JP2017104229A - 遊技機 - Google Patents

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Naoyuki Watanabe
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Abstract

【課題】新たな遊技演出を実行可能な遊技機を提供することを目的とする。【課題を解決するための手段】大当たり判定の結果に基づいて、大当たりとなることを示唆する図柄であって第1の図柄を表示させる特定演出(図柄揃い)を実行可能であり、特定演出を実行した後、前記第1の図柄よりも遊技者に有利となることを示唆する第2の図柄に変更可能な変更演出を実行可能とされ、通常遊技状態で遊技が制御されているときであって大当たり判定において大当たりと判定されたときに変更演出において第1の図柄から第2の図柄に変更される確率と、確変遊技状態で遊技が制御されているときであって大当たり判定において大当たりと判定されたときに変更演出において第1の図柄から第2の図柄に変更される確率と、が互いに異なるようにした。【選択図】図13

Description

本発明は、遊技媒体を用いた遊技機に関するものである。
一般に普及している遊技機では、遊技者に対して興趣性の高い演出を提供するために、所謂ギミックと呼ばれる可動体と、可動体を制御する制御装置とからなる演出用可動役物装置を備えたものが普及している。
演出用可動役物装置は、通常の予告演出などの他に、例えば特別遊技に当選したか否かを遊技者に報知する当落演出や当選した特別遊技が遊技者に有利な特別遊技にあたかも昇格したかのように見せる昇格演出等において利用されている。
先行技術文献として、特許文献1には、演出用可動役物装置の動作に同期させて画像表示部への画像表示を行うなど、複数の演出を組み合わせた演出を行うことができるパチンコ遊技機が開示されている。
特開2008−043659公報
ところで、遊技機では、興趣を高めるために様々な遊技演出が行われているが、遊技者は遊技演出に慣れるにしたがって演出に対する興趣が薄れるため、新たな遊技演出が常に求められていた。
本発明は、上記したような点を鑑みてなされたものであり、新たな遊技演出を実行可能な遊技機を提供することを目的とする。
本発明は、上述の課題を解決するためになされたものであり、以下の形態により実現することが可能である。
第1の形態の遊技機は、遊技者に有利な特別遊技を実行するか否かの判定を行う判定手段(遊技制御基板211のCPU212)と、第1遊技状態及び該第1遊技状態とは異なる第2遊技状態の何れかで遊技を制御可能な遊技制御手段(遊技制御基板211のCPU212)と、所定の演出を実行する演出制御手段(演出制御基板221のCPU222及び画像制御基板231のCPU232)と、を備え、前記演出制御手段は、前記判定の結果に基づいて、前記特別遊技が実行されることを示唆する第1の図柄を表示させる特定演出を実行可能であり、前記特定演出を実行した後、前記第1の図柄よりも遊技者に有利な第2の図柄に変更可能な変更演出を実行可能にし、前記変更演出は、前記第1遊技状態で遊技が制御されているときに実行される第1変更演出と、前記第2遊技状態で遊技が制御されているときに実行される第2変更演出と、を含み、前記第1遊技状態で遊技が制御されているときの前記判定において前記特別遊技を実行すると判定されたときに前記第1変更演出において前記第1の図柄から前記第2の図柄に変更される確率と、前記第2遊技状態で遊技が制御されているときの前記判定において前記特別遊技を実行すると判定されたときに前記第2変更演出において前記第1の図柄から前記第2の図柄に変更される確率と、が互いに異なることを特徴とする。
本発明によれば、新たな遊技演出を実現することが可能になる。
本発明の実施形態に係る遊技機の正面図である。 本実施形態の遊技機に搭載されている遊技盤の正面図である。 遊技盤に搭載されている大入賞口の構成を示した図である。 遊技盤に搭載されている第1の演出用可動役物装置の動作説明図である。 遊技盤に搭載されている第2の演出用可動役物装置の動作説明図である。 本実施形態に係る遊技機の遊技制御を行う遊技制御装置の構成を示したブロック図である。 本実施形態に係る遊技機の遊技制御基板に設けられている各種判定テーブルの説明図である。 本実施形態に係る遊技機において実行可能な特別遊技の内容を示した図である。 メイン画像表示装置に表示される演出図柄の図柄配列を示した図である。 演出制御基板のCPUが実行するタイマ割込処理の一例を示したフローチャートである。 演出制御基板のCPUが実行するコマンド受信処理の一例を示したフローチャートである。 演出制御基板のCPUが実行する演出選択処理の一例を示したフローチャートである。 大当たり変動演出パターン決定テーブルの一例を示した図である。 画像制御基板のCPUが実行する画像表示処理の一例を示したフローチャートである。 ランプ制御基板のCPUが実行する演出用可動役物作動処理の一例を示したフローチャートである。 本実施形態の遊技機が実行可能な第1遊技演出の一例を示した図である。 本実施形態の遊技機が実行可能な第1遊技演出の一例を示した図である。 本実施形態の遊技機が実行可能な第2遊技演出の一例を示した図である。 本実施形態の遊技機が実行可能な第3遊技演出の一例を示した図である。 本実施形態の遊技機が実行可能な第4遊技演出の一例を示した図である。 本実施形態の遊技機が実行可能な第5遊技演出の一例を示した図である。 本実施形態の遊技機が実行可能な第6遊技演出の一例を示した図である。
以下、本発明を図面に示した実施の形態により詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る遊技機の一例としてのパチンコ機の構成を示した正面図である。図2は、図1に示した本実施形態に係る遊技機に搭載されている遊技盤の正面図である。図3は、図1、図2に示した遊技盤に搭載されている大入賞口の構成を示した図である。図4、図5は、図1、図2に示した遊技盤に搭載されている演出用可動役物装置の動作説明図である。
図1において、本実施形態に係る遊技機1は、遊技店の島設備に取り付けられる外枠300と、その外枠300により回動可能に支持されたガラス枠310と、が備えられている。外枠300には遊技球が流下する遊技領域3が形成された遊技盤2が設けられている。
ガラス枠310は、遊技盤2の前方(遊技者側)において遊技領域3を視認可能に覆うガラス板(図示しない)を支持している。
また、ガラス枠310には、回動操作されることにより遊技領域3に向けて遊技球を発射させる操作ハンドル311と、図1には示していない音声出力装置(スピーカ)312(図6参照)と、複数のランプを有する上下の演出用照明装置313a、313bと、押圧操作により演出態様を変更させるための演出ボタン314と、左右の演出用可動照明装置320L、320Rが設けられている。
演出用可動照明装置320L、320Rは、ガラス枠310の左上隅及び右上隅に設けられている。演出用可動照明装置320L、320Rは、図示しない可動照明部を備えており、図1に示す可動照明部を収納(閉塞)した状態から図示しない可動照明部を開放(突出)した状態に自動的に変動させることができるように構成されている。
ガラス枠310の下側には、受皿ユニット315が設けられている。受皿ユニット315には、複数の遊技球を貯留する球皿部が設けられている。
球皿部は、操作ハンドル311の方向側に遊技球が流下するように下りの傾斜を有しており、遊技者が操作ハンドル311を回動させると、球皿部の遊技球が遊技領域3に発射される。
遊技領域3に発射された遊技球は、レール5a、5b間を上昇して球戻り防止片5cを超えると、遊技領域3に到達し、その後、遊技領域3内を落下する。このとき、遊技領域3に設けられた複数の釘や風車によって、遊技球は予測不能に落下することとなる。
演出用照明装置313a、313bは、各ランプの光の照射方向や発光色を変更して照明による演出を行う。
受皿ユニット315の上面には、一般的にチャンスボタンと呼ばれる演出ボタン314が配置されている。演出ボタン314の操作は、演出ボタン314に設けられている演出ボタンSW314a(図6参照)により検出される。
次に、遊技盤2の構成について説明する。
図1、図2において、遊技盤2の遊技領域3の中央には、開口部3Aが形成されており、開口部3Aの周縁に沿って遊技球の流下に影響を与える枠部6が設けられている。この枠部6の略中央部分(開放部)であって遊技盤2の背面側には、液晶表示装置等からなるメイン画像表示装置7が設けられている。
遊技領域3の下方中央には、始動領域として遊技球が入球可能な第1始動口13が設けられている。
第1始動口13には、遊技球の入球を検出する第1始動口スイッチ(SW)13a(図6参照)が設けられており、この第1始動口SW13aにおいて、遊技球の入球が検出されると、後述する大当たり判定用乱数値等の遊技用乱数値が取得され、後述する大当たり遊技を実行する権利獲得の抽選(以下、「大当たり抽選」という)等が行われる。
また、第1始動口SW13aにおいて、遊技球の入球が検出された場合には、所定の賞球(例えば3個の遊技球)が払い出される。
また、遊技領域3の右側には、始動領域として遊技球が入球可能な第2始動口14が設けられている。第2始動口14は、遊技領域3の右側に配置されているため、第2始動口14には、遊技者が操作ハンドル311を大きく回動させ、強い力で打ち出された遊技球でないと入球しないように構成されている。
第2始動口14には、遊技球の入球を検出する第2始動口SW14a(図6参照)が設けられており、この第2始動口SW14aにおいて、遊技球の入球が検出されると、第1始動口13と同様、大当たり判定用乱数値等の遊技用乱数値が取得され、大当たり抽選が行われる。
また、第2始動口SW14aにおいて、遊技球の入球が検出された場合も所定の賞球(例えば3個の遊技球)が払い出される。
また、第2始動口14は、可動片14bを有しており、可動片14bが閉状態となる第1の態様と、可動片14bが開状態となる第2の態様とに可動制御される。従って、第2始動口14が、第1の態様のときは遊技球の入球機会がなく、第2の態様のときは遊技球の入球機会が増すこととなる。
なお、本実施形態に係る遊技機1では、第1始動口13又は第2始動口14に遊技球が入球した場合、例えば3個程度の払い出し(賞球)を行うようにしているが、第1始動口13又は第2始動口14への遊技球の入球に伴う賞球は必ずしも3個である必要はなく1個でも0個でも良い。
また、遊技領域3の右側には、遊技球が通過可能な普通図柄用のゲート15が設けられている。このため、第2始動口14と同様、遊技者が操作ハンドル311を大きく回動させ、強い力で打ち出された遊技球でないと、遊技球がゲート15を通過しないように構成されている。
ゲート15には、遊技球の通過を検出するゲートSW15a(図6参照)が設けられており、このゲートSW15aにおいて、遊技球の通過が検出されると、普通図柄判定用乱数値が取得され、後述する「普通図柄の当たり抽選」が行われる。
また、遊技領域3の下方右側には、遊技球が入球可能な大入賞口16が設けられている。このため、第2始動口14やゲート15と同様、遊技者が操作ハンドル311を大きく回動させ、強い力で打ち出された遊技球でないと、大入賞口16には遊技球が入賞しないように構成されている。
大入賞口16は、通常(非大当たり遊技時)は、開閉扉16bが閉状態に維持されており、遊技球の入賞を不可能としている。これに対して、大当たり遊技が開始されると、開閉扉16bが開放されるとともに、この開閉扉16bが遊技球を大入賞口16内に導く受け皿として機能し、遊技球が大入賞口16に入賞可能となる。
図3に示すように大入賞口16の内部には、入賞した遊技球を検出する大入賞口SW16aが設けられており、大入賞口SW16aにおいて遊技球の入賞が検出されると、予め設定された賞球(例えば15個の遊技球)が払い出される。
また、大入賞口16の内部には、大入賞口SW16aを通過した遊技球を特定領域(Vアタッカー)18aまたは非特定領域(ハズレ領域)18bに振り分ける振分部材17が設けられており、図3(b)に示すように、振分部材17が可動状態のときは遊技球PをVアタッカー18aに誘導する一方、図3(c)に示すように、振分部材17が非可動状態のときは、遊技球Pをハズレ領域18bに誘導する。
なお、Vアタッカー18a及びハズレ領域18bを通過した遊技球は、遊技盤2の外部へ排出される。
Vアタッカー18aには、特定領域SW(VアタッカーSW)18c(図6参照)が設けられており、Vアタッカー18aに誘導された遊技球は、VアタッカーSW18cを通過するように構成されている。
VアタッカーSW18cにおいて、遊技球の通過が検出された場合は、大当たり遊技終了後から所定期間、例えば特別図柄が所定回数(100回)変動する迄の期間、遊技者に有利な確変遊技状態(高確率時短遊技状態)へ移行する。
また、遊技盤2の遊技領域3には、複数の一般入賞口19が設けられている。これら各一般入賞口19に遊技球が入賞すると、所定の賞球(例えば10個の遊技球)が払い出される。
さらに、遊技領域3の最下部には、一般入賞口19、第1始動口13、第2始動口14、大入賞口16のいずれにも入球しなかった遊技球を遊技領域3から排出するためのアウト口29が設けられている。
遊技盤2の左下方(遊技領域外)には、表示領域9が設けられている。
この表示領域9には、後述する第1特別図柄表示装置20、第2特別図柄表示装置21、普通図柄表示装置22、第1特別図柄保留表示器23、第2特別図柄保留表示器24、普通図柄保留表示器25、ラウンド回数表示器26等が設けられている。
上記第1特別図柄表示装置20は、第1始動口13に遊技球が入球したことを契機として行われた大当たり抽選の結果を報知するためのものである。
第2特別図柄表示装置21は、第2始動口14に遊技球が入球したことを契機として行われた大当たり抽選の結果を報知するためのものである。
ここで、「大当たり抽選」とは、第1始動口13又は第2始動口14に遊技0球が入球したときに、大当たり判定用乱数値を取得し、取得した大当たり判定用乱数値が「大当たり」に対応する乱数値であるか否かを判定する処理をいう。この大当たり抽選の結果は即座に遊技者に報知されるわけではなく、第1特別図柄表示装置20において特別図柄の変動表示を行い、所定の変動時間を経過したところで、大当たり抽選の結果に対応する特別図柄を停止表示させて、遊技者に抽選結果を報知するようにしている。
ここで、「大当たり」とは、第1始動口13又は第2始動口14に遊技球が入球したことを条件として行われる大当たりの抽選において特別遊技である大当たり遊技を実行する権利を獲得した場合をいう。
本実施形態に係る遊技機1では、大当たり遊技として大入賞口16の開閉扉16bを開放するラウンド遊技(R)を所定ラウンド行う。
各ラウンド遊技における大入賞口16の最大開放時間は、予め設定されており、この間に大入賞口16に所定個数の遊技球(例えば9個)が入賞すると、1回のラウンド遊技が終了となる。つまり、大当たり遊技は、大入賞口16への遊技球の入賞に応じた賞球を遊技者が獲得できる遊技である。
大当たりにおけるラウンド遊技回数は、ラウンド回数表示器26により表示される。なお、本実施形態の遊技機1では、大当たり遊技が複数種類設けられており、その詳細については後述する。
普通図柄表示装置22は、遊技球がゲート15を通過したことを契機として行われる普通図柄の抽選結果を報知するためのものである。詳しくは後述するが、普通図柄の抽選によって当たりに当選すると、普通図柄表示装置22が点灯し、その後、上記第2始動口14の可動片14bが所定時間、開状態となる第2の態様に制御される。
ここで、「普通図柄の抽選」とは、遊技球がゲート15を通過したときに、普通図柄判定用乱数値を取得し、取得した普通図柄判定用乱数値が「当たり」に対応する乱数値であるかどうかの判定する処理をいう。
この普通図柄の抽選結果についても、遊技球がゲート15を通過して即座に抽選結果が報知されるわけではなく、普通図柄表示装置22において普通図柄が点滅等の変動表示を行い、所定の変動時間を経過したところで、普通図柄の抽選結果に対応する普通図柄を停止表示させて、遊技者に抽選結果を報知するようにしている。
さらに、特別図柄の変動表示中や後述する特別遊技中等、第1始動口13又は第2始動口14に遊技球が入球して、即座に大当たりの抽選が行えない場合には、一定の条件のもとで、大当たりの抽選の権利が保留される。より詳細には、第1始動口13に遊技球が入球したときに取得された大当たり判定用乱数値を第1保留として記憶し、第2始動口14に遊技球が入球したときに取得された大当たり判定用乱数値を第2保留として記憶する。
これら両保留は、それぞれ上限保留個数が4個に設定され、その保留個数は、それぞれ第1特別図柄保留表示器23と第2特別図柄保留表示器24とに表示される。
さらに、普通図柄の上限保留個数も4個に設定されており、その保留個数が、上記第1特別図柄保留表示器23および第2特別図柄保留表示器24と同様の態様によって、普通図柄保留表示器25において表示される。
本実施形態に係る遊技機1では、枠部6の内側に露出したメイン画像表示装置7の表示画面7aの前部下方にサブ画像表示装置30が配置されている。また、表示画面7aの左右両側方に位置する枠部6の裏側には、第1の演出用可動役物装置50が配置されている。さらに、表示画面7aの上部中央には、第2の演出用可動役物装置60が配置されている。
ここで、第1の演出用可動役物装置50及び第2の演出用可動役物装置60の動作について説明する。
図4に示す第1の演出用可動役物装置50は、2つの可動体51、51と、各可動体51、51を駆動する図示しない駆動機構と、により構成される。
各可動体51、51は、枠部6の左右裏側に退避した初期位置(第2位置)と表示画面7aの前方に突出した中央位置(第1位置)との間を進退可能に構成されている。
また、各可動体51、51には、第1の演出用役物ランプとして多数の可動体ランプ55が設けられている。
可動体ランプ55は、例えばフルカラーLEDにより構成され、可動体51、51の駆動に連動させて任意の色で点灯又は点滅させることが可能に構成されている。
図5に示す第2の演出用可動役物装置60は、本実施形態に係る遊技機1のメインのキャラクターの顔部を象った顔ギミック(可動体)61と、この顔ギミック61を昇降自在に駆動する図示しない駆動機構と、により構成される。
顔ギミック61は、枠部6の上縁部の上方であって表示画面7aの前方に配置されている。
顔ギミック61は、表示画面7aの中央最上部にある初期位置(第2位置)と表示画面7aの中央部寄りに下降した中央位置(第1位置)との間を進退可能に構成されている。
また、顔ギミック61の額部分には、第2の演出用役物ランプとしてビームランプ(可動体ランプ)65が設けられている。
ビームランプ65は、例えばフルカラーLEDにより構成され、顔ギミック61の駆動に連動させて、或いは顔ギミック61の駆動に関わらず、任意の色で点灯又は点滅させることが可能に構成されている。
次に、本実施形態に係る遊技機の制御について説明する。
図6は、本実施形態に係る遊技機の遊技制御を行う遊技制御装置の構成を示したブロック図である。
この図6に示す遊技制御装置には、遊技の進行を制御する主制御基板として遊技制御基板211が設けられている。また副制御基板として、演出制御基板221、画像制御基板231、ランプ制御基板241、払出制御基板251等が設けられている。
遊技制御基板211は、CPU212、ROM213、及びRAM214等を有し、当該遊技機の主たる制御を行う。
遊技制御基板211には、第1始動口13内に設けられた第1始動口SW13a、第2始動口14内に設けられた第2始動口SW14a、第2始動口14の可動片14bを開閉動作させるための第2始動口ソレノイド(SOL)14c、ゲート15内に設けられたゲートSW15a、大入賞口16に入賞した遊技球を検出する大入賞口SW16a、大入賞口16の開閉扉16bを開閉動作させるための大入賞口ソレノイド(SOL)16c、振分部材17を動作させるための振分部材SOL17a、大入賞口16内の特定領域(Vアタッカー)18aに設けられた特定領域SW(VアタッカーSW)18c、一般入賞口19内に設けられた一般入賞口SW19a等が接続されている。
また、遊技制御基板211には、第1特別図柄の変動と表示を行う第1特別図柄表示装置20、第2特別図柄の変動と表示を行う第2特別図柄表示装置21、普通図柄の変動と表示を行う普通図柄表示装置22が接続されている。
第1特別図柄表示装置20及び第2特別図柄表示装置21は、特別図柄を変動表示させ所定時間経過後に当該変動表示を停止させることにより特別図柄が当たりに当選したか否かを表示する。また、普通図柄表示装置22は、遊技球がゲートSW15aを通過したときに、普通図柄を変動表示させ、所定時間経過後に当該変動表示を停止させることにより普通図柄が当たりに当選したか否かを表示する。
さらに、遊技制御基板211には、第1特別図柄の変動表示を開始させる権利(保留球)の保留個数を表示する第1特別図柄保留表示器23、第2特別図柄の変動表示を開始させる権利の保留個数を表示する第2特別図柄保留表示器24、普通図柄が変動中に遊技球がゲート15を通過したときに、ゲート15の通過によって得られる普通図柄の変動表示を開始させる権利の保留個数を表示する普通図柄保留表示器25、ラウンド回数表示器26等が接続されている。
なお、本実施形態に係る遊技機1では、第1特別図柄保留表示器23と第2特別図柄保留表示器24に第1特別図柄の保留球と第2特別図柄の保留球とが共に保留されている場合、第2特別図柄の保留球を優先的に消化するように構成されているものとする。勿論、第1特別図柄と第2特別図柄の保留球を入賞順に消化するように構成してもよい。
さらに、遊技制御基板211には、演出制御基板221、払出制御基板251、及び盤用外部情報端子基板260等が接続されている。
演出制御基板221は、CPU222、ROM223、RAM224、RTC(リアルタイムクロック)225等を有し、遊技演出全体の制御を行う。
演出制御基板221には、画像及び音声の制御を行う画像制御基板231、各種ランプ及び演出役物の制御を行うランプ制御基板241、及び演出ボタンSW314aが接続されている。
画像制御基板231は、CPU232、ROM233、CGROM234、RAM235等を有し、演出制御基板221の指示に基づいて、画像及び音声の制御を行う。このため、画像制御基板231には、メイン画像表示装置7及びサブ画像表示装置30と、音声出力装置(スピーカ)312とが接続されている。
CGROM234は、フラッシュメモリ、EEPROM、EPROM、マスクROM等から構成され、各種画像データ及び音声データ等を記憶している。
音声出力装置312は、BGM(バックグランドミュージック)、SE(サウンドエフェクト)等を出力し、サウンドによる演出を行う。
ランプ制御基板241は、CPU242、ROM243、RAM244等を有し、演出制御基板221の指示に基づいて、演出用可動役物装置や演出用可動役物装置に搭載されている役物ランプ、演出用照明装置等の制御を行う。このため、ランプ制御基板241には、第1の演出用可動役物装置50、第2の演出用可動役物装置60、第1の演出用役物ランプ55、第2の演出用役物ランプ65、演出用照明装置313(313a、313b)、演出用可動照明装置320(320L、320R)等が接続されている。
払出制御基板251は、CPU252、ROM253、RAM254等を有し、遊技球払出装置の払出モータ255、払出球検出SW256、球有り検出SW257、満タン検出SW258等の制御を行う。
また、払出制御基板251には、枠用外部情報端子基板270が接続されている。
盤用外部情報端子基板260は、遊技盤の各種情報を外部に出力するための端子基板である。
また、枠用外部情報端子基板270は、枠の各種情報を外部に出力するための端子基板である。
<主制御基板>
次に、本実施形態の遊技機1の主制御基板である遊技制御基板211が実行する各種処理について説明する。
図7は、遊技機1の遊技制御基板211において用いられる各種判定用テーブルを示した図であり、(a)は大当たり判定用テーブル、(b)は大当たり図柄判定用テーブル、(c)はリーチ判定用テーブル、(d)は普通図柄判定用テーブルの一例をそれぞれ示した図である。
遊技制御基板211では、図7(a)に示す大当たり判定用テーブルと図7(b)に示す大当たり図柄判定用テーブルとにより特別図柄が決定され、図7(d)に示す普通図柄判定用テーブルにより普通図柄が決定される。
本実施形態の遊技機1では、遊技球が第1始動口13又は第2始動口14に入球したときに、大当たり判定用乱数値として、例えば「0」〜「399」までの400個の乱数値の中から一つの乱数値が取得される。
図7(a)に示す大当たり判定用テーブルの場合、低確率遊技状態(通常遊技状態)のときは、大当たりの割合が1/400に設定され、取得した大当たり判定用乱数値が「3」のときに大当たりと判定される。
一方、高確率遊技状態のときは、大当たりの割合が例えば低確率遊技状態の10倍である10/400に設定され、取得した大当たり判定用乱数値が「3」,「7」,「37」,「67」,「97」,「127」,「157」,「187」,「217」,「247」のときに大当たりと判定される。
また、本実施形態の遊技機1では、遊技球が第1始動口13又は第2始動口14に入球したときに、大当たり図柄判定用乱数値として、「0」〜「99」までの100個の乱数値の中から一つの乱数値が取得される。そして取得した大当たり図柄判定用乱数値と、図7(b)に示す大当たり図柄判定用テーブルと、に基づいて、複数種類の大当たりの中から何れか1つの大当たりを決定する。本実施形態では、複数種類の大当たりとして、第1大当たり、第2大当たり、第3大当たり、第4大当たりの4種類が用意されている。
図7(b)に示す大当たり図柄判定用テーブルにおいて、第1大当たり〜第4大当たりが選択される割合、及び大当たり図柄判定用乱数値は、図7(b)に示す通りであり、第1始動口13に入球した遊技球が大当たりに当選した場合、45/100(45%)の割合で第1大当たりが選択され、55/100(55%)の割合で第2大当たりが選択される。一方、第2始動口14に入球した遊技球が大当たりに当選した場合、20/100(20%)の割合で第2大当たりが選択され、20/100(20%)の割合で第3大当たりが選択され、60/100(60%)の割合で第4大当たりが選択される。
図8は、本実施形態の遊技機1において実行される大当たり(特別遊技)の遊技内容を示した図である。
第1大当たりは、大当たり遊技時における大入賞口16の開放時間が比較的長く(例えば8R)、相応の出球の払い出しが期待できる大当たりとされる。また、第1大当たりでは、Vアタッカー18aの開放態様がショート開放とされる。Vアタッカー18aのショート開放は、例えば大入賞口16が開放状態となる開放期間若しくはその前後期間において、Vアタッカー18aの振分部材17を極めて短時間(例えば0.1秒)開放する動作であり、大入賞口16に入賞した遊技球がVアタッカー18aを通過することはほぼ不可能とされる。大入賞口16に入賞した遊技球がVアタッカー18aを通過しなかった場合(VアタッカーSW18cにおいて検出されなかった場合)、大当たり遊技終了後の遊技状態は、通常遊技状態(低確率非時短遊技状態)となる。このため、第1大当たり遊技終了後は、通常遊技状態となる可能性が極めて高い。
このため、本明細書では第1大当たりのことを「8R通常大当たり」と呼ぶことがある。
第2大当たりは、第1大当たりと同様、大当たり遊技時における大入賞口16の開放時間が比較的長く(例えば8ラウンド)、相応の出球の払い出しが期待できる大当たりとされる。また、第2大当たりでは、Vアタッカー18aの開放態様がロング開放とされる。Vアタッカー18aのロング開放は、例えば大入賞口16が開放状態となる開放期間若しくはその前後期間において、Vアタッカー18aの振分部材17を長時間(例えば5秒)開放する動作であり、大入賞口16に遊技球が入賞した場合は、ほぼ100%の確率で遊技球がVアタッカー18aを通過する。大入賞口16に入賞した遊技球がVアタッカー18aを通過した場合(VアタッカーSW18cにおいて遊技球の通過が検出された場合)、大当たり遊技終了後の遊技状態は、特別図柄が所定回数(例えば100回)変動するまでの期間、高確率遊技と時短遊技との両方を付与する確変遊技状態となる。このため、第2大当たり遊技終了後は、通常遊技状態より遊技者に有利な確変遊技状態となる可能性が極めて高い。
このため、本明細書では第2大当たりのことを「8R確変大当たり」と呼ぶことがある。
第3大当たりは、第1大当たり、第2大当たりと比較すると、大当たり遊技時における大入賞口16の開放時間が短く(例えば4ラウンド)、出球の払い出しは最も期待できない大当たりとされる。但し、第3大当たりでは、Vアタッカー18aの開放態様がロング開放とされるため、第3大当たり遊技終了後は、確変遊技状態となる可能性が極めて高い。このため、本明細書では第3大当たりのことを「4R確変大当たり」と呼ぶことがある。
第4大当たりは、大当たり遊技時における大入賞口16の開放時間が最も長く(例えば16ラウンド)、大量の出球の払い出しが期待できる大当たりとされる。また第4大当たりでは、Vアタッカー18aの開放態様がロング開放とされるため、第4大当たり遊技終了後は、確変遊技状態となる可能性が極めて高い。このため、本明細書では第4大当たりのことを「16R確変大当たり」と呼ぶことがある。
ここで、上記した時短遊技とは、第2始動口14への遊技球の入球確率を高めた開閉扉14bの開放サポートを伴う遊技状態をいう。
具体的には、遊技球がゲート15を通過することを条件に行われる普通図柄の変動時間が非時短遊技状態の場合に比べて短く設定され、かつ、第2始動口14の総開放時間が非時短遊技状態の場合に比べて長い遊技状態をいう。
また、時短遊技状態では、非時短遊技状態よりも普通図柄が当たりに当選する確率が高くなるように構成されている。
したがって、時短遊技状態では、非時短遊技状態よりも遊技球がゲート15を通過する限りにおいて、第2始動口14の可動片14bが開状態となる第2の態様に制御され易くなる。
よって、確変遊技状態(高確率時短遊技状態)では、遊技者が遊技球を消費せずに遊技を進行することが可能となり、通常遊技状態などの非時短遊技状態のときと比べて遊技効率を大幅に高めることができる。
なお、普通図柄が当たりに当選する確率は、非時短遊技状態および時短遊技状態のいずれの遊技状態であっても変わらないように設定してもよい。
上記した第1大当たり〜第4大当たりを比較すると、遊技者が獲得可能な出球という観点からすれば、大当たり遊技時のラウンド回数が4Rとされる第3大当たりが最も不利であり、この第3大当たりより遊技者に有利なのが大当たり遊技時のラウンド回数が8Rとされる第1大当たり及び第2大当たり、さらにこれら第1大当たり及び第2大当たりより遊技者に有利なのが大当たり遊技時のラウンド回数が16Rとされる第4大当たりとされる。
一方、大当たり後の遊技状態という観点からすれば、大当たり遊技後の遊技状態が通常遊技状態となる第1大当たりが最も不利であり、この第1大当たりより遊技者に有利なのが大当たり遊技後の遊技状態が確変遊技状態となる第2大当たり〜第4大当たりとされる。
さらに、本実施形態の遊技機1は、第2始動口14に遊技球が入球したときのほうが、第1始動口13に遊技球が入球したときより遊技者に有利な確変大当たり(特に第4大当たり(16R確変大当たり))に当選する割合が高くなっていることから、確変遊技中は通常遊技中より遊技者に有利な大当たりに当選し易いといえる。
図7に戻り、本実施形態の遊技機1では、遊技球が第1始動口13又は第2始動口14に入球したときに、リーチ判定用乱数値として、「0」〜「249」までの250個の乱数値の中から一つの乱数値が取得され、図7(c)に示すリーチ判定用テーブルに基づいて、取得されたリーチ判定用乱数値が「0」〜「21」のときに「リーチ有り」、取得したリーチ判定用乱数値が「22」〜「249」のときに「リーチ無し」と判定される。
また、本実施形態の遊技機1では、遊技球がゲート15を通過したときに、「0」〜「9」までの10個の普通図柄判定用乱数値の中から一つの乱数値が取得される。
図7(d)に示す普通図柄判定用テーブルでは、時短フラグがOFFとなる非時短遊技状態のときは、取得された普通図柄判定用乱数値が「7」のときのみ当たりと判定される。一方、時短フラグがONとなる時短遊技状態のときは、取得された普通図柄判定用乱数値が「0」〜「9」のときに当たりと判定される。
このように構成される本実施形態の遊技機1では、例えば遊技球が第1始動口13に入球して第1始動口SW13aを通過すると、特別図柄の始動条件が成立する。特別図柄の始動条件が成立した場合、図6に示した遊技制御基板211のCPU212は、各種遊技用乱数値、例えば大当たり判定用乱数値、大当たり図柄判定用乱数値、リーチ判定用乱数値等を取得する処理を実行する。
なお、遊技球が第2始動口14に入球して第2始動口SW14aを通過した場合も特別図柄の始動条件が成立する。そして、この場合もCPU212は、上記と同様の処理を実行する。
また、CPU212は、遊技球が第1始動口13または第2始動口14に入球して第1特別図柄または第2特別図柄の保留数が増加した場合、演出制御基板221に対して、第1特別図柄または第2特別図柄の保留数が増加したことを示す保留数増加コマンドを送信する処理を実行する。
さらに、CPU212は、大当たり遊技(特別遊技)を行うか否かの判定を行う特別遊技判定処理を実行する。
具体的には、図7(a)に示した大当たり判定用テーブルを利用して、取得した大当たり判定用乱数値が大当たりに当選しているか否かの判定を行い、大当たりに当選していると判定した場合は、図7(b)に示した大当たり図柄判定用テーブルと、取得した大当たり図柄判定用乱数値とに基づいて、特別図柄を所定の大当たり図柄に決定する。なお、大当たりに当選していないと判定した場合は、特別図柄をハズレ図柄に決定する。
この後、CPU212は、第1特別図柄表示装置20または第2特別図柄表示装置21において第1特別図柄または第2特別図柄の変動を開始させる処理を実行する。
また、CPU212は、特別図柄の変動を開始させる処理を実行したときに、演出制御基板221に対して、特別図柄の変動開始を知らせる変動開始コマンドを送信する処理を実行する。
なお、遊技制御基板211が演出制御基板221に対して送信する変動開始コマンドには、上記した特別図柄の変動時間を示す変動パターン指定コマンド、大当たりの判定結果を示す大当たりコマンド、大当たり図柄を示す大当たり図柄コマンド、リーチの判定結果を示すリーチ判定コマンド、現在の遊技状態を示す遊技状態コマンド等が含まれる。
また、CPU212は、特別図柄が変動を開始してから所定時間経過後、特別図柄の変動を停止させると共に、演出制御基板221に対して、特別図柄の変動停止を知らせる変動停止コマンドを送信する処理を実行する。
なお、演出制御基板221は、変動開始コマンドに含まれる変動パターン指定コマンドから特別図柄の変動が停止するタイミングを認識できるため、遊技制御基板211のCPU212は、必ずしも演出制御基板221に対して、変動停止コマンドを送信する処理を実行する必要はない。
また、CPU212は、特別図柄の停止図柄が大当たり図柄のときは、演出制御基板221に対して、大当たりのオープニングを告げるオープニングコマンドを送信する処理を実行した後、大当たり遊技を実行する。
大当たり遊技中は、大入賞口16の開閉扉16bを所定時間経過するまで、または遊技球が規定個数入賞するまで開状態となるよう制御するラウンド遊技を所定ラウンド(16R、8Rまたは4R)実行する。従って、大当たり遊技中は、遊技者は開状態になっている大入賞口16を狙って遊技球を発射すれば出球を獲得することができる。
また、CPU212は、大当たり遊技中は、各ラウンドのラウンド遊技開始時に、演出制御基板221に対して、ラウンド遊技の開始を知らせるラウンド遊技開始コマンドを送信する処理を実行する。
また、各ラウンドのラウンド遊技終了時に、演出制御基板221に対して、ラウンド遊技終了コマンドを送信する処理を実行する。
また、CPU212は、大入賞口SW16aにおいて遊技球の入賞が検出された場合、演出制御基板221に対して、大入賞口16において遊技球の入賞が検出されたことを示す入賞コマンドを送信する処理を実行する。これにより、メイン画像表示装置7の表示画面7aに遊技球の入賞個数や獲得出球を表示するといったことが可能になる。
また、CPU212は、第2大当たり〜第4大当たりの何れかに当選した場合、所定ラウンド目(例えば第4ラウンド目)のラウンド遊技において、大入賞口16内に入賞した遊技球がVアタッカー18aを通過し易いタイミングで振分部材17を長時間作動させるロング開放動作を行うようにしている。
具体的には、大入賞口16の開閉扉16bが開放状態にあるときに振分ソレノイド17aを作動させるようにしている。
このように構成すると、第2大当たり〜第4大当たりの何れかに当選した場合は、遊技者が大入賞口16を狙って遊技球を発射するだけで、遊技球がVアタッカー18aを通過するので、大当たり遊技終了後、確変遊技を付与することができる。
一方、CPU212は、第1大当たりに当選した場合、所定ラウンド目のラウンド遊技において、大入賞口16内に入賞した遊技球がVアタッカー18aを通過し難いタイミングで振分部材17を短時間作動させるショート開放動作を行うようにしている。
具体的には、大入賞口16の開閉扉16bが閉止しているときに振分ソレノイド17aを作動させるようにしている。
このように構成すると、第1大当たりに当選した場合は、遊技者が大入賞口16を狙って遊技球を発射したとしても、遊技球がVアタッカー18aを通過しないので、大当たり遊技終了後に確変遊技が付与されることがない。
また、CPU212は、VアタッカーSW18cにおいて遊技球の通過が検出された場合、演出制御基板221に対して、Vアタッカー18aにおいて遊技球の入賞が検出されたことを示すV入賞コマンドを送信する処理を実行する。
また、CPU212は、大当たり遊技終了時、演出制御基板221に対して、大当たりのエンディングを告げるエンディングコマンドを送信する処理を実行する。
大当たり遊技終了後は、大当たり図柄判定用テーブル、大当たり図柄乱数値、Vアタッカー18aに設けられているVアタッカーSW18cの検出結果に基づいて、通常遊技状態または確変遊技状態(特定遊技状態)に移行する。
確変遊技状態中は、第2始動口14への遊技球の入球率が通常遊技状態より高くなるため、遊技者は第2始動口14を狙って遊技を行うことで、通常遊技状態に比べて遊技効率を大幅に高めることできる。
確変遊技は、特別図柄の変動回数が予め設定した設定回数(例えば100回)に達するか、或いは再度大当たりに当選するまで継続して行われる。
<図柄配列>
次に、図9を参照して、メイン画像表示装置7に表示される装飾図柄について説明する。
図9は、メイン画像表示装置7に表示される演出図柄の図柄配列を示した図である。
この図9に示す図柄配列は、演出図柄8の図柄番号が「1」〜「9」の9つの番号で構成され、それぞれの図柄番号「1」〜「9」に演出図柄画像が対応付けられている。
演出図柄8の画像データ自体は、画像制御基板231のCGROM234に記憶され、図9に示す図柄配列の図柄番号「1」〜「9」に、CGROM234に記憶された演出図柄画像のアドレス等を対応付けられている。
このため、演出図柄8の変動表示を行うときには、図柄番号「1」から「9」の順番に図柄番号に対応する演出図柄8をメイン画像表示装置7の表示画面7aに変動表示させていく。
演出図柄8は、偶数数字であって通常遊技状態の時は青色、確変遊技状態の時は赤色で描画されている偶数図柄と、奇数数字であって遊技状態に関わらず赤色で描画されている奇数図柄とからなる。
本実施形態の遊技機1では、例えば通常遊技状態のときに第1始動口13に入球した遊技球が第1大当たりに当選した場合は、大当たり当選を示唆する特定演出として、メイン画像表示装置7の表示画面7aに同一図柄揃いの演出図柄8を停止表示させるようにする。その際、同一図柄揃いで停止表示させる演出図柄8として、偶数図柄を選択するようにしている。
これに対して、例えば通常遊技状態のときに第1始動口13に入球した遊技球が第2大当たりに当選した場合は、大当たり当選を示唆する特定演出として、上記同様、メイン画像表示装置7の表示画面7aに同一図柄揃いの演出図柄8を停止表示させるようにする。その際、同一図柄揃いで停止表示させる演出図柄8として、「7」の数字図柄を除く奇数図柄を選択するようにしている。
また本実施形態の遊技機1では、例えば確変遊技状態のときに第2始動口14に入球した遊技球が第2大当たりに当選した場合は、大当たり当選を示唆する特定演出として、メイン画像表示装置7の表示画面7aに同一図柄揃いで停止表示させる演出図柄8として、「7」の数字図柄を除く奇数図柄を選択するようにしている。
また、例えば確変遊技状態のときに第2始動口14に入球した遊技球が第3大当たりに当選した場合は、大当たり当選を示唆する特定演出として、メイン画像表示装置7の表示画面7aに同一図柄揃いで停止表示させる演出図柄8として、偶数図柄を選択するようにしている。
また、例えば確変遊技状態のときに第2始動口14に入球した遊技球が第4大当たりに当選した場合は、大当たり当選を示唆する特定演出として、メイン画像表示装置7の表示画面7aに同一図柄揃いで停止表示させる演出図柄8として、「7」の数字図柄を選択するようにしている。
<サブ制御基板>
次に、本実施形態の遊技機1のサブ制御基板が実行する各種処理について説明する。
[タイマ割込処理]
図10は、演出制御基板のCPUが実行するタイマ割込処理の一例を示したフローチャートである。なお、図10に示すタイマ割込処理は、演出制御基板221のCPU222がROM223に格納されているプログラムを実行することにより実現できる。また、タイマ割込処理は、所定の周期(4ms)毎に実行される。
この場合、演出制御基板221のCPU222は、タイマ割込処理として、遊技制御基板211から送信されてくる各種コマンドを受信するコマンド受信処理(S610)、演出ボタン314の操作検出を行う演出ボタン処理(S620)、画像制御基板231やランプ制御基板241に対して各種コマンドを送信するコマンド送信処理(S630)等を実行する。なお、コマンド受信処理の詳細については後述する。
次に、演出制御基板221のCPU222がタイマ割込処理として実行する主要な処理について説明する。なお、以下に説明する処理も演出制御基板221のCPU222がROM223に格納されているプログラムを実行することにより実現できる。
[コマンド受信処理]
図11は、演出制御基板のCPUが実行するコマンド受信処理の一例を示したフローチャートである。
この場合、CPU222は、ステップS701において、遊技制御基板211から送信されてくる保留数増加コマンドを受信したか否かの判定を行い、保留数増加コマンドを受信したと判定した場合は、ステップS702において、保留数増加コマンドを設定する保留数増加コマンド設定処理を実行する。
保留数増加コマンド設定処理では、受信した保留数増加コマンドに基づいて、演出制御基板221のRAM224に保留個数を記憶すると共に、メイン画像表示装置7の表示画面7aに図示しない保留アイコンを表示させるための処理を実行する。
一方、ステップS701において、保留数増加コマンドを受信していないと判定した場合は、ステップS702の保留数増加コマンド設定処理を実行することなくステップS703に移行する。
次に、CPU222は、ステップS703において、遊技制御基板211から送信されてくる変動開始コマンドを受信したか否かの判定を行い、変動開始コマンドを受信したと判定した場合は、ステップS704において、遊技演出と演出図柄8を選択する演出選択処理を実行する。演出選択処理の詳細については後述する。
一方、ステップS703において、変動開始コマンドを受信していないと判定した場合は、ステップS704の演出図柄選択処理、ステップS704の演出選択処理を実行することなくステップS705に移行する。
次に、CPU222は、ステップS705において、遊技制御基板211から送信されてくる変動停止コマンドを受信したか否かの判定を行い、変動停止コマンドを受信したと判定した場合は、続くステップS706において、変動演出終了中処理を実行する。
変動演出終了中処理としては、変動停止コマンドの解析結果に基づいて、変動演出を終了させるための変動演出終了コマンドを画像制御基板231やランプ制御基板241に対して送信するために、RAM224の所定領域にセットする処理などがある。
ステップS705において、変動停止コマンドを受信していないと判定した場合は、変動演出終了中処理を実行することなくステップS707に移行する。
次に、CPU222は、ステップS707において、遊技制御基板211から送信されてくるオープニングコマンドを受信したか否かの判定を行い、オープニングコマンドを受信したと判定した場合は、続くステップS708において、オープニング演出選択処理を実行する。
ステップS707において、オープニングコマンドを受信していないと判定した場合は、オープニング演出選択処理を実行することなくステップS709に移行する。
次に、CPU222は、ステップS709において、遊技制御基板211から送信されてくるエンディングコマンドを受信したか否かの判定を行い、エンディングコマンドを受信したと判定した場合は、続くステップS710において、エンディング演出選択処理を実行する。
ステップS709において、エンディングコマンドを受信していないと判定した場合は、エンディング演出選択処理を実行することなくステップS711に移行する。
次に、CPU222は、ステップS711において、遊技制御基板211から送信されてくるV入賞コマンドを受信したか否かの判定を行い、V入賞コマンドを受信したと判定した場合は、ステップS712において、Vアタッカーに遊技球が入賞したことを示すV入賞報知演出を実行するV入賞報知演出実行処理を実行する。
一方、ステップS711において、V入賞コマンドを受信していないと判定した場合は、ステップS712のV入賞報知演出実行処理を実行することなくステップS713に移行する。
次に、CPU222は、ステップS713において、客待ちコマンド受信処理を実行して、コマンド受信処理を終了する。
客待ちコマンド受信処理では、特別図柄の変動が停止したときに遊技制御基板211から送信されてくる客待ちコマンドを受信したか否かの判定を行い、客待ちコマンドを受信したと判定した場合は、客待ち演出処理を実行する。
客待ち演出処理では、メイン画像表示装置7の表示画面7aに客待ち画面を表示する客待ち演出開始コマンドを画像制御基板231に送信するための処理が行われる。
[演出選択処理]
図12は、演出制御基板のCPUが実行する演出選択処理の一例を示したフローチャートである。
この場合、CPU222は、ステップS721において、遊技制御基板211から送信されてきた変動開始コマンドの解析を行い、続くステップS722において、RAM224に記憶されている保留数を減算する保留数減算処理を実行する。
次に、CPU222は、ステップS723において、変動開始コマンドの解析結果、取得した演出用乱数値、及び図13に示した大当たり変動演出パターン決定テーブル等に基づいて、遊技演出内容を示す変動演出パターンを選択する変動演出パターン選択処理を実行する。
次に、CPU222は、ステップS724において、上記ステップS723において選択された変動演出パターンに基づいて、メイン画像表示装置7の表示画面7aに停止表示(仮停止も含む)させる演出図柄8を選択する演出図柄選択処理を実行する。
次に、CPU222は、ステップS725において、選択した演出図柄8に対応した演出図柄表示コマンドを画像制御基板231に対して送信するためにRAM224の所定領域にセットする。
次に、CPU222は、ステップS726において、選択した変動演出パターンに対応した変動演出開始コマンドを画像制御基板231やランプ制御基板241に対して送信するためにRAM224の所定領域にセットする。
図13は、大当たり変動演出パターン決定テーブルの一例を示した図であり、(a)は通常遊技状態において用いられる大当たり変動演出パターン決定テーブルの一例を示した図であり、(b)は確変遊技状態において用いられる大当たり変動演出パターン決定テーブルの一例を示した図である。
図13(a)(b)に示す大当たり変動演出パターン決定テーブルでは、遊技制御基板211から受信した変動開始コマンドに含まれている変動パターンコマンドと、演出用乱数値と、変動演出パターンと、が対応付けて構成されている。
図13(a)に示す通常遊技状態に用いられる大当たり変動演出パターン決定テーブルでは、第1大当たり(8R通常大当たり)に当選した場合は、取得した演出用乱数値(「0」〜「99」)の値に関わらず、100%の確率(割合)で変動演出パターン1が選択される。
変動演出パターン1が選択された場合は、例えば特別図柄の変動中に演出図柄8が偶数図柄揃いで一旦仮停止状態となる。その後、演出図柄8の再抽選演出が行われるものの、演出図柄8が偶数図柄から奇数図柄へ変更(昇格)することはない。
これに対して、第2大当たり(8R確変大当たり)に当選した場合は、取得した演出用乱数値(「0」〜「99」)の値が「0」〜「9」のときは変動演出パターン2が選択され、演出用乱数値の値が「10」〜「54」のときは変動演出パターン3が選択され、演出用乱数値の値が「55」〜「99」のときは変動演出パターン4が選択される。つまり、第2大当たりに当選した場合は、10%の確率(割合)で変動演出パターン2が選択され、45%の確率(割合)で変動演出パターン3が選択され、同じく45%の確率(割合)で変動演出パターン4が選択される。
変動演出パターン2が選択された場合は、例えば特別図柄の変動中に演出図柄8が偶数図柄揃いで一旦仮停止状態となる。その後、演出図柄8の再抽選演出において演出図柄8が偶数図柄から「7」の数字図柄以外の奇数図柄へ変更(昇格)する。
変動演出パターン3が選択された場合は、例えば演出図柄8が「7」の数字図柄以外の奇数図柄で停止する。この場合は特別図柄の変動中に演出図柄8の再抽選演出が行われることはない。
変動演出パターン4が選択された場合は、例えば演出図柄8が偶数図柄で停止し、大当たりラウンド遊技中に昇格演出が行われる。
図13(b)に示す確変遊技状態において用いられる大当たり変動演出パターン決定テーブルでは、第2大当たり(8R確変大当たり)に当選した場合は、取得した演出用乱数値(「0」〜「99」)の値に関わらず、100%の確率(割合)で変動演出パターン5が選択される。
同様に、第3大当たり(4R確変大当たり)に当選した場合も、取得した演出用乱数値(「0」〜「99」)の値に関わらず、100%の確率(割合)で変動演出パターン6が選択される。
変動演出パターン5が選択された場合は、例えば特別図柄の変動中に演出図柄8が「7」の数字図柄以外の奇数図柄揃いで一旦仮停止状態となる。その後、演出図柄8の再抽選演出が行われるものの、演出図柄8が「7」の数字図柄以外の奇数図柄から「7」の数字図柄へ変更(昇格)することはない。
また変動演出パターン6が選択された場合は、例えば特別図柄の変動中に演出図柄8が偶数図柄揃いで一旦仮停止状態となる。その後、演出図柄8の再抽選演出が行われるものの、演出図柄8が偶数図柄から「7」の数字図柄へ変更(昇格)することはない。
これに対して、第4大当たり(16R確変大当たり)に当選した場合は、取得した演出用乱数値(「0」〜「99」)の値が「0」〜「89」のときは変動演出パターン7が選択され、演出用乱数値の値が「90」〜「94」のときは変動演出パターン8が選択され、演出用乱数値の値が「95」〜「99」のときは変動演出パターン9が選択される。つまり、第4大当たりに当選した場合は、90%の確率(割合)で変動演出パターン7が選択され、5%の確率(割合)で変動演出パターン8が選択され、同じく5%の確率(割合)で変動演出パターン9が選択される。
変動演出パターン7が選択された場合は、例えば特別図柄の変動中に演出図柄8が偶数図柄揃い又は「7」以外の数字図柄揃いで一旦仮停止状態となる。その後、演出図柄8の再抽選演出において演出図柄8が偶数図柄又は「7」以外の数字図柄から「7」の数字図柄へ変更(昇格)する。
変動演出パターン8が選択された場合は、例えば演出図柄8が「7」の数字図柄で停止する。この場合は特別図柄の変動中に演出図柄8の再抽選演出が行われることはない。
変動演出パターン9が選択された場合は、例えば演出図柄8が偶数図柄又は「7」以外の数字図柄で停止し、大当たりラウンド遊技中に昇格演出が行われる。
図13(a)に示す通常遊技状態における大当たり変動演出パターン決定テーブルと、図13(b)に示す確変遊技状態における大当たり変動演出パターン決定テーブルとを比較すると、本実施形態の遊技機1では、図13(a)に示すように、通常遊技状態において第2大当たり(8R確変大当たり)に当選したときに、再抽選演出(第1変更演出)において演出図柄8が偶数図柄(第1の図柄)から「7」の数字図柄以外の奇数図柄(第2の図柄)に変更(昇格)される確率(10%)よりも、確変遊技状態において第4大当たり(16R確変大当たり)に当選したときに、再抽選演出(第2変更演出)において演出図柄8が偶数図柄又は「7」の数字以外の奇数図柄(第1の図柄)から「7」の数字図柄(第2の図柄)に変更される確率(90%)の方が高くなるように構成されている。
本実施形態の遊技機1では、通常遊技状態において遊技者に有利な第2大当たりに当選する確率(割合)が55%(図7(b)参照)であるのに対して、確変遊技状態において遊技者に有利な第4大当たりに当選する確率(割合)が60%(図7(b)参照)であり、確変遊技状態のほうが通常遊技状態より遊技者に有利な大当たりに当選する割合が高い。
このため、本実施形態の遊技機1では、通常遊技状態において第2大当たりに当選したときの再抽選演出(第1変更演出)において演出図柄8が変更(昇格)される確率(55%)よりも、低確変遊技状態において第4大当たり当選したときの再抽選演出(第2変更演出)において変更(昇格)される確率(60%)の方が高くなるように構成されている。
なお、本実施形態の遊技機1では、通常遊技状態において第2大当たりに当選したときに再抽選演出において演出図柄8が変更(昇格)される確率(10%)よりも、確変遊技状態において第4大当たりに当選したときに再抽選演出において演出図柄8が変更(昇格)する確率(90%)のほうが高くなるように構成したが、これはあくまでも一例である。
例えば確変図柄で大当たりに当選し続ける限り次回の大当たりに当選するまで確変遊技状態が継続するいわゆるループタイプの遊技機であって、確変遊技中に確変遊技が継続しているか否かを示唆する演出を行うような遊技であれば、通常技状態において確変大当たりに当選したときに再抽選演出(第1変更演出)において演出図柄8を確変図柄に変更(昇格)する確率よりも、確変技状態において確変大当たりに当選したときに再抽選演出(第2変更演出)において演出図柄8を確変図柄に変更(昇格)される確率のほうが低くなるように構成する。このように構成すると、大当たり遊技中において、通常大当たりから確変大当たりに変更(昇格)される割合(確率)を高めることが可能になる。
そして、大当たり遊技中において、通常大当たりから確変大当たりに変更(昇格)される割合(確率)を高めた場合、遊技者は大当たり遊技の途中まで、当該大当たりが通常大当たりであるか、或いは確変大当たりであるか判別し難くなる割合を高めることができるため、大当たり遊技中の興趣向上を図ることが可能になる。
[画像表示処理]
次に、画像制御基板231が実行する処理について説明する。
図14は、画像制御基板のCPUが実行する画像表示処理の一例を示したフローチャートである。
この場合、画像制御基板231のCPU232は、ステップS811において、演出制御基板221から演出図柄表示コマンドを受信したか否かの判定を行う。ステップS811において、演出図柄表示コマンドを受信したと判定したときは、ステップS812において、受信した演出図柄表示コマンドに基づいて、メイン画像表示装置7の表示画面7aに演出図柄8を表示する表示制御を実行する。
ステップS811において、演出図柄表示コマンドを受信していないと判定したときは、ステップS812の処理を行うことなく、ステップS813に移行する。
次に、CPU232は、ステップS813において、演出制御基板221から変動演出開始コマンドを受信したか否かの判定を行う。ステップS813において、変動演出開始コマンドを受信したと判定したときは、ステップS814において、受信した変動演出開始コマンドに基づいて、メイン画像表示装置7の表示画面7aに所定の演出画像を表示する表示制御を実行する。
ステップS813において、変動演出開始コマンドを受信していないと判定したときは、ステップS814の処理を行うことなく、画像表示処理を終了する。
[演出用可動役物作動処理]
図15は、ランプ制御基板のCPUが実行する演出用可動役物作動処理の一例を示したフローチャートである。
この場合、ランプ制御基板241のCPU242は、ステップS821において、演出制御基板221から変動演出開始コマンドを受信したか否かの判定を行う。ステップS821において、変動演出開始コマンドを受信したと判定したときは、ステップS822において、変動演出開始コマンドに基づいて、所定のタイミングで、第1の演出用可動役物装置50と第1の演出用ランプ55、及び/又は第2の演出用可動役物装置60と第2の演出用ランプ65を作動させる。
なお、ステップS821において、変動演出開始コマンドを受信していないと判定したときは、演出用可動役物作動処理を終了して処理を抜ける。
<遊技演出の説明>
以下、本実施形態の遊技機1において実行可能な遊技演出について説明する。
本実施形態の遊技機1は、例えば通常遊技状態では、遊技制御基板211のCPU222が遊技者に有利な第2大当たり(8R確変大当たり)を実行するか否かの判定を行う。そして、判定結果に基づいて第2大当たりを実行する場合は、演出図柄8を第1大当たり又は第2大当たりの何れかの大当たり当選を示唆する偶数図柄(第1の図柄)の同一図柄揃いで仮停止させた後、奇数図柄(第2の図柄)の同一図柄揃いに変更する再抽選演出を行うことが可能とされる。
また、本実施形態の遊技機1は、例えば確変遊技状態では、遊技制御基板211のCPU222が遊技者に有利な第4大当たり(16R確変大当たり)を実行するか否かの判定を行う。そして、判定結果に基づいて第4大当たりを実行する場合は、演出図柄8を第2大当たり〜第4大当たりの何れかの大当たり当選を示唆する偶数図柄(第1の図柄)の同一図柄揃いで仮停止させた後、「7」の数字図柄(第2の図柄)の同一図柄揃いに変更する再抽選演出を行うことが可能とされる。
<第1遊技演出>
先ず、本実施形態の遊技機1が実行可能な第1遊技演出について説明する。
第1遊技演出は、通常遊技状態において第1特別図柄が第2大当たり(8R確変大当たり)に当選した場合に実行される演出図柄8の再抽選演出を含む遊技演出であり、例えば演出制御基板221において所定の変動演出パターン(例えば図13(a)に示した変動演出パターン2)が選択されたときに実行される演出である。
図16、図17は、本実施形態の遊技機が実行可能な第1遊技演出の一例を示した図である。
第1遊技演出では、画像制御基板231のCPU232は、例えば図16(a)〜図16(c)に示すように、メイン画像表示装置7の表示画面7aに表示されている変動中の演出図柄8のうち、第1演出図柄8aと第2演出図柄8bとを同一図柄(例えば偶数図柄「6」)で停止させてリーチ状態に移行させる。
次に、画像制御基板231のCPU232は、大当たりに当選したことを遊技者に示唆するために、演出図柄8の第3演出図柄8cを第1演出図柄8a及び第2演出図柄8bと同じ図柄(例えば、偶数図柄「6」)で仮停止させる特定演出(図柄揃い演出)を実行することになるが、この特定演出を実行するにあたって、ランプ制御基板241のCPU242は、第1の演出用可動役物装置50及び第2の演出用可動役物装置60を第1動作態様で動作させる第1制御を行う。
具体的には、図17(a)に示すように、第1の演出用可動役物装置50を構成する可動体51、51を、初期位置(第2位置)から表示画面7aの中央位置(第1位置)に移動させると共に、各可動体51、51に多数設けられている可動体ランプ55を通常表示態様(例えば青色で点灯又は点滅)で表示させる。また同時に、第2の演出用可動役物装置60を構成する顔ギミック61を上方の初期位置(第2位置)から下方位置、つまり表示画面7aの中央よりの位置(第1位置)に移動させると共に、顔ギミック61の額に設けられているビームランプ65を通常表示態様(例えば青色で点灯又は点滅)で表示させる。
この後、ランプ制御基板241のCPU242は、メイン画像表示装置7の表示画面7aの中央位置及び中央よりの位置(第1位置)に移動させた第1の演出用可動役物装置50の各可動体51、51、及び第2の演出用可動役物装置60の顔ギミック61をそれぞれ初期位置(第2位置)に戻す。
次に、画像制御基板231のCPU232は、第1の演出用可動役物装置50が初期位置(第2位置)に戻った後、図17(b)に示すように、メイン画像表示装置7の表示画面7aにおいて演出図柄8を偶数図柄(第1の図柄)の同一図柄揃いで仮停止させる特定演出を実行する。ここで、仮停止とは、第1〜第3演出図柄8a〜8cのうち、少なくとも一の演出図柄8a〜8cが揺動するなどして完全に停止していない状態を指す。
次に、画像制御基板231のCPU232は、当選した大当たりが第1大当たり(8R通常大当たり)より遊技者に有利な第2大当たり(8R確変大当たり)である可能性を示唆する示唆演出、即ち大当たり遊技終了後の遊技状態が遊技者に有利な確変遊技状態を伴う大当たりを示唆する示唆演出として、図17(c)に示すように、演出図柄8の再抽選が行われることを示唆する再抽選演出画像71を表示する。
この後、画像制御基板231のCPU232は、演出図柄8を偶数図柄(第1の図柄)から奇数図柄(第2の図柄)に変更する第1変更演出を実行することになるが、第1遊技演出では、大当たりが第2大当たりであるので、図17(d)に示すように、第1変更演出において演出図柄8を偶数図柄(第1の図柄)から奇数図柄(第2の図柄)に変更することになる。
一方、ランプ制御基板241のCPU242は、同一図柄揃いの演出図柄8を偶数図柄から奇数図柄に変更するタイミングに合わせて、第2の演出用可動役物装置60を第2動作態様で動作させる第2制御を行う。
具体的には、図17(d)に示すように、第2の演出用可動役物装置60を構成する顔ギミック61を上方の初期位置(第2位置)から表示画面7aの中央よりの位置(第1位置)に移動させると共に、顔ギミック61の額に設けられているビームランプ65を遊技者に有利な特別表示態様(例えば赤色や虹色で点灯又は点滅)で表示させる。
<第2遊技演出>
次に、本実施形態の遊技機1が実行可能な第2遊技演出について説明する。
第2遊技演出は、通常遊技状態において第1特別図柄が第1大当たり(8R通常大当たり)に当選した場合に実行される演出図柄8の再抽選演出を含む遊技演出であり、例えば演出制御基板221において所定の変動演出パターン(例えば図13(a)に示した変動演出パターン1)が選択されたときに実行される演出である。
図18は、本実施形態の遊技機が実行可能な第2遊技演出の一例を示した図である。
第2遊技演出でも、画像制御基板231のCPU232は、例えば図16(a)〜図16(c)に示すように、メイン画像表示装置7の表示画面7aに表示されている変動中の演出図柄8のうち、第1演出図柄8aと第2演出図柄8bとを同一図柄(例えば偶数図柄「6」)で停止させてリーチ状態に移行させる。
次に、画像制御基板231のCPU232は、大当たりに当選したことを遊技者に示唆するために、演出図柄8の第3演出図柄8cを第1演出図柄8a及び第2演出図柄8bと同じ図柄(例えば、偶数図柄「6」)で仮停止させる特定演出(図柄揃い演出)を実行することになるが、この特定演出を実行するにあたって、ランプ制御基板241のCPU242は、第1の演出用可動役物装置50及び第2の演出用可動役物装置60を第1動作態様で動作させる第1制御を行う。第1の演出用可動役物装置50及び第2の演出用可動役物装置60を第1動作態様で動作させる第1制御については、第1遊技演出において説明したので、ここでは省略する。
第2遊技演出においても、画像制御基板231のCPU232は、当選した大当たりが第1大当たり(8R通常大当たり)より遊技者に有利な第2大当たり(8R確変大当たり)である可能性を示唆する示唆演出、即ち大当たり遊技終了後の遊技状態が遊技者に有利な確変遊技状態を伴う大当たりを示唆する示唆演出として、図18(c)に示すように、演出図柄8の再抽選が行われることを示唆する再抽選演出画像71を表示した後、演出図柄8を変更する第1変更演出を実行することになるが、第2遊技演出では、大当たりが第1大当たりであるので、図18(d)に示すように、第1変更演出において演出図柄8を偶数図柄(第1の図柄)から奇数図柄(第2の図柄)に変更しないようにしている。
また、ランプ制御基板241のCPU242も、第2の演出用可動役物装置60を第2動作態様で動作させる第2制御を行わないようにしている。
<第3遊技演出>
次に、本実施形態の遊技機1が実行可能な第3遊技演出について説明する。
第3遊技演出は、確変遊技状態(特定遊技状態)において第2特別図柄が第4大当たり(16R確変大当たり)に当選した場合に実行される演出図柄8の再抽選演出を含む遊技演出であり、例えば演出制御基板221において所定の変動演出パターン(例えば図13(b)に示した変動演出パターン7)が選択されたときに実行される演出である。
図19は、本実施形態の遊技機が実行可能な第3遊技演出の一例を示した図である。
第3遊技演出でも、画像制御基板231のCPU232は、例えば図16(a)〜図16(c)に示すように、メイン画像表示装置7の表示画面7aに表示されている変動中の演出図柄8のうち、第1演出図柄8aと第2演出図柄8bとを同一図柄(例えば偶数図柄「6」)で停止させてリーチ状態に移行させる。
次に、画像制御基板231のCPU232は、大当たりに当選したことを遊技者に示唆するために、演出図柄8の第3演出図柄8cを第1演出図柄8a及び第2演出図柄8bと同じ図柄(例えば、偶数図柄「6」)で仮停止させる特定演出(図柄揃い演出)を実行する。このとき、ランプ制御基板241のCPU242は、第1の演出用可動役物装置50及び第2の演出用可動役物装置60を第1動作態様で動作させる第1制御を行う。第1の演出用可動役物装置50及び第2の演出用可動役物装置60を第1動作態様で動作させる第1制御については、第1遊技演出において説明したので、ここでは説明を省略する。
第3遊技演出においては、画像制御基板231のCPU232は、当選した大当たりが第2大当たり(8R確変大当たり)及び第3大当たり(4R確変大当たり)より遊技者に有利な第4大当たり(16R確変大当たり)である可能性を示唆する示唆演出、即ち第3遊技演出では、獲得球数が遊技者に有利な大当たりであること示唆する示唆演出として、図19(c)に示すように、演出図柄8の再抽選が行われることを示唆する再抽選演出画像71を表示した後、演出図柄8を変更する第2変更演出を実行することになる。
第3遊技演出では、大当たりが第4大当たりであるので、図19(d)に示すように、第2変更演出において演出図柄8を偶数図柄(第1の図柄)から「7」の数字図柄(第2の図柄)に変更することになる。
このとき、ランプ制御基板241のCPU242は、演出図柄8を偶数図柄から「7」の数字図柄に変更するタイミングに合わせて、第2の演出用可動役物装置60を第2動作態様で動作させる第2制御を行うようにする。
なお、図示は省略するが、確変遊技状態において第2特別図柄が第2大当たり(8R確変大当たり)または第3大当たり(4R確変大当たり)に当選した場合に演出図柄8の再抽選演出を含む遊技演出を実行する場合は、演出図柄8を変更する第2変更演出において演出図柄8を偶数図柄又は「7」の数字図柄以外の奇数図柄(第1の図柄)から「7」の数字図柄(第2の図柄)に変更しないようにすれば良い。
<本発明の第1の構成及び効果>
本実施形態の遊技機1は、遊技者に有利な特別遊技(大当たり遊技)を実行するか否かの判定を行う遊技制御基板211のCPU212(判定手段)と、判定の結果に基づいて、特別遊技を実行可能な遊技制御基板211のCPU212(特別遊技制御手段)と、特別遊技が実行された後、遊技者に有利な確変遊技状態(特定遊技状態)で遊技を制御可能な遊技制御基板211のCPU212(遊技制御手段)と、所定の演出(表示演出)を実行する演出制御基板221のCPU222及び画像制御基板231のCPU232(演出制御手段)と、を備える。
そして、上記第1遊技演出〜第3遊技演出において説明したように、画像制御基板231のCPU232は、特別遊技を実行するか否かの判定結果に基づいて、特別遊技が実行されることを示唆する第1の図柄(通常遊技状態であれば第1大当たり(8R通常大当たり)、確変遊技状態であれば第2大当たり(8R確変大当たり)又は第3大当たり(4R確変大当たり)を示唆する図柄)を表示させる特定演出(図柄揃い演出)を実行可能とされる。
そして、画像制御基板231のCPU232は、特定演出を実行した後、第1の図柄から第2の図柄(通常遊技状態であれば第2大当たり(8R確変大当たり)、確変遊技状態であれば第4大当たり(16R確変大当たり)を示唆する図柄)に変更可能な再抽選演出(変更演出)を実行可能とされる。
そして、画像制御基板231のCPU232が実行する再抽選演出(変更演出)は、確変遊技状態(特定遊技状態)で遊技が制御されていないときに実行される第1変更演出と、特定遊技状態で遊技が制御されているときに実行される第2変更演出と、を含むように構成されている。
遊技制御基板211のCPU212は、画像制御基板231のCPU232が実行する第1変更演出において第1の図柄から第2の図柄に変更された場合、第1変更演出において第1図柄から第2図柄に変更されなかった場合よりも確変遊技状態(特定遊技状態)で遊技を制御し易く構成されている。
また、遊技制御基板211のCPU212は、第1特別遊技(通常遊技状態であれば第1大当たり(8R通常大当たり)、確変遊技状態であれば第2大当たり(8R確変大当たり)又は第3大当たり(4R確変大当たり))と、第1特別遊技よりも有利度合いの高い第2特別遊技(通常遊技状態であれば第2大当たり(8R確変大当たり)、確変遊技状態であれば第4大当たり(16R確変大当たり))と、を実行可能であり、第2変更演出において第1の図柄から第2の図柄に変更された場合、第2変更演出において第1の図柄から第2の図柄に変更されなかった場合よりも、第2特別遊技を実行し易く構成されている。
このように構成すれば、通常遊技状態において特別遊技に当選したときの再抽選演出では、第1大当たり(通常大当たり)から遊技者に有利な遊技として確変遊技を伴う第2大当たり(確変大当たり)への昇格を示唆することができる一方、確変遊技状態において特別遊技に当選したときの再抽選演出では、例えば第2大当たり(8R大当たり)から遊技者に有利な遊技として獲得球数の多い第4大当たり(16R大当たり)への昇格を示唆することが可能になる。
また本実施形態の遊技機1は、確変遊技状態(特定遊技状態)で遊技が制御されていない通常遊技状態のときに遊技制御基板211のCPU212において特別遊技を実行すると判定された場合に、特別遊技後に確変遊技状態で遊技が制御される確率(55%、図7(b)参照)よりも、確変遊技状態で遊技が制御されているときに遊技制御基板211のCPU212において特別遊技を実行すると判定された場合に第4大当たり遊技(第2特別遊技)が実行される確率(60%、図7(b)参照)の方が高くなるように構成されている。
さらに、本実施形態の遊技機1は、確変遊技状態で遊技が制御されていないとき、即ち通常遊技状態で遊技が制御されているときであって、遊技制御基板211のCPU212において特別遊技を実行すると判定され且つ確変遊技状態となるときに、画像制御基板231のCPU232が実行する第1変更演出において第1の図柄から第2の図柄に変更される確率(10%)よりも、確変遊技状態で遊技が制御されているときであって、遊技制御基板211のCPU212において特別遊技を実行すると判定され且つ第4大当たり遊技(第2特別遊技)が実行されるときに、画像制御基板231のCPU232が実行する第2変更演出において第1の図柄から第2の図柄に変更される確率(90%)の方が高くなるように構成されている。
このように構成すると、通常遊技状態より遊技者に有利な特別遊技に当選し易い確変遊技状態において、遊技者に有利な第2特別遊技を実行するときの方が、再抽選演出(変更演出)において演出図柄8を第1の図柄から第2の図柄に変更(昇格)される確率を高めることができるので、確変遊技状態における再抽選演出の興趣向上を図ることが可能になる。
特に本実施形態の遊技機1では、通常遊技状態において第2大当たりに当選したときの再抽選演出(第1変更演出)において演出図柄8が変更(昇格)される確率(10%)よりも、低確変遊技状態において第4大当たり当選したときの再抽選演出(第2変更演出)において変更(昇格)される確率(90%)の方が極端に高くなるように構成すると、再抽選演出にメリハリをつけることができるという利点もある。
<本発明の第2の構成及び効果>
本実施形態の遊技機1は、遊技者に有利な特別遊技(大当たり遊技)を実行するか否かの判定を行う遊技制御基板211のCPU212(判定手段)と、通常遊技状態(第1遊技状態)及び通常遊技状態とは異なる確変遊技状態(第2遊技状態)の何れかで遊技を制御可能な遊技制御基板211のCPU212(遊技制御手段)と、所定の演出(表示演出)を実行する演出制御基板221のCPU222及び画像制御基板231のCPU232(演出制御手段)と、を備える。
そして、画像制御基板231のCPU232は、特別遊技判定の結果に基づいて、特別遊技が実行されることを示唆する第1の図柄(通常遊技状態であれば第1大当たり(8R通常大当たり)、確変遊技状態であれば第2大当たり(8R確変大当たり)を示唆する図柄)を表示させる特定演出(図柄揃い演出)を実行可能とされる。
そして、画像制御基板231のCPU232は、特定演出を実行した後、第1の図柄よりも遊技者に有利な第2の図柄(通常遊技状態であれば第2大当たり(8R確変大当たり)、確変遊技状態であれば第4大当たり(16R確変大当たり)を示唆する図柄)に変更可能な再抽選演出(変更演出)を実行可能とされる。
そして、画像制御基板231のCPU232が実行する再抽選演出(変更演出)は通常遊技状態で遊技が制御されているときに実行される第1変更演出と、確変遊技状態で遊技が制御されているときに実行される第2変更演出と、を含むように構成されている。
そして、通常遊技状態で遊技が制御されているときであって遊技制御基板211のCPU212において特別遊技を実行すると判定されたときに画像制御基板231のCPU232は第1変更演出において第1の図柄から第2の図柄に変更される確率(例えば10%)と、確変遊技状態で遊技が制御されているときであって遊技制御基板211のCPU222において特別遊技を実行すると判定されたときに第2変更演出において第1の図柄から第2の図柄に変更される確率(例えば90%)と、が互いに異なるように構成されている。
このように構成すると、遊技機のタイプに合わせて様々な再抽選演出を実現することが可能になる。
例えば本実施形態の遊技機1であれば、確変遊技状態において第4大当たりに当選したときに再抽選演出において演出図柄8が変更(昇格)する確率よりも、通常遊技状態において第2大当たりに当選したときに再抽選演出において演出図柄8が変更(昇格)される確率のほうが低くなるように構成することができる。
これに対して、ループタイプの遊技機であって、確変遊技中に確変遊技が継続しているか否かを示唆する演出を行うような遊技であれば、通常技状態において確変大当たりに当選したときに再抽選演出において演出図柄8を確変図柄に変更(昇格)する確率よりも、確変技状態において確変大当たりに当選したときに再抽選演出において演出図柄8を確変図柄に変更(昇格)される確率のほうが低くなるように構成することが可能になる。
<本発明の第3の構成及び効果>
本実施形態の遊技機1は、遊技者に有利な特別遊技状態(大当たり遊技/確変遊技)とするか否かの特別遊技状態判定を行う遊技制御基板211のCPU212(判定手段)と、特別遊技状態判定の結果に基づいて、特別遊技状態で遊技を制御可能な遊技制御基板211のCPU212(遊技状態制御手段)と、所定の演出(表示演出)を実行する演出制御基板221のCPU222及び画像制御基板231のCPU232(演出制御手段)と、所定の動作を行うことが可能な第1の演出用可動役物装置50の可動体51、51及び第2の演出用可動役物装置60の顔ギミック61(可動体)の制御を行うランプ制御基板241のCPU242(可動体制御手段)と、を備える。
そして、上記第1遊技演出〜第3遊技演出において説明したように、画像制御基板231のCPU232は、特別遊技状態判定の結果に基づいて、特別遊技状態となることを示唆する演出であって第1大当たり(8R通常大当たり)及び第2大当たり(8R確変大当たり)の何れにもなる可能性があることを示唆する特定演出(図柄揃い演出)を実行可能とされる。
一方、ランプ制御基板241のCPU242は、特定演出が実行される際に、第1の演出用可動役物装置50の可動体51、51及び第2の演出用可動役物装置60の顔ギミック61を第1の動作態様で動作させる第1制御を行うことが可能であり、第1の演出用可動役物装置50の可動体51、51及び第2の演出用可動役物装置60の顔ギミック61を第1の動作態様で動作させる第1制御を行った後、第1の演出用可動役物装置50の可動体51、51及び第2の演出用可動役物装置60の顔ギミック61を第2大当たり(8R確変大当たり)となることを示唆する第2の動作態様で動作させる第2制御を行うことが可能とされる。
このように構成すれば、第1の演出用可動役物装置50の可動体51、51及び第2の演出用可動役物装置60の顔ギミック61を用いて、大当たりに当選したか否かを示唆する特定演出と、特定演出とは異なる演出であって当選した大当たりが遊技者に有利な大当たりに変更されたかのように見せる再抽選演出を実現することが可能になる。
また本実施形態の遊技機1は、特定演出が実行される際には、第1の演出用可動役物装置50の可動体51、51及び第2の演出用可動役物装置60の顔ギミック61を第1の動作態様で動作させる第1制御を行う一方、第2大当たりとなることを示唆する再抽選演出が実行される際には、第2の演出用可動役物装置60の顔ギミック61だけを第2の動作態様で動作させるようにしている。つまり、特定演出が実行される際の可動体の動作態様と、再抽選演出が実行される際の可動体の動作態様とが異なるので、遊技者は特定演出が行われているのか、或いは再抽選演出が行われているのかを容易に且つ確実に把握することが可能になる。
また本実施形態の遊技機1では、ランプ制御基板241のCPU242は、第1制御において第1の演出用可動役物装置50の可動体51、51及び第2の演出用可動役物装置60の顔ギミック61を第1位置(中央)に移動させる制御を行い、第2制御を行う前に、第1位置に移動させた第1の演出用可動役物装置50の可動体51、51及び第2の演出用可動役物装置60の顔ギミック61を第2位置(初期位置)に移動させる(戻す)第3制御を行うようにしているので、第2制御において第2の演出用可動役物装置60の顔ギミック61を移動させる際に、第1の演出用可動役物装置50の可動体51、51が邪魔になるといったことが無い。
また本実施形態の遊技機1では、画像制御基板231のCPU232は、第1の演出用可動役物装置50の可動体51、51及び第2の演出用可動役物装置60の顔ギミック61を第2位置(初期位置)に移動させる(戻す)第3制御が行われてから第2の演出用可動役物装置60の顔ギミック61を移動させる第2制御が行われるまでの間に、メイン画像表示装置7の表示画面7aに遊技者に有利な大当たりとなる可能性があることを示唆する再抽選演出(示唆演出)を実行するようにしているので、再抽選演出が行われる前に再抽選演出が行われることを遊技者に知らしめることが可能になる。
<第4遊技演出>
次に本実施形態の遊技機1が実行可能な第4遊技演出について説明する。
第4遊技演出は、通常遊技状態において第1特別図柄が第2大当たりに当選した場合に実行される演出図柄8の再抽選演出を含む遊技演出であり、例えば演出制御基板221において所定の変動演出パターン(例えば図13(a)に示した変動演出パターン2)が選択されたときに実行される演出である。
図20は、本実施形態の遊技機が実行可能な第4遊技演出の一例を示した図である。
第4遊技演出においても、画像制御基板231のCPU232は、例えば図16(a)〜図16(c)に示したように、メイン画像表示装置7の表示画面7aに表示されている変動中の演出図柄8のうち、第1演出図柄8aと第2演出図柄8bとを同一図柄(例えば「6」)で停止させてリーチ状態に移行させる。
次に、第4遊技演出では、画像制御基板231のCPU232は、大当たりに当選したことを遊技者に示唆するために、演出図柄8の第3演出図柄8cを第1演出図柄8a及び第2演出図柄8bと同じ図柄(例えば、偶数図柄「6」)で仮停止させる特定演出(図柄揃い演出)を実行することになるが、この特定演出を実行するにあたって、ランプ制御基板241のCPU242は、第2の演出用可動役物装置60を第1動作態様で動作させる第1制御を行う。
具体的には、図20(a)に示すように、第2の演出用可動役物装置60の顔ギミック61を、上方の初期位置(第2位置)から表示画面7aの中央よりの位置(第1位置)に移動させると共に、顔ギミック61の額に設けられているビームランプ65を通常表示態様(例えば青色で点灯又は点滅)で表示させる。そして、画像制御基板231のCPU232は、第2の演出用可動役物装置60の第1動作態様の動作タイミングにあわせて、メイン画像表示装置7の表示画面7aに演出図柄8を同一図柄揃いで仮停止させる特定演出を実行することになる。
この後、ランプ制御基板241のCPU242は、図20(b)に示すように、第2の演出用可動役物装置60の顔ギミック61を表示画面7aの中央よりの位置(第1位置)から初期位置(第2位置)に戻す。
次に、画像制御基板231のCPU232は、第2の演出用可動役物装置60が初期位置(第2位置)に戻った後、当選した大当たりが第1大当たり(8R通常大当たり)より遊技者に有利な第2大当たり(8R確変大当たり)である可能性を示唆する示唆演出、即ち同一図柄揃いの偶数図柄(第1の図柄)が奇数図柄(第2の図柄)に変化する可能性を示唆する示唆演出として、図20(c)に示す同一図柄揃いの演出図柄8の再抽選が行われることを示唆する再抽選演出画像71を表示する。この後、画像制御基板231のCPU232は、図20(d)に示すように、同一図柄揃いの演出図柄8を偶数図柄(第1の図柄)から奇数図柄(第2の図柄)に変更するようにしている。
そして、ランプ制御基板241のCPU242は、同一図柄揃いの演出図柄8を偶数図柄(第1の図柄)から奇数図柄(第2の図柄)に変更するタイミングに合わせて、第2の演出用可動役物装置60の顔ギミック61を第2動作態様で動作させる第2制御を行う。
具体的には、図20(d)に示すように、第2の演出用可動役物装置60の顔ギミック61を上方の初期位置(第2位置)から表示画面7aの中央よりの位置(第1位置)に移動させると共に、顔ギミック61の額に設けられているビームランプ65を遊技者に有利な特別表示態様(例えば赤色や虹色で点灯又は点滅)で表示させるようにする。
<本発明の第4の構成及び効果>
本実施形態の遊技機1では、大当たりの判定結果に基づいて、画像制御基板231のCPU232は、大当たり遊技状態となることを示唆する演出であって第1大当たり(8R通常大当たり)及び第2大当たり(8R確変大当たり)の何れにもなる可能性があることを示唆する特定演出(図柄揃い演出)を実行する。
一方、ランプ制御基板241のCPU242は、特定演出が実行される際に、第2の演出用可動役物装置60の顔ギミック61を第1の動作態様で動作させる第1制御を行うことが可能であり、第2の演出用可動役物装置60の顔ギミック61を第1の動作態様で動作させる第1制御を行った後、第2の演出用可動役物装置60の顔ギミック61を第2大当たり(8R確変大当たり)となることを示唆する第2の動作態様で動作させる第2制御を行うようにしている。
このように構成すれば、第2の演出用可動役物装置60の顔ギミック61だけを用いて、大当たりに当選したか否かを示唆する特定演出と、特定演出とは異なる演出であって当選した大当たりが遊技者に有利な大当たりに変更されたかのように見せる再抽選演出を実現することが可能になる。
また本実施形態の遊技機1は、特定演出が実行される際には、第2の演出用可動役物装置60の顔ギミック61を第1の動作態様で動作させる一方、第2大当たりとなることを示唆する再抽選演出が実行される際には、第2の演出用可動役物装置60の顔ギミック61を第2の動作態様で動作させるようにしている。つまり、演出用可動役物装置が同じであっても、特定演出が実行される際の演出用可動役物装置の動作態様と再抽選演出が実行される際の演出用可動役物装置の動作態様とが異なるので、遊技者は特定演出が行われているのか、或いは再抽選演出が行われているのかを容易に且つ確実に把握することが可能になる。
また本実施形態の遊技機1では、ランプ制御基板241のCPU242は、第1制御において第2の演出用可動役物装置60の顔ギミック61を第1位置(中央)に移動させる制御を行い、第2制御を行う前に、第1位置に移動させた第2の演出用可動役物装置60の顔ギミック61を第2位置(初期位置)に戻す第3制御を行うようにしているので、第2の演出用可動役物装置60の顔ギミック61の動作が特定演出に基づいた動作か、再抽選演出に基づいた動作か容易に把握することが可能になる。
また本実施形態の遊技機1では、画像制御基板231のCPU232は、第2の演出用可動役物装置60の顔ギミック61を第2位置(初期位置)に戻す第3制御が行われてから第2の演出用可動役物装置60の顔ギミック61を移動させる第2制御が行われるまでの間に、表示画面7aに確変大当たりとなる可能性があることを示唆する再抽選演出(示唆演出)を実行するようにしているので、再抽選演出が行われる前に再抽選演出が行われることを遊技者に知らしめることが可能になる。
<第5遊技演出>
次に、本実施形態の遊技機1が実行可能な第5遊技演出について説明する。
第5遊技演出は、確変遊技状態において第2特別図柄が第4大当たり(16R確変大当たり)に当選した場合に実行される遊技演出であり、例えば演出制御基板221において所定の変動演出パターン(例えば図13(b)に示した変動演出パターン8)が選択されたときに実行される演出である。
図21は、本実施形態の遊技機が実行可能な第5遊技演出の一例を示した図である。
第5遊技演出では、画像制御基板231のCPU232は、例えば図21(a)〜図21(c)に示すように、メイン画像表示装置7の表示画面7aに表示されている変動中の演出図柄8のうち、第1演出図柄8aと第2演出図柄8bとを同一図柄(例えば奇数図柄「7」)で仮停止させてリーチ状態に移行させる。
次に、画像制御基板231のCPU232は、大当たりに当選したことを遊技者に示唆するために、演出図柄8の第3演出図柄8cを、第1演出図柄8a及び第2演出図柄8bと同じ図柄(例えば奇数図柄「7」)で停止させる特定演出を実行することになる。但し、第5遊技演出では、特定演出(図柄揃い演出)を実行するにあたって、図21(d)に示すように、第1の演出用可動役物装置50を第1の動作態様で動作させる第1制御を行う際に、第1の演出用可動役物装置50の演出ランプ55を通常表示態様ではなく特別表示態様で動作させる。
具体的には、第1の演出用可動役物装置50の可動体51、51を、初期位置(第2位置)から表示画面7aの中央位置(第1位置)に移動させると共に、各可動体51、51に設けられている多数の可動体ランプ55を特別表示態様(例えば赤色又は虹色で点灯又は点滅)で表示させるようにする。
<本発明の第5の構成及び効果>
本実施形態の遊技機1では、第1の演出用可動役物装置50の第1の動作態様として、可動体51、51の移動と可動体ランプ55を青色で点灯又は点滅させる通常動作態様と、可動体51、51の移動と可動体ランプ55を赤色又は虹色で点灯又は点滅させる特別動作態様とで動作させることが可能であり、ランプ制御基板241のCPU242は、例えば遊技者に有利な第4大当たり(16R確変大当たり)に当選した場合は、第1の演出用可動役物装置50の可動体51、51を特別動作態様で動作させる第1制御を行うことが可能に構成されている。
このように構成すれば、第1の演出用可動役物装置50の可動体51、51第1の動作態様の多様化を図ることが可能になる。
なお、これまで説明した遊技演出では、第1の演出用可動役物装置50の可動体51、51又は第2の演出用可動役物装置60の顔ギミック61を第1の動作態様で動作させる第1制御と、第1の演出用可動役物装置50の可動体51、51又は第2の演出用可動役物装置60の顔ギミック61を第2の動作態様で動作させる第2制御とが異なる制御として説明したが、第1制御と第2制御とは同一制御であっても良い。
<第6遊技演出>
これまで説明した第1〜第5遊技演出では、特別図柄の変動中において、第1の演出用可動役物装置50の可動体51、51又は第2の演出用可動役物装置60の顔ギミック61を第2の動作態様で動作させることで、当該特別図柄の変動における大当たりが遊技者に有利な大当たりであることを示唆するようにしていた。
これに対して、第6遊技演出では、特別図柄の変動中において第1の演出用可動役物装置50の可動体51、51又は第2の演出用可動役物装置60の顔ギミック61を第2の動作態様で動作させることなく、大当たり遊技中において当該大当たりが遊技者に有利な大当たりであることを示唆するようにした点に特徴がある。
図22は、本実施形態の遊技機が実行可能な第6遊技演出の一例を示した図である。なお、第6遊技演出は、通常遊技状態において第1特別図柄が遊技者に有利な第2大当たり(8R確変大当たり)に当選した場合に実行される遊技演出であり、例えば演出制御基板221において所定の変動演出パターン(例えば図13(a)に示した変動演出パターン4)が選択されたときに実行される。
この場合は、図22(a)に示すように、演出図柄8が大当たりの図柄揃い(例えば「666」)で停止表示された場合、次にオープニング演出として、図22(b)に示すように、大当たりに当選したことを示すオープニング画像(例えば「大当たり」)72をメイン画像表示装置7の表示画面7aに表示する。この後、図22(c)〜図22(e)に示すように、第1ラウンドから最終第8ラウンドの順にラウンド遊技に移行することになるが、第6遊技演出では、ラウンド遊技中の何れかのタイミングにおいて、当該大当たりが遊技者に有利な確変大当たりあること報知する報知演出として、例えば図22(d)に示すような昇格演出画像(例えば「確変昇格」)73をメイン画像表示装置7の表示画面7aに表示する。
昇格演出画像73は、当該大当たりが確変遊技を伴わない通常大当たりではなく、通常大当たりより遊技者に有利な確変遊技を伴う確変大当たりであることを報知する演出画像である。
そして、ラウンド遊技終了後、エンディング演出として、図22(f)に示すように、大当たり遊技後の遊技状態が確変遊技状態に移行することを示すエンディング画像(例えば「確変突入」)74をメイン画像表示装置7の表示画面7aに表示して大当たり遊技を終了させる。
<本発明の第6の構成及び効果>
本実施形態の遊技機1では、特別図柄の変動中だけでなく、大当たり遊技中において当該大当たりが遊技者に有利な大当たりであることを示唆する昇格演出を実行可能に構成すれば、昇格演出を実行するタイミングの多様化を図ることが可能になる。
なお、本実施形態の遊技機1では、遊技球がVアタッカーを通過したときに確変遊技を付与するVアタッカータイプの遊技機を例に挙げて説明したが、これはあくまでも一例であり、確変図柄で大当たりに当選し続ける限り、次回の大当たりに当選するまで確変遊技状態が継続するループタイプの遊技機にも本発明は適用可能である。
また、本発明は、パチンコ機のみならず、演出用可動役物装置を搭載した遊技機であれば、パチスロ機にも適用することが可能である。
1…遊技機、2…遊技盤、3…遊技領域、7…メイン画像表示装置、7a…表示画面、8…演出図柄、13…第1始動口、14…第2始動口、50…第1の演出用可動役物装置、55…第1の演出用役物ランプ、60…第2の演出用可動役物装置、65…第2の演出用役物ランプ、211…遊技制御基板、212、222、232、242…CPU、213、223、233、243…ROM、214、224、235、244…RAM、234…CGROM、221…演出制御基板、231…画像制御基板、241…ランプ制御基板
本発明は、上述の課題を解決するためになされたものであり、以下の形態により実現することが可能である。
第1の形態の遊技機は、遊技者に有利な特別遊技を実行するか否かの判定を行う判定手段(遊技制御基板211のCPU212)と、前記判定の結果に基づいて、前記特別遊技を実行可能な特別遊技制御手段(遊技制御基板211のCPU212)と、第1遊技状態及び、前記特別遊技が実行された後の第2遊技状態の何れかで遊技を制御可能な遊技制御手段(遊技制御基板211のCPU212)と、所定の演出を実行する演出制御手段(演出制御基板221のCPU222及び画像制御基板231のCPU232)と、を備え、前記特別遊技制御手段は、第1特別遊技を実行するときと、該第1特別遊技とは異なる第2特別遊技を実行するときと、があり、前記演出制御手段は、前記判定の結果に基づいて、前記特別遊技が実行されることを示唆する特定図柄を表示させる特定演出を実行可能であり、前記特定演出を実行した後、前記特定図柄から所定の図柄に変更可能な変更演出を実行可能にし、前記第1遊技状態で遊技が制御されているときには、前記変更演出として、前記特定図柄から前記第2遊技状態で遊技が制御されることを示唆する第1図柄に変更する第1変更演出を実行可能であり、前記第2遊技状態で遊技が制御されているときには、前記変更演出として、前記特定図柄から前記第2特別遊技が実行されることを示唆する第2図柄に変更する第2変更演出を実行可能であり、前記第1遊技状態で遊技が制御されているときにおける前記第1変更演出において前記特定図柄から前記第1図柄に変更される確率と、前記第2遊技状態で遊技が制御されているときにおける前記第2変更演出において前記特定図柄から前記第2図柄に変更される確率と、が互いに異なることを特徴とする。

Claims (1)

  1. 遊技者に有利な特別遊技を実行するか否かの判定を行う判定手段と、
    第1遊技状態及び該第1遊技状態とは異なる第2遊技状態の何れかで遊技を制御可能な遊技制御手段と、
    所定の演出を実行する演出制御手段と、を備え、
    前記演出制御手段は、前記判定の結果に基づいて、前記特別遊技が実行されることを示唆する第1の図柄を表示させる特定演出を実行可能であり、前記特定演出を実行した後、前記第1の図柄よりも遊技者に有利な第2の図柄に変更可能な変更演出を実行可能にし、
    前記変更演出は、
    前記第1遊技状態で遊技が制御されているときに実行される第1変更演出と、
    前記第2遊技状態で遊技が制御されているときに実行される第2変更演出と、を含み、
    前記第1遊技状態で遊技が制御されているときの前記判定において前記特別遊技を実行すると判定されたときに前記第1変更演出において前記第1の図柄から前記第2の図柄に変更される確率と、前記第2遊技状態で遊技が制御されているときの前記判定において前記特別遊技を実行すると判定されたときに前記第2変更演出において前記第1の図柄から前記第2の図柄に変更される確率と、が互いに異なることを特徴とする遊技機。
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