JP2017101868A - 冷凍装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】除霜効率が高い冷凍装置を提供する。【解決手段】蒸発器23において鉛直方向に互いに間隔を空けて配置された複数の第1冷媒流路、圧縮機10、凝縮器11、蒸発器23をそれぞれ接続する第2〜第4冷媒流路、第1バイパス流路30,5,31、第2バイパス流路32,35、第1開閉弁34を備える。第1バイパス流路は、第2冷媒流路14と分配部22よりも凝縮器11側に位置する第3冷媒流路の部分27とを接続する。第2バイパス流路は、第1バイパス流路から分岐され、少なくとも1つの第1冷媒流路に接続されている。第1開閉部は、第1バイパス流路において第2バイパス流路との接続部と第3冷媒流路との接続部との間に設置される。【選択図】図1

Description

本発明は、冷凍装置に関し、特に圧縮機から吐出されたガス冷媒(ホットガス)を用いて除霜運転を実施可能な冷凍装置に関する。
冷凍装置は、例えば冷蔵倉庫の内部など冷却対象の空間を所定温度に冷却、維持するためのものである。冷凍装置は、当該空間の内部に設置される冷却器(蒸発器)を備えている。冷凍装置による冷却運転中、冷却器の表面には時間経過とともに霜が徐々に成長し、当該霜は冷却器表面での伝熱を阻害する。そのため、冷凍装置は一定周期で除霜運転が行われる。除霜方法としては、例えば圧縮機から吐出されたガス冷媒(ホットガス)を冷却器に流通させるホットガス除霜法が知られている。
このようなホットガス除霜法による除霜運転を実施可能な装置として、暖房運転時において上記冷凍装置の冷却器に相当する室外熱交換器を備え、該室外熱交換器の複数のパスのうちの下方位置に設けられたパスに対し、上方位置に設けられたパスよりも多量のホットガスが供給されるように流路設計がなされた空気調和装置が知られている(特開2005‐233450号公報(特許文献1)参照)。
特開2005−233450号公報
しかしながら、特許文献1に記載の空気調和装置は、室外熱交換器の複数のパスに供給されるホットガスの流量を除霜運転の途中で調整することができず、複数のパスには除霜運転中常にホットガスが供給される。そのため、複数のパス間での着霜量の分布によっては、一部のパス上での霜の融け残り、または一部のパス上での異常過熱が生じ得る。その結果、特許文献1に記載の空気調和装置は除霜効率が低いという問題があった。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものである。本発明の主たる目的は、除霜効率が高い冷凍装置を提供することにある。
本発明に係る冷凍装置は、圧縮機と、凝縮器と、蒸発器とを備える。蒸発器は、鉛直方向に互いに間隔を空けて配置された複数の第1冷媒流路を有する。冷凍装置は、圧縮機の出側と凝縮器の入側とを接続する第2冷媒流路と、凝縮器の出側と複数の第1冷媒流路の入側とを接続する第3冷媒流路と、複数の第1冷媒流路の出側と圧縮機の入側とを接続する第4冷媒流路とをさらに備える。第3冷媒流路は、複数の第1冷媒流路に接続されており、かつ複数の第1冷媒流路に冷媒を分配する分配部を有する。冷凍装置は、第1バイパス流路と、第2バイパス流路と、第1開閉弁とをさらに備える。第1バイパス流路は、第2冷媒流路と、第3冷媒流路において分配部よりも凝縮器側に位置する部分とを接続している。第2バイパス流路は、第1バイパス流路から分岐されており、複数の第1冷媒流路のうちの少なくとも1つの第1冷媒流路に接続されている。第1開閉部は、第1バイパス流路において、第2バイパス流路との接続部と第3冷媒流路との接続部との間に設置され、第1バイパス流路を開閉する。
本発明によれば、除霜運転の途中でホットガスの流量を調整することができるため、除霜効率が高い冷凍装置を提供することが出来る。
実施の形態1に係る冷凍装置の冷媒回路構成図である。 実施の形態1に係る冷凍装置の第2熱交換器の構成例を示す概略図である。 実施の形態1に係る冷凍装置の第1開閉弁、第1,第2測温部、および制御部を示すブロック図である。 実施の形態1に係る冷凍装置の通常冷却運転モードにおける第1,第2開閉弁の動作および冷媒の流れを示す冷媒回路構成図である。 実施の形態1に係る冷凍装置の第1除霜運転モードにおける第1,第2開閉弁の動作および冷媒の流れを示す冷媒回路構成図である。 実施の形態1に係る冷凍装置の第2除霜運転モードにおける第1,第2開閉弁の動作および冷媒の流れを示す冷媒回路構成図である。 実施の形態2に係る冷凍装置の第3除霜運転モードにおける第1,第2開閉弁の動作および冷媒の流れを示す冷媒回路構成図である。 実施の形態3に係る冷凍装置の第1除霜運転モードにおける第1,第2開閉弁の動作および冷媒の流れを示す冷媒回路構成図である。 実施の形態1に係る冷凍装置の変形例を示す冷媒回路構成図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について説明する。なお、以下の図面において同一または想到する部分には同一の参照番号を付してその説明は繰り返さない。
(実施の形態1)
<冷凍装置の構成>
次に、図1〜図4を参照して、実施の形態1に係る冷凍装置100の具体例について説明する。図1を参照して、実施の形態1に係る冷凍装置100は、冷凍庫内(以下、室内という)を冷却対象とし、冷凍庫外(以下、室外という)に配置される熱源ユニット1と、冷凍庫内に設置される冷却ユニット2とを備える。熱源ユニット1および冷却ユニット2は、それぞれ冷媒流路を有し、各冷媒流路は第1連絡配管3、第2連絡配管4、および第3連絡配管5によって接続されている。
図1を参照して、熱源ユニット1は、例えば圧縮機10、凝縮器11、レシーバ12、室外送風機13および室外冷媒流路を有する。室外冷媒流路は、例えば第1冷媒配管14,第2冷媒配管15,第3冷媒配管16,第4冷媒配管17を有する。圧縮機10、凝縮器11、レシーバ12は、第1〜第4冷媒配管14〜17により直列に接続されている。
圧縮機10は冷媒を圧縮し、高圧ガス冷媒を吐出可能である。凝縮器11は圧縮機10から吐出された高圧ガス冷媒と室外の空気との熱交換を行い、高圧液冷媒を流出可能である。レシーバ12は、冷凍装置100において余剰冷媒を貯留する機能を有し、その内部には気液界面が形成されて飽和ガス冷媒と飽和液冷媒とが貯留され得る。レシーバ12は、高圧飽和液冷媒を流出可能である。室外送風機13は、凝縮器11に向けて室外の空気を送風可能である。
第1冷媒配管14は、圧縮機10の出側(吐出側)と凝縮器11の入側とを接続している。第2冷媒配管15は、凝縮器11の出側とレシーバ12の入側とを接続している。第3冷媒配管16は、レシーバ12の出側と第1連絡配管3とを接続している。第4冷媒配管17は、第2連絡配管4と圧縮機10の入側(吸入側)とを接続している。
図1を参照して、熱源ユニット1は、第1バイパス配管30および第2開閉弁33をさらに有する。第1バイパス配管30は、上記室外冷媒流路の第1冷媒配管14から分岐されている。第1バイパス配管30は、第1冷媒配管14と第3連絡配管5とを接続している。第2開閉弁33は、第1バイパス配管30を開閉可能に設けられている。第2開閉弁33は、例えば第1バイパス配管30において第1冷媒配管14に近い位置に設けられている。
図1および図2を参照して、冷却ユニット2は、液電磁弁20、膨張弁21、第1分配器22、蒸発器23、合流ヘッダ24、および室内冷媒配管を有する。室内冷媒配管は、例えば第5冷媒配管26,第6冷媒配管27,第7冷媒配管28を有する。膨張弁21、第1分配器22、蒸発器23、および合流ヘッダ24は、第5〜第7冷媒配管26〜28により直列に接続されている。
液電磁弁20は、第5冷媒配管26を開閉可能に設けられている。膨張弁21は、熱源ユニット1から供給された高圧飽和液冷媒を減圧し、低圧二相冷媒を流出可能である。図2を参照して、蒸発器23は、鉛直方向に互いに間隔を空けて配置された複数のパス23a〜23oと、鉛直方向に交差する方向(例えば水平方向)に互いに間隔を空けて配置された複数のフィン23pとを有する。複数のパス23a〜23oの各々は、例えば上記交差する方向(例えば水平方向)に延びるように形成された複数の配管がU字管などにより互いに接続されることにより構成されている。複数のパス23a〜23oの各々は、1つのフィン23pと複数箇所で接続されている。複数のパス23a〜23oの各々は、複数のフィン23pと接続されている。蒸発器23は、通常冷却運転時において、複数のパス23a〜23oを流通する低圧二相冷媒と室内の空気との熱交換を行い、低圧ガス冷媒を流出可能である。
図2を参照して、第1分配器22は、複数の分岐管22a〜22oを有し、分岐管22a〜22oが蒸発器23の複数のパス23a〜23oの入側にそれぞれ接続されている。第1分配器22は、蒸発器23の複数のパス23a〜23oの入側に接続されており、各パス23a〜23oに低圧二相冷媒または高圧ガス冷媒を分配可能である。合流ヘッダ24は、複数のパス23a〜23oの出側に接続されている。合流ヘッダ24において、複数のパス23a〜23oから流出された低圧ガス冷媒または高圧液冷媒は、合流される。第1分配器22では、各パス23a〜23oの過熱度(各パスの入口での冷媒温度(飽和温度)と各パスの出口での冷媒温度との差)が略等しくなるように、流路抵抗が設計されている。なお、図2は、第1分配器22、蒸発器23、複数の分岐管22a〜22o、合流ヘッダ24および後述する第2分配器35(複数の分岐管35a〜35iを有する)の概略図である。図2では、便宜上、複数の分岐管22a〜22oおよび複数の分岐管35a〜35iを線状に示している。また、図2では、第1分配器22、合流ヘッダ24、および第2分配器35に接続される各冷媒配管を省略している。室内送風機25は、蒸発器23に向けて室内の空気を送風可能である。
第5冷媒配管26は、第1連絡配管3と膨張弁21の入側とを接続している。第6冷媒配管27は、膨張弁21の出側と第1分配器22の入側とを接続している。第7冷媒配管28は、合流ヘッダ24の出側と第2連絡配管4とを接続している。
図1を参照して、冷却ユニット2は、第2バイパス配管31、第3バイパス配管32、第1開閉弁34、および第2分配器35をさらに有する。第2バイパス配管31は、第3連絡配管5と第6冷媒配管27とを接続している。つまり、第2バイパス配管31は、第3連絡配管5を介して第1バイパス配管30に接続されている。第1バイパス配管30、第3連絡配管5および第2バイパス配管31は、順に直列に接続されて、第1バイパス流路を構成している。第3バイパス配管32は、第1バイパス配管30から分岐されており、第2分配器35の入側と接続されている。
図2を参照して、第2分配器35は、複数の分岐管35a〜35iを有している。分岐管35a〜35iは、蒸発器23の複数のパス23a〜23oのうち、鉛直方向の中央より下方に位置するパス23a〜23gを有するパス23a〜23iに接続されている。第2分配器35は、例えば鉛直方向の中央よりも下側に位置するパス23a〜23gと接続されていると同時に、鉛直方向の中央に位置するパス23hおよびそれよりも上側に位置するパス23iと接続されている。第2分配器35は、各パス23a〜23iに高圧ガス冷媒を分配可能である。第3バイパス配管32および第2分配器35は、第2バイパス流路を構成している。第1開閉弁34は、第2バイパス配管31において第3バイパス配管32との接続部と第6冷媒配管27との接続部との間に位置する部分(下流部)を開閉可能に設けられている。
図1〜図3を参照して、冷却ユニット2は、第1測温部40、第2測温部41および制御部42をさらに有する。第1測温部40は、第2バイパス流路に接続されている上記パス23a〜23iの少なくとも1つのパスの温度を測定可能に設けられていればよいが、好ましくは上記パス23a〜23iのうち鉛直方向の最下方に位置するパス23aの出側(パス23aにおける合流ヘッダ24との接続部の近傍)の温度を測定可能に設けられている。第2測温部41は、第2バイパス流路に接続されていない上記パス23j〜23oの少なくとも1つのパスの温度を測定可能に設けられていればよいが、好ましくは上記パス23j〜23oのうち鉛直方向の最下方に位置するパス23jの出側(パス23jにおける合流ヘッダ24との接続部の近傍)の温度を測定可能に設けられている。図2を参照して、制御部42は、第1測温部40および第2測温部41の測温値に基づいて、第1開閉弁34の開閉動作を制御可能に設けられている。
図1に示される冷凍装置100において、複数のパス23a〜23oが第1冷媒流路を、第1冷媒配管14が第2冷媒流路を、第2冷媒配管15、第3冷媒配管16、第1連絡配管3、第5冷媒配管26、第6冷媒配管27,および第1分配器22が第3冷媒流路を、合流ヘッダ24、第7冷媒配管28、第2連絡配管4、および第4冷媒配管17が第4冷媒流路をそれぞれ構成している。さらに、冷凍装置100において、第1バイパス配管30、第3連絡配管5、および第2バイパス配管31が第1バイパス流路を、第3バイパス配管32および第2分配器35が第2バイパス流路を、第1分配器22が分配部をそれぞれ構成している。
<冷凍装置の動作>
次に、図2〜図6を参照して、冷凍装置100の動作(第2開閉弁33、第1開閉弁34および液電磁弁20の開閉状態および冷媒の流れ)について説明する。なお、図4〜図6において、第2開閉弁33、第1開閉弁34および液電磁弁20のうち、黒く塗りつぶされたものは閉止されていることを示し、それ以外のものは開放されていることを示している。また、図4〜図6において、矢印の向きは冷媒の流れを示している。
はじめに、図4を参照して、冷凍装置100の冷却運転について説明する。冷却運転時には、液電磁弁20は開放され、第2開閉弁33および第1開閉弁34は閉止されている。これにより、圧縮機10、凝縮器11、レシーバ12、膨張弁21、第1分配器22、蒸発器23および合流ヘッダ24が、第1〜第7冷媒配管14〜28、第1連絡配管3および第2連絡配管4により順に環状に接続された冷媒回路が形成される。当該冷媒回路には、矢印の向きに冷媒が流通する。蒸発器23では、複数のパス23a〜23oを流通する冷圧二相冷媒と室内送風機25により供給された室内の空気とが熱交換することにより、室内の空気を冷却することができる。このとき、室内の空気に含まれる水分が蒸発器23の複数のパス23a〜23oおよび複数のフィン23pの表面で霜となり、徐々に蓄積されていく。そのため、上記冷却運転を所定時間実施した後、下記の除霜運転が実施される。
次に、図5および図6を参照して、冷凍装置100の除霜運転について説明する。冷凍装置100は、除霜運転時において、少なくとも第1除霜運転モードと第2除霜運転モードの2つの状態を切り替え可能である。
図5を参照して、第1除霜運転モードでは、液電磁弁20が閉止され、第2開閉弁33および第1開閉弁34が開放される。また、凝縮器11、室外送風機13および室内送風機25は動作が停止される。これにより、圧縮機10から吐出された高圧ガス冷媒は、第1冷媒配管14、第1バイパス配管30、第3連絡配管5、第2バイパス配管31、第6冷媒配管27、第1分配器22を経て蒸発器23の複数のパス23a〜23oに供給される。つまり、高圧ガス冷媒は、第1バイパス配管30、第3連絡配管5、および第2バイパス配管31により構成される第1バイパス流路を流通して、複数のパス23a〜23oに供給される。
同時に、圧縮機10から吐出された高圧ガス冷媒は、第1冷媒配管14、第1バイパス配管30、第3連絡配管5、第2バイパス配管31、第3バイパス配管32、第2分配器35を経て蒸発器23の一部のパス23a〜23iに供給される。つまり、高圧ガス冷媒は、第1バイパス流路の一部と、第3バイパス配管32および第2分配器35により構成される第2バイパス流路とを流通して、一部のパス23a〜23iに供給される。
これにより、第1除霜運転モードでは、蒸発器23の全てのパス23a〜23oに高圧ガス冷媒を流通させることができる。さらに、第1除霜運転モードでは、鉛直方向の下方に位置する一部のパス23a〜23iに、鉛直方向の上方に位置する他のパス23j〜23oよりも多量の高圧ガス冷媒を流通させることができる。
図6を参照して、第2除霜運転モードでは、液電磁弁20および第1開閉弁34が閉止され、第2開閉弁33が開放される。また、凝縮器11、室外送風機13および室内送風機25は動作が停止される。これにより、圧縮機10から吐出された高圧ガス冷媒は、第1冷媒配管14、第1バイパス配管30、第3連絡配管5、第2バイパス配管31、第3バイパス配管32、第2分配器35を経て蒸発器23の一部のパス23a〜23iに供給される。一方、第1開閉弁34が閉止されているため、第1分配器22には高圧ガス冷媒が流通しない。つまり、高圧ガス冷媒は、第1バイパス流路の一部と、第3バイパス配管32および第2分配器35により構成される第2バイパス流路とを流通して、一部のパス23a〜23iにのみ供給される。
これにより、第2除霜運転モードでは、蒸発器23の複数のパス23a〜23oのうち、鉛直方向の下方に位置する一部のパス23a〜23iにのみ、高圧ガス冷媒を流通させることができる。そのため、第2除霜運転モードでは、圧縮機10から吐出された高圧ガス冷媒を分岐させることなく一部のパス23a〜23iにのみ供給することができるため、当該パス23a〜23iの高圧ガス冷媒の流量を第1除霜運転モードと比べて増すことができる。
第2除霜運転モードによる除霜運転は、例えば第1除霜運転モードによる除霜運転の後に連続して実施され得る。例えば、第1除霜運転モードによる除霜運転中のパス23aおよびパス23jを流れる冷媒の温度を、第1測温部40および第2測温部41によって連続または一定時間毎に測温しておく。そして、第1測温部40による測温値(例えば霜温度の0℃)には温度上昇が確認されないが、第2測温部41による測温値には温度上昇が確認された場合に、制御部42により第1開閉弁34を閉止することにより第2除霜運転モードによる除霜運転に切り替える。第1測温部40の測温値の温度上昇は確認されず、第2測温部41の測温値の温度上昇が確認されたときには、鉛直方向の下方に位置する一部のパス23a〜23iには未だ霜が残っているが、鉛直方向の上方に位置する他のパス23j〜23oの除霜が完了したことを示している。そのため、このような測温値の変化が確認された後に第2除霜運転モードによる除霜運転に切り替えることにより、他のパス23j〜23oのさらなる温度上昇を抑制することができ、他のパス23j〜23oから冷凍庫内への熱の放出、および蒸発器23の表面に付着していたドレン水(霜が融解した水)の蒸発を抑制することができる。さらに、一部のパス23a〜23iに供給される高圧ガス冷媒の流量を第1除霜運転モードと比べて増すことができるため、これらの除霜を効率的に行うことができる。その結果、冷凍装置100は、従来の冷凍装置と比べて除霜時間を短縮可能である。
また、蒸発器23において鉛直方向の下方に位置するパスでは、除霜運転時に霜により凝縮された液冷媒が溜り易く、溜まった液冷媒が高圧ガス冷媒の流通を阻害して除霜効率が低下するという問題が生じ易い。これは、合流ヘッダ24が鉛直方向に延在するように設けられているため、合流ヘッダ24内において合流された液冷媒の重さによって、鉛直方向下方に位置するパスの出側では鉛直方向上方に位置するパスの出側よりも冷媒に対し高い圧力が加えられる。一方、第1分配器22により分配された直後の冷媒の圧力は等しい。そのため、鉛直方向の下方に位置するバスの入側と出側の圧力差は、上方に位置するパスの入側と出側の圧力差よりも小さく、冷媒が流れにくいためである。
上記理由により、鉛直方向の下方に位置する一部のパス23a〜23iに他のパス23j〜23oより多くの高圧ガス冷媒を供給可能な第1除霜運転モードによっても当該一部のパス23a〜23iに液冷媒の滞留が生じることも考えられる。このような場合にも、第2除霜運転モードによる除霜運転を行うことにより、当該パス23a〜23iに流通する高圧ガス冷媒の流量を第1除霜運転モードよりも増加させて当該パス23a〜23iでの液冷媒の滞留を解消、抑制することができる。その結果、一部のパス23a〜23iの除霜を効率的に行うことができる。
<冷凍装置の作用効果>
上述のように、冷凍装置100は、第2開閉弁33および第1開閉弁34を開放することにより、圧縮機10から吐出された高圧ガス冷媒を第1バイパス流路および第2バイパス流路を経て蒸発器23の複数のパス23a〜23oに供給することができる(第1除霜運転モード)。さらに、冷凍装置100は、第2開閉弁33を開放するとともに第1開閉弁34を閉止することにより、圧縮機10から吐出された高圧ガス冷媒を第1バイパス流路の上流部から第2バイパス流路を経て上記一部のパス23a〜23iにのみ供給することができる(第2除霜運転モード)。つまり、冷凍装置100は、第1開閉弁34の開閉動作により、複数のパス23a〜23oに供給される高圧ガス冷媒の流量を調整することができる。そのため、冷凍装置100は、例えば第1除霜運転モードによる除霜運転の後に第2除霜運転モードによる除霜運転を行うことにより、鉛直方向の下方に位置するパス23a〜23i上での霜の融け残り、および当該パス以外の他のパス23j〜23o上での異常過熱を抑制することができ、除霜効率が高い。
(実施の形態2)
次に、図7を参照して、実施の形態2に係る冷凍装置101について説明する。冷凍装置101は、基本的には実施の形態1に係る冷凍装置100と同様の構成を備えるが、第2バイパス流路を開閉する第3開閉部(第3開閉弁36)をさらに備える点で異なる。なお、図7において、第2開閉弁33、第1開閉弁34、液電磁弁20、および第3開閉弁36のうち、黒く塗りつぶされたものは閉止されていることを示し、それ以外のものは開放されていることを示している。また、図7において、矢印の向きは冷媒の流れを示している。
第3開閉弁36は、第3バイパス配管32を開閉可能に設けられている。第3開閉弁36は、例えば図2に示される制御部42により、第1測温部40および第2測温部41の測温値に基づいて開閉動作が制御される。
冷凍装置101は、冷凍装置100と同様の冷却動作および除霜動作を実施することができる。冷凍装置101は、上記第1および第2除霜運転モードに加えて、第3除霜運転モードによる除霜運転を実施可能である。
図7を参照して、冷凍装置101の第3除霜運転モードでは、液電磁弁20および第3開閉弁36が閉止され、第2開閉弁33および第1開閉弁34が開放される。また、凝縮器11、室外送風機13および室内送風機25は動作が停止される。これにより、圧縮機10から吐出された高圧ガス冷媒は、第1冷媒配管14、第1バイパス配管30、第3連絡配管5、第2バイパス配管31、第6冷媒配管27、第1分配器22を経て蒸発器23の複数のパス23a〜23oに供給される。つまり、高圧ガス冷媒は、第1バイパス配管30、第3連絡配管5、および第2バイパス配管31により構成される第1バイパス流路を流通して、複数のパス23a〜23oに供給される。このとき、第3開閉弁36が閉止されているため、第2分配器35には高圧ガス冷媒が流通しない。
これにより、第3除霜運転モードでは、圧縮機10から吐出された高圧ガス冷媒を分岐させることなく複数のパス23a〜23oに供給することができるため、鉛直方向の上方に位置するパス23j〜23oの高圧ガス冷媒の流量を第1除霜運転モードと比べて増すことができる。
第3除霜運転モードは、例えば第1除霜運転モードによる除霜運転の後に連続して実施され得る。例えば、第1除霜運転モードによる除霜運転中のパス23aおよびパス23jを流れる冷媒の温度を、第1測温部40および第2測温部41によって連続または一定時間毎に測温しておく。そして、第2測温部41による測温値(例えば霜温度の0℃)には温度上昇が確認されないが、第1測温部40による測温値には温度上昇が確認された場合に、制御部42により第3開閉弁36を閉止することにより第3除霜運転モードによる除霜運転に切り替える。第2測温部41の測温値の温度上昇は確認されず、第1測温部40の測温値の温度上昇が確認されたときには、鉛直方向の上方に位置するパス23j〜23oには未だ霜が残っているが、鉛直方向の下方に位置するパス23a〜23iの除霜が完了したことを示している。そのため、このような測温値の変化が確認された後に第3除霜運転モードによる除霜運転に切り替えることにより、パス23a〜23iのさらなる温度上昇を抑制しながら、23j〜23oに供給される高圧ガス冷媒の流量を増大させて、これらの除霜を効率的に行うことができる。その結果、冷凍装置101は、従来の冷凍装置と比べて除霜時間を短縮可能である。
(実施の形態3)
次に、図8を参照して、実施の形態3に係る冷凍装置102について説明する。実施の形態3に係る冷凍装置102は、基本的には実施の形態1に係る冷凍装置100と同様の構成を備えるが、第1バイパス流路の一部が第3冷媒流路と重なるように設けられている点で異なる。異なる観点から言えば、冷凍装置102は、第3連絡配管5(図1参照)を備えていない点で冷凍装置100と異なる。
熱源ユニット1は、第1バイパス配管30(図1参照)に代えて、第4バイパス配管37(第1管)を有している。第4バイパス配管37は、第1冷媒配管14(第2冷媒流路)と、第3冷媒配管16(第3冷媒流路において膨張弁21よりも凝縮器11側に位置する部分)とを接続している。さらに、熱源ユニット1は、第3冷媒配管16において第4バイパス配管37との接続部よりもレシーバ12側(凝縮器11側)に位置する部分を開閉可能に設けられた第4開閉弁18を有している。
冷却ユニット2は、第2バイパス配管31(図1参照)に代えて、第5バイパス配管38(第2管)を有している。第5バイパス配管38は、第5冷媒配管26において液電磁弁20よりも第1連絡配管3側に位置する部分(第3冷媒流路において第4バイパス配管37との接続部と膨張弁21との間に位置する部分)と第6冷媒配管27(膨張弁21と第1分配器22との間に位置する部分)とを接続する。
第3バイパス配管32は、第5バイパス配管38から分岐されている。第1開閉弁34は、第5バイパス配管38において第3バイパス配管32との接続部と第6冷媒配管27との接続部との間に位置する部分(下流部)を開閉可能に設けられている。冷却ユニット2は、さらに第5バイパス配管38において第3バイパス配管32との接続部を挟んで上記下流部と反対側に位置する上流部に、当該上流部を開閉可能に設けられている第5開閉弁39をさらに有する。
第1バイパス流路は、第4バイパス配管37、第3冷媒配管16、第1連絡配管3、第5冷媒配管26、および第5バイパス配管38により構成されている。言い換えると、第1バイパス流路において第4バイパス配管37と第5バイパス配管38との間に位置する部分は、第3冷媒流路と重なるように設けられている。
冷凍装置102は、冷凍装置100と同様の冷却動作および除霜動作を実施することができる。図8において、第2開閉弁33、第1開閉弁34、第4開閉弁18、第5開閉弁39および液電磁弁20のうち、黒く塗りつぶされたものは閉止されていることを示し、それ以外のものは開放されていることを示している。また、図8において、矢印の向きは冷媒の流れを示している。
図8を参照して、冷凍装置102の第1除霜運転モードでは、第4開閉弁18および液電磁弁20が閉止され、第1開閉弁34、第2開閉弁33、および第5開閉弁39が開放される。また、凝縮器11、室外送風機13および室内送風機25は動作が停止される。これにより、圧縮機10から吐出された高圧ガス冷媒は、第1冷媒配管14、第4バイパス配管37、第3冷媒配管16、第1連絡配管3、第5冷媒配管26、第5バイパス配管38、第6冷媒配管27、第1分配器22を経て蒸発器23の複数のパス23a〜23oに供給される。同時に、圧縮機10から吐出された高圧ガス冷媒は、第1冷媒配管14、第4バイパス配管37、第3冷媒配管16、第1連絡配管3、第5冷媒配管26、第5バイパス配管38、第3バイパス配管32、第2分配器35を経て蒸発器23の一部のパス23a〜23iに供給される。
また、冷凍装置102の第2除霜運転モードでは、液電磁弁20および第1開閉弁34が閉止され、第2開閉弁33が開放される。これにより、圧縮機10から吐出された高圧ガス冷媒は、第1冷媒配管14、第4バイパス配管37、第3冷媒配管16、第1連絡配管3、第5冷媒配管26、第5バイパス配管38、第3バイパス配管32、第2分配器35を経て蒸発器23の一部のパス23a〜23iに供給される。一方、第1開閉弁34が閉止されているため、第1分配器22には高圧ガス冷媒が流通しない。つまり、高圧ガス冷媒は、第1バイパス流路の一部と、第3バイパス配管32および第2分配器35により構成される第2バイパス流路とを流通して、一部のパス23a〜23iにのみ供給される。
このように、冷凍装置102は、冷凍装置100と同様に除霜運転することができ、冷凍装置100と同様の効果を奏することができる。さらに、冷凍装置102は、熱源ユニット1と冷却ユニット2とが第1連絡配管3および第2連絡配管4の2つの配管により接続されているため、第1連絡配管3、第2連絡配管4、および第3連絡配管5の3つの配管により熱源ユニット1と冷却ユニット2とが接続されている冷凍装置100と比べて、製造および設置工事のコストを低減することができる。
なお、図1〜図8に示される冷凍装置100,101,102では、第2バイパス流路が蒸発器23の複数のパスのうちの鉛直方向の中央より下方に位置するパスを有するパス23a〜23iに接続されているが、第2バイパス流路と蒸発器23のパスとの接続関係は、これに限られるものでは無い。
第2バイパス流路は、蒸発器23(図2参照)の複数のパスのうちの少なくとも1つと接続されていればよい。第2バイパス流路は、例えば鉛直方向において中央よりも上方に位置するパスに接続されていてもよい。このようにしても、第2バイパス流路に接続されているパスは第1バイパス流路とも接続されているため、第1開閉弁34によって第1バイパス流路が開閉されることにより、各パスを流通する高圧ガス冷媒の流量を除霜運転中に変化させることができる。そのため、本実施の形態に係る冷凍装置によれば、除霜運転中に高圧ガス冷媒の流量を変化させることができなかった従来の冷凍装置と比べて、除霜効率が高い。なお、第2バイパス流路が1つのパスに接続される場合には、第3バイパス配管32(図1参照)は第2分配器35(図1参照)を介さずに当該パスに直接接続される。
第2バイパス流路は、好ましくは、複数のパスのうち鉛直方向の中央より下側に位置する少なくとも1つのパスに接続されている。例えば、第2バイパス流路は、鉛直方向の最下方に位置する1つのパス23a(図2参照)に接続されていてもよい。より好ましくは、第2バイパス流路は、上記冷凍装置100,101,102のように、少なくとも鉛直方向の中央よりも下側に位置する全てのパス23a〜23gと接続されている。
なお、冷凍装置100,101,102では第2バイパス流路は第1バイパス流路から分岐されているが、これに限られるものでは無い。図9を参照して、第2バイパス流路は、第1冷媒配管14(第2冷媒流路)から分岐されて、鉛直方向の下方に位置する一部のパス23a〜23iに接続されていてもよい。
具体的には、熱源ユニット1は、例えば第6バイパス配管50および第6開閉弁51をさらに有していてもよい。第6バイパス配管50は、上記室外冷媒流路の第1冷媒配管14から分岐されている。第6バイパス配管50は、第1冷媒配管14と第4連絡配管6とを接続している。第6開閉弁51は、第6バイパス配管50を開閉可能に設けられている。冷却ユニット2は、例えば第3バイパス配管32に代えて、第7バイパス配管52を有している。第7バイパス配管52は、第4連絡配管6と第2分配器35とを接続している。このように、第2バイパス流路は、第6バイパス配管50、第4連絡配管6、第7バイパス配管52、第2分配器35により構成されていてもよい。つまり、第1バイパス流路と第2バイパス流路とは、互いに平行に設けられていてもよい。
この場合、第1バイパス流路を開閉可能に設けられている開閉弁は少なくとも1つ設けられていればよく、例えば第1冷媒配管14に近い位置に第6バイパス配管50を開閉可能な第7開閉弁53が設けられている。
このようにしても、図9に示されるように、第6開閉弁51および第7開閉弁53を開放することにより第1除霜運転モードによる除霜運転が可能である。さらに第7開閉弁53を閉止して第6開閉弁51を開放することにより、第2除霜運転モードによる除霜運転が可能である。このような冷凍装置103は、上述した冷凍装置100〜102と同様の効果を奏することができる。
なお、上記第1開閉弁34、第2開閉弁33、第3開閉弁36、第4開閉弁18、第5開閉弁39、第6開閉弁51、第7開閉弁53は、それぞれが設置されている流路を閉止および開放できる限りにおいて、任意の構成を有していればよく、例えば開度を調整して冷媒の流量を調整可能な流量調整弁であってもよい。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなく請求の範囲によって示され、請求の範囲と均等の意味、および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明は、複数のパスを有する蒸発器を備え、かつ各パスの過熱度が略等しくなるように流路抵抗が設計されている冷凍装置に特に有利に適用される。
1 熱源ユニット、2 冷却ユニット、3 第1連絡配管、4 第2連絡配管、5 第3連絡配管、6 第4連絡配管、10 圧縮機、11 凝縮器、12 レシーバ、13 室外送風機、14 第4冷媒配管、15 第2冷媒配管、16 第3冷媒配管、18 第4開閉弁、20 液電磁弁、21 膨張弁、22 第1分配器、23 蒸発器、23a〜23o パス(第1冷媒流路)、23p フィン、24 合流ヘッダ、25 室内送風機、26 第5冷媒配管、27 第6冷媒配管、30 第1バイパス配管、31 第2バイパス配管、32 第3バイパス配管、33 第2開閉弁、34 第1開閉弁、35 第2分配器、36 第3開閉弁、37 第4バイパス配管、38 第5バイパス配管、39 第5開閉弁、40 第1測温部、41 第2測温部、42 制御部、50 第6バイパス配管、51 第6開閉弁、52 第7バイパス配管、53 第7開閉弁、100,101,102,103 冷凍装置。

Claims (8)

  1. 圧縮機と、凝縮器と、蒸発器とを備え、
    前記蒸発器は、鉛直方向に互いに間隔を空けて配置された複数の第1冷媒流路を有し、
    前記圧縮機の出側と前記凝縮器の入側とを接続する第2冷媒流路と、前記凝縮器の出側と前記複数の第1冷媒流路の入側とを接続する第3冷媒流路と、前記複数の第1冷媒流路の出側と前記圧縮機の入側とを接続する第4冷媒流路とをさらに備え、
    前記第3冷媒流路は、前記複数の第1冷媒流路に接続されており、かつ前記複数の第1冷媒流路に冷媒を分配する分配部を有し、
    前記第2冷媒流路と、前記第3冷媒流路において前記分配部よりも前記凝縮器側に位置する部分とを接続する第1バイパス流路と、
    前記第1バイパス流路から分岐されており、前記複数の第1冷媒流路のうちの少なくとも1つの前記第1冷媒流路に接続されている第2バイパス流路と、
    前記第1バイパス流路において、前記第2バイパス流路との接続部と前記第3冷媒流路との接続部との間に設置され、前記第1バイパス流路を開閉する第1開閉部とをさらに備える、冷凍装置。
  2. 前記第2バイパス流路は、前記複数の第1冷媒流路のうち鉛直方向の中央より下側に位置する少なくとも1つの前記第1バイパス流路に接続されている、請求項1に記載の冷凍装置。
  3. 前記第1バイパス流路において、前記第1冷媒流路との接続部と前記第2バイパス流路との前記接続部との間に設置され、前記第1バイパス流路を開閉する第2開閉部をさらに備え、
    前記第1開閉部および前記第2開閉部が開状態である第1状態と、
    前記第1開閉部が閉状態であり、かつ前記第2開閉部が開状態である第2状態と、を切り替え可能な制御部をさらに備える、請求項1または請求項2に記載の冷凍装置。
  4. 前記第2バイパス流路に接続された前記第1冷媒流路の温度を測定する第1測温部と、
    前記第2バイパス流路に接続されていない前記第1冷媒流路の温度を測定する第2測温部とをさらに備え、
    前記制御部は、前記第1測温部および前記第2測温部の各測定値に基づいて前記第1開閉部の開閉動作を制御可能に設けられている、請求項3に記載の冷凍装置。
  5. 前記複数の第1冷媒流路は、前記第2バイパス流路に接続されている少なくとも2つの前記第1冷媒流路と、前記第2バイパス流路に接続されていない少なくとも2つの前記第1冷媒流路とを有し、
    前記第1測温部は、前記第2バイパス流路に接続されている前記第1冷媒流路のうち鉛直方向の最下方に位置する前記第1冷媒流路の出側の温度を測定し、
    前記第2測温部は、前記第2バイパス流路に接続されていない前記第1冷媒流路のうち鉛直方向の最下方に位置する前記第1冷媒流路の出側の温度を測定する、請求項4に記載の冷凍装置。
  6. 前記第2バイパス流路を開閉する第3開閉部をさらに備える、請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載の冷凍装置。
  7. 前記第3冷媒流路に設置され、前記冷媒を膨張可能な膨張弁をさらに備え、
    前記第1バイパス流路は、前記第2冷媒流路と、前記第3冷媒流路における前記膨張弁と前記分配部との間に位置する部分とを接続している、請求項1〜請求項6のいずれか1項に記載の冷凍装置。
  8. 前記第3冷媒流路に設置され、前記冷媒を膨張可能な膨張弁をさらに備え、
    前記第1バイパス流路は、第1管と第2管とを有し、
    前記第1管は、前記第2冷媒流路と、前記第3冷媒流路における前記膨張弁と前記凝縮器との間に位置する部分とを接続しており、
    前記第2管は、前記第3冷媒流路における前記第1管との接続部と前記膨張弁との間に位置する部分と、前記膨張弁と前記分配部との間に位置する部分とを接続しており、
    前記第3冷媒流路における前記凝縮器と前記第1管との接続部との間に設置され、前記第3冷媒流路を開閉する第4開閉部と、
    前記第3冷媒流路における前記第2管との接続部と前記膨張弁との間に設置され、前記第3冷媒流路を開閉する第5開閉部とをさらに備え、
    前記第2バイパス流路は前記第2管から分岐されている、請求項1〜請求項6のいずれか1項に記載の冷凍装置。
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