JP2017104068A - 希釈用コーヒー組成物 - Google Patents

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Abstract

【課題】流動性の改善された希釈用コーヒー組成物の提供。【解決手段】(A)焙煎コーヒー豆微粉、及び(B)焙煎コーヒー豆抽出物の非球形造粒物を含み、メジアン径が40μm以上である希釈用コーヒー組成物。(I)焙煎コーヒー豆を粉砕し、(A)焙煎コーヒー豆微粉を得る工程、(II)焙煎コーヒー豆抽出物を乾燥及び造粒し、(B)焙煎コーヒー豆抽出物の非球形造粒物を得る工程、(III)(A)焙煎コーヒー豆微粉と(B)焙煎コーヒー豆抽出物の非球形造粒物とを混合する工程から構成される希釈用コーヒー組成物の製造方法。成分(A)と成分(B)との質量比[(A)/(B)]が0.1以下であることが好ましく、メジアン径が50〜300μmであることが望ましい希釈用コーヒー組成物。【選択図】なし

Description

本発明は、希釈用コーヒー組成物に関する。
淹れたてのコーヒー飲料はコーヒーの香りが豊かで優れているものの、淹れる作業や廃棄物の処理等の点で利便性に劣る。その利便性を改善するために、焙煎コーヒー豆から抽出された抽出物を高濃度化した濃縮物又は粉末化したインスタントコーヒー等の希釈用コーヒー組成物が開発され、広く利用されている。しかしながら、かかる希釈用コーヒー組成物は、製造中にコーヒー特有の香りが低下しやすい。そこで、コーヒー特有の香りを高めた希釈用コーヒー組成物として、例えば、コーヒーエキスを乾燥してなるドライコーヒー抽出成分と、抽出されていない微粉砕コーヒー豆成分とを含有する希釈用コーヒー組成物(特許文献1)、インスタントフリーズドライコーヒー及びレギュラーロースト微粉砕コーヒー豆からなるコーヒー組成物(特許文献2)が提案されている。また、焙煎コーヒー豆の抽出物を乾燥して得られる可溶性コーヒー粉末であって、特定の粒子径かつ比表面積を有する可溶性コーヒー粉末を、特定の粒子径に微粉砕された焙煎コーヒー豆の微粉末に混合してコーヒー粉体組成物とすることで、焙煎コーヒー豆微粉末の保存安定性を向上できることが報告されている(特許文献3)。更に、乾燥コーヒー抽出物と、焙煎コーヒー豆微粉とを含有せしめ、特定の有機酸の量比を一定に制御することにより、酸味の質及び鼻抜けの香りの良好な希釈用コーヒー組成物が得られるとの報告もある(特許文献4)。
特表2011−527574号公報 特表2013−506415号公報 特表2015−33350号公報 特開2015−142565号公報
本発明者らは、焙煎コーヒー豆微粉と焙煎コーヒー豆抽出物の乾燥物とを含む希釈用コーヒー組成物を包装体に充填したインスタント製品を開発すべく検討を行ったところ、このような希釈用コーヒー組成物は流動性が悪いため、包装体へ充填する際に充填機内での目詰りや、包装体への充填量のバラツキ等を生じ、生産性が著しく低下することが判明した。
本発明の課題は、流動性の改善された希釈用コーヒー組成物を提供することにある。
本発明者らは、前記希釈用コーヒー組成物の流動性について検討したところ、流動性の悪化は主に焙煎コーヒー豆微粉に起因するとの知見を得た。一方、焙煎コーヒー豆抽出物の乾燥物においては、その粒子の形態が球形であると流動性に優れるものの、造粒に供することにより非球形とした場合は流動性が低下するとの知見を得た。そして、焙煎コーヒー豆微粉に対して、流動性に優れる焙煎コーヒー豆抽出物の球形乾燥物を組み合わせても希釈用コーヒー組成物の流動性は改善されないが、意外にも、流動性の低い焙煎コーヒー豆抽出物の非球形造粒物を組み合わせた上で、メジアン径を制御することにより、希釈用コーヒー組成物の流動性を改善できることを見出した。
すなわち、本発明は、次の成分(A)及び(B);
(A)焙煎コーヒー豆微粉、及び
(B)焙煎コーヒー豆抽出物の非球形造粒物
を含み、メジアン径が40μm以上である、希釈用コーヒー組成物を提供するものである。
本発明はまた、次の工程(I)、(II)及び(III)を含む、希釈用コーヒー組成物の製造方法を提供するものである。
(I)焙煎コーヒー豆を粉砕し、(A)焙煎コーヒー豆微粉を得る工程
(II)焙煎コーヒー豆抽出物を乾燥及び造粒し、(B)焙煎コーヒー豆抽出物の非球形造粒物を得る工程
(III)(A)焙煎コーヒー豆微粉と(B)焙煎コーヒー豆抽出物の非球形造粒物とを混合する工程
本発明によれば、流動性の改善された希釈用コーヒー組成物を提供することができ、またそのような希釈用コーヒー組成物を簡便な操作で効率よく製造することができる。
〔希釈用コーヒー組成物〕
本明細書において「希釈用コーヒー組成物」とは、水やミルク等の液体で希釈した後、即座に飲用可能なインスタント製品をいう。本発明の希釈用コーヒー組成物は、固形分量が通常95質量%以上、好ましくは97質量%以上である。なお、かかる固形分量の上限は特に限定されず、100質量%であってもよい。ここで、本明細書において「固形分量」とは、試料を105℃の電気恒温乾燥機で3時間乾燥して揮発物質を除いた残分の質量をいう
〔成分(A):焙煎コーヒー豆微粉〕
本発明の希釈用コーヒー組成物は、成分(A)として焙煎コーヒー豆微粉を含有する。ここで、本明細書において「焙煎コーヒー豆微粉」とは、焙煎コーヒー豆の微細な粒子をいう。
成分(A)のメジアン径は、香り増強の観点から、1μm以上が好ましく、2μm以上がより好ましく、5μm以上が更に好ましく、また流動性改善の観点から、後述の成分(B)のメジアン径より小さいことが好ましく、例えば、100μm以下、好ましくは70μm以下、より好ましく40μm以下である。成分(A)のメジアン径の範囲としては、例えば、1〜100μm、好ましくは2〜70μm、より好ましくは5〜40μmである。ここで、本明細書において「メジアン径」とは、試料の粒度分布を体積基準で作成したときに積算分布曲線の50%に相当する粒子径(d50)を意味し、具体的には、後掲の実施例に記載の方法により測定することができる。
成分(A)の焙煎度は、香りの観点から、L値として、10以上が好ましく、13以上がより好ましく、15以上が更に好ましく、そして40以下が好ましく、35以下がより好ましく、30以下が更に好ましく、26以下がより更に好ましく、22以下がより更に好ましい。かかるL値の範囲としては、好ましくは10〜40、より好ましくは13〜35、更に好ましくは13〜30、より更に好ましくは15〜26、より更に好ましくは15〜22である。本発明においては、焙煎度の異なるコーヒー豆を2種以上使用することもできる。焙煎度の異なるコーヒー豆を2種以上使用する場合、焙煎コーヒー豆の焙煎度は、使用する焙煎コーヒー豆のL値に、当該焙煎コーヒー豆の含有質量比を乗じた値の総和とする。ここで、本明細書において「L値」とは、黒をL値0とし、また白をL値100として、焙煎コーヒー豆の明度を色差計で測定したものである。なお、コーヒー豆の焙煎方法及び焙煎条件は特に限定されない。
成分(A)の豆種としては、例えば、アラビカ種、ロブスタ種、リベリカ種、アラブスタ種等が挙げられる。また、産地としては特に限定されないが、例えば、ブラジル、コロンビア、タンザニア、モカ、キリマンジャロ、マンデリン、ブルーマウンテン、グァテマラ、ベトナム、インドネシア等を挙げることができる。本発明においては、豆種、産地の異なる焙煎コーヒー豆を1種又は2種以上使用することもできる。
〔成分(B):焙煎コーヒー豆抽出物の非球形造粒物〕
本発明の希釈用コーヒー組成物は、成分(B)として、焙煎コーヒー豆抽出物の非球形造粒物を含有する。ここで、本明細書において「焙煎コーヒー豆抽出物の非球形造粒物」とは、焙煎コーヒー豆抽出物を乾燥及び造粒に供することにより得られる造粒物であって、造粒物中に、2個以上の略球形の粒子が接合してなる凹凸形状を有する粒子(非球形粒子)が存在するものをいう。なお、造粒物が非球形であるか否かは、光学顕微鏡を用いて50〜200倍程度の倍率で造粒物中に含まれる粒子の形状を観察し、非球形粒子が存在するか否かに基づいて判断する。
本発明で使用する非球形造粒物としては、非球形造粒物中に含まれる粒子100個を無作為に選択し、光学顕微鏡を用いて100倍の倍率で観察したとき、非球形造粒物中に非球形粒子が、好ましくは30個以上、より好ましくは50個以上、更に好ましくは80個以上含まれているものが流動性改善の観点から望ましい。
本発明の希釈用コーヒー組成物には、成分(C)として焙煎コーヒー豆抽出物の乾燥物が含まれていても構わない。ここで、本明細書において「焙煎コーヒー豆抽出物の乾燥物」とは、焙煎コーヒー豆抽出物を乾燥したものであって、造粒に供していないものをいう。
成分(B)のメジアン径は、流動性改善の観点から、成分(A)のメジアン径より大きいことが好ましく、例えば、40μm以上、好ましくは100μm以上、より好ましくは115μm以上、更に好ましくは130μm以上であり、また溶解性の観点から、1000μm以下が好ましく、500μm以下がより好ましく、300μm以下が更に好ましい。成分(B)のメジアン径の範囲としては、例えば、40〜1000μm、好ましくは100〜1000μm、より好ましくは115〜500μm、更に好ましくは130〜300μmである。
成分(B)及び成分(C)の製造に使用される焙煎コーヒー豆の豆種及び産地としては、(A)焙煎コーヒー豆微粉と同様のものを挙げることができる。本発明においては、豆種、産地又は焙煎度の異なる焙煎コーヒー豆を1種又は2種以上使用してもよい。
本発明の希釈用コーヒー組成物は、成分(A)と成分(B)の含有割合が、流動性改善の観点から、質量比[(A)/(B)]として0.1以下であることが好ましく、0.07以下がより好ましく、0.05以下が更に好ましい。また、かかる質量比[(A)/(B)]は、コーヒー風味の観点から、0.001以上が好ましく、0.005以上がより好ましく、0.01以上が更に好ましい。かかる質量比[(A)/(B)]の範囲としては、好ましくは0.001〜0.1、より好ましくは0.005〜0.07、更に好ましくは0.01〜0.05である。
本発明の希釈用コーヒー組成物中の成分(A)の含有量は、質量比[(A)/(B)]が上記割合になれば特に限定されないが、香りの観点から、希釈用コーヒー組成物中に、0.1質量%以上が好ましく、0.5質量%以上がより好ましく、1質量%以上が更に好ましく、また流動性改善の観点から、10質量%以下が好ましく、7質量%以下がより好ましく、5質量%以下が更に好ましい。成分(A)の含有量の範囲としては、本発明の希釈用コーヒー組成物中に、好ましくは0.1〜10質量%、より好ましくは0.5〜7質量%、更に好ましくは1〜5質量%である。
また、本発明の希釈用コーヒー組成物中の成分(B)の含有量は、質量比[(A)/(B)]が上記割合になれば特に限定されないが、流動性の観点から希釈用コーヒー組成物中に、30質量%以上が好ましく、40質量%以上がより好ましく、50質量%以上が更に好ましい。希釈用コーヒー組成物中の成分(B)の含有量の上限値は適宜選択可能であるが、希釈用コーヒー組成物が成分(C)を含まない場合には、香りの観点から、成分(B)の含有量は、99.9質量%以下が好ましく、99.5質量%以下がより好ましく、99質量%以下が更に好ましい。成分(B)の含有量の範囲としては、本発明の希釈用コーヒー組成物中に、好ましくは30〜99.9質量%、より好ましくは40〜99.5質量%、更に好ましくは50〜99質量%である。
また、希釈用コーヒー組成物が成分(C)を含む場合には、香りの観点から、成分(B)の含有量は、97質量%以下が好ましく、95質量%以下がより好ましく、93質量%以下が更に好ましい。かかる場合の成分(B)の含有量の範囲としては、本発明の希釈用コーヒー組成物中に、好ましくは30〜97質量%、より好ましくは40〜95質量%、更に好ましくは50〜93質量%である。
本発明の希釈用コーヒー組成物は、成分(C)と成分(B)の含有割合が、流動性改善の観点から、質量比[(C)/(B)]として4以下であることが好ましく、2以下がより好ましく、1.5以下が更に好ましい。また、かかる質量比[(C)/(B)]は、0であっても良いが、香りの観点から、0.01以上であっても構わない。
本発明の希釈用コーヒー組成物が成分(C)を含む場合には、香りの観点から、成分(C)の含有量は、希釈用コーヒー組成物中に、例えば0.001質量%以上、好ましくは1質量%以上、更に好ましくは3質量%以上とすることができる。また流動性改善の観点から、成分(C)の含有量は、70質量%以下が好ましく、60質量%以下がより好ましく、50質量%以下が更に好ましい。
本発明の希釈用コーヒー組成物中の成分(B)と成分(C)との合計含有量は、適宜選択可能であるが、流動性の観点から希釈用コーヒー組成物中に、70質量%以上が好ましく、80質量%以上がより好ましく、90質量%以上が更に好ましく、また香りの観点から、99.9質量%以下が好ましく、99.5質量%以下がより好ましく、99質量%以下が更に好ましい。
本発明の希釈用コーヒー組成物は、流動性改善の観点から、安息角が50°以下であることが好ましく、48°以下がより好ましく、46°以下が更に好ましく、45°以下がより更に好ましい。また、安息角の下限値は特に限定されないが、流動性改善の観点から、20°以上が好ましく、30°以上が更に好ましい。なお、安息角の測定は、後掲の実施例に記載の方法により測定することができる。
また、本発明の希釈用コーヒー組成物は、メジアン径が40μm以上であるが、流動性改善の観点から、50μm以上が好ましく、70μm以上がより好ましく、100μm以上が更に好ましい。また、メジアン径は、希釈時の溶解性の観点から、3000μm以下が好ましく、1000μm以下がより好ましく、500μm以下が更に好ましく、300μm以下がより更に好ましい。かかるメジアン径の範囲としては、好ましくは50〜3000μm、より好ましくは70〜1000μm、更に好ましくは100〜500μm、より更に好ましくは100〜300μmである。
本発明の希釈用コーヒー組成物には、必要により、甘味料、乳成分、ココアパウダー、酸化防止剤、香料、色素、乳化剤、保存料、調味料、酸味料、アミノ酸、たんぱく質、植物油脂、pH調整剤、品質安定剤等の添加剤の1種又は2種以上を含有してもよい。
本発明の希釈用コーヒー組成物の製品形態としては、例えば、瓶等に容器詰し、飲用する際にカップ1杯分をスプーン等で計量するもの、1杯分を収容したカップタイプ、カップ1杯分毎に小分けしたもの等とすることができる。中でも、本発明の効果を享受しやすい点から、カップ1杯分毎に小分けしたものが好ましく、例えば、スティック包装したもの、ピロー包装したものを挙げることができる。
本発明の希釈用コーヒー組成物は適宜の方法で製造することができるが、例えば、次の方法を挙げることができる。
〔希釈用コーヒー組成物の製造方法〕
本発明の希釈用コーヒー組成物の製造方法は、工程(I)、(II)及び(III)を含むものである。工程(I)及び工程(II)は、任意の順序で行うことができる。以下、各工程について詳細に説明する。
<工程(I)>
工程(I)は、焙煎コーヒー豆を粉砕し、(A)焙煎コーヒー豆微粉を得る工程である。
粉砕に使用する焙煎コーヒー豆の豆種、産地及び焙煎度の具体的構成は、希釈用コーヒー組成物の(A)焙煎コーヒー豆微粉において説明したとおりである。また、豆種、産地又は焙煎度の異なる焙煎コーヒー豆を1種又は2種以上使用することもできる。
(A)焙煎コーヒー豆微粉は、焙煎コーヒー豆を粉砕して得ることができる。粉砕は通常、常温(20±15℃)で行うことができるが、粉砕する前に焙煎コーヒー豆を−5℃以下に冷却しても構わない。焙煎コーヒー豆の冷却は、例えば、焙煎コーヒー豆を液体窒素、ドライアイス等に接触させればよく、これらに接触させて焙煎コーヒー豆を凍結させることが好ましい。
粉砕に使用する装置として、例えば、カッターミル、ハンマーミル、ジェットミル、インパクトミル、ウィレー粉砕機、グラインダー等が挙げられる。
このようにして、希釈用コーヒー組成物の成分(A)において説明したメジアン径を有する焙煎コーヒー豆微粉を得ることができるが、所望のメジアン径の焙煎コーヒー豆微粉を得るために、篩分けして採取してもよい。なお、分級操作には、例えば、Tyler製(JIS Z 8801-1)の篩を用いることができる。
<工程(II)>
工程(II)は、焙煎コーヒー豆抽出物を乾燥及び造粒し、(B)焙煎コーヒー豆抽出物の非球形造粒物を得る工程である。
焙煎コーヒー豆抽出物としては、焙煎コーヒー豆から抽出したもの、インスタントコーヒーの水溶液等が挙げられ、これらの活性炭処理物であってもよい。
焙煎コーヒー豆抽出物は、当該コーヒー抽出物100g当たり焙煎コーヒー豆を生豆換算で、好ましくは1g以上、より好ましくは2.5g以上、更に好ましくは5g以上使用しているものである。ここで、生豆換算値は、焙煎コーヒー豆1gが生コーヒー豆1.3gに相当するものとする(改訂新版・ソフトドリンクス、監修:全国清涼飲料工業会、発行:光琳、平成元年12月25日発行 421頁記載)。
抽出方法及び抽出条件は特に限定されず、公知の方法及び条件で行うことが可能であるが、多段階抽出法を採用することもできる。ここで、本明細書において「多段階抽出法」とは、複数の独立した抽出塔を配管で直列につないだ装置を用いる抽出方法をいい、より具体的には、複数の独立した抽出塔に焙煎コーヒー豆をそれぞれ投入し、1段階目の抽出塔に抽出溶媒を供給して該抽出塔からコーヒー抽出液を排出させ、該コーヒー抽出液を次段階目の抽出塔に供給するという操作を繰り返し行い、最終段階の抽出塔から排出されたコーヒー抽出液を回収する抽出方法をいう。抽出は常圧下でも、加圧下でも構わない。
抽出に使用する焙煎コーヒー豆の豆種及び産地の具体的構成は、希釈用コーヒー組成物の(A)焙煎コーヒー豆微粉において説明したとおりである。また、抽出に使用する焙煎コーヒー豆の焙煎度は、L値として、好ましくは10〜60、より好ましくは13〜40、更に好ましくは15〜35、より更に好ましくは20〜32である。本発明においては、豆種、産地、又は焙煎度の異なるコーヒー豆を1種又は2種以上混合して使用することもできる。焙煎度の異なるコーヒー豆を混合して使用する場合、焙煎コーヒー豆の焙煎度は、使用する焙煎コーヒー豆のL値に、当該焙煎コーヒー豆の含有質量比を乗じた値の総和とする。
焙煎コーヒー豆抽出物の乾燥及び造粒は、焙煎コーヒー豆抽出物の乾燥後、造粒すればよい。焙煎コーヒー豆抽出物の乾燥により乾燥物が形成され、造粒により非球形造粒物を形成することができる。また、乾燥と造粒とを略同時に行ってもよく、例えば、乾燥機構と造粒機構とを内蔵した装置を使用することができる。なお、造粒は、乾式でも、湿式でもよく、適宜選択することができる。
乾燥方法としては、例えば、噴霧乾燥、凍結乾燥等が挙げられ、焙煎コーヒー豆抽出物として濃縮したものを使用してもよい。中でも、乾燥物中の粒子の形状を略球形としやすい点で、噴霧乾燥が好ましい。
噴霧乾燥は、向流又は並流気流中に焙煎コーヒー豆抽出物を噴霧し、液滴と気流との間の熱と物質の移動によって焙煎コーヒー豆抽出物の乾燥物を得ることができる。
凍結乾燥は、低温で冷凍し粉砕した後、更に真空状態で少量の熱を加えることができる。この場合,氷は水にならず、そのまま昇華するため、焙煎コーヒー豆抽出物の乾燥物が残り、この乾燥物は熱履歴が小さいため風味が損なわれ難い。
乾燥温度は適宜設定可能であるが、例えば、噴霧乾燥法では通常50〜120℃であり、また凍結乾燥では通常−50〜50℃である。
造粒方法としては、例えば、噴霧造粒、流動層造粒、圧縮造粒、転動造粒、撹拌造粒、押出造粒、粉末被覆造粒を挙げることができる。中でも、非球形造粒物を形成しやすい点で、噴霧造粒、流動層造粒、圧縮造粒、転動造粒が好ましい。
噴霧造粒は、焙煎コーヒー豆抽出物の乾燥物を回転ディスク等により噴霧させ、大気中で乾燥造粒することで、焙煎コーヒー豆抽出物の非球形造粒物を形成することができる。
流動層造粒は、焙煎コーヒー豆抽出物の乾燥物を流動化させ、必要によりバインダーを流動層中に噴霧し、加熱した空気流を流動層内に通過させて焙煎コーヒー豆抽出物の非球形造粒物を得ることができる。
圧縮造粒は、1対のロール間に焙煎コーヒー豆抽出物の乾燥物を供給し、ロールの回転によって乾燥物が圧縮され、ロール表面に彫られた凹状のポケットにより一定大きさの非球形造粒物を得ることができる。
転動造粒法、傾斜した円形容器を一定速度で回転させつつ、焙煎コーヒー豆抽出物の乾燥物を供給するとともに,必要によりバインダーを適量添加することで、焙煎コーヒー豆抽出物の非球形造粒物を形成することができる。
造粒の温度及び時間は造粒法により適宜設定可能であるが、例えば、流動層造粒では、通常排風温度が20〜50℃で30〜120分、また転動造粒では通常20〜60℃で30〜120分である。
このようにして、希釈用コーヒー組成物の成分(B)において説明したメジアン径を有する焙煎コーヒー豆抽出物の非球形造粒物を得ることができるが、所望のメジアン径を有する非球形造粒物を得るために、粉砕しても、篩分けして採取してもよい。
<工程(III)>
工程(III)は、(A)焙煎コーヒー豆微粉と(B)焙煎コーヒー豆抽出物の非球形造粒物とを混合する工程である。
混合順序は特に限定されず、一方を他方に添加しても、両者を同時に添加してもよい。
また、混合方法としては、撹拌、震盪等の適宜の方法を採用することができるが、混合装置を使用しても構わない。混合装置の混合方式は、容器回転型でも、容器固定型でもよい。容器回転型として、例えば、水平円筒型、V型、ダブルコーン型、立方体型等を採用することができる。また、容器固定型として、例えば、リボン型、スクリュー型、円錐形スクリュー型、パドル型、流動層型、フィリップスブレンダ−等を採用することができる。
混合温度は、風味の観点から、10℃以上が好ましく、15℃以上がより好ましく、20℃以上が更に好ましく、そして50℃以下が好ましく、40℃以下がより好ましく、30℃以下が更に好ましい。混合温度の範囲としては、好ましくは10〜50℃、より好ましくは15〜40℃、更に好ましくは20〜30℃である。
混合時間は、流動性の改善の観点から、5分以上が好ましく、10分以上がより好ましく、15分以上が更に好ましく、また生産効率の観点から、60分以下が好ましく、45分以下がより好ましく、30分以下が更に好ましい。混合時間の範囲としては、好ましくは5〜60分、より好ましくは10〜45分、更に好ましくは15〜30分である。
(A)焙煎コーヒー豆微粉と(B)焙煎コーヒー豆抽出物の非球形造粒物との混合割合は、上述のとおりである
このようにして、流動性に優れる本発明の希釈用コーヒー組成物を製造することができる。
また、本発明においては、工程(IV)として、得られた希釈用コーヒー組成物を包装体に充填する工程を更に有していてもよい。
包装体としては、ビン、缶、箱型容器、スティック型包装体、ピロー型包装体等を挙げることができる。中でも、本発明の効果を享受しやすい点で、スティック型包装体、ピロー型包装体が好ましい。なお、包装体に希釈用コーヒー組成物を充填する際には、包装体に適用される通常の充填方法を採用することが可能であり、市販の充填機を使用しても構わない。
1.安息角の測定
安息角の測定は、ホソカワミクロン製パウダーテスター(PT−S)を用いた。
2.メジアン径の測定
メジアン径の測定は、ベックマンコールター製乾式粒度分布測定装置(LS13−320)を用いた。そして、体積基準の粒度分布を取得し、平均粒子径d50の値を求めた。
3.充填誤差の評価
スライドマス式スティック自動補充充填機(FC−1000;三光機械製)を用いて、希釈用コーヒー組成物のスティック包装品の質量に基づいて算出した。すなわち、連続充填開始後からカウントして、50〜69回目、100〜119回目、150〜169回目、200〜219回目のスティック包装品(計80本)の質量を電子天秤にて計測し、そのばらつきを80サンプルの平均サンプル質量に対する標準偏差(σ)を、下記式により求めた。
Figure 2017104068
〔式中、σは標準偏差を示し、Nは測定サンプル数を示し、iはサンプル番号を示し、xiはi番目のサンプル質量を示し、xaは平均サンプル質量を示す。〕
そして、上記式より算出した標準偏差σ及び平均サンプル質量xaから、下記式により充填誤差を求めた。
充填誤差[%]= σ/xa × 100
参考例1
焙煎コーヒー豆抽出物の球形乾燥物
焙煎コーヒー豆を熱水抽出して得られた焙煎コーヒー豆抽出物を、乾燥固形分濃度40〜50質量%まで減圧濃縮した後、170℃の熱風で噴霧乾燥して焙煎コーヒー豆抽出物の球形乾燥物を得た。得られた乾燥物中に含まれる粒子100個を無作為に選択し、光学顕微鏡を用いて100倍の倍率で観察したが、いずれも、2以上の略球形粒子が接合した非球形粒子ではなかった。
参考例2
焙煎コーヒー豆抽出物の非球形造粒物1
参考例1と同様操作により得られた焙煎コーヒー豆抽出物の濃縮物を、流動層内蔵型噴霧乾燥造粒機を用いて150℃で乾燥・造粒することで、焙煎コーヒー豆抽出物の非球形造粒物1を得た。得られた造粒物中に含まれる粒子100個を無作為に選択し、光学顕微鏡を用いて100倍の倍率で観察したとき、非球形粒子は80個以上であった。
参考例3
焙煎コーヒー豆微粉
焙煎コーヒー豆を液体窒素で冷却(凍結)した後、ハンマーミルを用いて粉砕し、焙煎コーヒー豆微粉を得た。
参考例4
焙煎コーヒー豆抽出物の非球形造粒物2
参考例1で得られた焙煎コーヒー豆抽出物の乾燥物を、バインダーとして水を用いて、35℃で45分間流動層造粒し、焙煎コーヒー豆抽出物の非球形造粒物2を得た。得られた造粒物中に含まれる粒子100個を無作為に選択し、光学顕微鏡を用いて100倍の倍率で観察したとき、非球形粒子は80個以上であった。
参考例5
焙煎コーヒー豆抽出物の非球形造粒物3
参考例2で得られた焙煎コーヒー豆抽出物の非球形造粒物1を、目開き150μmの篩で分級し、次いで目開き150μmの篩をパスした造粒物を目開き75μmの篩で分級し、目開き75μmの篩の上に残った造粒物を回収し、粒径75〜150μmに調整された焙煎コーヒー豆抽出物の非球形造粒物3を得た。得られた造粒物中に含まれる粒子100個を無作為に選択し、光学顕微鏡を用いて100倍の倍率で観察したとき、非球形粒子は80個以上であった。
参考例6
焙煎コーヒー豆抽出物の非球形造粒物4
参考例2で得られた焙煎コーヒー豆抽出物の非球形造粒物1を、目開き150μmの篩で分級し、次いで目開き150μmの篩をパスした造粒物を目開き75μmの篩で分級し、目開き75μmの篩をパスした造粒物を回収し、粒径75μm未満に調整された焙煎コーヒー豆抽出物の非球形造粒物4を得た。得られた造粒物中に含まれる粒子100個を無作為に選択し、光学顕微鏡を用いて100倍の倍率で観察したとき、非球形粒子は80個以上であった。
比較例1
参考例1で得た焙煎コーヒー豆抽出物の球形乾燥物102gを20メッシュの篩を用いて分級し、20メッシュパス品を回収して容器回転型混合機(寿工業製;ボーレコンテナミキサLM―20)に投入した。続いて、参考例3で得た焙煎コーヒー豆微粉3.2gを同様に20メッシュの篩を用いて分級し、20メッシュパス品を回収して前記混合機に投入した。これらの操作を18回繰り返し行った。最後に、参考例1で得た焙煎コーヒー豆抽出物の球形乾燥物102gを20メッシュの篩を用いて分級し、20メッシュパス品を回収して前記混合機に投入し、混合機内に総計2kgの粉体を仕込んだ。
次に、容器回転型混合機のフタを閉め、25℃、回転速度20rpmで20分間混合した。混合後、容器回転型混合機のフタを開け、混合槽から希釈用コーヒー組成物を回収した。そして、回収した希釈用コーヒー組成物について安息角を測定した。その結果を表1に示す。
(充填工程)
スライドマス式スティック自動補充充填機(三光機械製;FC−1000)の原料ホッパーに希釈用コーヒー組成物を投入し、1回当たりの充填量が4.6gとなるように計量マスを調整後、充填速度24回/分にてスティック充填を行い、スティック包装された希釈用コーヒー組成物を得た。そして、スティック包装品について充填誤差を測定した。その結果を表1に示す。
比較例2
焙煎コーヒー豆微粉と焙煎コーヒー豆抽出物の球形乾燥物とを表1に示す割合で配合したこと以外は、比較例1と同様の操作により、希釈用コーヒー組成物を回収後、スティック包装された希釈用コーヒー組成物を得た。そして、回収後の希釈用コーヒー組成物について安息角を測定し、スティック包装品について充填誤差を測定した。それらの結果を表1に示す。
実施例1
焙煎コーヒー豆抽出物の球形乾燥物の代わりに、焙煎コーヒー豆抽出物の非球形造粒物1を配合したこと以外は、比較例1と同様の操作により、希釈用コーヒー組成物を回収後、スティック包装された希釈用コーヒー組成物を得た。そして、回収後の希釈用コーヒー組成物について安息角を測定し、スティック包装品について充填誤差を測定した。それらの結果を表1に示す。
実施例2〜4
焙煎コーヒー豆微粉と焙煎コーヒー豆抽出物の非球形造粒物1とを表1に示す割合で配合したこと以外は、実施例1と同様の操作により、希釈用コーヒー組成物を回収後、スティック包装された希釈用コーヒー組成物を得た。そして、回収後の希釈用コーヒー組成物について安息角を測定し、スティック包装品について充填誤差を測定した。それらの結果を表1に示す。
Figure 2017104068
実施例5
焙煎コーヒー豆抽出物の非球形造粒物1の代わりに、焙煎コーヒー豆抽出物の非球形造粒物2を配合したこと以外は、実施例1と同様の操作により、希釈用コーヒー組成物を回収後、スティック包装された希釈用コーヒー組成物を得た。そして、回収後の希釈用コーヒー組成物について安息角を測定し、スティック包装品について充填誤差を測定した。それらの結果を、参考例1、4及び比較例1の結果とともに表2に示す。
Figure 2017104068
実施例6
焙煎コーヒー豆抽出物の非球形造粒物1の代わりに、焙煎コーヒー豆抽出物の非球形造粒物3を配合したこと以外は、実施例1と同様の操作により、希釈用コーヒー組成物を回収後、スティック包装された希釈用コーヒー組成物を得た。そして、回収後の希釈用コーヒー組成物について安息角を測定し、スティック包装品について充填誤差を測定した。それらの結果を、参考例2、5、6及び実施例1の結果とともに表3に示す。
実施例7
焙煎コーヒー豆抽出物の非球形造粒物1の代わりに、焙煎コーヒー豆抽出物の非球形造粒物4を配合したこと以外は、実施例1と同様の操作により、希釈用コーヒー組成物を回収後、スティック包装された希釈用コーヒー組成物を得た。そして、回収後の希釈用コーヒー組成物について安息角を測定し、スティック包装品について充填誤差を測定した。それらの結果を、参考例2、5、6及び実施例1の結果とともに表3に示す。
Figure 2017104068
実施例8、9及び10
焙煎コーヒー豆微粉と、焙煎コーヒー豆抽出物の球形乾燥物と、焙煎コーヒー豆抽出物の非球形造粒物1とを表4に示す割合で配合したこと以外は、実施例1と同様の操作により、希釈用コーヒー組成物を回収後、スティック包装された希釈用コーヒー組成物を得た。そして、回収後の希釈用コーヒー組成物について安息角を測定し、スティック包装品について充填誤差を測定した。それらの結果を表4に示す。
Figure 2017104068
表1〜4から、焙煎コーヒー豆微粉、及び焙煎コーヒー豆抽出物の非球形造粒物を含有させた上で、メジアン径を一定に制御することにより、希釈用コーヒー組成物の流動性が改善されることがわかる。

Claims (8)

  1. 次の成分(A)及び(B);
    (A)焙煎コーヒー豆微粉、及び
    (B)焙煎コーヒー豆抽出物の非球形造粒物
    を含み、 メジアン径が40μm以上である、希釈用コーヒー組成物。
  2. 成分(A)と成分(B)との質量比[(A)/(B)]が0.1以下である、請求項1記載の希釈用コーヒー組成物。
  3. メジアン径が50μm以上3000μm以下である、請求項1又は2記載の希釈用コーヒー組成物。
  4. 安息角が50°以下である、請求項1〜3のいずれか1項に記載の希釈用コーヒー組成物。
  5. 当該希釈用コーヒー組成物がスティック包装されたものである、請求項1〜4のいずれか1項に記載の希釈用コーヒー組成物。
  6. 次の工程(I)、(II)及び(III)を含む、希釈用コーヒー組成物の製造方法。
    (I)焙煎コーヒー豆を粉砕し、(A)焙煎コーヒー豆微粉を得る工程
    (II)焙煎コーヒー豆抽出物を乾燥及び造粒し、(B)焙煎コーヒー豆抽出物の非球形造粒物を得る工程
    (III)(A)焙煎コーヒー豆微粉と(B)焙煎コーヒー豆抽出物の非球形造粒物とを混合する工程
  7. 工程(II)における造粒が、噴霧造粒、流動層造粒、圧縮造粒、又は転動造粒である、請求項6記載の希釈用コーヒー組成物の製造方法。
  8. (A)焙煎コーヒー豆微粉と(B)焙煎コーヒー豆抽出物の非球形造粒物との混合割合が、質量比[(A)/(B)]として0.1以下である、請求項6又は7記載の希釈用コーヒー組成物。
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