JP2017108658A - 粘性食品加工用線材の滓取具 - Google Patents

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森本 浩人
Hiroto Morimoto
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Abstract

【課題】筋繊維を含む粘性食品であっても滓溜りの起こらない粘性食品加工用線材の滓取具を提供する。【解決手段】循環走行しながら粘性食品を切断又は付着面から剥離する線材6に挿通される滓取具15であって、滓取具15の先端部に線材6の走行方向に対して上り傾斜の案内面15aが形成される。【選択図】図3

Description

本発明は、粘性食品加工用線材の滓取具に関する。詳しくは循環走行しながらハンバーグなどの粘性食品の切断、或いは型面などに付着した粘着食品を剥離する線材に挿通されて線材に付着した滓を剥ぎ取る滓取具に関する。
本発明に係る滓取具の先行文献には、例えば本出願人による特許文献1(特開2015−195792号公報)がある。この文献においては、回転ドラムの外周面に形成された成型孔から押し出された成型品を循環走行する線材で型面から剥離する構成において、線材に接して表面に付着した滓を剥ぎ取るスクレーパーが記載されている(図2における符号15、明細書段落0015)。
特開2015−195792号公報
粘性食品のうち食肉のミンチを原料としたハンバーグなどを循環走行する線材で付着面から剥離させるとき、ミンチに含まれる筋繊維が線材に付着して滓となり連続作業に支障をきたすのでスクレーパーで剥ぎ取っていた。
しかしながら、特許文献1に記載されている通常の平板状のスクレーパーでは、線材とスクレーパーとの接触部分に滓が堆積して線材の走行抵抗となり走行停止にまで至ることがあった。
本発明は、前述のような課題に鑑みなされたものであって、筋繊維を含む粘性食品であっても滓溜りの起こらない循環走行する線材の滓取具を提供することを目的としている。
前記目的を達成するため、本発明は、循環走行しながら粘性食品を切断又は付着面から剥離する線材に挿通されて線材の表面に付着した滓を剥ぎ取る滓取具であって、滓取具の先端部に線材の走行方向に対して上り傾斜となる滓の案内面が形成されたことを特徴とする粘性食品加工用線材の滓取具とした。
循環走行する線材に挿通される滓取具の先端部に線材の走行方向に対して上り傾斜となる滓の案内面が形成されたので、剥ぎ取られた滓が、線材が走行することによって次々と案内面上を押し上げられ脱落するので線材の走行の支障とならず連続運転が可能となった。
本発明に係る滓取具が実施された粘性食品成型装置の要部を示す側面図 図1のAから見た要部の拡大図 図2における滓取具の拡大図 図2におけるB−Bから見た滓取具の拡大図
図面を参照しながら本発明に係る滓取具が実施された粘性食品成型装置を説明する。この成型装置は、外周面に粘性食品の成型孔1が形成された回転ドラム2の上方にホッパー3が設けられていて、成型孔1がホッパー3の直下に位置したときにホッパー3内の回転翼4によって送り出される粘性食品の原料が成型孔1内に充填され、回転ドラム2が矢印の方向に回転して下方の排出位置に達すると成型孔1の底板5がカム機構16によって押されて(図1における仮想線位置)成型された粘性食品が押し出される構成である。
成型孔1から押し出された粘性食品は、底板5に付着したまま離れないが回転ドラム2の外周面に近接させた回転線材6上を通過することで剥離され図示しないコンベヤ上に落下して機外に搬出される。
線材6は、図2に示されるように、回転ドラム2の外周面に近接して回転ドラム2の幅寸法以上の長さの直線部分(剥離作用部分)を確保して弓形枠7に軸支された駆動ローラー8を含む複数のローラー9、9間に掛け回され矢印方向に循環走行される。
弓形枠7は、形状が特定されるものではないが、平板状であって略中央部分に駆動ローラー8が配置される。駆動ローラー8は、本体側から回転ドラム2と平行に突設された出力軸10と同心線上に弓形枠7に回転可能に支架された入力軸11からの動力を直交方向に変換する一組のベベルギヤー伝動機構12を介して駆動されるように構成される。このベベルギヤー伝動機構12はケースに収められ弓形枠7に取り付けられている。
出力軸10と入力軸11とは同一線上で突き合わせて配設され、両軸間にはクラッチ13が設けられ、線材6が回転ドラム2の外周面に近接した作用位置(図1における実線位置)にあるときには、出力軸10から入力軸11に動力が伝達できるように構成される。本例におけるクラッチ13は、両軸端に取り付けられたアーム10a,11aの突起が作用位置において係合して動力が伝達される構成である。
弓形枠7は、線材6が掛け回された駆動ローラー8を含む複数のローラー9、9、入力軸11、ベベルギヤー伝動機構12、滓取具15などが組み込まれていて、図1において実線で示されるように、線材6の直線部分(剥離作用部分)が回転ドラム2の外周面に近接した作用位置と仮想線表示の離れた退避位置とに位置変更可能に本体から回転ドラム2と平行に突設された支持軸17に揺動自在に支持される。
弓形枠7と本体との間には、線材6が回転ドラム2の外周面に向けて弾圧されるようにスプリング14が張設される。
図示は省略したが、弓形枠7を作用位置及び退避位置のそれぞれの位置で保持させる保持機構が設けられる。
滓取具15は、図3に示されるように、線材6の走行方向における粘性食品を剥離する作用位置を過ぎた回転ドラム2の側端部近くで、線材6が掛け回されている線材6の走行方向における作用位置に近いローラー9との間に設けられる。
本例における滓取具15は、中心孔が線材6に挿通された円筒形とされていて線材6の外周面が中心孔の内周面に摺接しながら走行して線材6の表面に付着した滓を剥ぎ取る。
滓取具15は、成形ドラム2近くで弓型枠7に支持されているので線材6が作用位置から離れないように規制して案内するとともに、線材6の走行方向における作用位置に近いローラー9への線材6の脱線防止のための誘導ガイドも兼ねる。
この滓取具15における最も特徴的なことは、先端部(線材6の侵入側)に矢印で示される線材6の走行方向に対して上り傾斜とされた滓の案内面15aが形成されていることであって、本例においては、案内面15aが滓取具15の先端部の全域にわたり形成されていて、滓取具15における線材6の入口で剥ぎ取られた滓がこの案内面15a上を後続する滓によって押し上げられ落下する。
又、滓取具15は、図4に示されるように線材6が挿通される中心孔から外方に向けて少なくとも中心孔径寸法を保って切欠溝15bが形成されている。これは作業終了後に清掃、洗浄を行うとき滓取具15が容易に着脱できて、しかも中心孔の内部まで清掃、洗浄をやり易くするためである。
滓取具15は、弓形枠7に取り付けられた支持板7aに支持されるが、支持板7aには上方に向けて解放された支持孔7bが形成されていて、滓取具15の後端部に形成された溝15cを支持孔7bに嵌脱することで簡単に着脱できる。
上述した本例の滓取具15は、円筒形状であって先端部に線材6の走行方向に対して上り傾斜となるテーパー状の案内面を設けたが、必ずしも円筒形状でなくとも例えば断面が多角形状のものでもよい。案内面もテーパー状の平滑な面でなくとも適宜な曲面でもよく更には、接触面を減らすため複数の直線状突起条列が適宜間隔を有して走行方向に沿って傾斜状に集合したような構成であってもよい。
要は、滓取部15の先端部における外形形状が線材6の進行方向に対して上り傾斜となっていて、線材6が走行することによって剥離され次々と送られてくる滓が上り傾斜に沿って案内され送り出されればよい。
滓取具15の材料には、食品衛生上問題の無い無毒性材料として超高分子量ポリエチレンが使用されることが好ましい。この材料は自己潤滑性を有し耐摩耗性にも優れているので、摺接部における抵抗が少なく線材6がスムーズに走行する。滓取具15の先端で剥ぎ取られた滓は上り傾斜の案内面に沿って押し上げられて次々に脱落する。
又、滓取具15は、支持板7a及び線材6からも簡単に取り外しができる上、作業終了後の清掃、洗浄のとき、切欠溝15bから線材6の摺接部である中心孔の奥まで確実に行えるので雑菌発生のおそれがない。
上述した粘性食品成型装置において、成型された粘性食品を回転ドラム2の成型孔1の底板5から剥離させる線材6を、線材6を走行させる動力の入力軸11、ベベルギヤー伝動機構12とともに支持させた弓形枠7を作用位置と退避位置とに位置変更可能に本体に支持させたので、滓取具15を含めた各部の点検清掃時及び回転ドラム2の交換作業を行う際に、弓形枠7を退避位置に移動させると側面視において回転ドラム2と重なっていた弓形枠7の先端部も回転線材6とともに回転ドラム2から離れた位置まで移動させられるので支障なく容易に行える。
又、弓形枠7の退避位置へ移動に伴い、線材6を走行させる動力の入力軸11も移動するのでクラッチ13を構成するアーム10aと11aの突起の係合が外れ動力の伝達が断たれるので安全に作業ができる。
滓取具15を含む各部の点検清掃及び回転ドラム2の交換作業が終って弓形枠7を作用位置まで復帰させれば、入力軸11も出力軸10の同心線上に戻りクラッチ13を構成するアーム10a、11aの突起が係合して動力が伝達可能な状態となる。
以上粘性食品の成型装置に本発明を実施し、型面に付着した粘性食品を回転線材で剥離させる実施例について説明したが、他の実施例として連続して移送される粘性食品を所定の長さ毎に切断する装置などの粘性食品の切断手段として循環走行される線材を用いる場合においても適用される。
1 成型孔
2 回転ドラム
6 線材
7 弓形枠
7a 支持板
15 滓取具
15a 案内面

Claims (1)

  1. 循環走行しながら粘性食品を切断又は付着面から剥離する線材に挿通されて線材の表面に付着した滓を剥ぎ取る滓取具であって、滓取具の先端部に線材の走行方向に対して上り傾斜となる滓の案内面が形成されたことを特徴とする粘性食品加工用線材の滓取具。
JP2015244161A 2015-12-15 2015-12-15 粘性食品加工用線材の滓取具 Pending JP2017108658A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114589737A (zh) * 2022-02-23 2022-06-07 陕西西咸新区三味坊食品有限公司 一种火龙果味肉夹馍用制作系统

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN114589737A (zh) * 2022-02-23 2022-06-07 陕西西咸新区三味坊食品有限公司 一种火龙果味肉夹馍用制作系统
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