JP2017113864A - 駆動装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明が解決しようとする課題は、小型で軽量な流体圧式アクチュエータを用い、より簡単な構造で様々な形状の物体を保持することができる駆動装置を提供する。
【解決手段】実施形態の流体駆動関節は、関節と、前記関節に接続された第1の支持部材と、前記関節に接続された第2の支持部材と、前記関節、前記第1の支持部材、および前記第2の支持部材に沿って設けられた、膨張または収縮可能な第1の弾性体と、第1の端部と前記第1の端部に対向する第2の端部を有し、前記第1の支持部材と前記第1の弾性体の間にあって、かつ前記第1の端部が前記関節と接続された支持体と、前記支持体と前記第1の支持部材の間に介挿され膨張または収縮可能な第2の弾性体と、を備える。
【選択図】図1

Description

駆動装置に関する。
物流や生産現場では、物体を保持して所望の場所へ移動するために、マニピュレータ等の先端に取り付けられた駆動装置が利用される。駆動装置は軽量、省配線、コンパクト、かつ大出力であることが望まれる。
そのため駆動装置の関節等に用いられるアクチュエータは、電磁式アクチュエータよりも、流体をエネルギーとする流体圧式アクチュエータが用いられる。
流体圧式アクチュエータには、ロボットの人工筋肉等で用いられるマッキンベン型のアクチュエータがある。マッキンベン型のアクチュエータは、管状の膨張体および膨張体を被覆する被覆体で構成されている。マッキンベン型のアクチュエータは、膨張体の長手方向の収縮と膨張体の直径方向の膨張により所要の作動力を得る。しかしながら、マッキンベン型のアクチュエータは膨張体が収縮と膨張を繰り返すため、膨張体と被膜体が擦れて膨張体が破損してしまう懸念がある。また、マッキンベン型のアクチュエータは、膨張体の長手方向が収縮し膨張体の直径方向が膨張するため動作部分が多く、そのため変形遷移を予測しづらく、予め変形遷移を考慮して駆動装置側に機械的に強固に固定することが難しい。そのため、物体の形状に沿わせて物体を保持できる駆動装置を考えた場合に、駆動装置の構造が複雑になってしまう。
特開2002−137184号公報
本発明が解決しようとする課題は、小型で軽量な流体圧式アクチュエータを用い、より簡単な構造で様々な形状の物体を保持することができる駆動装置を提供する。
実施形態の流体駆動関節は、関節と、前記関節に接続された第1の支持部材と、前記関節に接続された第2の支持部材と、前記関節、前記第1の支持部材、および前記第2の支持部材に沿って設けられた、膨張または収縮可能な第1の弾性体と、第1の端部と前記第1の端部に対向する第2の端部を有し、前記第1の支持部材と前記第1の弾性体の間にあって、かつ前記第1の端部が前記関節と接続された支持体と、前記支持体と前記第1の支持部材の間に介挿され膨張または収縮可能な第2の弾性体と、を備える。
第1の実施形態の駆動装置および圧力源の構成図。 扁平チューブを示す図。 制御装置の構成図。 駆動装置の平面図。 駆動装置の動きを示す図。 駆動装置の動きを示す図。 駆動装置を示す図。 駆動装置の平面図。 駆動装置の動作を示す図。 駆動装置の動作を示す図。 駆動装置の操作のフローチャート。 駆動装置の操作のフローチャート。 吸着パットを用いた駆動装置を示す図。 駆動装置の平面図。 駆動装置の動作を示す図。 駆動装置の操作のフローチャート。 駆動装置の操作のフローチャート。 駆動装置および電圧源の構成図。 駆動装置の動きを示す図。
以下図面を参照して、本発明の実施形態を説明する。同じ符号が付されているものは同様のものを示す。なお、図面は模式的または概念的なものであり、各部分の厚みと幅との関係、部分間の大きさの比係数などは、必ずしも現実のものと同一とは限らない。また、同じ部分を表す場合であっても、図面により互いの寸法や比係数が異なって表される場合もある。
(第1の実施形態)
図1に駆動装置1とこれに接続される圧力源2を示す。
駆動装置1は、扁平チューブ(第2の弾性体)3、扁平チューブ(第3の弾性体)4、扁平チューブ(第1の弾性体)5、リンク6、リンク(支持体)7、リンク8、関節(第1の関節)9、関節(第2の関節)10で構成される。
圧力源2は、制御装置(制御部)11、吸引装置12、加圧装置13、電磁弁14で構成される。電磁弁14は切替えバルブ15を備えている。
リンク6は関節9をはさんで、第1の支持部材50および第2の支持部材51で構成される。リンク8は関節10をはさんで、第3の支持部材52および第4の支持部材53により構成される。
扁平チューブ3は、第1の支持部材50とリンク7の間に介挿される。扁平チューブ4は、リンク7と第3の支持部材52の間に介挿される。扁平チューブ5は、第2の支持部材51、リンク7、第4の支持部材53、関節9、関節10のそれぞれに沿って配置される。扁平チューブ3、扁平チューブ4、および扁平チューブ5のそれぞれには流体が流れる流路が設けられている。扁平チューブ3、扁平チューブ4、および扁平チューブ5それぞれの流路内に流体を通すことが可能である。扁平チューブ3、扁平チューブ4、および扁平チューブ5それぞれの内部の流体の量に応じて、扁平チューブ3、扁平チューブ4、および扁平チューブ5の内部の圧力を変えることで、扁平チューブ3、扁平チューブ4、および扁平チューブ5のそれぞれは膨張または収縮可能である。流体は液体でも気体でも良い。
リンク7は第1の端部と第1の端部に対向する第2の端部を有する。リンク7の第1の端部に関節9が接続されている。リンク7の第2の端部には関節10が接続されている。
第1の支持部材50は、関節9と関節10の間にあって関節9に接続される。第1の支持部材50は、扁平チューブ3と接する位置にある。第3の支持部材は関節9と関節10の間にあって、関節10に接続される。第3の支持部材は、扁平チューブ4と接する位置にある。第1の支持部材50および第2の支持部材51を合わせて、単にリンク6と示す場合もある。第3の支持部材52および第4の支持部材53を合わせて、単にリンク8と示す場合もある。
図1の駆動装置1において、扁平チューブ3および扁平チューブ4は断面を見た図で、扁平チューブ5は側面から見た図である。リンク6およびリンク7は、関節9まわりに回動する。リンク7およびリンク8は、関節10まわりに回動する。
関節9は、関節9の角度を検出する回転角度センサ27を備える。関節10は、関節10の角度を検出する回転角度センサ28を備える。回転角度センサ27および回転角度センサ28は、それぞれ制御装置11に接続される。回転角度センサ27、28はそれぞれ第3のセンサとする。
扁平チューブ3、扁平チューブ4は、チューブ16を介して、圧力源2に備わる切換えバルブ15に接続される。扁平チューブ3と扁平チューブ4はチューブ16を介して接続されているが、扁平チューブ3と扁平チューブ4は直接接続していてもよい
扁平チューブ5は、チューブ18を介して、圧力源2に備わる切換えバルブ15に接続される。扁平チューブ5のチューブ18と接続されていないもう一端は閉じられている。
扁平チューブ3に接続されるチューブ16には、圧力センサ21と流量センサ24が接続される。扁平チューブ4に接続されるチューブ16には、圧力センサ22と流量センサ25が接続される。チューブ18には、圧力センサ23と流量センサ26が接続される。圧力センサ21、22、23はそれぞれ第1のセンサとする。流量センサ24、25、26はそれぞれ第2のセンサとする。
切換えバルブ15は、チューブ19を介して加圧装置13に接続される。切換えバルブ15は、チューブ20を介して吸引装置12に接続される。
制御装置11は、切換えバルブ15、加圧装置13、および吸引装置12を制御する。扁平チューブ3、扁平チューブ4、および扁平チューブ5に流体を供給するときは、制御装置11は切換えバルブ15を制御して、扁平チューブ3に接続されるチューブ16、チューブ18の少なくとも一つとチューブ19とを接続させるように制御する。制御装置11は加圧装置13を制御して、扁平チューブ3、扁平チューブ4、および扁平チューブ5の少なくとも一つに流体を供給する。扁平チューブ3、扁平チューブ4、および扁平チューブ5から流体を吸引するときは、制御装置11は切換えバルブ15を制御して、扁平チューブ4に接続されるチューブ16、チューブ18の少なくとも一つとチューブ20とを接続させるように制御する。制御装置11は吸引装置12を制御して、扁平チューブ3、扁平チューブ4、および扁平チューブ5の少なくとも一つから流体を吸引する。
加圧装置13にはコンプレッサを用いてもよい。コンプレッサ以外に、工場内の空気パイプから空気を取り込み、加圧装置13としても良い。吸引装置12はポンプを用いてもよい。ポンプ以外に、加圧装置と真空発生器を組み合わせて負圧を発生させて吸引装置12としてもよい。
チューブ16、チューブ18、チューブ19、およびチューブ20は、加圧によって膨張破裂することなく、吸引によってつぶれないことが望ましい。
扁平チューブ3、扁平チューブ4、および扁平チューブ5に供給する流体は、不活性ガス、水、または油などでもよい。扁平チューブ3、扁平チューブ4、および扁平チューブ5は、膨張および収縮が可能で変形方向を一方向に規制した伸縮部材を用いてもよい。
回転角度センサ27および回転角度センサ28は、エンコーダやポテンションメータなどが用いられる。
圧力センサ21、圧力センサ22、および圧力センサ23が扁平チューブ3、扁平チューブ4、および扁平チューブ5それぞれの内部の流体の圧力を検出することで、制御装置11は扁平チューブ3、扁平チューブ4、および扁平チューブ5それぞれに流体を供給して膨張させるか、または流体を吸引して収縮させるかを制御できる。
圧力センサ21、圧力センサ22、および圧力センサ23が扁平チューブ3、扁平チューブ4、および扁平チューブ5それぞれの内部の流体の圧力を検出することで、制御装置11は扁平チューブ3、扁平チューブ4、および扁平チューブ5それぞれの破損の有無を判断する。
流量センサ24、流量センサ25、および流量センサ26が扁平チューブ3、扁平チューブ4、および扁平チューブ5それぞれの流体の流量を検出することで、制御装置11は扁平チューブ3、扁平チューブ4、および扁平チューブ5それぞれに流体を供給して膨張させるか、または流体を吸引して収縮させるかを制御できる。
流量センサ24、流量センサ25、および流量センサ26が扁平チューブ3、扁平チューブ4、および扁平チューブ5に流れ込む流量を検出することで、制御装置11は扁平チューブ3、扁平チューブ4、および扁平チューブ5それぞれの変形速度を推定する。
図2の上に偏平チューブ3の断面、図2の下に膨張した扁平チューブ3の断面を示す。
図2の上図において、偏平チューブ3とは、たとえば、直径12mmの熱可塑性チューブを加熱した状態で圧接により断面形状を偏平形状にし、その状態で冷却することで得られるものである。熱可塑性チューブの材質としてウレタン製などがある。
偏平チューブ3に流体が供給されていないとき、偏平チューブ3の断面は偏平状態となる。図2の下図において、扁平チューブ3の膨張とは、偏平チューブ3に流体が供給されると、偏平チューブ3の断面は外周の長さが変化せずに、扁平チューブ3の断面の長手方向とは垂直な方向に力fが発生することである。扁平チューブ4および扁平チューブ5は、扁平チューブ3と同様のものである。
図3に図1に示した制御装置11を詳細に示す。制御装置11は、コマンド生成部81、目標指令値を生成する目標値生成部83、駆動制御部84、判定部85、信号処理部87、動作モード格納部82、およびドライバ86で構成される。なお、制御装置11は単に制御部ともいう。
入力部80は、動作命令をコマンド生成部81に送る。コマンド生成部81は、動作命令に応じて各作業プロセスで必要となる動作手順を動作コマンドとして生成する。
コマンド生成部81は、実行される動作コマンドに応じた動作モード情報を動作モード格納部82に送る。動作モード格納部82は、動作モード情報を格納する。
動作モード格納部82は、駆動装置1が保持する物体の形状、重量、柔軟性などの属性データも格納する。動作モードとしては、例えば、切換えバルブ15の動作を停止させる動作および扁平チューブ3、4、5の内圧を保持する動作などがある。
入力部80の動作命令は、駆動装置1の一連の動作に関する命令であり、例えばプログラムの形態で保持される。動作命令は、入力部80によりパネル表示された命令コマンドを作業者がタッチすることで指示してもよいし、作業者の音声により指示することもできる。
入力部80は、駆動装置1と一体であってもよいし、有線または無線で駆動装置1に命令を送信できるものでもよい。
目標値生成部83は、コマンド生成部81から切換えバルブ15に対する動作コマンドの指令を受け取る。目標値生成部83は、切換えバルブ15の目標値を算出し、切換えバルブ15の駆動に関する目標指令値を生成する。
駆動制御部84は、目標値生成部83から切換えバルブ15の目標指令値を受け取り、目標指令値に応じて切換えバルブ15を駆動するための駆動指示を生成する。
ドライバ86は、駆動制御部84から切換えバルブ15の駆動指示を受け取り、切換えバルブ15の駆動出力を生成する。
切換えバルブ15は、ドライバ86から駆動出力を受け取り、供給する流体の量を調整する。切換えバルブ15は、例えば、電磁ソレノイドと遮断壁部材とを組み合わせたものや電磁回転モータと遮断壁部材を組み合わせたもので用いることもできる。
圧力センサ21、22、23は、切換えバルブ15の動作をセンシングし、センサ信号を生成する。センサ信号は、例えば電圧値である。
流量センサ24、25、26は、切換えバルブ15の動作をセンシングし、センサ信号を生成する。センサ信号は、例えば電圧値である。
回転角度センサ27、28は、関節9、10の動作をセンシングし、センサ信号を生成する。センサ信号は、例えば電圧値である。
信号処理部87は、各センサ信号を受け取り、各センサ信号に対して信号増幅処理やアナログデジタル変換処理などの信号処理を行う。
判定部85は、信号処理部87から変換されたセンサ信号を受け取る。判定部85はセンサ信号に応じて、流体供給量の調整、物体の保持の有無を判定する。判定部85は、判定結果に応じて、コマンド生成部81から動作モード情報を受け取る。判定部85は、動作モード情報に対応する切換えバルブ15の動作を動作モード格納部82から抽出する。判定部85は、切換えバルブ15の駆動の停止および切替えなどのコマンドを生成する。判定部85は、コマンド生成部81に対して目標値を修正する戻り値コマンドを生成する。
戻り値コマンドにより、コマンド生成部81は、現状の動作に適した対応処理動作を実行でき、駆動装置1の動作の信頼性および確実性を確保する。
図4に駆動装置1の平面図を示す。
扁平チューブ3および扁平チューブ4は、チューブ16で直列に接続されている。チューブ16の両端は、圧力源2に接続されている。チューブ18は、一端を扁平チューブ5に接続され、他端を圧力源2に接続されている。なお、チューブ16の両端をそれぞれ別の圧力源に接続してもよい。チューブ18は、チューブ16が接続されている圧力源とは別の圧力源に接続してもよい。
図5に駆動装置1の関節9まわりおよび関節10まわりの様子を示す。
扁平チューブ5の流体を吸引し扁平チューブ5が収縮し、かつ扁平チューブ3および扁平チューブ4に流体が供給されていないときに(ステップS1)、扁平チューブ3に流体を供給すると、扁平チューブ3は膨張する。扁平チューブ3は第1の支持部材50を押して、第1の支持部材50は関節9まわりにリンク7から離れる方向に回動する(ステップS2)。
扁平チューブ3および扁平チューブ4はチューブ16で直列に接続されているため、扁平チューブ3が膨張した後に、扁平チューブ4に流体が供給され、扁平チューブ4は膨張する。扁平チューブ4は第3の支持部材52を押して、第3の支持部材52は関節10まわりにリンク7から離れる方向に回動する。このためリンク6とリンク8とは、関節9、10によって大きく屈曲した状態となる。扁平チューブ3および扁平チューブ4に流体を供給する順番を変えることで、扁平チューブ3および扁平チューブ4が膨張する順番を変えることも可能である(ステップS3)。
扁平チューブ3側から流体を吸引していくと、扁平チューブ3および扁平チューブ4はチューブ16で直列に接続されているため、扁平チューブ4が最初に収縮する。扁平チューブ4が収縮すると、扁平チューブ4は第3の支持部材52を押さなくなる。扁平チューブ4が収縮した分だけ、第3の支持部材52は関節10まわりにリンク7に近づく方向に回動可能である(ステップS4)。
扁平チューブ4が収縮した後に、扁平チューブ3内に含まれる流体も吸引され、扁平チューブ3は収縮する。扁平チューブ3は第1の支持部材50を押さなくなる。扁平チューブ3が収縮した分だけ、第1の支持部材50は関節9まわりにリンク7に近づく方向に回動可能である。このとき扁平チューブ3および扁平チューブ4に含まれる流体を吸引する順番を変えることで、扁平チューブ3および扁平チューブ4が収縮する順番を変えることも可能である(ステップS5)。
次に扁平チューブ5に流体を供給すると、扁平チューブ5は膨張する。膨張した扁平チューブ5は、第2の支持部材51および第4の支持部材53を下側から押して、関節9まわりで第1の支持部材50はリンク7に近づく方向に回動し、関節10まわりで第3の支持部材52はリンク7に近づく方向に回動する。駆動装置1のリンク6およびリンク8は伸長した状態となる(ステップS6)。
図6に関節9に接続されるリンクと関節10に接続されるリンクの位置を変えた駆動装置1を示す。
図6の上図において、リンク7の扁平チューブ5が設けられている側に近い位置にリンク(第2の支持部材)31とリンク(第4の支持部材)32が位置している。リンク31は関節9に接続されている。リンク32は関節10に接続されている。リンク(第1の支持部材)33は関節9と関節10の間に位置し、関節9に接続されている。リンク(第3の支持部材)34は関節9と関節10の間に位置し、関節10に接続されている。
図6の上図のように、扁平チューブ4に流体を供給すると、扁平チューブ4は膨張する。扁平チューブ4はリンク34を押して、リンク34は関節10まわりでリンク7から離れる方向に回動する。関節10が回動すると、リンク32も回動する。リンク32が回動すると、リンク32はリンク7の扁平チューブ5が設けられている面に接する。物体29のような細い形状のものや薄い形状のものを保持することができる。
図6の下図において、リンク31はリンク33に接した位置で、リンク31は関節9に接続されている。リンク32はリンク34に接した位置で、リンク32は関節10に接続されている。
図6の下図のように、扁平チューブ4に流体を供給すると、扁平チューブ4は膨張する。扁平チューブ4はリンク34を押して、リンク34は関節10まわりでリンク7から離れる方向に回動する。関節10が回動すると、リンク32も回動する。
駆動装置1を一面が開放している断面コ型形状の箱状の物体30に入れて、扁平チューブ4を膨張させると、リンク32が物体30の内面に接する。このとき関節10やリンク7も物体30の内面に接する。駆動装置1は物体30を保持することができる。
偏平チューブ3、偏平チューブ4、および偏平チューブ5は、小型軽量であり、直径方向にしか変形しないため変形遷移が予測しやすく、予め変形遷移を考慮して駆動装置1側に機械的に強固に固定することが可能である。なお、扁平チューブ3および扁平チューブ4は複数用いて多段に重ねて、リンク33およびリンク34の回動を大きくすることも可能である。偏平チューブ3および偏平チューブ4は、チューブ16を介して並列に接続しても良い。この場合、偏平チューブ3および偏平チューブ4には同時に流体が流れ込むため、駆動装置1のリンク33およびリンク34は同時に回動する。
駆動装置1は左右対称な構造であるため、駆動装置1を半分に分けた場合を考えたときに、どちらか一方だけでも駆動させることが可能である。たとえば、図6の駆動装置1の場合、リンク7、扁平チューブ3、リンク31、リンク33、関節9、および扁平チューブ5で構成された部分だけで駆動させることが可能である。物体を保持することが可能である。扁平チューブ3、扁平チューブ4は、チューブ16を介さずに、直接圧力源2に備わる切換えバルブ15に接続されてもよい。扁平チューブ5は、チューブ18を介さずに、直接圧力源2に備わる切換えバルブ15に接続されてもよい。切換えバルブ15は、空気圧によって作動するものを用いてもよい。
(第2の実施形態)
図7に駆動装置1、駆動装置1a、駆動装置1bで構成される駆動装置40を示す。駆動装置40は、駆動装置1、駆動装置1a、および駆動装置1bを連結させたものを基台41の両側に接続したものである。
駆動装置40において、一方の駆動装置1、駆動装置1a、および駆動装置1bを連結させた部分を第1の部分44、他方の駆動装置1、駆動装置1a、および駆動装置1bを連結させた部分を第2の部分45とする。駆動装置1aおよび駆動装置1bは、駆動装置1と同じ構成である。
駆動装置40は、ロボットのマニピュレータなどに接続されて用いられる。扁平チューブ5は、第1の部分44および第2の部分45で共通して用いられる。
図7では基台41に第1の部分44と第2の部分45を接続しているが、基台41にさらに第1の部分44と同じ構造のものを接続してもよい。
図8に駆動装置1、駆動装置1a、および駆動装置1bを連結させた部分である第1の部分44の平面図を示す。
扁平チューブ3、扁平チューブ4、扁平チューブ3a、扁平チューブ4a、扁平チューブ3b、および扁平チューブ4bは、チューブ16で直列に接続されている。チューブ16の両端は圧力源2に接続されている。チューブ18は、一端を扁平チューブ5に接続され、他端を圧力源2に接続されている。扁平チューブ5のチューブ18と接続されていないもう一端は閉じられている。チューブ16の両端をそれぞれ別の圧力源に接続してもよい。チューブ18は、チューブ16が接続されている圧力源とは別の圧力源に接続してもよい。
図9に駆動装置40が球状の物体48を保持している様子を示す。
駆動装置40が物体48を保持するときの第1の部分44の様子を説明する。チューブ16を介して基台41側にある扁平チューブ4bに流体を送り込むと、扁平チューブ4bは膨張する。膨張した扁平チューブ4bはリンク8bを押して、関節10bまわりでリンク8bは回動する。扁平チューブ4bの後に、扁平チューブ3b、扁平チューブ4a、扁平チューブ3a、扁平チューブ4、および扁平チューブ3が順番に膨張する。扁平チューブ3bが膨張すると、扁平チューブ3bはリンク6bを押して、関節9bまわりでリンク6bは回動する。扁平チューブ4aが膨張すると、扁平チューブ4aはリンク8aを押して、関節10aまわりでリンク8aは回動する。扁平チューブ3aが膨張すると、扁平チューブ3aはリンク6aを押して、関節9aまわりでリンク6aは回動する。扁平チューブ4が膨張すると、扁平チューブ4はリンク8を押して、関節10まわりでリンク8は回動する。扁平チューブ3が膨張すると、扁平チューブ3はリンク6を押して、関節9まわりでリンク6は回動する。
第1の部分44において、駆動装置1bが最初に屈曲する。駆動装置1bの後に、駆動装置1aおよび駆動装置1の順に屈曲して、物体48の形に沿って接触する。第2の部分45は、第1の部分44と同様に、駆動装置1b、駆動装置1aおよび駆動装置1の順に屈曲して、物体48の形に沿って接触する。
第1の部分44と第2の部分45が物体48の形に沿って接触することで、駆動装置40は物体48を保持することができる。駆動装置40が物体48を保持して、マニピュレータにより物体48を任意の位置へ移動する。
駆動装置40が物体48を離す場合を説明する。
第1の部分44において、制御装置11は吸引装置12を制御してチューブ16を介して扁平チューブ4b側から流体を吸引する。扁平チューブ3、扁平チューブ4、扁平チューブ3a、扁平チューブ4a、扁平チューブ3b、および扁平チューブ4bはチューブ16により直列に接続されているため、扁平チューブ3、扁平チューブ4、扁平チューブ3a、扁平チューブ4a、扁平チューブ3b、および扁平チューブ4bの順番に収縮する。扁平チューブ3、扁平チューブ4、扁平チューブ3a、扁平チューブ4a、扁平チューブ3b、および扁平チューブ4bの順番にそれぞれの断面が扁平状態となる。
第2の部分45において、第1の部分44と同様に、扁平チューブ3、扁平チューブ4、扁平チューブ3a、扁平チューブ4a、扁平チューブ3b、および扁平チューブ4bの順番に収縮する。扁平チューブ3、扁平チューブ4、扁平チューブ3a、扁平チューブ4a、扁平チューブ3b、扁平チューブ4bの順番にそれぞれの断面が扁平状態となる。
駆動装置40は物体48を離して、任意の位置に物体48を置く。制御装置11は加圧装置13を制御して、チューブ18を介して扁平チューブ5に流体を送り込むことで、扁平チューブ5は膨張する。
第1の部分44において、膨張した扁平チューブ5は、リンク6、リンク7、リンク8、リンク6a、リンク7a、リンク8a、リンク6b、リンク7b、およびリンク8bのそれぞれ押す。リンク6、リンク7、リンク8、リンク6a、リンク7a、リンク8a、リンク6b、リンク7b、およびリンク8bのそれぞれは回動し、第1の部分44は伸長した状態に戻る。
第2の部分45において、膨張した扁平チューブ5は、リンク6、リンク7、リンク8、リンク6a、リンク7a、リンク8a、リンク6b、リンク7b、およびリンク8bのそれぞれ押す。リンク6、リンク7、リンク8、リンク6a、リンク7a、リンク8a、リンク6b、リンク7b、およびリンク8bのそれぞれは回動し、第2の部分45は伸長した状態に戻る。
図10に駆動装置40が箱状の物体49を保持している様子を示す。
駆動装置40が物体49を保持するとき、第1の部分44の様子を説明する。図9の場合とは異なり、駆動装置1の先端側にある扁平チューブ3側から流体を送る。チューブ16を介して扁平チューブ3に流体を送り込むと、扁平チューブ3は膨張する。扁平チューブ3はリンク6およびリンク7を押して、関節9まわりにリンク6は回動する。扁平チューブ3の後に、扁平チューブ4は膨張する。扁平チューブ4が膨張すると、扁平チューブ4はリンク8を押して、関節10まわりでリンク8は回動する。駆動装置1は物体49と接触する。扁平チューブ4の後に扁平チューブ3a、扁平チューブ4a、扁平チューブ3b、および扁平チューブ4bの順番に流体が送られるが、物体49の形状に合わせて、駆動装置1aおよび駆動装置1bは屈曲しない。
チューブ16と圧力源2の加圧装置13との間は閉じられた状態となるため、チューブ16、扁平チューブ3、扁平チューブ4、扁平チューブ3a、扁平チューブ4a、扁平チューブ3b、および扁平チューブ4bのそれぞれの内圧は保たれる。
第2の部分45において、第1の部分44と同様に、駆動装置1は物体49と接触する。扁平チューブ3の後に扁平チューブ4、扁平チューブ3a、扁平チューブ4a、扁平チューブ3b、および扁平チューブ4bの順番に流体が送られるが、物体49の形状に合わせて、駆動装置1aおよび駆動装置1bは屈曲しない。
第1の部分44と第2の部分45が物体49の形に沿って接触することで、駆動装置40は物体49を把持することができる。駆動装置40が物体49を把持して、マニピュレータにより物体49を任意の位置へ移動する。
駆動装置40が物体49を離す場合を説明する。
第1の部分44において、制御装置11は吸引装置12を制御してチューブ16を介して先端側にある扁平チューブ3側から流体を吸引する。扁平チューブ3、扁平チューブ4、扁平チューブ3a、扁平チューブ4a、扁平チューブ3b、および扁平チューブ4bはチューブ16により直列に接続されているため、扁平チューブ3、扁平チューブ4、扁平チューブ3a、扁平チューブ4a、扁平チューブ3b、および扁平チューブ4bの順番に流体は吸引される。扁平チューブ3、扁平チューブ4、扁平チューブ3a、扁平チューブ4a、扁平チューブ3b、および扁平チューブ4bの順番に収縮し、それぞれの断面が扁平状態となる。
第2の部分45において、第1の部分と同様に、扁平チューブ3、扁平チューブ4、扁平チューブ3a、扁平チューブ4a、扁平チューブ3b、および扁平チューブ4bの順番に流体は吸引される。扁平チューブ3、扁平チューブ4、扁平チューブ3a、扁平チューブ4a、扁平チューブ3b、および扁平チューブ4bの順番に収縮し、それぞれの断面が扁平状態となる。
駆動装置4は物体49を離して、任意の位置に物体49を置く。
制御装置11は加圧装置13を制御して、チューブ18を介して扁平チューブ5に流体を送り込むことで、扁平チューブ5は膨張する。第1の部分44において、膨張した扁平チューブ5は、リンク6、リンク7、リンク8、リンク6a、リンク7a、リンク8a、リンク6b、リンク7b、およびリンク8bのそれぞれ押す。リンク6、リンク7、リンク8、リンク6a、リンク7a、リンク8a、リンク6b、リンク7b、およびリンク8bのそれぞれは回動し、第1の部分44は伸長した状態に戻る。
第1の部分44が伸長すると同時に、第2の部分45において、膨張した扁平チューブ5は、リンク6、リンク7、リンク8、リンク6a、リンク7a、リンク8a、リンク6b、リンク7b、およびリンク8bのそれぞれ押す。リンク6、リンク7、リンク8、リンク6a、リンク7a、リンク8a、リンク6b、リンク7b、およびリンク8bのそれぞれは回動し、第2の部分は伸長した状態に戻る。
図11に駆動装置40が物体を保持する操作のフローチャートを示す。
作業が開始されると、制御装置11は、切換えバルブ15を駆動し、扁平チューブ5を膨張させて、駆動装置40を伸長した状態にする(ステップS1)。
判定部85は、圧力センサ23、流量センサ26により、扁平チューブ5につながるチューブ18が所望の圧力または流量に到達したか否かを判定する。チューブ18が所望の圧力、流量に到達していない場合には、判定前へ戻り、同様の処理を繰り返す。(ステップS2)。
制御装置11は、扁平チューブ5が所望の圧力または流量に到達した後、切り換えバルブ15の流量供給を停止する。具体的には、駆動制御部84が判定部85からの駆動停止を示すコマンドを受け取り、ドライバ86を介して切換えバルブ15を停止させる(ステップS3)。
制御装置11は、物体を保持するために、マニピュレータの先端に取り付けられた駆動装置40を移動する。物体の位置情報は、予め定められた間隔距離、カメラなどの外部情報収集機器または作業者が目視により確認した位置等を用いて指定する(ステップS4)。
制御装置11は、物体の形状判定を行う。物体の形状は、カメラなどの外部情報収集機器または作業者が目視により確認した情報等を用いて認識される。制御装置11は、検出した物体の形状データと予め登録しておいた駆動装置40の開閉量を比較し、駆動装置40の屈曲を基台側から行うか先端側から行うか判定する。駆動装置40の屈曲を基台側から行う場合はCASE1、駆動装置40の屈曲を先端側から行う場合はCASE2へとフローチャートを進める。具体的には、コマンド生成部81が判定部85からの形状認識情報を示すコマンドを受け取り、目標値生成部83、駆動制御部84、およびドライバ86を介して選択的に切換えバルブ15への駆動指令を出力する(ステップS5)。
CASE1の場合、制御装置11は扁平チューブ5の流体を吸引して扁平チューブ5を収縮させる(ステップS6)。
判定部85は、圧力センサ23、流量センサ26により、扁平チューブ5につながるチューブ18が所望の圧力または流量に到達したか否かを判定する(ステップS7)。
所望の圧力または流量に到達したら、制御装置11は扁平チューブ5の流体の吸引を停止する(ステップS8)。
制御装置11は、基台側の扁平チューブ4bから流体を供給する(ステップS9)。
判定部85は、圧力センサ21、22、流量センサ24、25により、各扁平チューブにつながるチューブ16が所望の圧力または流量に到達したか否かを判定する。なお、チューブ16が所望の圧力、流量に到達していない場合には、判定前へ戻り、同様の処理を繰り返す。(ステップS10)。
制御装置11は、チューブ16が所望の圧力または流量に到達したことを確認した後、切り換えバルブ15の流量供給を停止する。具体的には、駆動制御部84が判定部85からの駆動停止を示すコマンドを受け取り、ドライバを介して切換えバルブを停止させる(ステップS11)。
マニピュレータは、駆動装置40で保持されている物体を運搬する(ステップS12)。
CASE1の場合、図9に示すように球状の物体を保持する場合に適している。
CASE2の場合、CASE1と同様のフローチャートである。
CASE2では、制御装置11は扁平チューブ3側から流体を供給する(ステップS16)。
CASE2の場合、図10に示すように箱状の物体を保持する場合に適している。
図12に駆動装置40が物体を離す操作のフローチャートを示す。
制御装置11は、切換えバルブ15を駆動し、扁平チューブ3または扁平チューブ4bの流体を吸引する。図11のCASE1およびCASE2において、扁平チューブ3側および扁平チューブ4b側のどちらからでも流体を吸引してもよい(ステップS1)。
判定部85は、圧力センサ21、22、流量センサ24、25により、チューブ16が所望の圧力または流量に到達したか否かを判定する。なお、扁平チューブが所望の圧力に到達していない場合には、判定前へ戻り、同様の処理を繰り返す(ステップS2)。
制御装置11は、チューブ16が所望の圧力または流量に到達したことを確認した後、切り換えバルブを制御し流体の供給を停止する。具体的には、駆動制御部84が判定部85からの駆動停止を示すコマンドを受け取り、ドライバ86を介して切換えバルブ15を停止させる(ステップS3)。
制御装置11は、切換えバルブ15を駆動し、扁平チューブ5を膨張させて、駆動装置40を伸長した状態にする(ステップS4)。
判定部85は、圧力センサ23、流量センサ26により、扁平チューブ5につながるチューブ18が所望の圧力または流量に到達したか否かを判定する。なお、チューブ18が所望の圧力に到達していない場合には、判定前へ戻り、同様の処理を繰り返す(ステップS5)。
制御装置11は、チューブ18が所望の圧力または流量に到達したことを確認した後、切り換えバルブ15の流量供給を停止する。具体的には、駆動制御部84が判定部85からの駆動停止を示すコマンドを受け取り、ドライバ86を介して切換えバルブ15を停止させる(ステップS6)。
駆動装置40は物体を離す。上述した駆動装置40の制御により、様々な形状の把持対象物を把持することができる。
(第3の実施形態)
図13に吸着パット(吸着部)60〜64を備えた駆動装置40を示す。
吸着パット60〜64は、第1の部分44および第2の部分45の物体と接する面に適当な間隔で備えられる。
吸着パット60〜64のそれぞれは、真空エジェクタ、真空ポンプ、真空ブロワなどの真空発生器と組み合わせて構成されても良い。吸着パット60〜64のそれぞれは、ゴム製または樹脂製の吸盤などである。また例えば吸盤の代わりに、粘着剤、粘着テープなどを用いても良い。駆動装置40に備える吸着パットの数はいくつでもよい。
図14に第1の部分44の平面図を示す。
吸着パット60〜64は、点線で示したチューブ65〜69のそれぞれの一端に接続されている。チューブ65〜69のそれぞれの他端は、圧力源2に接続されている。
チューブ65〜69は、それぞれ別の圧力源に接続してもよい。第2の部分45は、第1の部分44と同様の構成である。
図15に駆動装置40が箱型の物体70を保持している様子を示す。
駆動装置40が物体70を保持するときの第1の部分44の様子を説明する。第1の部分44に備わる吸着パット60〜64を物体70の上面に接触させる。圧力源2の吸引装置12がチューブ65を介して吸着パット60の内部から流体を吸引すると、吸着パット60の内部空間の圧力が下がるため、吸着パット60は物体70を吸着する。圧力源2の吸引装置12がチューブ66〜69のそれぞれを介して、吸着パット60〜64からのそれぞれの内部の流体を吸引すると、吸着パット60〜64それぞれの内部空間の圧力が下がるため、吸着パット60〜64のそれぞれは物体70を吸着する。
第2の部分45において、第1の部分44と同様に、吸着パット60〜64のそれぞれは物体70を吸着する。駆動装置40は物体70を保持して、マニピュレータが動作することにより物体70を任意の位置に移動させることができる。
物体70に通気性が無い場合、駆動装置40が物体70を保持している間、第1の部分44および第2の部分45の吸着パット60〜64のそれぞれの内圧は保たれる。物体70に通気性がある場合は、吸引装置12は、物体70から流体が漏れる量以上の流量で内部空間の流体を吸い込み、第1の部分44および第2の部分45の吸着パット60〜64のそれぞれの内部の圧力を保つようにする。
駆動装置40が物体70を離す場合を説明する。制御装置11は加圧装置13を制御して、第1の部分44および第2の部分45の吸着パット60〜64のそれぞれに流体を送る。吸着パット60〜64それぞれの内部の圧力を上げる。吸着パット60〜64のそれぞれは物体70を離す。
駆動装置40は、吸着パット60〜64のそれぞれが物体を吸着するため、駆動装置40よりも大きい物体を保持することもできる。駆動装置40は、球状の物体48や凹状の物体49も保持することができる。
吸着パット60〜64のいずれかひとつが破損して吸着できない場合であっても、他の破損していない吸着パットを利用して駆動装置40は物体を保持することができる。吸着パット60〜64のそれぞれが吸引する流体は空気などの気体だけではなく液体であってもよい。
図16に駆動装置40が物体を保持する操作のフローチャートを示す。作業が開始されると、制御装置11は、切換えバルブ15を駆動し、扁平チューブ5を膨張させて、駆動装置40を伸長した状態にする(ステップS1)。
制御装置11は、物体の形状判定を行う。物体の形状は、カメラなどの外部情報収集機器または作業者が目視により確認した情報等を用いて認識される。認識した物体の形状データと予め登録しておいた駆動装置40の開閉量を比較し、駆動装置40の屈曲を基台側から行うか先端側から行うか、または駆動装置40を屈曲させないかを判定する。駆動装置40の屈曲を基台側から行う場合はCASE1、駆動装置40の屈曲を先端側から行う場合はCASE2、および駆動装置40を屈曲させない場合はCASE3へとフローチャートを進める。具体的には、コマンド生成部81が判定部85からの形状認識情報を示すコマンドを受け取り、目標値生成部83、駆動制御部84、およびドライバ86を介して選択的に切換えバルブ15への駆動指令を出力する(ステップS2)。
CASE1の場合、制御装置11は扁平チューブ5の流体を吸引して扁平チューブ5を収縮させる(ステップS3)。
判定部85は、圧力センサ23、流量センサ26により、扁平チューブ5につながるチューブ18が所望の圧力または流量に到達したか否かを判定する(ステップS4)。
チューブ18が所望の圧力または流量に到達したら、制御装置11は扁平チューブ5の流体の吸引を停止する(ステップS5)。
制御装置11は、基台側の扁平チューブ4bから流体を供給する(ステップS6)。
判定部85は、圧力センサ21、22、流量センサ24、25により、チューブ16が所望の圧力または流量に到達したか否かを判定する。なお、チューブ16が所望の圧力に到達していない場合には、判定前へ戻り、同様の処理を繰り返す(ステップS7)。
制御装置11は、チューブ16が所望の圧力または流量に到達したことを確認した後、切り換えバルブ15の流量供給を停止する。具体的には、駆動制御部84が判定部85からの駆動停止を示すコマンドを受け取り、ドライバ86を介して切換えバルブ15を停止させる(ステップS8)。
制御装置11は吸着パット60〜64内部の流体を吸引する(ステップS9)。
判定部85は、圧力センサ、流量センサにより、吸着パット内部60〜64が所望の圧力または流量に到達したか否かを判定する。なお、図14に図示していないが、チューブ65〜69のそれぞれに圧力センサと流量センサを備える(ステップS10)。
制御装置11は、吸着パット60〜64内部が所望の圧力または流量に到達したことを確認した後、吸着パット60〜64内部の吸引を維持する(ステップS11)。
ステップ9で吸着パット60〜64内部が所望の圧力または流量に到達しなかった場合、制御装置11は吸着パット60〜64内部の流体の吸引を停止する(ステップS12)。
物体に吸着パット60〜64を吸着させた後に、制御装置11は、マニピュレータにより、駆動装置40で保持されている物体を運搬する(ステップS13)。
CASE1の場合、球状の物体を保持する場合に適している。CASE2の場合、CASE1と同様のフローチャートである。CASE2では、制御装置11は扁平チューブ3側から流体を供給する(ステップS17)。
CASE2の場合、箱状の物体を保持する場合に適している。
CASE3は、物体の上面が平面である場合のときである。制御装置11は、駆動装置40を物体がある位置に移動させる(ステップS20)。
ステップ9以降は、CASE1およびCASE2と同様である。
図17に駆動装置40が物体を離す操作のフローチャートを示す。
制御装置11は、吸着パット60〜64内部の流体の吸引を停止する(ステップS1)。
制御装置11は、扁平チューブ5に流体を供給する。判定部85は、圧力センサ23、流量センサ26により、扁平チューブ5が所望の圧力または流量に到達したか否かを判定する(ステップS2)。
制御装置11は、扁平チューブ5が所望の圧力または流量に到達したことを確認した後、駆動装置40は物体を離し、作業は終了する(ステップS3)。
ステップ2で、扁平チューブ5が所望の圧力または流量に達しなかった場合、制御装置11は、切換えバルブ15を駆動し、チューブ16を介して各扁平チューブの流体を吸引する(ステップS4)。
判定部85は、圧力センサ21、22、流量センサ24、25により、チューブ16が所望の圧力または流量に到達したか否かを判定する。なお、チューブ16が所望の圧力に到達していない場合には、判定前へ戻り、同様の処理を繰り返す(ステップS5)。
制御装置11は、チューブ16が所望の圧力または流量に到達したことを確認した後、切り換えバルブ15を制御し流体の供給を停止する。具体的には、駆動制御部84が判定部85からの駆動停止を示すコマンドを受け取り、ドライバを介して切換えバルブを停止させる(ステップS6)。
制御装置11は、切換えバルブ15を駆動し、扁平チューブ5を膨張させて、駆動装置40を伸長した状態にする(ステップS7)。
判定部85は、圧力センサ23、流量センサ26により、扁平チューブ5につながるチューブ18が所望の圧力または流量に到達したか否かを判定する。なお、チューブ18が所望の圧力に到達していない場合には、判定前へ戻り、同様の処理を繰り返す(ステップS8)。
制御装置11は、チューブ18が所望の圧力または流量に到達したことを確認した後、切り換えバルブ15の流量供給を停止する。具体的には、駆動制御部84が判定部85からの駆動停止を示すコマンドを受け取り、ドライバ86を介して切換えバルブ15を停止させる(ステップS9)。
駆動装置40は物体を離す。上述した駆動装置40の制御により、様々な形状の物体を保持することができる。
(第4の実施形態)
図18に駆動装置90とこれに接続される圧力源2を示す。
駆動装置90は、図1の駆動装置1の扁平チューブ5を取り外し、リンク(第2の支持体)95、接続部96、扁平チューブ(第2の弾性体)97、および扁平チューブ(第4の弾性体)98をさらに備えたものである。圧力源2は、図1と同様の構成である。
第1の面を有するリンク(第1の支持体)7と第2の面を有するリンク95は対向する位置にある。リンク7とリンク95は接続部96で接続されている。リンク7は、第1の端部と第1の端部に対向する第2の端部を有する。リンク7の第1の端部には、関節9が接続されている。リンク7の第2の端部には、関節10が接続されている。
リンク6は、第1の支持部材55と第2の支持部材54で構成される。第1の支持部材55は、関節9と接続部96の間に位置し、かつリンク7とリンク95の間に位置し、関節9に接続されている。第2の支持部材は、第1の支持部材55とではさむようにして、関節9に接続されている。
リンク8は第3の支持部材57と第4の支持部材56で構成される。第3の支持部材57は、関節10と接続部96の間に位置し、かつリンク7とリンク95の間に位置し、関節10に接続されている。第4の支持部材56は、第3の支持部材55とではさむようにして、関節10に接続されている。
扁平チューブ3は、第1の支持部材55とリンク7の間に位置し、リンク7に設けられている。扁平チューブ97は、第1の支持部材55とリンク95の間に位置し、リンク95に設けられている。
扁平チューブ4は、第3の支持部材57とリンク7の間に位置し、リンク7に設けられている。扁平チューブ98は、第3の支持部材57とリンク95の間に位置し、リンク95に設けられている。
チューブ88は、扁平チューブ97と扁平チューブ98にそれぞれ接続されており、チューブ88によって直列に接続されている。チューブ88の両端はそれぞれ圧力源2の切換えバルブ15に接続されている。
チューブ88には、扁平チューブ97内の流体の圧力を検知する圧力センサ91と流量を検知する流量センサ93がそれぞれ設けられている。チューブ88には、扁平チューブ98内の流体の圧力を検知する圧力センサ91と流量を検知する流量センサ93がそれぞれ設けられている。圧力センサ21、22、91、92をそれぞれ第1のセンサとする。
扁平チューブ3と扁平チューブ4の場合と同様に、制御装置11は切替えバルブ15、加圧装置13、および吸引装置12を制御し、扁平チューブ97と扁平チューブ98のそれぞれに流体を供給または吸引する。流量センサ24、25、93、94をそれぞれ第2のセンサとする。
図19に駆動装置90の関節9および関節10が回動する様子を示す。
扁平チューブ3および扁平チューブ4に流体が供給されておらず、扁平チューブ97および扁平チューブ98に流体が供給され、扁平チューブ97および扁平チューブ98が膨張しているときを示す(ステップS1)。
チューブ17を介して扁平チューブ3側から流体を供給し扁平チューブ3は膨張すると同時に、チューブ88を介して扁平チューブ98側から流体を吸引すると扁平チューブ97は収縮する。このとき関節9は図19の矢印方向に回動し、リンク6も関節9まわりで回動する(ステップS2)。
さらにチューブ17を介して扁平チューブ3側から流体を供給すると、扁平チューブ4は膨張する。チューブ88を介して扁平チューブ98側から流体を吸引すると扁平チューブ98は収縮する。このとき関節10は図19の矢印方向に回動し、リンク8も関節10まわりで回動する(ステップS3)。
チューブ17を介して扁平チューブ3側から流体を吸引すると扁平チューブ4は収縮する。扁平チューブ4が収縮した分だけ関節10が図19の矢印方向に回動可能となり、リンク8が関節10まわりで回動可能となる(ステップS4)。
さらにチューブ17を介して扁平チューブ3側から流体を吸引すると扁平チューブ3は収縮する。扁平チューブ3が収縮した分だけ関節9が図19の矢印方向に回動可能となり、リンク6も関節9まわりで回動可能となる(ステップS5)。
チューブ88を介して扁平チューブ98側から流体を供給すると、扁平チューブ98、扁平チューブ97の順に膨張する。このとき扁平チューブ98が膨張すると関節10は図19の矢印方向に回動し、リンク8も関節10まわりで回動する。扁平チューブ97が膨張すると関節9は図18の矢印方向に回動し、リンク6も関節9まわりで回動する(ステップS6)。
偏平チューブ3、偏平チューブ4、偏平チューブ97、および偏平チューブ98は、小型軽量であり、直径方向にしか変形しないため変形遷移が予測しやすく、予め変形遷移を考慮して駆動装置側に機械的に強固に固定することが可能である。
駆動装置90は左右対称な構造であるため、駆動装置90を半分に分けた場合を考えたときに、どちらか一方だけでも駆動させることが可能である。たとえば、図18の駆動装置90の場合、リンク7、扁平チューブ3、リンク6、関節9、扁平チューブ97、リンク95、および支持体96で構成された部分だけで駆動させることが可能である。このときリンク7は第1の端部と第1の端部に対向する第2の端部を有する。支持体96は第1の一端と第1の他端を有する。リンク95は第3の端部と第3の端部に対向する第4の端部を有する。リンク7の第1の端部には関節9が接続される。リンク7の第2の端部には、支持体96の第1の一端が接続される。支持体96の第1の他端は、リンク95の第3の端部と接続される。図6の駆動装置1のように、駆動装置90は、関節9に接続するリンク6の位置を変えることで、物体を保持することが可能である。
なお、全ての実施形態では、制御装置11における処理をCPU(中央演算処理装置)を用いてメモリなどの外部記憶装置内のプログラムソフトで実現することを想定するが、CPUを用いない単独の電子回路(ハードウェア)によって実現してもよい。また、クラウドサーバを介して処理を実行しても良い。
全ての実施形態の中で示した処理手順に示された指示は、ソフトウェアであるプログラムに基づいて実行されることが可能である。汎用の計算機システムが、このプログラムを予め記憶しておき、このプログラムを読み込むことにより、上述した処理手順による効果と同様な効果を得ることも可能である。
全ての実施形態で記述された指示は、コンピュータに実行させることのできるプログラムとして、磁気ディスク(フレキシブルディスク、ハードディスクなど)、光ディスク(CD−ROM、CD‐R、CD‐RW、DVD‐ROM、DVD±R、DVD±RW、Blu‐ray(登録商標)Discなど)、半導体メモリ、又はこれに類する記録媒体に記録される。コンピュータまたは組み込みシステムが読み取り可能な記録媒体であれば、その記憶形式は何れの形態であってもよい。コンピュータは、この記録媒体からプログラムを読み込み、このプログラムに基づいてプログラムに記述されている指示をCPUで実行させれば上述した処理手順と同様な動作を実現することができる。もちろん、コンピュータがプログラムを取得する場合又は読み込む場合はネットワークを通じて取得又は読み込んでもよい。
記録媒体からコンピュータや組み込みシステムにインストールされたプログラムの指示に基づきコンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)や、データベース管理ソフト、ネットワーク等のMW(ミドルウェア)等が処理手順の一部を実行してもよい。さらに、全ての実施形態における記録媒体は、コンピュータあるいは組み込みシステムと独立した媒体に限らず、LANやインターネット等により伝達されたプログラムをダウンロードして記憶または一時記憶した記録媒体も含まれる。また、記録媒体は1つに限られず、複数の媒体から処理が実行される場合も、記録媒体に含まれ、媒体の構成は何れの構成であってもよい。
なお、全ての実施形態におけるコンピュータまたは組み込みシステムは、記録媒体に記憶されたプログラムに基づき、全ての実施形態における各処理を実行するためのものであって、パソコン、マイコン等の1つからなる装置、複数の装置がネットワーク接続されたシステム等の何れの構成であってもよい。また、全ての実施形態におけるコンピュータとは、パソコンに限らず、情報処理機器に含まれる演算処理装置、マイコン等も含み、プログラムによって全ての実施形態における機能を実現することが可能な機器、装置を総称している。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。この実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。この実施形態やその変形は、説明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1 駆動装置
1a 駆動装置
1b 駆動装置
2 圧力源
3 扁平チューブ
3a 扁平チューブ
3b 扁平チューブ
4 扁平チューブ
4a 扁平チューブ
4b 扁平チューブ
5 扁平チューブ
6 リンク
6a リンク
6b リンク
7 リンク
7a リンク
7b リンク
8 リンク
8a リンク
8b リンク
9 関節
9a 関節
9b 関節
10 関節
10a 関節
10b 関節
11 制御装置
12 吸引装置
13 加圧装置
14 電磁弁
15 切換えバルブ
16 チューブ
18 チューブ
19 チューブ
20 チューブ
21 圧力センサ
22 圧力センサ
23 圧力センサ
24 流量センサ
25 流量センサ
26 流量センサ
27 回転角度センサ
28 回転角度センサ
29 物体
30 物体
31 リンク
32 リンク
33 リンク
34 リンク
40 駆動装置
41 基台
44 第1の部分
45 第2の部分
48 物体
49 物体
50 第1の支持部材
51 第2の支持部材
52 第3の支持部材
53 第4の支持部材
54 第1の支持部材
55 第2の支持部材
56 第3の支持部材
57 第4の支持部材
60 吸着パット
61 吸着パット
62 吸着パット
63 吸着パット
64 吸着パット
65 チューブ
66 チューブ
67 チューブ
68 チューブ
69 チューブ
70 物体
80 入力部
81 コマンド生成部
82 動作モード格納部
83 目標値生成部
84 駆動制御部
85 判定部
86 ドライバ
87 信号処理部
88 チューブ
90 駆動装置
91 圧力センサ
92 圧力センサ
93 流量センサ
94 流量センサ
95 リンク
96 支持体
97 扁平チューブ
98 扁平チューブ

Claims (18)

  1. 関節と、
    前記関節に接続された第1の支持部材と、
    前記関節に接続された第2の支持部材と、
    前記関節、前記第1の支持部材、および前記第2の支持部材に沿って設けられた、膨張または収縮可能な第1の弾性体と、
    第1の端部と前記第1の端部に対向する第2の端部を有し、前記第1の支持部材と前記第1の弾性体の間にあって、かつ前記第1の端部が前記関節と接続された支持体と、
    前記支持体と前記第1の支持部材の間に介挿され膨張または収縮可能な第2の弾性体と、
    を備える駆動装置。
  2. 前記第1の弾性体および前記第2の弾性体のそれぞれには流路が設けられており、
    前記第1の弾性体および前記第2の弾性体のそれぞれに設けられ前記第1の弾性体および前記第2の弾性体のそれぞれの前記流路内の圧力を検知する第1のセンサと、
    前記第1の弾性体および前記第2の弾性体のそれぞれに設けられ前記第1の弾性体および前記第2の弾性体のそれぞれの前記流路内の流量を検知する第2のセンサと、
    前記関節に設けられ前記関節の角度を検知する第3のセンサと、
    をさらに備える請求項1に記載の駆動装置。
  3. 前記第1の弾性体および前記第2の弾性体が膨張または収縮するように制御する制御部をさらに備える請求項1に記載の駆動装置。
  4. 前記第1の弾性体および前記第2の弾性体が膨張または収縮するように制御する制御部をさらに備える請求項2に記載の駆動装置。
  5. 前記制御部は、前記第1の弾性体を収縮させた後に、前記第2の弾性体を膨張させる請求項3または請求項4に記載の駆動装置。
  6. 前記制御部は、前記第2の弾性体を収縮させた後に、前記第1の弾性体を膨張させる請求項3または請求項4に記載の駆動装置。
  7. 前記制御部は前記第1のセンサと前記第2のセンサで検知した情報に基づいて、前記第1の弾性体および前記第2の弾性体を膨張または収縮させる請求項4に記載の駆動装置。
  8. 第1の端部と前記第1の端部に対向する第2の端部を有する支持体と、
    前記第1の端部に接続された第1の関節と、
    前記第2の端部に接続された第2の関節と、
    前記第1の関節と前記第2の関節の間にあって、前記第1の関節と接続された第1の支持部材と、
    前記第1の支持部材とで前記第1の関節を挟むように前記第1の関節と接続された第2の支持部材と、
    前記第1の関節と前記第2の関節の間にあって、前記第2の関節と接続された第3の支持部材と、
    前記第3の支持部材とで前記第2の関節を挟むように前記第2の関節と接続された第4の支持部材と、
    前記第2の支持部材、前記第1の関節、前記支持体、前記第2の関節、前記第4の支持部材に沿って設けられ、膨張または収縮可能な第1の弾性体と、
    前記第1の支持部材と前記支持体の間に介挿され膨張または収縮可能な第2の弾性体と、
    前記第3の支持部材と前記支持体の間に介挿され膨張または収縮可能な第3の弾性体と、
    を備える駆動装置。
  9. 前記第1の弾性体、前記第2の弾性体、および前記第3の弾性体のそれぞれには流路が設けられており、
    前記第1の弾性体、前記第2の弾性体、および前記第3の弾性体のそれぞれに設けられ前記第1の弾性体、前記第2の弾性体、および前記第3の弾性体のそれぞれの前記流路内の圧力を検知する第1のセンサと、
    前記第1の弾性体、前記第2の弾性体、および前記第3の弾性体のそれぞれに設けられ前記第1の弾性体、前記第2の弾性体、および前記第3の弾性体のそれぞれの前記流路内の流量を検知する第2のセンサと、
    前記第1の関節および前記第2の関節にそれぞれ設けられ前記第1の関節および前記第2の関節のそれぞれの角度を検知する第3のセンサと、
    をさらに備える請求項8に記載の駆動装置。
  10. 前記第2の弾性体は前記第3の弾性体と接続され、前記第1の弾性体、前記第2の弾性体、および前記第3の弾性体を膨張または収縮させる制御部をさらに備える請求項8に記載の駆動装置。
  11. 前記第2の弾性体は前記第3の弾性体と接続され、前記第1の弾性体、前記第2の弾性体、および前記第3の弾性体を膨張または収縮させる制御部をさらに備える請求項9に記載の駆動装置。
  12. 前記制御部は、前記第1の弾性体を収縮させた後に、前記第2の弾性体、前記第3の弾性体を順に膨張させる請求項10または請求項11に記載の駆動装置。
  13. 前記制御部は、前記第1の弾性体を収縮させた後に、前記第3の弾性体、前記第2の弾性体を順に膨張させる請求項10または請求項11に記載の駆動装置。
  14. 前記制御部は、前記第3の弾性体、前記第2の弾性体を順に収縮させた後に、前記第1の弾性体を膨張させる請求項10または請求項11に記載の駆動装置。
  15. 前記制御部は、前記第2の弾性体、前記第3の弾性体を順に収縮させた後に、前記第1の弾性体を膨張させる請求項10または請求項11に記載の駆動装置。
  16. 前記第1のセンサと前記第2のセンサで検知した情報に基づいて、前記制御部は前記第1の弾性体、前記第2の弾性体、または前記第3の弾性体を膨張または収縮させる請求項11に記載の駆動装置。
  17. 前記支持体の第3の弾性体が設けられた側の前記支持体に少なくとも1つの吸着部をさらに備える請求項8ないし請求項16のいずれか1項に記載の駆動装置。
  18. 第1の面を有する第1の支持体と、
    前記第1の支持体の前記第1の面と対向する第2の面を有する第2の支持体と、
    前記第1の支持体の前記第1の面と前記第2の支持体の前記第2の面を接続する接続部と、
    前記第1の支持体は第1の端部を有し、前記第1の支持体の前記第1の端部に接続された関節と、
    前記関節と前記接続部の間にあり、かつ前記第1の支持体と前記第2の支持体の間にあって、前記関節に接続された第1の支持部材と、
    前記第1の支持部材と前記第1の支持体の間に介挿された第1の弾性体と、
    前記第1の支持部材と前記第2の支持体の間に介挿された第2の弾性体と、
    前記第1の支持部材とで前記関節を挟むように前記関節と接続された第2の支持部材と、
    を備える駆動装置。
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