JP2017118173A - 検出装置および無線通信装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】巡回シフトや周波数選択性フェージングに影響されず、より適切にタイミングを同期可能な検出装置および無線通信装置を提供する。【解決手段】検出装置は、デコリレーションフィルタ部と、境界検出部と、を備える。デコリレーションフィルタ部は、入力信号が、同期処理に用いられる予め定められた特定信号である場合に、入力信号を抑制した出力信号を生成する。境界検出部は、出力信号の変化に基づいて、入力信号に含まれる特定信号の終端を示す境界を検出する。【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、検出装置および無線通信装置に関する。
IEEE802.11.a/n/acなどの無線LAN(Local Area Network)では、フレームのプリアンブルに含まれる複数のトレーニングシーケンスを用いてタイミングが同期される。例えば、受信信号と遅延させた受信信号との相互相関を算出し、各トレーニングシーケンスに相当する相互相関のピークを検出することにより、タイミングを同期する技術が知られている。
米国特許出願公開第2010/0091742号明細書
Peh, Ho Huat, et al. "Frequency-domain timing synchronization for IEEE 802.11n communications systems." Personal Indoor and Mobile Radio Communications (PIMRC), 2011 IEEE 22nd International Symposium on. IEEE, 2011.
しかしながら、ピークの検出を用いる技術では、適切にタイミングを同期できない場合があった。例えば、巡回シフトが使用されるマルチアンテナ転送、または、周波数選択性フェージングを用いる構成などでは、シフトまたはフェージングの影響によりピークが正しく検出されず、同期に失敗する場合があった。同期に失敗すると、受信信号は正しく復調できなくなる。
実施形態の検出装置は、デコリレーションフィルタ部と、境界検出部と、を備える。デコリレーションフィルタ部は、入力信号が、同期処理に用いられる予め定められた特定信号である場合に、入力信号を抑制した出力信号を生成する。境界検出部は、出力信号の変化に基づいて、入力信号に含まれる特定信号の終端を示す境界を検出する。
第1の実施形態にかかる無線通信装置のブロック図。 第1の実施形態にかかる検出装置のブロック図。 第1の実施形態に適用できる受信信号のフレーム構造を示す図。 第1の実施形態における同期検出処理のフローチャート。 各部で出力される信号間の関係を示す図。 デコリレーションフィルタの周波数応答を示す図。 第1の実施形態のデコリレーションフィルタの構成例を示す図。 STSの周期的な特性を示す図。 第2の実施形態にかかる検出装置のブロック図。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる検出装置の好適な実施形態を詳細に説明する。
(第1の実施形態)
上記のように、ピークの検出を用いた同期技術では、巡回シフトまたはフェージングの影響によりピークが正しく検出されず、同期に失敗する場合があった。また、信号の自己相関に基づく同期はノイズの影響をうけやすいため、SNR(Signal to Noise Ratio)が低い環境では信頼性が低いという問題があった。なお、トレーニングシーケンスは、同期の前に実行される自動ゲイン制御(AGC:Automatic Gain Control)にも利用されるため、複数のトレーニングシーケンスのうち一部しか同期に利用できないこともある。自己相関に基づく同期は、このことに起因して信頼性が低下する可能性もある。
第1の実施形態では、繰り返されるトレーニングシーケンスを抑制するためのフィルタ(デコリレーションフィルタ)を用いる。デコリレーションフィルタは、トレーニングシーケンスに対応して繰り返されるピークを検出するのではなく、トレーニングシーケンスが入力された場合に、非常に小さいパワー(例えばゼロ)の信号を出力する。デコリレーションフィルタは、トレーニングシーケンスのみを抑制し、他の信号はそのまま残す。従って、トレーニングシーケンスと、その後に続く信号との境界で、デコリレーションフィルタからの出力値の上昇が検出できる。同期は、出力値のサンプリング、および、サンプリングした出力値の上昇を検出することにより実行される。
このように、本実施形態は、相互相関のピークは検出しないため、巡回シフトや周波数選択性フェージングに対してよりロバスト(頑強)になる。また、自己相関を算出しないため、SNRが低い環境に対してもロバストになる。
図1は、第1の実施形態にかかる無線通信装置10の構成の一例を示すブロック図である。図1に示すように、無線通信装置10は、アンテナ11と、周波数変換部12と、AD(アナログデジタル)変換部13と、検出装置100と、信号処理部14と、を備えている。なお、図1の構成は一例であり、その他の機能部(例えばフィルタ、増幅部など)をさらに備えていてもよい。
アンテナ11は、通信相手となる装置(送信装置)から送信された無線信号を受信する。周波数変換部12は、受信された無線信号をダウンコンバートしてベースバンド信号を出力する。AD変換部13は、アナログのベースバンド信号をデジタル信号(受信信号)に変換する。
検出装置100は、入力信号(入力された受信信号)から同期タイミングを検出する。例えば検出装置100は、複数のトレーニングシーケンスと、トレーニングシーケンスに続く信号との境界を検出し、境界を検出したことを示す信号を出力する。検出装置100の詳細な構成は後述する。
信号処理部14は、検出装置100により検出されたタイミングに同期させることにより、受信信号に対する各種処理を実行する。信号処理部14は、例えば、より微細なタイミング同期(微同期)、FFT(Fast Fourier Transform)、チャネル推定、および、復調などの処理を実行する。信号処理部14による処理はこれに限られるものではなく、検出装置100で同期タイミングが検出された後の受信信号に対する処理であればどのような処理であってもよい。
次に、検出装置100の構成について説明する。図2は、第1の実施形態にかかる検出装置100の詳細な構成の一例を示すブロック図である。図2に示すように、検出装置100は、乗算部101と、マッチドフィルタ102と、開始検出部103と、ゲイン制御部104と、遅延部105と、パルス生成部106と、デコリレーションフィルタ107と、移動平均算出部108と、境界検出部109と、を備えている。
乗算部101は、ゲイン制御部104から出力されるゲイン調整値を受信信号に乗算する。乗算部101は、例えば、可変ゲイン増幅器、および、デジタルドメインでの乗算器などにより構成することができる。乗算部101の代わりに、AD変換部13の基準電圧レベルを調整する機能を利用してもよい。このように、乗算部101は、ゲイン制御部104によるゲイン調整が実現できる機能を備えていればよい。
マッチドフィルタ102は、受信信号と特定信号との相関を示す相関信号を出力する相関算出部として機能する。特定信号は、例えば、同期処理に用いられる予め定められた信号である。例えば特定信号は、IEEE802.11.a/n/acなどで用いられるショートトレーニングシーケンス(STS)である。
図3は、本実施形態に適用できる受信信号のフレーム構造の一例を示す図である。図3に示すように、受信信号のフレームは、プリアンブルフィールド301と、信号フィールド302と、データフィールド303と、を含む。
プリアンブルフィールド301は、トレーニング信号を含む。トレーニング信号は、さらに、ショートトレーニングフィールド(STF)311と、ロングトレーニングフィールド(LTF)312とに分けられる。STF311は、繰り返される複数のショートトレーニングシーケンス(STS)を含む。LTF312は、STSより個数が少なく、長いトレーニングシーケンスであるロングトレーニングシーケンス(LTS)を含む。
本実施形態では、STSを用いて同期を実行するため、LTSは受信信号に含まれていなくてもよい。すなわち、図3のSTSなどに相当する特定信号を含む信号であれば、あらゆる受信信号に対して本実施形態を適用できる。
信号フィールド302は、プリアンブルフィールド301以外の情報を含むフィールドである。例えば信号フィールド302は、PLCP(Physical Layer Convergence Protocol)ヘッダなどを含む。データフィールド303は、受信するデータを含むフィールドである。
図1に戻り、マッチドフィルタ102は、例えば図3のSTSと高い相関を示すように構成される。従って、入力信号がマッチドフィルタ102に適合すると、マッチドフィルタ102の出力にピークが出現する。マッチドフィルタ102の出力は、開始検出部103およびゲイン制御部104で利用される。
開始検出部103は、信号(フレーム)の受信が開始されたか否かを検出する。到着する前はノイズのみが存在する。従って、開始検出部103は、受信信号の振幅またはパワーの立ち上がりエッジを検出することにより、信号の受信開始を検出する。開始検出部103は、信号の開始を検出した場合、イネーブル信号をゲイン制御部104および遅延部105に出力する。
ゲイン制御部104は、イネーブル信号の受信を契機としてAGCを開始する。ゲイン制御部104は、受信信号のパワーを自動的に調整することにより、使用できるダイナミックレンジを最大化するとともに、乗算部101などのフロントエンドへのオーバーローディングを回避する。例えばゲイン制御部104は、ゲイン調整値を乗算部101にフィードバックする。乗算部101は、受信信号にゲイン調整値を乗じることにより、受信信号のパワーを調整する。
遅延部105は、ゲイン制御部104によるAGCと整合させるために、開始検出部103から出力されたイネーブル信号を遅延させる。例えば遅延部105は、AGCのために確保される時間の分、イネーブル信号を遅延させる。
パルス生成部106は、遅延されたイネーブル信号の入力に応じて、パルス信号を生成する。パルス生成部106は、例えばSTSと同じ間隔でパルス信号を生成する。パルス信号の生成間隔はこれに限られるものではなく、境界検出部109による境界の検出精度に影響しなければどのような間隔であってもよい。例えば、検出精度を上げるために、STSより短い間隔としてもよい。
デコリレーションフィルタ107は、受信信号が特定信号(STS)である場合に、受信信号を抑制した出力信号を生成するデコリレーションフィルタ部として機能する。例えばデコリレーションフィルタ107は、STSが入力された場合はゼロを出力するように構成されるフィルタである。またデコリレーションフィルタ107は、STSに続けて入力されるSTS以外の信号、すなわち、LTF312、信号フィールド302、および、データフィールド303には影響せず、これらの信号はほとんど変更せずに出力する。
移動平均算出部108は、デコリレーションフィルタ107から出力された出力信号を平滑化した信号を出力する。例えば移動平均算出部108は、出力信号の移動平均を算出し、算出した信号を出力する。移動平均算出部108は、FIR(Finite Impulse Response)フィルタ、および、IIF(Infinite Impulse Response)フィルタなどによって構成できる。なお、移動平均算出部108は備えなくてもよい。
境界検出部109は、出力信号の変化に基づいて、受信信号に含まれる特定信号(STS)の終端を示す境界を検出する。例えば境界検出部109は、出力信号が、受信信号がSTSであると仮定したときにデコリレーションフィルタから出力される出力信号(抑制信号)の値(例えばゼロ)から、この抑制信号と異なる値に変化した場合を、境界として検出する。
境界検出部109は、例えば、サンプリング機能、および、判定機能を実行する。サンプリング機能は、パルス生成部106によって生成されたパルス信号をトリガー信号として、出力信号をサンプリングする機能である。これにより、出力信号は、パルス信号で定められる間隔でサンプリングされる。判定機能は、サンプリングされた出力信号を監視し、出力信号の変化が検出されたか判定する機能である。例えば出力信号の値の上昇が検出された場合に、STSとSTSの後の信号との境界、すなわち、STSの終端を示す境界が検出されたと判定される。
なお、本実施形態の検出装置100の各部(乗算部101、マッチドフィルタ102、開始検出部103、ゲイン制御部104、遅延部105、パルス生成部106、デコリレーションフィルタ107、移動平均算出部108、および、境界検出部109)は、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field−Programmable Gate Array)などハードウェア回路により実現することができる。各部の少なくとも一部を共通のハードウェア回路により実現してもよい。
本実施形態の無線通信装置10の各部(周波数変換部12、AD(アナログデジタル)変換部、信号処理部)は、例えば、CPU(Central Processing Unit)などの処理装置にプログラムを実行させること、すなわち、ソフトウェアにより実現してもよいし、ASICやFPGAなどのハードウェア回路により実現してもよいし、ソフトウェアおよびハードウェアを併用して実現してもよい。
次に、このように構成された第1の実施形態にかかる検出装置100による同期検出処理について図4を用いて説明する。図4は、第1の実施形態における同期検出処理の一例を示すフローチャートである。
無線通信装置10のアンテナ11により無線信号が受信され、周波数変換部12およびAD変換部13により処理された後の受信信号が検出装置100に入力される状態であるものとする。この状態では、マッチドフィルタ102は、入力される受信信号とSTSとの相関を示す相関信号を出力する。また、デコリレーションフィルタ107は、入力される受信信号からSTSを抑制した出力信号を生成する。
まず、開始検出部103は、フレームの開始を検出したか否かを判断する(ステップS101)。開始検出部103は、例えばマッチドフィルタ102からの出力信号の振幅またはパワーの立ち上がりエッジが検出された場合に、フレームの開始が検出されたと判断する。開始が検出されない場合(ステップS101:No)、検出するまで処理を繰り返す。開始が検出された場合(ステップS101:Yes)、開始検出部103は、イネーブル信号をゲイン制御部104および遅延部105に出力する。
ゲイン制御部104は、イネーブル信号を受信すると、ゲイン制御処理(AGC)を実行する(ステップS102)。遅延部105は、例えばAGCに処理時間の基づき定められる時間分、イネーブル信号を遅延させる。遅延時間が経過後、イネーブル信号がパルス生成部106に入力されると、パルス生成部106は、パルス信号を生成する(ステップS103)。
境界検出部109は、出力信号からの境界の検出処理を開始し、検出処理により境界が検出されたか否かを判断する(ステップS104)。例えば境界検出部109は、パルス生成部106により生成されたパルス信号に合わせて、移動平均算出部108から出力される出力信号のサンプリングを開始する。境界検出部109は、サンプリングした出力信号と予め定められた閾値とを使って境界検出用の判定式を計算し、計算結果が真となる場合に、STSの終端を示す境界であると判断する。
境界が検出されない場合(ステップS104:No)、検出されるまで処理が繰り返される。境界が検出された場合(ステップS104:Yes)、境界検出部109は、例えば、境界が検出されたことを示す検出信号を出力する(ステップS105)。これにより、後段の処理部(信号処理部14など)は、検出信号に同期させて、受信信号に対する処理を実行可能となる。
図5は、各部で出力される信号間の関係を示す図である。図5の最上部に、フレームのうちSTF311およびLTF312の部分が示されている。その下方には、マッチドフィルタ102、開始検出部103、遅延部105、パルス生成部106、および、移動平均算出部108の各部から出力される信号の例が示されている。
図5に示すように、マッチドフィルタ102が出力する信号(相関信号)は、STF311内に定められるSTSの出現に従い繰り返される。例えば、STF311内に10個のSTSが含まれる場合、マッチドフィルタ102は、10個のピークを有する相関信号を出力する。
最初のSTSに対応する期間301は、フレームの開始を決定するために利用される。従って、最初のSTSに対応する期間301の後にイネーブル信号が生成される。イネーブル信号は、図5に示すように例えば0および1の2値を有するブールデータとすることができる。
イネーブル信号は、AGCによるゲイン調整を完了するために確保される期間だけ遅延される。例えばこの期間は、STSの期間の整数倍である。この場合、以降の処理のタイミングは、1つのSTSの期間の制約を受ける。パルス生成部106は、遅延されたイネーブル信号が入力されることを契機として、パルス列を生成する。期間302に示すように、パルス列の各パルスは、STSと同じ間隔で生成される。
デコリレーションフィルタ107から出力され移動平均算出部108により平滑化された出力信号は、最初のSTSの期間301以外のSTF311の期間では、ゼロとなる。STF311の終端で、出力信号の値が上昇する。値の上昇は、STF311と、それに続く信号との境界を表す。
平滑化された出力信号は、パルス列の各パルスに一致するようにサンプリングされる。これにより、各出力信号は、STSの期間と同じサンプリング周期を持つ。パルス列は、マッチドフィルタ102からの出力信号のピークの時点に合わせて生成されてもよい。
出力信号と閾値との比較、または、現在の出力信号(第1出力信号)と過去の1以上の出力信号(第2出力信号)との比較により、出力信号の上昇が検出され、これによりタイミングの同期が実現される。これは粗同期であり、一定の期間内でのタイミングのずれは、例えば粗調整の後に実行される微同期には影響しない。
境界検出部109による境界の検出処理は、さまざまな方法で実現できる。例えば、サンプリングされた出力信号xdec(t)が閾値を超えたか否か(xdec(t)>threshold)を監視する方法が適用できる。tは、出力信号がサンプリングされた時刻を表す。
時刻tの出力信号xdec(t)が、過去にサンプリングされた2つの出力信号xdec(t−T)およびxdec(t−2T)の重みづけ和の値を超えたか否か(xdec(t)>axdec(t−T)+bxdec(t−2T))を監視する方法を適用してもよい。a、bは定数である。Tは、STSの期間である。過去の出力信号は2つに限られるものではなく、1以上であれば個数は問わない。
図6は、IEEE802.11.a/n/acのSTSに対するデコリレーションフィルタ107の周波数応答の一例を示す図である。IEEE802.11.a/n/acのプリアンブルで用いられるSTSは、デコリレーションフィルタのノッチ周波数と一致する、±4、±8、±12、±16、±20、±24の周波数ビンの位置にトーンを有する。さらに、STSは周期的な信号であるため、デコリレーションフィルタ107は、よりオーダーの小さいFIRによって実現できる。これにより、ハードウェア構成をより簡略にできる。
図7は、本実施形態のデコリレーションフィルタ107の構成例を示す図である。図7に示すように、デコリレーションフィルタ107は、STSMF(ショートトレーニングシーケンスマッチドフィルタ)601と、STSMF602と、STSMF603と、STSMF604と、加算回路611、612と、減算回路613と、遅延回路621、622と、を含む。
STSMF601、STSMF603は、STSマッチドフィルタの実部に相当する。STSMF602、STSMF604は、STSマッチドフィルタの虚部に相当する。STSマッチドフィルタは、STSとの相関を示す相関信号を出力するフィルタである。特定信号としてSTSを用いる場合は、マッチドフィルタ102がSTSマッチドフィルタとなる。
受信信号の実部x(t)は、STSMF601およびSTSMF602に入力される。受信信号の虚部x(t)は、STSMF603およびSTSMF604に入力される。
加算回路611は、STSMF601の出力と、STSMF604の出力とを加算する。遅延回路621は、STSMF603の出力を、STSの期間T、遅延させる。加算回路612は、STSMF602の出力と、遅延回路621の出力とを加算する。遅延回路622は、加算回路611の出力を、T/2(STSの期間Tの半分)遅延させる。減算回路613は、遅延回路622の出力から、加算回路612の出力を減算する。
図7に示すデコリレーションフィルタ107は、IEEE802.11.a/n/acのSTSの周期的な特性を利用している。図8は、STSの周期的な特性の例を示す図である。図8に示すように、STSの実部および虚部は、T/2の周期でシフトする。また、STFは10のSTSを含むため、以下のような関係式が成り立つ:
(t)=x(t−T/2)
(t)=x(t−T/2)
(t)=x(t−T)
(t)=x(t−T)
一方、デコリレーションフィルタ107の出力は、以下の式で表される:
(t−T/2)*STSMF+x(t−T/2)*STSMF
−[x(t)*STSMF+x(t−T)*STSMF
この式に上記関係式を代入すると、以下の式が得られる:
(t)*STSMF+x(t)*STSMF
−[x(t)*STSMF+x(t)*STSMF]=0
ここで、記号「*」は畳込み演算を表す。
このように、STSが入力された場合のデコリレーションフィルタ107の出力はゼロとなる。
図7のデコリレーションフィルタ107の構成は一例であり、これに限られるものではない。例えば、デコリレーションフィルタ107は、受信信号の実部および虚部のうち少なくとも一方を遅延させ、遅延させた後の受信信号の実部および虚部に対して、加算および減算の少なくとも一方の演算を実行し、ゼロを出力するフィルタであってもよい。図7のデコリレーションフィルタ107の場合、例えば、STSMF601、STSMF602、STSMF603、および、STSMF604の一部または全部を、マッチドフィルタ102と共通化することができる。従って、ハードウェア構成をより簡略化可能となる。
このように、第1の実施形態にかかる検出装置では、受信信号からSTSを抑制した出力信号が出力され、出力信号の変化に基づいてSTSの終端を示す境界が検出される。本実施形態では、相互相関のピークは検出しないため、巡回シフトや周波数選択性フェージングに対してよりロバストになる。すなわち、より適切にタイミングを同期可能となる。
(第2の実施形態)
第2の実施形態にかかる検出装置は、マッチドフィルタの出力を入力として、受信信号を抑制した出力信号を生成するデコリレーションフィルタを用いる。
図9は、第2の実施形態にかかる検出装置100−2の構成の一例を示すブロック図である。図9に示すように、検出装置100−2は、乗算部101と、マッチドフィルタ102と、開始検出部103と、ゲイン制御部104と、遅延部105と、パルス生成部106と、デコリレーションフィルタ107−2と、移動平均算出部108と、境界検出部109と、を備えている。
第2の実施形態では、デコリレーションフィルタ107−2の機能が第1の実施形態と異なっている。その他の構成および機能は、第1の実施形態にかかる検出装置100のブロック図である図2と同様であるので、同一符号を付し、ここでの説明は省略する。
デコリレーションフィルタ107−2は、マッチドフィルタ102の下流に配置され、マッチドフィルタ102の出力する相関信号を入力する。本実施形態のデコリレーションフィルタ107−2も第1の実施形態のデコリレーションフィルタ107と同様に、受信信号がSTSである場合に、受信信号を抑制した出力信号を生成するように構成される。
以下に、デコリレーションフィルタ107−2のフィルタ係数の算出方法の一例を説明する。以下の方法では、オーバーサンプリングは仮定されない。
まず、初期化処理として、以下の(1)式および(2)式が算出される。ここで、h(n)は、マッチドフィルタ102のフィルタ係数を要素とするn行1列のベクトルである。nはフィルタ係数の個数(1以上の整数)を表す。以下ではn=16の場合を例に説明するが、nは16以外の値であってもよい。
Figure 2017118173
Figure 2017118173
(1)式のh(n−1)は、h(n)の要素を巡回シフトしたベクトルを表す。16行×16列の行列Hは、同様にしてベクトルを1ずつ巡回シフトしたベクトルを各列に含む行列である。(2)式のUは、16行×16列の単位行列である。
この後の繰り返し処理では、以下の(3)式に示す各演算が、k=1〜15まで繰り返される。まず行列αに、16行×16列の単位行列が設定される。ベクトルhに、行列Hのk列に相当するベクトルが設定される。
Figure 2017118173
次に、以下の4つの演算が、m=k+1〜16まで繰り返される。まずベクトルβに、行列Hのm列に相当するベクトルが設定される。行列αのk行m列の要素α(k,m)に、hβ/hhの値が設定される。なおhは、hを複素転置させた行列を意味する。ベクトルβに、β−α(k,m)hが設定される。行列Hのm列に、βが設定される。
mの繰り返しの後、行列UにUとαとの積が設定される。行列Uのk列に、Uのk列をhのノルムで除算した値を設定する。
この後、最終処理では、以下の(4)式および(5)式が算出される。(4)式に示すように、デコリレーションフィルタ107−2のフィルタ係数を要素とするベクトルhdec(n)は、行列Uの16列のベクトルに対応する。(5)式では、hdec(n)の各要素が、要素の最大値で除算される(正規化)。
Figure 2017118173
Figure 2017118173
上記アルゴリズムによれば、マッチドフィルタ102のn個(nは1以上の整数)のフィルタ係数を用いて、デコリレーションフィルタ107−2のn個のフィルタ係数を算出できる。このように、マッチドフィルタ102と同じ数のフィルタ係数でデコリレーションフィルタ107−2を構成できるため、ハードウェア構成をより簡略化可能となる。
以上説明したとおり、第1および第2の実施形態によれば、相互相関のピークは検出しないため、巡回シフトや周波数選択性フェージングに影響されず、より適切にタイミングを同期可能となる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
10 無線通信装置
11 アンテナ
12 周波数変換部
13 AD変換部
14 信号処理部
100 検出装置
101 乗算部
102 マッチドフィルタ
103 開始検出部
104 ゲイン制御部
105 遅延部
106 パルス生成部
107 デコリレーションフィルタ
108 移動平均算出部
109 境界検出部

Claims (11)

  1. 入力信号が、同期処理に用いられる予め定められた特定信号である場合に、入力信号を抑制した出力信号を生成するデコリレーションフィルタ部と、
    前記出力信号の変化に基づいて、前記入力信号に含まれる前記特定信号の終端を示す境界を検出する境界検出部と、
    を備える検出装置。
  2. 前記特定信号は、実部と、前記実部を遅延させた虚部と、を含み、
    前記デコリレーションフィルタ部は、前記入力信号の実部および前記入力信号の虚部のうち少なくとも一方を遅延させ、遅延させた後の前記入力信号の実部および前記入力信号の虚部に対して、加算および減算の少なくとも一方の演算を実行することにより、前記出力信号を生成する、
    請求項1に記載の検出装置。
  3. 前記入力信号と前記特定信号との相関を示す相関信号を出力する相関算出部をさらに備え、
    前記デコリレーションフィルタ部は、前記相関信号を入力し、前記相関信号を抑制するように構成されたデコリレーションフィルタである、
    請求項1に記載の検出装置。
  4. 前記デコリレーションフィルタ部は、マッチドフィルタである前記相関算出部のn個(nは1以上の整数)のフィルタ係数を用いて算出されるn個のフィルタ係数を有する、
    請求項3に記載の検出装置。
  5. 前記境界検出部は、前記出力信号の値が閾値を超えた場合を、前記境界として検出する、
    請求項1に記載の検出装置。
  6. 前記境界検出部は、前記デコリレーションフィルタ部により生成された第1出力信号と、前記第1出力信号より前に前記デコリレーションフィルタ部により生成された1以上の第2出力信号と、を比較し、比較結果に基づいて前記境界を検出する、
    請求項1に記載の検出装置。
  7. 前記境界検出部は、前記第1出力信号が、複数の第2出力信号の重みづけ和を示す値を超えた場合を、前記境界として検出する、
    請求項6に記載の検出装置。
  8. 前記境界検出部は、前記出力信号が、前記入力信号が前記特定信号であると仮定したときに前記デコリレーションフィルタ部によって生成される抑制信号の値から、前記抑制信号と異なる値に変化した場合を、前記境界として検出する、
    請求項1に記載の検出装置。
  9. 前記入力信号は、無線により受信された受信信号であり、
    前記特定信号は、トレーニングシーケンスが複数回繰り返される信号である、
    請求項1に記載の検出装置。
  10. 無線信号を受信するアンテナと、
    前記無線信号をアナログデジタル変換した受信信号を出力するアナログデジタル変換部と、
    請求項1に記載の検出装置と、
    を備える無線通信装置。
  11. 前記境界検出部は、検出された前記境界に基づいて、前記受信信号の同期タイミングを検出する
    請求項10に記載の無線通信装置。
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