JP2017112608A - 非接触コネクタおよび非接触コネクタシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】送電コネクタと受電コネクタとの間で電力を誘導的に伝送するための非接触コネクタシステムを提供する。【解決手段】受電コネクタ104は、一次側誘導結合要素Lpに結合されることになる二次側誘導結合要素Lsと、電力入力/出力端子142と、一次側データトランシーバ要素124とともにデータリンクを形成するように動作可能な二次側データトランシーバ要素128とを含む。二次側制御ユニット136は、電力が供給される電力供給146を有する。切替ユニット140が、電力入力/出力端子142における電力出力を制御するために電力入力/出力端子142に接続される。ここで、切替ユニット140は、二次側誘導結合要素Lsまたは電力入力/出力端子のいずれかに電力供給146を接続するようにさらに動作可能である。【選択図】図3

Description

本発明は、非接触コネクタシステムのための受電コネクタと、非接触コネクタシステムと、送電コネクタと受電コネクタとの間で電力を誘導的に伝送するための非接触コネクタシステムを制御する方法に関する。
誘導エネルギー伝送の原理は、多くの用途の技術開発の物理的基礎として複数の用途において役立つ。誘導エネルギー伝送の場合の必須要素は、緩く結合された導体であり、それは、一次側送電デバイスのインダクタまたは磁気巻線と目標デバイスのインダクタまたは磁気巻線との電磁結合を表す。動作中、エネルギーは、一次側部分と二次側部分との間で誘導的に伝送される。二次側部分が一次側部分から取り外される場合、エネルギー伝送は遮断される。この文脈では、「非接触」という用語は、それぞれ一次側部分および二次側部分における対応する電気コンタクト間にオーミック接続なしでエネルギー伝送を実現できることを示すために使用される。
電気接触を省くことは、様々な適用分野の多くの用途にとって非常に重要である。これは、具体的には、電源とシンクとの間の電気的接続を機械的にセットアップすることに高い要求がある用途に当てはまり、技術的に複雑なプラグおよびケーブルは、誘導エネルギー伝送(IE)の適用によって避けることができる。さらに、IEに基づく技術的エネルギー供給システム構成要素は、機械的セットアップが外注コネクタの適用によって不必要に複雑になることなしに環境影響から保護することができる。その上、IEのいくつかの適用分野では、技術的可能性の観点から電気接続の使用を避けなければならない。例えば、爆発を起こしやすい環境において、または導電性および/または侵食性(aggressive)媒体中でのシステム構成要素の動作の間、非接触エネルギー伝送を可能にするシステムに依拠することは技術的に有利となり得る。
さらに、IEの使用は、デバイスが、最終的にはこれらのデバイスの電気コンタクトが、高いストレスにさらされるシステムの信頼性を改善することができる。これは、一方では、回転部分または可動部分をもつシステムに当てはまり、その理由は、IEに基づく構成要素が、摩擦のために摩耗を受けやすいワイパコンタクトの使用を避けることを可能にするからである。加えて、IE技術は、有利には、普通なら複数のプラグのための必要な大きさにしなければならないコネクタ付きデバイスで使用することができる。
互いの間にオーミックコンタクトなしに電力、信号、およびデータを信頼性高く伝送する非接触コネクタは、様々な用途分野において使用される。特に、苛酷な環境において信頼性高く接続されたままである必要がある可動部分および電子構成要素が含まれる産業用ロボットシステムの分野では、電力およびデータを効果的に伝送し、水、塵埃、または振動などの苛酷な環境によって影響されない非接触コネクタシステムが必要とされる。
そのような非接触コネクタシステムの一例が、欧州特許明細書EP2581994B1に開示されている。この書類によれば、一次側から二次側にワイヤレスで電力を伝送するために対合させることができる一次側誘導結合要素および二次側誘導結合要素を有する非接触コネクタシステムが提供される。その上、2つのアンテナ要素がコネクタシステムの対合された2つの部品の間に高周波データリンクを確立することを介して、双方向データ伝送が達成される。
現在、会社TE Connectivityは、名称ARISOの下で非接触コネクタシステムを生産しており、それが図1に概略的に示されている。この既知の非接触コネクタシステム200は、送電コネクタ202と、受電コネクタ204とを含む。送電コネクタ202は、入力電源から電力を供給される一次側誘導結合要素L(一次側電力コイルとも呼ばれる)を有する。入力電力は、例えば、DC電力とすることができ、DC電力は、DC/DCコンバータ206と後続のDC/ACコンバータ208とによって交流電圧に変換される。これが図1に概略的に示されているように、電力コイルLは共振回路210の一部であり、共振回路210は電力コイルLと並列なキャパシタCを含む。
送電コネクタ202および受電コネクタ204の2つの対合面212、214が十分に密接して接触するとき、二次電力コイルLは一次側電力コイルLに磁気的に結合される。二次側電力コイルLは二次側共振回路216の一部である。電磁結合によって、電力が一次側から二次側に伝送される。二次側共振回路216は、整流器回路218(例えば、ブリッジ整流器を含む)と、調整されたDC出力電力を生成する後続のDC/DCコンバータ224とに接続される。
送電に加えて、非接触コネクタシステム200は、さらに、コネクタシステムを介してデータを送信するための双方向データリンクを確立するための手段を備えている。一次側データ通信インタフェース222は、送電コネクタ202に接続された第1の外部構成要素(図に示されていない)と通信する。1つまたは複数のアンテナ要素226を有する一次側データトランシーバ要素224は、通信インタフェース222からのデータ信号を無線信号に変換し、それに応じて、受信した無線信号を電気データ信号に変換し、電気データ信号は通信インタフェース222に入力される。
受電コネクタ204は、ワイヤレス近接場無線リンクを介して一次側からの信号を受信し、二次側からの信号を一次側の方に送信する1つまたは複数のアンテナ230を有する対応する二次側データトランシーバ要素228を備える。二次側データ通信インタフェース232は、前記受電コネクタ204に接続された第2の外部構成要素(図に示されていない)と通信するための二次側データトランシーバ要素228に接続される。
一次側制御ユニット234は、共振回路210、一次側データ通信インタフェース222、および一次側データトランシーバ要素224の動作を制御するために設けられる。
欧州特許明細書EP2581994B1
しかしながら、電力およびデータの両方を伝送する既知の非接触コネクタシステムは、一次側からの誘導伝送を介して十分な電力供給がある場合、二次側に更新ファームウェアのみを備えることができる。その上、最大出力制御は、常に、ハードウェア変更を必要とする。
非接触コネクタ、および、一次側からの電力供給がなくても二次側コネクタへのアクセスを可能にする非接触コネクタシステムの必要性が依然として存在する。
この目的は、独立請求項の主題によって解決される。本発明の有利な実施形態は従属請求項の主題である。
本発明による受電コネクタは、前記送電コネクタの一次側誘導結合要素(Lp)に電磁的に結合されるときに電力を受け取るように動作可能である二次側誘導結合要素(Ls)と、前記受電コネクタに接続された二次側外部構成要素に受け取った電力を出力するための、または外部二次側電源から電力を受け取るための電力入力/出力端子とを含む。送電コネクタと受電コネクタとの対合状態において、一次側データトランシーバ要素とともにデータリンクを形成するように動作可能である二次側データトランシーバ要素が設けられ、二次側データ通信インタフェースは、前記二次側外部構成要素と通信するための前記第2のデータトランシーバ要素に接続される。受電コネクタは、前記二次側データ通信インタフェースおよび前記二次側データトランシーバ要素の動作を制御するための二次側制御ユニットをさらに含み、前記二次側制御ユニットは、電力が供給されるための電力供給端子を有する。
本発明は、受電コネクタが、電力入力/出力端子における電力出力を制御するために前記電力入力/出力端子に接続される切替ユニットをさらに含み、ここで、切替ユニットが、二次側誘導結合要素(Ls)または電力入力/出力端子のいずれかに前記電力供給端子を接続するようにさらに動作可能であるという着想に基づく。
そのような切替ユニットを設けることによって、受電コネクタの二次側制御ユニットは、さらに、受電コネクタが一次側から電力を受け取らない場合には電力入力/出力端子を介して外部的に電力が供給され得る。これは、いくつかのシナリオにとって有利である。第1に、例えば、二次側制御ユニットに記憶されるファームウェアをインストールするかまたは二次側制御ユニットに記憶されたファームウェアが変更されるために、対応する送電コネクタへの接続なしに受電コネクタの保守を実行することが必要となることがある。第2に、対応する送電コネクタは接続されているが電力を供給しない場合に、データ受信および/または送信は、トランシーバ要素、データ通信インタフェース、および二次側制御ユニットに電力を供給するために二次側で外部電力供給装置を使用することによって依然として可能である。これは、例えば、システムの起動の間有利となり得る。
その上、本発明による切替ユニットは、電力入力/出力端子への電力供給を切替ユニットによって遮断できるように電力入力/出力端子と二次側誘導結合要素との間に接続される。これにより、受電コネクタによって二次側外部構成要素に出力される最大電力を制御する著しく簡単で効果的な方法が可能になる。
例えば、切替ユニットは、受電コネクタで測定されたパラメータ(温度、または受電コネクタと送電コネクタとの間の距離などの)に応答して二次側制御ユニットによって制御可能となり得る。さらに、二次側制御ユニットは、電力入力/出力端子に伝送される電力に関する情報も受け取り、電力が高すぎる場合に電力入力/出力端子を電力から切断するように切替ユニットを制御することができる。代替としてまたは追加として、切替ユニットは、本発明による受電コネクタに接続される外部構成要素の電力要件などの用途環境パラメータに最大電力出力制御を適応するように制御することもできる。そのような適応を実行するのにハードウェア変更は必要ではない。
電力入力/出力端子での短絡の場合には、切替ユニットは、やはり、出力をオフに切り替えるように制御することができる。
有利には、電力出力は、さらに、一次側から受け取ったデータ信号に応答して遮断され得る。これは、送電コネクタによって実行された測定に反応するのに特に有利である。
本発明の有利な実施形態によれば、切替ユニットは、ゲート端子、ソース端子、およびドレイン端子を有する金属酸化物半導体電界効果トランジスタ(MOSFET)を含み、MOSFETは、二次側誘導結合要素(Ls)から電力入力/出力端子への接続をドレイン−ソース導通チャネルを介して行うように動作可能であり、電力入力/出力端子から二次側制御ユニットの電力供給端子への接続をドレイン−ソースボディダイオードを介して行うようにさらに動作可能である。これが一般に知られているように、逆ダイオードとも呼ばれる固有ボディダイオードが、MOSFETのドレインとソースとの間に接続されたボディ/ドレインp−n接合に形成される。ボディダイオードは、時には、逆ドレイン電流(いわゆるフリーホイール電流)のための経路を必要とする回路、例えば、モーター制御用途におけるハーフブリッジおよびフルブリッジコンバータ回路などで使用される。
本発明によれば、外部二次側電源は、二次側制御ユニットにボディダイオードを介して電力を供給するために電力入力/出力端子に接続することができる。有利には、エンハンスメント型のp−チャネルMOSFETが使用される。エンハンスメント型は、MOSFETがノーマリオフであること、すなわち、ゲート−ソース電圧が0であるとき、ドレイン電流は流れることができないことを保証する。これは、コントローラがまだ準備できていないとき、起動の間トランジスタがオンにならないようにする。しかしながら、さらに、切替ユニットを実装するとき、他の好適な半導体スイッチまたはより複雑な回路構成を使用できることが当業者には明らかである。
その上、二次側制御ユニットの電力供給端子と、切替ユニットとの間にダイオードを設けることができ、ダイオードのカソードは電力供給端子に接続され、その結果、二次側制御ユニットからの電流流れが阻止される。これは、供給電圧が入力キャパシタを介して電力供給端子に接続される場合に特に有利である。
切替ユニットを制御するために、二次側制御ユニットは、制御信号を切替ユニットの制御入力端子に供給するための制御出力端子を含むことができる。それによって、切替ユニットは、二次側制御ユニットが利用できる情報に応答して開閉することができる。例えば、受電コネクタが、温度を検出するための感知要素を含む場合には、切替ユニットは、温度上昇に応答して作動することができる。その上、二次側制御ユニットは、出力部に送られる電力に関する情報を受け取ることもできる。電力レベルが高すぎる場合には、切替ユニットは、電力を二次側外部構成要素に出力しないために電力入力/出力端子を切断するように作動することができる。
有利な実施形態によれば、前記MOSFETのゲート端子は駆動回路に接続され、前記駆動回路は前記二次側制御ユニットによって制御される。駆動回路は、MOSFETを制御するのに必要な入力電圧を生成する。特に、この駆動回路はレベルシフティング要素を含むことができる。レベルシフティング要素は、例えば、ベース端子、コレクタ端子、およびエミッタ端子をもつバイポーラトランジスタを含み、ここで、ベース端子は前記二次側制御ユニットの制御出力端子に接続され、エミッタ端子は基準電位に接続され、コレクタ端子は分圧器の一方の端部に接続され、分圧器の他方の端部はMOSFETのソース端子に接続され、ここで、MOSFETのゲート端子は前記分圧器の出力ノードに接続される。当然、さらに、これが当業者に知られているように、MOSFETまたは集積化レベルシフタをバイポーラトランジスタの代わりに使用することができる。
本発明は、さらに、上述で概説したような受電コネクタと、対応する対合可能な送電コネクタとを含むコンタクトコネクタシステムに関する。
送電コネクタは、入力電力を供給する電源に接続可能な電力入力端子に接続される一次側誘導結合要素(Lp)と、前記入力電力から前記第1の誘導結合要素(Lp)における磁場を生成するための共振回路とを有する。一次側データトランシーバ要素は、データを送信し受信するために設けられ、その結果、データリンクが前記送コネクタと前記受コネクタとの間に形成される。一次側データ通信インタフェースは、前記送電コネクタに接続される第1の外部構成要素と通信するために前記一次側データトランシーバ要素に接続され、一次側制御ユニットは、前記共振回路、前記一次側データ通信インタフェース、および前記第1のデータトランシーバ要素の動作を制御するために設けられる。
送電コネクタと受電コネクタとの間の一方向通信または双方向通信を可能にするために、一次側データトランシーバ要素は第1のアンテナ要素を含み、前記二次側データトランシーバ要素は第2のアンテナ要素を含み、ここで、コネクタシステムの対合状態における前記アンテナ要素は、高周波通信を可能にするように動作可能である。
本発明は、さらに、送電コネクタと受電コネクタとの間で電力を誘導的に伝送するための非接触コネクタシステムを制御する方法に関し、この方法は、第1の運用モードにおいて、共振回路により入力電力を変換することによって第1の誘導結合要素(Lp)における磁場を生成するステップと、前記一次側誘導結合要素に電磁的に結合されるときに二次側誘導結合要素を動作させて電力を受け取るステップと、前記送電コネクタと前記受電コネクタとの間にデータリンクを確立するステップとを含み、ここで、この方法は、第2の運用モードにおいて切替ユニットを制御して、二次側制御ユニットの電力供給端子を二次側誘導結合要素(Ls)から切断し、外部二次側電源に接続可能な電力入力/出力端子に電力供給端子を接続するステップをさらに含む。
好ましくは、第1の運用モードは、二次側制御ユニットが、前記一次側誘導結合要素に電磁的に結合されるときに二次側誘導結合要素によって受け取られた電力が供給される通常動作モードであり、第2の運用モードは、二次側誘導結合要素が一次側誘導結合要素に結合されていない保守モードである。有利には、本発明によれば、一次側からの電力供給の必要なしに二次側制御ユニットは電力が供給され得る。二次側コネクタしか必要としない手順、例えば、ファームウェアの更新、または二次側コネクタが組み立てられている動作環境への運用パラメータの適応などを容易に実行することができる。例えば、外部二次側DC電源は、電力入力/出力端子に接続することができ、診断および/またはプログラミングデータは、受電コネクタの二次側データインタフェースを介して外部コントローラに/外部コントローラから送信することができる。
添付図面は明細書に組み込まれ、本発明のいくつかの実施形態を示すために明細書の一部を形成する。これらの図面は、記述とともに、本発明の原理を説明するのに役立つ。図面は、単に、どのように本発明をなし使用することができるかの好ましくかつ代替の例を示すためのものであり、図示され記述された実施形態のみに本発明を限定すると解釈すべきではない。さらに、実施形態のいくつかの態様は、本発明による解決策を、個別にまたは様々な組合せで、形成することができる。したがって、以下の記述する実施形態は、単独で、またはそれらの任意の組合せで考察することができる。さらなる特徴および利点は、同様の参照が同様の要素を参照する添付図面に示されるような本発明の様々な実施形態の以下のより具体的な記述から明らかになるであろう。
従来の非接触コネクタシステムのブロック図である。 本発明による非接触コネクタシステムの斜視図である。 本発明による受電コネクタを有する非接触コネクタシステムのブロック図である。 本発明による切替ユニットの回路図である。 本発明による切替ユニットで使用されるp−チャネルエンハンスメントMOSFETの概略図である。 本発明のさらなる実施形態による切替ユニットの回路図である。
本発明が、次に、図を参照しながらより詳細に説明され、最初に図2を参照する。
図2は、本発明のあり得る実施形態による非接触コネクタシステム100の斜視図を示す。非接触コネクタシステム100は、第1の端子101を介して電源(図に示されていない)に接続することができる送電コネクタ102を含む。送電コネクタ102は、非接触コネクタシステム100の一次側を規定する。非接触コネクタシステム100は、非接触コネクタシステム100の二次側を規定する受電コネクタ104をさらに含む。第2の端子103は、二次側外部構成要素(図に示されていない)にシステムを接続するために設けられる。
送電コネクタ102および受電コネクタ104の対合面112、114が、それぞれ、互いに十分に近づけられると、受電コネクタ104は送電コネクタ102に電磁的に結合され、その結果、一次側から二次側への非接触誘導エネルギー伝送が行われ得る。
誘導電力伝送を可能にすることに加えて、非接触コネクタシステム100は、さらに、2つのコネクタ102、104間に一方向データリンクまたは双方向データリンクを設けることができる。
図2に示すような非接触コネクタシステム100は、傾斜、角度、およびずれを含む移動の自由度が高いという利点を有する。その上、改善された設計柔軟性とコスト削減とが、流体および(非強磁性体)壁を通して電力とデータ信号とを伝送することによって達成され得る。その上、この接続は、360°を超える角度だけより高速に回転するのを可能にする回転自由を備える。非接触コネクタシステム100は、湿った環境およびほこりっぽい環境における無制限の対合繰り返し(cycle)を保証し、したがって、保守コストを低減させる。安全で信頼できる接続が、振動耐性および完全に密封されたカプラにより、苛酷な環境において行われ得る。
図3は、本発明による非接触コネクタシステム100の有利な実施形態のブロック図を示す。図2を参照しながら既に述べたように、非接触コネクタシステム100は、送電コネクタ102と、受電コネクタ104とを含む。送電コネクタ102は、入力電源から電力を供給される一次側誘導結合要素L(一次側電力コイルとも呼ばれる)を有する。入力電力は、例えば、DC電力とすることができ、DC電力は、DC/DCコンバータ106と後続のDC/ACコンバータ108とによって交流電圧に変換される。これが図3に概略的に示されているように、電力コイルLは共振回路110の一部であり、共振回路110は電力コイルLと並列なキャパシタCを含む。しかしながら、共振回路110は、当然、直列共振回路とすることもできる。
送電コネクタ102および受電コネクタ104の2つの対合面112、114が互いに十分に近いと、二次側電力コイルLは一次側電力コイルLに磁気的に結合される。二次側電力コイルLは二次側共振回路116の一部である。電磁結合によって、電力が一次側から二次側に伝送される。二次側共振回路116は、整流器回路118(例えば、ブリッジ整流器を含む)と、調整されたDC出力電力を生成する後続のDC/DCコンバータ124とに接続される。
送電に加えて、非接触コネクタシステム100は、さらに、コネクタシステムを介してデータを送信するためのデータリンクを確立するための手段を備えている。図面に示すように、および以下で説明するように、通信は双方向とすることができる。しかしながら、さらに、それぞれ、一次側から二次側への一方向通信または二次側から一次側への一方向通信が、やはり、本発明により使用され得る。一次側データ通信インタフェース122は、送電コネクタ102に接続された第1の外部構成要素(図に示されていない)と通信する。1つまたは複数のアンテナ要素126を有する一次側データトランシーバ要素124は、通信インタフェース122からのデータ信号を無線信号に変換し、それに応じて、受信した無線信号を電気データ信号に変換し、電気データ信号は通信インタフェース122に入力される。
受電コネクタ104は、ワイヤレス近接場無線リンクを介して一次側からの信号を受信し、二次側からの信号を一次側の方に送信する1つまたは複数のアンテナ130を有する対応する二次側データトランシーバ要素128を備える。二次側データ通信インタフェース132は、前記受電コネクタ104に接続された第2の外部構成要素(図に示されていない)と通信するための二次側データトランシーバ要素128に接続される。
一次側制御ユニット134は、共振回路110、一次側データ通信インタフェース122、および一次側データトランシーバ要素124の動作を制御するために設けられる。破線は、一次側データ通信インタフェース122および一次側データトランシーバ要素124から一次側制御ユニット134へのオプションのフィードバックを示す。フィードバックは、送電コネクタ102と受電コネクタ104との間の双方向通信が実装されている場合には二次側のパラメータに関する情報を供給する。
本発明によれば、受電コネクタ104は、DC/DCコンバータ120の出力部と、DC電力を供給するために外部構成要素(図に示されていない)に接続される端子142との間に接続される切替ユニット140を含む。切替ユニット140を作動させることによって、DC/DCコンバータ120と端子142との間の接続を遮断することができる。切替ユニット140を作動させるための制御信号144は、二次側制御ユニット136によって生成される。
本発明によれば、それによって、端子142の出力電力を制限するために最大電力をオフに切り替えることを達成することができる。ソフトウェアは、ハードウェアを変更する必要なしに、温度、デバイスタイプ、距離などのパラメータまたは他のパラメータに基づいて連続的出力電力を制御することができる。
本発明による切替ユニット140は、二次側制御ユニット136に電力を供給するために端子142(したがって、本出願では電力入力/出力端子とも呼ばれる)からの経路を用意するというさらなる機能を有する。これは、図3の電力供給ライン146によって示される。電力を二次側制御ユニット136に供給するために、外部電源、例えば、24V外部電力供給装置を電力入力/出力端子142に接続することができる。この外部電力供給装置は、例えば、受電コネクタ104が装着される外部構成要素の一部とすることができる。一次側への接続の必要なしに二次側から二次側制御ユニット136に電力を供給することによって、さらに、一次側へのデータリンクは、電力が一次側から受け取られない場合でさえ維持することができる。
オプションとして、二次側制御ユニット136は、感知およびモニタ機能をさらに含むことができる。例えば、受電コネクタの温度をモニタすることができ、切替ユニット140は、測定された温度に応答して作動することができる。その上、二次側制御ユニット136は、DC/DCコンバータ120によって生成された出力電圧をモニタしており、出力されることになる電力が事前に定義された閾値を超えている場合には電力入力/出力端子142への接続をオフに切り替えることができる。
受電コネクタ104は、オプションとして、少なくとも1つの二次側運用パラメータをモニタし、一次側に送信されて一次側制御ユニット134によって評価される制御信号138を生成することができる。言い換えれば、送電コネクタ102と受電コネクタ104との間のデータリンクは、非接触コネクタシステムによって相互接続されている2つの構成要素間で通信されるペイロードデータに加えて、二次側パラメータに関する情報を一次側制御ユニット134に供給する追加の制御データを搬送する。この情報は、コンタクトコネクタシステムの総合性能の改善を可能にする。その上、さらに、一次側制御ユニット134は、一次側の1つまたは複数の運用パラメータを測定するための手段を含むことができる。特に、以下のパラメータをモニタし制御することができる。
トランスミッタ側に関して、以下のパラメータを測定することができる。
a.入力電圧および入力電流、その結果として、入力電力が分かる。
b.送電コネクタ102の温度。
c.DC/ACコンバータ108の入力電圧。
d.一次側電力コイルLの両端の電圧Vおよび一次側電力コイルLを通る電流、その結果として、伝送された電力が分かる。
e.一次側データ通信インタフェース122におけるデータの存在、すなわち、データが伝送されるか否か。
レシーバ側に関して、以下のパラメータを測定することができる。
a.出力電圧および出力電流、その結果として、出力電力が分かる。
b.受電コネクタ104の温度。
c.二次側電力コイルLの両端の電圧Vおよび二次側電力コイルLを通る電流、その結果として、受け取られた電力が分かる。
d.二次側データ通信インタフェース132におけるデータの存在、すなわち、データが伝送されるか否か。
およびVに関する情報があると、システム制御部は、送電コネクタ102と受電コネクタ104との間の距離を決定することができる。距離が分かると、信頼できる電力/距離ディレーティングなどの機能が可能になる。
図4は、切替ユニット140のあり得る実施態様を示す。この実施形態によれば、MOSFET148は、DC/DCコンバータ120の出力部と電力入力/出力端子142との間に接続される。MOSFET148はp−チャネルエンハンスメント型MOSFETである。したがって、それはノーマリオフである、すなわち、ゲート端子Gの電圧が0であるとき、ドレインD端子とソースS端子との間に電流流れはあり得ない。
MOSFET148のゲート端子Gは、二次側制御ユニット136によって制御されるために、二次側制御ユニット136の制御出力144に接続される。
MOSFET148のゲートを駆動するための駆動回路は、バイポーラトランジスタ150を有するレベルシフタと、2つの抵抗器R1およびR2によって形成された分圧器とを含む。二次側制御ユニット136の制御出力144は、さらなる抵抗器R3を介してバイポーラトランジスタ150のベースBに接続される。
このようにして、二次側制御ユニット136は、電力入力/出力端子142をDC/DCコンバータ120に接続するかまたは切断することができる。特に、二次側制御ユニットが感知およびモニタ手段をさらに含む場合、ソフトウェア制御された最大電力出力制御を達成することができる。
さらに、MOSFET148は、二次側制御ユニット136に電力を供給するための逆電流経路を備えることもできる。図5に示した等価回路から見て分かるように、および一般に知られているように、MOSFETは固有ボディダイオードD2を有し、固有ボディダイオードD2はMOSFETのドレイン領域とソース領域との間に接続されたボディ/ドレインp−n接合に形成される。固有ボディダイオードD2は、二次側制御ユニット136の電力供給入力部146に電力を供給するために使用することができる。この目的のために、電力入力/出力端子142は、外部電力供給装置、例えば24V(図に示されていない)に接続されなければならない。代替として、さらに、固有ボディダイオードD2に加えて、外部ダイオードが回路に加えられてもよい。
そのような外部電力供給装置は、二次側受電コネクタ104が一次側送電コネクタ102に接続されないか、または電力が一次側から供給されない状況で有用である。例えば、二次側制御ユニット136のファームウェアの更新などの保守手順のために、または非接触コネクタシステム100の起動の間、これは有利な特徴である。
電力供給入力部146は、入力キャパシタC1に接続することができる。ダイオードD1は、キャパシタC1の放電を阻止するために設けることができる。
要約すれば、本発明により切替ユニットを設けると、電力の出力をソフトウェアによってオンおよびオフに切り替えることができるという利点がある。非接触コネクタシステムの電力は、ハードウェアを変更する必要なしにソフトウェアで制御することができる。二次側制御ユニット136は、出力部に送られる電力に関する情報を受け取る場合には、電力が高すぎる場合に出力部を切り替えることができる。さらに、出力部での短絡の場合には、二次側制御ユニット136は出力部をオフに切り替えることができる。
その上、受電コネクタ104が送電コネクタ102から電力を受け取らない場合には、外部電力供給装置を電力入力/出力端子142に接続することによって、二次側制御ユニット136は外部から電力が供給され得る。この場合、p−チャネルMOSFETのボディダイオードD2は導電性であり、電力を二次側制御ユニット136に伝送する。外部電力供給装置を使用すると、受電コネクタが一次側から電力を受け取らない場合でさえデータリンクを維持することができる。
図6は、本発明による切替ユニット140のさらなる実施形態を示す。図4を参照しながら既に説明した構成要素に加えて、切替ユニットは、DC/DCコンバータ120の電圧と電力入力/出力端子142の電圧との間の差を測定するように動作可能である測定セクションをさらに含むことができる。そのような測定は、例えば、短絡が出力部で生じているかどうかを判断するために使用することができる。
図6から見て分かるように、二次側制御ユニット136は、測定信号145を受け取るためのさらなる端子を含む。端子は、抵抗器R4、R5、R6、およびR7を含む抵抗器ネットワークに接続される。破線で示されているように、抵抗器R4は、電圧Viがモニタされるべきかまたは電圧Vsがモニタされるべきかに応じて、MOSFET148のソース端子SとDC/DCコンバータ120の出力部との間のノード147に、または二次側制御ユニットへの電力供給146に接続することができる。
以下のシナリオを考慮しなければならない。最初に、DC/DCコンバータ120はオフに切り替えることができ、出力スイッチ148は開いている。この場合、およびR4がノード147に接続されている場合、電圧Viは0Vであり、電圧Voは0Vであり、その結果、電圧Vmも0Vである。さらに、DC/DCコンバータ120が正常に動作しており、24VのDC電圧を供給しており、出力スイッチ148が開いている場合、Viは24Vに等しく、Voは0Vに等しい。それゆえに、負荷抵抗が合成抵抗R4+R5の値よりも値において非常に低い場合は、12Vの値がVmとして測定される。第3の場合は通常動作モードである。DC/DCコンバータの120は正常に動作し、24VのDC電圧を供給し、出力スイッチ148は閉じている。その結果、Viは24Vの値を有し、Voも24Vの値を有する。その結果、Vmも24Vである。
最後に、出力端子142の接地への短絡の場合には、スイッチ148は閉じているが、ViおよびVoは両方とも0Vである。したがって、測定される電圧Vmも0Vである。それゆえに、接地への短絡は、トランジスタ148は導電性であるが、0V信号を検出することによって測定端子で検出することができる。
100 非接触コネクタシステム
101 第1の端子
102 送電コネクタ
103 第2の端子
104 受電コネクタ
106 DC/DCコンバータ
108 DC/ACコンバータ
110 一次側共振回路
112 送電コネクタの対合面
114 受電コネクタの対合面
116 二次側共振回路
118 整流器回路
120 DC/DCコンバータ
122 一次側データ通信インタフェース
124 一次側データトランシーバ要素
126 一次側アンテナ要素
128 二次側データトランシーバ要素
130 二次側アンテナ要素
132 二次側データ通信インタフェース
134 一次側制御ユニット
136 二次側制御ユニット
138 制御信号
140 切替ユニット
142 電力入力/出力端子
144 制御信号
145 測定信号
146 二次側制御ユニットへの電力供給
147 DC/DCコンバータとMOSFETのソースとの間のノード
148 MOSFET
150 バイポーラトランジスタ
200 非接触コネクタシステム
202 送電コネクタ
204 受電コネクタ
206 DC/DCコンバータ
208 DC/ACコンバータ
210 一次側共振回路
212 送電コネクタの対合面
214 受電コネクタの対合面
216 二次側共振回路
218 整流器回路
220 DC/DCコンバータ
222 一次側データ通信インタフェース
224 一次側トランシーバ要素
226 一次側アンテナ要素
228 二次側トランシーバ要素
230 二次側アンテナ要素
232 二次側データ通信インタフェース
234 一次側制御ユニット

Claims (15)

  1. 非接触コネクタシステム(100)のための受電コネクタであって、前記受電コネクタ(104)は、送電コネクタ(102)と対合可能であり、
    前記送電コネクタ(102)の一次側誘導結合要素(Lp)に電磁的に結合されるときに電力を受け取るように動作可能である二次側誘導結合要素(Ls)と、
    前記受電コネクタ(104)に接続された二次側外部構成要素に前記受け取った電力を出力するための、または外部二次側電源から電力を受け取るための電力入力/出力端子(142)と
    前記送電コネクタ(102)と前記受電コネクタ(104)との対合状態において、一次側データトランシーバ要素(124)とともにデータリンクを形成するように動作可能である二次側データトランシーバ要素(128)と、
    前記二次側外部構成要素と通信するための前記二次側データトランシーバ要素(128)に接続された二次側データ通信インタフェース(132)と、
    前記二次側データ通信インタフェース(132)および前記二次側データトランシーバ要素(128)の動作を制御するための二次側制御ユニット(136)であり、電力が供給される電力供給端子(146)を有する、二次側制御ユニット(136)と、
    を含み、
    前記受電コネクタ(104)は、前記電力入力/出力端子(142)における前記電力出力を制御するために前記電力入力/出力端子(142)に接続される切替ユニット(140)をさらに含み、前記切替ユニット(140)は、前記二次側誘導結合要素(Ls)または前記電力入力/出力端子のいずれかに前記電力供給端子(146)を接続するようにさらに動作可能である、受電コネクタ。
  2. 前記切替ユニット(140)は、ゲート端子(G)、ソース端子(S)、およびドレイン端子(D)を有する金属酸化物半導体電界効果トランジスタMOSFET(148)を含み、前記MOSFET(148)は、前記二次側誘導結合要素(Ls)から前記電力入力/出力端子(142)への接続をドレイン−ソース導通チャネルを介して行うように動作可能であり、前記電力入力/出力端子(142)から前記二次側制御ユニットの前記電力供給端子への接続をドレイン−ソースボディダイオード(D2)を介して行うようにさらに動作可能である、請求項1に記載の受電コネクタ。
  3. 前記MOSFET(148)は、エンハンスメント型のp−チャネルMOSFETである、請求項2に記載の受電コネクタ。
  4. ダイオード(D1)が、前記二次側制御ユニット(136)の前記電力供給端子と、前記切替ユニット(140)との間に配列され、前記ダイオード(D1)のカソード(K)が前記電力供給端子(146)に接続される、請求項1から3の一項に記載の受電コネクタ。
  5. 前記二次側制御ユニット(136)は、制御信号を前記切替ユニット(140)の制御入力端子に供給するための制御出力端子(144)を有する、請求項1から4の一項に記載の受電コネクタ。
  6. 前記MOSFET(148)のゲート端子(G)は駆動回路に接続され、前記駆動回路は前記二次側制御ユニット(136)によって制御される、請求項2および5に記載の受電コネクタ。
  7. 前記駆動回路は、好適な制御電圧を前記MOSFETの前記ゲート端子に供給するためのレベルシフティング要素を含む、請求項6に記載の受電コネクタ。
  8. 送電コネクタ(102)であり、
    入力電力を供給する電源に接続可能な電力入力端子に接続される一次側誘導結合要素(Lp)と、
    前記入力電力から前記第1の誘導結合要素(Lp)における磁場を生成するための共振回路と、
    データリンクが前記送コネクタと前記受コネクタとの間に形成されるようにデータを送信し受信するための一次側データトランシーバ要素(124)と、
    前記送電コネクタ(102)に接続された第1の外部構成要素と通信するために前記一次側データトランシーバ要素(124)に接続された一次側データ通信インタフェース(122)と、
    前記共振回路、前記一次側データ通信インタフェース(122)、および前記第1のデータトランシーバ要素(124)の動作を制御するための一次側制御ユニット(134)と、
    を有する送電コネクタ(102)と、
    先行する請求項の一項に記載の受電コネクタ(104)と
    を含む非接触コネクタシステム。
  9. 前記一次側データトランシーバ要素(124)は一次側アンテナ要素(126)を含み、前記二次側データトランシーバ要素(128)は二次側アンテナ要素(130)を含み、前記コネクタシステム(100)の対合状態における前記アンテナ要素は高周波通信を可能にするように動作可能である、請求項8に記載の非接触コネクタシステム。
  10. 送電コネクタと受電コネクタとの間で電力を誘導的に伝送するための非接触コネクタシステムを制御する方法であって、前記方法は、第1の運用モードにおいて、
    共振回路により入力電力を変換することによって第1の誘導結合要素(Lp)における磁場を生成するステップと、
    前記一次側誘導結合要素に電磁的に結合されるときに二次側誘導結合要素を動作させて電力を受け取るステップと、
    前記送電コネクタと前記受電コネクタとの間にデータリンクを確立するステップと
    を含み、
    前記方法は、第2の運用モードにおいて、
    切替ユニットを制御して、二次側制御ユニットの電力供給端子を前記二次側誘導結合要素(Ls)から切断し、外部二次側電源に接続可能な電力入力/出力端子に前記電力供給端子を接続するステップ
    をさらに含む、方法。
  11. 前記切替ユニットが、前記二次側制御ユニットによって生成された制御信号によって制御される、請求項10に記載の方法。
  12. 前記切替ユニットがMOSFETを含み、前記MOSFETのドレイン−ソース接合が、前記第1の運用モードの間は導電性であり、前記第2の運用モードの間は非導電性であり、前記二次側制御ユニットの前記電力供給端子は、前記電力入力/出力端子に前記MOSFETのドレイン−ソースボディダイオードを介して接続される、請求項10または11に記載の方法。
  13. 前記第1の運用モードは、前記二次側制御ユニットが、前記一次側誘導結合要素に電磁的に結合されるときに前記二次側誘導結合要素によって受け取られた電力が供給される通常動作モードであり、前記第2の運用モードは、前記二次側誘導結合要素が前記一次側誘導結合要素に結合されていない保守モードである、請求項10から12の一項に記載の方法。
  14. 前記保守モードの間、外部二次側DC電源が、前記電力入力/出力端子に接続され、診断および/またはプログラミングデータが、前記受電コネクタの二次側データインタフェースを介して外部コントローラに/外部コントローラから送信される、請求項13に記載の方法。
  15. 前記二次側制御ユニットは、前記一次側から伝送された電力レベルを表す情報を前記データリンクを介して受信し、前記二次側制御ユニットは、前記電力レベルが所定の閾値を超えている場合には、前記切替ユニットを非導電性となるように制御し、その結果、電力が前記電力入力/出力端子に出力されない、請求項10から14の一項に記載の方法。
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