JP2017109165A - 破砕機 - Google Patents

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Abstract

【課題】ライナ端部の隙間に被処理物が入り込んでもケーシングに至らないようにした破砕機を提供する。【解決手段】ケーシング内に回転するハンマ8を設け、ケーシング内面に反発板等となるライナ10aを設けた破砕機である。各隣接するライナ10aの端部は嵌り合ってハンマ回転方向の後側のライナ端部が前側のライナ端部に対してケーシング1の中心側に位置している。このため、その両端部の間隙は回転方向の後側に向き、一方、被処理物aは回転方向の力が付与されているため、その被処理物は間隙に入り込み難い上に、仮に、その隙間に被処理物が入り込んでもその屈曲した隙間を通り抜けずに留まる。その被処理物が隙間に入り込んで留まれば、ライナの役目を果たして衝撃力を緩和するとともに、ケーシングへの被処理物の衝突を阻止する。このため、ケーシング内面に被処理物が衝突することなく、ケーシングに穴が開くことも少なくなる。【選択図】図2

Description

この発明は、ケーシング内で被処理物を回転させて破砕する破砕機に関するものでる。
この種の破砕機として、ロッドミルやハンマクラッシャ等があり、そのハンマクラッシャは、例えば、本願に係る発明の一実施形態を示す図1、図2を参照して説明すると、ケーシング(フレーム)1内に回転するハンマ8を設けるとともに、ケーシング1の内周面に反発板10aを設けた構成である(特許文献1〜3)。
このハンマクラッシャは、ハンマ8が回転している状態で、被処理物aが、投入口2からケーシング1内に投入されると、ハンマ8の回転による衝撃力と反発板(ライナ)10aへの衝撃によって破砕され、所要の大きさになった被処理物a’がグレートバー4の間を通って下方に排出される。
特開平6−7299号公報 特開平11−216378号公報 特開2004−298661号公報 実開昭58−124240号公報
従来、上記反発板をなす隣接する各ライナ10aの端部13は、図5に示すように、突き合せの態様となって、その突き合せ部は、ハンマ8の回転円の径方向真っ直ぐな間隙sとなっている。このため、被処理物aがその間隙sに入り込むと、そのまま、ケーシング1の内面に衝突する(直撃する)。この衝突が度重なると、最悪の場合、ケーシング1に穴が開くこととなる。
この発明は、以上の実状の下、上記隣接するライナ端部の隙間に被処理物が入り込んでもケーシングに至らないようにすることを課題とする。
上記課題を達成するため、この発明は、各隣接するライナ端部を嵌め合わせることとしたのである。
このように嵌め合わせにすると、その嵌め合わせ部における隙間は屈曲したものとなり(図3参照)、仮に、その隙間に被処理物が入り込んでもその屈曲した隙間を通り抜けずに留まる。その被処理物が隙間に入り込んで留まれば、ライナの役目を果たして衝撃力を緩和するとともに、ケーシング内面への被処理物の衝突を阻止する。
この発明の具体的構成としては、ケーシング内で被処理物を回転させて破砕する破砕機であって、前記ケーシング内面に耐摩耗用ライナを設けるとともに、その各隣接するライナの端部を嵌め合わせた構成を採用することができる。その嵌り合いは、ぴったり嵌る必要は無く、下記実施形態のように、隙間(間隙)sを有してもよい。すなわち、前記ケーシングへの被処理物の衝突阻止の作用を発揮する限りにおいて隙間を有しても良い。
この構成において、上記隣接するライナの端部の嵌め合わせは、被処理物の回転方向において後側のライナ端部が同前側のライナ端部に対してケーシングの中心側に位置して被さっている態様等とすることができる。
この構成の破砕機としては、上記ハンマクラッシャのみならず、ロッドミル等のように、ケーシング内で被処理物を回転させる種々の破砕機を挙げることができる。
この発明は、以上のように構成したので、各ライナ端部の間隙(界面)に被処理物が入り難いうえにケーシングに至り難く、被処理物によるケーシングの損傷を有効に防止できる。
この発明に係る破砕機の一実施形態の一部切断正面図 同実施形態の切断側面図 (a)は図1の要部拡大図、(b)は図2の要部拡大図 他の各実施形態を示し、(a)は一実施形態の要部拡大切断正面図、(b)は同要部拡大切断側面図、(c)は他の実施形態の要部拡大切断正面図、(d)は同要部拡大切断側面図 従来例を示し、(a)は要部拡大切断正面図、(b)は要部拡大切断側面図
この実施形態はハンマクラッシャの一例であり、従来と同様に、SS400等の一般構造用圧延鋼材からなるケーシング1内面に複数の耐摩耗用ライナ10を設けている。そのライナ10の設置位置は、ケーシング1の全内面でも良いが、被処理物aが当接する(衝突する)周内面及び両側面等とする。
ケーシング1の上部一側に投入口2が形成され、その上部は、図2鎖線で示すように、ヒンジ3を介して上方に回動可能となって、その開放状態において、ケーシング1内の点検・修理が可能となっている。
ケーシング1の下部はグレートバー4によって構成されており、このグレートバー4の間を通って破砕されて所要の大きさになった被処理物a’が下方に排出される。
ケーシング1内には、モータMにより減速機5を介して回転する回転軸6が設けられている。その回転軸6にその軸方向等間隔交互にアームロータ7a又は円形ロータ7bが固定され、その各ロータ7a、7bはその両端又は外周縁の対称位置にハンマ(打撃子)8を有している。このため、モータMにより回転軸6が回転すると、ハンマ8が図2の矢印方向に回転し、投入口2からの被処理物aがその回転するハンマ8に衝突する。
上記ライナ10は、高マンガン鋳鋼(SCMnH)、高クロム鋳鉄等の耐摩耗材からなり、ケーシング1の周内面上部に設けられた反発板となるライナ10aと同側面に設けられたライナ10bとからなる。ライナ10aは、断面波状をして背面に突部11を有し、この突部11をケーシング1に貫通し、その突部11にコッタ12を嵌め、ボルト・ナット14によって、ケーシング1に取り付けられている(特許文献1段落0008、図7,図8等参照)。側面のライナ10bはコッタ12を介さずにケーシング1にボルト・ナットで直接に取り付けられている。
上部内面の各ライナ10aは、図3に示すように、隣接する端部13、13が嵌り合っている。この嵌り合いは、同図(a)に示すように、ケーシング1の軸方向においては、端部13の内側又は外側を欠如した鉤状となって噛み合っており、同図(b)に示すように、ケーシング1の周方向においては、端部13の内側又は外側を欠如した鉤状となって噛み合い(嵌り合い)、ハンマ8の回転方向において後側のライナ端部13bが同前側のライナ端部13aに対してケーシング1の中心側に位置して被さっている。このため、両ライナ端部13a、13bの間隙sは鉤状に屈曲した形状となって、仮に、被処理物aが入り込んでもケーシング1まで至らないようになっている。
この嵌り合いの態様は、隣り合うライナ端部13a,13bの間隙sに被処理物aが入り込んでもケーシング1に至り難い形状であれば任意である。例えば、図4(a)に示すように、図3(a)とは端部13の噛み合いが逆であったり、同(b)に示すように、ハンマ8の回転方向において前側のライナ端部13aが同後側のライナ端部13bに対してケーシング1の中心側に位置して被さる等と上記と逆であったり、同図(c)、(d)に示すように、凹凸状態で嵌り合っていたりする態様とし得る。後者の場合、ハンマ8の回転方向において前側のライナ端部13aが凹状、同後側のライナ端部13bを凸状とすることができる。
この実施形態の破砕機は以上の構成であり、今、ハンマ8が回転している状態で、被処理物aが投入口2からケーシング1内に投入されると、被処理物aは、そのハンマ8の回転による衝撃力と反発板(ライナ)10aへの衝撃によって破砕され、所要の大きさになってグレートバー4の間を通って下方に排出される。
このとき、各反発板(ライナ)10aの端部13(13a)、13(13b)は嵌り合って、ハンマ8(被処理物a)の回転方向後側のライナ端部13bが前側のライナ端部13aに対してケーシング1の中心側に位置しているため(被っているため)、その両端部13a、13bの間隙sは回転方向の後側に向いており、一方、被処理物aは回転方向の力が付与されているため、その被処理物aは前記間隙sに入り込み難い上に、仮に、その隙間sに被処理物aが入り込んでもその屈曲した隙間sを通り抜けずに留まる。
また、各反発板10aのケーシング1の軸方向の端部13、13も嵌り合っているため、同様に、被処理物aはその間隙sに入り込み難い上に、仮に、その隙間sに被処理物aが入り込んでもその屈曲した隙間sを通り抜けずに留まる。
このように、被処理物aが隙間sに入り込んで留まれば、ライナの役目を果たして衝撃力を緩和するとともに、ケーシング1への被処理物の衝突を阻止する。このため、従来のように、ケーシング1の内面に被処理物aが衝突することなく、ケーシング1に穴が開くことも極めて少なくなる。
上記側面のライナ10bの端部も、周面のライナ10aと同様に嵌り合わせることができる。
また、ケーシング1やライナ10等の材料も上記に特定されないことは勿論である。
上記実施形態は、ハンマクラッシャの場合であったが、この発明は、ケーシング内で被処理物を回転させる破砕機、例えば、ロッドミル(特許文献4参照)、ボールミル等においても採用し得ることは勿論である。
このように、今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。この発明の範囲は、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 ケーシング
2 投入口
3 ヒンジ
4 グレートバー
5 減速機
6 回転軸
7a ハンマ取付用アームロータ
7b ハンマ取付用円形ロータ
8 ハンマ
10 ライナ
10a ケーシング内周面上側ライナ(反発板)
10b ケーシング側面ライナ
11 ライナ取付用突部
12 コッタ
13 ライナ端部
13a 回転方向前側ライナ端部
13b 回転方向後側ライナ端部
14 ボルト・ナット
a 被処理物
a’破砕後の被処理物

Claims (3)

  1. ケーシング(1)内で被処理物(a)を回転させて破砕する破砕機であって、前記ケーシング(1)内面に耐摩耗用ライナ(10)を設けるとともに、その各隣接するライナ(10)の端部(13)を嵌め合わせたことを特徴とする破砕機。
  2. 上記隣接するライナ(10)の端部(13)の嵌め合わせは、上記被処理物(a)の回転方向において後側のライナ端部(13b)が同前側のライナ端部(13a)に対してケーシング(1)の中心側に位置して被さっている態様としたことを特徴とする請求項1に記載の破砕機。
  3. 上記ケーシング(1)内に回転するハンマ(8)を備えたハンマクラッシャである請求項1又は2に記載の破砕機。
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