JP2017117718A - ケーブル特定システムおよびケーブル特定方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】ケーブルの特定を行うことができる新規な技術を提供する。【解決手段】ケーブル特定システム100は、第1、第2のコネクタ12、13が設けられたコネクタ付きケーブル10と、第1のコネクタ12に取り付け可能に構成された第1の端末接続部材20と、第2のコネクタ13に取り付け可能に構成され、光出射部を有する第2の端末接続部材30と、を有する。第1、第2のコネクタ12、13に、第1、第2の端末接続部材20、30がそれぞれ取り付けられた状態で、光出射部24から第2の端末接続部材30の外部へ対照用光を出射させる。【選択図】図1

Description

本発明は、ケーブル特定システムおよびケーブル特定方法に関する。
例えばデータセンター等において、光ケーブル等のケーブルが、複数本のケーブルが束ねられたケーブル束を構成した状態で使用されている。不要となり機器から取り外されたケーブルは、ケーブル束から引き抜かれて撤去される。
ケーブルを撤去しようとする際、撤去対象のケーブルの一端側の端末と他端側の端末との対応が、ケーブル束中で不明となっていることがある。そこで、撤去対象のケーブルについて、一端側の端末と他端側の端末とを対応付けるケーブル特定作業(ケーブル対照作業)が行われる。
ケーブルの撤去時に限らず、例えばケーブルの敷設時等においても、ケーブル特定作業が行われることがある。
なお、多数本のケーブルが敷設された際に生じる問題について、例えば特許文献1に説明されている。
特開2001−145221号公報
本発明の一目的は、ケーブルの特定を行うことができる新規な技術を提供することである。
本発明の一観点によれば、
一端側に第1のコネクタが設けられ他端側に第2のコネクタが設けられたコネクタ付きケーブルと、
前記第1のコネクタに取り付け可能に構成された第1の端末接続部材と、
前記第2のコネクタに取り付け可能に構成され、光出射部を有する第2の端末接続部材と、
を有し、
前記コネクタ付きケーブル、前記第1の端末接続部材、および前記第2の端末接続部材は、
前記第1の端末接続部材が前記第1のコネクタに、前記第2の端末接続部材が前記第2のコネクタにそれぞれ取り付けられた状態で、前記光出射部から前記第2の端末接続部材の外部へ対照用光を出射させる
ように構成されているケーブル特定システム
が提供される。
本発明の他の観点によれば、
一端側に第1のコネクタが設けられ他端側に第2のコネクタが設けられたコネクタ付きケーブルと、
前記第1のコネクタに取り付け可能に構成された第1の端末接続部材と、
前記第2のコネクタに取り付け可能に構成され、光出射部を有する第2の端末接続部材と、
を有し、
前記コネクタ付きケーブル、前記第1の端末接続部材、および前記第2の端末接続部材は、
前記第1の端末接続部材が前記第1のコネクタに、前記第2の端末接続部材が前記第2のコネクタにそれぞれ取り付けられた状態で、前記光出射部から前記第2の端末接続部材の外部へ対照用光を出射させる
ように構成されているケーブル特定システムを用いたケーブル特定方法であって、
前記第1のコネクタに前記第1の端末接続部材を取り付ける工程と、
前記第2のコネクタに前記第2の端末接続部材を取り付ける工程と、
前記光出射部から前記第2の端末接続部材の外部へ前記対照用光を出射させる工程と、
を有するケーブル特定方法
が提供される。
ケーブルの特定を行うことができる。
図1は、本発明の第1の実施形態によるケーブル特定システムの構成を示す概略図である。 図2は、第2の実施形態によるケーブル特定システムの構成を示す概略図である。 図3(a)〜図3(c)は、第1の実施形態または第2の実施形態によるケーブル特定システムを用いたケーブル特定方法の一例を示すための、特定対象となるケーブルを含むケーブル束を示す概略図である。
まず、図1を参照して、本発明の第1の実施形態によるケーブル特定システム(ケーブル対照システム)100の構成について説明する。図1は、第1の実施形態によるケーブル特定システム100の構成を例示する概略図である。
ケーブル特定システム100は、コネクタ付きケーブル10と、コネクタ付きケーブル10の一端側の端末および他端側の端末にそれぞれ取り付けられる端末接続部材20および30とを有する。
なお、本明細書の説明において、一端と当該一端に対する他端とは任意に規定されており、互いに交換してもよい。
コネクタ付きケーブル10は、光ファイバ11を有する光ケーブルであり、一端側に光コネクタ12が設けられ、他端側に光コネクタ13が設けられたものである。コネクタ付きケーブル10の有する光ファイバ11および光コネクタ12、13の構成としては、公知のものを適宜用いることができる。以下、コネクタ付きケーブル10を、単に、ケーブル10と呼ぶこともあり、光コネクタ12、13を、単に、コネクタ12、13と呼ぶこともある。
端末接続部材20は、対照用光を出射する光源21と、光源21を発光させる電圧を供給する電源22と、光源21の発光状態と非発光状態とを切り替えるスイッチ23とを有する。端末接続部材20は、コネクタ12に取り付け可能に(着脱可能に)構成されており、コネクタ12に取り付けられた状態で、光源21から出射された対照用光を、光ファイバ11に入射させるように構成されている。光源21としては、例えば発光ダイオード(LED)を用いることができる。
端末接続部材30は、コネクタ13に取り付け可能に(着脱可能に)構成されており、コネクタ13に取り付けられた状態で、光ファイバ11を通過した対照用光が入射するように構成されている。端末接続部材30は、作業者が端末接続部材30側で対照用光の発光の有無を確認(検知)できるように、端末接続部材30の外部へ対照用光を出射させる光出射部31を有する。光出射部31から出射される対照用光は、目視により検知可能とするために可視光である。
光源21から出射される対照用光が可視光の場合は、例えば、光出射部31として、ジルコニア等の光散乱手段や、45°ミラー等の光路変換手段を用いて、可視光を外部にそのまま取り出すことができる。光源21から出射される対照用光が不可視光の場合は、例えば、光出射部31として可視光に波長を変換する波長変換手段や、不可視光をフォトダイオード等の受光素子で検知し、この受光素子からの信号を処理して可視光LED等の発光素子を発光させる処理回路及び表示器からなる検知手段を用いて、可視光として外部に取り出すことができる。
上述のような構成を有することで、第1の実施形態によるケーブル特定システム100は、以下のような動作をする。
ケーブル10の一端側のコネクタ12および他端側のコネクタ13に、端末接続部材20および端末接続部材30がそれぞれ取り付けられた状態では、端末接続部材20においてスイッチ23がオン状態にされることにより光源21から出射された対照用光が、光ファイバ11を通過して端末接続部材30へ入射する。そして、対照用光が、光出射部31から端末接続部材30の外部へ出射される。
一方、ケーブル10の一端側のコネクタ12および他端側のコネクタ13に、端末接続部材20および端末接続部材30の少なくとも一方が取り付けられていない状態では、端末接続部材20においてスイッチ23がオン状態にされたとしても、対照用光は、端末接続部材30へ入射せず、光出射部31から端末接続部材30の外部へ出射されない。
次に、図3(a)〜図3(c)を参照して、第1の実施形態によるケーブル特定システム100を用いたケーブル特定方法(ケーブル対照方法)について、ケーブルの撤去作業を例として説明する。図3(a)〜図3(c)は、特定対象となるケーブル10Bを含むケーブル束200を示す概略図である。
図3(a)を参照する。例えばデータセンター等において、ケーブル10は、複数本のケーブル10が束ねられたケーブル束200を構成した状態で使用される。ケーブル10が不要となった場合、両端のコネクタが、機器から取り外される。
不要となり機器から取り外されたケーブル10は、ケーブル束200から引き抜かれて撤去される。撤去のために特定すべきケーブル10を、ケーブル10Bと呼ぶこととし、その他のケーブル10を、ケーブル10Aと呼ぶこととする。なお、図3(a)〜図3(c)では、図示の煩雑さを避けるため、代表的に1本のケーブルでケーブル10Aを示している。
ケーブル10Bを撤去しようとする際、コネクタの取り外し作業から撤去作業までにしばらく時間が経過してしまっていることや、束ねられたケーブル10の本数が多数であることや、ケーブル10の一端と他端とが遠く離れた位置に配置されていること等に伴い、撤去対象のケーブル10Bの一端側の端末と他端側の端末との対応付けが不明となっていることがある。そこで、撤去対象のケーブル10Bについて、一端側の端末と他端側の端末とを対応付けるケーブル特定作業(ケーブル対照作業)が行われる。
ここでは、ケーブル10Bの一端側(図3(a)〜図3(c)の左側)の端末に対して、ケーブル10Bの他端側(図3(a)〜図3(c)の右側)の端末を対応させるケーブル特定作業を例として、ケーブル特定システム100の使用方法を説明する。
図3(b)を参照する。まず、ケーブル10Bの一端側の端末に、つまり、ケーブル10Bの一端側のコネクタに、端末接続部材20を取り付ける。そして、スイッチ23をオン状態として、光源21から対照用光を出射させる。
他端側では、ケーブル10Bの端末がケーブル束200中のどこにあるか不明である。そこで、以下に説明するように、ケーブル束200中のケーブル10に対して順に、他端側のコネクタに端末接続部材30を取り付け、光出射部31からの対照用光の出射の有無を確認することで、ケーブル10Bの他端側の端末を探し出す。
本例では、まず、ケーブル10Aの他端側のコネクタに端末接続部材30が取り付けられる。ケーブル10Aについては、一端側のコネクタに端末接続部材20が取り付けられていないので、つまり、一端側から対照用光が入射されていないので、光出射部31からの対照用光の出射は確認されない。
図3(c)を参照する。次に、ケーブル10Bの他端側のコネクタに端末接続部材30が取り付けられる。ケーブル10Bについては、一端側のコネクタに端末接続部材20が取り付けられており、一端側から対照用光が入射されているので、光出射部31からの対照用光の出射が確認される。
光出射部31からの対照用光の出射が確認されることで、端末接続部材30が取り付けられた他端側の端末が、ケーブル10Bの他端側の端末であることが特定される。このようにして、ケーブル特定システム100により、ケーブル10Bを特定することができる。
以上説明したように、第1の実施形態によるケーブル特定システム100を用いることで、ケーブル10を特定すること(ケーブル10の一端側の端末と他端側の端末とを対応付けること)ができる。
端末接続部材20および端末接続部材30が、ケーブル10と別体の部材として構成されていることで、光源21や光出射部31等をケーブル10ごとに予め内蔵させておく必要がない。また、1組の端末接続部材20、30が用意されていれば、任意のケーブル10の特定を行うことができる。
なお、光源21の発光状態と非発光状態とを切り替えるスイッチ23が省略されて、光源21が常時発光していても、ケーブル特定作業を行うことはできる。このような場合、端末接続部材20がコネクタ12に取り付けられている状態と取り付けられていない状態とを切り替えることで、対照用光が光ファイバ11へ入射する状態と入射しない状態とを切り替えることができる。ただし、スイッチ23が設けられていることで、光源21の発光タイミングを制御でき利便性が向上する。
なお、端末接続部材20側でも対照用光の出射を確認できるよう、端末接続部材20に、対照用光を端末接続部材20の外部へ出射させる光出射部24を設けるようにしてもよい。なお、光出射部24は、光出射部24から出射される対照用光が可視光となるように(光出射部31と同様に)構成される。
次に、図2を参照して、第2の実施形態によるケーブル特定システム100の構成について説明する。図2は、第2の実施形態によるケーブル特定システム100の構成を例示する概略図である。なお、説明の煩雑さを避けるため、第1の実施形態と対応する部材や構造については、同一の参照番号を用いて説明を進める。以下、主に、第1の実施形態との違いについて説明する。
コネクタ付きケーブル10としては、例えば、第1の実施形態と同様に、光ファイバ11を有し光コネクタ12、13を有する光ケーブルを用いることができる。
ただし、第2の実施形態におけるケーブル10は、さらに、一対の配線14、15を有している。配線14、15は、それぞれ、コネクタ12に一端14a、15aが配置され、コネクタ13に他端14b、15bが配置されるように設けられている。配線14、15は、それぞれ、コネクタ12、13の中間に配置されたケーブル本体部分では、例えばシース内に埋め込まれて配置されている。配線14と配線15とは、ケーブル10単体の状態では、互いに電気的に分離されている。
端末接続部材20は、第1の実施形態と同様に、コネクタ12に取り付け可能に(着脱可能に)構成されている。
ただし、第2の実施形態における端末接続部材20は、コネクタ12に取り付けられた状態で配線14の一端14a(配線端14a)と配線15の一端15a(配線端15a)とを電気的に接続する配線25を有し、さらに、配線25に挿入され後述の光源33を発光させる電圧を供給する電源(電気信号発生装置)26、および、電源26が配線端14aと配線端15aとの間に電圧を印加する状態と印加しない状態とを切り替えるスイッチ27を有する。
電源26は、極性の反転する電圧を発生するように構成されていることが好ましく、電源26としては、例えば交流電源を用いることができる。
端末接続部材30は、第1の実施形態と同様に、コネクタ13に取り付け可能に(着脱可能に)構成されており、光出射部31を有する。
ただし、第2の実施形態における端末接続部材30は、コネクタ13に取り付けられた状態で配線14の他端14b(配線端14b)と配線15の他端15b(配線端15b)とを電気的に接続する配線32を有し、さらに、配線32に挿入され対照用光を出射する光源33を有する。光源33としては、例えばLEDを用いることができる。対照用光は、可視光であることが好ましい。
上述のような構成を有することで、第2の実施形態によるケーブル特定システム100は、以下のような動作をする。
ケーブル10の一端側のコネクタ12および他端側のコネクタ13に、端末接続部材20および端末接続部材30がそれぞれ取り付けられた状態では、配線14、配線25、配線15、および配線32が電気的に接続された回路を形成でき、端末接続部材20においてスイッチ27がオン状態にされることにより電源26が光源33に電圧を印加し、光源33から出射された対照用光が、光出射部31から端末接続部材30の外部へ出射される。
一方、ケーブル10の一端側のコネクタ12および他端側のコネクタ13に、端末接続部材20および端末接続部材30の少なくとも一方が取り付けられていない状態では、端末接続部材20においてスイッチ27がオン状態にされたとしても、光源33は発光状態とならず、対照用光は、光出射部31から端末接続部材30の外部へ出射されない。
次に、再び図3(a)〜図3(c)を参照して、第2の実施形態によるケーブル特定システム100を用いたケーブル特定方法について、第1の実施形態で説明したのと同様に、ケーブルの撤去作業を例として説明する。
図3(a)を参照する。ケーブル束200中における撤去対象のケーブル10Bについて、一端側の端末と他端側の端末とを対応付けるケーブル特定作業が行われる。
図3(b)を参照する。まず、ケーブル10Bの一端側の端末に、つまり、ケーブル10Bの一端側のコネクタに、端末接続部材20を取り付ける。そして、スイッチ27をオン状態とする。つまり、配線25が、配線端14aと配線端15aとを電気的に接続し、電源26が、配線端14aと配線端15aとの間に電圧を印加する状態とする。
他端側では、ケーブル10Bの端末がケーブル束200中のどこにあるか不明である。本例では、まず、ケーブル10Aの他端側のコネクタに端末接続部材30が取り付けられる。ケーブル10Aについては、一端側のコネクタに端末接続部材20が取り付けられていないので、つまり、他端側のコネクタに端末接続部材30が取り付けられたとしても配線14、配線25、配線15、および配線32が電気的に接続された回路を形成できないので、光源33が発光せず、光出射部31からの対照用光の出射は確認されない。
図3(c)を参照する。次に、ケーブル10Bの他端側のコネクタに端末接続部材30が取り付けられる。ケーブル10Bについては、一端側のコネクタに端末接続部材20が取り付けられており、他端側のコネクタに端末接続部材30が取り付けられることで、配線14、配線25、配線15、および配線32が電気的に接続された回路が形成され、光源33が発光して、光出射部31からの対照用光の出射が確認される。
光出射部31からの対照用光の出射が確認されることで、端末接続部材30が取り付けられた他端側の端末が、ケーブル10Bの他端側の端末であることが特定される。このようにして、ケーブル特定システム100により、ケーブル10Bを特定することができる。
以上説明したように、第2の実施形態のケーブル特定システム100を用いることによっても、第1の実施形態によるケーブル特定システム100を用いる場合と同様に、ケーブル10を特定することができる。
端末接続部材20および端末接続部材30が、ケーブル10と別体の部材として構成されていることで、光源33や光出射部31等をケーブル10ごとに予め内蔵させておく必要がない。また、1組の端末接続部材20、30が用意されていれば、任意のケーブル10の特定を行うことができる。
なお、光源33としてLEDを用いる場合、発光させるには順バイアスを印加する必要がある。極性の反転する電圧を発生する電源26を用いると、いずれかの極性の電圧印加により光源33を発光させられるので、端末接続部材20を配線14、15に接続する際の極性を確認する手間が省ける。なお、極性を確認して接続することに留意しつつ、電源26として、極性が一定の電圧を発生するもの(例えば電池)を用いてもよい。
なお、光源33を有する端末接続部材30に対し反対側の端末接続部材20に電源26を配置する例について説明したが、光源33を発光させるための電源26は、光源33と同じ側の端末接続部材30に配置してもよい。つまり、電源26は、配線25に挿入されるように、端末接続部材20に配置されているか、または、配線32に挿入されるように、端末接続部材30に配置されていればよい。
なお、電源26が、LEDを用いた光源33と同じ側の端末接続部材30に配置される場合は、LEDの極性に合わせた一定の極性の電圧を発生する電源26を用いればよい。
なお、電源26が配線端14aと配線端15aとの間に電圧を印加する状態と印加しない状態とを切り替えるスイッチ27は省略されていても、ケーブル特定作業を行うことはできる。このような場合、端末接続部材20がコネクタ12に取り付けられている状態と取り付けられていない状態とを切り替えることで、電源26が配線端14aと配線端15aとの間に、つまり、光源33に電圧を印加する状態と印加しない状態とを切り替えることができる。ただし、スイッチ27が設けられていることで、光源33の発光タイミングを制御しやすく利便性が向上する。
なお、第1の実施形態では、一端側の端末接続部材20において発光させた対照用光を、光ファイバ11を通過させることで、他端側の端末接続部材30の光出射部31から出射させる例について説明した。これに対し、第2の実施形態では、他端側の端末接続部材30において発光させた対照用光を、他端側の端末接続部材30の光出射部31から出射させる例となっている。このため、第2の実施形態では、ケーブル10として、光ケーブル以外の電気ケーブル(例えばLANケーブル)等のケーブルを用いることもできる。なお、コネクタの構成は、各ケーブルの種類に合わせて適宜選択することができる。
なお、第2の実施形態において、ケーブル10として光ケーブルを用いた場合には、他端側の端末接続部材30において発光させた対照用光を、光ファイバ11を通過させることで、一端側の端末接続部材20へ入射させてもよい。このような場合、端末接続部材20側でも対照用光の出射を確認できるよう、端末接続部材20に、対照用光を端末接続部材20の外部へ出射させる光出射部24を設けてもよい。
なお、第2の実施形態において、ケーブル10として光ケーブル以外のケーブルを用いる場合、ケーブル特定用(ケーブル対照用)の光ファイバを、ケーブル10に別途設けるようにしてもよい。
また、第1の実施形態において、ケーブル特定用の光ファイバを、ケーブル10に別途設けることで、ケーブル10として光ケーブル以外のケーブルを用いることもできる。なお、ケーブル10が光ケーブルである場合、ケーブル10がもともと有している光ファイバ11を、対照用光を通過させる用途としても有効に利用できる。
なお、第1および第2の実施形態では、まず、端末接続部材20をケーブル10Bの一端側の端末に取り付けた状態で、他端側の端末に、光出射部31を有する端末接続部材30を取り付け、光出射部31から端末接続部材30の外部へ対照用光を出射させ、対照用光を確認することでケーブル特定作業を行う例について説明したが、まず、光出射部31を有する端末接続部材30をケーブル10Bの一端側の端末に取り付けた状態で、他端側の端末に、端末接続部材20を取り付け、光出射部31から端末接続部材30の外部へ対照用光を出射させ、対照用光を確認することでケーブル特定作業を行うようにしてもよい。
なお、第1および第2の実施形態では、ケーブル10を撤去する状況におけるケーブル10の特定について例示したが、ケーブル特定システム100は、例えばケーブル10を敷設する状況等、他の状況でケーブル10の特定を行う用途に用いてもよい。
以上、実施形態に沿って本発明を説明したが、本発明はこれらに制限されるものではない。例えば、種々の変更、改良、組み合せ等が可能なことは当業者に自明であろう。
以下、本発明の好ましい形態について付記する。
(付記1)
一端側に第1のコネクタが設けられ他端側に第2のコネクタが設けられたコネクタ付きケーブルと、
前記第1のコネクタに取り付け可能に構成された第1の端末接続部材と、
前記第2のコネクタに取り付け可能に構成され、光出射部を有する第2の端末接続部材と、
を有し、
前記コネクタ付きケーブル、前記第1の端末接続部材、および前記第2の端末接続部材は、
前記第1の端末接続部材が前記第1のコネクタに、前記第2の端末接続部材が前記第2のコネクタにそれぞれ取り付けられた状態で、前記光出射部から前記第2の端末接続部材の外部へ対照用光を出射させる
ように構成されているケーブル特定システム。
(付記2)
前記コネクタ付きケーブルは、光ファイバを有する光ケーブルであり、
前記第1の端末接続部材は、前記対照用光を出射する光源を有し、前記第1のコネクタに取り付けられた状態で、前記光源から出射された前記対照用光を、前記光ファイバに入射させるように構成されており、
前記第2の端末接続部材は、前記第2のコネクタに取り付けられた状態で、前記光ファイバを通過した前記対照用光が入射するように構成されており、
前記光源に電圧を供給する電源を有する、
付記1に記載のケーブル特定システム。
(付記3)
前記第1の端末接続部材は、前記光源の発光状態と非発光状態とを切り替えるスイッチを有する、
付記2に記載のケーブル特定システム。
(付記4)
前記第1の端末接続部材は、前記第1の端末接続部材の外部へ前記対照用光を出射させる光出射部を有する、
付記2または3に記載のケーブル特定システム。
(付記5)
前記コネクタ付きケーブルは、前記第1のコネクタに一端が配置され前記第2のコネクタに他端が配置された第1の配線、および、前記第1のコネクタに一端が配置され前記第2のコネクタに他端が配置された第2の配線を有し、
前記第1の端末接続部材は、前記第1のコネクタに取り付けられた状態で、前記第1の配線の前記一端と前記第2の配線の前記一端とを電気的に接続する第3の配線を有し、
前記第2の端末接続部材は、前記第2のコネクタに取り付けられた状態で、前記第1の配線の前記他端と前記第2の配線の前記他端とを電気的に接続する第4の配線、および、前記第4の配線に挿入され前記対照用光を出射する光源を有し、
前記光源に電圧を供給する電源を有する、
付記1に記載のケーブル特定システム。
(付記6)
前記電源は、前記第3の配線に挿入されるように、前記第1の端末接続部材に配置されているか、または、前記第4の配線に挿入されるように、前記第2の端末接続部材に配置されている、
付記5に記載のケーブル特定システム。
(付記7)
前記光源は、発光ダイオードであり、
前記電源は、前記第3の配線に挿入されるように、前記第1の端末接続部材に配置されており、極性の反転する電圧を発生するように構成されている、
付記6に記載のケーブル特定システム。
(付記8)
前記第1の端末接続部材は、前記電源が前記第1の配線の前記一端と前記第2の配線の前記一端との間に電圧を印加する状態と印加しない状態とを切り替えるスイッチを有する、付記7に記載のケーブル特定システム。
(付記9)
前記コネクタ付きケーブルは、光ファイバを有する光ケーブルであり、
前記第1の端末接続部材は、前記光源から出射され前記光ファイバを通過した前記対照用光を、前記第1の端末接続部材の外部へ出射させる光出射部を有する、
付記5〜8のいずれか1つに記載のケーブル特定システム。
(付記10)
前記第2の端末接続部材の前記光出射部から出射される対照用光は、可視光である、
付記1〜9のいずれか1つに記載のケーブル特定システム。
(付記11)
一端側に第1のコネクタが設けられ他端側に第2のコネクタが設けられたコネクタ付きケーブルと、
前記第1のコネクタに取り付け可能に構成された第1の端末接続部材と、
前記第2のコネクタに取り付け可能に構成され、光出射部を有する第2の端末接続部材と、
を有し、
前記コネクタ付きケーブル、前記第1の端末接続部材、および前記第2の端末接続部材は、
前記第1の端末接続部材が前記第1のコネクタに、前記第2の端末接続部材が前記第2のコネクタにそれぞれ取り付けられた状態で、前記光出射部から前記第2の端末接続部材の外部へ対照用光を出射させる
ように構成されているケーブル特定システムを用いたケーブル特定方法であって、
前記第1のコネクタに前記第1の端末接続部材を取り付ける工程と、
前記第2のコネクタに前記第2の端末接続部材を取り付ける工程と、
前記光出射部から前記第2の端末接続部材の外部へ前記対照用光を出射させる工程と、
を有するケーブル特定方法。
10 コネクタ付きケーブル
10A 特定対象でない他のケーブル
10B 特定対象のケーブル
11 光ファイバ
12、13 コネクタ
14、15 コネクタ付きケーブルの有する配線
14a、14b、15a、15b コネクタ付きケーブルの有する配線の端部
20 端末接続部材
21 光源
22 電源
23 スイッチ
24 光出射部
25 端末接続部材の有する配線
26 電源
27 スイッチ
30 端末接続部材
31 光出射部
32 端末接続部材の有する配線
33 光源
100 ケーブル特定システム
200 ケーブル束

Claims (5)

  1. 一端側に第1のコネクタが設けられ他端側に第2のコネクタが設けられたコネクタ付きケーブルと、
    前記第1のコネクタに取り付け可能に構成された第1の端末接続部材と、
    前記第2のコネクタに取り付け可能に構成され、光出射部を有する第2の端末接続部材と、
    を有し、
    前記コネクタ付きケーブル、前記第1の端末接続部材、および前記第2の端末接続部材は、
    前記第1の端末接続部材が前記第1のコネクタに、前記第2の端末接続部材が前記第2のコネクタにそれぞれ取り付けられた状態で、前記光出射部から前記第2の端末接続部材の外部へ対照用光を出射させる
    ように構成されているケーブル特定システム。
  2. 前記コネクタ付きケーブルは、光ファイバを有する光ケーブルであり、
    前記第1の端末接続部材は、前記対照用光を出射する光源を有し、前記第1のコネクタに取り付けられた状態で、前記光源から出射された前記対照用光を、前記光ファイバに入射させるように構成されており、
    前記第2の端末接続部材は、前記第2のコネクタに取り付けられた状態で、前記光ファイバを通過した前記対照用光が入射するように構成されており、
    前記光源に電圧を供給する電源を有する、
    請求項1に記載のケーブル特定システム。
  3. 前記コネクタ付きケーブルは、前記第1のコネクタに一端が配置され前記第2のコネクタに他端が配置された第1の配線、および、前記第1のコネクタに一端が配置され前記第2のコネクタに他端が配置された第2の配線を有し、
    前記第1の端末接続部材は、前記第1のコネクタに取り付けられた状態で、前記第1の配線の前記一端と前記第2の配線の前記一端とを電気的に接続する第3の配線を有し、
    前記第2の端末接続部材は、前記第2のコネクタに取り付けられた状態で、前記第1の配線の前記他端と前記第2の配線の前記他端とを電気的に接続する第4の配線、および、前記第4の配線に挿入され前記対照用光を出射する光源を有し、
    前記光源に電圧を供給する電源を有する、
    請求項1に記載のケーブル特定システム。
  4. 前記光源は、発光ダイオードであり、
    前記電源は、前記第3の配線に挿入されるように、前記第1の端末接続部材に配置されており、極性の反転する電圧を発生するように構成されている、
    請求項3に記載のケーブル特定システム。
  5. 一端側に第1のコネクタが設けられ他端側に第2のコネクタが設けられたコネクタ付きケーブルと、
    前記第1のコネクタに取り付け可能に構成された第1の端末接続部材と、
    前記第2のコネクタに取り付け可能に構成され、光出射部を有する第2の端末接続部材と、
    を有し、
    前記コネクタ付きケーブル、前記第1の端末接続部材、および前記第2の端末接続部材は、
    前記第1の端末接続部材が前記第1のコネクタに、前記第2の端末接続部材が前記第2のコネクタにそれぞれ取り付けられた状態で、前記光出射部から前記第2の端末接続部材の外部へ対照用光を出射させる
    ように構成されているケーブル特定システムを用いたケーブル特定方法であって、
    前記第1のコネクタに前記第1の端末接続部材を取り付ける工程と、
    前記第2のコネクタに前記第2の端末接続部材を取り付ける工程と、
    前記光出射部から前記第2の端末接続部材の外部へ前記対照用光を出射させる工程と、
    を有するケーブル特定方法。
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