押下すると画面が分割表示される実施例の一連の流れを説明するフローチャートである。 図13の続きであり画面が分割表示される実施例の一連の流れを説明するフローチャートである。 図13、図14が説明する画面分割表示の画面例を示す図である。
以下、図面を参照して、本発明の第一の実施形態を詳細に説明する。なお、以下に示す構成は一例であり、本願発明はこれらに限定されるものではない。
図1は、本実施形態に係る情報処理システムとしての遠隔読影システムの全体構成の一例を示す。本実施形態において、遠隔読影システムは、各拠点として、データセンター、依頼施設、読影センター、および読影医の自宅を含み、各拠点はネットワーク115にて通信可能に接続されている。本実施形態においては、依頼施設を依頼側、読影センターと読影医を読影側として説明する。
遠隔読影システムを利用する各ユーザは、それぞれの拠点に配置されたクライアント端末である情報処理装置(109、112、113、114)からのアクセス開始時に、データセンター内の認証サーバ(不図示)が提供する認証機能により認証を行う。正常に認証された後、各ユーザの情報処理装置のディスプレイには、ポータル画面(不図示)が提示される。なお、あらかじめデータセンターに送信し、登録しておいてもよい。
依頼施設150において、遠隔読影に用いる患者の画像データ(医用画像データ)は、撮影装置であるCT、MRI、US、PET等のモダリティ111によって撮影された後、依頼施設内の画像中継クライアント110に送信される。ここでの画像データは例えば、DICOM(Digital Imaging and Communication in Medicine)規格の画像データが挙げられる。画像中継クライアント110は、モダリティ111から送信されてきた画像データをアーカイブし、その後、データセンター152に配置された画像管理サーバ101に送信する。画像管理サーバ101は、各画像データに対してユニークなID(識別情報)を発行し、外部記憶装置117に保管する。DICOM規格の画像データは、患者名、患者ID、患者の性別といった患者情報や、モダリティの種類等の撮像条件を含む付帯情報と、画像データとで構成されている。このような依頼施設のモダリティ111によって撮影された画像データは、データセンターに送信されて外部記憶装置117に登録される。
依頼施設150の読影依頼業務を行う担当者は、依頼端末109を用いて読影の依頼時に必要な情報(依頼情報)を入力し、その依頼情報は画像データと共にデータセンターへと送信される。各依頼情報は、データセンター側でデータベース108に保管される。この際にデータベース108では、依頼施設情報や患者情報と紐づけて読影の依頼情報を管理している。なお、本明細書においては、依頼情報と画像データとが対応しており、依頼情報の割り当て(振り分け)はすなわち画像データの割り当てとして扱う。
依頼施設150からの読影依頼の受付業務を行う読影センターの業務担当者は、業務端末112を用いて読影の依頼情報が十分に入力されているか確認するとともに、各依頼を読影医に振り分ける振り分け作業を行う。振分作業としては、業務担当者が各読影医の得意分野等を加味して手動で振り分けてもよいし、各読影医の得意分野情報や読影スケジュール等を予め設定しておき自動振分処理を行うことで振り分けてもよい。
読影を行う読影医は、読影センター151に配置された読影端末113(もしくは、自宅153に配置された読影端末114)を用いて、業務担当者によって割り当てられた読影の依頼に対応する読影用の画像データを外部記憶装置117からダウンロードして参照し、読影を行う。その後、読影医は、読影した読影結果情報であるレポートを、読影端末113上で動作するアプリケーション(不図示)を用いて作成する。読影医の端末から送信されたレポートは、業務サーバ105で処理され、データベース108に保管される。この際にデータベース108で保管される読影結果情報は、依頼情報に紐づいて保管されており、すなわち依頼施設情報や患者情報が特定できる状態で管理されている。なお、ここでは、読影施設側の端末として、読影センターおよび読影医の自宅の例を示したが、いずれの場所に配置されてもよく、また、モバイル端末などを用いて参照できるようにしても構わない。
さらに、依頼施設の読影依頼業務を行う担当者、読影センターの業務担当者、読影医といったユーザは、業務サーバ105が提供するメッセージ機能を用いて、ネットワーク115を介してユーザ同士のメッセージのやり取りを行うことができる。読影医は、このようなメッセージを用いて他の読影医と患者の読影内容の相談や意見交換を行うことができる。さらに、依頼元施設と読影センターの業務担当者との間で依頼日程や読影結果についての相談をおこなうこともできる。このようなメッセージが特定の患者に関する内容のものである場合には、メッセージの履歴は、患者情報に紐づけてデータベース108に管理されることになる。なお、患者情報のみならず、特定の依頼情報やレポートに紐づけて管理してもよい。
さらに、遠隔読影システムを利用する各ユーザは、各端末を介して、特定の患者の経過観察を行うために、検査履歴を検査の時系列を認識できるようタイムライン画面の表示要求をすることができる。各端末を介してタイムライン画面の表示要求がなされると、業務サーバ105は、データベース108で管理される対応する患者の依頼情報や読影結果情報(レポート情報)を用いてタイムライン画面の生成可能な情報を収集し各端末に送信する。そして各端末は、受信した各情報を用いてタイムライン画面を生成して表示する。
図2は、各種サーバや端末などの情報処理装置のハードウェア構成の例を示す図である。CPU201は、システムバス204に接続される各デバイスやコントローラを統括的に制御する。ROM202あるいは外部メモリ211には、BIOS(Basic Input/Output System)やオペレーティングシステム(OS)、および各端末の機能を実現するために必要な各種プログラム等が記憶される。
RAM203は、CPU201の主メモリ、ワークエリア等として機能する。CPU201は、処理の実行に際して必要なプログラム等をROM202あるいは外部メモリ211からRAM203にロードし、実行することで各種動作を実現する。入力コントローラ205は、キーボードやマウス等のポインティングデバイス(不図示)等の入力デバイス209からの入力を制御する。ビデオコントローラ206は、ディスプレイ210への表示を制御する。
メモリコントローラ207は、各種データ等を記憶する外部メモリ211へのアクセスを制御する。外部メモリ211としては例えば、外部記憶装置(HD)や、フレキシブルディスク(FD)、PCMCIAカードスロットにアダプタを介して接続されるコンパクトフラッシュ(登録商標)メモリ等が挙げられる。通信I/Fコントローラ208は、ネットワーク(例えば、図1に示すネットワーク115)を介して外部機器と接続および通信制御を行う。通信I/Fコントローラ208は、例えば、TCP/IPを用いた通信等が可能である。
本発明を実現するための各種プログラムは、外部メモリ211に記録されており、必要に応じてRAM203にロードされることによりCPU201によって実行される。さらに、プログラムの実行時に用いられる定義ファイル及び各種情報テーブル等も、外部メモリ211に格納されており、これらの詳細な説明については後述する。
図3は、本実施形態に係る各サーバの機能構成を説明する図である。
各ユーザが使用する端末は、上述のようにネットワーク115を介して、業務サーバ105と画像管理サーバ101と通信可能に接続されている。業務サーバ105がデータを参照する先であるデータベース108には、依頼施設データテーブル321、患者データテーブル322、読影依頼データテーブル323を備える。また、検査データテーブル324、レポートデータテーブル325、メッセージデータテーブル326、が設けられている。これらのデータを用いてタイムライン画面を表示するためのイベントデータテーブル400が生成される。イベントデータテーブル400については後述する。
モダリティ111から画像中継クライアント110を介して送信されてきた画像データは、画像管理サーバ101の画像管理部311が、各画像データに対してユニークなID(識別情報)を発行し、外部記憶装置117に保管する。その際に、業務サーバ105の検査管理部305が、データベース108の検査データテーブル324を更新する。
依頼端末109から依頼受付のリクエストを受信すると、業務サーバ105の読影依頼管理部304が、リクエストを解析し、データベース108の依頼施設データテーブル321、患者データテーブル322、及び読影依頼データテーブル323を更新する。
読影医の端末から送信されたレポートは、業務サーバ105のレポート管理部302が処理し、当該レポートを外部記憶装置117に保存させるとともに、データベース108のレポートデータテーブル325を更新する。
ユーザ間で行われたメッセージは、業務サーバ105のメッセージ管理部301が処理し、データベース108のメッセージデータテーブル326を更新して管理する。
ユーザからのタイムライン画面の表示指示がなされると、業務サーバ105のタイムライン制御部303が、当該患者情報に対応するデータをデータベース108にある各テーブルから特定し、当該データを表示指示がなされた端末に対して送信する。これにより各端末において、タイムライン画面の表示を行うことができる。
次に、データベース108に記憶されている各データテーブルの一例について説明する。
データベース108に記憶されている依頼施設データテーブル321は、遠隔読影システムの依頼施設となる施設情報が登録されている。
データベース108に記憶されている患者データテーブル322は、読影の依頼情報に含まれる患者データが順次追加されるテーブルであり、患者名や患者のIDなどが登録されている。
データベース108に記憶されているメッセージデータテーブル326は、メッセージIDや、メッセージを送信した送信日付、メッセージのタイトルやメッセージの中身であるメッセージテキストで構成されている。
データベース108に記憶されている検査データテーブル324は、依頼情報に対応する検査の検査UIDや検査日、モダリティ種別や画像IDで構成されている。
データベース108に記憶されている読影依頼データテーブル323は、読影の依頼情報に含まれる依頼内容が順次追加されるテーブルであり、依頼毎に割り振られる依頼IDや検査種別、検査部位、読影センターの業務担当者である依頼受付ユーザなどで構成される。
データベース108に記憶されているレポートデータテーブル325は、読影医が作成したレポート情報を管理するテーブルであり、レポートの状態を示すステータス、担当読影医、読影日、対象部位、読影結果などで構成されている。
尚、上記で記載したデータテーブルは一例であり、このほかに検査や依頼内容によってデータテーブルがあってもよい。また各データテーブルの内容も記載内容に限るものではない。
図4は、イベントデータテーブル400の構成を示す図である。イベントデータテーブル400は、データベース108に記憶されている各データテーブルから必要な情報を取得し、業務サーバ上のメモリに生成したイベントデータテーブル400に記憶する。イベントデータとは、イベントデータテーブルに記録されたデータのことであり、タイムライン上に表示させる「検査実施」「検査結果」「レポート」などのイベントを構成する読影情報についてのデータである。イベントデータテーブルは、イベントID401と、患者ID402と、イベント発生日付403と、発生場所404と、イベント分類405と、表示データ406とを備える。イベントID401は、イベントデータテーブルに記憶されたイベントの一意の識別情報を示す。患者ID402は、患者に設定された一意の識別情報を示す。イベント発生日付403は、検査実施や依頼受付、メッセージなど各イベントが発生した日付を示す。発生場所404は、各イベントが発生した場所を示す。このデータを用いて、業務サーバは中央のタイムライン軸で分けられた左右の領域に、イベントデータの表示を振り分ける。イベント分類405は、発生したイベントの種類を示す。表示データ406は、各イベント分類に応じて検査内容や検査の種類、モダリティで撮影した医用画像や検査部の名称等を記憶する。また、メッセージやメッセージに紐づくリンクされたイベントデータのID、リンクされたイベントデータのタイムライン画面上での座標値など、タイムライン上に表示する内容が記憶される。イベントデータテーブルに記憶される情報を元に、各イベントをタイムライン上に吹き出し型に表示し、その吹き出し内に表示データ406に記憶された内容が情報処理装置によって表示される。尚、本実施形態ではタイムラインに示すイベントデータを吹き出し型に表示しているが、吹き出し型の表示に限るものでない。
次に、図5のフローチャートを用いて、タイムライン画面が表示されるまでの処理を説明する。
以下の処理は、タイムライン画面の表示依頼を行うことができるクライアント端末である情報処理装置(109、112、113、114)及び業務サーバ105それぞれのCPUが各記憶部に記憶されたプログラムを読み出して実行することにより実現される。
ステップS501では、情報処理装置のCPU201が、ポータル画面等(不図示)を介してユーザから少なくとも患者を特定したタイムライン画面の表示指示を受け付け、患者IDを業務サーバ105に送信する。
ステップS502では、業務サーバ105のCPU201は、情報処理装置からのタイムライン画面の表示指示を受信することで患者情報を特定したタイムライン画面の表示指示を受け付ける。
ステップS503では、業務サーバ105のCPU201は、ステップ502で受け付けた患者情報に含まれる患者IDを取得する。
ステップS504では、業務サーバ105のCPU201は、イベントデータテーブル400を読み込み、タイムラインページのデータを生成する(画面生成手段)。タイムラインページデータ生成の詳細については、図6を用いて説明する。
図6はタイムラインページデータ生成処理の一連の流れを示す図である。
ステップS601では、業務サーバ105のCPU201は、タイムライン画面の元となるテンプレートを生成する。テンプレートはデータベースサーバに記憶されており、タイムライン制御部303が、データベース108にあるテンプレートを特定し、当該データを表示指示がなされた端末に対して送信する。これにより各端末において、タイムライン画面の表示を行うことができる。テンプレート画面には図9のタイムライン画面900のように、ステップS503で取得した患者IDから患者の名前や生年月日、メッセージ入力部などを設ける。そして次のステップS602からの処理を行うことにより、タイムライン画面を生成していく。図9については後述する。
ステップS602では、業務サーバ105のCPU201は、業務サーバ上に記憶されているイベントデータテーブルの読取位置を1に設定する。
ステップS603では、業務サーバ105のCPU201は、イベントデータテーブル400の発生場所404から、発生場所は読影センターか否かを判定する。発生場所は読影センターであると判定した場合には、ステップS604へ処理を進める。発生場所は読影センターであると判定しなかった場合にはステップS605へ処理を進める。
ステップS604では、業務サーバ105のCPU201は、イベントデータを吹き出し型の表示でタイムライン上に配置する際に、ステップS603でイベント発生場所が読影センターであると判定した場合に配置の位置をタイムライン軸の右領域に決定する。
ステップS605では、業務サーバ105のCPU201は、イベントデータを吹き出し型の表示でタイムライン上に配置する際に、ステップS603でイベント発生場所が読影センターであると判定しなかった場合に配置をタイムライン軸の左領域に決定する。尚、本処理においては読影センターをタイムライン軸の右側に決定するとしたが、左側であってもよいし、上下に区分けして表示支えてもよい。すなわち、イベントデータテーブルに登録された発生場所が依頼施設側のイベント情報を表示する位置をタイムライン軸で区分けされた領域の一方に決定した際に、読影医側のイベント情報をタイムライン軸で区分けされた領域の他方に決定すれば十分である。
ステップS606では、業務サーバ105のCPU201は、ステップS601で生成したテンプレートデータ内にイベントデータを吹き出し型の表示で配置するよう設定する。この吹き出し型のイベントデータを配置する処理を繰り返しタイムラインページを生成する。
ステップS607では、業務サーバ105のCPU201は、イベントデータテーブルの表示データ406にリンク情報があるか否かを判定する。リンク情報とは、リンク先のイベントデータ(以下、リンク先吹き出し)のイベントIDと、リンク先のイベントデータの分類(以下、リンクタイプ)の情報である。リンク情報があると判定した場合はステップS608に処理を進める。リンク情報があると判定しなかった場合は、ステップS610へ処理を進める。
ステップS608では、業務サーバ105のCPU201は、現在読取を行っているイベントデータのメッセージテキストをリンクしているリンク先吹き出しの近傍に配置する。これにより、リンク先吹き出しを表示する位置に画面が移動しても、リンク先吹き出しとリンク先吹き出しに紐付けられたメッセージの内容の両方を確認することができる。
ステップS609では、業務サーバ105のCPU201は、タイムライン上でリンク先吹き出しが配置されている座標値を、イベントデータテーブルの表示データ406から特定する。特定した座標値、つまりリンク先吹き出しの表示位置に飛ぶよう制御されたリンクボタンを吹き出し内に配置する。
ステップS610では、業務サーバ105のCPU201は、イベントデータテーブルの読取位置を次に設定する。
ステップS611では、業務サーバ105のCPU201は、イベントデータテーブルの読取位置にデータがあるかを判断する。データが無い場合には処理を終了し、データがある場合にはステップS603に戻り処理を続ける。
以上で、図6のタイムラインページのデータ生成処理の説明を終了する。
図5のフローチャートに説明を戻す。
ステップS506では、業務サーバ105のCPU201は、ステップS505で生成したタイムラインページデータを情報処理装置に送信する。
ステップS507では、情報処理装置のCPU201は、ステップS506で業務サーバから送信されたタイムラインページデータを受信する。
ステップS507では、情報処理装置のCPU201は、ステップS507で受信したタイムラインページデータをもとにタイムライン表示を行う。
以上で、図5のタイムライン画面を表示するまでの一連の流れを示すフローチャートの説明を終了する。
次に、図7のフローチャートを用いて、メッセージを入力し、そのメッセージがタイムライン上に表示されるまでの一連の処理の流れを説明する。
ステップS701では、情報処理装置のCPU201は、タイムライン画面上のメッセージ入力部に設けている、任意のリンクさせたいイベントを選択するプルダウンより、メッセージと紐付けるイベントの種類と、当該イベントの日時の選択を受け付ける。リンクさせたいイベントの種類を選択するためのプルダウンに表示させる項目は、リンク先イベントリストで記憶する。また、選択できるイベントの種類は、患者に紐付けられたタイムライン上にあるイベントの中から抽出されるため、イベントとメッセージを対応付ける際に容易に紐付けが可能となる。(指定手段)
図8のリンク先イベントリスト800は、入力したメッセージに紐付けるイベントを特定するために、リンク先のイベントの種類を選択するドロップダウンに表示するための項目リストである。図8のリンク先イベントリスト800では、読影依頼、レポート、検査結果、メッセージから選択できる。尚、リンク先イベントの種類は上記4つに限るものではなく、他にも種類があってもよい。
ステップS702では、情報処理装置のCPU201は、メッセージ入力部にメッセージのタイトルの入力を受け付ける。
ステップS703では、情報処理装置のCPU201は、メッセージ本文テキストの入力を受け付ける。尚、ステップS701からステップS703までの処理は、この順番に限るものではなく、どの入力や選択からでも受け付け可能とする(情報受付手段)。
ステップS704では、情報処理装置のCPU201は、入力を受け付けたメッセージを送信するための送信ボタンが押下されたか否かを判定する。送信ボタンが押下されたと判定した場合はステップS705へ処理を進める。送信ボタンが押下されたと判定しなかった場合は、ステップS701へと処理を戻す。
ステップS705では、業務サーバ105のCPU201は、情報処理装置で入力を受け付けたタイトルとメッセージをイベントデータテーブルに記憶する。
ステップS706では、業務サーバ105のCPU201は、ステップS701でリンク先のイベントの種類や日時の選択を受け付けたか否かを判定する。リンク先のイベントの種類や日時の選択を受け付けたと判定した場合はステップS707に処理を進める。リンク先のイベントの種類や日時の選択を受け付けたと判定しなかった場合はステップS708に処理を進める。リンク先のイベントの種類や日時の選択を受け付けたと判定しなかった場合はタイトルとメッセージのみを記憶し、リンク情報のない通常のメッセージをタイムライン上に配置することとなる。
ステップS707では、業務サーバ105のCPU201は、イベントデータテーブルにステップS701で受け付けたリンク先のイベントの種類や日時等のリンク情報を記憶する。また、記憶したリンク先のイベントの種類や日時情報からリンク先のイベントIDを特定し、タイムライン画面上に吹き出し表示させているリンク先吹き出しの座標値もイベントデータテーブルに記憶する。
ステップS708では、業務サーバ105のCPU201は、タイムラインページデータを生成する。タイムラインページデータ生成の処理は、図6のフローチャートの処理と同様であるため説明を省略する。
ステップS709では、業務サーバ105のCPU201は、ステップS708で生成したタイムラインページデータを情報処理装置に送信する。
ステップS710では、情報処理装置のCPU201は、業務サーバから送られてきたタイムラインページデータを受信する。
ステップS711では、ステップS710で受信したタイムラインページデータを用いてタイムライン表示を行う。
以上で、メッセージを入力し、そのメッセージがタイムライン上に表示されるまでのフローチャートの説明を終了する。
図9は、タイムライン画面900の画面例を示す図である。タイムライン画面900はメッセージ入力部のリンク先のイベント種類を選択する対象の選択902と、リンク先送信日時を選択する日時選択903と、タイトル入力部904と、メッセージ入力部905と、送信ボタン906を設けている。さらに、タイムライン軸901と、リンクボタン907とメッセージ表示部908を含むメッセージイベント909を設けている。また、メッセージ表示部はメッセージの文字数が多かった場合に詳細ボタン910を押下して全文が確認できるようにする。ユーザがメッセージの入力を行い、メッセージ送信ボタン906を押下すると、各データテーブルに入力したメッセージやリンク先のイベントの情報がイベントデータテーブルに記憶される。記憶されたイベントデータテーブルの情報を元にタイムライン画面にイベント吹き出しの形で時系列に表示される。
次に、図10のフローチャートを用いて、リンクボタンを押下してリンクされているリンク先吹き出しの位置に自動スクロール移動する一例を説明する。
ステップS1001では、情報処理装置のCPU201は、ユーザからのリンクボタンの押下を受け付ける。
ステップS1002では、情報処理装置のCPU201は、押下を受け付けたリンクボタンのリンク先のイベントデータを特定する。
ステップS1003では、情報処理装置のCPU201は、リンク先吹き出しが表示されているタイムライン上の座標位置をイベントデータテーブルから特定する。
ステップS1004では、情報処理装置のCPU201は、ステップS1001で押下した、リンクボタンを含んだ吹き出し型のイベントデータ(以下、リンク元吹き出し)の表示されている画面内に、ステップS1003で座標を特定したリンク先吹き出しが表示されているか否かを判定する。ここでリンク先吹き出しがリンク元吹き出しと同じ画面内に表示されていると判定した場合には、一連の処理を終了する。リンク先吹き出しがリンク元吹き出しと同じ画面内に表示されていないと判定した場合には、ステップS1005へ処理を進める。
ステップS1005では、情報処理装置のCPU201は、ステップS1003で座標を特定したリンク先吹き出しの表示位置に画面を自動スクロールさせて、リンク先吹き出しを画面内に表示する。スクロール移動させる先の座標は、ステップS609で指定しリンクボタンに紐付けた座標値である。リンク先吹き出しに画面が移動しても、リンク先吹き出しの近傍にはリンク元吹き出し内のメッセージが表示されているため、タイムラインを戻したりさかのぼったりという操作をする手間をなくす効果を有する。リンク先吹き出しを表示する位置に画面が移動しリンク元の吹き出し表示が画面から消えても、リンク先の吹き出しとリンク先の吹き出しに対するメッセージであるリンク元吹き出しの両方を確認することができる。また、リンク先吹き出しに画面を移動する際には、リンク先吹き出し表示位置まで画面を自動スクロールさせても良いし、画面が一瞬で切り替わるようにジャンプしてリンク先吹き出しを表示させても良い。(表示制御手段)
以上で、リンクボタンを押下するとリンク先吹き出し配置位置にタイムライン画面が移動する図10の実施例のフローチャートの説明を終了する。
次に、図11と図12を用いて、図11のリンク元吹き出しのリンクボタンを押下し、図12のリンク先吹き出し配置位置にタイムライン画面が移動する画面上の動きを説明する。
図11と図12は、タイムライン画面900の画面例を示す図である。図9と同じくタイムライン形式でイベントが吹き出し表示されており、メッセージ吹き出し909に含まれているリンクボタン(図9では対象リンク)907をユーザが矢印ポインタ1101で押下する様子を示している。
図12は図11でユーザが矢印ポインタ1101でリンクボタン(図9では対象リンク)を押下したあとに、リンク先吹き出し表示位置にタイムライン画面が移動した後の画面例を示す図である。検査結果についてのメッセージの吹き出しである909に紐づく検査の吹き出し(以下、検査吹き出し)1201を画面内に表示させ、リンク元であるメッセージ吹き出し909は画面に非表示となる。そのため検査吹き出し1201の近傍にメッセージ吹き出し909のメッセージの内容をコメント1202で表示する。この処理により、ユーザは検査結果と検査に関するメッセージの両方を容易に認識でき、患者の読影を確認することが出来る。またコメント1202は他の吹き出し型のイベントと同じく、リンク元吹き出しの発生場所によってタイムライン軸の左右の領域に表示を振り分ける。
次に、第二の実施形態について説明する。第一の実施形態は吹き出しのリンクボタンを押下すると、リンク先の吹き出しへ画面が自動スクロールし、リンク先の吹き出しの近傍にリンク元のメッセージが表示される例であった。一方、第二の実施形態は、吹き出しのリンクボタンを押下すると画面が分割され、二つのタイムラインが並べて表示される実施例である。以下、第二の実施形態については、図13と図14のフローチャートを用いて説明するが、機能構成とハードウェア構成、システム構成は第一の実施例と同じであるため説明を省略する。
ステップS1301では、情報処理装置のCPU201は、ユーザからのリンクボタンの押下を受け付ける。
ステップS1302では、情報処理装置のCPU201は、押下を受け付けたリンクボタンのリンク先イベントデータを特定する。具体的には、イベントデータテーブルの表示データ406に記憶されているリンク情報を特定する。
ステップS1303では、情報処理装置のCPU201は、リンク先吹き出しが表示されているタイムライン上の位置座標を特定する。具体的には、イベントデータテーブルの表示データ406に記憶されているリンク情報を特定する。
ステップS1304では、情報処理装置のCPU201は、ステップS1301で押下されたリンクボタンを含んだリンク元吹き出しが表示されている画面内に、ステップS1303で特定したリンク先吹き出しが表示されているか否かを判定する。リンク先吹き出しがリンク元吹き出しと同じ画面内に表示されていると判定した場合には、一連の処理を終了する。リンク先吹き出しがリンク元吹き出しと同じ画面内に表示されていないと判定した場合には、ステップS1305へ処理を進める。
ステップS1305では、情報処理装置のCPU201は、ステップS1304でリンク先吹き出しがリンク元吹き出しの表示されている画面内に表示されていないと判定した場合には、業務サーバ105にタイムライン画面分割表示指示を送信する。
ステップS1306では、業務サーバ105のCPU201は、情報処理装置からのタイムライン画面分割表示指示を受信することで、リンク先吹き出しとリンク元吹き出しを同じ画面内に表示させるためのタイムライン画面分割表示指示を受け付ける。
ステップS1307では、業務サーバ105のCPU201は、タイムライン画面を分割して表示するためのフレームデータを生成する。フレームは、ウェブページ上に複数のページを同時に表示させる際に用いられ、ソースコードにより表示される。本実施例では画面を上下に分割し、上下それぞれのフレーム内にタイムライン画面を表示させることで画面を分割する。
ステップS1308では、業務サーバ105のCPU201は、ステップS1307生成したフレーム内で表示するタイムラインデータを生成する。より具体的には、リンク元吹き出しを表示しているタイムラインデータをコピーしてタイムライン画面を二つ生成する。そうすることで、リンク元吹き出しを表示するタイムラインとリンク先吹き出しを表示するタイムラインとを分けて表示することが出来る。
ステップS1308では、業務サーバ105のCPU201は、ステップS1307で生成したフレームデータを情報処理装置に対して送信する。
ステップS1310では、情報処理装置のCPU201は、業務サーバ105から送られてきたフレームデータを受信する。
ステップS1311では、情報処理装置のCPU201は、ステップS1310で受信したフレームデータの読み込みを行う。
次に、図14のフローチャートを用いてリンクボタンを押下すると画面が分割表示される実施例の一連の流れを説明する。尚、図14は図13のフローチャートの続きである。
ステップS1401では、情報処理装置のCPU201は、ステップS1311で読み込んだフレームデータから、上部フレームに表示すべきタイムラインデータの取得要求を業務サーバに送信する。
ステップS1402では、業務サーバ105のCPU201は、情報処理装置から送られてきた上部フレームに表示すべきタイムラインデータの取得要求を受け付ける。
ステップS1403では、業務サーバ105のCPU201は、上部フレームに表示すべきタイムラインデータを情報処理装置に送信する。
ステップS1404では、業務サーバ105のCPU201は、取得要求を行ったタイムラインデータを情報処理装置から受信する。
ステップS1405では、情報処理装置のCPU201は、画面の上部フレームにおいて、リンク先吹き出しを画面内に表示したタイムライン画面を表示する。具体的には、画面を二分割し、二分割したうちの上部のフレーム内にステップS1404で取得したタイムラインを表示するためのタイムラインデータを表示させる。
ステップS1406では、情報処理装置のCPU201は、ステップS1405で表示した上部フレーム内のタイムライン画面を、リンク先吹き出し表示位置に移動させる。ここで移動させる位置は、ステップS1303で特定したリンク先吹き出しの座標位置である。
ステップS1407では、情報処理装置のCPU201は、ステップS1311で読み込んだフレームデータから、下部フレームに表示すべきタイムラインデータの取得要求を業務サーバに送信する。
ステップS1408では、業務サーバ105のCPU201は、情報処理装置から送られてきた下部フレームに表示すべきタイムラインデータの取得要求を受け付ける。
ステップS1409では、業務サーバ105のCPU201は、下部フレームに表示すべきタイムラインデータを情報処理装置に送信する。
ステップS1410では、情報処理装置のCPU201は、取得要求を行ったタイムラインデータを情報処理装置から受信する。
ステップS1411では、情報処理装置のCPU201は、画面の下部フレームにおいて、リンク先吹き出しを画面内に表示したタイムライン画面を表示する。具体的には、画面を二分割し、二分割したうちの下部のフレーム内に、ステップS1404で取得したタイムラインを表示するためのタイムラインデータを表示させる。
ステップS1412では、情報処理装置のCPU201は、ステップS1411で表示した下部フレーム内のタイムライン画面を、リンク元吹き出し表示位置に移動させる。ここで移動させる位置は、ステップS1303で特定したリンク先吹き出しの座標位置である(表示制御手段)。
以上で、図14のリンクボタンを押下すると画面が分割表示される実施例の、フローチャートの説明を終了する。
図15はタイムライン画面1500の画面例を示す図である。図15は、図13と図14のフローチャートが示す実施例の画面の動きを示すものである。タイムライン画面1500は下部タイムライン画面1501と、上部タイムライン画面1502とを設けている。図9のタイムライン画面900において、メッセージイベント909のリンクボタン907を矢印ポインタ1101で押下すると、図15のタイムライン画面1500が示すように、上部と下部でタイムラインが分割され、下部タイムライン画面1501にはリンク元吹き出し909が確認できる画面が表示される。一方上部タイムライン画面1502には、リンク先イベント1201が確認できる画面が表示される。このように画面を二つに分けて並べて表示させることにより、患者に関連する検査実施状況を示す検査イベントと、当該検査イベントに対するメッセージの両方を並べて見比べながら、ユーザが視覚的かつ容易に患者の医用履歴、もしくは検査イベントに基づく医用画像を確認することが出来る。
なお、本実施形態においては、業務サーバは、データベース108の各テーブルから必要な情報を特定し、予め業務サーバ側でタイムラインデータを作成し、生成されたタイムラインデータを端末に送信して端末のディスプレイに表示されるようにした。しかし、各端末でタイムライン画面が生成できるようにデータを送信し、端末側が、受信したデータをもとにタイムライン画面を生成する制御を行っても良い。
本発明は、例えば、システム、装置、方法、プログラム若しくは記憶媒体等としての実施形態も可能であり、具体的には、複数の機器から構成されるシステムに適用してもよいし、また、1つの機器からなる装置に適用してもよい。
なお、本発明は、前述した実施形態の機能を実行可能にするソフトウェアのプログラムを、システム或いは装置に直接、或いは遠隔から供給するものを含む。そして、そのシステム或いは装置の情報処理装置が前記供給されたプログラムコードを読み出して実行することによっても達成される場合も本発明に含まれる。
したがって、本発明の機能処理を情報処理装置で実現するために、前記情報処理装置にインストールされるプログラムコード自体も本発明を実現するものである。つまり、本発明は、本発明の機能処理を実現するためのコンピュータプログラム自体も含まれる。
その場合、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等の形態であってもよい。
プログラムを供給するための記録媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、MO、CD−ROM、CD−R、CD−RWなどがある。また、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、DVD(DVD−ROM,DVD−R)などもある。
その他、プログラムの供給方法としては、クライアントコンピュータのブラウザを用いてインターネットのホームページに接続する。そして、前記ホームページから本発明のコンピュータプログラムそのもの、若しくは圧縮され自動インストール機能を含むファイルをハードディスク等の記録媒体にダウンロードすることによっても供給できる。
また、本発明のプログラムを構成するプログラムコードを複数のファイルに分割し、それぞれのファイルを異なるホームページからダウンロードすることによっても実現可能である。つまり、本発明の機能処理を情報処理装置で実現するためのプログラムファイルを複数のユーザに対してダウンロードさせるWWWサーバも、本発明に含まれるものである。
また、本発明のプログラムを暗号化してCD−ROM等の記憶媒体に格納してユーザに配布し、所定の条件をクリアしたユーザに対し、インターネットを介してホームページから暗号化を解く鍵情報をダウンロードさせる。そして、ダウンロードした鍵情報を使用することにより暗号化されたプログラムを実行して情報処理装置にインストールさせて実現することも可能である。
また、情報処理装置が、読み出したプログラムを実行することによって、前述した実施形態の機能が実現される。その他、そのプログラムの指示に基づき、情報処理装置上で稼動しているOSなどが、実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現され得る。
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムが、情報処理装置に挿入された機能拡張ボードや情報処理装置に接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれる。その後、そのプログラムの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現される。
なお、前述した実施形態は、本発明を実施するにあたっての具体化の例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。即ち、本発明はその技術思想、又はその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。

101…遠隔読影サーバ、
108…データベース、
109…依頼端末、
112…業務端末、
113、114…読影端末

Claims (6)

  1. 依頼施設から読影依頼された医用画像に関する読影情報を管理する情報処理システムであって、
    前記読影情報に含まれる日時情報を用いて、前記読影情報をタイムライン表示するタイムライン画面を生成する画面生成手段と、
    前記画面生成手段で生成したタイムライン画面上に、新たにタイムライン表示するメッセージを受け付ける情報受付手段と、
    前記情報受付手段で受け付けるメッセージと対応付ける前記読影情報を指定する指定手段と、
    前記情報受付手段で受け付けたメッセージと、前記指定手段で指定された前記読影情報とを、前記タイムライン画面において並べて表示すべく制御する表示制御手段と、
    を有することを特徴とする情報処理システム。
  2. 前記情報処理システムは、
    前記情報受付手段で受け付けたメッセージと、前記指定手段で指定された前記読影情報とが画面に表示されているか否かを判定する判定手段
    を更に備え、
    前記判定手段は、前記メッセージと前記読影情報とが共に画面内に表示されていると判定した場合にはそのまま画面を表示させ、前記メッセージと前記読影情報とが共に画面内に表示されていないと判定した場合には、前記読影情報が表示されるよう画面を移動させることを特徴とする請求項1に記載の情報処理システム。
  3. 前記判定手段は、
    前記情報受付手段で受け付けたメッセージを依頼施設側から受け付けたのか、読影医側から受け付けたのか、受け付け元についても判定し、
    前記表示制御手段は、前記情報受け付け手段で受け付けたメッセージを、前記判定手段で判定した受け付け元に応じて、依頼施設側と読影医側とで左右に分けて表示することを特徴とする請求項2に記載の情報処理システム。
  4. 前記情報処理システムは、
    前記判定手段で、前記メッセージと前記読影情報とが共に画面内に表示されていないと判定した場合には、前記画面生成手段で表示されているタイムラインと同じタイムラインを生成し、
    前記表示制御手段は、タイムラインを2つ表示し、一方に前記読影情報が表示されているタイムラインを表示し、もう一方に前記メッセージが表示されているタイムラインを並べて表示すべく制御することを特徴とする請求項2または3に記載の情報処理システム。
  5. 依頼施設から読影依頼された医用画像に関する読影情報を管理する情報処理システムの制御方法であって、
    前記情報処理システムが、
    前記読影情報に含まれる日時情報を用いて、前記読影情報をタイムライン表示するタイムライン画面を生成する画面生成工程と、
    前記画面生成工程で生成したタイムライン画面上に、新たにタイムライン表示するメッセージを受け付ける情報受付工程と、
    前記情報受付工程で受け付けるメッセージと対応付ける前記読影情報を指定する指定工程と、
    前記情報受付工程で受け付けたメッセージと、前記指定工程で指定された前記読影情報とを、前記タイムライン画面において並べて表示すべく制御する表示制御工程と、
    を有することを特徴とする制御方法。
  6. 依頼施設から読影依頼された医用画像に関する読影情報を管理する情報処理システムで実行可能なプログラムであって、
    前記情報処理システムを、
    前記読影情報に含まれる日時情報を用いて、前記読影情報をタイムライン表示するタイムライン画面を生成する画面生成手段と、
    前記画面生成手段で生成したタイムライン画面上に、新たにタイムライン表示するメッセージを受け付ける情報受付手段と、
    前記情報受付手段で受け付けるメッセージと対応付ける前記読影情報を指定する指定手段と、
    前記情報受付手段で受け付けたメッセージと、前記指定手段で指定された前記読影情報とを、前記タイムライン画面において並べて表示すべく制御する表示制御手段として機能させることを特徴とするプログラム。
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JP2019013684A (ja) * 2017-07-10 2019-01-31 フクダ電子株式会社 生体情報表示装置及びモニタリング履歴作成方法
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