JP2017119480A - 付着物除去装置 - Google Patents

付着物除去装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2017119480A
JP2017119480A JP2015256975A JP2015256975A JP2017119480A JP 2017119480 A JP2017119480 A JP 2017119480A JP 2015256975 A JP2015256975 A JP 2015256975A JP 2015256975 A JP2015256975 A JP 2015256975A JP 2017119480 A JP2017119480 A JP 2017119480A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gear
cylinder
rotating body
cleaning liquid
compressed air
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2015256975A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017119480A5 (ja
JP6654430B2 (ja
Inventor
將司 大富
Shoji Otomi
將司 大富
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Ten Ltd
Original Assignee
Denso Ten Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Ten Ltd filed Critical Denso Ten Ltd
Priority to JP2015256975A priority Critical patent/JP6654430B2/ja
Priority to PCT/JP2016/078018 priority patent/WO2017115506A1/ja
Priority to CN201680032561.7A priority patent/CN107848496B/zh
Priority to US15/557,363 priority patent/US10459219B2/en
Priority to DE112016001913.0T priority patent/DE112016001913B4/de
Publication of JP2017119480A publication Critical patent/JP2017119480A/ja
Publication of JP2017119480A5 publication Critical patent/JP2017119480A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6654430B2 publication Critical patent/JP6654430B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B27/00Optical systems or apparatus not provided for by any of the groups G02B1/00 - G02B26/00, G02B30/00
    • G02B27/0006Optical systems or apparatus not provided for by any of the groups G02B1/00 - G02B26/00, G02B30/00 with means to keep optical surfaces clean, e.g. by preventing or removing dirt, stains, contamination, condensation
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60SSERVICING, CLEANING, REPAIRING, SUPPORTING, LIFTING, OR MANOEUVRING OF VEHICLES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60S1/00Cleaning of vehicles
    • B60S1/02Cleaning windscreens, windows or optical devices
    • B60S1/46Cleaning windscreens, windows or optical devices using liquid; Windscreen washers
    • B60S1/48Liquid supply therefor
    • B60S1/481Liquid supply therefor the operation of at least part of the liquid supply being controlled by electric means
    • B60S1/485Liquid supply therefor the operation of at least part of the liquid supply being controlled by electric means including control systems responsive to external conditions, e.g. by detection of moisture, dirt or the like
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60SSERVICING, CLEANING, REPAIRING, SUPPORTING, LIFTING, OR MANOEUVRING OF VEHICLES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60S1/00Cleaning of vehicles
    • B60S1/02Cleaning windscreens, windows or optical devices
    • B60S1/54Cleaning windscreens, windows or optical devices using gas, e.g. hot air
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60SSERVICING, CLEANING, REPAIRING, SUPPORTING, LIFTING, OR MANOEUVRING OF VEHICLES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60S1/00Cleaning of vehicles
    • B60S1/02Cleaning windscreens, windows or optical devices
    • B60S1/56Cleaning windscreens, windows or optical devices specially adapted for cleaning other parts or devices than front windows or windscreens
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N23/00Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N23/00Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof
    • H04N23/80Camera processing pipelines; Components thereof
    • H04N23/81Camera processing pipelines; Components thereof for suppressing or minimising disturbance in the image signal generation
    • H04N23/811Camera processing pipelines; Components thereof for suppressing or minimising disturbance in the image signal generation by dust removal, e.g. from surfaces of the image sensor or processing of the image signal output by the electronic image sensor
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N7/00Television systems
    • H04N7/18Closed-circuit television [CCTV] systems, i.e. systems in which the video signal is not broadcast

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Automation & Control Theory (AREA)
  • Water Supply & Treatment (AREA)
  • Studio Devices (AREA)
  • Cleaning In General (AREA)
  • Camera Bodies And Camera Details Or Accessories (AREA)
  • Accessories Of Cameras (AREA)

Abstract

【課題】省スペース化を図ることができる付着物除去装置を提供する。【解決手段】実施形態の一態様においては、光学センサに付着した付着物を除去する付着物除去装置であって、空気圧縮部を備える。空気圧縮部は、シリンダとシリンダ内に回転軸を中心に回転可能に設けられる回転体とを有し、回転体の回転によって生成された圧縮空気を光学センサへ噴出する。【選択図】図1B

Description

開示の実施形態は、付着物除去装置に関する。
従来、車両に搭載され、車両の周辺の映像を撮像するカメラが知られており、かかるカメラによって撮像された映像は例えば運転者へ提供される。
上記したカメラのレンズには、例えば降雨や降雪等、天候の影響によって水滴や雪、汚れなどの付着物が付着することがある。そこで、付着物を除去するため、カメラのレンズに対して圧縮空気などを噴出するようにした付着物除去装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2014−037239号公報
しかしながら、付着物除去装置において、例えばピストンをシリンダ内で往復運動させて圧縮空気を生成する構造である場合、装置の占有スペースが大きくなるおそれがあった。
すなわち、上記したピストン構造の場合、シリンダ内に空気を吸入する際、ピストンと連動するシャフト部分がシリンダの外形から突出することとなるため、かかるシャフト部分の作動領域をシリンダ周辺に確保する必要がある。そのため、上記した付着物除去装置にあっては、シャフト部分の作動領域の分だけ占有スペースが大きくなるおそれがあり、省スペース化を図るという点でさらなる改善の余地があった。
実施形態の一態様は、上記に鑑みてなされたものであって、省スペース化を図ることができる付着物除去装置を提供することを目的とする。
実施形態の一態様は、光学センサに付着した付着物を除去する付着物除去装置であって、空気圧縮部を備える。空気圧縮部は、シリンダと前記シリンダ内に回転軸を中心に回転可能に設けられる回転体とを有し、前記回転体の回転によって生成された圧縮空気を前記光学センサへ噴出する。
実施形態の一態様によれば、付着物除去装置において、省スペース化を図ることができる。
図1Aは、付着物除去装置の構成の概要を示す一部透視斜視図である。 図1Bは、付着物除去装置の動作を説明するための図である。 図2は、付着物除去装置が搭載される車両を示す斜視図である。 図3Aは、車両の後部のカメラ付近を拡大して示す斜視図である。 図3Bは、カメラをレンズ側から正面視したときの図である。 図4は、付着物除去装置やカメラなどの構成例を示すブロック図である。 図5は、付着物除去装置の分解斜視図である。 図6Aは、シリンダを吸気部において水平方向に切断したときの横断面図である。 図6Bは、吸気弁の構成を説明するための拡大縦断面図である。 図7は、シリンダの天井部付近を示す拡大縦断面図である。 図8Aは、駆動部の構成およびその動作を説明するための図である。 図8Bは、駆動部の構成およびその動作を説明するための図である。 図8Cは、駆動部の構成およびその動作を説明するための図である。 図8Dは、駆動部の構成およびその動作を説明するための図である。 図9は、第2の実施形態に係る付着物除去装置の構成を示す一部透視斜視図である。 図10は、図9に示す付着物除去装置の縦断面図である。 図11は、図10のXI−XI線断面図である。 図12は、第3の実施形態に係る付着物除去装置の分解斜視図である。 図13Aは、ケースに収容された駆動部を下面側から見た場合の下面図である。 図13Bは、ケースに収容された駆動部を下面側から見た場合の下面図である。 図14Aは、ケースに収容された駆動部を上面側から見た場合の上面図である。 図14Bは、ケースに収容された駆動部を上面側から見た場合の上面図である。 図14Cは、ケースに収容された駆動部を上面側から見た場合の上面図である。 図15は、歯車を拡大して示す斜視図である。
以下、添付図面を参照して、本願の開示する付着物除去装置の実施形態を詳細に説明する。なお、以下に示す実施形態によりこの発明が限定されるものではない。また、以下では、付着物除去装置が、車両の後部に配置され、車両の後方を撮像するカメラに付着した付着物を除去する装置である場合を例にとって説明を行う。
また、以下では、本実施形態に係る付着物除去装置の構成の概要について図1A,1Bを用いて説明した後に、本実施形態に係る付着物除去装置の具体的な構成について、図2以降を用いて説明することとする。
(第1の実施形態)
まず、第1の実施形態に係る付着物除去装置1の構成の概要について図1A,1Bを参照して説明する。
図1Aは、付着物除去装置1の構成の概要を示す一部透視斜視図である。図1Bは、図1AのI−I線断面図であり、付着物除去装置1の動作を説明するための図である。なお、図1Bにおいて付着物除去装置1は、左上図を初期状態とした場合、左上図、右上図、左下図、右下図の順番で動作するものとする。また、図1A,1Bおよび図2以降に示す図は、いずれも模式図である。
図1Aに示すように、付着物除去装置1は空気圧縮部10を備える。かかる空気圧縮部10は、空気を圧縮して圧縮空気を生成し、生成された圧縮空気を車両用のカメラ100へ噴出することで、例えばカメラ100のレンズに付着した水滴等の付着物を除去する。
なお、図1A,1Bを含む各図においては、圧縮空気の流れを破線矢印で示し、後述する吸気の流れを一点鎖線矢印で示すようにした。
ところで、従来の付着物除去装置においては、ピストンをシリンダ内で往復運動させて圧縮空気を生成する構造であったため、装置の占有スペースが大きくなるおそれがあった。すなわち、ピストン構造の場合、ピストンと連動するシャフト部分がシリンダの外形から突出することとなるため、かかるシャフト部分の作動領域をシリンダ周辺に確保する必要があり、その分だけ占有スペースが大きくなるおそれがあった。また、ピストン構造の場合、空気圧縮時のピストンの作動音が比較的大きくなることもあった。
そこで、本実施形態に係る付着物除去装置1にあっては、省スペース化や作動音の低減化を図ることができるような構成とした。以下、かかる付着物除去装置1の構成について詳しく説明する。
本実施形態に係る空気圧縮部10は、回転式の圧縮機構である。具体的には、空気圧縮部10は、図1Aに示すように、シリンダ20と、壁部30と、羽根部40と、流路部50とを備える。なお、図1Aにおいては、理解の便宜のため、シリンダ20を二点鎖線で示し、シリンダ20の内部を透視して示した。
シリンダ20は、例えば円筒状に形成され、内部にシリンダ室21が形成される。かかるシリンダ室21には、上記した壁部30や羽根部40、流路部50などが設けられる。
壁部30は、例えば平板状に形成され、シリンダ20内に立設されて固定される。詳しくは、図1Bの左上図に示すように、壁部30は、円筒状のシリンダ室21を径方向に沿って仕切るように形成される。従って、シリンダ室21は、壁部30によって2つのシリンダ室21に区画されることとなる。
羽根部40は、シリンダ20内に回転軸Cを中心に回転可能に設けられる。羽根部40の回転軸Cは、例えば円筒状のシリンダ室21の中心軸と同軸とされるが、これに限定されるものではない。なお、羽根部40は、回転体の一例である。
羽根部40は、例えば回転軸方向視において扇状に形成される。また、羽根部40は、図1Bの左上図の初期状態にあるとき、言い換えると回転前の状態にあるとき、壁部30の壁面31と対向する側面41を有する形状とされる。なお、羽根部40は、上記した形状に限定されるものではなく、例えば壁部30と同様な平板状などその他の形状であってもよい。
羽根部40は、上記のように2つに区画されたシリンダ室21に1個ずつ収容される。従って、羽根部40は複数個(図示の例では2個)あることとなるが、羽根部40の個数は、壁部30によって区画されるシリンダ室21の数に応じて適宜に変更可能である。
また、2個の羽根部40は、回転軸Cに沿う方向から見た場合に回転対称となるように配置される。なお、ここでは、羽根部40が2個であることから、n回対称(n=2)、すなわち点対称とされるが、羽根部40の個数に応じてnを3以上の整数に変更してもよい。
流路部50は、内部に圧縮空気が流れるように構成される。具体的には、図1Aに示すように、流路部50は、例えば内部が中空の円筒状であるとともに、シリンダ20内に羽根部40の回転軸Cに沿って形成される。
また、流路部50は、圧縮空気が流入する流入口52aと、圧縮空気が流出する流出口52bとを備える。流入口52aは、シリンダ20の底面20a側に形成される。他方、流出口52bは、シリンダ20の天井面20b側に形成される。このため、空気圧縮部10にあっては、圧縮空気を羽根部40の回転軸C方向へ噴出することとなる。
なお、空気圧縮部10は、後述するように、羽根部40の回転によって側面41と壁部30の壁面31との間の空間22(図1B右上図参照)を膨張させて吸気する。かかる吸気の際、流出口52bは、吸気が流路部50内へ流入する開口として機能し、また、流入口52aは、流路部50の吸気が空間22へ流出する開口として機能するものとする。なお、流路部50は、第1流路部の一例である。
次に、上記のように構成された空気圧縮部10の動作について、図1Bを参照して説明する。まず、初期状態における羽根部40は、図1Bの左上図に示すように、側面41が壁部30の壁面31と近接して対向するように位置されるものとする。
続いて、羽根部40は、後述する駆動部60(図5参照)によって回転軸Cを中心に一方方向へ回転される。なお、ここでは、上記した一方方向を、矢印D1で示すように図1Bの紙面において右回り(時計回り)とするが、これに限定されるものではない。
羽根部40の回転により、羽根部40の側面41は、図1Bの右上図に示すように、壁部30の壁面31に対して離間する方向へ移動し、よって空間22が膨張する。これにより、空間22には負圧が生じ、一点鎖線矢印で示すように流路部50から吸気が流入する。
続いて、羽根部40は、図1Bの左下図に示すように、駆動部60(図5参照)によって回転軸Cを中心に他方方向へ回転される。この他方方向は、上記した一方方向とは反対の方向を意味する。ここでは、他方方向は、矢印D2で示すように図1Bの紙面において左回り(反時計回り)とするが、これに限定されるものではない。なお、駆動部60において、羽根部40を一方方向または他方方向へ回転させる構成については、図5,6Aなどを用いて後述する。
羽根部40の他方方向への回転により、羽根部40の側面41は壁部30の壁面31に対して近づく方向へ移動し、よって空間22が圧縮される、すなわち、圧縮空気が生成される。
圧縮空気は、破線矢印で示すように、空間22から流入口52aを介して流路部50へ流入する。なお、羽根部40は、図1Bの右下図に示すように、駆動部60によって他方方向へさらに回転され、側面41が壁部30の壁面31と対向する初期状態の位置まで戻るものとする。
流路部50を流れる圧縮空気は、図1Aに示すように、流出口52bからカメラ100へ向けて噴出される。これにより、例えばカメラ100のレンズに付着した水滴等の付着物を除去することができる。
このように、空気圧縮部10は、羽根部40の回転によって生成された圧縮空気をカメラ100へ噴出するように構成されるため、ピストン構造のようにシリンダの外形からストローク方向に突出する部分がなくなり、空気圧縮部10を小型化することができる。これにより、付着物除去装置1の省スペース化を図ることができる、言い換えると、付着物除去装置1を車両に設置する際の占有スペースを小さくすることができる。
また、回転運動する羽根部40の空気圧縮時の作動音は、往復運動するピストンの空気圧縮時の作動音に比べて小さいことから、付着物除去装置1の空気圧縮部10における作動音を低減させることができる。
また、空気圧縮部10にあっては、羽根部40を回転させるという簡易な構成で圧縮空気を生成することができる。
また、空気圧縮部10にあっては、圧縮空気を羽根部40の回転軸C方向へ噴出する、換言すれば、羽根部40の回転方向に対して直交する方向へ噴出するようにした。これにより、生成された圧縮空気を集約することも可能となり、集約されて比較的高圧となった圧縮空気をカメラ100へ噴出させることができる。
また、流路部50は、シリンダ20内に羽根部40の回転軸Cに沿って形成されるようにした。これにより、生成された圧縮空気を流路部50の1箇所に集約することができ、比較的高圧の圧縮空気を確実に得てカメラ100へ噴出させることができる。
さらには、シリンダ20内においてデッドスペースとなり易い羽根部40の回転軸C付近を、圧縮空気の流路として有効に利用でき、結果として空気圧縮部10を小型化することができる。
また、流路部50は、シリンダ20の底面20a側に形成される流入口52aと、シリンダ20の天井面20b側に形成される流出口52bとを備えた。これにより、流路部50においては、比較的高圧の圧縮空気を得るために必要な流路長さを確保することが可能になる。
また、複数の羽根部40は、回転対称となるように配置されるようにした。これにより、例えば圧縮空気を生成する際に羽根部40が壁部30へ与える衝撃力は、互いに打ち消し合う方向に作用することとなる。そのため、衝撃力による空気圧縮部10への影響を緩和することができる。
以下、図1A,1Bに示した本実施形態に係る付着物除去装置1の構成について、より具体的に説明してゆく。図2は、付着物除去装置1が搭載される車両2を示す斜視図である。
なお、ここでは、付着物除去装置1によって付着物が除去される対象を車両2の後方撮像用のカメラ(リアカメラ)100とするが、これに限定されるものではない。
すなわち、例えばレンズを介して映像を取得したり、車両周辺の物標の情報などを取得したりする光学センサであればよい。具体的には、例えば車両前方を撮像するフロントカメラや車両側方を撮像するサイドカメラ、車両周辺の物標を検出するレーダ装置など種々の光学センサを対象とすることができる。
図2に示すように、付着物除去装置1およびカメラ100は、例えば車両2後部のライセンスプレート3の上部であり、かつ、車両2の左右方向の略中央である位置に設置される。
図3Aは、図2に示す車両2の後部のカメラ100付近を拡大して示す斜視図である。また、図3Bは、図3Aに示すカメラ100をレンズ101側から正面視したときの図である。
図3Aに示すように、車両用バックパネル4にガーニッシュ5が取り付けられ、車両用バックパネル4とガーニッシュ5との間の空間に、カメラ100が配置される。また、ガーニッシュ5には開口5aが設けられており、カメラ100は、かかる開口5aからレンズ101部分が外方へ露出するように配置される。
また、付着物除去装置1は、空気圧縮部10に加え、空気圧縮部10で生成された圧縮空気が流れるホース7およびノズル8を備える。空気圧縮部10は、車両用バックパネル4の背面に設置されているものとする。なお、図3Aにおいては、図示の簡略化のため、空気圧縮部10を四角いブロックで示した。
そして、空気圧縮部10で生成された圧縮空気は、ホース7を介してノズル8からカメラ100のレンズ101へ向けて噴出される(図3Bの破線矢印A参照)。
ここで、カメラ100のレンズ101に対するノズル8の配置位置について説明する。図3Bに示すように、レンズ101の正面視において、ノズル8は、レンズ101の斜め上方に配置される。詳しくは、ノズル8は、破線矢印Aで示される圧縮空気の噴出方向がレンズ101の斜め上方からレンズ101の中心点101aへ向くように配置される。
これにより、レンズ101に対してノズル8を適切に配置することができる。すなわち、仮にノズル8がレンズ101の正面視においてレンズ101の上方に配置されると、ノズル8に付着した水滴などが垂れ下がってカメラ100に映りこんでしまう事象が生じ得る。また、仮にノズル8がレンズ101の正面視においてレンズ101の側方に配置されると、レンズ101が広角レンズであった場合、ノズル8自体がカメラ100に映りこんでしまう事象が生じ得る。そこで、本実施形態では、ノズル8を上記した位置に配置することで、上記した事象の発生を回避して適切に配置することができる。
次に、付着物除去装置1において、圧縮空気を噴出するタイミングの一例について図4を参照して説明しておく。図4は、付着物除去装置1やカメラ100などの構成例を示すブロック図である。
図4に示すように、付着物除去装置1は、上記した空気圧縮部10および駆動部60の他に、制御部70を備える。駆動部60は、上記したように、空気圧縮部10の羽根部40(図1A等参照)を回転させて圧縮空気を生成し、カメラ100へ噴出させる。
制御部70は、図示しないCPUや記憶部などを備えたマイクロコンピュータであり、駆動部60の動作を制御する。制御部70には、ACC検知部71、シフトセンサ72、作動スイッチ73およびカメラ100が接続される。
ACC検知部71は、ACC(アクセサリ電源)がオンされる場合にACCオンを示す信号を制御部70へ出力する。シフトセンサ72は、シフトレバー(図示せず)のポジションを示す信号を制御部70へ出力する。なお、シフトレバーのポジションとしては、車両2を前進させる「前進ポジション」や車両2を後進させる「後進ポジション」等が挙げられる。
作動スイッチ73は、図示しない車室内の適宜位置に設置され、運転者が付着物除去装置1による付着物の除去を所望する場合に操作される。作動スイッチ73は、運転者によって操作されると、操作された旨を示す信号を制御部70へ出力する。また、カメラ100は、撮像した映像を示す信号を制御部70へ出力する。
上記のように構成された付着物除去装置1において、制御部70は、例えばACC検知部71からACCオンを示す信号が入力された場合に、駆動部60を動作させて圧縮空気をカメラ100へ噴出させる。これにより、例えば停車時にカメラ100に付着した水滴などの付着物を除去することが可能となる。
また、制御部70は、例えばシフトセンサ72から後進ポジションを示す信号が入力された場合に、駆動部60を動作させて圧縮空気をカメラ100へ噴出させる。これにより、例えば後進時におけるカメラ100の視界を良好にすることが可能となる。
また、制御部70は、例えば作動スイッチ73から操作された旨を示す信号が入力された場合に、駆動部60を動作させて圧縮空気をカメラ100へ噴出させる。これにより、運転者自身がカメラ100に付着した付着物を認識した場合など、運転者が所望するタイミングで付着物を除去することが可能となる。
また、制御部70は、例えばカメラ100から入力された映像を示す信号を解析し、カメラ100の付着物の有無を判定する。そして、制御部70は、カメラ100に付着物が付着していると判定した場合、駆動部60を動作させて圧縮空気をカメラ100へ噴出させる。これにより、カメラ100に付着した付着物を早期に除去することが可能となる。
なお、上記において、制御部70は、ACC検知部71、シフトセンサ72、作動スイッチ73およびカメラ100からの信号に基づいて駆動部60を動作させるようにしたが、これはあくまでも例示であって限定されるものではない。すなわち、制御部70は、ACC検知部71、シフトセンサ72、作動スイッチ73およびカメラ100からの信号のうち、1つあるいは複数の信号に基づいて駆動部60を動作させるようにしてもよい。
また、駆動部60を動作させるタイミングは、上記に限られず、例えばワイパーが作動するときや、気温・湿度等がカメラ100に水滴が付着し易い条件を満たすときなど、その他のタイミングであってもよい。
図5は、付着物除去装置1の分解斜視図である。図5に示すように、付着物除去装置1は、上記した空気圧縮部10と、駆動部60と、ケース75と、カバー76とを備える。
ケース75は、空気圧縮部10や駆動部60などを収容する。カバー76は、空気圧縮部10等が収容されたケース75の上面に取り付けられ、粉塵などがケース75内に侵入することを防止する。
また、空気圧縮部10のシリンダ20は、吸気部23と、ホース接続口28とを備える。吸気部23は、シリンダ20の天井面20bに形成されるとともに、シリンダ20の中心部分から径方向に沿って外方へ向けて延設される。
図6Aは、シリンダ20を吸気部23において水平方向に切断したときの横断面図である。図6Aに示すように、吸気部23は、吸気流路24と、吸気弁25とを備える。
吸気流路24は、空気圧縮部10への吸気が流れる長尺状の流路である。具体的には、吸気流路24は、一端がシリンダ20の中心に位置されるとともに、上記した流路部50の流出口52bと連通するように形成される。
一方、吸気流路24の他端は、シリンダ20の外周よりも外側に位置される。そして、吸気流路24の他端側に、吸気弁25が取り付けられる。図6Bは、吸気弁25の構成を説明するための拡大縦断面図である。なお、図6Bでは、シリンダ20の上部にカバー76が配置された状態を示した。
図6Bに示すように、吸気弁25は、例えばシリコンゴムなどの弾性を有する弾性材によって製作されたダイヤフラム弁である。詳しくは、吸気弁25は、例えば環状に形成され、中央付近に中央孔25aが形成される。
吸気流路24の他端側には、丸孔状の吸気流入口26が開口される。吸気流入口26の直径は吸気弁25の直径よりも小さくなるように設定されることから、吸気弁25は吸気流入口26の上に載置されて取り付けられる。
また、吸気流入口26の中央付近には、ボス部26aが形成される。ボス部26aは、吸気弁25が取り付けられた状態のとき、上面視において中央孔25aを塞ぐような形状とされる。
上記のような吸気弁25を設けることで、吸気流路24には、吸気のみが流れ、圧縮空気は流れなくなる。すなわち、空気圧縮部10の吸気時(図1B右上図参照)にシリンダ20の空間22が膨張すると、流路部50と連通している吸気流路24に負圧が生じる。この負圧により、吸気弁25は、矢印E1で示すように、中央孔25a付近が上方へ持ち上げられ、よって中央孔25a付近とボス部26aとの間に隙間が生じる。
これにより、図6Bに一点鎖線矢印で示すように、吸気は、吸気流入口26から吸気弁25の中央孔25aを通って吸気流路24へ流れ込み、その後、流路部50の流出口52b、流入口52aを通って空間22へ流入する。
一方、空気圧縮部10の圧縮時(図1B左下図参照)には、吸気流路24は正圧となるため、吸気弁25には矢印E1とは反対方向の力が作用する。そのため、吸気弁25の中央孔25aは、ボス部26aによって封止されることとなる。これにより、圧縮空気が吸気流路24を流れて吸気弁25から流出することはなく、よって圧縮空気の圧力が低下することを抑制することができる。
図7は、シリンダ20の天井面20b付近を示す拡大縦断面図である。図7に想像線で示すように、ホース接続口28には、上記したホース7が接続される。なお、ホース接続口28に接続されるホース7の端部は、ノズル8が接続される端部とは反対側の端部である。
また、ホース接続口28は、ホース7と流路部50の流出口52bとを連通するように形成される。そして、ホース接続口28と流路部50の流出口52bとの間には、排気弁80が取り付けられる。排気弁80は、上記した吸気弁25と同様な構成であることから、ホース接続口28やホース7には、圧縮空気のみが流れ、吸気は流れない。
具体的に説明すると、排気弁80は、弾性材によって製作され、中央付近に中央孔80aが形成されるダイヤフラム弁である。また、カバー76において、流出口52bに対応する位置には、ホース接続口28が挿通される丸孔状の挿通孔77が穿設される。
挿通孔77は、下端付近において孔の直径が排気弁80の直径よりも小さくなるように形成される部位を備え、かかる部位に排気弁80が載置されて取り付けられる。挿通孔77において排気弁80が載置される部位には、ボス部77aが形成される。ボス部77aは、排気弁80が取り付けられた状態のとき、上面視において中央孔80aを塞ぐような形状とされる。
従って、空気圧縮部10の圧縮時には、流路部50は正圧となるため、排気弁80は、矢印E2で示すように、中央孔80a付近が上方へ持ち上げられ、よって中央孔80a付近とボス部77aとの間に隙間が生じる。
これにより、図7に破線矢印で示すように、圧縮空気は、流路部50の流出口52bから排気弁80の中央孔80a、ホース接続口28、ホース7およびノズル8(図3A参照)を通ってカメラ100へ噴出される。
一方、空気圧縮部10の吸気時(図1B右上図参照)には、流路部50は負圧となるため、排気弁80には矢印E2とは反対方向の力が作用する。そのため、排気弁80の中央孔80aは、ボス部77aによって封止されることとなる。
従って、吸気がノズル8からホース7、ホース接続口28を介して流路部50へ逆流することはない。これにより、例えばノズル8に付着した水滴やゴミなどの異物が、吸気とともに流路部50などへ侵入してしまうことを抑制することができる。
また、仮に圧縮空気の流出口が複数箇所ある場合、排気弁80も複数必要になるが、本実施形態では、流路部50が羽根部40の回転軸Cに沿って形成されるとともに、流出口52bが1箇所であることから、排気弁80を1つにすることができる。
図5の説明に戻ると、複数個(ここでは2個)の羽根部40は、円盤状のベース部42上に設けられる。従って、ベース部42が回転軸C(図1A参照)を中心に回転させられると、2個の羽根部40も同様に回転することとなる。
駆動部60は、電動モータ61と、歯車62,63と、欠歯歯車64(図8A参照)と、羽根部用歯車65と、ねじりバネ66とを備える。図8A〜8Dは、かかる駆動部60の構成およびその動作を説明するための図である。
なお、図8A〜8Dは、駆動部60や空気圧縮部10の上面図であり、理解の便宜のため、部分的に断面にして示した。また、図8A,8B,8C,8Dにおける空気圧縮部10の状態は順に、図1Bの左上図、右上図、左下図、右下図にそれぞれ対応している。
図8Aに示すように、電動モータ61は、空気圧縮部10の羽根部40を駆動させる駆動源の一例である。なお、上記では、電動モータ61を駆動源の例として挙げたが、これに限られず、油圧モータなど他の種類の駆動源であってもよい。
電動モータ61は、出力軸61aを備える。出力軸61aには、例えば図示しないウォームギアが形成され、歯車62と噛合する。また、歯車62は、歯車63にも噛合され、電動モータ61からの駆動力を歯車63へ伝達する。
歯車63は、欠歯歯車64と同軸に配置されるとともに、欠歯歯車64と一体となるように構成される。従って、歯車63が電動モータ61からの駆動力によって回転すると、それに伴って欠歯歯車64も同一方向(図8Aに示す例では反時計周り方向)に回転することとなる。
欠歯歯車64は、噛合部分64aと、欠歯部分64bとを備える。噛合部分64aは、欠歯歯車64の外周において、歯が形成されて羽根部用歯車65と噛合することが可能な部位である。また、欠歯部分64bは、欠歯歯車64の外周において、歯が形成されずに羽根部用歯車65と噛合しない部位である。
なお、欠歯歯車64は、第1欠歯歯車の一例である。また、上記したように、欠歯歯車64は、電動モータ61に歯車63、歯車62を介して接続され、電動モータ61の駆動力が伝達されている。
羽根部用歯車65(図5参照。図8Aではベース部42に隠れて見えず)は、羽根部40に接続される。詳しくは、図5に示すように、羽根部用歯車65は、ベース部42において羽根部40が設けられる面とは反対側の面、すなわち下面に形成される。なお、図8A〜8Dにおいては、理解の便宜のため、羽根部用歯車65と欠歯歯車64の噛合部分64aとが噛合する位置を破線の閉曲線Fで示した。
また、羽根部用歯車65は、閉曲線Fの位置において、欠歯歯車64の噛合部分64aと噛合して電動モータ61からの駆動力が伝達されるとき、羽根部40を一方方向(図8Aでは時計周り方向)へ回転させるが、これについては後述する。なお、羽根部用歯車65は、回転体用歯車の一例である。
ねじりバネ66は、例えば周方向に弾性変形可能とされるとともに、一端がケース75に接続する一方、他端が羽根部40に接続するように構成される。そして、ねじりバネ66は、羽根部40を他方方向(図8Aで反時計周り方向)へ回転させるように付勢する。
なお、ねじりバネ66は、付勢部の一例であるが、これは例示であって限定されるものではない。すなわち、付勢部としては、周方向に弾性変形するものであれば、例えば板ばねや渦巻きばねなど他の種類のものであってもよい。
次に、駆動部60の動作について説明する。まず、羽根部40が回転する前の初期状態にあるときは、図8Aに示すように、欠歯歯車64の欠歯部分64bが閉曲線Fの位置において羽根部用歯車65と対向して位置されるものとする。すなわち、羽根部用歯車65は、電動モータ61の駆動力が伝達されていない状態とされる。
続いて、図8Bに示すように、欠歯歯車64が電動モータ61の駆動力によって回転し、噛合部分64aが羽根部用歯車65と閉曲線Fの位置において噛合する。かかる場合、羽根部用歯車65および羽根部40は、電動モータ61の駆動力が伝達されることから、ねじりバネ66の付勢力に抗して一方方向へ回転する。これにより、羽根部40と壁部30と間の空間22が膨張し、吸気が行われる。
続いて、図8Cおよび図8Dに示すように、欠歯歯車64が電動モータ61の駆動力によってさらに回転し、欠歯部分64bが閉曲線Fの位置において羽根部用歯車65と対向した位置とされる。すなわち、羽根部用歯車65は、電動モータ61の駆動力が伝達されていない状態とされる。これにより、羽根部用歯車65および羽根部40は、ねじりバネ66の付勢力によって他方方向へ回転し、よって膨張した空間22が圧縮して圧縮空気が生成される。
このように、駆動部60において、電動モータ61の駆動力を羽根部40へ伝達する伝達経路に、欠歯歯車64を備えるようにした。これにより、付着物除去装置1の駆動部60にあっては、例えば回転方向が同一方向にのみ回転する設定の電動モータ61を用いる簡易な構成でありながら、羽根部40を一方方向から他方方向へ反転させるように駆動させることができる。
上述してきたように、第1の実施形態では、カメラ100に付着した付着物を除去する付着物除去装置1であって、空気圧縮部10を備える。空気圧縮部10は、シリンダ20とシリンダ20内に回転軸Cを中心に回転可能に設けられる羽根部40とを有し、羽根部40の回転によって生成された圧縮空気をカメラ100へ噴出する。これにより、空気圧縮部10のサイズが小型化されるため、付着物除去装置1の省スペース化を図ることができる。
(第2の実施形態)
次いで、第2の実施形態に係る付着物除去装置1について説明する。第1の実施形態では、圧縮空気が流れる流路部50を羽根部40の回転軸Cに沿って形成するようにしたが、第2の実施形態では、圧縮空気をシリンダ20の外周側から天井面20b付近に集約し、天井面20b付近からカメラ100へ噴出する構成とした。
図9は、第2の実施形態に係る付着物除去装置1の構成を示す一部透視斜視図である。図10は、図9に示す付着物除去装置1の縦断面図である。また、以下においては、上記した実施形態と共通の構成については、同一の符号を付して説明を省略する。
図9,10に示すように、第2の実施形態における空気圧縮部10のシリンダ20は、流路部150と、連通口121とを備える。なお、第1の実施形態において、流路部50が形成されていた羽根部40の回転軸C付近には、流路部50に代えて、中実に構成された円柱部151が設けられている。
図11は、図10のXI−XI線断面図である。図10,11によく示すように、流路部150は、シリンダ20の天井面20bに形成され、後述するように圧縮空気や吸気が流れるように構成される。
また、流路部150は、回転軸Cに沿う方向から見た場合に、回転軸Cを中心に回転対称(図11の例では点対称)となるような形状に形成される。なお、流路部150は、第2流路部の一例である。
また、図11に示すように、流路部150は、シリンダ20の外周よりも外側に部分的に突出する突出部位150aが形成される。そして、かかる突出部位150aに、吸気弁25が載置されて取り付けられる。従って、空気圧縮部10の吸気時には、突出部位150aの吸気弁25から流路部150へ吸気が流れ込むこととなる。
また、図9に示すように、壁部30は傾斜部131を備える。傾斜部131は、シリンダ20の外周側で、かつ、天井面20b側の位置に形成される。また、傾斜部131は、例えば羽根部40の側面41から離間する方向へ上り勾配となるように傾斜される。
連通口121は、シリンダ20の天井面20bにおいて壁部30付近、詳しくは壁部30においてシリンダ20の外周側に形成された傾斜部131付近に設けられ、シリンダ室21と流路部150とを連通する。
第2の実施形態にあっては、上記のように構成することで、例えば空気圧縮部10の吸気時には、図11に一点鎖線矢印で示すように、吸気は、吸気弁25の中央孔25aから流路部150へ流れ込む。その後、吸気は、連通口121を通って空間22(図1B左下図参照)へ流入することとなる。
一方、空気圧縮部10の圧縮時には、圧縮空気は、シリンダ20の空間22から傾斜部131および連通口121を介して流路部150へ流入することとなる。その後、圧縮空気は、流路部150から排気弁80の中央孔80a、ホース接続口28、ホース7およびノズル8(図3A参照)を通ってカメラ100へ噴出される。
このように、第2の実施形態にあっては、圧縮空気をシリンダ20の外周側から天井面20b付近の流路部150に集約し、流路部150からカメラ100へ噴出するようにした。これにより、第1の実施形態と同様、ピストン構造のようにシリンダの外形からストローク方向に突出する部分がなくなり、空気圧縮部10を小型化でき、付着物除去装置1の省スペース化を図ることができる。なお、残余の効果は、第1の実施形態と同様である。
(第3の実施形態)
次いで、第3の実施形態に係る付着物除去装置1について説明する。第3の実施形態に係る付着物除去装置1にあっては、カメラ100に対し、圧縮空気に加えて、洗浄液を噴出するような構成とした。
以下、第3の実施形態に係る付着物除去装置1の構成について図12を参照して説明する。図12は、第3の実施形態に係る付着物除去装置1の分解斜視図である。
図12に示すように、第3の実施形態に係る付着物除去装置1は、空気圧縮部10に加え、洗浄液噴出部90を備える。洗浄液噴出部90としては、例えばローラポンプを用いることができるが、これに限定されるものではい。
具体的に洗浄液噴出部90は、洗浄液用チューブ91と、ローラ92とを備える。洗浄液用チューブ91は、一端が洗浄液を貯留する接続口93を介してタンク95(図13A参照)に接続される一方、他端が接続口94を介してノズル8(図3A,13A参照)に接続される。なお、洗浄液用チューブ91には、タンク95からの洗浄液が充填されているものとする。
ローラ92には、洗浄液用チューブ91が巻き付くように取り付けられる。また、ローラ92は、後述する噴出部用歯車168に接続され、噴出部用歯車168によって回転させられるとき、洗浄液用チューブ91を押しつぶす。
そして、洗浄液噴出部90は、ローラ92によって押しつぶされた洗浄液用チューブ91が元に戻るときの圧力を利用して、洗浄液をノズル8へ圧送し、カメラ100へ噴出する。なお、洗浄液を噴出するノズル8は、圧縮空気を噴出するノズル8と共用であっても、別々であってもよい。
第3の実施形態における駆動部60は、上記した電動モータ61、歯車62,63、欠歯歯車64、羽根部用歯車65およびねじりバネ66に加え、遊星歯車167および噴出部用歯車168を備える。
次に、駆動部60の遊星歯車167や噴出部用歯車168の構成、および駆動部60の動作について図13A,13Bを参照して説明する。図13A,13Bは、ケース175に収容された駆動部60を下面側から見た場合の下面図である。なお、図13A,13Bにあっては、理解の便宜のため、ケース175の下面を取り除いた状態を示している。
噴出部用歯車168は、上記したローラ92(図13Aで見えず)に接続される。また、噴出部用歯車168は、電動モータ61の駆動力が伝達されるときに回転駆動してローラ92を回転させる、すなわち、洗浄液噴出部90を駆動させる。
遊星歯車167は、第1歯車167aと、第2歯車167bとを備え、例えば歯車62と、歯車63と、噴出部用歯車168とによって囲まれる領域に配置される。
遊星歯車167は、かかる領域において、第2歯車167bが歯車63に噛合する位置(図13A参照)と、噴出部用歯車168に噛合する位置(図13B参照)との間で移動自在となるように構成される。
この移動により、遊星歯車167は、電動モータ61から羽根部40へ駆動力を伝達する回転体用伝達経路と、電動モータ61から洗浄液噴出部90へ駆動力を伝達する洗浄液噴出部用伝達経路とを切り替える。
遊星歯車167による駆動力の伝達経路の切り替えについて、以下詳しく説明すると、第1歯車167aは、電動モータ61の駆動力が伝達される歯車62に噛合される。また、第1歯車167aは、第2歯車167bと同軸に配置されるとともに、第2歯車167bと一体となるように構成される。
ここで、電動モータ61は、回転方向を正転から逆転、逆転から正転へと反転させることができるように設定される。以下では、図13Aに示すように、歯車62を紙面において反時計回りに回転させるような電動モータ61の回転方向を「正転方向」、逆に、図13Bに示すように、歯車62を時計回りに回転させるような回転方向を「逆転方向」ということとする。
図13Aに示すように、電動モータ61が正転方向に回転する場合、歯車62は反時計回りに回転する。歯車62と噛合する遊星歯車167の第1歯車167aは、歯車62から駆動力が伝達されて時計周りに回転する。このとき、第1歯車167aには、歯車63方向へ移動させる向き(矢印D3参照)の力も作用する。
これにより、遊星歯車167は、第2歯車167bが歯車63に噛合する位置に移動し、電動モータ61の駆動力を歯車63へ伝達する。駆動力が伝達された歯車63は、欠歯歯車64、羽根部用歯車65を介して空気圧縮部10を駆動し、圧縮空気をカメラ100へ噴出させる。
他方、図13Bに示すように、電動モータ61が逆転方向に回転する場合、歯車62は時計回りに回転する。歯車62と噛合する遊星歯車167の第1歯車167aは、歯車62から駆動力が伝達されて反時計周りに回転する。このとき、第1歯車167aには、噴出部用歯車168へ移動させる向き(矢印D4参照)の力も作用する。
これにより、遊星歯車167は、第2歯車167bが噴出部用歯車168に噛合する位置に移動し、電動モータ61の駆動力を噴出部用歯車168へ伝達する。駆動力が伝達された噴出部用歯車168は、ローラ92を回転駆動し、洗浄液をカメラ100へ噴出させる。
このように、第3の実施形態にあっては、洗浄液噴出部90をさらに備えるようにしたので、カメラ100の付着物を洗浄液によって効率よく除去することができる。
また、第3の実施形態では、駆動部60が空気圧縮部10の羽根部40および洗浄液噴出部90の両方を駆動させるようにした。これにより、駆動部60においては、駆動源である電動モータ61を1つにすることが可能となり、よって羽根部40用および洗浄液噴出部90用の駆動源をそれぞれ備えるような構成に比べて、付着物除去装置1をさらに省スペース化することができる。
また、第3の実施形態では、駆動部60が、上記のように構成された遊星歯車167を備えるようにした。これにより、付着物除去装置1にあっては、例えば、電動モータ61の回転を正転方向と逆転方向との間で切り替えるという簡易な構成で、カメラ100に対して圧縮空気を噴出させる動作と洗浄液を噴出させる動作とを切り替えることができる。なお、残余の効果は、従前の実施形態と同様である。
(第4の実施形態)
次いで、第4の実施形態に係る付着物除去装置1について説明する。第4の実施形態にあっては、圧縮空気を噴出させる動作と洗浄液を噴出させる動作との切り替えを、駆動部60に用いる歯車を工夫することで行うようにした。
以下、第4の実施形態に係る駆動部60の構成、および駆動部60の動作について図14A〜14Cを参照して説明する。図14A〜14Cは、ケース275に収容された駆動部60を上面側から見た場合の上面図である。
第4の実施形態における駆動部60は、上記した電動モータ61、歯車62,63、欠歯歯車64、羽根部用歯車65(図14Aで見えず)、ねじりバネ66(図14Aで見えず)、噴出部用歯車168に加え、歯車267,268,269および第2欠歯歯車270を備える。
図14Aに示すように、歯車267は、歯車62と歯車63とに噛合される。歯車268は、欠歯歯車64と歯車269とに噛合される。
図15は、歯車269を拡大して示す斜視図である。図14A,15に示すように、歯車269は、第2欠歯歯車270と同軸に配置されるとともに、第2欠歯歯車270と一体となるように構成される。従って、歯車269が回転すると、それに伴って第2欠歯歯車270も同一方向に回転することとなる。
第2欠歯歯車270は、噛合部分270aと、欠歯部分270bとを備える。噛合部分270aは、噴出部用歯車168と噛合することが可能な部位である。また、欠歯部分270bは、噴出部用歯車168と噛合しない部位である。
ここで、電動モータ61は、回転方向が同一方向にのみ回転する設定であるものとする。従って、電動モータ61の駆動力が、歯車62、歯車267、歯車63、欠歯歯車64を介して羽根部用歯車65に伝達されるとき、空気圧縮部10が駆動し、圧縮空気をカメラ100へ噴出させる。
また、欠歯歯車64に伝達された駆動力が、歯車268、歯車269を介して第2欠歯歯車270に伝達される。なお、図14A〜14Cにおいては、理解の便宜のため、噴出部用歯車168と第2欠歯歯車270の噛合部分270aとが噛合する位置を破線の閉曲線Gで示した。
伝達された駆動力によって第2欠歯歯車270が回転し、噛合部分270aが閉曲線Gの位置において噴出部用歯車168と噛合する位置にあるとき、噴出部用歯車168は、ローラ92を回転駆動し、洗浄液をカメラ100へ噴出させる(図14B参照)。
また、伝達された駆動力によって第2欠歯歯車270が回転し、欠歯部分270bが噴出部用歯車168と対向した位置にあるとき、ローラ92は回転しないことから、洗浄液はカメラ100へ噴出されない(図14C参照)。このように、洗浄液噴出部90は、第2欠歯歯車270によって間欠的に駆動される。
従って、欠歯歯車64や第2欠歯歯車270において、噛合部分64a,270aの歯数や外周面における長さなどを変更することで、例えば圧縮空気を3回噴出させた後、洗浄液を1回噴出させるなど動作を設定することができる。従って、付着物除去装置1にあっては、カメラ100が設置される環境に応じて、圧縮空気および洗浄液の噴出タイミングを適切に設定することで、付着物を効果的に除去することができる。
また、第4の実施形態における駆動部60にあっては、上記のように構成された第2欠歯歯車270を備えるようにした。これにより、第4の実施形態においては、回転方向が同一方向にのみ回転する設定の電動モータ61を用いる簡易な構成でありながら、空気圧縮部10および洗浄液噴出部90の両方を駆動することができる。なお、残余の効果は、従前の実施形態と同様である。
なお、上述した実施形態では、羽根部40の個数や壁部30によって仕切られるシリンダ室21の数を具体的に示したが、これはあくまでも例示であって限定されるものではない。
また、上記では、付着物除去装置1を車両用のカメラ100に適用する例を示したが、これに限られず、例えば、建物の内外や路地等に設置される監視/防犯カメラなどのその他の種類のカメラ(光学センサ)に適用してもよい。
さらなる効果や変形例は、当業者によって容易に導き出すことができる。このため、本発明のより広範な態様は、以上のように表しかつ記述した特定の詳細および代表的な実施形態に限定されるものではない。したがって、添付の特許請求の範囲およびその均等物によって定義される総括的な発明の概念の精神または範囲から逸脱することなく、様々な変更が可能である。
1 付着物除去装置
10 空気圧縮部
20 シリンダ
30 壁部
40 羽根部
50 流路部
60 駆動部
61 電動モータ
64 欠歯歯車
65 羽根部用歯車
66 ねじりバネ
90 洗浄液噴出部
121 連通口
167 遊星歯車
270 第2欠歯歯車

Claims (10)

  1. 光学センサに付着した付着物を除去する付着物除去装置であって、
    シリンダと前記シリンダ内に回転軸を中心に回転可能に設けられる回転体とを有し、前記回転体の回転によって生成された圧縮空気を前記光学センサへ噴出する空気圧縮部
    を備えることを特徴とする付着物除去装置。
  2. 前記空気圧縮部は、
    前記圧縮空気を前記回転体の回転軸方向へ噴出すること
    を特徴とする請求項1に記載の付着物除去装置。
  3. 前記空気圧縮部は、
    前記シリンダ内に前記回転体の回転軸に沿って形成され前記圧縮空気が流れる第1流路部
    を備えることを特徴とする請求項1または2に記載の付着物除去装置。
  4. 前記第1流路部は、
    前記シリンダの底面側に形成され前記圧縮空気が流入する流入口と、
    前記シリンダの天井面側に形成され前記圧縮空気が流出する流出口と
    を備えることを特徴とする請求項3に記載の付着物除去装置。
  5. 前記シリンダは、
    円筒状に形成され前記回転体を収容するシリンダ室と、
    前記シリンダ室を径方向に沿って仕切るように形成される壁部と、
    前記シリンダの天井面に形成され前記圧縮空気が流れる第2流路部と、
    前記シリンダの天井面において前記壁部付近に設けられ、前記シリンダ室と前記第2流路部とを連通する連通口と
    を備え、前記シリンダ室内で生成された前記圧縮空気が、前記連通口を介して前記第2流路部へ流入し、前記第2流路部から前記光学センサへ噴出すること
    を特徴とする請求項1または2に記載の付着物除去装置。
  6. 前記回転体を回転駆動させる駆動部
    をさらに備え、
    前記駆動部は、
    駆動源と、
    前記回転体に接続されるとともに、前記駆動源から駆動力が伝達されるときに前記回転体を一方方向へ回転させる回転体用歯車と、
    前記回転体を他方方向へ回転させるように付勢する付勢部と、
    前記回転体用歯車と噛合することが可能な噛合部分と、前記回転体用歯車と噛合しない欠歯部分とを有するとともに、前記駆動源に接続される第1欠歯歯車と
    を備え、
    前記回転体は、
    前記第1欠歯歯車の噛合部分が前記回転体用歯車と噛合する位置にあるとき、前記付勢部の付勢力に抗して前記一方方向へ回転して前記回転体と前記シリンダ内の壁部との間の空間を膨張させ、前記第1欠歯歯車の欠歯部分が前記回転体用歯車と対向した位置にあるとき、前記付勢部の付勢力によって前記他方方向へ回転して前記膨張した空間を圧縮すること
    を特徴とする請求項1〜5のいずれか一つに記載の付着物除去装置。
  7. 前記回転体は複数個あり、
    複数個の前記回転体は、
    前記回転軸に沿う方向から見た場合に回転対称となるように配置されること
    を特徴とする請求項1〜6のいずれか一つに記載の付着物除去装置。
  8. 洗浄液を前記光学センサへ噴出する洗浄液噴出部と、
    前記回転体および前記洗浄液噴出部の両方を駆動させる駆動部と
    を備えることを特徴とする請求項1〜7のいずれか一つに記載の付着物除去装置。
  9. 前記駆動部は、
    駆動源と、
    前記駆動源から前記回転体へ駆動力を伝達する回転体用伝達経路と前記駆動源から前記洗浄液噴出部へ駆動力を伝達する洗浄液噴出部用伝達経路とを切り替える遊星歯車と
    を備えることを特徴とする請求項8に記載の付着物除去装置。
  10. 前記駆動部は、
    駆動源と、
    前記洗浄液噴出部に接続されるとともに、前記駆動源の駆動力が伝達されるときに回転して前記洗浄液噴出部を駆動させる噴出部用歯車と、
    前記噴出部用歯車と噛合することが可能な噛合部分と、前記噴出部用歯車と噛合しない欠歯部分とを有するとともに、前記駆動源の駆動力によって回転する第2欠歯歯車と
    を備え、
    前記洗浄液噴出部は、
    前記第2欠歯歯車の噛合部分が前記噴出部用歯車と噛合する位置にあるとき、前記洗浄液を前記光学センサへ噴出し、前記第2欠歯歯車の欠歯部分が前記噴出部用歯車と対向した位置にあるとき、前記洗浄液を前記光学センサへ噴出しないこと
    を特徴とする請求項8に記載の付着物除去装置。
JP2015256975A 2015-12-28 2015-12-28 噴射装置および噴射システム Active JP6654430B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015256975A JP6654430B2 (ja) 2015-12-28 2015-12-28 噴射装置および噴射システム
PCT/JP2016/078018 WO2017115506A1 (ja) 2015-12-28 2016-09-23 付着物除去装置
CN201680032561.7A CN107848496B (zh) 2015-12-28 2016-09-23 附着物除去装置
US15/557,363 US10459219B2 (en) 2015-12-28 2016-09-23 Extraneous-matter removing apparatus
DE112016001913.0T DE112016001913B4 (de) 2015-12-28 2016-09-23 Fremdmaterial-Beseitigungsgerät

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015256975A JP6654430B2 (ja) 2015-12-28 2015-12-28 噴射装置および噴射システム

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2017119480A true JP2017119480A (ja) 2017-07-06
JP2017119480A5 JP2017119480A5 (ja) 2018-11-08
JP6654430B2 JP6654430B2 (ja) 2020-02-26

Family

ID=59225689

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015256975A Active JP6654430B2 (ja) 2015-12-28 2015-12-28 噴射装置および噴射システム

Country Status (5)

Country Link
US (1) US10459219B2 (ja)
JP (1) JP6654430B2 (ja)
CN (1) CN107848496B (ja)
DE (1) DE112016001913B4 (ja)
WO (1) WO2017115506A1 (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109774661A (zh) * 2017-11-14 2019-05-21 株式会社电装天 气体喷射装置
CN109774662A (zh) * 2017-11-14 2019-05-21 株式会社电装天 气体喷出装置及气体喷出方法
CN109774663A (zh) * 2017-11-14 2019-05-21 株式会社电装天 气体喷射装置
US10866411B2 (en) 2018-04-04 2020-12-15 Fanuc Corporation Cleaning device
US10941756B2 (en) 2018-08-31 2021-03-09 Denso Ten Limited Compressor
JP2022088647A (ja) * 2017-11-14 2022-06-14 株式会社デンソーテン 気体噴出装置および気体噴出方法
US11421671B2 (en) 2018-08-31 2022-08-23 Denso Ten Limited Compressor
US11697400B2 (en) 2017-11-14 2023-07-11 Denso Ten Limited Gas ejection apparatus

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6654550B2 (ja) * 2016-11-22 2020-02-26 株式会社デンソーテン 回転装置および付着物除去装置
US10782520B2 (en) 2018-07-24 2020-09-22 Ford Global Technologies, Llc Cleaning system for vehicle sensor
CN110481508A (zh) * 2018-08-30 2019-11-22 广州绿口十科技有限责任公司 一种无人驾驶汽车摄像头吹风装置及方法
CN109334614B (zh) * 2018-11-28 2023-10-10 浙江警察学院 一种汽车侧车窗刮雨装置
FR3105745B1 (fr) * 2019-12-27 2022-12-16 Valeo Systemes Dessuyage Dispositif de protection d’un organe optique, système d’assistance à la conduite et procédé de nettoyage correspondants

Citations (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4026468A (en) * 1975-08-14 1977-05-31 Mccord Corporation Headlamp cleaning assembly
JPS5336881B2 (ja) * 1974-05-17 1978-10-05
JPS61234201A (ja) * 1985-04-11 1986-10-18 Kishino Masahide 同心的に回転する回転ピストン変容機械
JPS6328889U (ja) * 1986-08-07 1988-02-25
US5083339A (en) * 1989-11-01 1992-01-28 Sprague Aristo-Aire, Inc. Apparatus for cleaning headlight lens and similar surfaces
JPH06240519A (ja) * 1987-01-20 1994-08-30 Tatsumi Eyaa Eng:Kk 紡機下の繊維屑吹払装置
JPH06323103A (ja) * 1993-05-18 1994-11-22 Kimii Nakatani 回転伝達機構
JP2983274B2 (ja) * 1990-10-03 1999-11-29 自動車機器株式会社 変速機操作装置
JP2000233378A (ja) * 1999-02-16 2000-08-29 Kanto Auto Works Ltd ワーククランプ具
JP2002195211A (ja) * 2000-12-18 2002-07-10 Btm Corp 流体装置及びショットピン装置
JP2007146706A (ja) * 2005-11-25 2007-06-14 Mitsumi Electric Co Ltd ポンプ
JP2011521168A (ja) * 2008-05-26 2011-07-21 振明 ▲張▼ デユアルローターエンジン
JP2014037239A (ja) * 2011-10-14 2014-02-27 Denso Corp カメラ洗浄装置
JP2014062539A (ja) * 2012-09-21 2014-04-10 Takeshi Hatanaka ロータリ内燃機関及びこれにより駆動される車両並びにハイブリッド車両

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100189288B1 (ko) 1996-02-15 1999-06-01 윤종용 기류를 이용한 카메라 하우징의 먼지 제거장치
US7222388B2 (en) * 2003-04-10 2007-05-29 Canon Kabushiki Kaisha Imaging-device cleaning apparatus
JP2005354330A (ja) * 2004-06-10 2005-12-22 Pentax Corp デジタルカメラ及びそのクリーニング装置
KR101042302B1 (ko) 2010-12-27 2011-06-17 위재영 차량 외부 영상 장치용 하우징
JP5494743B2 (ja) * 2011-10-14 2014-05-21 株式会社デンソー カメラ洗浄装置
DE102014204091A1 (de) 2013-06-18 2014-12-18 Robert Bosch Gmbh Bearbeitungsmaschine zur autonomen Bearbeitung eines zugeordneten Arbeitsbereichs
JP6417757B2 (ja) * 2013-09-19 2018-11-07 株式会社デンソー 車載光学センサ洗浄装置
WO2015159763A1 (ja) 2014-04-14 2015-10-22 株式会社小糸製作所 異物除去装置
EP2949521B1 (en) * 2014-05-27 2019-07-24 Fico Transpar, S.A. Cleaning device and system for vehicle-mounted optic surface and vehicle-mounted optic sensor with cleaning device
EP2949520B1 (en) * 2014-05-27 2018-03-21 Fico Transpar, S.A. System for cleaning a vehicle-mounted optic lens
US10059280B2 (en) * 2014-06-06 2018-08-28 Joseph Richard Cooper Obstruction-removal system and method for vehicle-camera lens
JP2016008005A (ja) 2014-06-26 2016-01-18 ダイハツ工業株式会社 自動車用バックモニタ装置のカメラレンズ洗浄構造

Patent Citations (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5336881B2 (ja) * 1974-05-17 1978-10-05
US4026468A (en) * 1975-08-14 1977-05-31 Mccord Corporation Headlamp cleaning assembly
JPS61234201A (ja) * 1985-04-11 1986-10-18 Kishino Masahide 同心的に回転する回転ピストン変容機械
JPS6328889U (ja) * 1986-08-07 1988-02-25
JPH06240519A (ja) * 1987-01-20 1994-08-30 Tatsumi Eyaa Eng:Kk 紡機下の繊維屑吹払装置
US5083339A (en) * 1989-11-01 1992-01-28 Sprague Aristo-Aire, Inc. Apparatus for cleaning headlight lens and similar surfaces
JP2983274B2 (ja) * 1990-10-03 1999-11-29 自動車機器株式会社 変速機操作装置
JPH06323103A (ja) * 1993-05-18 1994-11-22 Kimii Nakatani 回転伝達機構
JP2000233378A (ja) * 1999-02-16 2000-08-29 Kanto Auto Works Ltd ワーククランプ具
JP2002195211A (ja) * 2000-12-18 2002-07-10 Btm Corp 流体装置及びショットピン装置
JP2007146706A (ja) * 2005-11-25 2007-06-14 Mitsumi Electric Co Ltd ポンプ
JP2011521168A (ja) * 2008-05-26 2011-07-21 振明 ▲張▼ デユアルローターエンジン
JP2014037239A (ja) * 2011-10-14 2014-02-27 Denso Corp カメラ洗浄装置
JP2014062539A (ja) * 2012-09-21 2014-04-10 Takeshi Hatanaka ロータリ内燃機関及びこれにより駆動される車両並びにハイブリッド車両

Cited By (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7000127B2 (ja) 2017-11-14 2022-01-19 株式会社デンソーテン 気体噴射装置および気体噴射システム
US10962007B2 (en) 2017-11-14 2021-03-30 Denso Ten Limited Gas ejection apparatus
CN109774663A (zh) * 2017-11-14 2019-05-21 株式会社电装天 气体喷射装置
JP2019089023A (ja) * 2017-11-14 2019-06-13 株式会社デンソーテン 気体噴射装置および気体噴射システム
JP2019089451A (ja) * 2017-11-14 2019-06-13 株式会社デンソーテン 気体噴出装置および気体噴出方法
JP2019089450A (ja) * 2017-11-14 2019-06-13 株式会社デンソーテン 気体噴射装置および気体噴射システム
CN109774662A (zh) * 2017-11-14 2019-05-21 株式会社电装天 气体喷出装置及气体喷出方法
JP7319419B2 (ja) 2017-11-14 2023-08-01 株式会社デンソーテン 気体噴出装置および気体噴出方法
US11697400B2 (en) 2017-11-14 2023-07-11 Denso Ten Limited Gas ejection apparatus
CN109774661A (zh) * 2017-11-14 2019-05-21 株式会社电装天 气体喷射装置
JP7016674B2 (ja) 2017-11-14 2022-02-07 株式会社デンソーテン 気体噴出装置および気体噴出方法
JP2022088647A (ja) * 2017-11-14 2022-06-14 株式会社デンソーテン 気体噴出装置および気体噴出方法
US10866411B2 (en) 2018-04-04 2020-12-15 Fanuc Corporation Cleaning device
US11421671B2 (en) 2018-08-31 2022-08-23 Denso Ten Limited Compressor
US10941756B2 (en) 2018-08-31 2021-03-09 Denso Ten Limited Compressor

Also Published As

Publication number Publication date
US10459219B2 (en) 2019-10-29
DE112016001913B4 (de) 2022-03-17
CN107848496B (zh) 2020-12-04
DE112016001913T5 (de) 2018-01-11
CN107848496A (zh) 2018-03-27
JP6654430B2 (ja) 2020-02-26
WO2017115506A1 (ja) 2017-07-06
US20180246322A1 (en) 2018-08-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO2017115506A1 (ja) 付着物除去装置
JP7358595B2 (ja) 車両用クリーナシステムおよび車両用クリーナシステムを備える車両
JP6417757B2 (ja) 車載光学センサ洗浄装置
CN107709107B (zh) 异物去除装置及具备该异物去除装置的车辆
CN105128826B (zh) 车载光学表面的清洁装置和系统以及具有清洁装置的车载光学传感器
US11485326B2 (en) Device for cleaning in-vehicle sensor
CN110191825B (zh) 针对车辆用摄像头的流体的喷射装置
WO2018135322A1 (ja) 車両用カメラに対する流体の吹き付け装置
CN111032451B (zh) 车牌板灯单元以及具备车牌板灯单元的车辆
JP2018084178A (ja) 回転装置および付着物除去装置
US10587784B2 (en) Cleaner and vehicle with cleaner
US20190145411A1 (en) Gas ejection apparatus
JP2018204591A (ja) 電動ポンプ装置
JP2019089451A (ja) 気体噴出装置および気体噴出方法
JP2019002317A (ja) 電動ポンプ装置
JP2019089452A (ja) 気体噴出装置および気体噴出方法

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180925

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180925

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190716

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190905

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200107

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200130

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6654430

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250