JP2017107179A5 - - Google Patents
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Description
更に別の実施形態により、マニピュレータ自由度の第1のセットとマニピュレータ自由度の第2のセットとは互いに素なセットである。更に別の実施形態により、第2のセットは、第1のセットよりも少ないマニピュレータ自由度を含む。
図1に記載の実施形態において、投影レンズ22は18個の光学要素E1からE18を有する。光学要素E1からE7及びE10からE18は透過レンズ要素として構成され、光学要素E8及びE9はミラーとして構成される。光学要素E2、E3、E6、E8、E11、及びE16には、それぞれのマニピュレータM1からM6が割り当てられる。マニピュレータM1からM4は、いわゆる完全能動マニピュレータ(FA)であり、その駆動機能は、いかなる制限も受けず、マニピュレータM5及びM6は、いわゆる半能動的又は部分能動的なマニピュレータ(SA)である。既に上述のように、半能動マニピュレータは、その寿命にわたって非常に限られた回数の駆動しか実施できず、特に、投影レンズの寿命にわたって完全能動マニピュレータにより実施される予想行程調節回数(寿命性能)は、半能動マニピュレータの寿命性能よりも少なくとも100倍高い。半能動マニピュレータは、可能なレンズ性能に対して限られた影響のみを有し、主としてレンズの寿命にわたって投影レンズ22のマニピュレータシステムの範囲を拡張するために機能する。
Claims (17)
- マイクロリソグラフィ投影露光装置(10)であって、
少なくとも1つの光学要素(E1〜E18)及び少なくとも1つのマニピュレータ(M1〜M6)を含み、露光放射線(14)を用いてマスク構造を結像するための投影レンズ(22)と、
前記投影レンズへの入射時の前記露光放射線の角度分布の少なくとも1つの特性を定める用途特定構造情報(32)を読み取るための読取デバイス(28)と、
前記少なくとも1つの光学要素の光学効果に行程に沿った前記少なくとも1つのマニピュレータによる該光学要素の特性の操作によって加えられる変化を定める行程指令(50)を確立するための、少なくとも2段の最適化で該行程指令を確立するように構成された行程確立デバイス(40)と、
を含み、
前記最適化の第1の段が、前記投影レンズへの入射時の前記露光放射線の予め定められた標準角度分布に基づく第1の最適化アルゴリズム(70,80)を用いて該投影レンズの状態特徴付け(64,64a)から前記行程指令の近似(74,84)を確立するように構成され、
前記最適化の第2の段が、前記用途特定構造情報(32)を考慮して前記行程指令の前記近似(74,84)から第2の最適化アルゴリズム(76,86)を用いて該行程指令の最適化結果(50a,50b)を確立するように構成される、
ことを特徴とする投影露光装置(10)。 - 前記用途特定構造情報(32)は、前記マスク構造の前記結像中に使用される照明モードに関する指示(36)及び/又は該マスク構造の構造タイプに関する指示(38)を含む、
ことを特徴とする請求項1に記載の投影露光装置。 - 前記行程指令(50)は、前記少なくとも1つのマニピュレータ(M1〜M6)の複数のマニピュレータ自由度に割り当てられた行程設定値(x1〜x6)を含み、該マニピュレータ自由度の第1のセット(x1〜x4;x1〜x6)に割り当てられた行程設定値が、前記最適化の前記第1の段における最適化変数として機能し、該マニピュレータ自由度の第2のセット(x3〜x4;x1〜x4)に割り当てられた該行程設定値は、該最適化の前記第2の段における最適化変数として機能する、
ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の投影露光装置。 - 前記マニピュレータ自由度の前記第1のセット及び該マニピュレータ自由度の前記第2のセットは、互いに素なセットである、
ことを特徴とする請求項3に記載の投影露光装置。 - 前記第2のセット(x3〜x4)は、前記第1のセット(x1〜x4)よりも少ないマニピュレータ自由度を含む、
ことを特徴とする請求項4に記載の投影露光装置。 - 前記第2のマニピュレータ自由度セットは、オーバーレイ自由度のうちの1つに沿った又は複数のオーバーレイ自由度の組合せに沿った前記少なくとも1つのマニピュレータを用いた操作が前記投影レンズ(22)のオーバーレイ収差の変化をもたらすように選択された該投影レンズのオーバーレイ自由度(x3,x4)を含む、
ことを特徴とする請求項5に記載の投影露光装置。 - 前記投影レンズ(22)の前記状態特徴付け(64,64a)は、該投影レンズの前記結像の品質を特徴付ける収差パラメータを含み、前記最適化の前記第2の段は、各場合に該投影レンズのオーバーレイ収差に関連する要素を有する該収差パラメータの部分集合に基づいて達成される、
ことを特徴とする請求項1又は請求項6に記載の投影露光装置。 - 前記第1の最適化アルゴリズム(70)は、重み付けパラメータを用いて説明される暗黙制約を含有するチコノフ正則化におけるメリット関数に基づいており、
前記重み付けパラメータの値が、前記第1の最適化アルゴリズムが実行される時に変化しないままに残される、
ことを特徴とする請求項1又は請求項7に記載の投影露光装置。 - 前記行程確立デバイス(40)は、前記行程指令(50a)を1秒未満で確立するように構成される、
ことを特徴とする請求項8に記載の投影露光装置。 - 前記行程確立デバイス(40)は、保守調節の関連では前記2段最適化を実施し、かつ用途特定構造情報(32)の異なる項目に対して各場合に前記行程指令の前記近似(84)から進めて該最適化の前記第2の段を実行するように構成される、
ことを特徴とする請求項9に記載の投影露光装置。 - 前記マニピュレータ自由度(x1〜x6)の各々には、前記投影レンズ(22)の寿命にわたって性能を発揮することができる関連の該マニピュレータ自由度(x1〜x6)に沿った予想最大行程調節回数を指定する予想寿命性能が割り当てられ、該マニピュレータ自由度は、少なくとも1つの部分能動マニピュレータ自由度(x5,x6)と少なくとも1つの完全能動マニピュレータ自由度(x1〜x4)とを含み、
前記完全能動マニピュレータ自由度の予想寿命性能は、前記部分能動マニピュレータ自由度(x5,x6)の予想寿命性能よりも少なくとも100倍高いという点で、該部分能動マニピュレータ自由度と該完全能動マニピュレータ自由度とが定義され、
前記少なくとも1つの部分能動マニピュレータ自由度は、前記マニピュレータ自由度の前記第1のセット(x1〜x6)によって含まれ、かつ該マニピュレータ自由度の前記第2のセット(x1〜x4)によっては含まれない、
ことを特徴とする請求項10に記載の投影露光装置。 - 前記用途特定構造情報(32)に基づいて前記第2の最適化アルゴリズム(86)を発生させるように構成されたアルゴリズム発生器(94)を更に含む、
ことを特徴とする請求項11に記載の投影露光装置。 - 前記第2の最適化アルゴリズム(86)は、少なくとも1つの暗黙制約(Hf,Hovl,Hrms,Hbf)を含有するメリット関数(88)に基づいている、
ことを特徴とする請求項12に記載の投影露光装置。 - 前記少なくとも1つの暗黙制約は、1つのリソグラフィ像収差又は複数のリソグラフィ像収差の組合せに対する制限を含有し、
リソグラフィ像収差が、前記投影レンズを用いてリソグラフィで発生された前記マスク構造の少なくとも1つの像に基づいて決定可能である、
ことを特徴とする請求項13に記載の投影露光装置。 - マスク構造を結像するために少なくとも1つの光学要素(E1〜E18)と少なくとも1つのマニピュレータ(M1〜M6)とを含む投影レンズ(22)を含むマイクロリソグラフィ投影露光装置(10)を制御する方法であって、
前記投影レンズへの入射時の露光放射線の角度分布の少なくとも1つの特性を定める用途特定構造情報(32)を読み取る段階と、
少なくとも2段の最適化において、前記少なくとも1つの光学要素の光学効果に行程に沿った前記少なくとも1つのマニピュレータによる該光学要素の特性の操作によって加えられる変化を定める行程指令(50)を確立する段階と、
を含み、
前記最適化の第1の段において、前記行程指令の近似(74,84)が、前記投影レンズへの入射時の前記露光放射線の予め定められた標準角度分布に基づく第1の最適化アルゴリズム(70,80)を用いて該投影レンズの状態特徴付け(64,64a)から確立され、
前記最適化の第2の段において、第2の最適化アルゴリズム(76,86)を用いて、前記行程指令の最適化結果(50a,50b)が、前記用途特定構造情報(32)を考慮して該行程指令の前記近似(74,84)から確立される、
ことを特徴とする方法。 - 前記2段最適化は、標準設定の関連では少なくとも1週間の時間間隔で繰り返される、 ことを特徴とする請求項15に記載の方法。
- 前記2段最適化の繰り返しの前に、該最適化の前記第2の段は、少なくとも一度個別に実施される、
ことを特徴とする請求項16に記載の方法。
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