JP2017100229A - ワーク搬送装置 - Google Patents
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Abstract
Description
このような構成によって、第1係合部に対する第2係合部の遠近移動を第2搬送部材の揺動によって行うことができる。
このような構成によって、作用位置から退避位置への第2係合部の移動に伴って係合面をワークから離すことができ、第2係合部によってワークの姿勢を崩してしまうことを防止することができる。
このような構成によって、搬送終端位置を通り過ぎた位置から搬送終端位置へワークを戻す動作を行う場合に、その搬送量が微小であっても第1駆動機構を用いることができる。したがって、ワーク搬送方向へのワークの搬送だけでなく、これとは反対方向のワークの搬送をも第1駆動機構を用いて行うことができ、それぞれを異なる機構を用いて行う場合に比べてワーク搬送装置を簡素化することができる。
図1は、一実施形態に係るワーク搬送装置を示す側面説明図である。
本実施形態のワーク搬送装置10は、例えばワークWを加工する加工装置11(図3参照)にワークWを供給するために用いられる。具体的に、ワーク搬送装置10は、ワーク供給位置(搬送始端位置)P1からワーク加工位置(搬送終端位置)P2までワークWを搬送する。
搬送レール23は、直線状に形成され、ワーク供給位置P1とワーク加工位置P2との間で水平に敷設されている。ワークWは、搬送レール23に載置された状態で水平に搬送される。本実施形態のワークWである円すいころは、円すい台形状に形成され、小端面Wa側をワーク加工位置P2側に向けた状態で外周面が搬送レール23上に載置される。したがって、円すいころWの軸心Cは、水平方向に対して若干傾斜した状態となる。
第1及び第2搬送部材21,22は、上端部が支持フレーム29に取り付けられている。具体的に、第1搬送部材21は、支持フレーム29に固定されている。これに対して、第2搬送部材22は、支持フレーム29に支軸30を介して連結されている。そして、第2搬送部材22は、支軸30を支点としてワーク搬送方向Xとその反対方向X’とに揺動可能に設けられている。この揺動によって、第2搬送部材22の係合部32(以下、「第2係合部」という)は、第1搬送部材21の係合部31(以下、「第1係合部」という)に対して遠近移動する。
第1係合部31と第2係合部32とは所定の間隔L1をあけて対向している。所定の間隔L1は、ワークWの長さに応じて設定される。
研削装置11は、調整車41と、砥石42とを有している。調整車41は、支持部材26に隣接して配置されている。調整車41は、円すい台形状に形成され、図示しないモータ等の駆動装置によってその軸心回りに回転駆動される。調整車41は、支持部材26の載置面26aに載置されたワークWの外周面に接触する。そして、調整車41を回転駆動することによって支持部材26上のワークWをその軸心C回りに回転させることができる。
図1に示すように、ワーク供給位置P1に供給されたワークWは、第1搬送部材21と第2搬送部材22との間に配置され、第1駆動機構24の作動によってワーク供給位置P1からワーク加工位置P2における支持部材26上へ搬送される。
具体的には、図4(a)に示すように、ワークWは、支持部材26上において基準位置Aを通り越した位置Bまで搬送される。例えば、円すいころWの大端面Wbの位置Bが基準位置Aを1mm程度通り過ぎた位置までワークWが搬送される。
そして、図4(c)に示すように、ワークWは、第1駆動機構24の作動によってワーク搬送方向Xとは反対方向X’に戻され、大端面Wbが接触子27bに接触する。これによりワークWが基準位置Aに位置付けられる。
図5には、ワークWが最も短い場合(図5(a)参照)と、ワークWが最も長い場合(図5(b)参照)とにおける第2搬送部材22の動作を比較して示している。ワークWが最も短い場合の、ワークWと第2係合部32との隙間S1は、ワークWが最も長い場合の、ワークWと第2係合部32の隙間S2よりも大きくなる。そのため、ワークWが最も短い場合は、ワークWを接触子27bに接触させるために必要な第2係合部32の移動量も隙間S1と隙間S2との差分だけ大きくなる。つまり、図5(a)の場合、少なくとも接触子27bからワークWまでの距離Saと、ワークWと第2係合部32との隙間S1とを足し合わせた量(Sa+S1)だけ第2係合部32を移動させる必要があるのに対して、図5(b)の場合、少なくとも接触子27bからワークWまでの距離Saと、ワークWと第2係合部32との隙間S2とを足し合わせた量(Sa+S2)だけ第2係合部32を移動させる必要があり、両者の差分は(S1−S2)となる。
例えば、第1駆動機構は、微少量のストローク制御が可能なものであれば電動シリンダ(ボールネジ機構)に限らず、あらゆる機構を採用することができる。
ワークは、円すいころのような円すい台形状のものに限定されず、円筒形状や環状などの円すい台形状とは異なる形状のものであってもよい。また、加工装置は、研削装置以外の装置であってもよい。
Claims (4)
- 所定の搬送始端位置から所定の搬送終端位置へワークを搬送するワーク搬送装置であって、
前記搬送始端位置から前記搬送終端位置へ向かうワーク搬送方向の後方側から前記ワークに係合する第1係合部を有する第1搬送部材と、
前記ワーク搬送方向の前方側から前記ワークに係合する第2係合部を有する第2搬送部材と、
前記第1搬送部材及び前記第2搬送部材を移動させることによって、前記搬送始端位置から前記搬送終端位置を通り過ぎた位置まで前記ワークを搬送した後、前記ワーク搬送方向とは反対方向に前記ワークを戻して当該ワークを前記搬送終端位置に位置付ける第1駆動機構と、を備え、
前記第2係合部は、前記第1係合部に対して前記ワーク搬送方向及びその反対方向に遠近移動可能でありかつ前記第1係合部に接近する方向へ付勢されていることを特徴とする、ワーク搬送装置。 - 前記第2搬送部材が前記ワーク搬送方向及びその反対方向に揺動可能に設けられている、請求項1に記載のワーク搬送装置。
- 前記ワークを搬送するための作用位置と、前記ワークから前記ワーク搬送方向と直交する方向に退避する退避位置との間で前記第1搬送部材及び前記第2搬送部材を移動させる第2駆動機構をさらに備え、
前記第2係合部は、前記作用位置側から前記退避位置側へ向かって前記ワーク側へ傾斜する係合面を備えている、請求項1又は2に記載のワーク搬送装置。 - 前記第1駆動機構が、ボールネジ機構を含む、請求項1〜3のいずれか1項に記載のワーク搬送装置。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2018140448A (ja) * | 2017-02-27 | 2018-09-13 | 株式会社ジェイテクト | 搬送装置 |
JP2019108967A (ja) * | 2017-12-20 | 2019-07-04 | 西部自動機器株式会社 | 円すいころ移動方法および円すいころ移動装置 |
CN117140158A (zh) * | 2023-11-01 | 2023-12-01 | 常州金纬片板膜科技有限公司 | 一种板材锯切机下料输送结构 |
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2015
- 2015-12-01 JP JP2015234585A patent/JP6707847B2/ja active Active
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CN117140158B (zh) * | 2023-11-01 | 2023-12-26 | 常州金纬片板膜科技有限公司 | 一种板材锯切机下料输送结构 |
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