JP2017109775A - Ptpシート用収容体 - Google Patents

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Abstract

【課題】極めて簡単な構造で、チャイルドレジスタンス機能を実現するとともに、耐久性にも優れたPTPシート用収容体を提供する。
【解決手段】PTPシートのPTP台紙の下面側を保持する下面板11と、PTP台紙の上面側を保持する上面板12とを備え、下面板11は、PTPシートの突出部に対向する所定の位置に取り出し穴11aが設けられ、上面板12は、列状に配置された突出部に沿って長手方向Xの両側を保持する開口溝部が設けられ、開口溝部の長手方向Xに沿う側縁部14は、突出部の外形に沿って連続する凹凸状に形成されており、PTPシートは、開口溝部の側縁部14に沿って、所定の位置と取り出し穴間の位置とをスライド移動自在に設けられている。
【選択図】図2

Description

本発明は、薬剤等の内容物を封入したPTPシートを収容するPTPシート用収容体に関する。
従来から、PTPシートを厚紙やプラスチックケース等の包装体に収容することにより、薬剤の種類や服用上の注意等を表記できるようにしたPTPシートの包装体が種々提案されている(例えば、特許文献1〜3等参照)。
特許文献1には、薬剤等の内容物が収容されたPTPシートが、服用上の留意事項を記載したカード型包装材によって封止されてなり、当該カード型包装材は一対の厚紙によって構成され、この一対の厚紙の間に、前記PTPシートを封止してなるカード型包装体が開示されている。
また、特許文献2には、薬剤等の内容物を封入した突出部を有するPTPシートの該突出部を嵌入させる孔部を備えた台紙と、前記孔部に対応する位置に前記突出部から薬剤等を脱離せしめるための開口部を設けた粘着性シートとからなり、前記台紙の裏側より前記孔部にPTPシートの突出部を嵌入し、該PTPシートの裏側より粘着性シートを、その開口部を前記孔部の位置に合わせて貼付することにより該PTPシートを封止するとともに、前記台紙及び/または前記粘着性シートには内容物に関する情報が記載された構成のPTPシート用包装体が開示されている。
また、特許文献3には、ベースシートと第1の折り曲げ部を介して連結する中シートとを備え、中シートがベースシートに折り重ねられてなる間隙内にPTPシートを挟持して収容可能であるPTPシート用包装体であって、ベースシートには、当該ベースシート及び中シート間に収容したPTPシートに封入される薬剤を取り出すための窓孔が形成され、中シートの端部には、ベースシートに嵌合してPTPシートを挟持する嵌合部と、ベースシートの窓孔に対向し第1の折り曲げ部とは反対側に開放部を有して切り欠かれたスリットとが形成され、中シートが開いた状態またはベースシートに折り重ねた状態でも、ブリスター部をスリット内に入り込ませながらPTPシートを容易に挿入し及び取り出すことができるPTPシート用包装体が開示されている。
しかし、特許文献1に記載のカード型包装体の目的は、PTPシートに情報を直接印刷するのではなく、PTPシートを情報が記載されたカード型包装材にてパッキングして、多種多様な使用上の注意、服薬履歴、症状のメモ等の各種情報を確実に患者、医師、薬剤師、その他消費者等に伝達すること、及び、このカード型包装体から、PTPシートに収容された個々の薬剤等の収容物を、容易かつ確実に取り出すことであり、特許文献2に記載のPTPシート包装体の目的は、薬剤の情報や使用上の注意、服薬履歴、症状のメモ等の各種情報を患者、医師、薬剤師、その他消費者等に正確かつ確実に伝達することであり、特許文献3に記載のPTPシート用包装体の目的は、PTPシートの取り出し及び挿入が容易であり、また薬剤を服用する時期や量などを効率的に管理できることであり、何れも薬剤の管理が目的であって、例えばその薬剤を幼児等が誤飲することを防止するチャイルドレジスタンス機能については何ら対策されていない。
一方、特許文献4には、プラスチック成形体に破断可能な封止シートが取り付けられて開口部が閉鎖されたPTPシートに取り付けられ、一枚のブランクシートから一体的に打ち抜かれた包装体形成片から成り、PTPシートを挟んで接着する一対の保持部材と、PTPシートから収容物を取り出す操作を防ぐ遮蔽板とを備え、包装体形成片の所定の折罫線の折れ角度を変更すると遮蔽板が移動し、PTPシートから収容物の取り出しを阻止する遮蔽状態と、取り出しが可能な開放状態とが切り替わる構成のPTPシート包装体が開示されている。
すなわち、特許文献4に記載のPTPシート包装体は、展開状態の第1覆い部材、第2覆い部材、第1保持部材、第2保持部材、遮蔽板、折曲部材等の各部材を順次折り重ねて包装体を構成し、遮蔽板については、この遮蔽板に連接されている折曲部材の折罫線の折れ角度を変更することで、PTPシートの全体を遮蔽する遮蔽状態と、PTPシートから内包物を取り出し可能なPTPシート全体を露出する開放状態との間を移動する構成となっている。また、特許文献4に記載のPTPシート包装体によれば、遮蔽板を意図的に移動させない限り、収容物が取り出せないようになっている。
特許第3172679号 特開2007−330401号公報 特許2015−70938号公報 特許2015−9897号公報
しかし、特許文献4に記載のPTPシート包装体は、上記したように多くの部材を順次折り重ねて包装体を作製するため、構造が複雑であり、作製に手間がかかり、製造コストも上昇するといった問題があった。また、特許文献4に記載のPTPシート包装体は、折曲部材の折罫線の折れ角度を変更することで、遮蔽板全体を移動させる構成であるため、遮蔽板を何度も移動させていると、折曲部材の折罫線の部分が破断してしまう可能性があるといった問題があった。
本発明はかかる問題点を解決すべく創案されたもので、その目的は、極めて簡単な構造で、チャイルドレジスタンス機能を実現するとともに、耐久性にも優れたPTPシート用収容体を提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明のPTPシート用収容体は、長方形状に形成された台紙の上面側に薬剤等の内容物を封入した突出部が長手方向に沿って所定の間隔で列状に配置されたPTPシートを収容するPTPシート用収容体であって、前記台紙の下面側を保持する下面板と、前記台紙の上面側を保持する上面板とを備え、前記下面板は、前記突出部に対向する所定の位置に取り出し穴が設けられ、前記上面板は、列状に配置された前記突出部に沿って前記長手方向の両側を保持する開口溝部が設けられ、前記開口溝部の前記長手方向に沿う縁部は、前記突出部の外形に沿って連続する凹凸状に形成されており、前記PTPシートは、前記開口溝部の前記縁部に沿って、前記所定の位置と前記取り出し穴間の位置とをスライド移動自在に設けられていることを特徴としている。
この構成によれば、PTPシート自体を僅かに(具体的には突出部の半ピッチ分)スライド移動させるだけで、PTPシートを、内容物の取り出し位置(所定の位置)と、取り出しを規制する規制位置(隣接する取り出し穴間の位置)との間で移動させることができる。
また、本発明のPTPシート用収容体によれば、前記PTPシートは、前記所定の位置と前記取り出し穴間の位置とにおいて前記開口溝部の前記縁部の凹部に前記突出部が嵌まり合って位置固定される構成としてもよい。
この構成によれば、突出部と開口溝部との簡単な係合構造によって、PTPシートを取り出し位置(所定の位置)と規制位置(隣接する取り出し穴間の位置)とにおいて位置固定することができる。
また、本発明のPTPシート用収容体によれば、前記上面板は、前記下面板の前記長手方向に沿う一方の側縁部に折り返し線を介して連接された第1上面板と、前記下面板の前記長手方向に沿う他方の側縁部に折り返し線を介して連接された第2上面板とからなり、前記第1上面板と前記第2上面板とは前記折り返し線でそれぞれ折り返されて前記下面板上に対向配置されるとともに、前記折り返し線の部分で前記下面板と前記第1及び第2上面板とがそれぞれ接着固定されており、前記第1上面板と前記第2上面板との対向する縁部間が前記開口溝部とされた構成としてもよい。
この構成によれば、下面板上に第1上面板と第2上面板とを折り重ねて接着するだけで、PTPシート用収容体を容易に作製することができる。
また、本発明のPTPシート用収容体によれば、前記開口溝部は、前記下面板の前記長手方向に直交する短手方向の縁部が開放されており、この開放部分から前記PTPシートを前記下面板と前記第1及び第2上面板との間に挿脱自在とされた構成としてもよい。
この構成によれば、PTPシート用収容体を何度でも使用することができる。
また、本発明のPTPシート用収容体によれば、前記上面板と前記下面板とは前記長手方向に沿う一方の側縁部同士が折り返し線を介して連接されており、前記上面板は前記折り返し線で折り返されて前記下面板上に対向配置され、かつ、前記上面板と前記下面板との前記長手方向に沿う他方の側縁部同士が接着固定された構成としてもよい。
この構成によれば、下面板と上面板とを折り重ねて接着するだけで、PTPシート用収容体を作製することができる。
また、本発明のPTPシート用収容体によれば、前記下面板及び前記上面板の前記長手方向に直交する短手方向の少なくとも一方の縁部が開放されており、この開放部分から前記PTPシートを前記下面板と前記上面板との間に挿脱自在とされた構成としてもよい。
この構成によれば、PTPシート用収容体を何度でも使用することができる。
また、本発明のPTPシート用収容体によれば前記上面板と前記下面板とは前記長手方向に直交する短手方向に沿う一方の側縁部同士が折り返し線を介して連接されており、前記上面板は前記折り返し線で折り返されて前記下面板上に対向配置され、かつ、前記上面板と前記下面板との前記長手方向に沿う両側の側縁部同士が接着固定された構成としてもよい。この構成によれば、PTPシート用収容体を何度でも使用することができる。
また、本発明のPTPシート用収容体によれば、前記下面板及び前記上面板の前記短手方向の他方の側縁部が開放されており、この開放部分から前記PTPシートを前記下面板と前記上面板との間に挿脱自在とされた構成としてもよい。この構成によれば、PTPシート用収容体を何度でも使用することができる。
また、本発明のPTPシート用収容体によれば、前記取り出し穴には、切除可能な切除線を介して封止片が設けられた構成としてもよい。
この構成によれば、PTPシートが内容物の取り出し可能な所定の位置に移動していたとしても、封止片があることで、内容物の取り出しを阻止することができる。すなわち、チャイルドレジスタンス機能をより高めることが可能である。
本発明によれば、PTPシート用収容体に対して、収容されているPTPシートを僅かに(具体的には突出部の半ピッチ分)スライド移動させるだけで、PTPシートを、内容物の取り出し位置と、取り出しを規制する規制位置との間で確実に移動させることができる。これにより、内容物の薬剤等を幼児が誤飲することを防止するチャイルドレジスタンス機能を、極めて簡単な構造で実現することができる。
本発明の実施形態1に係るPTPシート用収容体にPTPシートを収容した状態を斜め上方からの視点で示す斜視図である。 図1に示すPTPシート用収容体を展開した状態(展開シートの状態)を示す平面図(上面図)である。 図1の矢符Eで示す部分を拡大して示す上面図である。 PTPシート用収容体の収納部にPTPシートを収納して保持した状態を示す上面図である。 PTPシート用収容体の収納部にPTPシートを収納して保持した状態を示す下面図である。 PTPシート用収容体の収納部にPTPシートを収納して保持した状態を示す上面図である。 PTPシート用収容体の収納部にPTPシートを収納して保持した状態を示す下面図である。 本発明の実施形態2に係るPTPシート用収容体にPTPシートを収容した状態を斜め上方からの視点で示す斜視図である。 図6に示すPTPシート用収容体を展開した状態(展開シートの状態)を示す平面図(上面図)である。 本発明の実施形態3に係るPTPシート用収容体を展開した状態(展開シートの状態)を示す平面図(上面図)である。 本発明の実施形態4に係るPTPシート用収容体を展開した展開シートの状態を示す平面図(上面図)である。 本発明のPTPシート用収容体に収容されるPTPシートを斜め上方からの視点で示す斜視図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。
本発明のPTPシート用収容体は、長方形状に形成されたPTP台紙の上面側に薬剤等の内容物を封入した突出部が長手方向に沿って所定の間隔で列状に配置されたPTPシートを収容するPTPシート用収容体であり、PTP台紙の下面側を保持する下面板と、PTP台紙の上面側を保持する上面板とを備えている。下面板は、突出部に対向する所定の位置に取り出し穴が設けられ、上面板は、列状に配置された突出部に沿って長手方向の両側を保持する開口溝部が設けられている。また、開口溝部の長手方向に沿う縁部は、突出部の外形に沿って連続する凹凸状に形成され、PTPシートは、開口溝部の凹凸状の縁部に沿って、所定の位置と取り出し穴間の位置とをスライド移動自在に設けられた構成となっている。
この構成によれば、PTPシート自体を僅かに(具体的には突出部の半ピッチ分)スライド移動させるだけで、PTPシートを、内容物の取り出し位置(所定の位置)と、取り出しを規制する規制位置(隣接する取り出し穴間の位置)との間で移動させることができる。
以下、このような構成のPTPシート用収容体の実施形態について説明する。
<実施形態1>
図1は、実施形態1に係るPTPシート用収容体1AにPTPシートを収容した状態を斜め上方からの視点で示す斜視図、図2は、図1に示すPTPシート用収容体1Aを展開した状態(展開シートの状態)を示す平面図(上面図)、図3は、図1の矢符Eで示す部分を拡大して示す上面図である。また、図10は、PTPシート用収容体1Aに収容されるPTPシート80を斜め上方からの視点で示す斜視図である。
まず、PTPシート用収容体1Aに収容されるPTPシート80について、図10を参照して説明する。
医薬品等の錠剤を個別に包装するPTP(Press Through Package)シート80は、ポリ塩化ビニルやポリプロピレン等のプラスチックシートからなる収容シート81と、容易に破断することができる金属箔、例えばアルミ箔からなる被覆シート82と、医薬品等の錠剤83とから構成され、ヒートシールされた収容シート81及び被覆シート82によって略長方形状のPTP台紙84が形成されている。そして、収容シート81に熱成形によって所定深さの複数個の突出部81aが長手方向Xに沿って所定の間隔で列状に配置されており、それぞれの突出部81aに錠剤83が収容された構成となっている。実施形態1では、突出部81aは、長手方向に沿って2列に配列されており、各列には、所定の間隔を存して5個の突出部81aが形成されている。突出部81aは、平面視で円形状に形成されている。ここで、突出部81aの直径をP1、隣接する突出部81a,81aの長手方向Xの間隔をP2とすると、所定の間隔(すなわち、連接する突出部81aのピッチ)P10はP10=P1+P2となる。
次に、上記構成のPTPシート用収容体80を収容する実施形態1に係るPTPシート用収容体1Aについて、図1及び図2を参照して説明する。
実施形態1に係るPTPシート用収容体1Aは、PTP台紙84の下面側である被覆シート82を保持する下面板11と、PTP台紙84の上面側である収容シート81において、突出部81aの周囲を囲むフランジ部(特に、長手方向Xに沿う両側のフランジ部)81b,81b(図10参照)を保持する上面板12とを備えている。下面板11は、突出部81aに対向する所定の位置に取り出し穴11aが設けられており、上面板12は、列状に配置された突出部81aに沿ってPTPシート80の長手方向の両側を保持する開口溝部15が設けられた構成となっている。
より具体的に説明すると、実施形態1では、上面板12は、図2に示すように、下面板11の長手方向Xに沿う一方の側縁部に折り返し線2を介して連接された第1上面板12aと、下面板11の長手方向Xに沿う他方の側縁部に折り返し線3を介して連接された第2上面板12bとで構成されている。
下面板11及び第1,第2上面板12a,12bには、各折り返し線2,3から長手方向Xに直交する幅方向に所定幅W1の糊代部4a,4bが長手方向Xの全長に渡って設けられており、下面板11は、この糊代部4a,4aによって挟まれた部分が、PTPシート80を収容する下面板側収納部13aとなる。従って、糊代部4a,4a間の幅、すなわち下面板側収納部13aの幅W2は、PTPシート80の幅W11(図10参照)より若干広い幅に形成されている。
一方、第1及び第2上面板12a,12bは、糊代部4b以外の部分が、PTPシート80のフランジ部81bを上方から保持する上面板側収納部13bとなる。
第1上面板12a及び第2上面板12bは、長手方向Xに沿って長い短冊状に形成されており、各折り返し線2,3と反対側の側縁部14は、PTPシート80に形成された突出部81aの平面視での外形状に沿って凹凸部が連続する波形形状となっている。ここで、図3に示すように、連続する凹凸部の凸部14a,14a間のピッチPa及び凹部14b,14b間のピッチPbは、PTPシート80に形成された突出部81aの長手方向XのピッチP10(=P1+P2)の半分となるように形成されている。従って、突出部81aが凸部14aを二山越えてスライド移動すると、隣接する突出部81aが元あった位置に移動するように構成されている。すなわち、突出部81aが凸部14aを一山乗り越えた場合(すなわち、1ピッチだけ移動した場合)には、図3中に破線で示すように、移動後の突出部81aは、移動前の隣接する突出部81a,81a間の位置に移動することになる。なお、PTPシート80のスライド移動については後ほど詳述する。
このような構成の展開シートにおいて、各糊代部4a,4b(ただし、いずれか一方のみでもよい。)に接着材を塗布した状態で、第1上面板12aと第2上面板12bとを、それぞれ折り返し線2,3で折り返して下面板11上に対向配置し、糊代部4a,4bで接着固定することで、図1に示すPTPシート用収容体1Aが作製される。このとき、第1上面板12aと第2上面板12bとの対向する側縁部14,14間が上記した開口溝部15となる。すなわち、開口溝部15の長手方向Xに沿う縁部(すなわち、側縁部14)は、長手方向Xに沿って凹凸形状が連続する波形形状に形成されている。
この構成によれば、下面板11上に第1上面板12aと第2上面板12bとを折り重ねて接着固定するだけで、PTPシート用収容体1Aを容易に作製することができる。
また、開口溝部15は、下面板11の長手方向Xに直交する幅方向Wに沿う縁部15aが開放されており、PTPシート80は、この開放された縁部15aから下面板11の下面板側収納部13aと第1及び第2上面板12a,12bの上面板側収納部13bとの間に形成される収納部13に挿脱自在とされている。すなわち、開口された縁部15aがPTPシート80の挿入口となっている。この場合、両方の縁部15a,15aを開放して両方向からPTPシート80を挿脱自在としてもよいが、一方の縁部15aを閉鎖(接着材等により接着)して、PTPシート80の挿入方向を一方向のみとしてもよい。また、PTPシート用収容体1Aを使い捨てタイプとして使用する場合には、PTPシート80を収納後、開口溝部15の両縁部15a,15aをそれぞれ接着材等によって接着固定し、PTPシート80が抜き取れないようにしてもよい。
図4A及び図5Aは、PTPシート用収容体1Aの収納部13にPTPシート80を収納して保持した状態を示す上面図、図4B及び図5Bは、同下面図である。ただし、図4A及び図4Bは、PTPシート80がPTPシート用収容体1A内の所定の位置にあって、突出部81aに収容された錠剤83を、下面板11の取り出し穴11aから取り出し可能な状態を示しており、図5A及び図5Bは、PTPシート80がPTPシート用収容体1A内の規制位置にあって、突出部81aに収容された錠剤83を、下面板11の取り出し穴11aから取り出せない状態を示している。
すなわち、実施形態1では、図4Aに示すように、収納されたPTPシート80がPTPシート用収容体1A内で最も上方に位置しているとき(すなわち、各列の最上部に位置している突出部81aが開口溝部15の最上部に形成された凹部14bに嵌まり込んでいる状態)を、所定の位置(以下、取り出し可能位置ともいう。)としている。そして、この所定の位置では、図4Bに示すように、突出部81aの底面81a1と、下面板11に形成された取り出し穴11aとが一致しているので、突出部81aを上面側から押し潰すようにすれば、押し込まれた錠剤83によって底面81a1を覆っている被覆シート82が破断され、PTPシート用収容体1Aの取り出し穴11aから錠剤83を取り出すことができる。
一方、このようにして錠剤83を取り出した後、PTPシート80を下方(図4A中矢符X1方向)に押し下げる。これにより、PTPシート80がPTPシート用収容体1A内を下方に移動し、突出部81aが開口溝部15の凸部14aを一山乗り越えて隣の凹部14bにスライド移動する。図5A及び図5Bはこの状態を示している。
この状態では、図5Bに示すように、突出部81aは、突出部81aの1ピッチであるP10の半分のピッチPbだけ移動しているため、突出部81aの底面81a1は、下面板11に形成された隣接する取り出し穴11a,11aの中間(すなわち、隣接する取り出し穴11a,11aを仕切る仕切り片11cの上)に位置している。つまり、突出部81aの底面81a1がこの仕切り片11cによって塞がれた状態となっている。そのため、この状態で突出部81aを上面側から押し潰しても、仕切り片11cが邪魔をして突出部81aを押し潰すことができず、錠剤83を取り出せない構造となっている。すなわち、図5A及び図5Bに示すスライド位置が、チャイルドレジスタンス機能が有効となる位置である。
なお、PTPシート用収容体1Aは、硬質の厚紙、または柔軟性を有する樹脂材料等によって形成することが好ましい。これらの材料を用いると、材料自体にある程度の柔軟性があることから、PTPシート80をスライド移動させるとき、PTPシート用収容体1A自体が若干反るように弾性変形し、これによって突出部81aは開口溝部15の凸部14aを容易に乗り越えることができる。また、乗り越えた後は、PTPシート用収容体1A自体の弾性復帰によって突出部81aが開口溝部15の凹部14bに勢い良く嵌まり合うことから、一定のロック機能と共にクリック感も持たせることができる。そして、この一定のロック機能により、幼児が操作した程度では容易に移動しない程度のロック強度を得ることができる。
また、実施形態1では、図4A及び図5Aに示すように、連続する凹凸部の数は、凹部が10個、凸部が9個となっている。これに対し、突出部81aは各列5個である。従って、この数の組み合わせによれば、PTPシート80は、図4A及び図4Bに示す所定の位置(取り出し可能位置)と、図5A及び図5Bに示す規制位置との2位置の間のみで往復スライド移動自在となっている。従って、ユーザーは、PTPシート80が所定の位置にあるのか規制位置にあるのかを容易に把握することができる。また、図4Aに示すように、PTPシート80が取り出し可能位置に移動しているときには、下面板11の下部側のPTPシート80によって被覆されていないところに例えば「開」の文字を表記し、図5Aに示すように、PTPシート80が規制位置に移動しているときには、下面板11の上部側のPTPシート80によって被覆されていないところに例えば「閉」の文字を表記してもよい。これにより、使用者は、PTPシート用収容体1Aの裏側をいちいち目視により確認しなくても、PTPシート80が取り出し可能位置または規制位置のどちらに位置しているのかを容易に確認することができる。なお、表記するのは必ずしも文字に限るものではなく、例えば「○」、「×」等の記号であってもよい。要するに、使用者にとって直感的に理解できるような記号等であればどのようなものであってもよい。また、このような記号ではなく、PTPシート80のスライド方向を矢印(例えば△矢印等)で示すようにしてもよい。
実施形態1によれば、突出部81aと開口溝部15との簡単な係合構造によって、PTPシート80を取り出し位置(所定の位置)と規制位置(隣接する取り出し穴間の位置)とにおいてスライド移動及び位置固定することができる。
<実施形態2>
図6は、実施形態2に係るPTPシート用収容体1BにPTPシートを収容した状態を斜め上方からの視点で示す斜視図、図7は、図6に示すPTPシート用収容体1Bを展開した状態(展開シートの状態)を示す平面図(上面図)である。
実施形態2に係るPTPシート用収容体1Bと、実施形態1に係るPTPシート用収容体1Aとの違いは、実施形態1に係るPTPシート用収容体1Aが上面板12を第1及び第2上面板12a,12bの2部材で構成しているのに対し、実施形態2では上面板12を1部材で構成した点のみである。従って、PTPシート80を含むその他の構成、具体的には開口溝部15の凹凸部の構成は、実施形態1に係るPTPシート用収容体1Aと同様であるので、実施形態2では同部材及び同部位に同符号を付して説明を省略し、相違する部分についてのみ説明する。
実施形態2に係るPTPシート用収容体1Bは、図7に示すように、略長方形状の下面板11と上面板12とからなり、下面板11と上面板12の長手方向Xに沿う一方の側縁部同士が、折り返し線5を介して連接された構成とされている。
また、実施形態2では、開口溝部15は、長手方向X及び幅方向Wの全周に縁部を有する完全な長穴形状となっている。
下面板11及び上面板12には、折り返し線5から幅方向Wに所定幅W1の糊代部4aが長手方向Xの全長に渡って設けられている。また、折り返し線5に対向する下面板11の他方の側縁部、及び、上面板12の他方の側縁部にも、各側縁部から幅方向Wに所定幅W1の糊代部4bが長手方向Xの全長に渡って設けられている。
下面板11及び上面板12は、それぞれ糊代部4a,4bによって挟まれた部分が、PTPシート80を収容する下面板側収納部13a及び上面板側収納部13bとなる。従って、糊代部4a,4b間の幅、すなわち下面板側収納部13a及び上面板側収納部13bの幅W2は、PTPシート80の幅W11(図10参照)より若干広い幅に形成されている。
このような構成の展開シートにおいて、下面板11または上面板12のいずれか一方(または両方)の各糊代部4a,4bに接着材を塗布した状態で、上面板12を折り返し線5で折り返して下面板11上に対向配置し、糊代部4a,4bで接着固定することで、図6に示すPTPシート用収容体1Bが作製される。すなわち、実施形態2では、下面板11と上面板12との長手方向Xに直交する幅方向Wに沿う側縁部16が両方共開放されており、PTPシート80は、この開放された側縁部16から下面板11の下面板側収納部13aと上面板12の上面板側収納部13bとの間に形成される収納部13に挿脱自在とされている。すなわち、開口された側縁部16がPTPシート80の挿入口となっている。この場合、両方の側縁部16を開放して両方向からPTPシート80を挿脱自在としてもよいが、一方の側縁部16を閉鎖(接着材等により接着)して、PTPシート80の挿入方向を一方向のみとしてもよい。また、PTPシート用収容体1Bを使い捨てタイプとして使用する場合には、PTPシート80を収納後、両側縁部16を接着材等によって接着固定し、PTPシート80が抜き取れないようにしてもよい。
また、実施形態2では、開口溝部15は、全周に縁部を有する完全な長穴形状となっている。従って、開口溝部15の長手方向Xに直交する幅方向Wに沿う両縁部15bは、PTPシート80をスライド移動させるときの当たり止めとして利用することができる。すなわち、実施形態2では、収納されたPTPシート80がPTPシート用収容体1B内で最も上方(所定の位置)に位置しているとき(すなわち、各列の最上部に位置している突出部81aが開口溝部15の最上部に形成された凹部14bに嵌まり込んでいる状態のとき)、各列の最上部に位置している突出部81aが開口溝部15の上側の縁部15bに当接若しくは近接(図6はこの状態を図示している。)し、この位置からPTPシート80を下方に押し下げて、突出部81aが開口溝部15の凸部14aを一山乗り越えて隣の凹部14bにスライド移動した規制位置にあるとき、各列の最下部に位置している突出部81aが開口溝部15の下側の縁部15bに当接若しくは近接するように、開口溝部15を形成しておけばよい。これにより、開口溝部15の両縁部15bによってPTPシート80の移動範囲が所定の位置と規制位置との間に制限されるので、ユーザーが多少力を入れてPTPシート80を移動操作したとしても、PTPシート80がPTPシート用収容体1Bの挿入口(すなわち、接着せずに開口している場合の側縁部16)から不測に抜け出すことはない。
<実施形態3>
図8は、実施形態3に係るPTPシート用収容体1Cを展開した状態(展開シートの状態)を示す平面図(上面図)である。
実施形態3に係るPTPシート用収容体1Cと、実施形態2に係るPTPシート用収容体1Bとの違いは、展開シートの状態において、下面板11と上面板12との連接状態が、実施形態2では長手方向Xに沿う一方の側縁部同士を連接しているのに対し、実施形態3では、幅方向Wに沿う一方の縁部同士を連接している点であり、その他の構成は全て実施形態2と同様である。従って、この展開シートの状態から作製されるPTPシート用収容体1Cの外観は、図6に示す実施形態2のPTPシート用収容体1Bと全く同じである。従って、ここでは相違する部分についてのみ説明する。
実施形態3に係るPTPシート用収容体1Cは、図8に示すように、略長方形状の下面板11と上面板12とからなり、下面板11と上面板12の長手方向Xに直交する幅方向Wに沿う一方の側縁部同士が、折り返し線6を介して連接された構成とされている。
下面板11及び上面板12には、長手方向Yに沿う両側縁部から幅方向Wに所定幅W1の糊代部4a,4a及び4b,4bがそれぞれ長手方向Xの全長に渡って設けられている。
下面板11及び上面板12は、糊代部4a,4a及び4b,4bによってそれぞれ挟まれた部分が、PTPシート80を収容する下面板側収納部13a及び上面板側収納部13bとなる。従って、糊代部4a,4a間及び糊代部4b,4b間の幅、すなわち下面板側収納部13a及び上面板側収納部13bの幅W2は、PTPシート80の幅W11(図10参照)より若干広い幅に形成されている。
このような構成の展開シートにおいて、下面板11の各糊代部4a,4aまたは上面板12の各糊代部4b,4bのいずれか一方(または両方)に接着材を塗布した状態で、上面板12を折り返し線6で折り返して下面板11上に対向配置し、糊代部4a,4b同士を接着固定することで、図6に示すPTPシート用収容体1Bと同様の構成のPTPシート用収容体1Cが作製される。従って、実施形態3では、下面板11と上面板12との長手方向Xに直交する幅方向Wに沿う他方の側縁部16のみが開放されており、PTPシート80は、この開放された側縁部16から下面板11の下面板側収納部13aと上面板12の上面板側収納部13bとの間に形成される収納部13に挿脱自在とされている。すなわち、開口された側縁部16がPTPシート80の挿入口となっている。この場合、PTPシート用収容体1Cを使い捨てタイプとして使用する場合には、PTPシート80を収納後、側縁部16を接着材等によって接着固定し、PTPシート80が抜き取れないようにしてもよい。
<実施形態4>
実施形態4は、上記実施形態1〜3に共通適用できる下面板11に形成される取り出し穴11aの他の実施形態であるが、ここでは実施形態1のPTPシート用収容体1Aに適用した場合について説明する。
図9は、実施形態4に係るPTPシート用収容体1Aを展開した展開シートの状態を示す平面図(上面図)である。実施形態4では、上記したように取り出し穴11aの部分のみが実施形態1のPTPシート用収容体1Aと異なるため、この異なる部分についてのみ説明する。
すなわち、実施形態4では、下面板11に形成される取り出し穴11aは、PTPシート80の突出部81aの平面視での形状と同じ円形状ではなく、突出部81aの形状に沿った半円形状と、この半円形状部分から横方向に延設された四角形状とを合体させた形状としている。そして、このような形状の取り出し穴11aに、半円形状部分に沿って切除可能なミシン目等の切除線7を介して、突出部81aの形状とほぼ同じ円形状の封止片8を設けた構成としている。取り出し穴11aの四角形状部分と封止片8との間の隙間は、封止片8を切除するときに、爪等を差し込んで封止片8に引っ掛けるための差込み部である。
この構成によれば、PTPシート80が内包物の取り出し可能な所定の位置に移動していたとしても、封止片8があることで、内容物である錠剤83等の取り出しを阻止することができる。これにより、チャイルドレジスタンス機能をより高めることができる。
なお、上記実施形態では、内包物として医薬品等の錠剤を個別に包装したPTPシートを例示しているが、医薬品等に限定されるものではなく、例えばタブレット状の内包物を包装したPTPシート全般に適用可能である。つまり、PTPシートに内包される内包物については特に限定されるものではない。
本発明は、その精神または主要な特徴から逸脱することなく、他のいろいろな形で実施することができる。そのため、上述の実施形態はあらゆる点で単なる例示にすぎず、限定的に解釈してはならない。本発明の範囲は請求の範囲に示すものであって、明細書本文には、なんら拘束されない。さらに、請求の範囲の均等範囲に属する変形や変更は、全て本発明の範囲内のものである。
1A,1B,1C PTPシート用収容体
2,3,4,5,6 折り返し線
4a,4b 糊代部
7 切除線
8 封止片
11 下面板
11a 取り出し穴
11c 仕切り片
12 上面板
12a 第1上面板
12b 第2上面板
13a 下面板側収納部
13b 上面板側収納部
14 側縁部
14a 凸部
14b 凹部
15 開口溝部
15a 開口された縁部
16 側縁部

Claims (9)

  1. 長方形状に形成された台紙の上面側に薬剤等の内容物を封入した突出部が長手方向に沿って所定の間隔で列状に配置されたPTPシートを収容するPTPシート用収容体であって、
    前記台紙の下面側を保持する下面板と、前記台紙の上面側を保持する上面板とを備え、
    前記下面板は、前記突出部に対向する所定の位置に取り出し穴が設けられ、
    前記上面板は、列状に配置された前記突出部に沿って前記長手方向の両側を保持する開口溝部が設けられ、
    前記開口溝部の前記長手方向に沿う縁部は、前記突出部の外形に沿って連続する凹凸状に形成されており、
    前記PTPシートは、前記開口溝部の前記縁部に沿って、前記所定の位置と前記取り出し穴間の位置とをスライド移動自在に設けられていることを特徴とするPTPシート用収容体。
  2. 請求項1に記載のPTPシート収容体であって、
    前記PTPシートは、前記所定の位置と前記取り出し穴間の位置とにおいて前記開口溝部の前記縁部の凹部に前記突出部が嵌まり合って位置固定されることを特徴とするPTPシート用収容体。
  3. 請求項1または請求項2に記載のPTPシート用収容体であって、
    前記上面板は、前記下面板の前記長手方向に沿う一方の側縁部に折り返し線を介して連接された第1上面板と、前記下面板の前記長手方向に沿う他方の側縁部に折り返し線を介して連接された第2上面板とからなり、
    前記第1上面板と前記第2上面板とは前記折り返し線でそれぞれ折り返されて前記下面板上に対向配置されるとともに、前記折り返し線の部分で前記下面板と前記第1及び第2上面板とがそれぞれ接着固定されており、
    前記第1上面板と前記第2上面板との対向する縁部間が前記開口溝部とされていることを特徴とするPTPシート用収容体。
  4. 請求項3に記載のPTPシート用収容体であって、
    前記開口溝部は、前記下面板の前記長手方向に直交する短手方向の縁部が開放されており、この開放部分から前記PTPシートを前記下面板と前記第1及び第2上面板との間に挿脱自在とされていることを特徴とするPTPシート用収容体。
  5. 請求項1または請求項2に記載のPTPシート用収容体であって、
    前記上面板と前記下面板とは前記長手方向に沿う一方の側縁部同士が折り返し線を介して連接されており、前記上面板は前記折り返し線で折り返されて前記下面板上に対向配置され、かつ、前記上面板と前記下面板との前記長手方向に沿う他方の側縁部同士が接着固定されていることを特徴とするPTPシート用収容体。
  6. 請求項5に記載のPTPシート用収容体であって、
    前記下面板及び前記上面板の前記長手方向に直交する短手方向の少なくとも一方の縁部が開放されており、この開放部分から前記PTPシートを前記下面板と前記上面板との間に挿脱自在とされていることを特徴とするPTPシート用収容体。
  7. 請求項1または請求項2に記載のPTPシート用収容体であって、
    前記上面板と前記下面板とは前記長手方向に直交する短手方向に沿う一方の側縁部同士が折り返し線を介して連接されており、前記上面板は前記折り返し線で折り返されて前記下面板上に対向配置され、かつ、前記上面板と前記下面板との前記長手方向に沿う両側の側縁部同士が接着固定されていることを特徴とするPTPシート用収容体。
  8. 請求項7に記載のPTPシート用収容体であって、
    前記下面板及び前記上面板の前記短手方向の他方の側縁部が開放されており、この開放部分から前記PTPシートを前記下面板と前記上面板との間に挿脱自在とされていることを特徴とするPTPシート用収容体。
  9. 請求項1から請求項8までのいずれか一つに記載のPTPシート用収容体であって、
    前記取り出し穴には、切除可能な切除線を介して封止片が設けられていることを特徴とするPTPシート用収容体。
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