JP2017101147A - Snイオンを利用した厚膜形無機ジンクリッチペイント塗料組成物 - Google Patents

Snイオンを利用した厚膜形無機ジンクリッチペイント塗料組成物 Download PDF

Info

Publication number
JP2017101147A
JP2017101147A JP2015235122A JP2015235122A JP2017101147A JP 2017101147 A JP2017101147 A JP 2017101147A JP 2015235122 A JP2015235122 A JP 2015235122A JP 2015235122 A JP2015235122 A JP 2015235122A JP 2017101147 A JP2017101147 A JP 2017101147A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pigment
steel
coating composition
paint
inorganic zinc
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2015235122A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6592344B2 (ja
Inventor
上村 隆之
Takayuki Kamimura
隆之 上村
橋本 康樹
Yasuki Hashimoto
康樹 橋本
昌紀 秋田
Masanori Akita
昌紀 秋田
直也 杉田
Naoya Sugita
直也 杉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Corp
Shinto Paint Co Ltd
Original Assignee
Shinto Paint Co Ltd
Nippon Steel and Sumitomo Metal Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shinto Paint Co Ltd, Nippon Steel and Sumitomo Metal Corp filed Critical Shinto Paint Co Ltd
Priority to JP2015235122A priority Critical patent/JP6592344B2/ja
Publication of JP2017101147A publication Critical patent/JP2017101147A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6592344B2 publication Critical patent/JP6592344B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)
  • Paints Or Removers (AREA)

Abstract

【課題】普通鋼材または耐候性鋼材からなる鋼構造物または鋼製配管等の表面の深さ方向に進行する錆を抑制するための厚膜形無機ジンクリッチペイント塗料組成物を提供する。【解決手段】厚膜形無機ジンクリッチペイント塗料組成物は、(A)アルキルシリケート樹脂、(B)硫酸第一スズ、(C)亜鉛末、及び(D)体質顔料を含有し、(B)硫酸第一スズの含有量が、塗料組成物の100重量部に対して2.0〜8.0重量部であり、(C)亜鉛末の含有量が、(A)アルキルシリケート樹脂固形分100重量部に対して2000〜2500重量部であり、(D)体質顔料が、炭酸カルシウム系顔料、セリサイト系顔料、二酸化ケイ素系顔料、及び含水ケイ酸マグネシウム系顔料からなる群から選ばれる少なくとも1種の顔料を含有し、形成される塗膜における顔料体積濃度が、75〜80%の範囲である。【選択図】なし

Description

本発明は、製鉄所、化学プラント、海洋構造物等の過酷な環境下にある普通鋼材または耐候性鋼材からなる鋼構造物や鋼製配管等の新設塗装に用いられる厚膜形無機ジンクリッチペイント塗料組成物に関する。
従来から、製鉄所、化学プラント、海洋構造物等の過酷な環境下にある普通鋼からなる鋼構造物や鋼製配管等の防食には、無機ジンクリッチペイント塗料を下塗りとした厚膜塗装システムが用いられてきており、さらに必要に応じて各種の上塗り塗料が塗り重ねられている。
一方、鋼製の橋梁等には安定錆の保護機能により塗装が不要である耐候性鋼材が多く用いられている。しかし、耐候性鋼材においても融雪剤等によって安定錆の形成が阻害される場合には、特許文献1に示されるように表面処理剤が塗装される。この場合、表面処理剤は、安定錆が形成されるまでの期間、耐候性鋼材の上に存在すればよいので、その膜厚は10〜100μm程度と薄く、バインダーとして用いられる樹脂としては、ブチラール樹脂、フェノール樹脂、ビニルエステル樹脂等の非架橋タイプが主である。
製鉄所、化学プラント、海洋構造物等における普通鋼からなる鋼構造物や鋼製配管等では、厚膜塗装システムを採用していても、供用中の塗膜の劣化、すなわち塗膜に鋼材にまで達する傷が付くことは不可避であり、その傷から錆が発生することを如何に抑制するかが施設管理者の課題である。鋼材の水平方向に拡がる錆は、初期段階では外観の悪化にとどまるが、深さ方向に進行する錆は、構造物の内部に保管されている物質の漏出や強度低下ひいては構造物の寿命にも関わる問題であり、その対策が求められている。
また、補修塗装においては、構造上の制約や危険物が存在する等の周辺環境の制約のため、粉塵が多量に発生するブラスト処理や火花が生じるディスクサンダー処理といった有効性の高いケレン処理作業が行えない場合が殆どであり、そのため被塗面に錆や塩化物等が残留し、早期に補修塗膜に膨れや剥がれ等が生じることがある。さらに、残留した錆や塩化物等の作用により塗膜下での局所的な深い腐食も生じている。
出願人は、かかる問題を克服するために、鋼材の深さ方向に進行する錆を抑制する手段としてSnイオンを利用した高耐食性塗料組成物を提案したが(特許文献2参照)、鋼材の深さ方向の進行錆を効果的に抑制する厚膜形無機ジンクリッチペイント塗料組成物がさらに求められている。
特許第4687231号 特開2014−227434
本発明は、かかる従来技術の現状に鑑みなされたものであり、その目的は、普通鋼材または耐候性鋼材からなる鋼構造物または鋼製配管等の表面の深さ方向に進行する錆を抑制するための厚膜形ジンクリッチ塗料組成物、及びそれを使用した塗装方法を提供することにある。
上記目的を達成するためには、鋼材の深さ方向に進行する錆を抑制する手段として、塗料組成物中に特定量の二価のスズイオン(硫酸第一スズ)の存在が重要である。
具体的には、二価のスズイオンによる錆抑制メカニズムは以下の通りである。
飛来塩分量の多い環境下濡れ状態では、FeCl溶液による腐食が本質的な条件となり、Fe3+の加水分解によりpHが低下した状態でFe3+が酸化剤として作用する。
カソード反応:Fe3++e→Fe2+
アノード反応:Fe→Fe2++2e
従って、腐食の総括反応は2Fe3++Fe→3Fe2+となる。
Snは、Sn2+として溶解すると、空気酸化あるいは2Fe3++Sn2+→2Fe2++Sn4+という反応によってSn4+を生成する。Sn2+およびSn4+はいずれも鋼のアノード溶解を抑制するという作用がある。結果として、スズイオンの存在は、防錆顔料として有効に作用する。なお、乾燥過程でのカソード反応は酸素還元反応であることはいうまでもない。
本発明は、上記の知見を前提として鋼材の深さ方向の進行錆を効果的に抑制する厚膜形無機ジンクリッチペイント塗料組成物をさらに検討した結果、完成されたものであり、以下の(1)〜(3)の構成を有するものである。
(1)普通鋼材または耐候性鋼材からなる鋼構造物または鋼製配管の表面に使用される厚膜形無機ジンクリッチペイント塗料組成物であって、塗料組成物が、(A)アルキルシリケート樹脂、(B)硫酸第一スズ、(C)亜鉛末、及び(D)体質顔料を含有し、(B)硫酸第一スズの含有量が、塗料組成物の100重量部に対して2.0〜8.0重量部であり、(C)亜鉛末の含有量が、(A)アルキルシリケート樹脂固形分100重量部に対して2000〜2500重量部であり、(D)体質顔料が、炭酸カルシウム系顔料、セリサイト系顔料、二酸化ケイ素系顔料、及び含水ケイ酸マグネシウム系顔料からなる群から選ばれる少なくとも1種の顔料を含有し、形成される塗膜における顔料体積濃度が、75〜80%の範囲であることを特徴とする厚膜形無機ジンクリッチペイント塗料組成物。
(2)(1)に記載の厚膜形無機ジンクリッチペイント塗料組成物を下塗り塗料(I)として、1回あたりの硬化膜厚が50〜100μmとなるようにして鋼構造物または鋼製配管の表面に塗装し、次いでフッ素樹脂系塗料、またはポリウレタン樹脂系塗料からなる群から選ばれる少なくとも1種の上塗り塗料(II)を硬化膜厚で20〜55μmとなるようにその表面に塗装することを特徴とする塗装方法。
(3)(2)に記載の塗装方法によって塗装されていることを特徴とする普通鋼材または耐候性鋼材の鋼構造物または鋼製配管。
本発明によれば、腐食性の高い過酷な高飛来塩化物環境下にある普通鋼または耐候性鋼材からなる鋼構造物や鋼製配管等の表面の深さ方向に進行する錆を効果的に防止することができる厚膜形無機ジンクリッチペイント塗料組成物を提供することができる。
本発明の厚膜形無機ジンクリッチペイント塗料組成物は、普通鋼材または耐候性鋼材からなる鋼構造物または鋼製配管等の表面に使用されるものであり(A)アルキルシリケート樹脂、(B)硫酸第一スズ、(C)亜鉛末、及び(D)体質顔料を含有する。
(A)アルキルシリケート樹脂は、耐水性、付着性、耐薬品性に優れたエタノールなどのアルコール系溶剤に溶解する塗料用樹脂として使用されるものであり、例えば、「HAS−1」「HAS−10」(コルコート社製)等の市販品が挙げられる。(A)アルキルシリケート樹脂は、塗料組成物100重量部に対して5〜10重量部配合されることが好ましい。
(B)硫酸第一スズは、深さ方向の錆の進行を抑制するために使用されるものであり、塗料組成物の100重量部に対して2.0〜8.0重量部、好ましくは4.0〜8.0重量部配合される。(B)硫酸第一スズの配合が上記割合より少ない場合には、深さ方向の錆を抑制する効果が得られず、また、上記割合より多い場合には、塗膜が長期間水につけられた場合に膨れが生じやすくなるので好ましくない。
本発明の塗料組成物には、通常の防食用途の厚膜形無機ジンクリッチペイントに使用される各種の顔料として(C)亜鉛末、(D)体質顔料が使用される。
(C)亜鉛末は、防錆顔料として用いられるものである。(C)亜鉛末の含有量は、(A)アルキルシリケート樹脂固形分100重量部に対して2000〜2500重量部であり、好ましくは2100〜2300重量部である。(C)亜鉛末の配合が上記割合より少ない場合には、塗膜の傷からの錆の発生を抑制する効果が不十分となり、また、上記割合を超えて配合してもそれ以上の効果は認められない。
(D)体質顔料は、塗料の性状を調整するために用いられる。一般に防食用途の厚膜形ジンクリッチペイントにおいては、硫酸バリウム、カオリン、マイカ、クレー系、セリサイト系、二酸化ケイ素系、含水ケイ酸マグネシウム系などの体質顔料が用いられるが、本発明の塗料組成物は、炭酸カルシウム系顔料、セリサイト系顔料、二酸化ケイ素系顔料、及び含水ケイ酸マグネシウム系顔料からなる群から選ばれる少なくとも1種の体質顔料が使用される。これらの体質顔料の配合量は、塗料組成物中の顔料の全重量の2重量%以上であることが好ましく、10重量%以上であることがより好ましい。上記下限より少ない場合には十分な充填効果が得られず、塗膜強度が得られない可能性がある。
本発明の塗料組成物では、形成される塗膜における硫酸第一スズ、体質顔料、着色顔料からなる顔料体積濃度は75〜80%の範囲にあり、好ましくは76〜79%の範囲にある。ここで「顔料体積濃度」は、塗料中の全樹脂分と全顔料との合計固形分に占めるその顔料分の体積割合である。顔料の体積は、顔料の重量と密度から計算することができる。顔料体積濃度が上記下限より小さい場合には、塗膜が長期間浸漬されたときに膨れが生じやすくなり、一方上記上限より大きい場合には、塗膜が長期間浸漬されたときに点錆が生じやすくなる。
本発明の塗料組成物は、上記の(A)〜(D)の成分以外に、通常の厚膜形無機ジンクリッチペイントに用いられる可塑剤としてのポリビニルブチラール樹脂、タレ止め剤、消泡剤、レベリング剤、カップリング剤等の添加剤をそのまま使用することができる。
本発明の塗料組成物に用いられる溶剤としては、厚膜形無機ジンクリッチペイントの希釈に用いられる溶剤をそのまま使用することができる。
本発明の塗料組成物は、単独で使用されることができるが、周囲と色調を合わせたり長期間変退色を抑制する必要がある場合には、本発明の塗料組成物を下塗り塗料(I)とし、他の適当な上塗り塗料(II)を併用することができる。本発明の塗料組成物を下塗り塗料(I)として使用する場合には、1回あたりの硬化膜厚が50〜100μmとなるようにして、鋼構造物または鋼製配管等の表面に塗装され、この表面にさらに上塗り塗料(II)が塗装される。
上塗り塗料(II)は、フッ素樹脂系塗料、ポリウレタン樹脂系塗料から選ばれ、その膜厚としては、20〜55μmが好適である。上述のように、下塗り塗料(I)及び上塗り塗料(II)を塗布した場合、複層塗膜のSAE J2334(SAE:Society Automotive Engineers)試験400サイクルにおける剥離面積率が1.5%未満、好ましくは1.3%未満であり、最大腐食深さが0.2mm未満、好ましくは0.16mm未満であることができる。
本発明の塗料組成物を使用して塗装することにより、製鉄所や化学プラント、海洋構造物等における鋼構造物や鋼製配管では、塗膜に鋼材に達するような傷が入っても深さ方向への錆の進行が効果的に抑制されるので、補修が容易であり、設備を長期間稼働することが可能になる。
補修塗装においては、構造上の制約や危険物が存在する等の周辺環境の制約のため、粉塵が多量に発生するブラスト処理や火花が生じるディスクサンダー処理といった有効性の高いケレン処理作業が行えない場合が殆どである。その場合はワイヤーブラシ処理やスクレーパー等の手工具でのケレン処理作業となり錆や塩化物等が残存する。本発明の塗料組成物を使用して塗装することにより、鋼材の深さ方向への錆の進行が抑制される。本発明の塗料組成物の塗装対象となる鋼材としては、普通鋼材のみならず、Sn,Cu,Cr,Ni等の耐食性改善元素が添加されている耐候性鋼材でもよく、寧ろ好適である。
表1に示す材料及び配合の(A)アルキルシリケート樹脂、(B)硫酸第一スズ、(C)亜鉛末、(D)体質顔料に粘度30〜70dPa・Sになるように適量の溶剤を加えて、均一な状態となるように攪拌することにより下塗り塗料を作成した。表中の各成分の含有量は重量部を表わす。
作成した下塗り塗料を、普通鋼材から作成したブラスト板またはワイヤーブラシ処理で浮き錆を除去した錆鋼板の全面に、所定の乾燥膜厚が得られるよう1回あたり75μmになるようにエアースプレーで1日1回塗りで塗装した。また、上塗り塗料については、下塗り塗料の塗装後に1回塗りで25μmとなるようエアースプレーで塗装した。塗装終了後は23℃で7日間乾燥して、試験板上に防錆塗膜を形成させた。なお、錆鋼板は、同様のブラスト板をSAE J2334で10サイクル試験して作成したものを使用した。
こうして作成した供試材をSAE J2334で400サイクル試験して、鋼材の最大腐食深さと塗膜の剥離面積率を測定した。上塗り塗膜を塗装した試験板についても同様に、SAE J2334で400サイクル試験して鋼材の最大腐食深さと塗膜の剥離面積率を測定した。
SAE J2334 湿潤:50℃、相対湿度100%、6時間→塩分付着*:0.25時間→乾燥:60℃、相対湿度50%、17.75時間
*以下の重量%組成の塩を溶かした水溶液を噴霧する。
0.5%NaCl、0.1%CaCl、0.0075%NaHCO
製鉄所や海洋構造物等における鋼構造物や鋼製配管等の屋外環境の湿潤状態は、SAE J2334に近いと考えられる。
表1中、比較例1〜3、実施例1〜3は、(B)硫酸第一スズの含有量を変化させた例であり、また、実施例4,5は、実施例2の下塗り塗料の上にさらに上塗り塗料を塗装した供試材の例である。
表1から、混合塗料中の(B)硫酸第一スズの含有量が本発明の範囲内である実施例1〜3は、(B)硫酸第一スズの含有量が本発明の範囲外である比較例1〜3と比較して、ブラスト鋼板および錆鋼板の両方において、最大腐食深さおよび剥離面積率が小さいことがわかる。この効果は、(B)硫酸第一スズの含有量が本発明にとってより好ましい範囲(4.0〜8.0重量部)である実施例2,3において、一層顕著である。
本発明の塗料組成物は、製鉄所、化学プラント、海洋構造物等の過酷な環境下にある普通鋼材または耐候性鋼材からなる鋼構造物や鋼製配管等の錆抑制を含む維持補修に極めて有用である。

Claims (3)

  1. 普通鋼材または耐候性鋼材からなる鋼構造物または鋼製配管の表面に使用される厚膜形無機ジンクリッチペイント塗料組成物であって、塗料組成物が、(A)アルキルシリケート樹脂、(B)硫酸第一スズ、(C)亜鉛末、及び(D)体質顔料を含有し、(B)硫酸第一スズの含有量が、塗料組成物の100重量部に対して2.0〜8.0重量部であり、(C)亜鉛末の含有量が、(A)アルキルシリケート樹脂固形分100重量部に対して2000〜2500重量部であり、(D)体質顔料が、炭酸カルシウム系顔料、セリサイト系顔料、二酸化ケイ素系顔料、及び含水ケイ酸マグネシウム系顔料からなる群から選ばれる少なくとも1種の顔料を含有し、形成される塗膜における顔料体積濃度が、75〜80%の範囲であることを特徴とする厚膜形無機ジンクリッチペイント塗料組成物。
  2. 請求項1に記載の厚膜形無機ジンクリッチペイント塗料組成物を下塗り塗料(I)として、1回あたりの硬化膜厚が50〜100μmとなるようにして鋼構造物または鋼製配管の表面に塗装し、次いでフッ素樹脂系塗料、またはポリウレタン樹脂系塗料からなる群から選ばれる少なくとも1種の上塗り塗料(II)を硬化膜厚で20〜55μmとなるようにその表面に塗装することを特徴とする塗装方法。
  3. 請求項2に記載の塗装方法によって塗装されていることを特徴とする普通鋼材または耐候性鋼材の鋼構造物または鋼製配管。
JP2015235122A 2015-12-01 2015-12-01 Snイオンを利用した厚膜形無機ジンクリッチペイント塗料組成物 Active JP6592344B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015235122A JP6592344B2 (ja) 2015-12-01 2015-12-01 Snイオンを利用した厚膜形無機ジンクリッチペイント塗料組成物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015235122A JP6592344B2 (ja) 2015-12-01 2015-12-01 Snイオンを利用した厚膜形無機ジンクリッチペイント塗料組成物

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017101147A true JP2017101147A (ja) 2017-06-08
JP6592344B2 JP6592344B2 (ja) 2019-10-16

Family

ID=59016136

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015235122A Active JP6592344B2 (ja) 2015-12-01 2015-12-01 Snイオンを利用した厚膜形無機ジンクリッチペイント塗料組成物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6592344B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20210155808A1 (en) * 2018-07-02 2021-05-27 Nippon Telegraph And Telephone Corporation Coating Material
WO2021206048A1 (ja) * 2020-04-10 2021-10-14 株式会社京都マテリアルズ 塗料及び被覆鋼材

Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54112936A (en) * 1978-01-17 1979-09-04 Hempel Technology As Primer composition
JPS55108473A (en) * 1979-02-15 1980-08-20 Kansai Paint Co Ltd Hardening of paint film
JPS58142948A (ja) * 1982-02-19 1983-08-25 Nippon Paint Co Ltd ジンクリツチペイント組成物
JP2006316139A (ja) * 2005-05-11 2006-11-24 Sumitomo Metal Ind Ltd 海浜耐候性に優れた構造用鋼材と表面処理剤
JP2010235963A (ja) * 2009-03-30 2010-10-21 Jfe Steel Corp レーザ切断用厚板プレコート鋼材
JP2013166991A (ja) * 2012-02-15 2013-08-29 Nippon Steel & Sumitomo Metal Corp 耐食性に優れた表面処理鋼材
JP2013203957A (ja) * 2012-03-29 2013-10-07 Dainippon Toryo Co Ltd 水系塗料組成物、該水系塗料組成物の製造方法及びショッププライマー
JP2014227434A (ja) * 2013-05-20 2014-12-08 新日鐵住金株式会社 Snイオンを利用した高耐食性塗料組成物
EP2876144A1 (en) * 2012-07-20 2015-05-27 Chugoku Marine Paints, Ltd. Primary rust preventive coating composition and use thereof
JP2016040350A (ja) * 2014-08-12 2016-03-24 新日鐵住金株式会社 補修用下地塗料組成物

Patent Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54112936A (en) * 1978-01-17 1979-09-04 Hempel Technology As Primer composition
JPS55108473A (en) * 1979-02-15 1980-08-20 Kansai Paint Co Ltd Hardening of paint film
JPS58142948A (ja) * 1982-02-19 1983-08-25 Nippon Paint Co Ltd ジンクリツチペイント組成物
JP2006316139A (ja) * 2005-05-11 2006-11-24 Sumitomo Metal Ind Ltd 海浜耐候性に優れた構造用鋼材と表面処理剤
JP2010235963A (ja) * 2009-03-30 2010-10-21 Jfe Steel Corp レーザ切断用厚板プレコート鋼材
JP2013166991A (ja) * 2012-02-15 2013-08-29 Nippon Steel & Sumitomo Metal Corp 耐食性に優れた表面処理鋼材
JP2013203957A (ja) * 2012-03-29 2013-10-07 Dainippon Toryo Co Ltd 水系塗料組成物、該水系塗料組成物の製造方法及びショッププライマー
EP2876144A1 (en) * 2012-07-20 2015-05-27 Chugoku Marine Paints, Ltd. Primary rust preventive coating composition and use thereof
JP2014227434A (ja) * 2013-05-20 2014-12-08 新日鐵住金株式会社 Snイオンを利用した高耐食性塗料組成物
JP2016040350A (ja) * 2014-08-12 2016-03-24 新日鐵住金株式会社 補修用下地塗料組成物

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20210155808A1 (en) * 2018-07-02 2021-05-27 Nippon Telegraph And Telephone Corporation Coating Material
US11920059B2 (en) 2018-07-02 2024-03-05 Nippon Telegraph And Telephone Corporation Coating material
WO2021206048A1 (ja) * 2020-04-10 2021-10-14 株式会社京都マテリアルズ 塗料及び被覆鋼材

Also Published As

Publication number Publication date
JP6592344B2 (ja) 2019-10-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6242318B2 (ja) Snイオンを利用した弱溶剤形高耐食性塗料組成物
KR101209079B1 (ko) 친환경 수용성 방청도료 조성물 및 이를 이용한 철재 구조물의 친환경 부식방지 도장공법
KR101619099B1 (ko) 친환경 중방식 도료 조성물을 이용한 강재도장 시공공법
KR101865092B1 (ko) 방청용 도료 조성물
US11859090B2 (en) Protective coatings for galvanized steel
JP5993799B2 (ja) Snイオンを利用した高耐食性塗料組成物
JP4687231B2 (ja) 海浜耐候性に優れた構造用鋼材と表面処理剤
JP6252400B2 (ja) 補修用下地塗料組成物
JP6592344B2 (ja) Snイオンを利用した厚膜形無機ジンクリッチペイント塗料組成物
KR101353446B1 (ko) 강재 구조물의 중방식 도장용 조성물 및 이를 이용한 시공방법
JP5555131B2 (ja) 鋼材用防食塗料及び鋼材用防食塗料による防食方法並びに防食補修方法
JP5616270B2 (ja) 屋根材用塗料組成物、屋根材の防音防錆方法及び屋根材
JP2006315238A (ja) 高飛来塩化物環境での長期耐久性に優れる耐候性構造用鋼材
JP5262369B2 (ja) Al合金被覆した鋼構造物およびその防食被覆方法
JP6517134B2 (ja) Snイオンを利用した1液型高耐食性塗料組成物
JP4343570B2 (ja) 鋼材の下地調整材および下地調整方法
KR20130048554A (ko) 아연도금재의 방청 코팅 조성물
JP5271748B2 (ja) 塗装方法及び防食塗膜
JP7502152B2 (ja) 水性防錆塗料,積層構造及びその施工方法
JP5735351B2 (ja) 表面処理鋼材
RU2436820C1 (ru) Антикоррозионная грунтовка
JPS59122556A (ja) 無機質系防錆塗料
JP2008229998A (ja) 重防食被覆鋼材
KR20200050618A (ko) 도장 보류부 발청 방지 코팅제
JP3607188B2 (ja) 耐候性表面処理鋼材および処理方法

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20151201

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180523

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190214

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190308

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190404

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190416

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190906

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190920

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6592344

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250