JP2017111126A - 受圧弾性手段を備えた複合部品 - Google Patents

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Abstract

【課題】脆性材料で構成された真に装着または固定するために接着剤を使用しない時計アソルティマンを提供する。【解決手段】複合部品1は、少なくとも部分的に非晶質の金属合金のボリューム7内に閉じ込められた受圧弾性手段がその中に延出する開口部を有する要素3を備え、この複合部品1は、受圧弾性手段に対してセンタリングされた通路8を有する。アソルティマン10は、複合部品1の通路8にに押し込まれる真2を含む。【選択図】図9

Description

本発明は、非晶質金属合金を用いた時計アソルティマンに関し、特に、有効塑性域を持たない材料の、すなわち塑性域が非常に限られた材料の時計部品を含むようなアソルティマンに関するものである。
シリコンベースの部品を含む従来のアセンブリは、一般に、接着剤接合によって固定される。この種の作業は、極めて精巧な装着を要し、これによって、それは高コストとなる。
本発明の目的は、特に、脆性材料で構成された部品を真(軸)に装着または固定するために接着剤を使用しない時計アソルティマンを提案することにより、上記欠点の一部またはすべてを解消することである。
この目的のため、本発明は複合部品の製造方法に関し、この方法は以下のステップを含む。
a)弾性手段がその中に延出する開口部を有する要素を形成するステップ;
b)弾性手段に圧力をかけるように、その要素の弾性手段の間にツールを配置するステップ;
c)弾性手段を、圧力を受けた状態で閉じ込めるように、少なくとも部分的に非晶質の金属合金で、その要素にオーバモールドするステップ;
d)弾性手段の間のツールに対応する形状の通路を備えた複合部品を形成するために、ツールを除去するステップ。
このようにして、本方法は、完全に自動的にセンタリングされた複合部品を得ることを可能とする。実際に、オーバモールド・ステップでは、センタリング圧力で弾性手段をツール上に維持することが可能であり、これにより、極めて高い位置決め精度を確保する。
さらに、オーバモールドによって、その要素を塑性変形に対して保護することが可能となり、これにより、「脆性」材料の使用が許容される。従って、本方法で得られる複合部品は、その要素が例えばシリコンベースのものであっても、破損リスクを極めて少なく抑えて、金属の真の上に押し込むこと、すなわち圧嵌することが可能である。実際に、塑性変形する可能性があり得るのは、少なくとも部分的に非晶質の金属合金の部分である。
最後に、少なくとも部分的に非晶質の金属合金を使用することによって、複合部品の製造後または複合部品の圧嵌後に、分解が可能となる。実際に、少なくとも部分的に非晶質の金属合金を、効果的に、所定の温度に加熱することが可能であり、これにより、機械抵抗がなくなるのに十分な柔らかさにする。
本発明の他の効果的な変形例によれば、
− 弾性手段は、その要素の開口部の壁に一体に接続された少なくとも2つの変形可能な帯状部を形成している。
− 少なくとも2つの変形可能な帯状部のうちの1つの少なくとも一端は、少なくとも2つの変形可能な帯状部のうちの他の1つの少なくとも一端に、一体に接続されている。
− 少なくとも2つの相互接続された変形可能な帯状部は、V字構造、多角形、またはY字構造を形成している。
− ステップc)において、少なくとも部分的に非晶質の金属合金ブランク材を、弾性手段にオーバモールドするために、そのガラス転移温度(Tg)とその結晶化温度(Tx)との間の温度に加熱する。
− ステップc)において、少なくとも部分的に非晶質の金属合金のオーバモールドは、少なくとも部分的に非晶質の金属合金で全体的に形成される複合部品の厚さを提供するように、その要素の突出部を形成する。
− ステップc)において、少なくとも部分的に非晶質の金属合金でオーバモールドすることが可能な要素の領域を画定するために、その要素上に鋳型を配置する。
さらに、本発明は複合部品に関し、この複合部品は、少なくとも部分的に非晶質の金属合金のボリューム内に閉じ込められた受圧弾性手段がその中に延出する開口部を有する要素を備え、この複合部品は、受圧弾性手段に対してセンタリングされた通路を有する。
埋め込み弾性手段によって、完全に自動的にセンタリングされた通路を得ることが可能となる。実際に、弾性手段は、ツールからの圧力を受けた状態でオーバモールドを受けるので、極めて高い位置決め精度を確保することが可能である。
さらには、例えば時計への衝撃によって、要素が、その弾性手段の1つにおいて偶発的に破損された場合であっても、オーバモールドによって、保持は依然として確保される。破損の可能性がある要素の部分はいずれも、実際に、オーバモールドによって定位置に保持されることで、それが時計ムーブメントの中に放出されることは防止される。
最後に、少なくとも部分的に非晶質の金属合金を使用することによって、複合部品の分解が可能となる。実際に、少なくとも部分的に非晶質の金属合金を、効果的に、所定の温度に加熱することが可能であり、これにより、機械抵抗がなくなるのに十分な柔らかさにする。
本発明の他の効果的な変形例によれば、
− 弾性手段は、その要素の開口部の壁に一体に接続された少なくとも2つの変形可能な帯状部を形成している。
− 少なくとも2つの変形可能な帯状部のうちの1つの少なくとも一端は、少なくとも2つの変形可能な帯状部のうちの他の1つの少なくとも一端に、一体に接続されている。
− 少なくとも2つの相互接続された変形可能な帯状部は、V字構造、多角形、またはY字構造を形成している。
− 少なくとも部分的に非晶質の金属合金のボリュームは、少なくとも部分的に非晶質の金属合金で全体的に形成される複合部品の厚さを提供するように、その要素の突出部を形成している。
− 要素は、ドープもしくは非ドープ単結晶シリコン、ドープもしくは非ドープ多結晶シリコン、酸化シリコン、石英、シリカ、単結晶コランダム、多結晶コランダム、アルミナ、ルビー、窒化シリコン、または炭化シリコン、を含む。
− 要素は、酸化シリコン、窒化シリコン、炭化シリコン、または炭素同素体による少なくとも部分的なコーティングを含む。
− 少なくとも部分的に非晶質の金属合金のボリュームは、マグネシウム系、チタン系、ジルコニウム系、鉄系、コバルト系、金系、パラジウム系、または白金系の合金で形成される。
− 少なくとも部分的に非晶質の金属合金のボリュームは、ZrTiCuNiBe、PdCuNiP、またはPtCuNiP系の合金によって形成される。
最後に、本発明は、上記の様々な実施形態のいずれかによる複合部品の通路に押し込まれる真を含むアソルティマンに関する。
この場合、複合部品は、真の上で向上した保持力を有するものと理解される。従って、この複合部品への真の押し込みは、同要素の弾性構造体がオーバモールドなしの単純なものである場合と比べて、はるかに高剛性である。また、その保持トルクは、孔の変形後の材料によって真に作用する圧力の関数である。このとき、その圧力は、この複合部品の場合に、はるかに高いことは明らかである。
さらに、少なくとも部分的に非晶質の金属合金のボリュームによって、その要素を塑性変形に対して保護することにより、「脆性」材料の使用が許容される。従って、複合部品は、その要素が例えばシリコンベースのものであっても、破損リスクを極めて少なく抑えて、金属の真の上に押し込むこと、すなわち圧嵌することが可能である。実際に、塑性変形する可能性があり得るのは、少なくとも部分的に非晶質の金属合金のボリュームである。
最後に、少なくとも部分的に非晶質の金属合金を使用することによって、アソルティマンの分解が可能となる。実際に、少なくとも部分的に非晶質の金属合金を、効果的に、所定の温度に加熱することが可能であり、これにより、機械抵抗がなくなるのに十分な柔らかさにする。
本発明の他の効果的な変形例によれば、
− 真は、複合部品の少なくとも部分的に非晶質の金属合金のボリュームに対してのみ押し当てられるように構成されている。
− 通路は、真が複合部品の少なくとも部分的に非晶質の金属合金のボリュームに対してのみ押し当てられるように、構成されている。
− 複合部品は、真のショルダ部に対して係止されている。
− アソルティマンは、時計の輪列、脱進機構、または振動体の、全体もしくは一部を形成している。
その他の特徴および効果は、非限定的な例示として、添付の図面を参照して提示される以下の説明から、明らかになるであろう。
図1は、本発明による複合部品の上面図である。 図2は、本発明による複合部品の底面図である。 図3は、本発明による複合部品の断面図である。 図4は、本発明による要素の代替案の図である。 図5は、本発明による要素の代替案の図である。 図6は、本発明による要素の代替案の図である。 図7は、本発明に係る時計ムーブメントの分解図である。 図8は、本発明に係る輪列の図である。 図9は、本発明の第1の実施形態によるアソルティマンの図である。 図10は、本発明によるアソルティマンの他の実施形態の図である。 図11は、本発明によるアソルティマンの他の実施形態の図である。 図12は、本発明によるアソルティマンの他の実施形態の図である。
本発明は、非晶質金属合金を用いた、時計用の複合部品、およびその複合部品を含むアソルティマンに関するものである。より具体的には、複合部品は、有効塑性域を持たない材料、すなわち塑性域が非常に限られた材料で構成された要素を備える。
その材料は、限定するものではないが、ドープもしくは非ドープ単結晶シリコン、ドープもしくは非ドープ多結晶シリコン、酸化シリコン、石英、シリカ、単結晶コランダム、多結晶コランダム、アルミナ、ルビー、窒化シリコン、または炭化シリコンとすることができる。その材料は、酸化シリコン、窒化シリコン、炭化シリコン、または炭素同素体による少なくとも部分的なコーティングを含むことができる。当然のことながら、他のセラミックなど、他のタイプの材料を想定でき、同じく他のタイプのコーティングを想定できる。
上述のように、ますます多くのシリコンベースの部品を含むようになりつつある従来のアセンブリは、一般に、接着剤接合によって結合される。このため、輪列101、脱進機構103、または振動体105の、全体もしくは一部を形成するように、本発明の複合部品が開発された。しかしながら、時計製造の分野だけではなく、本発明の範囲から逸脱することなく他の応用が可能である。
非限定的な例として、複合部品は、この場合、歯車102、カナ104、回転錘、(例えば主ぜんまいなどの)バネ、ガンギ車107、アンクル109のレバー108、アンクル109のケン先110、アンクル109のフォーク111、テン輪113、(例えば振り石を保持するダブルローラなどの)振り座、またはテンプバネ115、をなし得る。図面では、記載の代替案および実施形態をより良く例えるために、時計用テンプバネのヒゲ玉を用いる。
図1〜3に示すように、本発明は、開口部4を有する要素3を備えた複合部品1に関するものである。上述のように、要素3は、効果的に、例えばシリコン系の材料のような、有効塑性域を持たない材料、すなわち塑性域が非常に限られた材料で形成することができる。
本発明によれば、好ましくは要素3の開口部4を囲む壁と一体である弾性手段5すなわち弾性変形可能な弾性構造体が、開口部4の中に延出している。図1〜3に示す例では、要素3は、この場合、テンプバネの内側コイルSIと一体である略環状のヒゲ玉6を有しており、その開口部4に弾性手段5を収容している。
好ましくは、本発明による弾性手段は、要素の開口部の壁に一体に接続された少なくとも2つの変形可能な帯状部を形成している。図1の例では、弾性手段5は、この場合、3つの変形可能な帯状部L1、L2、L3を有し、これらは互いに接続されることで、一体の三角形をなして、帯状部L1とL2との間の接合部においてヒゲ玉6の内壁に接合されている。
効果的に、本発明によれば、後述するように、圧力を受ける、すなわち弾性変形する弾性手段5は、少なくとも部分的に非晶質の金属合金のボリューム7内に閉じ込められている。また、通路8、すなわち材料のない領域が、複合部品1の中に存在することも分かる。効果的に、本発明によれば、さらに後述するように、通路8は、弾性手段5に対して、これらが圧力を受けた状態の結果として、センタリングされている。
図1〜3の例では、さらに、少なくとも部分的に非晶質の金属合金のボリューム7は、少なくとも部分的に非晶質の金属合金で全体的に形成される複合部品1の厚さEを提供するように、要素3の突出部9を形成していることも分かる。
本発明によれば、好ましくは、少なくとも部分的に非晶質の金属合金のボリューム7は、マグネシウム系、チタン系、ジルコニウム系、鉄系、コバルト系、金系、パラジウム系、または白金系の合金で形成され、例えば、ZrTiCuNiBe、PdCuNiP、またはPtCuNiP系の合金で形成される。「少なくとも部分的に非晶質」という用語は、金属合金が部分的または全体的に非晶質相であり得ることを意味する。好ましくは金属合金の少なくとも20%、より好ましくは少なくとも50%、最も好ましくは少なくとも80%が、非晶質相である。
このようにして、閉じ込み弾性手段5によって、完全に自動的にセンタリングされた通路8を得ることが可能になるものと理解される。実際に、弾性手段5は、圧力を受けた状態で閉じ込められるので、これにより、極めて高い位置決め精度を確保することが可能である。
さらには、少なくとも部分的に非晶質の金属合金を使用することによって、複合部品1の分解が可能となる。実際に、少なくとも部分的に非晶質の金属合金のボリューム7を、効果的に、所定の温度に加熱することが可能であり、これにより、機械抵抗がなくなるのに十分な柔らかさ、すなわちクリープ可能な柔らかさにする。
実際に、上記のような少なくとも部分的に非晶質の金属合金を、そのガラス転移温度とその結晶化温度との間の温度に加熱すると、その粘性を、クリープ可能な点まで低下させることができる。
最後に、複合部品1の内部への圧嵌は、同要素3の弾性構造体5がオーバモールドなしの単純なものである場合と比べて、はるかに高剛性である。また、その保持トルクは、孔の変形後の材料によって作用する圧力の関数である。このとき、その圧力は、本発明による複合部品1の場合に、はるかに高いことは明らかである。
当然のことながら、弾性手段5ひいては要素3は、他の代替案が可能である。従って、広くは、弾性手段の変形によって当該部品のセンタリングを提供するために、少なくとも2つの変形可能な帯状部のうちの1つの少なくとも一端は、少なくとも2つの変形可能な帯状部のうちの他の1つの少なくとも一端に、一体に接続されている。
例として、ヒゲ玉の内壁と2つのみの変形可能な帯状部を有する弾性手段の間に形成された通路を備えることが可能である。この場合、少なくとも2つの相互接続された変形可能な帯状部がV字構造を形成し得ることは明らかである。
しかしながら、好ましくは、少なくとも2つの相互接続された変形可能な帯状部は、多角形を形成し、すなわち3つ以上の相互接続された帯状部を有し、これにより、通路は、弾性手段によって完全に囲まれる。
第1の代替的な要素13を図4に示している。この場合、図1と比較すると、弾性手段15は、ヒゲ玉16の開口部14の内部に依然として取り付けられており、三角形を形成する3つの帯状部すなわち3つの噛み合いV字構造体を有していることが分かる。ただし、この第1の代替案では、三角形の各頂点、またはそれぞれのV字構造体の底は、ヒゲ玉16の内壁に一体に接続されていることに留意すべきである。
第2の代替的な要素23を図5に示している。この場合、図1と比較すると、弾性手段25は、ヒゲ玉26の開口部24の内部に依然として取り付けられていることが分かる。ただし、この第2の代替案では、弾性手段25は、方形を形成する4つの帯状部すなわち4つの噛み合いV字構造体を有することに留意すべきである。さらに、方形の各頂点、またはそれぞれのV字構造体の底は、ヒゲ玉26の内壁に一体に接続されている。
また、V字構造体を、Y字構造体で、すなわち基部で一体に接続されたY字構造体で、置き換えることを想定することも可能である。そこで、非限定的な例として、第3の代替的な要素33を図6に提示している。この場合、図1と比較すると、弾性手段35は、ヒゲ玉36の開口部34の内部に依然として取り付けられていることが分かる。ただし、この第3の代替案では、弾性手段35は、3つのY字構造体を有することに留意すべきであり、その各々は、2つの変形可能な帯状部L1、L2、L’1、L’2、L”1、L”2を有し、基部B、B’、B”によってヒゲ玉36の内壁に一体に接続されている。
効果的に、本発明は、さらに、図9に示すように、複合部品1の通路8に押し込まれる真2を含むアソルティマン10に関する。また、複合部品1は、効果的には、図9に示すように、真2のショルダ部に対して、軸方向に係止され得る。
この場合、複合部品1は、真の上で向上した保持力を有するものと理解される。従って、複合部品1への真2の押し込みは、同要素3の弾性構造体5がオーバモールドなしの単純なものである場合と比べて、はるかに高剛性である。また、その保持トルクは、通路8の変形後の材料によって真2に作用する圧力の関数である。このとき、その圧力は、この複合部品1の場合に、はるかに高いことは明らかである。
さらに、少なくとも部分的に非晶質の金属合金のボリューム7によって、要素3を塑性変形に対して保護することで、「脆性」材料の使用が許容される。従って、複合部品1は、要素3が例えばシリコンベースのものであっても、破損リスクを極めて少なく抑えて、金属の真2の上に押し込むこと、すなわち圧嵌することが可能である。実際に、塑性変形する可能性があり得るのは、少なくとも部分的に非晶質の金属合金のボリューム7である。
さらには、例えば時計への衝撃によって、要素3が、その弾性手段5の帯状部L1、L2、L3の1つにおいて偶発的に破損された場合であっても、オーバモールドによって、保持は依然として確保される。破損の可能性がある要素3の部分はいずれも、実際に、オーバモールドによって定位置に保持されることで、それが時計ムーブメントの中に放出されることは防止される。
最後に、少なくとも部分的に非晶質の金属合金のボリュームを使用することによって、アソルティマン10の分解が可能となる。実際に、上述のように、少なくとも部分的に非晶質の金属合金を、効果的に、所定の温度に加熱することが可能であり、これにより、もはや機械抵抗がなくなるのに十分な柔らかさにする。
当然のことながら、アソルティマン10の他の実施形態が可能である。その場合、例えば、弾性手段5、15、25、35は、さらに、真に接触しないことを求められることがある。この問題を解決するために、真および/または通路は、真が複合部品の少なくとも部分的に非晶質の金属合金のボリュームに対してのみ押し当てられるように、構成することができる。
第1の代替実施形態を図10に示している。この例では、アソルティマン50は、複合部品1の少なくとも部分的に非晶質の金属合金のボリューム7の突出部9の厚さEに対してのみ押し当てられるように、薄細化された真42を含む。従って、図10に示すように、複合部品1の通路8は、特に弾性手段5の第3の帯状部L3に関しては、押し込まれないままであることが分かる。
第2の代替実施形態を図11に示している。この例では、アソルティマン60は、複合部品1の少なくとも部分的に非晶質の金属合金のボリューム7に対してのみ押し当てられるように、通路8の断面とは異なる形状の断面を有する真52を含む。従って、図11に示すように、複合部品1の通路8は、特に弾性手段5に関しては、押し込まれないままであることが分かる。
第3の代替実施形態を図12に示している。この例では、アソルティマン70は、複合部品61の少なくとも部分的に非晶質の金属合金のボリューム67に対してのみ押し当てられるように、真62の断面とは異なる形状の断面を有する通路68を備える。従って、図12に示すように、複合部品61の通路68は、特に弾性手段65に関しては、押し込まれないままであることが分かる。
当然のことながら、本発明は、図示の例に限定されるものではなく、当業者が想到するであろう種々の変形および変更が可能である。具体的には、他のタイプの要素(異なる弾性手段、ヒゲ玉以外の応用、など)または真(ショルダ部を有していない真、異なる断面の真、など)を、本発明の範囲から逸脱することなく実現することができる。
複合部品1、61の例示的な製造方法について以下で説明する。本発明によれば、複合部品の製造方法は、弾性手段5、15、25、35、65がその中に延出する開口部4、14、24、34を有する要素3、13、23、33を形成するための第1のステップa)を含む。
次に、本方法は、弾性手段5、15、25、35、65に圧力をかけるように、要素3、13、23、33の開口部4、14、24、34の内部にツールを配置するためのステップb)に続く。このとき、そのツールは、後ほど通路8、68を形成するものと理解される。
本方法は、次に、弾性手段5、15、25、35、65を、圧力を受けた状態で閉じ込めるように、少なくとも部分的に非晶質の金属合金で、要素3、13、23、33にオーバモールドするためのステップc)を含む。ステップc)を容易とするために、少なくとも部分的に非晶質の金属合金でオーバモールドされるべき要素3、13、23、33の領域をより良く画定するために、要素3、13、23、33上に鋳型を配置することができる。特に、この鋳型によって、図1〜3に開示された少なくとも部分的に非晶質の金属合金のみで構成される複合部品1の厚さEを提供する要素3の突出部9を、極めて精密に形成することが可能であると理解される。
最後に、本方法は、ツールに対応する形状の通路8、68を備えた複合部品1、61を形成するために、ツールを除去するためのステップd)で終了する。
当然のことながら、本発明は、図示の例に限定されるものではなく、当業者が想到するであろう種々の変形および変更が可能である。具体的には、部材相互の参照を完全にするために、インデキシング手段を設けることができる。
1 複合部品
2 真
3 要素
4 開口部
5 弾性手段
6 ヒゲ玉
7 少なくとも部分的に非晶質の金属合金のボリューム
8 通路
9 突出部
10 アソルティマン
13 要素
14 開口部
15 弾性手段
16 ヒゲ玉
23 要素
24 開口部
25 弾性手段
26 ヒゲ玉
33 要素
34 開口部
35 弾性手段
36 ヒゲ玉
42 真
50 アソルティマン
52 真
60 アソルティマン
61 複合部品
62 真
65 弾性手段
67 少なくとも部分的に非晶質の金属合金のボリューム
68 通路
70 アソルティマン
101 輪列
102 歯車
103 脱進機構
104 カナ
105 振動体
107 ガンギ車
108 アンクルのレバー
109 アンクル
110 アンクルのケン先
111 アンクルのフォーク
113 テン輪
115 テンプバネ
B Y字構造体の基部
B’ Y字構造体の基部
B” Y字構造体の基部
E 突出部の厚さ
1 帯状部
L’1 帯状部
L”1 帯状部
2 帯状部
L’2 帯状部
L”2 帯状部
3 帯状部
I 内側コイル

Claims (27)

  1. 複合部品(1,61)の製造方法であって、
    a)弾性手段(5,15,25,35,65)がその中に延出する開口部(4,14,24,34)を有する要素(3,13,23,33)を形成するステップと、
    b)前記弾性手段(5,15,25,35,65)に圧力をかけるように、前記要素(3,13,23,33)の前記弾性手段(5,15,25,35,65)の間にツールを配置するステップと、
    c)前記弾性手段(5,15,25,35,65)を、圧力を受けた状態で閉じ込めるように、少なくとも部分的に非晶質の金属合金で、前記要素(3,13,23,33)にオーバモールドするステップと、
    d)圧力を受けた状態の前記弾性手段(5,15,25,35,65)の間の前記ツールに対応する形状の通路(8,68)を備えた前記複合部品(1,61)を形成するために、前記ツールを除去するステップと、を含む方法。
  2. 前記弾性手段(5,15,25,35,65)は、前記要素(3,13,23,33)の前記開口部(4,14,24,34)の壁に一体に接続された少なくとも2つの変形可能な帯状部(L12,L3,L’1,L’2,L”1,L”2)を形成していることを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  3. 前記少なくとも2つの変形可能な帯状部(L1,L2,L3,L’1,L’2,L”1,L”2)のうちの1つの少なくとも一端は、前記少なくとも2つの変形可能な帯状部(L1,L2,L3,L’1,L’2,L”1,L”2)のうちの他の1つの少なくとも一端に、一体に接続されていることを特徴とする、請求項2に記載の方法。
  4. 前記少なくとも2つの相互接続された変形可能な帯状部(L1,L2,L3,L’1,L’2,L”1,L”2)は、V字構造を形成していることを特徴とする、請求項3に記載の方法。
  5. 前記少なくとも2つの相互接続された変形可能な帯状部(L1,L2,L3,L’1,L’2,L”1,L”2)は、多角形を形成していることを特徴とする、請求項3に記載の方法。
  6. 前記少なくとも2つの相互接続された変形可能な帯状部(L1,L2,L3,L’1,L’2,L”1,L”2)は、Y字構造を形成していることを特徴とする、請求項3に記載の方法。
  7. ステップc)において、少なくとも部分的に非晶質の金属合金ブランク材を、前記弾性手段にオーバモールドするために、そのガラス転移温度(Tg)とその結晶化温度(Tx)との間の温度に加熱することを特徴とする、請求項1〜6のいずれかに記載の方法。
  8. ステップc)において、前記少なくとも部分的に非晶質の金属合金のオーバモールドは、少なくとも部分的に非晶質の金属合金で全体的に形成される前記複合部品(1,61)の厚さ(E)を提供するように、前記要素(3,13,23,33)の突出部(9)を形成することを特徴とする、請求項1〜7のいずれかに記載の方法。
  9. ステップc)において、前記少なくとも部分的に非晶質の金属合金でオーバモールドすることが可能な前記要素(3,13,23,33)の領域を画定するために、前記要素(3,13,23,33)上に鋳型を配置することを特徴とする、請求項1〜8のいずれかに記載の方法。
  10. 複合部品(1,61)であって、少なくとも部分的に非晶質の金属合金のボリューム(7,67)内に閉じ込められた受圧弾性手段(5,15,25,35,65)がその中に延出する開口部(4,14,24,34)を有する要素(3,13,23,33)を備え、当該複合部品は、前記受圧弾性手段に対してセンタリングされた通路(8,68)を有する、複合部品。
  11. 前記弾性手段(5,15,25,35,65)は、前記要素(3,13,23,33)の前記開口部(4,14,24,34)の壁に一体に接続された少なくとも2つの変形可能な帯状部(L1,L2,L3,L’1,L’2,L”1,L”2)を形成していることを特徴とする、請求項10に記載の複合部品(1,61)。
  12. 前記少なくとも2つの変形可能な帯状部(L1,L2,L3,L’1,L’2,L”1,L”2)のうちの1つの少なくとも一端は、前記少なくとも2つの変形可能な帯状部(L1,L2,L3,L’1,L’2,L”1,L”2)のうちの他の1つの少なくとも一端に、一体に接続されていることを特徴とする、請求項11に記載の複合部品(1,61)。
  13. 前記少なくとも2つの相互接続された変形可能な帯状部(L1,L2,L3,L’1,L’2,L”1,L”2)は、V字構造を形成していることを特徴とする、請求項12に記載の複合部品(1,61)。
  14. 前記少なくとも2つの相互接続された変形可能な帯状部(L1,L2,L3,L’1,L’2,L”1,L”2)は、多角形を形成していることを特徴とする、請求項12に記載の複合部品(1,61)。
  15. 前記少なくとも2つの相互接続された変形可能な帯状部(L1,L2,L3,L’1,L’2,L”1,L”2)は、Y字構造を形成していることを特徴とする、請求項12に記載の複合部品(1,61)。
  16. 前記少なくとも部分的に非晶質の金属合金のボリューム(7,67)は、少なくとも部分的に非晶質の金属合金で全体的に形成される当該複合部品(1,61)の厚さ(E)を提供するように、前記要素(3,13,23,33)の突出部(9)を形成していることを特徴とする、請求項10〜15のいずれかに記載の複合部品(1,61)。
  17. 前記要素(3,13,23,33)は、ドープもしくは非ドープ単結晶シリコン、ドープもしくは非ドープ多結晶シリコン、酸化シリコン、石英、シリカ、単結晶コランダム、多結晶コランダム、アルミナ、ルビー、窒化シリコン、または炭化シリコン、を含むことを特徴とする、請求項10〜16のいずれかに記載の複合部品(1,61)。
  18. 前記要素(3,13,23,33)は、酸化シリコン、窒化シリコン、炭化シリコン、または炭素同素体による少なくとも部分的なコーティングを含むことを特徴とする、請求項17に記載の複合部品(1,61)。
  19. 前記少なくとも部分的に非晶質の金属合金のボリューム(7,67)は、マグネシウム系、チタン系、ジルコニウム系、鉄系、コバルト系、金系、パラジウム系、または白金系の合金で形成されることを特徴とする、請求項10〜18のいずれかに記載の複合部品(1,61)。
  20. 前記少なくとも部分的に非晶質の金属合金のボリューム(7,67)は、ZrTiCuNiBe、PdCuNiP、またはPtCuNiP系の合金によって形成されることを特徴とする、請求項19に記載の複合部品(1,61)。
  21. 請求項10〜20のいずれかに記載の複合部品(1,61)の前記通路(8,68)に押し込まれる真(2,42,52,62)を含むアソルティマン(10,50,60,70)。
  22. 前記真(2,42,52,62)は、前記複合部品(1,61)の前記少なくとも部分的に非晶質の金属合金のボリューム(7,67)に対してのみ押し当てられるように構成されていることを特徴とする、請求項21に記載のアソルティマン(10,50,60,70)。
  23. 前記通路(8,68)は、前記真(2,42,52,62)が前記複合部品(1,61)の前記少なくとも部分的に非晶質の金属合金のボリューム(7,67)に対してのみ押し当てられるように、構成されていることを特徴とする、請求項21または22に記載のアソルティマン(10,50,60,70)。
  24. 前記複合部品(1,61)は、前記真(2,42,52,62)のショルダ部に対して係止されていることを特徴とする、請求項21〜23のいずれかに記載のアソルティマン(10,50,60,70)。
  25. 当該アソルティマンは、時計の輪列(101)の全体もしくは一部を形成していることを特徴とする、請求項21〜24のいずれかに記載のアソルティマン(10,50,60,70)。
  26. 当該アソルティマンは、時計の脱進機構(103)の全体もしくは一部を形成していることを特徴とする、請求項21〜24のいずれかに記載のアソルティマン(10,50,60,70)。
  27. 当該アソルティマンは、振動体(105)の全体もしくは一部を形成していることを特徴とする、請求項21〜24のいずれかに記載のアソルティマン(10,50,60,70)。
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