JP2017111758A - 中継装置及び無線テレメータシステム - Google Patents

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雄介 野々垣
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Abstract

【課題】一時的にセンタ側と通信できない場合であっても、その後、通信が回復した際に発呼情報を通知することができる中継装置及び無線テレメータシステムの提供。【解決手段】Uバスメータ及び該Uバスメータとは異なる機器が接続される接続部、接続されたUバスメータ及び機器と外部通信装置との間で送受信される信号を中継する中継部、並びに、Uバスメータが送受信する信号の信号形式と、機器が送受信する信号の信号形式とを相互に変換する信号変換部を備える中継装置において、Uバスメータ又は機器にて外部通信装置への発呼事象が発生した場合、Uバスメータ又は機器から発呼事象に係る情報を取得する取得部と、取得部が取得した発呼事象に係る情報を記憶する記憶部とを備える。【選択図】図3

Description

本発明は、メータにて計測されたガス、水道、電気などの使用量を無線網を利用してセンタ側の通信装置へ送信する中継装置及び無線テレメータシステムに関する。
ガス、水道、電気等の検針用に開発された無線テレメータシステムが知られている(例えば、特許文献1を参照)。無線テレメータシステムは、センタ側の構成として、ホストコンピュータ、センタ網制御装置等を備え、端末側の構成として、NCU(Network Control Unit)、ゲートウェイ無線機、無線機等を備える。センタ側のホストコンピュータと端末側及びゲートウェイ無線機は、公衆電話網、PHS(Personal Handyphone System)網、FOMA(Freedom Of Mobile multimedia Access)網などの広域通信網を介して通信可能に接続される。また、端末側のゲートウェイ無線機及び各無線機は狭域無線網を形成し、互いに通信可能に接続される。
各無線機には、各需要家に供給されるガス、水道、電気等の供給物の使用量を計測するメータが接続される。各メータは、計測結果(検針値)を取得した場合、取得した検針値を含むパケットを送信する。各メータから送信されるパケットは、メータが接続された無線機を含む1又は複数の無線機、ゲートウェイ無線機及びNCUを経由して、センタ側のホストコンピュータに到達する。
また、各無線機には、無線テレメータシステムで採用されている通信規格(例えばUバス)に準拠したUバスメータの他、接点機器、警報器、前記通信規格に準拠しない5ビットメータ、8ビットメータ等の従来型メータなどの周辺機器が接続される場合がある。無線機は、接続された周辺機器からホストコンピュータ宛の信号を受信した場合、当該信号を無線テレメータシステムで採用されている通信規格に準拠した信号に変換し、変換後の信号をホストコンピュータへ送信する。ホストコンピュータから周辺機器宛の信号を受信した場合についても同様であり、無線機は、ホストコンピュータから受信した信号を周辺機器にて解釈可能な信号に変換して周辺機器へ送信する。
このように、従来の無線テレメータシステムにおける無線機には、センタ側のホストコンピュータと周辺機器との間で送受信される信号を互いに解釈可能な信号に変換して中継する機能を備えたものが存在する。
特開2007−57336号公報
しかしながら、周辺機器からセンタ側のホストコンピュータへ送信される発呼情報を無線機にて信号変換したとしても、ホストコンピュータが一時的に応答できなかった場合、又は無線機からホストコンピュータに至る通信経路上の無線機が応答できなかった場合等において、発呼情報が消失してしまうという問題点を有している。
本発明は、斯かる事情に鑑みてなされたものであり、一時的にセンタ側のホストコンピュータと通信できない場合であっても、その後、通信が回復した際に発呼情報を通知することができる中継装置及び無線テレメータシステムを提供することを目的とする。
本願の中継装置は、Uバスメータ及び該Uバスメータとは異なる機器が接続される接続部、該接続部に接続されたUバスメータ及び機器と外部通信装置との間で送受信される信号を中継する中継部、並びに、前記Uバスメータが送受信する信号の信号形式と、前記機器が送受信する信号の信号形式とを相互に変換する信号変換部を備える中継装置において、前記Uバスメータ又は前記機器にて前記外部通信装置への発呼事象が発生した場合、前記Uバスメータ又は前記機器から前記発呼事象に係る情報を取得する取得部と、該取得部が取得した前記発呼事象に係る情報を記憶する記憶部とを備えることを特徴とする。
本願の中継装置は、前記記憶部に記憶した情報に基づき、前記Uバスメータ又は前記機器にて発生した発呼事象を前記外部通信装置へ通知する通知部を備えることを特徴とする。
本願の中継装置は、前記外部通信装置への前記発呼事象の通知の成否を判断する判断部を備え、前記通知が失敗したと判断した場合、前記通知部は、前記通知が成功するまで、又は前記通知が予め定めた回数に達するまで、前記発呼事象の通知を繰り返し実行することを特徴とする。
本願の中継装置は、前記Uバスメータ及び前記機器にて複数の発呼事象が同時的に発生した場合、取得した各発呼事象に係る情報に基づき、各発呼事象の緊急度の高低を判別する判別部を備え、前記通知部は、緊急度が最も高いと判別した発呼事象を優先的に選択し、選択した発呼事象を前記外部通信装置へ通知することを特徴とする。
本願の無線テレメータシステムは、外部通信装置と通信可能であるゲートウェイ無線機、並びに、Uバスメータ及び該Uバスメータとは異なる機器が接続される接続部、該接続部に接続されたUバスメータ及び機器と前記外部通信装置との間で送受信される信号を中継する中継部、及び前記Uバスメータが送受信する信号の信号形式と、前記機器が送受信する信号の信号形式とを相互に変換する信号変換部を備え、前記ゲートウェイ無線機と通信可能である無線機を含む無線テレメータシステムにおいて、前記無線機は、前記Uバスメータ又は前記機器にて前記外部通信装置への発呼事象が発生した場合、前記Uバスメータ又は前記機器から前記発呼事象に係る情報を取得する取得部と、該取得部が取得した前記発呼事象に係る情報を記憶する記憶部とを備えることを特徴とする。
本願によれば、一時的にセンタ側のホストコンピュータと通信できない場合であっても、その後、通信が回復した際に発呼情報を通知することができる。
実施の形態1に係る無線テレメータシステムの全体構成を示すブロック図である。 無線機の内部構成を示すブロック図である。 実施の形態1に係る無線テレメータシステムの動作を説明するタイミングチャートである。 実施の形態2に係る無線テレメータシステムの動作を説明するタイミングチャートである。 無線機が実行する処理の手順を説明するフローチャートである。 実施の形態4における周辺機器の接続例を示す模式図である。 実施の形態4に係る無線テレメータシステムの動作を説明するタイミングチャートである。
以下、本発明をその実施の形態を示す図面に基づいて具体的に説明する。
(実施の形態1)
図1は実施の形態1に係る無線テレメータシステムの全体構成を示すブロック図である。本実施の形態に係る無線テレメータシステムは、端末側の構成として、NCU20、ゲートウェイ無線機21、複数の無線機22,22,…,22及びメータ23,23,…,23を備える。メータ23は、例えば個人宅、会社、各種施設等の需要家毎に設置され、ガス、水道、電気等の使用量を計測し、計測結果(検針値)を出力する計測器である。本実施の形態では、メータ23は、Uバス規格に準拠したメータであり、Uバスを介して無線機22に接続されるものとして説明を行う。
無線テレメータシステムでは、メータ23,23,…,23の検針値を示すデータ、無線機22,22,…,22の動作状態を示すデータなど端末側から出力される各種データを、無線通信を利用してセンタ装置10へ送信すると共に、無線機22,22,…,22及びメータ23,23,…,23の動作を制御するための制御指令等を含んだ各種データをセンタ装置10から端末側へ送信する。
センタ装置10は、例えば、PHS網、FOMA網などの広域無線網N1を介して端末側と通信を行う通信装置、端末側から送信されるデータを蓄積する記憶装置を含む(不図示)。
NCU20は、広域無線網N1に接続され、広域無線網N1を介してセンタ装置10と無線通信を行う。なお、NCU20とセンタ装置10との間の通信は無線通信に限らず、有線の通信であってもよい。この場合、NCU20及びセンタ装置10は有線の通信網により接続される。
ゲートウェイ無線機21とNCU20とは、例えばUバス等のバスラインを介して接続される。ゲートウェイ無線機21は、バスラインを介して接続されたNCU20を通じて、センタ装置10と通信が行えるように構成されている。
また、ゲートウェイ無線機21は、無線機22,22,…,22を含む狭域無線網N2に参加することにより、無線機22,22,…,22と通信が行えるように構成されている。なお、狭域無線網N2に属するゲートウェイ無線機21及び無線機22,22,…,22は、狭域無線網N2内でそれぞれを識別するための識別子として、図に示していない番号発行無線機より発行される無線機番号を有するものとする。ゲートウェイ無線機21及び各無線機22,22,…,22は、無線機番号により指定した通信相手と無線通信を行う。
無線機22は、それぞれに接続されているメータ23から検針値を含むパケットをUバスを通じて受信した場合、狭域無線網N2を介してゲートウェイ無線機21へ送信する。このとき、無線機22から送信されるパケットは、直接的又は1又は複数の他の無線機22を経由して、ゲートウェイ無線機21に到達する。ゲートウェイ無線機21は、狭域無線網N2を通じて無線機22から送信されるパケットを受信した場合、及び自機においてセンタ装置10へ通知すべきイベントが発生した場合等において、NCU20を通じてセンタ装置10との通信を行い、所望のパケットをセンタ装置10へ送信する。
無線機22には、Uバス規格に準拠したメータ23の他、5ビットメータ24、8ビットメータ25、接点機器26等の周辺機器の接続が可能である。ここで、5ビットメータ24及び8ビットメータ25は、Uバス規格に準拠しないメータを示しており、それぞれ5ビット系、8ビット系の信号形式(電文フォーマット)にて信号の送受信を行う。また、接点機器26は、Uバス規格に準拠しない機器を示しており、何らかの状態変化(例えば、ある接点における短絡/開放の切替状態を示す変化)を検出してオン又はオフの情報を通知する。
無線機22は、周辺機器からセンタ装置10宛に送信される信号を受信した場合、当該信号をセンタ装置10にて解釈可能な信号に変換し、変換後の信号をセンタ装置10へ送信する。また、無線機22は、センタ装置10から周辺機器宛に送信される信号を狭域無線網N2を介して受信した場合、各周辺機器で解釈可能な信号に変換し、変換後の信号を宛先の周辺機器へ送信する。
なお、図1の例では、1台の無線機22にのみ、メータ23、5ビットメータ24、8ビットメータ25、及び接点機器26を接続した形態について示したが、複数台の無線機22にこれらの機器を接続してもよいことは勿論のことである。また、図1の例では、周辺機器として、5ビットメータ24、8ビットメータ25及び接点機器26の3つを接続する形態について説明したが、無線機22に接続される周辺機器の種類及び数は図1の例に限定されるものではない。また、メータ23が接続されず、1又は複数の周辺機器が接続された無線機22を含む形態であってもよい。
また、図1の例では、7台の無線機22,22,…,22を狭域無線網N2内に接続した構成について説明したが、狭域無線網N2内に接続可能な無線機22の数は7台に限定されるものではなく、狭域無線網N2の通信規格によって定められる最大接続数の範囲内で適宜変更され得る。
図2は無線機22の内部構成を示すブロック図である。無線機22は、制御部220、記憶部221、狭域無線通信部222、UバスIF223、5ビットIF224、8ビットIF225、接点IF226、表示部227、操作部228などを備える。無線機22が備えるハードウェア各部は、図に示していない電池から供給される電力により動作するように構成されている。
制御部220は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)などを備える。制御部220内のCPUは、ROMに予め格納された制御プログラムを実行することにより、機器全体を本発明に係る中継装置として機能させる。また、制御部220は、日時情報を出力する時計手段、計測開始指示を与えてから計測終了指示を与えるまでの経過時間を計測するタイマ、数をカウントするカウンタ等の機能を備えていてもよい。
記憶部221は、例えば、EEPROM(Electronically Erasable Programmable Read Only Memory)などの不揮発性メモリにより構成されており、各種動作に関する設定情報、自機固有の識別子である無線機ID、番号発行無線機より発行された無線機番号等を記憶する。また、記憶部221は、通信の際に参照する各種テーブルを備える。記憶部221が備えるテーブルには、例えば、自機の無線機番号を含む複数の無線機22の無線機番号と、自機から各無線機22に至るホップ数とを関連付けて記憶するホップ数テーブルが含まれる。
狭域無線通信部222は、アンテナ222aを通じて電波を発信または受信することによって、ゲートウェイ無線機21及び他の無線機22,22,…,22との間で所定の無線通信方式にて無線通信を行う。無線通信方式としては、例えばUバスエアの規格に準拠した通信方式が採用される。無線機22の狭域無線通信部222は、自機がゲートウェイ無線機21又は他の無線機22から送信される信号を受信することが可能である場合、RNO(自機の無線機番号)を間欠的に送信する。また、狭域無線通信部222は、ゲートウェイ無線機21又は他の無線機22から送信されるRNOを受信した場合であって、自機が送信すべき信号を有するとき、当該信号をRNOの送信元へ送信する。
UバスIF(Interface)223は、Uバス規格に準拠したメータ23を接続するためのインタフェースである。無線機22は、Uバス(バスライン)を介してUバスIF223に接続されたメータ23との間で信号の送受信を行う。
5ビットIF224は、5ビットメータ24を接続するためのインタフェースである。無線機22は、5ビットIF224に接続された5ビットメータ24との間で信号の送受信を行う。
8ビットIF225は、8ビットメータ25を接続するためのインタフェースである。無線機22は、8ビットIF225に接続された8ビットメータ25との間で信号の送受信を行う。
接点IF226は、接点機器26を接続するためのインタフェースである。無線機22は、接点IF226に接続された接点機器26との間で信号の送受信を行う。
表示部227は、LEDランプ(LED : Light Emitting Diode)、液晶表示パネル等により構成されており、制御部220から出力される制御信号に基づいて、無線機22の設置作業及び保守作業を行う作業員等に通知すべき情報を表示する。
操作部228は、ディップスイッチなどの各種スイッチ、ボタン等により構成されており、作業員等による各種の設定操作を受付ける。
以下、実施の形態1に係る無線テレメータシステムの動作について説明する。一例として、無線機22に接続された5ビットメータ24からセンタ装置10への発呼を行うときの動作について説明を行う。
図3は実施の形態1に係る無線テレメータシステムの動作を説明するタイミングチャートである。5ビットメータ24は、センタ装置10に通知すべき発呼事象(発呼要因)が発生した場合、自機が接続されている無線機22を通じてセンタ装置10への発呼を行う(ステップS101)。
無線機22の制御部220は、5ビットメータ24からセンタ装置10宛の発呼を5ビットIF224にて受信した場合、5ビットメータ24における発呼要因を引き取るために、発呼要因の引き取り通知を5ビットメータ24へ送信する(ステップS102)。
5ビットメータ24は、無線機22から送信される発呼要因の引き取り通知を受信した場合、5ビットメータ24内で発生した発呼事象に係る情報(発呼情報)を含む応答を無線機22に返信する(ステップS103)。
無線機22の制御部220は、5ビットメータ24から返信される応答を5ビットIF224にて受信した場合、応答に含まれる発呼情報を記憶部221に記憶させる(ステップS104)。このとき、制御部220は、応答を受信した時刻に係る時刻情報と共に発呼情報を記憶部221に記憶させてもよい。
以上の処理により、無線機22は、5ビットメータ24にて発生した発呼要因を引き取ることができると共に、5ビットメータ24側の通信を終了させることができる。5ビットメータ24側の通信を終了させることにより、例えば5ビットメータ24からセンタ装置10に至るまでの中継段数が多い場合であっても、5ビットメータ24にて通信タイムアウトとなることが回避される。
次いで、制御部220は、5ビットメータ24から取得した発呼情報に基づき、狭域無線通信部222を通じて発呼セッションの開始要求(発呼)をセンタ装置10へ送信する(ステップS105)。発呼セッションの開始要求は、他の無線機22、ゲートウェイ無線機21等を介してセンタ装置10に到達する。
センタ装置10は、発呼セッションの開始要求を受信した場合、発呼セッションの開始要求に対する応答を無線機22へ返信する(ステップS106)。
無線機22の制御部220は、センタ装置10から返信される応答を狭域無線通信部222にて受信した場合、発呼が成功したと判断し、センタ装置10との発呼セッションを開始する(ステップS107)。
図3に示すタイミングチャートでは、5ビットメータ24からの発呼を無線機22にて引き取る構成について説明したが、メータ23又は8ビットメータ25からセンタ装置10への発呼についても同様に手順により引き取ることが可能である。なお、無線機22は、8ビットメータ25から発呼要求を引き取った場合、8ビットメータ25に対して通信終了要求を送信することにより、8ビットメータ25側の通信を終了させることができる。
以上のように、実施の形態1では、無線機22が信号変換機能を有しているので、メータ23以外の周辺機器(5ビットメータ24、8ビットメータ25、接点機器26)を無線機22に接続することができる。また、無線機22にて発呼情報を記憶しているので、センタ装置10に至る通信経路の中途にて発呼を中継できなかった場合、又はセンタ装置10が発呼に対する応答を返信できなかった場合であっても、通信可能となったタイミングにて発呼情報をセンタ装置10に通知することができる。
(実施の形態2)
実施の形態2では、発呼情報の通知の成否を無線機22にて判断し、発呼情報の通知に失敗した場合、リトライ処理を実行する構成について説明する。
なお、無線テレメータシステムの全体構成、無線機22の内部構成等は実施の形態1と同様であるため、その説明を省略することとする。
図4は実施の形態2に係る無線テレメータシステムの動作を説明するタイミングチャートである。実施の形態2では、8ビットメータ25にて発呼事象が発生した場合の動作について説明する。8ビットメータ25にてセンタ側へ通知すべき発呼事象(発呼要因)が発生した場合、実施の形態1と同様の手順にて、無線機22は、8ビットメータ25にて発生した発呼要因を引き取る(ステップS201〜S204)。また、制御部220は、8ビットメータ25に対して通信終了要求を送信することにより、8ビットメータ25側の通信を終了させる(ステップS205)。8ビットメータ25側の通信を終了させることにより、8ビットメータ25からセンタ装置10に至るまでの中継段数が多い場合であっても、8ビットメータ25にて通信タイムアウトとなることが回避される。
無線機22の制御部220は、8ビットメータ25から取得した発呼情報に基づき、狭域無線通信部222を通じて発呼セッションの開始要求(発呼)をセンタ装置10へ送信する(ステップS206)。発呼セッションの開始要求は、他の無線機22、ゲートウェイ無線機21等を介してセンタ装置10に到達する。
無線機22の制御部220は、発呼セッションの開始要求をセンタ装置10へ送信した後、発呼セッションの開始要求に対するセンタ装置10からの応答を狭域無線通信部222にて受信したか否かを判断することにより、発呼情報の通知の成否を判断する。
何らかの原因により、発呼セッションの開始要求に対するセンタ装置10からの応答を受信できなかった場合、無線機22の制御部220は、発呼情報の通知が失敗したと判断し、発呼セッションの開始要求に係るリトライ処理を実行する(ステップS207)。
リトライ処理のシーケンスは、リトライ回数Nr、リトライ間隔Ty、タイムアウト時間Thにより予め設定されているものとする。例えば、ステップS206で初回の発呼を行ってからタイムアウト時間Thが経過するまでの期間にセンタ装置10からの応答が得られなかった場合、制御部220は、タイムアウトになってからリトライ間隔Tyで定義される時間が経過したタイミングでリトライ処理を実行する。制御部220は、リトライ回数Nrで定義される回数を上限として、リトライ処理を繰り返す。リトライ処理をリトライ回数Nrで定義される回数だけ繰り返し、センタ装置10からの応答が得られなかった場合、制御部220は、リトライ処理を終了する。
センタ装置10は、無線機22から送信される発呼セッションの開始要求を受信した場合、発呼セッションの開始要求に対する応答を無線機22へ返信する(ステップS208)。
無線機22の制御部220は、センタ装置から返信される応答を狭域無線通信部222にて受信した場合、発呼情報の通知が成功したと判断し、センタ装置10との発呼セッションを開始する(ステップS209)。
なお、図4に示すタイミングチャートでは、予め設定されたリトライ回数Nrを上限としてリトライ処理を実行する構成としたが、発呼情報の通知に成功するまでリトライ処理を繰り返す構成としてもよい。
また、図4に示すタイミングチャートでは、8ビットメータ25からの発呼を無線機22にて引き取る構成について説明したが、メータ23又は5ビットメータ24からセンタ装置10への発呼についても同様に手順により引き取ることが可能である。なお、5ビットメータ24からの発呼を無線機22にて引き取った場合には、その時点で発呼完了と判断するので、ステップS205の通信終了要求は不要である。
以上のように、実施の形態2では、メータ23及びメータ23以外の周辺機器(5ビットメータ24、8ビットメータ25)で発生した発呼事象に関して、センタ装置10への発呼に対するリトライ処理を無線機22にて管理することができる。
(実施の形態3)
実施の形態3では、無線機22に接続されたメータ23及び周辺機器(5ビットメータ24、8ビットメータ25)にてセンタ装置10に通知すべき発呼事象が同時的に発生した場合、発呼事象の緊急度に応じて通知すべき発呼事象の優先順位を設定し、設定した優先順位に従って発呼事象を通知する構成について説明する。
なお、無線テレメータシステムの全体構成、無線機22の内部構成等は実施の形態1と同様であるため、その説明を省略することとする。
図5は無線機22が実行する処理の手順を説明するフローチャートである。無線機22の制御部220は、メータ23、5ビットメータ24、8ビットメータ25の何れかからセンタ装置10への発呼を受信したか否かを判断する(ステップS301)。受信していないと判断した場合(S301:NO)、制御部220は、センタ装置10への発呼を受信するまで待機する。
センタ装置10への発呼を受信したと判断した場合(S301:YES)、制御部220は、発呼要因の引き取り要求を送信することにより、当該発呼に係る発呼情報を取得し(ステップS302)、取得した発呼情報を記憶部221に記憶させる(ステップS303)。このとき、制御部220は、内蔵クロックの出力を参照し、時刻情報に関連付けて発呼情報を記憶部221に記憶させることができる。
次いで、制御部220は、無線機22に接続されたメータ23及び周辺機器(5ビットメータ24、8ビットメータ25)にて複数の発呼事象が同時的に発生したか否かを判断する(ステップS304)。例えば、制御部220は、各発呼情報に関連付けられて記憶されている時刻情報を参照し、所定時間内(例えば1分以内)に記憶された複数の発呼情報が記憶部221内に存在するか否かを判断することにより、複数の発呼事象が同時的に発生したか否かを判断することができる。
複数の発呼事象が同時的に発生していないと判断した場合(S304:NO)、制御部220は、ステップS303で記憶した発呼情報に基づき、センタ装置10への発呼を行う(ステップS307)。
複数の発呼事象が同時的に発生したと判断した場合(S304:YES)、制御部220は、各発呼事象の緊急度の高低を判別する(ステップS305)。緊急度の高低は、発呼事象毎に予め設定しておくことができる。例えば、ガス漏れを検知したことに伴う発呼事象等については緊急度が高いと設定し、電池残量の低下を検知したことに伴う発呼事象等については緊急度が中程度であると設定する。また、機器構成の変化を通知するための発呼事象等については緊急度が低いと設定することができる。本実施の形態では、予め設定されている発呼事象毎の緊急度の情報を記憶部221に記憶してあるものとする。制御部220は、複数の発呼事象が同時的に発生したと判断した場合、記憶部221に記憶されている情報を参照して緊急度の高低を判別することができる。
制御部220は、同時的に発生した発呼事象のうち緊急度が最も高い発呼事象を選択し(ステップS306)、センタ装置10への発呼を行うことにより(S307)、前記発呼事象に基づく発呼セッションを開始させる。
なお、緊急度が最も高い発呼事象に係る発呼セッションが終了した場合、制御部220は、同時的に発生した発呼事象のうち、次に緊急度が高い発呼事象を選択し、当該発呼事象に基づく発呼セッションを開始させる。このようにして、無線機22の制御部220は、緊急度が高い発呼事象を順次選択して、センタ装置10への通知を実行する。
以上のように、実施の形態3では、メータ23及びメータ23以外の周辺機器(5ビットメータ24、8ビットメータ25)においてセンタ装置10へ通知すべき発呼事象が同時的に複数発生した場合、緊急度が高い発呼事象から順にセンタ装置10に通知することができる。
(実施の形態4)
実施の形態1〜3では、無線機22に対して直接的に周辺機器を接続する構成について説明したが、狭域無線網N2で送受信される信号の信号形式と周辺機器で使用する信号形式との間の信号変換を行う変換アダプタを介して周辺機器を接続する構成としてもよい。
実施の形態4では、変換アダプタを介して周辺機器(5ビットメータ24、8ビットメータ25)を接続する構成について説明する。
図6は実施の形態4における周辺機器の接続例を示す模式図である。実施の形態4に係る無線機22はUバスIF223を備えており、このUバスIF223にUバスを介してメータ23及び変換アダプタ30が接続される。
変換アダプタ30は、制御部301、記憶部302、接続IF303、5ビットIF304、8ビットIF305、接点IF306を備える。
制御部301は、例えば、CPU、ROMなどを備える。制御部301内のCPUは、ROMに予め格納された制御プログラムを実行することにより、変換アダプタ30を本発明に係る中継装置として機能させる。
記憶部302は、例えば、EEPROMなどの不揮発性メモリにより構成されており、接続されている周辺機器の情報、周辺機器にて発生した発呼事象に係る情報等を記憶する。
接続IF303は、Uバスに接続するための接続手段であり、Uバスを通じて周辺機器宛の信号が入力された場合、入力された信号を制御部301へ送出すると共に、制御部301からセンタ装置10宛の信号が入力された場合、入力された信号をUバスを介して無線機22へ送出する。このとき、制御部301は、Uバスを介して接続IF303から入力された周辺機器宛の信号を周辺機器にて解釈可能な信号に変換すると共に、5ビットIF304、8ビットIF305、接点IF306のいずれかより入力されたセンタ装置10宛の信号を狭域無線網N2の通信規格に準拠した信号に変換する。
5ビットIF304は、5ビットメータ24を接続するためのインタフェースである。変換アダプタ30は、5ビットIF304に接続された5ビットメータ24との間で信号の送受信を行う。
8ビットIF305は、8ビットメータ25を接続するためのインタフェースである。変換アダプタ30は、8ビットIF305に接続された8ビットメータ25との間で信号の送受信を行う。
接点IF306は、接点機器26を接続するためのインタフェースである。無線機22は、接点IF306に接続された接点機器26との間で信号の送受信を行う。
以下、実施の形態4に係る無線テレメータシステムの動作について説明する。一例として、無線機22に接続された5ビットメータ24からセンタ装置10への発呼を行うときの動作について説明を行う。
図7は実施の形態4に係る無線テレメータシステムの動作を説明するタイミングチャートである。5ビットメータ24は、センタ装置10に通知すべき発呼事象(発呼要因)が発生した場合、自機が接続されている変換アダプタ30を通じてセンタ装置10への発呼を行う(ステップS401)。
変換アダプタ30の制御部301は、5ビットメータ24からセンタ装置10宛の発呼を5ビットIF304にて受信した場合、5ビットメータ24における発呼要因を引き取るために、発呼要因の引き取り通知を5ビットメータ24へ送信する(ステップS402)。
5ビットメータ24は、変換アダプタ30から送信される発呼要因の引き取り通知を受信した場合、5ビットメータ24内で発生した発呼事象に係る情報(発呼情報)を含む応答を変換アダプタ30に返信する(ステップS403)。
変換アダプタ30の制御部301は、5ビットメータ24から返信される応答を5ビットIF304にて受信した場合、応答に含まれる発呼情報を記憶部302に記憶させる(ステップS404)。このとき、制御部301は、応答を受信した時刻に係る時刻情報と共に発呼情報を記憶部302に記憶させてもよい。
以上の処理により、変換アダプタ30は、5ビットメータ24にて発生した発呼要因を引き取ることができると共に、5ビットメータ24側の通信を終了させることができる。5ビットメータ24側の通信を終了させることにより、例えば5ビットメータ24からセンタ装置10に至るまでの中継段数が多い場合であっても、5ビットメータ24にて通信タイムアウトとなることが回避される。
次いで、制御部301は、5ビットメータ24から取得した発呼情報に基づき、発呼セッションの開始要求(発呼)を自身が接続されている無線機22を介してセンタ装置10へ送信する(ステップS405)。発呼セッションの開始要求は、1又は複数の無線機22、ゲートウェイ無線機21等を介してセンタ装置10に到達する。
センタ装置10は、発呼セッションの開始要求を受信した場合、発呼セッションの開始要求に対する応答を変換アダプタ30へ返信する(ステップS406)。
変換アダプタ30の制御部301は、センタ装置10から返信される応答を自身が接続されている無線機22を介して受信した場合、発呼が成功したと判断し、センタ装置10との発呼セッションを開始する(ステップS407)。
図7に示すタイミングチャートでは、5ビットメータ24からの発呼を変換アダプタ30にて引き取る構成について説明したが、8ビットメータ25からセンタ装置10への発呼についても同様に手順により引き取ることが可能である。なお、変換アダプタ30は、8ビットメータ25から発呼要求を引き取った場合に、8ビットメータ25に対して通信終了要求を送信することにより、8ビットメータ25側の通信を終了させることができる。
以上のように、実施の形態4では、変換アダプタ30にて発呼情報を記憶しているので、センタ装置10に至る通信経路の中途にて発呼を中継できなかった場合、又はセンタ装置10が発呼に対する応答を返信できなかった場合であっても、通信可能となったタイミングにて発呼情報をセンタ装置10に通知することができる。
なお、本実施の形態4では、変換アダプタ30の記憶部302に記憶されている発呼情報に基づき、変換アダプタ30から発呼セッションの開始要求をセンタ装置10へ送信する構成としたが、無線機22が変換アダプタ30の記憶部302を参照し、当該無線機22から発呼セッションの開始要求をセンタ装置10へ送信する構成としてもよい。
また、実施の形態4では、発呼情報を変換アダプタ30の記憶部302に記憶させる構成としたが、変換アダプタ30にて取得した発呼情報を当該変換アダプタ30が接続されている無線機22の記憶部221に記憶させ、周辺機器による発呼の履歴を無線機22により管理させる構成であってもよい。
また、実施の形態4では、Uバスを介して変換アダプタ30を接続する構成としたが、無線機22が変換アダプタ30を接続するための専用のインタフェースを備える構成であってもよい。
今回開示された実施の形態は、全ての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上述した意味ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内での全ての変更が含まれることが意図される。
以上の実施の形態に関し、更に以下の付記を開示する。
本願の中継装置(22)は、Uバスメータ(23)及び該Uバスメータ(23)とは異なる機器(24〜26)が接続される接続部(223〜226)、該接続部(223〜226)に接続されたUバスメータ(23)及び機器(24〜26)と外部通信装置(10)との間で送受信される信号を中継する中継部(222)、並びに、前記Uバスメータ(23)が送受信する信号の信号形式と、前記機器(24〜26)が送受信する信号の信号形式とを相互に変換する信号変換部(220)を備える中継装置(22)において、前記Uバスメータ(23)又は前記機器(24〜26)にて前記外部通信装置(10)への発呼事象が発生した場合、前記Uバスメータ(23)又は前記機器(24〜26)から前記発呼事象に係る情報を取得する取得部(223〜226)と、該取得部(223〜226)が取得した前記発呼事象に係る情報を記憶する記憶部(221)とを備えることを特徴とする。
本願では、中継装置にて信号変換を行うことにより、Uバスメータ以外の機器で発生した発呼事象を外部通信装置に通知することができる。また、中継装置にて発呼事象に係る情報を記憶しているので、中継装置から外部通信装置に至る通信経路の中途にて発呼を中継できなかった場合、又は外部通信装置が発呼に対する応答を返信できなかった場合であっても、通信可能となったタイミングにて発呼事象を外部通信装置に通知することができる。
本願の中継装置は、前記記憶部(221)に記憶した情報に基づき、前記Uバスメータ(23)又は前記機器(24〜26)にて発生した発呼事象を前記外部通信装置(10)へ通知する通知部(222)を備えることを特徴とする。
本願では、中継装置から外部通信装置に至る通信経路の中途にて発呼を中継できなかった場合、又は外部通信装置が発呼に対する応答を返信できなかった場合であっても、通信可能となったタイミングにて発呼事象を外部通信装置に通知することができる。
本願の中継装置は、前記外部通信装置(10)への前記発呼事象の通知の成否を判断する判断部(220)を備え、前記通知が失敗したと判断した場合、前記通知部(222)は、前記通知が成功するまで、又は前記通知が予め定めた回数に達するまで、前記発呼事象の通知を繰り返し実行することを特徴とする。
本願では、Uバスメータ及び機器において発生した発呼事象に関して、外部通信装置への発呼に対するリトライ処理を中継装置にて管理することができる。
本願の中継装置は、前記Uバスメータ(23)及び前記機器(24〜26)にて複数の発呼事象が同時的に発生した場合、取得した各発呼事象に係る情報に基づき、各発呼事象の緊急度の高低を判別する判別部(220)を備え、前記通知部(222)は、緊急度が最も高いと判別した発呼事象を優先的に選択し、選択した発呼事象を前記外部通信装置(10)へ通知することを特徴とする。
本願では、Uバスメータ及び機器において外部通信装置へ通知すべき発呼事象が同時的に複数発生した場合、緊急度が高い発呼事象から順に外部通信装置に通知することができる。
本願の無線テレメータシステムは、外部通信装置(10)と通信可能であるゲートウェイ無線機(21)、並びに、Uバスメータ(23)及び該Uバスメータ(23)とは異なる機器(24〜26)が接続される接続部(223〜226)、該接続部(223〜226)に接続されたUバスメータ(23)及び機器(24〜26)と前記外部通信装置(10)との間で送受信される信号を中継する中継部(222)、及び前記Uバスメータ(23)が送受信する信号の信号形式と、前記機器(24〜26)が送受信する信号の信号形式とを相互に変換する信号変換部(220)を備え、前記ゲートウェイ無線機(21)と通信可能である無線機(22)を含む無線テレメータシステムにおいて、前記無線機(22)は、前記Uバスメータ(23)又は前記機器(24〜26)にて前記外部通信装置(10)への発呼事象が発生した場合、前記Uバスメータ(23)又は前記機器(24〜26)から前記発呼事象に係る情報を取得する取得部(223〜226)と、該取得部(223〜226)が取得した前記発呼事象に係る情報を記憶する記憶部(221)とを備えることを特徴とする。
本願では、無線機にて信号変換を行うことにより、Uバスメータ以外の機器で発生した発呼事象を外部通信装置に通知することができる。また、無線機にて発呼事象に係る情報を記憶しているので、無線機から外部通信装置に至る通信経路の中途にて発呼を中継できなかった場合、又は外部通信装置が発呼に対する応答を返信できなかった場合であっても、通信可能となったタイミングにて発呼事象を外部通信装置に通知することができる。
10 センタ装置
20 NCU
21 ゲートウェイ無線機
22 無線機
23 メータ
24 5ビットメータ
25 8ビットメータ
26 接点機器
30 変換アダプタ
220,301 制御部
221,302 記憶部
222 狭域無線通信部
223 UバスIF
224,303 5ビットIF
225,304 8ビットIF
226,305 接点IF
227 表示部
228 操作部
303 接続IF

Claims (5)

  1. Uバスメータ及び該Uバスメータとは異なる機器が接続される接続部、該接続部に接続されたUバスメータ及び機器と外部通信装置との間で送受信される信号を中継する中継部、並びに、前記Uバスメータが送受信する信号の信号形式と、前記機器が送受信する信号の信号形式とを相互に変換する信号変換部を備える中継装置において、
    前記Uバスメータ又は前記機器にて前記外部通信装置への発呼事象が発生した場合、前記Uバスメータ又は前記機器から前記発呼事象に係る情報を取得する取得部と、
    該取得部が取得した前記発呼事象に係る情報を記憶する記憶部と
    を備えることを特徴とする中継装置。
  2. 前記記憶部に記憶した情報に基づき、前記Uバスメータ又は前記機器にて発生した発呼事象を前記外部通信装置へ通知する通知部
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の中継装置。
  3. 前記外部通信装置への前記発呼事象の通知の成否を判断する判断部
    を備え、
    前記通知が失敗したと判断した場合、前記通知部は、前記通知が成功するまで、又は前記通知が予め定めた回数に達するまで、前記発呼事象の通知を繰り返し実行する
    ことを特徴とする請求項2に記載の中継装置。
  4. 前記Uバスメータ及び前記機器にて複数の発呼事象が同時的に発生した場合、取得した各発呼事象に係る情報に基づき、各発呼事象の緊急度の高低を判別する判別部
    を備え、
    前記通知部は、緊急度が最も高いと判別した発呼事象を優先的に選択し、選択した発呼事象を前記外部通信装置へ通知する
    ことを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の中継装置。
  5. 外部通信装置と通信可能であるゲートウェイ無線機、並びに、Uバスメータ及び該Uバスメータとは異なる機器が接続される接続部、該接続部に接続されたUバスメータ及び機器と前記外部通信装置との間で送受信される信号を中継する中継部、及び前記Uバスメータが送受信する信号の信号形式と、前記機器が送受信する信号の信号形式とを相互に変換する信号変換部を備え、前記ゲートウェイ無線機と通信可能である無線機を含む無線テレメータシステムにおいて、
    前記無線機は、
    前記Uバスメータ又は前記機器にて前記外部通信装置への発呼事象が発生した場合、前記Uバスメータ又は前記機器から前記発呼事象に係る情報を取得する取得部と、
    該取得部が取得した前記発呼事象に係る情報を記憶する記憶部と
    を備えることを特徴とする無線テレメータシステム。
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