JP2017106294A - 壁パネル取付構造 - Google Patents

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幸雄 桑原
Yukio Kuwabara
幸雄 桑原
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Abstract

【課題】 建物の外壁パネル又は内装パネル、あるいは前記外壁パネルの上に被覆される外装パネルなどの壁パネルの取付け及び取替えの作業に手間が掛かることである。
【解決手段】 外壁パネル2の裏面側に配設される柱6に外壁パネル2を取付ける構造であって、前記外壁パネル2には係合溝5が、柱6には前記係合溝5と係合する係合突起7がそれぞれ設けられ、前記係合溝5は前記係合突起7が移動可能な縦長溝部5bを有し、前記係合突起7を係合溝5に挿入させた状態で外壁パネル2が下方にスライドするのに伴って前記係合突起7が縦長溝部5b内を相対的に移動し、縦長溝部5bの上端又は下端と係合する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、建物の外壁パネル又は内装パネル、あるいは前記外壁パネルの上に被覆される外装パネルなどの壁パネルの取付構造に関する。
従来、木造建造物や鉄骨構造物における外壁パネルの取付構造は、柱と柱との間、又は柱の外側にC型鋼や角形鋼管などの胴縁を取付け、この胴縁に現場で外壁パネルを固定して行くのが一般的であった。また、外壁パネルに下地材を設けてパネル化し直接柱などにボルト固定する取付構造も知られている(特許文献1参照)。この場合には外壁パネルの重量が嵩むため、クレーンでの吊り込み作業が必要となり、クレーンで吊り上げた外壁パネルを所定の位置まで運び、柱と柱の間に外壁パネルを呼び込んで柱にボルト固定する。
しかしながら、上記のように外壁パネルをボルト固定する方法ではボルト位置を合わせるのに風の影響などもあって手間が掛かっており、特にクレーンによって柱と柱の間に呼び込んだ外壁パネルをさらに引き込みながらボルト位置を合わせるのは手間の掛かる作業となっていた。また、複数のボルトを固定するまでは安全を確保するためにクレーンを外すことができず、クレーンを移動させて次の作業に移るまでにどうしても時間が掛かってしまい、作業効率が悪いものとなっていた。さらに、一度取付けた外壁パネルを取替える作業は大掛かりなものとなるため、パネルの取替えは現実には行われていなかった。
特開2005-207030号公報
そこで、本発明が解決しようとする課題は、建物の外壁パネル又は内装パネル、あるいは前記外壁パネルの上に被覆される外装パネルなどの壁パネルの取付け及び取替えの作業に手間が掛かることである。
上記課題を解決するため、本発明に係る壁パネル取付構造は、壁パネルに設けた係合部を前記壁パネルの外面側又は内面側に配設される被係合部に係合させて壁パネルを取り付ける壁パネル取付構造であって、前記係合部及び前記被係合部の一方が係合突起、他方が前記係合突起と係合する係合溝であり、前記係合溝は前記係合突起が移動可能な縦長溝部を有し、壁パネルが下方にスライドすることにより前記係合突起が縦長溝部内を相対的に移動し、縦長溝部の上端又は下端に前記係合突起が係合する。
また、本発明の一実施形態では、前記壁パネルが建物の外壁パネルとその外面を被覆する外装パネルとを備え、外壁パネルの内面側に配設される建物の柱又は縦胴縁には外壁パネル又は外装パネルに設けられた係合部と係合する被係合部が設けられ、あるいは外壁パネルの外面側には外装パネルに設けられた係合部と係合する被係合部が配設される。
また、本発明の一実施形態では、前記係合溝は前記係合突起が挿入される横長溝部と、この横長溝部の先端から屈曲する前記縦長溝部とでL字形状に形成されている。
また、本発明の他の実施形態では、前記係合溝は係合突起が挿入される孔部と、この孔部から上方又は下方に延びる縦長溝部とを有している。
さらに、本発明の一実施形態では、前記係合突起の外周及び係合溝の縦長溝部の周縁の少なくとも一方に弾性材が設けられ、前記係合突起が弾性材を介して係合溝の縦長溝部に係合している。
本発明の壁パネル取付構造によれば、壁パネルを下方にスライドさせるだけで、壁パネルに設けた係合部を壁パネルの外面側又は内面側に配設される被係合部に係合させることができるので、壁パネルの取付け及び取替えの作業を容易に行うことができる。
また、本発明の壁パネル取付構造によれば、壁パネルが建物の外壁パネルとその外面を被覆する外装パネルの両方を備える場合でも、両方のパネルとも前述と同様の取付手段で外壁パネル及び外装パネルを容易に取付け又は取替えることができる。
また、本発明の壁パネル取付構造によれば、壁パネルを下方にスライドさせるだけで係合突起が係合溝に係合して壁パネルがしっかりと支持されるので、この時点で壁パネルを支えていたクレーンを外すことが可能となる。
また、本発明の壁パネル取付構造によれば、係合突起の外周及び係合溝の周縁の少なくとも一方に弾性材が設けられているので、係合突起が弾性材を介して係合溝に係合することになり、壁パネルのガタ付きを効果的に抑えることができる。
建物の外壁パネルとその外面に被覆される外装パネルを示す斜視図である。 本発明の第1実施形態に係る外壁パネル取付構造の分解斜視図である。 係合突起を係合溝に係合させる前の状態を示す側面図である。 係合突起を係合溝に係合させた状態を示す側面図である。 図1の横断面図である。 本発明の第2実施形態に係る外壁パネル取付構造の分解斜視図である。 図6の横断面図である。 本発明の第3実施形態に係る外装パネル取付構造の分解斜視図である。 図8の縦断面図である。 図8の横断面図である。 本発明の第4実施形態に係る外装パネル取付構造の分解斜視図である。 係合突起を係合溝に係合させる前の状態を示す側面図である。 係合突起を係合溝に係合させた状態を示す側面図である。 係合突起及び係合溝の変形例を示す側面図である。 本発明の第5実施形態に係る外装パネル取付構造の斜視図である。 第5実施形態において、外装パネルを取付けた状態の断面図である。 第5実施形態の変形例を示す断面図である。 本発明の第6実施形態に係る外装パネル取付構造の斜視図である。 第6実施形態において、外装パネルの取付け順序を(a)(b)(c)の順で示す説明図である。 本発明の第7実施形態に係る外装パネル取付構造の斜視図である。 第7実施形態において、外装パネルの取付け順序を(a)(b)(c)の順で示す説明図である。
以下、本発明に係る壁パネル取付構造の実施形態を添付図面に基づいて詳細に説明する。本発明における壁パネルは、図1に示したように、建物1の外壁を構成する外壁パネル2と、これら外壁パネル2の上に装飾などの目的で被覆される着脱可能な外装パネル3と、建物の内壁や間仕切り、駅や空港などのコンコースに設けられる店舗の壁面などの内装パネルと、を含む概念である。
図2乃至図5には本発明の第1実施形態に係る外壁パネル取付構造が示されている。この実施形態では外壁パネル2の内面2a両側に断面L字形状の外壁フレーム4が配設され、この外壁フレーム4に係合部としての係合溝5が設けられている。一方、前記外壁パネル2の内面2a側に配設されている建物の柱6には被係合部としての係合突起7が設けられている。
前記外壁フレーム4は、断面略L型形状の金属材からなり、外壁パネル2の両側端部に沿って縦方向に長く延び、断面略L型形状の前壁4bが外壁パネル2の内面2aに固定されている。また、外壁フレーム4は前記前壁4bと直交する側壁4aを有しており、この側壁4aに上下方向に沿って複数の係合溝5を設けられている。各係合溝5はいずれも同一形状であり、側壁4aの一端から水平方向に延びる横長溝部5aと、この横長溝部5aの先端から上方に直角に曲がって延びる縦長溝部5bとで略L字形状に形成されている。なお、図2には外壁パネル2の一方の側端部に配設された外壁フレーム4のみが図示されているが、この実施形態では外壁パネル4の他方の側端部にも同様の形状からなる外壁フレームが配設され、その外壁フレームには前記と同様のL字形状からなる係合溝が設けられている。なお、図5に示したように、前記外壁パネル2の内面2aには両側端部に配設された外壁フレーム4の他に、両側の外壁フレーム4の間に適当な間隔で縦胴縁8が複数配設されている。
一方、柱6は断面略方形状の鉄骨柱からなり、前記外壁フレーム4の側壁4aと対向する一方の側壁6aには前記係合溝5に係合する係合突起7が設けられている。この係合突起7は、外側から側壁6aに装着されたTナット7aと、このTナット7aに螺合するボルト7b及びナット7cとを備えており、外壁パネル2の取付け前には、図5に仮想線で示したように、ボルト頭部7dとナット7cとの間隔sを大きく確保しておく。なお、前記ボルト軸部7eの太さは前記係合溝5の溝幅より細く、ボルト頭部7d及びナット7cの直径は係合溝5の溝幅より大きい。また、前記係合突起7は側壁6aの上下方向に沿って前記係合溝5に対応した位置に複数設けられている。
次に、上記外壁パネル2の取付方法について説明する。先ず外壁パネル2をクレーンなどで吊り上げ、外壁パネル2の両側端部に配設された外壁フレーム4が柱6と向かい合うように、屋外側から外壁パネル2を建物に接近させる。次いでクレーンで外壁パネル2の高さ位置を調整して、図3に示したように、柱6の側壁6aに設けられた係合突起7に外壁フレーム4の側壁4aに設けられた係合溝5を位置合わせする。同じ高さ位置を保ったままクレーンで外壁パネル2をさらに建物に近づけ、係合溝5の横長溝部5aに係合突起7のボルト軸部7eを挿入する。その際、前述したように、ボルト7bを長めに引出しボルト頭部7dとナット7cとの間隔sを大きく確保しておくことで、外壁パネル2の吊り込み作業がスムーズになる。
さらに外壁パネル2を柱6側に引き込み、係合突起7が横長溝部5aの先端まで進んだ時点で外壁パネル2を下方にスライドさせる。自重で外壁パネル2が少し下がると同時に係合突起7が縦長溝部5b内を上方に移動し、図4に示したように、係合突起7が縦長溝部5bの上端部に係合する。柱6の側壁6aに設けられた複数の係合突起7が外壁フレーム4に設けられた複数の係合溝5と係合することで、外壁パネル2の全体が柱6にしっかりと支持されることになる。柱6に対する外壁パネル2の横方向の位置調整は係合溝5に係合突起6を挿入する際に行われるが、係合突起7を縦長溝部5bの上端部に係合させた時点で再度調整される。再調整終了後、外壁パネル2を吊っていたクレーンのワイヤを外す。この時点でワイヤを外しても、外壁パネル2は両側端部の外壁フレーム4が全長に亘って柱6に支持されているので、風の影響を受けても落下するおそれはない。
最後に、係合突起7のボルト7bをTナット7aにねじ込み、ボルト頭部7dを外壁フレーム4の側壁4aの外面に当接させると共に反対側からナット7cを締め付け、図5に実線で示したように、ナット7cとボルト頭部7dとの間で外壁フレーム4の側壁4aを挟み込んで締め付ける。複数の係合溝5と係合突起7の全てについて、同様の締め付け作業を行ない、外壁パネル2を柱6にしっかりと固定する。前記ナット7cの締め付け作業を行っている間、クレーンを移動させて次の外壁パネルの吊り込み作業に移ることができるので、作業効率のアップにつながる。なお、図5に仮想線で示したように、隣接する外壁パネル2’も柱6の反対側の側壁6a’に設けた係合突起7’に前記と同様の手段で取付けることができ、互いに隣接する外壁パネル2,2a’の側端部の隙間にはコーキング剤9が充填される。
図6及び図7には本発明の第2実施形態に係る外壁パネル取付構造が示されている。この実施形態は先の実施形態と同様、外壁パネルを柱に取付けるものであるが、外壁パネルに係合部としての係合突起が設けられ、柱側に被係合部としての係合溝が設けられている点が先の実施形態とは異なっている。
外壁パネル12の内面12aには両側端部に鉄骨下地13が配設され、この鉄骨下地13に断面L型形状の外壁フレーム14が固定されている。外壁フレーム14は、鉄骨下地13の外側の側面に溶接される側壁14bと、この側壁14bの後端から外壁パネル12の内面12a側に略直角に屈曲し、内面12aとほぼ平行に配設される後壁14aとを有している。この後壁14aは図6に示したように、外壁パネル12の側端部に沿って一定の幅で上下に長く延びており、上下方向に複数の係合突起17が設けられている。この係合突起17は、外側フレーム14の外側から後壁14aに装着されたTナット17aと、このTナット17aに螺合されたボルト17bとを備える。
一方、柱16は断面略方形状の鉄骨柱からなり、前記外壁フレーム14の後壁14aと対向する前壁16aには横長形状の金属プレート18が溶接されている。金属プレート18は前記柱16の前壁16aの幅より長く、その左右両側が前記前壁16aの両端部から外方に張り出している。そして、この左右の張り出し部分に前記係合突起17と係合する係合溝15がそれぞれ設けられている。この係合溝15は、金属プレート18の上端が開口したU字形状をしており、上端の溝幅w1が係合されるボルト軸部17eの軸径より広く、ボルト頭部17dの直径より狭い。なお、図6には外壁パネル12の一方の側端部に配設された外壁フレーム14のみが示されているが、この実施形態では外壁パネル12の他方の側端部にも同様の外壁フレームが配設され、その外壁フレームに前記と同様の係合突起が設けられている。なお、前記金属プレート18は前記係合突起17の配設位置に対応して柱16の上下方向に複数配設されている。
次に、上記外壁パネル12の取付け方法について説明する。先の実施例と同様、先ず外壁パネル12をクレーンなどで吊り上げ、外壁パネル12の両側端部に配設されている外壁フレーム14が柱16と向かい合うように建物の外側から外壁パネル12を近づける。次いでクレーンで外壁パネル12の高さ位置を調整して、図6に示したように、金属プレート18に設けられた係合溝15より少し上方に外壁フレーム14の係合突起17が来るように位置合わせする。次にクレーンで外壁パネル12を降ろしながら係合溝15にボルト軸部17eを上方から挿入する。その際、図6及び図7に示したようにボルト軸部17eを少し長めに引出し、ボルト頭部17dと外壁フレーム12の前壁14aとの間隔を広く保つ。
外壁パネル12をさらに下げてボルト軸部17eを係合溝15の下端部に係合させることで、外壁パネル12は柱16に支持される。先の実施形態と同様、この時点で外壁パネル12を吊っていたクレーンのワイヤを外す。ワイヤを外しても、外壁パネル12は両側端部の外壁フレーム14が柱16に引っ掛かっているので落下する心配はない。
最後に、柱16側からボルト17bをTナット17aにねじ込んで、図7に示したように、ボルト頭部17dと外壁フレーム14との間で柱16の前壁16aに溶接された金属プレート18を両側から挟み込んで固定する。全ての係合突起17と係合溝15との間で同様の締め付け作業を行ない、外壁パネル12を柱16に固定する。ボルト17bの締め付け作業を行っている間、クレーンを移動させて次の外壁パネルの吊り込み作業に移ることができる。
図8乃至図10には本発明の第3実施形態に係る外装パネル取付構造が示されている。この実施形態は前述した建物の外壁パネルの上に広告や装飾などのために被覆される外装パネルの取付構造に関するものである。
前記外装パネルは建物の外壁を構成するものではないので、アルミ複合材などのように加工性や軽量性、平滑性などに優れた材料を利用することができる。この実施形態において、外装パネル23は両側がコの字状に折り曲げ加工され、裏面側に回り込んで外装パネル23の表面とほぼ平行となる裏面壁23aに係合部としての係合溝25が設けられている。また、裏面壁23aは図8に示したように、外装パネル23の側端部に沿って長く延びており、その裏面壁23aの上下方向に複数の係合溝25が設けられている。この係合溝25は、円形孔25aとその上端から上方に延びる縦長溝部としての長形孔25bとで鍵穴形状に形成されている。また、長形孔25bの上端付近の孔周縁には弾性テープ28aが貼着されている。なお、外装パネル23の表面には用途に応じて広告や装飾などが直接印刷され、又は印刷された広告フィルムや装飾フィルムなどが貼られる。また、外装パネルの表面をラッピングなどで装飾するだけでなく、外装パネルそのものを照明パネルとして使用し、あるいは壁面緑化パネルやラティスフェンスなどとして使用することも可能である。
一方、外壁パネル22の内面22a側に配設される縦胴縁26は断面H型形状の縦長鋼材からなり、その前側フランジ26aに被係合部としての係合突起27が設けられている。この係合突起27は、外壁パネル22の内面22aにウレタンシート29を介して当接する縦胴縁26の前側フランジ26aに外側から装着されるTナット27aと、このTナット27aに外壁パネル22を挟んで螺合されるボルト27bと、外壁パネル22の外側でボルト軸部27eの外周に装着される弾性チューブ28bとを備えている。弾性チューブ28bの長さは、外装パネル23の板厚より少し長い程度が望ましい。なお、前記弾性テープ28a及び弾性チューブ28bはシリコンゴムなどの弾性材によって作られている。また、この実施形態では長形孔25bの上端周縁及び係合突起27の外周に弾性材を設けた場合について説明したが、少なくとも一方に弾性材が設けられていても良い。
前記係合溝25は円形孔25aの直径がボルト頭部27dの直径より大きく、ボルト頭部27dの挿入を可能としている。また、長形孔25bの溝幅w2はボルト軸部27eに装着された弾性チューブ28bの直径とほぼ同じかやや広い寸法である。
次に、上記外装パネル23の取付け方法について説明する。外装パネル23が被覆される外壁パネル22では、外壁パネル22の内面22a側に配設される縦胴縁26に予め係合突起27のTナット27aが取り付けられている。また、外壁パネル22の外面22bに外装パネル23が取り付けられていない間は、外壁パネル22に開設されたボルト挿通孔22cがキャップ(図示せず)などによって塞がれている。外装パネル23を取付ける際には前記キャップを取り外し、弾性チューブ28bが装着されたボルト27bをボルト挿通孔22cに挿入してTナット27aに螺合する。外壁パネル22の外面22bから突出するボルト27bの長さは弾性チューブ28bが外壁パネル22の外面22aに当接することによって規制されるので、全てのボルト27bがほぼ同じ突出量で外壁パネル22に取付けられる。
次に現場作業員が外装パネル23を支えながら外壁パネル22の正面と向かい合うようにして、外壁パネル22の外面22bから突出する係合突起27に外装パネル23の両側端部に設けられた係合溝25を位置合わせする。次いで外装パネル23を外壁パネル22に接近させ、係合突起27のボルト頭部27dを係合溝25の円形孔25aに挿入し、そのままボルト軸部27eまで挿入する。その後外装パネル23を下方にスライドさせてボルト軸部27eを係合溝25の長形孔25bに嵌め入れる。長形孔25bの溝幅w2と弾性チューブ28bの直径がほぼ同一かやや広い寸法となっているので、外装パネル23を押し下げるようにして、ボルト27bを長形孔25bの上方に移動させ、弾性チューブ28bを長形孔25bの上端周縁に貼着された弾性テープ28aの間に押し込む。そうすることで弾性テープ28aと弾性チューブ28bとが互いに圧接した状態で係合することになり、外装パネル23の取付け作業が完了する。
上述したように、係合溝25と係合突起27とは弾性テープ28aと弾性チューブ28bとが互いに圧接した状態で係合しているので、外装パネル23の取付けがより確実なものになると共にガタ付きを確実に抑えることができる。なお、外装パネル23を取替える場合には、外装パネル23を少し持ち上げて係合突起27のボルト頭部27dを係合溝25の円形孔25aから引き抜くことで容易に取り外すことができ、新しい外装パネルは上記と同様の手段で容易に取付けることができる。
図11乃至図13には本発明の第4実施形態に係る外装パネル取付構造が示されている。この実施形態は、第3実施形態と同様、外壁パネル32の外面32bを被覆する外装パネル33の取付構造に関するものである。アルミ複合材を利用した外装パネル33は両側端部が内側に90°折り曲げ加工され、外装パネル33の表面と直交する左右の側面壁33aに係合部としての係合溝35が設けられている。この係合溝35は、第1実施形態の係合溝5とほぼ同様、横長溝部35aとその先端から上方に直角に折れ曲がる縦長溝部35bとでL字形状に形成され、側面壁33aの上下方向に複数設けられている。
一方、外壁パネル32の外面32bには上下方向に長く延びる溝型形状のハンギングレール34が取り付けられる。ハンギングレール34は、その背面壁34aを外壁パネル32の内面32a側に配設される縦胴縁36に固定したもので、具体的には胴縁材36の前側フランジ36aに固定したTナット38aに、背面壁34aの前側から外壁パネル32を挟んで挿通したボルト38bを螺合することで固定される。なお、ハンギングレール34は上下複数個所でボルト固定されている。また、外装パネル33が被覆されてないときは、外壁パネル32の外面32bからハンギングレール34を取り外しておくのが望ましい。その場合には、前記と同様、外壁パネル32に開設されているボルト挿通孔32cは、キャップ(図示せず)によって塞がれている。
前記ハンギングレール34には左右の側面壁34b、34c間に被係合部としての係合突起37が掛け渡されている。この係合突起37は前記係合溝35に挿入される太さの丸棒からなり、前記係合溝35に対応した間隔ごとにハンギングレール34の上下方向に複数設けられている。
次に、この実施形態に係る外装パネル33の取付け方法について説明する。先ず前記外壁パネル32のボルト挿通孔32cを塞いでいるキャップを外し、このボルト挿通孔32cを利用して外壁パネル32の外面32bにハンギングレール34を取り付ける。次いで図12に示したように、現場作業員が外装パネル33を支えながら外壁パネル32の外面32bと向かい合い、ハンギングレール34に設けられた係合突起37に外装パネル33の側面壁33aに設けられた係合溝35を位置合わせする。次いで、外装パネル33を接近させて係合溝35に係合突起37を挿入する。係合突起37が横長溝部35aの先端まで進んだ時点で、外装パネル33を下方にスライドさせる。自重で外装パネル33が下がると同時に係合突起37が上方に屈曲する縦長溝部35b内を上方に移動し、図13に示したように、係合突起37が縦長溝部35bの上端部に係合する。この両者の係合によって、外装パネル33は外壁パネル32にしっかりと支持されるため、ガタ付くことなく外壁パネル32の外面32bを被覆することができる。第3実施形態と同様、係合溝35において、縦長溝部35bの上端周縁に弾性テープを貼着し、係合突起37の丸棒に弾性チューブを装着することで、外装パネル33の取付けがより確実なものになると共にガタ付きなどを確実に抑えることができる。
図14には第4実施形態における係合突起及び係合溝の変形例が示されている。先の支持レールに代えて帯状の横長プレート39を外壁パネル32の外面32bに取付けるものである。横長プレート39には予め溝型形状の係合突起37’を取付けておく。一方、外装パネル33の両側端部の側面壁に設けられる係合溝35’は前記溝型形状の係合突起37’に対応した形状としておく。この変形例の場合には外装パネル33を外壁パネル32の外面32bに接するように近づけ、下方にスライドさせるだけで係合突起37’が係合溝35’に係合するので、より一層取付けが容易となる。なお、係合突起と係合溝の形状が上記実施形態の形状に限定されないことは勿論である。
なお、前記第4実施形態に係る外装パネル取付構造では外壁パネル32の内面側に配設された縦胴縁36にハンギングレール34を固定した場合について説明したが、外壁パネル32の外面32bに直接ハンギングレール34を固定するものであってもよい。
図15及び図16には本発明の第5実施形態が示されている。この実施形態は前記第4実施形態と同様、外壁パネル32の外面32bを被覆する外装パネル40の取付構造に関するものであるが、特に外壁パネル32に窓開口41などの開口部が設けられている場合に、その開口部付近での外装パネルの取付構造に関するものである。外壁パネル32の窓開口41の端部付近には前記第4実施形態と同様、上下方向に複数の係合突起37が設けられたハンギングレール34が配設されている。一方、外装パネル40は、前記外壁パネル32に配設されたハンギングレール34の取付け位置に対応する側端部40aが二重構造になっている。すなわち、外装パネル40の側端部40aは、外側の平面パネル42の側面壁42aの内側隅部に端部パネル43が配設された二重構造となっている。端部パネル43は上下方向に延びる溝型形状の部材からなり、一方の側面壁43a及び背面壁43bが平面パネル42の内側隅部に固定され、他方の側面壁43cに前記ハンギングレール34の係合突起37に係合する係合溝35が複数設けられている。なお、前記係合突起37及び係合溝35は前記第4実施形態における係合突起及び係合溝と同一の構成からなるものなので、同一の符号を付すことで詳細な説明を省略する。
上記構成からなる外装パネル40は、前記第4実施形態と同様の手段で外壁パネル32の外面32bを被覆することができ、外壁パネル32の窓開口41の端部に沿って外装パネル40の側端部40aが位置するように取付けられる。そのため、外壁パネル32の窓開口41の端部付近に配設されたハンギングレール34は、平面パネル42の側面壁42aによって直接外部からは見えなくなるので、窓開口41を備える外壁パネル32の外面32bを外装パネル40で被覆する場合にも窓開口端の見栄えを損なうことがない。
図17には前記第5実施形態の変形例が示されている。前記二重構造を有する外装パネル40において、平面パネル42の内側に配設された端部パネル43の両側面壁43a,43cに一対の係合溝35を設け、この一対の係合溝35に前記外壁パネル32の外面32bに配設されたハンギングレール34の係合突起37を係合させるものである。適用例としては、図17に示されるように、両側に窓開口41a,41bが設けられた横幅の狭い外壁パネル32の外面32bを外装パネル40によって被覆するような場合であり、平面パネル42の両側面壁42a,42bによって、ハンギングレール37を直接外部から見えないようにすることができる。
図18及び図19には本発明の第6実施形態が示されている。この実施形態は前記第4実施形態と同様、外壁パネルの外面を被覆する外装パネルの取付構造に関するものであるが、特に外壁パネルのコーナー部を外装パネルで被覆する場合の取付構造に関するものである。この実施形態に係る外壁パネル52は、コーナー部53を挟んで左右に直交して延びるパネル部52a,52bを有し、このパネル部52a,52bのコーナー部53付近において、各外面にハンギングレール34をそれぞれ取付けている。このハンギングレール34は、第4実施例と同様、溝型形状の縦方向に長い部材であり、その上下方向に複数の係合突起37が設けられている。
一方、外装パネル54は前記外壁パネル52の左右のパネル部52a,52bの各外面を被覆する一対の平面パネル55,56と、外壁パネル52のコーナー部53を被覆するコーナーパネル57とを備えている。前記平面パネル55,56は、第4実施形態の外装パネルと同様、側端部を内側に90°折り曲げて形成した側面壁55a,56aを有しており、この側面壁55a,56aには前記ハンギングレール34に設けられた係合突起37が係合する係合溝35が設けられている。なお、この係合溝35は第4実施形態における係合溝と同一の構成からなるものなので、同一の符号を付すことで詳細な説明を省略する。
前記コーナーパネル57は、前記外壁パネル52のコーナー部53を被覆するカバー部58と、カバー部58の両側の側端部を内側に90°折り曲げて形成した一対の側面壁58a,58bとで構成されている。前記カバー部58は、外壁パネル52のコーナー部53の角度に対応して約90度に折り曲げられ、直交する2つの平面を形成している。なお、カバー部58の折り曲げ角度は、前記外壁パネル52のコーナー部53の角度に対応している。
また、コーナーパネル57の両側の側面壁58a,58bには前記ハンギングレール34に設けられた係合突起37に係合する係合溝35が設けられている。この係合溝35は、前記平面パネル55,56の各側面壁55a,56aに設けられた係合溝35とほぼ同一の構成からなるので、詳細な説明を省略する。また、前記コーナーパネル57の各側面壁58a,58bの幅は、前記平面パネル55,56の各側面壁55a,56aとほぼ同じ幅寸法であり、図19(c)に示されるように、外壁パネル52のコーナー部53を被覆した時に、コーナーパネル57の表面と平面パネル55,56の表面とが面一になる。
次に、図19に基づいて外壁パネル52のコーナー部53を外装パネル54で被覆する場合の取付け方法を説明する。先ず、図19(a)に示したように、外壁パネル52のコーナー部53を除いた左右のパネル部52a,52bに外装パネル54の平面パネル55,56を取付ける。次いで、外装パネル54のコーナーパネル57を矢印a方向に移動させてコーナー部53に近づけ、カバー部58の一方の側面壁58aに設けられた係合溝35にハンギングレール34の係合突起37を挿入する。次いで、図19(b)に示したように、コーナーパネル57を矢印b方向に移動させてコーナー部53に近づけ、カバー部58の他方の側面壁58bに設けられた係合溝35にハンギングレール34の係合突起37を挿入する。最後に、図19(c)に示したように、コーナーパネル57の両側面壁58a,58bの係合溝35にハンギングレール34の係合突起37を挿入させたら、コーナーパネル57を下方に押下げ、係合溝35の上端部に係合突起37を係合することで、コーナーパネル57がハンギングレール37にしっかりと支持される。このようにして、簡易な手段で外壁パネル52のコーナー部53を外装パネル54のコーナーパネル57で被覆することができる。また、外壁パネル52のコーナー部53の付近に配設されるハンギングレール34もコーナーパネル57によって隠すことができるので、コーナー部53での見栄えを損なうこともない。さらに、図19(c)に示されるように、外装パネル54のコーナーパネル57と平面パネル55,56との間に隙間がなく、ほぼ面一でつながっているので、両方のパネルが一体に連続して両パネルに描かれた連続模様も違和感を生じさせない。
図20及び図21には本発明の第7実施形態が示されている。この実施形態は前記第6実施形態と同様、外壁パネルのコーナー部を外装パネルによって被覆するものである。外壁パネル52のコーナー部53の付近に配設された一対のハンギングレールに代えてボタン状の係合突起60が設けられ、外装パネル64側には前記係合突起60に係合する係合孔61が設けられている以外は、前記第6実施形態と同様の構成からなるので、同一の構成には同一の符号を付すことによって詳細な説明を省略する。
前記ボタン状の係合突起60は、それぞれが外壁パネル52のコーナー部53を挟んだ左右のパネル部52a,52bに固定される軸部60aと、軸部60aの先端に設けられる頭部60bとからなる。各パネル部52a,52bの外面には左右に配置した一対の係合突起60が上下方向に所定間隔ごとに取り付けられている。なお、この係合突起60は頭付きネジで代用することができる。
一方、外装パネル64は、コーナーパネル67及びその両側の平面パネル65,66とも、側端部を内側へ180度折り返して形成される側面壁67a,67b,65a,66aを有しており、各側面壁に前記係合突起60が係合する係合孔61が設けられている。この係合孔61は前記係合突起60の頭部60bが挿入される大きさに開口された横長孔61aと、係合突起60の軸部60aと係合する縦長孔61bとで略L形状に形成されている。
次に、図21に基づいて外壁パネル52のコーナー部53を外装パネル64で被覆する場合の取付け方法を説明する。先ず、図21(a)に示したように、外壁パネル52のコーナー部53を除いた左右のパネル部52a,52bに外装パネル64の平面パネル65,66を取付ける。次いで、外装パネル64のコーナーパネル67を矢印a方向に移動させてコーナー部53に近づけ、コーナーパネル67の一方の側面壁67aに設けられた係合孔61に係合突起60を挿入する。このとき、係合突起60は係合孔61の横長孔61aの先端側に位置している。次いで、図21(b)に示したように、コーナーパネル67を矢印b方向に移動させて外壁パネル52のコーナー部53に近づけ、他方の側面壁67bに設けられた係合孔61に係合突起60を挿入する。この時、係合突起60は係合孔61の横長孔61aの後端側に挿入される。なお、コーナーパネル67が矢印b方向に移動することで、一方の側面壁67aの係合孔61に挿入された係合突起60は横長孔61aの後端側に移動する。最後に、図21(c)に示したように、コーナーパネル67の両側面壁67a,67bに設けられた係合孔61に係合突起60を挿入させたら、コーナーパネル67を下方に押下げ、縦長孔61bの上端部に係合突起60の軸部60aを係合させることで、コーナーパネル67は係合突起60にしっかり支持され、前記第6実施形態の場合と同様の作用効果を得ることができる。
上記の実施形態では建物の外壁を構成する外壁パネルと、この外壁パネルの上に被覆される着脱可能な外装パネルの取付構造について説明したが、本発明では建物の内壁や間仕切り、駅や空港などのコンコースに設けられる店舗の壁面などの内装パネルの取付構造にも、上記外壁パネル及び外装パネルと同様の取付構造を適用することができる。
1 建物
2,2’,12,22,32,52 外壁パネル
2a,12a,22a,32a 内面
22b,32b 外面
3,23,33,40,54,64 外装パネル
4,14 外壁フレーム
4a,6a,6a’,14b 側壁
4b,16a 前壁
5,15,25,35,35’ 係合溝
5a,35a 横長溝部
5b,35b 縦長溝部
6,16 柱
7,7’,17,27,37,37’,60 係合突起
7a,17a,27a,38a Tナット
7b,17b,27b,38b ボルト
7c ナット
7d,17d,27d ボルト頭部
7e,17e,27eボルト軸部
8,26,36 縦胴縁
9 コーキング剤
13 鉄骨下地
14a 後壁
18 金属プレート
22c,32c ボルト挿通孔
23a 裏面壁
25a 円形孔
25b 長形孔
26a,36a 前側フランジ
28a 弾性テープ
28b 弾性チューブ
29 ウレタンシート
33a,34b,34c,42a,42b,43a,43c,55a,56a,58a,58b,65a,66a,67a,67b 側面壁
34 ハンギングレール
34a,43b 背面壁
39 横長プレート
40a 側端部
41,41a,41b 窓開口
42、55,56,65,66 平面パネル
43 端部パネル
52a,52b パネル部
53 コーナー部
57,67 コーナーパネル
58 カバー部
60a 軸部
60b 頭部
61 係合孔
61a 横長孔
61b 縦長孔
s 間隔
w1,w2 溝幅


Claims (9)

  1. 壁パネルに設けた係合部を前記壁パネルの外面側又は内面側に配設される被係合部に係合させて壁パネルを取り付ける壁パネル取付構造であって、
    前記係合部及び前記被係合部の一方が係合突起、他方が前記係合突起と係合する係合溝であり、
    前記係合溝は前記係合突起が移動可能な縦長溝部を有し、壁パネルが下方にスライドすることにより前記係合突起が縦長溝部内を相対的に移動し、縦長溝部の上端又は下端に前記係合突起が係合する壁パネル取付構造。
  2. 前記壁パネルは建物の外壁パネル又は内装パネル、あるいは前記外壁パネルの外面に被覆される外装パネルの1又は2以上からなる請求項1に記載の壁パネル取付構造。
  3. 前記壁パネルの内面側に配設される建物の柱又は縦胴縁には前記被係合部が設けられる請求項1に記載の壁パネル取付構造。
  4. 前記壁パネルが建物の外壁パネルとその外面を被覆する外装パネルとを備え、外壁パネルの内面側に配設される建物の柱又は縦胴縁には外壁パネル又は外装パネルに設けられた係合部と係合する被係合部が設けられ、あるいは外壁パネルの外面側には外装パネルに設けられた係合部と係合する被係合部が配設される請求項1に記載の壁パネル取付構造。
  5. 前記外装パネルは、その側端部に外壁パネルの開口端を被覆する側面壁を有している請求項2又は4に記載の壁パネル取付構造。
  6. 前記建物の外壁パネルがコーナー部を有しており、外壁パネルのコーナー部を含む外面を被覆する外装パネルが、外壁パネルの平面部を被覆する平面パネルと外壁パネルのコーナー部を被覆するコーナーパネルとに分離して設けられている請求項2又は4に記載の壁パネル取付構造。
  7. 前記係合溝は前記係合突起が挿入される横長溝部と、この横長溝部の先端から屈曲する前記縦長溝部とでL字形状に形成されている請求項1に記載の壁パネル取付構造。
  8. 前記係合溝は係合突起が挿入される孔部と、この孔部から上方又は下方に延びる縦長溝部とを有する請求項1に記載の壁パネル取付構造。
  9. 前記係合突起の外周及び係合溝の縦長溝部の周縁の少なくとも一方に弾性材が設けられ、前記係合突起が弾性材を介して係合溝の縦長溝部に係合している請求項1に記載の壁パネル取付構造。

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