JP2017113230A - 吸収性物品に係る連続シートの複合体の製造方法及び製造装置 - Google Patents

吸収性物品に係る連続シートの複合体の製造方法及び製造装置 Download PDF

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Abstract

【課題】連続シートに単票状シートを取付る取付ピッチを簡単に変更可能にする。
【解決手段】連続搬送される連続シート10aに搬送方向に所定の取付ピッチで単票状シート10を取付て、吸収性物品に係る連続シートの複合体1aの製造方法で、回転体41が回転軸C41回りに回転することによって、複数の保持パッド51が、保持パッド毎に各単票状シートを回転方向に搬送することと、回転方向における引渡位置Qoutを通過する際に、保持パッドから単票状シートを回転方向に沿って搬送される連続シート20a,24aに引渡すこととを有する。回転方向の少なくとも2つの位置に引渡位置が択一的に選択可能に設けられ、回転方向の第1引渡位置Qout1と下流側の第2引渡位置Qout2間には、回転体の回転半径方向に保持パッドを移動することによって回転方向に隣合う保持パッド同士間のピッチを変更するピッチ変更域が設定される。
【選択図】図5

Description

本発明は、連続シートの搬送方向に所定の取り付けピッチで単票状シートを取り付けて、吸収性物品に係る連続シートの複合体を製造する方法及び装置に関する。
従来、使い捨ておむつや生理用ナプキン等の吸収性物品の製造ラインでは、連続シートの搬送方向に所定の取り付けピッチで吸収性本体等の単票状シートを取り付けることが行われている(特許文献1を参照)。
特開2005−298193号
この取り付けピッチは吸収性物品の製品サイズに応じて異なり、例えば、Mサイズでは取り付けピッチは大きく、Sサイズでは小さい。そのため、製造ラインによっては、連続シートに単票状シートを取り付ける装置を、吸収性物品の製品サイズ毎に保有しているところも有り、その製造ラインでは、サイズ替えの度に、対応するサイズの装置に入れ替えて使用している。
しかしながら、製品サイズ毎に専用の装置を用いると、設備費が嵩み、また、装置の入れ替え作業も大掛かりになって製造ラインの稼働率を大幅に下げてしまう。
本発明は、上記のような従来の問題に鑑みてなされたものであって、その目的は、連続シートに単票状シートを取り付ける取り付けピッチを簡単に変更可能にすることにある。
上記目的を達成するための主たる発明は、
連続して搬送される連続シートに、前記連続シートの搬送方向に所定の取り付けピッチで単票状シートを取り付けて吸収性物品に係る連続シートの複合体を製造する方法であって、
回転体が回転軸回りに回転することによって、回転方向に並んで前記回転体に設けられた複数の保持パッドが、前記保持パッド毎に保持する各単票状シートを前記回転方向に搬送することと、
前記回転方向における引き渡し位置を前記保持パッドが通過する際に、前記保持パッドから前記単票状シートを、前記回転方向に沿って搬送される前記連続シートに引き渡すことと、を有し、
前記回転方向の少なくとも2つの位置に前記引き渡し位置が択一的に選択可能に設けられており、
前記回転方向の第1引き渡し位置と、前記第1引き渡し位置よりも下流側の第2引き渡し位置との間には、前記回転体の回転半径方向に前記保持パッドを移動することによって、前記回転方向に隣り合う前記保持パッド同士の間のピッチを変更するピッチ変更域が設定されていることを特徴とする吸収性物品に係る連続シートの複合体の製造方法である。
また、
連続して搬送される連続シートに、前記連続シートの搬送方向に所定の取り付けピッチで単票状シートを取り付けて吸収性物品に係る連続シートの複合体を製造する装置であって、
回転体が回転軸回りに回転することによって、回転方向に並んで前記回転体に設けられた複数の保持パッドが、前記保持パッド毎に保持する各単票状シートを前記回転方向に搬送する搬送装置と、
前記回転方向における引き渡し位置を前記保持パッドが通過する際に、前記保持パッドから前記単票状シートを、前記回転方向に沿って搬送される前記連続シートに引き渡す引き渡し装置と、を有し、
前記回転方向の少なくとも2つの位置に前記引き渡し位置が択一的に選択可能に設けられており、
前記回転方向の第1引き渡し位置と、前記第1引き渡し位置よりも下流側の第2引き渡し位置との間には、前記回転体の回転半径方向に前記保持パッドを移動することによって、前記回転方向に隣り合う前記保持パッド同士の間のピッチを変更するピッチ変更域が設定されていることを特徴とする吸収性物品に係る連続シートの複合体の製造装置である。
本発明の他の特徴については、本明細書及び添付図面の記載により明らかにする。
本発明によれば、連続シートに単票状シートを取り付ける取り付けピッチを簡単に変更可能となる。
図1A及び図1Bは、それぞれSサイズ及びMサイズのおむつ1の概略平面図である。 図1A中のII−II断面図である。 おむつ1の概略斜視図である。 本実施形態の製造装置31で行われる処理の模式図である。 本実施形態の製造装置31の概略側面図である。 図6Aは保持パッド51の概略平面図であり、図6B及び図6Cは、それぞれ図6A中のB−B矢視図及びC−C矢視図である。 保持パッド51の回転半径方向Dr41の移動動作、保持パッド51の90°旋回動作、及び、受け刃63の回転半径方向Dr41の移動動作の各動作パターンを詳細に説明するための回転ドラム41の概略側面図である。 図8Aは、保持パッド51の回転半径方向Dr41の移動動作のタイミング線図であり、図8Bは、保持パッド51の90°旋回動作のタイミング線図であり、図8Cは、受け刃63の回転半径方向Dr41の移動動作のタイミング線図である。 第2引き渡し位置Qout2に配される搬送ローラー72の概略拡大図である。
本明細書及び添付図面の記載により、少なくとも、以下の事項が明らかとなる。
連続して搬送される連続シートに、前記連続シートの搬送方向に所定の取り付けピッチで単票状シートを取り付けて吸収性物品に係る連続シートの複合体を製造する方法であって、
回転体が回転軸回りに回転することによって、回転方向に並んで前記回転体に設けられた複数の保持パッドが、前記保持パッド毎に保持する各単票状シートを前記回転方向に搬送することと、
前記回転方向における引き渡し位置を前記保持パッドが通過する際に、前記保持パッドから前記単票状シートを、前記回転方向に沿って搬送される前記連続シートに引き渡すことと、を有し、
前記回転方向の少なくとも2つの位置に前記引き渡し位置が択一的に選択可能に設けられており、
前記回転方向の第1引き渡し位置と、前記第1引き渡し位置よりも下流側の第2引き渡し位置との間には、前記回転体の回転半径方向に前記保持パッドを移動することによって、前記回転方向に隣り合う前記保持パッド同士の間のピッチを変更するピッチ変更域が設定されていることを特徴とする吸収性物品に係る連続シートの複合体の製造方法である。
このような吸収性物品に係る連続シートの複合体の製造方法によれば、第1引き渡し位置と第2引き渡し位置との間には、上記のピッチ変更域が設定されている。そして、当該ピッチ変更域では、保持パッドを上記回転半径方向に移動することにより、隣り合う保持パッド同士の間のピッチを変更する。よって、第1引き渡し位置又は第2引き渡し位置の選択によって、連続シートにおける単票状シートの取り付けピッチを容易に変更可能となる。
また、保持パッドを上記回転半径方向に移動することによって上記ピッチを変更するので、当該ピッチの変更を安定して行うことができる。
かかる吸収性物品に係る連続シートの複合体の製造方法であって、
前記保持パッドは、前記回転体の前記回転方向に所定角度おきに設けられており、
前記第1取り付け位置と前記第2取り付け位置とは、前記回転方向において前記所定角度以上離れているのが望ましい。
このような吸収性物品に係る連続シートの複合体の製造方法によれば、第1取り付け位置と第2取り付け位置との間を回転方向に上記の所定角度以上離しているので、当該第1取り付け位置と第2取り付け位置との間で行う保持パッドの回転半径方向の移動動作を緩やかに行うことができて、その結果、当該移動動作を安定して行うことができる。
かかる吸収性物品に係る連続シートの複合体の製造方法であって、
前記回転方向には、前記保持パッドが前記回転半径方向に移動せずに停止した状態となる第1停留域が、前記第1引き渡し位置を含むように設定されているとともに、前記保持パッドが前記回転半径方向に移動せずに停止した状態となる第2停留域が、前記第2引き渡し位置を含むように設定されているのが望ましい。
このような吸収性物品に係る連続シートの複合体の製造方法によれば、第1引き渡し位置を含む第1停留域では、保持パッドが回転半径方向に移動しないので、当該第1引き渡し位置において保持パッドは単票状シートを連続シートに安定して引き渡すことができる。同様に、第2引き渡し位置を含む第2停留域では、保持パッドが回転半径方向に移動しないので、当該第2引き渡し位置において保持パッドは単票状シートを連続シートに安定して引き渡すことができる。
かかる吸収性物品に係る連続シートの複合体の製造方法であって、
前記保持パッドが、前記回転方向における受け取り位置を通過する際に、前記保持パッドが、連続シート状部材を受け取ることと、
前記保持パッドが受け取った前記連続シート状部材を、カッター装置で切断することにより、前記保持パッド上に前記単票状シートを生成することと、を有し、
前記カッター装置は、前記受け取り位置よりも前記回転方向の下流の位置であって前記保持パッドよりも前記回転半径方向の外方に配置されたカッターロールと、前記回転体において前記回転方向に隣り合う前記保持パッド同士の間の各位置にそれぞれ設けられて前記カッターロールのカッター刃を受ける受け刃と、を有し、
前記受け刃が、前記回転方向における前記カッターロールの位置を通過する際に、前記受け刃と前記カッターロールの前記カッター刃とで共同して前記連続シート状部材を切断して前記保持パッド上に前記単票状シートを生成し、
前記受け刃は、前記回転方向の位置に応じて前記回転半径方向に移動し、
前記受け取り位置、前記第1引き渡し位置、及び前記第2引き渡し位置では、それぞれ、前記受け刃は、前記保持パッドよりも前記回転半径方向の外方に突出しない状態になっているのが望ましい。
このような吸収性物品に係る連続シートの複合体の製造方法によれば、受け取り位置、第1引き渡し位置、及び第2引き渡し位置では、それぞれ、受け刃は、保持パッドよりも回転半径方向の外方に突出しない状態になっている。よって、受け刃で、上記の連続シート状部材及び上記の連続シートを傷つけてしまうことを有効に防ぐことができる。
かかる吸収性物品に係る連続シートの複合体の製造方法であって、
前記保持パッドは、前記単票状シートを保持する保持面を、前記回転半径方向の外側に向けて配置されているとともに、前記回転半径方向に沿う軸心周りに旋回可能に設けられており、
前記保持パッドが前記カッターロールの位置から前記第1引き渡し位置までを前記回転方向に移動する間に、前記保持パッドが前記軸心周りに旋回動作をすることにより、前記単票状シートの向きを変更するとともに、当該変更した状態を、前記保持パッドが前記第1引き渡し位置及び前記第2引き渡し位置を通過するまでは維持し、
前記保持パッドが前記旋回動作をする前に、前記保持パッドは前記回転半径方向の外方への移動を開始するとともに、少なくとも前記保持パッドの前記回転方向の下流側に隣り合う前記受け刃は、前記回転半径方向の内方への移動を開始するのが望ましい。
このような吸収性物品に係る連続シートの複合体の製造方法によれば、保持パッドは上記の旋回動作をする。よって、単票状シートが長手方向と幅方向とを有する場合に、回転方向の上記カッターロールの位置と引き渡し位置との間で、単票状シートの長手方向と幅方向とを入れ替えて連続シートに引き渡すことができる。ここで、このような処理は、使い捨ておむつや生理用ナプキン等の吸収性物品の部品たる吸収性本体を他部品に組み付ける際に必要なことが多い。よって、吸収性物品の製造の際に好適に用いることができる。
また、保持パッドが上記の旋回動作をする前に、同保持パッドは回転半径方向の外方への移動を開始するとともに、少なくとも当該保持パッドの回転方向の下流側に隣り合う受け刃は、回転半径方向の内方への移動を開始する。よって、上記の旋回動作の際に起こり得る不具合、すなわち、当該旋回動作をする保持パッドが、回転方向に隣り合う保持パッドや、回転方向の下流側に隣り合う受け刃と干渉することを有効に防ぐことができる。
かかる吸収性物品に係る連続シートの複合体の製造方法であって、
前記第2引き渡し位置を通過した前記保持パッドが前記受け取り位置に到達するまでに、前記保持パッドが前記軸心周りに再度の旋回動作をして当該保持パッドは元の向きに戻り、
前記保持パッドが前記再度の旋回動作を完了した後に、前記保持パッドは、前記受け取り位置で前記保持パッドが位置すべき前記回転半径方向の位置へと戻るための前記回転半径方向の内方への移動動作を完了するとともに、少なくとも前記保持パッドの前記回転方向の上流側に隣り合う前記受け刃は、前記受け取り位置で前記受け刃が位置すべき前記回転半径方向の位置へと戻るための前記回転半径方向の外方への移動動作を完了するのが望ましい。
このような吸収性物品に係る連続シートの複合体の製造方法によれば、保持パッドが上記再度の旋回動作を完了した後に、保持パッドは、受け取り位置で保持パッドが位置すべき回転半径方向の位置へと戻るための内方への移動動作を完了するとともに、上記受け刃は、受け取り位置で上記受け刃が位置すべき回転半径方向の位置へと戻るための外方への移動動作を完了する。よって、上記再度の旋回動作の際に起こり得る不具合、すなわち、上記再度の旋回動作をする保持パッドが、回転方向に隣り合う保持パッドや、回転方向の上流側に隣り合う受け刃と干渉することを有効に防ぐことができる。
かかる吸収性物品に係る連続シートの複合体の製造方法であって、
前記ピッチ変更域を移動中の前記保持パッドの前記回転方向の上流側に隣り合う前記受け刃は、前記受け取り位置で位置すべき前記回転半径方向の位置よりも前記回転半径方向の内方に位置しており、
前記ピッチ変更域を移動中に前記保持パッドが行う前記回転半径方向の外方への移動動作に連動して、前記受け刃は、前記回転半径方向の外方に移動するのが望ましい。
このような吸収性物品に係る連続シートの複合体の製造方法によれば、ピッチ変更域を移動中の保持パッドの回転方向の上流側に隣り合う受け刃は、保持パッドが回転半径方向の外方に移動するのと連動して、同じ方向の外方に移動する。よって、受け取り位置で上記受け刃が位置すべき回転半径方向の外方の位置への移動の一部を、ここで行うことによって、当該移動を全体として回転方向のより広い範囲でもって緩やかに行うことができる。そして、これにより、移動が急激な場合に起こり得る不具合、例えば、受け刃の回転半径方向の移動に供する駆動装置の負荷の増大を有効に防ぐことができる。
また、
連続して搬送される連続シートに、前記連続シートの搬送方向に所定の取り付けピッチで単票状シートを取り付けて吸収性物品に係る連続シートの複合体を製造する装置であって、
回転体が回転軸回りに回転することによって、回転方向に並んで前記回転体に設けられた複数の保持パッドが、前記保持パッド毎に保持する各単票状シートを前記回転方向に搬送する搬送装置と、
前記回転方向における引き渡し位置を前記保持パッドが通過する際に、前記保持パッドから前記単票状シートを、前記回転方向に沿って搬送される前記連続シートに引き渡す引き渡し装置と、を有し、
前記回転方向の少なくとも2つの位置に前記引き渡し位置が択一的に選択可能に設けられており、
前記回転方向の第1引き渡し位置と、前記第1引き渡し位置よりも下流側の第2引き渡し位置との間には、前記回転体の回転半径方向に前記保持パッドを移動することによって、前記回転方向に隣り合う前記保持パッド同士の間のピッチを変更するピッチ変更域が設定されていることを特徴とする吸収性物品に係る連続シートの複合体の製造装置である。
このような吸収性物品に係る連続シートの複合体の製造装置によれば、上述の製造方法の場合と同様の作用効果を奏することができる。
===本実施形態===
本実施形態の吸収性物品1に係る連続シートの複合体1aの製造方法及び製造装置31は、例えば、使い捨ておむつ1の製造ラインに適用されている。
図1A乃至図3は使い捨ておむつ1の説明図である。図1A及び図1Bは、それぞれSサイズ及びMサイズのおむつ1の概略平面図であり、図2は、図1A中のII−II断面図である。また、図3はおむつ1の概略斜視図である。
このおむつ1は、着用者の腹側部を覆う腹側帯部材20と、同背側部を覆う背側帯部材24と、同股間にあてがわれ尿等の排泄物を吸収する吸収性本体10と、を備えている。図1Aの展開状態では、腹側帯部材20と背側帯部材24とが互いの間に間隔Dをあけて平行に並んだ状態で、これらの間に吸収性本体10の長手方向の両端部10e,10eが架け渡されて固定されていて、その外観形状は平面視略H形状をなしている。そして、この状態から、吸収性本体10の長手方向の略中央部C10を折り位置として二つ折りされるとともに、この二つ折りの状態において互いに対向する帯部材20,24同士が、着用者の脇腹に当接すべき部位にて止着されると、これら帯部材20,24同士が環状に連結されて、これにより、図3に示すような胴回り開口BH及び一対の脚回り開口LH,LHが形成された着用状態のおむつ1となる。
なお、上述の止着構造として、溶着等の取り外し不能な接合構造を用いれば、パンツ型のおむつとなり、他方、ファスニングテープ部材(不図示)等の着脱自在な接合構造を用いれば、オープン型のおむつになる。以下、図1A及び図2を参照しつつ、おむつ1の各構成部品について説明する。
吸収性本体10は、吸収体11と、吸収体11を着用者の肌側から覆う表面シート部材12と、吸収体11を表面シート部材12の逆側から覆っておむつ1の外装を兼ねる裏面シート部材13とを備えている。吸収体11は、パルプ繊維等の液体吸収性繊維を平面視略矩形状に成型してなる吸収性コア11cを本体とする。なお、同コア11cは、高吸収性ポリマーを含有していても良いし、ティッシュペーパー等の液透過性シートで被覆されていても良い。表面シート部材12は、例えば吸収体11よりも大きい平面サイズの液透過性の不織布である。また、裏面シート部材13は、吸収体11より大きい平面サイズの液不透過性シートであり、その一例としては、ポリエチレン等の液不透過性の防漏シート14と、不織布等の外装シート15とが貼り合わされた二層構造のシート13が挙げられる。そして、これら裏面シート部材13と表面シート部材12との間に吸収体11を挟んだ状態において、吸収体11の四辺から外側にはみ出す部分にて、裏面シート部材13と表面シート部材12とが額縁状に貼り合わされ、これにより、吸収性本体10が形成される。
なお、図2に示すように、裏面シート部材13の幅方向の両端部において、防漏シート14と外装シート15との間に長手方向に沿った糸ゴム等の弾性部材17を伸長下で介装固定しても良く、そうすれば、これら弾性部材17により、おむつ1の各脚回り開口LH,LHには脚回りギャザー部が形成されて伸縮性が付与される。
腹側帯部材20及び背側帯部材24は、何れも、例えば不織布等の柔軟なシートを素材とする。ここでは、図2に示すように、不織布21,21を二枚重ねにして各帯部材20,24は形成されており、各帯部材20,24は、それぞれ、吸収性本体10の長手方向の対応する端部10e,10eに貼り付けられて固定されている。なお、各帯部材20,24に糸ゴム等の弾性部材を伸長下で固定して、これら帯部材20,24に伸縮性を付与しても良い。
このようなおむつ1の製品サイズ変更、つまりサイズ替えは、主に帯部材20,24に係る寸法のみを変えることで行われる。例えば、図1Aに示すSサイズよりも、図1Bに示すMサイズの方が、帯部材20,24の長さLが長く、帯部材20,24の幅Wが広く、そして、帯部材20,24同士の間の間隔Dが広くなっているが、吸収性本体10については、SサイズやMサイズ等の製品サイズの相違によらず、寸法(つまり、吸収性本体10の長さL10や幅寸)に関して同仕様のものが使用される。
このようなおむつ1は、製造ラインを連続して流れる何れかの部品を基材として、当該基材に対して加工や部品の接合等がなされて中間製品が生成され、当該中間製品に対して更に加工や部品の接合等がなされて完成する。本実施形態に係る製造方法及び製造装置31は、その一工程を担っている。なお、以下では、説明の都合上、腹側帯部材20の幅Wと背側帯部材24の幅Wとが同幅であるものとして説明するが、実際には図1A及び図1Bに示すように背側帯部材24の幅の方が広くなっていることが多い。
図4は、この製造装置31で行われる処理の模式図である。以下では、製造装置31の幅方向を「CD方向」と言い、このCD方向と直交する方向を「MD方向」と言う。つまり、MD方向とは、CD方向と直交する平面内の任意の方向のことを言う。また、場合によっては、MD方向において互いに直交する2方向のことを、それぞれ「上下方向」及び「前後方向」と言うこともある。
この工程では、一対の帯部材20,24に対して吸収性本体10を架け渡して貼り付ける処理を行い、これにより、おむつ1の中間製品は図1Aのような略H形状になる。
詳しくは、図4に示すように、当該製造装置31に供給される時点の一対の帯部材20,24は、MD方向に沿った連続体20a,24aの形態で、且つ、互いにCD方向に間隔Dを隔てて並んだ状態で連続搬送されている。また、吸収性本体10の方もMD方向に連続する連続体10aの形態で連続搬送されている。すなわち、吸収性本体10を構成する表面シート部材12及び裏面シート部材13は、吸収性本体10の長手方向に連続する連続シートの状態にあり、そして、これら表面シート部材12及び裏面シート部材13の間に吸収体11が介装されつつ、各吸収体11は、MD方向に隣り合う吸収体11との間に間隔をあけて並んだ状態にある。
よって、この製造装置31では、先ず、吸収性本体の連続体10aを吸収体11,11同士の間の位置でCD方向に沿って分割し、これにより、長手方向がMD方向を向いた吸収性本体10を生成する。そうしたら、この吸収性本体10を所定の引き渡し位置Qoutへ移動する間に、この吸収性本体10を平面中心回りに90°旋回することにより、その長手方向をMD方向から帯部材の連続体20a,24aの並列方向たるCD方向に変更する。そして、引き渡し位置Qoutに到達したら、同位置QoutをMD方向に流れる、CD方向に一対の帯部材の連続体20a,24aに、所定の取り付けピッチPで吸収性本体10をその長手方向の両端部10e,10eで架け渡して取り付け、これにより、上述の図1Aの略H形状の前段階たる図4の略梯子状の中間製品1aが生成される。そして、ここまでが、この製造装置31の担当処理範囲である。ちなみに、この例では、吸収性本体の連続体10aが「連続シート状部材」に相当し、吸収性本体10が「単票状シート」に相当し、一対の帯部材の連続体20a,24aが「連続シート」に相当し、略梯子状の中間製品1aが「連続シートの複合体」に相当する。
ここで、この工程の処理を製品サイズに着目して考えてみると、図4と図1Aとの対比から、上述の吸収性本体10の取り付けピッチPによって、製品サイズを決める前述の3条件のうちの第1条件たる帯部材20,24の長さLが決まることがわかる。また、搬送される一対の帯部材の連続体20a,24a同士の間隔D、及び各連続体20a,24aの幅Wにより、製品サイズを決める残りの2条件たるおむつ1の帯部材20,24同士の間隔D及び帯部材20,24の幅Wが決まることもわかる。
よって、この製造装置31では、同図4に示すように、製品サイズをSサイズ及びMサイズの2水準で製造可能にすべく、帯部材の連続体20a,24aへ吸収性本体10を引き渡すための引き渡し位置Qout1,Qout2を2カ所用意し、これら引き渡し位置Qout1,Qout2同士の間において吸収性本体10の取り付けピッチPを変更可能に構成しているとともに、各引き渡し位置Qout1,Qout2には、それぞれ、各製品サイズに対応した寸法W,Dの帯部材の連続体20a,24aが、対で走行できるようにしている。そして、Sサイズ用の引き渡し位置Qout1とMサイズ用の引き渡し位置Qout2とを択一的に選択することにより、製品サイズの作り分けを行っている。
図5は、本実施形態の製造装置31の概略側面図である。なお、この図5中では、MD方向は図5の紙面に沿う任意の方向となっていて、また、CD方向は図5の紙面を貫通する方向となっている。
この製造装置31は、回転ドラム41(回転体及び搬送装置に相当)を有する。回転ドラム41は、CD方向に沿った回転軸C41回りに回転する。回転ドラム41の外周部には、複数(例えば13個)の保持パッド51,51…が回転ドラム41の回転方向Dc41に所定角度θ51(例えば27.69°であり、以下では、配置角度θ51とも言う)おきに並んで設けられている。そして、各保持パッド51,51…は、それぞれ、回転ドラム41の回転動作から回転力を得て、これにより、回転ドラム41と一体となって回転方向Dc41に回転する。
ちなみに、図5から明らかなように、この回転ドラム41の回転方向Dc41は、上述のMD方向に含まれている。よって、以下では、MD方向に代えて「回転方向Dc41」と言って説明することもある。
各保持パッド51は、吸着力を発生する保持面53を有し、同保持面53は、回転ドラム41の回転半径方向Dr41の外方を向いている。また、回転方向Dc41の所定位置に設定された受け取り位置Qinに向けて、上記の吸収性本体の連続体10aが搬送されている。よって、当該受け取り位置Qinを各保持パッド51が通過する際には、各保持パッド51は、吸収性本体の連続体10aの片面を保持面53の吸着で受け取って同面53に保持する。
また、回転方向Dc41において受け取り位置Qinよりも下流の位置Q62には、カッター装置61のカッターロール62が設けられている。カッターロール62は、外周面にカッター刃62cを有する。また、回転ドラム41において回転方向Dc41の保持パッド51,51同士の間の各位置には、カッター刃62cを受ける受け刃63が設けられている。そして、受け刃63が、回転方向Dc41におけるカッターロール62の位置Q62を通過する度に、カッター刃62cが受け刃63に対向するように同カッターロール62は駆動回転して、これにより、吸収性本体の連続体10aの下流端部が切断されて、保持パッド51上に吸収性本体10が生成される。そして、これにより、保持パッド51毎に吸収性本体10が保持された状態で各保持パッド51は回転方向Dc41に移動する。
一方、回転方向Dc41においてカッターロール62の位置Q62よりも下流の二つの位置Qout,Qoutには、保持パッド51から帯部材の連続体20a,24aへと吸収性本体10を引き渡すための引き渡し位置Qout,Qoutが択一的に選択可能に設定されている。そして、カッターロール62で切断生成された吸収性本体10を保持する保持パッド51は、吸収性本体10の長手方向の向きをMD方向からCD方向に変更すべく90°旋回しながら、選択された引き渡し位置Qoutまで移動するが、ここで、例えば、上流側の引き渡し位置Qout1(以下、第1引き渡し位置Qout1とも言う)が選択されている場合には、図5中に実線で示すように、予め当該第1引き渡し位置Qout1の搬送ローラー71(引き渡し装置に相当)に一対の帯部材の連続体20a,24aが掛け回されていて、これにより、当該第1引き渡し位置Qout1では、これら一対の帯部材の連続体20a,24aは回転方向Dc41に沿って搬送されている。また、その回転方向Dc41の搬送速度値V1(m/秒)は、第1引き渡し位置Qout1での保持パッド51の回転方向Dc41の速度値(m/秒)と概ね同値となるように制御されている。よって、各保持パッド51が、この第1引き渡し位置Qout1を通過する際には、一対の帯部材の連続体20a,24aに吸収性本体10が貼り付けられて引き渡される。一方、上記の第1引き渡し位置Qout1よりも下流側の引き渡し位置Qout2(以下、第2引き渡し位置Qout2とも言う)が選択されている場合には、第1引き渡し位置Qout1に代えて、予め第2引き渡し位置Qout2の搬送ローラー72(引き渡し装置に相当)に一対の帯部材の連続体20a,24aが掛け回されていて、これにより、当該第2引き渡し位置Qout2では、これら一対の帯部材の連続体20a,24aは回転方向Dc41に沿って搬送されている(図5中の二点鎖線を参照)。また、その回転方向Dc41の搬送速度値V2(m/秒)は、第2引き渡し位置Qout2での保持パッド51の回転方向Dc41の速度値(m/秒)と概ね同値となるように制御されている。よって、各保持パッド51がこの第2引き渡し位置Qout2を通過する際には、上記一対の帯部材の連続体20a,24aに吸収性本体10が貼り付けられて引き渡される。
ここで、帯部材の連続体20a,24aに吸収性本体10を取り付ける取り付けピッチPは、引き渡し時に互いに隣り合う保持パッド51,51同士の間のピッチP51とほぼ同ピッチになる。よって、保持パッド51,51同士の間のピッチP51を第1引き渡し位置Qout1と第2引き渡し位置Qout2との間で変更するように構成しておけば、第1引き渡し位置Qout1で引き渡す場合の取り付けピッチPSから、第2引き渡し位置Qout2で引き渡す場合の取り付けピッチPMへと変更することができる。
そこで、本実施形態では、回転方向Dc41における第1引き渡し位置Qout1から第2引き渡し位置Qout2までの間に、保持パッド51を回転半径方向Dr41に移動することによって保持パッド51,51同士の間のピッチP51を変更するピッチ変更域が設定されている。詳しくは、保持パッド51を回転半径方向Dr41の外方に移動する外方移動域が設定されている。
よって、当該外方移動域を通過中に保持パッド51は回転半径方向Dr41の外方へ移動されて、これにより、回転方向Dc41に隣り合う保持パッド51,51同士の間のピッチP51は拡大される。すなわち、外方移動域を通過後のピッチP51は、当該外方移動域を通過前のピッチP51よりも大きくなる。そして、その結果、第1引き渡し位置Qout1でのピッチP51よりも、その下流側の第2引き渡し位置Qout2でのピッチP51の方が大きくなって、これにより、Sサイズ用の第1引き渡し位置Qout1では、Sサイズ用の小さな取り付けピッチPSで吸収性本体10を取り付け可能であるとともに、Mサイズ用の第2引き渡し位置Qout2では、Mサイズ用の大きな取り付けピッチPMで吸収性本体10を取り付け可能となる。
また、この例では、各引き渡し位置Qout1,Qout2の搬送ローラー71,72を流れる一対の帯部材の連続体20a,24a同士の間隔D及び各帯部材の連続体20a,24aの幅Wも、それぞれ、各引き渡し位置Qout1,Qout2の製品サイズに対応した寸法に設定されている。すなわち、Sサイズ用の第1引き渡し位置Qout1には、Sサイズ用の幅Wの狭い帯部材の連続体20a,24aを対で流せるように搬送ローラー71が配置されているとともに、これら一対の帯部材の連続体20a,24a同士の間隔Dも狭く設定されていて、他方、Mサイズ用の引き渡し位置Qout2にも、Mサイズ用の幅Wの広い帯部材の連続体20a,24aを対で流せるように搬送ローラー72が配置されているとともに、これら一対の帯部材の連続体20a,24a同士の間隔Dも広幅に設定されている。
よって、上述の取り付けピッチPの変更及び帯部材の連続体20a,24aの寸法W,Dの変更を通して、引き渡し位置Qout1,Qout2の択一的な選択により製品サイズの変更が実現される。
以上、製造装置31について概略説明したが、以下では、製造装置31の各構成要素41,61,71,72等につき未説明の内容について説明する。
<<<カッター装置61>>>
図5を参照して前述のように、カッター装置61は、カッター刃62cを有したカッターロール62と、回転ドラム41に支持された複数の受け刃63,63…と、を有している。そして、カッターロール62は、保持パッド51よりも回転半径方向Dr41の外方に配置されていて、CD方向に沿った回転軸C62回りに駆動回転する。また、各受け刃63は、回転ドラム41の回転方向Dc41の回転動作によって回転ドラム41と一体に回転方向Dc41に回転する。
ここで、各受け刃63は、それぞれ、回転半径方向Dr41に沿った直線上を往復移動可能にリニアガイドなどの適宜なガイド部材(不図示)によって案内されている。そして、各受け刃63は、回転ドラム41の回転方向Dc41の位置に応じて、回転半径方向Dr41に移動するように構成されていて、これにより、保持パッド51の90°旋回動作や回転半径方向Dr41の移動動作に伴って起こり得る種々の問題を回避している。
すなわち、先ず、回転方向Dc41におけるカッターロール62の位置Q62では、吸収性本体の連続体10aを切断する必要上、受け刃63は、回転半径方向Dr41において保持パッド51の保持面53と概ね同じ位置に位置する必要があるが、一方で、当該切断後に保持パッド51を90°旋回する際にこの状態が維持されていると、受け刃63が保持パッド51に干渉する恐れがある。そのため、90°旋回の前に、受け刃63は、回転半径方向Dr41の内方へ移動して逃げる必要があって、ここでは、そのようにしている。
また、この例では、前述のピッチP51の変更起因で、各引き渡し位置Qout1,Qout2での保持パッド51の回転半径方向Dr41の位置が、カッターロール62の位置Q62での保持パッド51の回転半径方向Dr41の位置よりも回転半径方向Dr41の内方に位置している。そのため、カッターロール62の位置での受け刃63の回転半径方向Dr41の位置を引き渡し位置Qout1,Qout2でも維持してしまうと、各引き渡し位置Qout1,Qout2で受け刃63が帯部材の連続体20a,24aに当たってしまって、これを傷つけてしまう恐れがある。故に、引き渡し位置Qout1,Qout2へ到達する前に、受け刃63は、回転半径方向Dr41の内方へ移動して逃げる必要があって、ここでは、そのようにしている。そして、主にこれら二つの理由に基づいて、この例では、受け刃63を回転半径方向Dr41に移動可能に構成している。
このような受け刃63の回転半径方向Dr41の移動動作は、例えば、カム部材(不図示)を用いて実現される。すなわち、地面側に移動不能に固定されたカム部材の鉛直面には、例えば正面カムとしての環状溝(不図示)が、回転ドラム41の回転軸C41を囲むように形成されていて、また、この環状溝に係合する不図示のカムフォロワが、受け刃63に設けられている。そして、環状溝の形状たるカム曲線は、上述のような回転半径方向Dr41の移動動作を行うパターンに対応した形状に設定されている。よって、回転ドラム41が回転動作をすると、正面カムたる環状溝とカムフォロワとの係合に基づいて、受け刃63は、回転ドラム41の回転方向Dc41の各位置に応じた回転半径方向Dr41の位置へと移動する。
<<<回転ドラム41>>>
同図5を参照して既述のように、回転ドラム41は、CD方向に沿った回転軸C41回りに回転する。また、回転ドラム41の外周部には、回転方向Dc41に前述の配置角度θ51おきに複数の保持パッド51,51…が配されて支持されている。そして、回転ドラム41は、サーボモータ等を駆動源として回転する。例えば図5では、回転方向Dc41として時計回りに駆動回転する。そして、これにより、複数の保持パッド51,51…も、回転ドラム41と一体となって上記の回転方向Dc41に回転する。
図6Aは保持パッド51の概略平面図であり、図6B及び図6Cは、それぞれ図6A中のB−B矢視図及びC−C矢視図である。
保持パッド51は、吸収性本体10を面接触状態で保持する保持面53を有した略長方形のプレート状部材であり、図5に示すように保持面53を回転ドラム41の回転半径方向Dr41の外側に向けている。保持面53には、図6Aに示すように、そのほぼ全面に亘り複数の吸気孔53h,53h…が形成されていて、これら吸気孔53h,53h…は、保持パッド51内の圧力室SP51や適宜な管路(不図示)を経てブロワ等の負圧源(不図示)に連結されている。よって、これら吸気孔53h,53h…からの吸気によって、当該保持面53には吸収性本体10を保持するための吸着力が生じる。
また、保持面53の長手方向は保持パッド51の長手方向と揃っている。よって、図5に示すように、受け取り位置Qin及びカッターロール62の位置Q62で、それぞれ保持パッド51の長手方向を回転ドラム41の回転方向Dc41に向けることにより、カッターロール62で長手方向が回転方向Dc41を向いた状態に生成される吸収性本体10を保持面53でしっかりと保持可能となる。
更に、保持パッド51は、図5乃至図6Cに示すように、保持面53の平面中心を通り回転ドラム41の回転半径方向Dr41に沿う旋回軸芯C53回りに旋回可能に回転ドラム41に支持されている。そして、この旋回軸芯C53回りに90°の旋回角度でもって保持パッド51が旋回されることにより、保持パッド51上の吸収性本体10も保持パッド51と一体となって旋回軸芯C53回りに旋回し、これにより、吸収性本体10の長手方向が回転方向Dc41からCD方向に変更される。そして、図5に示すように、引き渡し位置Qout1(又はQout2)において吸収性本体10を引き渡し終わったら、再び受け取り位置Qinで吸収性本体の連続体10aを受け取るべく保持パッド51は戻りの90°旋回動作をして、これにより保持パッド51の長手方向はCD方向から回転方向Dc41に戻される。
一方、当該保持パッド51は、回転半径方向Dr41についても移動可能に構成されている。すなわち、各保持パッド51は、それぞれ、回転方向Dc41の各位置に応じて、回転半径方向Dr41の各位置に移動する。よって、保持パッド51は、回転方向Dc41に隣り合う保持パッド51との間で、前述のようなピッチP51の変更をすることができる。
また、当該保持パッド51は、前述の90°旋回時に、回転方向Dc41に隣り合う保持パッド51と干渉する恐れがあるが、これについても、上記の回転半径方向Dr41の移動動作に基づいて回避可能である。例えば、図5に示すように、回転方向Dc41における受け取り位置Qinやカッターロール62の位置Q62での保持パッド51は、その長手方向が回転方向Dc41を向いていることから、回転方向Dc41の上流側に位置する保持パッド51と、ごく僅かな隙間で隣り合った状態にある。そのため、この状態で、保持パッド51が旋回軸芯C53回りに90°旋回をしてしまうと、当該保持パッド51の四隅の角部が、上流側に隣り合う保持パッド51に干渉してしまい得る。しかし、この点につき、同図5に示すように、保持パッド51が90°旋回をする前に、同保持パッド51が回転半径方向Dr41の外方に移動していれば、この保持パッド51と、その上流側に隣り合う保持パッド51との干渉を回避することができる。
このような保持パッド51の90°旋回動作及び回転半径方向Dr41の移動動作は、カム部材やアーム部材(何れも不図示)等を用いて実現される。例えば、図5に示すように、保持パッド51の回転ドラム41側を向いた面における旋回軸芯C53の位置には、回転半径方向Dr41に沿ったロッド55が固定されている。そして、このロッド55には、アーム部材(不図示)がスプライン嵌合で設けられている。すなわち、ロッド55は、アーム部材に対して回転半径方向Dr41の相対移動が許容されているが、旋回軸芯C53回りの相対回転については不能に規制されている。また、アーム部材は、適宜な軸受け部材によって上記旋回軸芯C53回りに旋回可能に回転ドラム41に支持されている。よって、アーム部材が旋回軸芯C53回りに旋回すると、ロッド55も旋回軸芯C53回りに旋回されて、これにより、保持パッド51も旋回軸芯C53回りに旋回する。
一方、同アーム部材にはカムフォロワが設けられていて、当該カムフォロワは、地面側に移動不能に固定されたカム部材(不図示)の外周面の周面カムに係合している。そして、この周面カムとしての環状溝が、回転ドラム41の回転軸C41を囲むように形成されているとともに、環状溝の形状たるカム曲線は、上述のような90°旋回動作及び戻りの90°旋回動作を行うパターンに対応した形状に設定されている。よって、回転ドラム41が回転動作をすると、周面カムたる環状溝とカムフォロワとの係合に基づいて、保持パッド51は、90°旋回動作及び戻りの90°旋回動作を行う。
また、ロッド55にも、カムフォロワ(不図示)が設けられている。そして、このカムフォロワは、地面側に移動不能に固定されたカム部材(不図示)の鉛直面の正面カムに係合している。そして、回転ドラム41が回転動作をすると、当該係合に基づいて、ロッド55は、回転半径方向Dr41の移動動作を行うが、その際には、上述のスプライン嵌合に基づいて上記のアーム部材に回転半径方向Dr41の移動動作は伝達されず、結果、当該アーム部材は移動せずにロッド55のみが移動する。そして、このロッド55の移動によって、保持パッド51が回転半径方向Dr41に移動される。
図7は、保持パッド51の回転半径方向Dr41の移動動作、保持パッド51の90°旋回動作、及び、受け刃63の回転半径方向Dr41の移動動作の各動作パターンを詳細に説明するための回転ドラム41の概略側面図である。
また、図8Aは、上述の保持パッド51の回転半径方向Dr41の移動動作のタイミング線図であり、図8Bは、保持パッド51の90°旋回動作のタイミング線図であり、図8Cは、受け刃63の回転半径方向Dr41の移動動作のタイミング線図である。なお、図8A及び図8Bのタイミング線図の横軸は、保持パッド51の回転方向Dc41の位置であり、図8Cのタイミング線図の横軸は、受け刃63の回転方向Dc41の位置である。また、この回転方向Dc41の位置は、回転ドラム41の回転軸C41回りの回転角度で示されている。そして、この回転角度は、図5及び図7に示すように回転ドラム41の上端位置を0°としているとともに、回転ドラム41が時計回りに回転することから、上記の上端位置を起点として時計回りで一周する際の各位置に対して、0°から360°(0°)までの角度を割り振っている。
一方、図8A、図8B、及び図8Cの縦軸は、それぞれ、保持パッド51の回転半径方向Dr41の位置、保持パッド51の旋回軸芯C53回りの旋回角度、及び受け刃63の回転半径方向Dr41の位置である。なお、図8Aの保持パッド51の回転半径方向Dr41の位置については、受け取り位置Qin(図5又は図7)での回転半径方向Dr41の位置を基準位置たる0mmの位置としている。そして、この基準位置よりも回転半径方向Dr41の内方の位置をマイナスの位置とし、外方の位置をプラスの位置としている。同じく、図8Cの受け刃63の回転半径方向Dr41の位置についても、受け取り位置Qin(図5又は図7)での回転半径方向Dr41の位置を基準位置たる0mmの位置としている。そして、この基準位置よりも回転半径方向Dr41の内方の位置をマイナスの位置とし、外方の位置をプラスの位置としている。一方、図8Bの旋回角度については、保持パッド51の長手方向が回転方向Dc41に沿った状態を0°とし、同長手方向がCD方向に沿った状態を90°としている。
図7に示すように、この例では、回転方向Dc41における約340°(約11時)の位置に受け取り位置Qinが設定されており、また、約15°(約1時)の位置に、カッターロール62が位置しており、約150°(約5時)の位置にSサイズ用の引き渡し位置Qout1が設定されており、更にその下流側の約210°(約7時)の位置にMサイズ用の引き渡し位置Qout2が設定されている。
ここで、図7及び図8Aに示すように、先ず、回転方向Dc41には、受け取り位置Qinを含むように停留域1が設定されている。なお、「停留域」とは、保持パッド51が回転半径方向Dr41に移動せずに停止状態となる領域のことである。そのため、受け取り位置Qinで保持パッド51が吸収性本体の連続体10aを受け取る際には、保持パッド51は回転半径方向Dr41に移動せず、これにより、保持パッド51は吸収性本体の連続体10aを安定して受け取ることができる。また、この受け取り位置Qinでは、図7に示すように、受け刃63は、保持パッド51よりも回転半径方向Dr41の外方に突出しない状態にされている。よって、当該受け取り位置Qinで受け刃63が吸収性本体の連続体10aに当たってしまって、これを傷つけてしまうことは確実に回避される。なお、この傷つけをより確実に回避する観点からは、望ましくは、上記の受け取り位置Qinにおいて、受け刃63は、保持パッド51よりも回転半径方向Dr41の内方に位置していると良い。
更に、この停留域1には、カッターロール62の位置Q62も含まれている。よって、カッターロール62と受け刃63とで吸収性本体の連続体10aを切断する際に、これを保持する保持パッド51は回転半径方向Dr41に移動しないので、当該切断を安定して行うことができる。また、図8Cを参照してわかるように、この停留域1では、受け刃63も回転半径方向Dr41に移動せずに停止状態にある。よって、このことも、上記の位置Q62での切断の安定化に有効に寄与する。
一方、この停留域1から第1引き渡し位置Qout1までの範囲には、外方移動域1と、停留域2と、内方移動域1とが、回転方向Dc41の下流側に沿ってこの順番で並んで設定されている。なお、「外方移動域」とは、既述のように、保持パッド51が回転半径方向Dr41の外方に移動する領域のことであり、「内方移動域」とは、保持パッド51が回転半径方向Dr41の内方に移動する領域のことである。
そして、回転方向Dc41のカッターロール62の位置Q62を通過して吸収性本体10を保持した状態になった保持パッド51は、先ず、外方移動域1及び停留域2を通過中に、旋回軸芯C53回りに90°旋回して吸収性本体10の長手方向を回転ドラム41の回転方向Dc41からCD方向に変更するが、ここで、図8A及び図8Bに示すように、この90°旋回の前に、保持パッド51は回転半径方向Dr41の外方への移動を開始する。よって、90°旋回時に起こり得る前述の上流側の保持パッド51との干渉の問題を未然に回避することができる。
また、当該外方移動域1を保持パッド51が通過し始めるのとほぼ同時に、少なくともこの保持パッド51と回転方向Dc41の下流側(望ましくは上流側)に隣り合う受け刃63は、回転半径方向Dr41の内方への移動を開始する(図8A及び図8C)。そして、これにより、90°旋回の前に、図8Cに示すように、当該受け刃63は、回転半径方向Dr41の内方への移動を開始する。よって、保持パッドの90°旋回時に起こり得る受け刃63との干渉の問題も未然に回避することができる。
そうしたら、図7及び図8Aに示すように、保持パッド51は、内方移動域1を通過するが、この通過中に、保持パッド51は、Sサイズの取り付けピッチPSに対応した位置まで回転半径方向Dr41の内方に移動する(図8A)。そして、これにより、回転方向Dc41に隣り合う保持パッド51,51同士の間のピッチP51が、Sサイズに対応した取り付けピッチPSに変更される。
すなわち、図7に示すように、受け取り位置Qin及びカッターロール62の位置Q62では、それぞれ、保持パッド51,51同士の間のピッチP51が、吸収性本体10の長手方向の長さL10(図1A)と概ね同値であることから、これら各位置Qin,Q62でのピッチP51は、Sサイズ用の第1引き渡し位置Qout1で吸収性本体10を引き渡す際の取り付けピッチPSとは異なっている。そのため、この取り付けピッチPSまで保持パッド51,51同士の間のピッチP51を変更する必要があって、この内方移動域1では、この変更を行っている。より詳しくは、この例では、受け取り位置Qin及びカッターロール62の位置Q62での保持パッド51,51同士の間のピッチP51の方が、第1引き渡し位置Qout1での取り付けピッチPSよりも大きいことから、この内方移動域1では、保持パッド51を内方へ移動することによって、保持パッド51,51同士の間のピッチP51を取り付けピッチPSまで縮小している。
また、図7及び図8Aに示すように、この内方移動域1の下流側には、第1引き渡し位置Qout1を含むように停留域3(第1停留域に相当)が設定されている。そして、これにより、保持パッド51が第1引き渡し位置Qout1を通過する際に、同保持パッド51は回転半径方向Dr41に移動しないので、当該第1引き渡し位置Qout1で、保持パッド51は吸収性本体10を一対の帯部材の連続体20a,24aに安定して引き渡すことができる。
なお、図8Cに示すように、上述した受け刃63の回転半径方向Dr41の内方への移動は、上記の停留域3に入る概ね直前まで継続されていて、これにより、第1引き渡し位置Qout1では、図7に示すように、受け刃63は、保持パッド51よりも回転半径方向Dr41の外方に突出しない状態にされている。また、同停留域3では、受け刃63は、このような突出しない状態で、回転半径方向Dr41の移動が停止された状態になっている。よって、当該第1引き渡し位置Qout1で受け刃63が帯部材の連続体20a,24aに当たってしまって、これを傷つけてしまうことは確実に回避される。なお、この傷つけをより確実に回避する観点からは、望ましくは、上記の第1引き渡し位置Qout1では、受け刃63は、保持パッド51よりも回転半径方向Dr41の内方に位置していると良い。
そうしたら、図7及び図8Aに示すように、保持パッド51は、第2引き渡し位置Qout2へ移動するが、この停留域3と第2引き渡し位置Qout2との間には、前述のピッチ変更域として外方移動域2が設定されている。そして、保持パッド51は、この外方移動域2の通過中に、Mサイズの取り付けピッチPMに対応した位置まで回転半径方向Dr41の外方に移動する。そして、これにより、回転方向Dc41に隣り合う保持パッド51,51同士の間のピッチP51が、Mサイズに対応した取り付けピッチPMに変更される。
なお、ここで、望ましくは、第1引き渡し位置Qout1と第2引き渡し位置Qout2とが、回転方向Dc41において前述の所定角度θ51(図5)、すなわち保持パッド51の回転方向Dc41の配置角度θ51以上離れていると良く、この例では、当該配置角度θ51の約2.3倍の角度分、離れている。そして、このようになっていれば、上記の外方移動域2を回転方向Dc41に大きく確保することができる。よって、当該外方移動域2で行うべき、保持パッド51の外方への移動動作を緩やかに行うことができて、結果、当該移動動作の安定化を図れる。
また、図7及び図8Aに示すように、この外方移動域2の下流側には、第2引き渡し位置Qout2を含むように停留域4(第2停留域に相当)が設定されている。そして、これにより、保持パッド51が第2引き渡し位置Qout2を通過する際に、同保持パッド51は回転半径方向Dr41に移動しないので、当該第2引き渡し位置Qout2で、保持パッド51は吸収性本体10を一対の帯部材の連続体20a,24aに安定して引き渡すことができる。
更に、この外方移動域2では、この保持パッド51の外方への移動に連動して、受け刃63も回転半径方向Dr41の外方に移動するようになっている。そして、これにより、受け刃63が受け取り位置Qinにおいて位置すべき回転半径方向Dr41の基準位置(つまり0mmの位置)まで外方に移動する際に、可能な限り緩やかに移動できるようにしている。すなわち、図8Cにおいて、停留域3に位置する受け刃63は、最終的に受け取り位置Qinに到達するまでに、回転半径方向Dr41の0mmの位置まで外方に移動しなければならないが、上述のように保持パッド51の外方への移動に連動して受け刃63を予め少しでも外方へ移動しておけば、回転方向Dc41の小さな角度範囲で急激に外方へ受け刃63を移動せずに済む。そして、その結果、当該移動が急激な場合に起こり得る不具合、例えば、受け刃63の駆動に供する前述のカム部材の正面カムへの負荷の増大を防ぐことができる。よって、正面カムの摩耗等、受け刃63の位置精度を悪化し得る要因を摘み取ることができる。
但し、保持パッド51と連動して、このように受け刃63を外方へ移動する場合でも、当該外方への移動動作は、受け刃63が第2引き渡し位置Qout2において保持パッド51よりも回転半径方向Dr41の外方に突出しない状態になるように、停止される。そして、図7に示すように、上述の停留域4においては、受け刃63は、このような突出しない状態で、回転半径方向Dr41の移動が停止した状態に維持される。よって、当該第2引き渡し位置Qout2で受け刃63が帯部材の連続体20a,24aに当たってしまって、これを傷つけてしまうことは確実に回避される。なお、この傷つけをより確実に回避する観点からは、望ましくは、上記の第2引き渡し位置Qout2では、受け刃63は、保持パッド51よりも回転半径方向Dr41の内方に位置していると良い。
一方、図7及び図8Aに示すように、この停留域4と受け取り位置Qinとの間には、外方移動域3、停留域5、及び内方移動域2がこの順番で並んで設定されている。そして、保持パッド51は、受け取り位置Qinに到達するまでに、戻りの90°旋回動作をして同パッド51の長手方向をCD方向から回転ドラム41の回転方向Dc41に沿うように変更するが、このとき、当該保持パッド51は、回転方向Dc41の下流側に隣り合う保持パッド51に干渉しないようにすべく、回転半径方向Dr41の外方に移動する。すなわち、外方移動域3を通過中に保持パッド51は、回転半径方向Dr41の外方へ移動して、これにより、下流側に隣り合う保持パッド51と干渉しない回転半径方向Dr41の位置、より詳しくは、受け取り位置Qinでの保持パッド51の回転半径方向Dr41の位置よりも外方の位置まで移動する。そして、その移動中に、保持パッド51は戻りの90°旋回動作をする。そして、かかる外側移動域3及びその下流側に隣接する停留域5の通過を経て、90°旋回が完了した後に、内方移動域2において保持パッド51の回転半径方向Dr41の内方の移動動作が完了して、これにより、保持パッド51は、受け取り位置Qinで位置すべき回転半径方向Dr41の位置に移動される。すなわち、前述の基準位置たる0mmの位置に戻った状態となる。また、図8Cに示すように、この外方移動域3、停留域5、及び内方移動域2においては、少なくともこの保持パッド51と回転方向Dc41の上流側(望ましくは下流側)に隣り合う受け刃63の方も、当該受け刃63が受け取り位置Qinで位置すべき回転半径方向Dr41の基準位置(つまり0mmの位置)へと戻るべく回転半径方向Drの外方への移動動作をするが、当該移動動作も、90°旋回が完了した後に完了する。
よって、上記の90°の旋回動作の際に起こり得る不具合、すなわち、90°の旋回動作をする保持パッド51が、回転方向Dc41の下流側に隣り合う保持パッド51や、回転方向Dc41に隣り合う受け刃63と干渉することを有効に防ぐことができる。
そうしたら、保持パッド51は、この内方移動域2の下流側に位置する停留域1に入るが、ここで、この停留域1は、最初に説明した受け取り位置Qinを含むように設定された停留域1と同じである。よって、以降、上述を繰り返すことにより、次の吸収性本体10の取り付けがなされる。
<<<搬送ローラー71,72>>>
図5に示すように、各引き渡し位置Qout1,Qout2には、それぞれ、一対の帯部材の連続体20a,24aを搬送する搬送ローラー71,72が設けられている。なお、両者とも概ね同構造なので、ここでは下流側の第2引き渡し位置Qout2の搬送ローラー72について説明する。
図9は、搬送ローラー72の概略拡大図である。
搬送ローラー72は、所定のアーム部材73の一端部に回転自在に支持された従動ローラー72であり、その回転軸C72はCD方向を向いている。また、アーム部材73は、搬送ローラー72の回転軸C72とは異なる位置を支点C73として適宜なステー部材75に支持されていて、この支点C73回りにMD方向に平行な面内を揺動可能に設けられている。よって、エアーシリンダー等の適宜なアクチュエータ74を用いてアーム部材73を揺動させることにより、搬送ローラー72は、回転方向Dc41の第2引き渡し位置Qout2と、この第2引き渡し位置Qout2から離れた待機位置(図9中、二点鎖線で示す搬送ローラー72の位置)との間を進退される。すなわち、第1及び第2引き渡し位置Qout1,Qout2のうちで、選択されていない引き渡し位置Qout1(又はQout2)の搬送ローラー71(又は72)については、待機位置へと後退させ、選択されている引き渡し位置Qout2(又はQout1)の搬送ローラー72(又は71)については、引き渡し位置Qout2(又はQout1)へと前進させることができる。よって、選択された引き渡し位置Qout2(又はQout1)を流れる一対の帯部材の連続体20a,24aに対してのみ、吸収性本体10を確実に引き渡すことができる。
かかる搬送ローラー72の素材としては、保持パッド51が接触する際の接触圧力によって、少なくとも外周部が弾性変形するような柔軟な素材が好ましく、その一例としてはスポンジ状のウレタンゴム等が挙げられる。そして、このような素材を用いれば、例えば、この図9の例のように、保持パッド51の保持面53の形状起因で、吸収性本体10の引き渡し時に、回転方向Dc41の位置に応じて保持面53内で回転軸C41回りの回転半径が異なる場合でも、当該回転半径の差を、上記の搬送ローラー72の外周部の弾性変形で速やかに吸収することができて、その結果、回転方向Dc41の略全長に亘って吸収性本体10を帯部材の連続体20a,24aに押し付けることができる。
===その他の実施の形態===
以上、本発明の実施形態について説明したが、上記の実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。また、本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更や改良され得るとともに、本発明にはその等価物が含まれるのはいうまでもない。例えば、以下に示すような変形が可能である。
上述の実施形態では、SサイズとMサイズを作り分けるべく、回転ドラム41の回転方向Dc41の二つの位置に、それぞれ引き渡し位置Qout1,Qout2を設定したが、何等これに限らない。例えば、回転方向Dc41の三つの位置に、それぞれ引き渡し位置Qout,Qout,Qoutを設定するとともに、各引き渡し位置Qout,Qout同士の間にピッチ変更域を設定し、そして、何れかの引き渡し位置Qoutを択一的に選択することにより、Sサイズ、Mサイズ、及びLサイズ等の3サイズ以上の製品を作り分けしても良い。
上述の実施形態では、サイズ替えをすべく、帯部材20,24の長さL、帯部材20,24の幅W、及び一対の帯部材20,24同士の間隔Dの三者を変えていたが、何等これに限らない。例えば、幅W及び間隔Dについてはどちらか一方のみを変更して、サイズ替えをしても良いし、場合によっては、幅W及び間隔Dのどちらも変更しなくても良い。
上述の実施形態では、保持パッド51,51同士の間のピッチP51を変更するピッチ変更域の一例として外方移動域2を例示したが、何等これに限るものではない。例えば内方移動域をピッチ変更域として使用しても良い。
上述の実施形態では、吸収性物品として尿等の排泄物を吸収する使い捨ておむつ1を例示したが、何等これに限らない。例えば、本発明の製造方法及び製造装置31を、経血等の排泄物を吸収する生理用ナプキンの製造に適用しても良い。
上述の実施形態では、吸収性物品が3ピースタイプの使い捨ておむつ1であったことから、単票状シートとして吸収性本体10を例示し、連続シートとして一対の帯部材の連続体20a,24aを例示したが、何等これに限らない。例えば、吸収性物品が、2ピースタイプの使い捨ておむつであっても良い。すなわち、当該吸収性物品が、腹側部と股下部と背側部とを有した外装シートを第1部品として有するとともに、同外装シートの肌側面に固定される吸収性本体10を第2部品として有するタイプのおむつであっても良い。更には、これら以外の形態のおむつであっても良い。
上述の実施形態では、保持パッド51が旋回軸芯C53回りに旋回可能な構成を例示したが、何等これに限るものではなく、旋回不能でも良い。つまり、吸収性本体10を90°旋回しなくても良い。
上述の実施形態では、カッター装置61の受け刃63が、回転ドラム41の回転半径方向Dr41に移動可能な構成を例示したが、何等これに限るものではなく、回転ドラム41に移動不能に固定されていても良い。
上述の実施形態では、図7のピッチ変更域(外方移動域2)にて保持パッド41が回転半径方向Dr41の外方に移動するのに連動して、受け刃63も外方に移動していたが、何等これに限らない。すなわち、このピッチ変更域では、その上流に隣接する停留域3から引き続き、受け刃63が回転半径方向Dr41の外方へは移動しない停止状態が継続していても良い。そして、そのまま、回転方向Dc41の下流に隣接する停留域4(図7)に繋がっていても良い。なお、その場合には、当該停留域4の下流に隣接する外方移動域3から受け取り位置Qinまでの間で、受け刃63は、受け取り位置Qinで同受け刃63が位置すべき回転半径方向Dr41の0mmの位置まで外方に移動することになる。
上述の実施形態では、保持パッド51の回転半径方向Dr41の移動動作、保持パッド51の90°旋回動作、及び受け刃63の回転半径方向Dr41の移動動作の各動作の駆動を、それぞれカム部材で行っていたが、何等これに限らない。例えば、各保持パッド51にそれぞれサーボモータ等の電動モータを設けて上記の移動動作及び90°旋回動作を行うようにするとともに、各受け刃63にもそれぞれサーボモータ等の電動モータを設けて上記の移動動作を行うようにしても良い。
1 使い捨ておむつ(吸収性物品)、1a 中間製品(連続シートの複合体)、
10 吸収性本体(単票状シート)、10e 端部、
10a 吸収性本体の連続体(連続シート状部材)、
11 吸収体、11c 吸収性コア、
12 表面シート部材、13 裏面シート部材、
14 防漏シート、15 外装シート、
17 弾性部材、
20 腹側帯部材、20a 帯部材の連続体(連続シート)、21 不織布、
24 背側帯部材、24a 帯部材の連続体(連続シート)、
31 製造装置、
41 回転ドラム(搬送装置)、
51 保持パッド、53 保持面、53h 吸気孔、55 ロッド、
61 カッター装置、62 カッターロール、62c カッター刃、63 受け刃、
71 搬送ローラー、72 搬送ローラー(引き渡し装置)、
73 アーム部材、74 アクチュエータ、75 ステー部材、
BH 胴回り開口、LH 脚回り開口、
SP51 圧力室、
C10 略中央部、C41 回転軸、
C53 旋回軸芯、C62 回転軸、C72 回転軸、C73 支点、
Qin 受け取り位置、Q62 カッターロールの位置、
Qout 引き渡し位置、
Qout1 第1引き渡し位置、Qout2 第2引き渡し位置、

Claims (8)

  1. 連続して搬送される連続シートに、前記連続シートの搬送方向に所定の取り付けピッチで単票状シートを取り付けて吸収性物品に係る連続シートの複合体を製造する方法であって、
    回転体が回転軸回りに回転することによって、回転方向に並んで前記回転体に設けられた複数の保持パッドが、前記保持パッド毎に保持する各単票状シートを前記回転方向に搬送することと、
    前記回転方向における引き渡し位置を前記保持パッドが通過する際に、前記保持パッドから前記単票状シートを、前記回転方向に沿って搬送される前記連続シートに引き渡すことと、を有し、
    前記回転方向の少なくとも2つの位置に前記引き渡し位置が択一的に選択可能に設けられており、
    前記回転方向の第1引き渡し位置と、前記第1引き渡し位置よりも下流側の第2引き渡し位置との間には、前記回転体の回転半径方向に前記保持パッドを移動することによって、前記回転方向に隣り合う前記保持パッド同士の間のピッチを変更するピッチ変更域が設定されていることを特徴とする吸収性物品に係る連続シートの複合体の製造方法。
  2. 請求項1に記載の吸収性物品に係る連続シートの複合体の製造方法であって、
    前記保持パッドは、前記回転体の前記回転方向に所定角度おきに設けられており、
    前記第1取り付け位置と前記第2取り付け位置とは、前記回転方向において前記所定角度以上離れていることを特徴とする吸収性物品に係る連続シートの複合体の製造方法。
  3. 請求項1又は2に記載の吸収性物品に係る連続シートの複合体の製造方法であって、
    前記回転方向には、前記保持パッドが前記回転半径方向に移動せずに停止した状態となる第1停留域が、前記第1引き渡し位置を含むように設定されているとともに、前記保持パッドが前記回転半径方向に移動せずに停止した状態となる第2停留域が、前記第2引き渡し位置を含むように設定されていることを特徴とする吸収性物品に係る連続シートの複合体の製造方法。
  4. 請求項1乃至3の何れかに記載の吸収性物品に係る連続シートの複合体の製造方法であって、
    前記保持パッドが、前記回転方向における受け取り位置を通過する際に、前記保持パッドが、連続シート状部材を受け取ることと、
    前記保持パッドが受け取った前記連続シート状部材を、カッター装置で切断することにより、前記保持パッド上に前記単票状シートを生成することと、を有し、
    前記カッター装置は、前記受け取り位置よりも前記回転方向の下流の位置であって前記保持パッドよりも前記回転半径方向の外方に配置されたカッターロールと、前記回転体において前記回転方向に隣り合う前記保持パッド同士の間の各位置にそれぞれ設けられて前記カッターロールのカッター刃を受ける受け刃と、を有し、
    前記受け刃が、前記回転方向における前記カッターロールの位置を通過する際に、前記受け刃と前記カッターロールの前記カッター刃とで共同して前記連続シート状部材を切断して前記保持パッド上に前記単票状シートを生成し、
    前記受け刃は、前記回転方向の位置に応じて前記回転半径方向に移動し、
    前記受け取り位置、前記第1引き渡し位置、及び前記第2引き渡し位置では、それぞれ、前記受け刃は、前記保持パッドよりも前記回転半径方向の外方に突出しない状態になっていることを特徴とする吸収性物品に係る連続シートの複合体の製造方法。
  5. 請求項4に記載の吸収性物品に係る連続シートの複合体の製造方法であって、
    前記保持パッドは、前記単票状シートを保持する保持面を、前記回転半径方向の外側に向けて配置されているとともに、前記回転半径方向に沿う軸心周りに旋回可能に設けられており、
    前記保持パッドが前記カッターロールの位置から前記第1引き渡し位置までを前記回転方向に移動する間に、前記保持パッドが前記軸心周りに旋回動作をすることにより、前記単票状シートの向きを変更するとともに、当該変更した状態を、前記保持パッドが前記第1引き渡し位置及び前記第2引き渡し位置を通過するまでは維持し、
    前記保持パッドが前記旋回動作をする前に、前記保持パッドは前記回転半径方向の外方への移動を開始するとともに、少なくとも前記保持パッドの前記回転方向の下流側に隣り合う前記受け刃は、前記回転半径方向の内方への移動を開始することを特徴とする吸収性物品に係る連続シートの複合体の製造方法。
  6. 請求項5に記載の吸収性物品に係る連続シートの複合体の製造方法であって、
    前記第2引き渡し位置を通過した前記保持パッドが前記受け取り位置に到達するまでに、前記保持パッドが前記軸心周りに再度の旋回動作をして当該保持パッドは元の向きに戻り、
    前記保持パッドが前記再度の旋回動作を完了した後に、前記保持パッドは、前記受け取り位置で前記保持パッドが位置すべき前記回転半径方向の位置へと戻るための前記回転半径方向の内方への移動動作を完了するとともに、少なくとも前記保持パッドの前記回転方向の上流側に隣り合う前記受け刃は、前記受け取り位置で前記受け刃が位置すべき前記回転半径方向の位置へと戻るための前記回転半径方向の外方への移動動作を完了することを特徴とする吸収性物品に係る連続シートの複合体の製造方法。
  7. 請求項4乃至6の何れかに記載の吸収性物品に係る連続シートの複合体の製造方法であって、
    前記ピッチ変更域を移動中の前記保持パッドの前記回転方向の上流側に隣り合う前記受け刃は、前記受け取り位置で位置すべき前記回転半径方向の位置よりも前記回転半径方向の内方に位置しており、
    前記ピッチ変更域を移動中に前記保持パッドが行う前記回転半径方向の外方への移動動作に連動して、前記受け刃は、前記回転半径方向の外方に移動することを特徴とする吸収性物品に係る連続シートの複合体の製造方法。
  8. 連続して搬送される連続シートに、前記連続シートの搬送方向に所定の取り付けピッチで単票状シートを取り付けて吸収性物品に係る連続シートの複合体を製造する装置であって、
    回転体が回転軸回りに回転することによって、回転方向に並んで前記回転体に設けられた複数の保持パッドが、前記保持パッド毎に保持する各単票状シートを前記回転方向に搬送する搬送装置と、
    前記回転方向における引き渡し位置を前記保持パッドが通過する際に、前記保持パッドから前記単票状シートを、前記回転方向に沿って搬送される前記連続シートに引き渡す引き渡し装置と、を有し、
    前記回転方向の少なくとも2つの位置に前記引き渡し位置が択一的に選択可能に設けられており、
    前記回転方向の第1引き渡し位置と、前記第1引き渡し位置よりも下流側の第2引き渡し位置との間には、前記回転体の回転半径方向に前記保持パッドを移動することによって、前記回転方向に隣り合う前記保持パッド同士の間のピッチを変更するピッチ変更域が設定されていることを特徴とする吸収性物品に係る連続シートの複合体の製造装置。
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