JP2017106278A - 建物 - Google Patents

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Abstract

【課題】居住者が乗り物を使って容易に外出することのできる建物を提供する。【解決手段】待機位置28に留め置かれたモビリティとしての移動体Mを利用者の要求に応じて建物内に設けた所定の利用開始位置16に呼び寄せることが可能で、所定の利用終了位置16から移動体Mを待機位置28に帰還させることが可能な建物10であって、待機位置28と利用開始位置および利用終了位置16との間を連絡し、移動体Mが通るための通路手段22と、移動体Mを通路手段22に沿って移動させるための移動手段32と、移動体Mの利用開始時に、移動体Mを待機位置28から利用開始位置16まで呼び寄せる呼び寄せ手段34と、移動体Mの利用終了時に、移動体Mを利用終了位置16から待機位置28まで帰還させる帰還手段36と、を備えるようにする。【選択図】図1

Description

本発明は、集合住宅などの建物において、電動等、排気ガスを発生しない超小型モビリティなどの移動体を利用者の住戸に自動的に呼び寄せ、帰還できるようにした建物に関するものである。
今後到来する高齢化社会に向けて、高齢者や交通弱者が電動車椅子や超小型モビリティを容易に利用できるバリアフリーの環境、施設のニーズが高まるものと予想される。一方、都心部に住む健常者においても、自家用自動車を所有するための多額の経費の無駄を省いて、カーシェアやレンタカーを利用するライフスタイルが増えている。また、利便性を高めた短距離用の小型モビリティがレンタカーとして登場している。
一方、建物および自動車で共用可能な携帯装置を用いることで、建物および自動車での快適性、安全性を向上するようにした統合管理システムが知られている(例えば、特許文献1を参照)。特許文献1のシステムは、建物に設けた建物側制御装置と、自動車に設けた車両側制御装置と、各制御装置に対して通信可能な携帯装置を有しており、携帯装置が建物側制御装置から逐次取得した建物側情報と、同じく携帯装置が車両側制御装置から逐次取得した車側情報とを、建物側制御装置および車両側制御装置で相互に活用可能としている。このため、例えば、ユーザが建物を出て自動車に乗り込む際において、車内の環境等を直前の建物内環境に合わせたりすることができる。一方、ユーザが自動車を降りて建物に入る際において、建物内の環境等を直前の車内環境に合わせたりすることができる。これにより、建物および自動車での快適性や安全性が向上する。
特開2007−255094号公報
ところで、集合住宅においては、自家用自動車などの乗り物を利用するためには、通常、各人の住戸から駐車場まで徒歩で行かなくては乗車できない。また、駐車場に屋根がなかったり、駐車場に行くまでに屋根のない場所を通る必要がある場合には、雨天時に傘をさす必要が生じるため、特に高齢者、交通弱者にとっては外出時の心理的なバリアとなり、外出を躊躇することもあった。このため、居住者が気軽に乗り物を使って容易に外出できるようなスマートな建物の開発が求められていた。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、居住者が乗り物を使って容易に外出することのできる建物を提供することを目的とする。
上記した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る建物は、待機位置に留め置かれたモビリティとしての移動体を利用者の要求に応じて建物内に設けた所定の利用開始位置に呼び寄せることが可能で、所定の利用終了位置から移動体を待機位置に帰還させることが可能な建物であって、待機位置と利用開始位置および利用終了位置との間を連絡し、移動体が通るための通路手段と、移動体を通路手段に沿って移動させるための移動手段と、移動体の利用開始時に、移動体を待機位置から利用開始位置まで呼び寄せる呼び寄せ手段と、移動体の利用終了時に、移動体を利用終了位置から待機位置まで帰還させる帰還手段と、を備えることを特徴とする。
また、本発明に係る他の建物は、上述した発明において、移動手段は、搭乗した操縦者のいない移動体を自動運転で通路手段に沿って移動させるものであることを特徴とする。
また、本発明に係る他の建物は、上述した発明において、利用開始位置および利用終了位置は、集合住宅における利用者の住戸前または住戸内であり、利用者はこの住戸前または住戸内で移動体に搭乗可能かつ降車可能であることを特徴とする。
また、本発明に係る他の建物は、上述した発明において、移動手段は、利用者が搭乗する移動体を利用開始位置から道路へのアプローチ位置まで移動させるものであることを特徴とする。
また、本発明に係る他の建物は、上述した発明において、帰還手段は、利用者が搭乗する移動体を道路へのアプローチ位置から利用者の住戸前または住戸内まで帰還させた後、利用者の降車後は空車状態で移動体をさらに待機位置まで帰還させることを特徴とする。
また、本発明に係る他の建物は、上述した発明において、通路手段は、集合住宅の外廊下のさらに外側に設けられたモビリティ専用通路と、このモビリティ専用通路に接続し、道路に接続可能なモビリティ専用エレベータとを有し、待機位置は、集合住宅の近隣の地上または地下に設けられ、モビリティ専用エレベータにモビリティ専用通路で接続するモビリティ専用待機プールであることを特徴とする。
また、本発明に係る他の建物は、上述した発明において、通路手段は、囲み型の集合住宅の内廊下のさらに内側に設けられたモビリティ専用ロビーと、このモビリティ専用ロビーに接続し、道路に接続可能なモビリティ専用エレベータとを有し、待機位置は、集合住宅の近隣の地上または地下に設けられ、モビリティ専用エレベータにモビリティ専用通路で接続するモビリティ専用待機プールであることを特徴とする。
また、本発明に係る他の建物は、上述した発明において、情報端末を介して移動体の空き状況を確認可能で、利用開始位置への配車を要請または予約可能な配車手段をさらに備えることを特徴とする。
また、本発明に係る他の建物は、上述した発明において、前記移動体は、超小型モビリティであることを特徴とする。
本発明に係る建物によれば、待機位置に留め置かれたモビリティとしての移動体を利用者の要求に応じて建物内に設けた所定の利用開始位置に呼び寄せることが可能で、所定の利用終了位置から移動体を待機位置に帰還させることが可能な建物であって、待機位置と利用開始位置および利用終了位置との間を連絡し、移動体が通るための通路手段と、移動体を通路手段に沿って移動させるための移動手段と、移動体の利用開始時に、移動体を待機位置から利用開始位置まで呼び寄せる呼び寄せ手段と、移動体の利用終了時に、移動体を利用終了位置から待機位置まで帰還させる帰還手段と、を備えるので、利用者は、移動体を待機位置から所望の利用開始位置に自動的に呼び寄せることができ、利用開始位置から移動体に乗車して外出することができる。また、利用後は、移動体を利用終了位置から待機位置まで自動的に帰還させることができる。したがって、移動体のような乗り物を利用する居住者(利用者)は乗り物を使って容易に外出することができるという効果を奏する。
また、本発明に係る他の建物によれば、移動手段は、搭乗した操縦者のいない移動体を自動運転で通路手段に沿って移動させるものであるので、利用者が待機位置に行く手間をなくすことができるという効果を奏する。
また、本発明に係る他の建物によれば、利用開始位置および利用終了位置は、集合住宅における利用者の住戸前または住戸内であり、利用者はこの住戸前または住戸内で移動体に搭乗可能かつ降車可能であるので、利用者は自分の住戸からすぐに移動体を利用可能であり、また、移動体からすぐに自分の住戸に帰宅可能であるという効果を奏する。
また、本発明に係る他の建物によれば、移動手段は、利用者が搭乗する移動体を利用開始位置から道路へのアプローチ位置まで移動させるものであるので、利用者が移動体をアプローチ位置まで移動する運転手間をなくすことができるという効果を奏する。
また、本発明に係る他の建物によれば、帰還手段は、利用者が搭乗する移動体を道路へのアプローチ位置から利用者の住戸前または住戸内まで帰還させた後、利用者の降車後は空車状態で移動体をさらに待機位置まで帰還させるので、利用者が移動体をアプローチ位置から利用者の住戸まで移動する運転手間をなくすことができ、利用者が移動体を待機位置に戻す手間をなくすことができるという効果を奏する。
また、本発明に係る他の建物によれば、通路手段は、集合住宅の外廊下のさらに外側に設けられたモビリティ専用通路と、このモビリティ専用通路に接続し、道路に接続可能なモビリティ専用エレベータとを有し、待機位置は、集合住宅の近隣の地上または地下に設けられ、モビリティ専用エレベータにモビリティ専用通路で接続するモビリティ専用待機プールであるので、外廊下型の集合住宅に適用することができるという効果を奏する。
また、本発明に係る他の建物によれば、通路手段は、囲み型の集合住宅の内廊下のさらに内側に設けられたモビリティ専用ロビーと、このモビリティ専用ロビーに接続し、道路に接続可能なモビリティ専用エレベータとを有し、待機位置は、集合住宅の近隣の地上または地下に設けられ、モビリティ専用エレベータにモビリティ専用通路で接続するモビリティ専用待機プールであるので、内廊下型の集合住宅に適用することができるという効果を奏する。
また、本発明に係る他の建物によれば、情報端末を介して移動体の空き状況を確認可能で、利用開始位置への配車を要請または予約可能な配車手段をさらに備えるので、複数の利用者が一つの移動体を共有して利用することができるという効果を奏する。
また、本発明に係る他の建物によれば、前記移動体は、超小型モビリティであるので、利用者は超小型モビリティを使ってより一層容易に外出することができるという効果を奏する。
図1は、本発明に係る建物の実施の形態1を示す概略透視斜視図である。 図2は、本発明に係る建物の実施の形態1の動作手順を示す概略フローチャート図である。 図3は、本発明に係る建物の実施の形態2を示す概略透視斜視図である。
以下に、本発明に係る建物の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
まず、本発明の実施の形態1として外廊下型の建物について説明する。
図1に示すように、本実施の形態1に係る建物10は、道路12に接する敷地14内に建てられた複数階からなるタワー型の集合住宅であり、各階に複数の住戸16を有する。各階の住戸16は一方向に並列配置され、各住戸16の玄関18前には、住戸16の居住者(利用者)の通常の動線としての外廊下20が直線状に設置されている。この外廊下20は建物10の外側に位置している。
外廊下20の外側には、モビリティM(移動体)が通る通路手段としてのモビリティ専用通路22が外廊下20に沿って設置されている。このモビリティ専用通路22は、同じく通路手段としてのモビリティ専用エレベータ24に接続している。モビリティ船用エレベータ24は、敷地14外の道路12に接するアプローチ位置26にアクセス可能となっている。モビリティMとしては、例えば自家用小型自動車、電動車椅子などの個人向けの超小型モビリティを用いることができる。また、モビリティMは、一人乗りのモビリティに限るものではなく、例えば二人乗りのモビリティなど複数人が搭乗可能なモビリティであってもよい。
一方、同じ敷地14内には、モビリティMを留め置く待機位置としてのモビリティ専用待機プール28(駐車場)が設置されている。このモビリティ専用待機プール28とモビリティ専用エレベータ24はモビリティ専用通路30を介して接続している。このように、モビリティ専用通路22、30およびモビリティ専用エレベータ24は、モビリティ専用待機プール28と、利用開始位置および利用終了位置としての利用者の住戸16前または住戸16内との間を連絡している。なお、モビリティ専用待機プール28は地上部、建物地下部、建物屋上、屋内などに設けることができる。
また、この建物10は、モビリティMをモビリティ専用通路22、30およびモビリティ専用エレベータ24に沿って移動させるための移動手段32と、利用者の要求に応じてモビリティMをモビリティ専用待機プール28から呼び寄せる呼び寄せ手段34と、モビリティMをモビリティ専用待機プール28まで帰還させる帰還手段36と、図示しない配車手段とを備えている。
移動手段32は、搭乗した操縦者のいない無人状態のモビリティMを自動運転でモビリティ専用通路22、30、モビリティ専用エレベータ24に沿って移動させるものである。移動手段32によりモビリティMを呼び寄せ、帰還させることが可能なため、利用者がモビリティ専用待機プール28に行く手間をなくすことができる。この移動手段32としては、例えば自動車を無人で運転操作する周知の自動運転手段を用いて構成することができる。この場合、例えばモビリティMは、自身に取り付けられたレーダやカメラ等のセンサを使用して、モビリティ専用通路22、30、モビリティ専用エレベータ24に設置された被検知物を検知することにより指定された動線を維持しながら指定された位置に移動可能である。
なお、移動手段32を、例えば周知のターンテーブル、ベルトコンベア等を用いて構成することもできる。この場合、モビリティ専用通路22、30をモビリティMを搬送するベルトコンベア方式の通路とし、モビリティ専用エレベータ24の昇降かごにモビリティMの方向を転換するためのターンテーブルと、ベルトコンベアを設け、無人で自動運転しないモビリティMを搬送するようにしてもよい。
この移動手段32は、利用開始後に、利用者が搭乗するモビリティMを利用開始位置である利用者の住戸16前または住戸16内から道路12へのアプローチ位置26まで移動させることもできる。これにより、利用者がモビリティMをアプローチ位置26まで移動する運転手間をなくすことができる。
なお、この場合、モビリティMは利用者の乗車を検知するセンサを備えるようにし、移動手段32は利用者の乗車を検知した場合に、アプローチ位置26への移動を開始してもよい。また、モビリティ専用エレベータ24がモビリティMの搭乗を検知するセンサを備えるようにし、モビリティ専用エレベータ24はモビリティMの搭乗を検知した場合に、自動運転で地上レベルへの移動を開始してもよい。さらに、モビリティMはモビリティ専用エレベータ24の地上レベルへの到達を検知するセンサを備えるようにし、モビリティ専用エレベータ24の地上レベルへの到達を検知した場合に、自動運転でモビリティ専用エレベータ24から退出する自動運転を開始してもよい。
呼び寄せ手段34は、モビリティMの利用開始時に、モビリティMをモビリティ専用待機プール28から利用開始位置である利用者の住戸16前または住戸16内まで呼び寄せるものである。住戸16内まで呼び寄せる場合には、モビリティMが電動車椅子のような超小型のものであることが望ましい。利用者はこの住戸16前または住戸16内でモビリティMに搭乗可能かつ降車可能であるので、利用者は自分の住戸16からすぐにモビリティMを利用可能であり、また、後述する帰還手段36の作用により、モビリティMからすぐに自分の住戸16に帰宅可能である。
この呼び寄せ手段34としては、例えば利用者が携帯でき、無線通信可能な携帯情報端末と、モビリティMに搭載された通信部と呼び寄せ制御部とを用いて構成することができる。ここで、通信部は携帯情報端末からの指示信号を受信するものであり、呼び寄せ制御部は通信部からの信号に基づいてモビリティMを指示位置まで自動運転させる制御信号を自動運転部に送信するものである。モビリティMに搭載された自動運転部が制御信号に応じて動作することで、モビリティMは指示位置まで自動運転で移動する。したがって、利用開始時に、利用者が携帯情報端末で利用開始位置である利用者の住戸前または住戸内を指示信号として通信部に送れば、モビリティ専用待機プール28に留め置かれたモビリティMを自動運転にて呼び寄せることができる。なお、携帯情報端末の代わりに、住戸16に備え付けた情報端末を用いてもよい。
帰還手段36は、モビリティMの利用終了時に、利用者が降車して空車状態のモビリティMを利用終了位置である利用者の住戸16前または住戸16内からモビリティ専用待機プール28まで帰還させるものである。
この帰還手段36としては、例えば上記の携帯情報端末と、モビリティMに搭載された通信部と帰還制御部とを用いて構成することができる。ここで、帰還制御部は通信部からの信号に基づいてモビリティMを指示区間を自動運転させる制御信号を自動運転部に送信するものである。モビリティMに搭載された自動運転部が制御信号に応じて動作することで、モビリティMは指示区間を自動運転で移動する。したがって、利用終了時に、利用者が携帯情報端末で利用終了位置である利用者の住戸16前または住戸16内を指示信号として通信部に送れば、利用者の住戸16前または住戸16内のモビリティMを自動運転にてモビリティ専用待機プール28に帰還させることができる。なお、携帯情報端末の代わりに、住戸16に備え付けた情報端末を用いてもよい。
また、この帰還手段36は、外出先から戻った際に、利用者が搭乗するモビリティMを道路12へのアプローチ位置26から利用者の住戸16前または住戸16内まで帰還させることもできる。これにより、利用者がモビリティMをアプローチ位置26から利用者の住戸16まで移動する運転手間をなくすことができ、さらに、利用者がモビリティMをモビリティ専用待機プール28に戻す手間をなくすことができる。
この場合、例えばモビリティMがアプローチ位置26に進入した際に、利用者が携帯情報端末で利用終了位置である利用者の住戸16前または住戸16内を指示信号として通信部に送れば、モビリティMを自動運転にて利用者の住戸16前または住戸16内に帰還させることができる。なお、アプローチ位置26に被検知物を設置しておき、モビリティMの通信部が被検知物を検知したことに基づいて、モビリティMを自動運転にて利用者の住戸16前または住戸16内に帰還させるようにしてもよい。
配車手段は、例えば携帯情報端末を介してモビリティMの空き状況を確認可能で、利用開始位置への配車を要請または予約可能なものである。この配車手段に対する配車の要請を受けて、移動手段32、呼び寄せ手段34が動作開始するようにしてもよい。この配車手段により、複数の利用者が一つのモビリティMを共有して利用することができる。
次に、本実施の形態におけるモビリティMの利用手順の一例について、図2のフローチャートを参照しながら説明する。
図2に示すように、まず、利用者は携帯情報端末でモビリティMの空き状況を確認し、配車を要請または予約する(ステップS1)。
配車の要請を受けて、モビリティMは呼び寄せ手段34、移動手段32により自動運転にてモビリティ専用待機プール28から住戸16の玄関18前などに配車される。利用者は、配車されたモビリティMに乗車する(ステップS2)。
利用者の乗車を検知したモビリティMは利用者を乗せたまま、モビリティ専用通路22を自動運転にて走行し、モビリティ専用エレベータ24に搭乗する。モビリティMの搭乗を検知したモビリティ専用エレベータ24は自動運転で地上レベルに到達する。この到達を検知したモビリティMは自動運転でモビリティ専用エレベータ24から出て、モビリティ専用通路30を自動運転にて走行して道路12に接続するアプローチ位置26に到達する(ステップS3)。
アプローチ位置26から先の道路12またはモビリティ専用走行ルートでは、利用者自身がモビリティMを運転するか、または自動運転で走行する(ステップS4)。このようにして、利用者は建物10の住戸16から容易に外出することができる。
外出先よりアプローチ位置26に戻ってきたら、上記のステップS1〜S3とは逆のアプローチで住戸16の玄関18前などに自動運転で移動する(ステップS5)。
アプローチ位置26から自動運転で住戸16の玄関18前などに帰還した後、利用者はモビリティMより降車する。この降車を検知したモビリティMは自動運転にてモビリティ専用待機プール28に帰還する(ステップS6)。
このように、本実施の形態によれば、モビリティ専用待機プール28に留め置かれた無人のモビリティMを、利用者の要求に応じて自分の住戸16前などの利用開始位置に自動運転にて呼び寄せることが可能である。また、この利用開始位置でモビリティMに乗車した後は、自動運転にて建物の外へ外出することができる。さらに、外出から戻った後は、建物の入り口から自分の住戸16前などの利用終了位置まで自動運転にて帰還可能であるとともに、降車後は、モビリティMをモビリティ専用待機プール28に自動運転にて帰還させることが可能である。したがって、本実施の形態によれば、利用者はモビリティMを使って容易に外出することができる。
また、本実施の形態は、今後急増すると見込まれる高齢者等が容易に外出できるための一つのツールとなり得る。このため、人生を豊かにでき、ひいては健康な高齢者が増えて、医療費の抑制等高齢者問題の解決に貢献することもできる。また、健常者にとっても、自宅から雨に濡れずに外出することが可能になり、バリアフリー性能が向上する。さらに、自動車を所有する経費をほかの活動にあてることができ、生活の質を向上させることができる。また、小型のモビリティが増えることによって、移動にかけるエネルギーを低減することが可能になり、地球温暖化対策に寄与する。
(実施の形態2)
次に、本発明の実施の形態2として内廊下型の建物について説明する。
図3に示すように、本実施の形態2に係る建物100は、道路12に接する敷地内に建てられた複数階からなるタワー型の囲み型の集合住宅であり、各階に複数の住戸16を有する。各階の住戸16は平面視で口の字状に並列配置され、各住戸16の玄関18前には、住戸16の居住者(利用者)の通常の動線としての内廊下40が四角状に設置されている。この内廊下40は建物100の内側のコア部に位置している。
内廊下40に囲まれた内側のスペースには、モビリティMが通る通路手段としてのモビリティ専用ロビー42が設置されている。このモビリティ専用ロビー42は、同じく通路手段としてのモビリティ専用エレベータ24に接続している。モビリティ船用エレベータ24は、敷地外の道路12に接するアプローチ位置26にアクセス可能となっている。
また、この建物100は、モビリティMをモビリティ専用ロビー42、モビリティ専用通路30およびモビリティ専用エレベータ24に沿って移動させるための移動手段32と、利用者の要求に応じてモビリティMをモビリティ専用待機プール28から呼び寄せる呼び寄せ手段34と、モビリティMをモビリティ専用待機プール28まで帰還させる帰還手段36と、図示しない配車手段とを備えている。移動手段32、呼び寄せ手段34、帰還手段36、配車手段などの構成および作用については、上記の実施の形態1と同様であるので詳細な説明は省略する。
本実施の形態によれば、上記の実施の形態1と同様に、モビリティ専用待機プール28に留め置かれた無人のモビリティMを、利用者の要求に応じて自分の住戸16前などの利用開始位置に自動運転にて呼び寄せることが可能である。また、この利用開始位置でモビリティMに乗車した後は、自動運転にて建物の外へ外出することができる。さらに、外出から戻った後は、建物の入り口から自分の住戸16前などの利用終了位置まで自動運転にて帰還可能であるとともに、降車後は、モビリティMをモビリティ専用待機プール28に自動運転にて帰還させることが可能である。したがって、本実施の形態によれば、利用者はモビリティMを使って容易に外出することができる。
以上説明したように、本発明に係る建物によれば、待機位置に留め置かれたモビリティとしての移動体を利用者の要求に応じて建物内に設けた所定の利用開始位置に呼び寄せることが可能で、所定の利用終了位置から移動体を待機位置に帰還させることが可能な建物であって、待機位置と利用開始位置および利用終了位置との間を連絡し、移動体が通るための通路手段と、移動体を通路手段に沿って移動させるための移動手段と、移動体の利用開始時に、移動体を待機位置から利用開始位置まで呼び寄せる呼び寄せ手段と、移動体の利用終了時に、移動体を利用終了位置から待機位置まで帰還させる帰還手段と、を備えるので、利用者は、移動体を待機位置から所望の利用開始位置に自動的に呼び寄せることができ、利用開始位置から移動体に乗車して外出することができる。また、利用後は、移動体を利用終了位置から待機位置まで自動的に帰還させることができる。したがって、移動体のような乗り物を利用する居住者(利用者)は乗り物を使って容易に外出することができる。
また、本発明に係る他の建物によれば、移動手段は、搭乗した操縦者のいない移動体を自動運転で通路手段に沿って移動させるものであるので、利用者が待機位置に行く手間をなくすことができる。
また、本発明に係る他の建物によれば、利用開始位置および利用終了位置は、集合住宅における利用者の住戸前または住戸内であり、利用者はこの住戸前または住戸内で移動体に搭乗可能かつ降車可能であるので、利用者は自分の住戸からすぐに移動体を利用可能であり、また、移動体からすぐに自分の住戸に帰宅可能である。
また、本発明に係る他の建物によれば、移動手段は、利用者が搭乗する移動体を利用開始位置から道路へのアプローチ位置まで移動させるものであるので、利用者が移動体をアプローチ位置まで移動する運転手間をなくすことができる。
また、本発明に係る他の建物によれば、帰還手段は、利用者が搭乗する移動体を道路へのアプローチ位置から利用者の住戸前または住戸内まで帰還させた後、利用者の降車後は空車状態で移動体をさらに待機位置まで帰還させるので、利用者が移動体をアプローチ位置から利用者の住戸まで移動する運転手間をなくすことができ、利用者が移動体を待機位置に戻す手間をなくすことができる。
また、本発明に係る他の建物によれば、通路手段は、集合住宅の外廊下のさらに外側に設けられたモビリティ専用通路と、このモビリティ専用通路に接続し、道路に接続可能なモビリティ専用エレベータとを有し、待機位置は、集合住宅の近隣の地上または地下に設けられ、モビリティ専用エレベータにモビリティ専用通路で接続するモビリティ専用待機プールであるので、外廊下型の集合住宅に適用することができる。
また、本発明に係る他の建物によれば、通路手段は、囲み型の集合住宅の内廊下のさらに内側に設けられたモビリティ専用ロビーと、このモビリティ専用ロビーに接続し、道路に接続可能なモビリティ専用エレベータとを有し、待機位置は、集合住宅の近隣の地上または地下に設けられ、モビリティ専用エレベータにモビリティ専用通路で接続するモビリティ専用待機プールであるので、内廊下型の集合住宅に適用することができる。
また、本発明に係る他の建物によれば、情報端末を介して移動体の空き状況を確認可能で、利用開始位置への配車を要請または予約可能な配車手段をさらに備えるので、複数の利用者が一つの移動体を共有して利用することができる。
また、本発明に係る他の建物によれば、前記移動体は、超小型モビリティであるので、利用者は超小型モビリティを使ってより一層容易に外出することができる。
以上のように、本発明に係る建物は、超小型モビリティを利用する高齢者や交通弱者が居住する集合住宅に有用であり、特に、居住者が乗り物を使って容易に外出するのに適している。
10,100 建物
12 道路
14 敷地
16 住戸
18 玄関
20 外廊下
22,30 モビリティ専用通路(通路手段)
24 モビリティ専用エレベータ(通路手段)
26 アプローチ位置
28 モビリティ専用待機プール(待機位置)
32 移動手段
34 呼び寄せ手段
36 帰還手段
40 内廊下
42 モビリティ専用ロビー(通路手段)

Claims (9)

  1. 待機位置に留め置かれたモビリティとしての移動体を利用者の要求に応じて建物内に設けた所定の利用開始位置に呼び寄せることが可能で、所定の利用終了位置から移動体を待機位置に帰還させることが可能な建物であって、
    待機位置と利用開始位置および利用終了位置との間を連絡し、移動体が通るための通路手段と、
    移動体を通路手段に沿って移動させるための移動手段と、
    移動体の利用開始時に、移動体を待機位置から利用開始位置まで呼び寄せる呼び寄せ手段と、
    移動体の利用終了時に、移動体を利用終了位置から待機位置まで帰還させる帰還手段と、
    を備えることを特徴とする建物。
  2. 移動手段は、搭乗した操縦者のいない移動体を自動運転で通路手段に沿って移動させるものであることを特徴とする請求項1に記載の建物。
  3. 利用開始位置および利用終了位置は、集合住宅における利用者の住戸前または住戸内であり、利用者はこの住戸前または住戸内で移動体に搭乗可能かつ降車可能であることを特徴とする請求項1または2に記載の建物。
  4. 移動手段は、利用者が搭乗する移動体を利用開始位置から道路へのアプローチ位置まで移動させるものであることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の建物。
  5. 帰還手段は、利用者が搭乗する移動体を道路へのアプローチ位置から利用者の住戸前または住戸内まで帰還させた後、利用者の降車後は空車状態で移動体をさらに待機位置まで帰還させることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の建物。
  6. 通路手段は、集合住宅の外廊下のさらに外側に設けられたモビリティ専用通路と、このモビリティ専用通路に接続し、道路に接続可能なモビリティ専用エレベータとを有し、
    待機位置は、集合住宅の近隣の地上または地下に設けられ、モビリティ専用エレベータにモビリティ専用通路で接続するモビリティ専用待機プールであることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一つに記載の建物。
  7. 通路手段は、囲み型の集合住宅の内廊下のさらに内側に設けられたモビリティ専用ロビーと、このモビリティ専用ロビーに接続し、道路に接続可能なモビリティ専用エレベータとを有し、
    待機位置は、集合住宅の近隣の地上または地下に設けられ、モビリティ専用エレベータにモビリティ専用通路で接続するモビリティ専用待機プールであることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一つに記載の建物。
  8. 情報端末を介して移動体の空き状況を確認可能で、利用開始位置への配車を要請または予約可能な配車手段をさらに備えることを特徴とする請求項1〜7のいずれか一つに記載の建物。
  9. 前記移動体は、超小型モビリティであることを特徴とする請求項1〜8のいずれか一つに記載の建物。
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