JP2017098035A - コネクタ用端子及び基板コネクタ - Google Patents

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照善 宗像
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茂 荻原
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Abstract

【課題】曲げ加工時の他の端子との干渉を回避することができるコネクタ用端子及び該コネクタ用端子を有するコネクタを提供する。
【解決手段】コネクタ端子1は、相手方コネクタの端子と電気的に接続される嵌合部2と、嵌合部2と直交する方向に延びており、回路基板6と電気的に接続される基板接続部4と、嵌合部2と基板接続部4とを連結する連結部3とを有している。連結部3は、複数の折り曲げ部31、32と、隣り合う折り曲げ部31、32の間に介在する傾斜部34と、嵌合部2側の折り曲げ部31から延設され、嵌合部2に連なるコネクタ側端部33と、基板接続部4側の折り曲げ部32から延設され、基板接続部4に連なる基板側端部35とを有している。
【選択図】図2

Description

本発明は、基板コネクタに用いられるコネクタ用端子及び基板コネクタに関する。
基板コネクタは、回路基板に固定されるハウジングと、ハウジングに取り付けられるコネクタ用端子とを備えている。コネクタ用端子は、相手方コネクタと電気的に接続される嵌合部と、回路基板と電気的に接続される基板接続部と、嵌合部と基板接続部との間を連結する連結部とを有している。連結部は、通常、直角に折り曲げられた1箇所の折り曲げ部を有している。例えば、特許文献1には、ハウジングから外部へ引き出された水平部と、水平部の後端から屈曲して下方へ略垂直に延びる垂直部とを有するコネクタ用端子が記載されている。
例えば自動車等の種々の分野において、コネクタの軽量化、コストダウン等が要求されている。これらの要求に対応するため、従来用いられている銅や銅合金製の端子に替えて、より比重が小さく安価なアルミニウムやアルミニウム合金製の端子(以下、「アルミニウム端子」ということがある。)を用いることが検討されている。
また、近年では、コネクタの軽量化、コストダウンに加えて、コネクタをより小型化することが望まれている。コネクタの小型化のためには、ハウジングに保持された端子のピッチを従来よりも狭くする必要がある。
アルミニウム材は、銅や銅合金に比べて縦弾性係数が小さいため、銅や銅合金に比べて、曲げ加工を施した後のスプリングバック量が大きくなることがある。アルミニウム端子に直角形状をなす折り曲げ部を形成するためには、スプリングバックを考慮して、従来よりも曲げ加工の際の曲げ角度を大きくすればよい。
特開2007−53008号公報
しかし、連結部に折り曲げ部を形成するための90°曲げ加工は、コネクタのハウジングに端子が保持された状態で行われる。そのため、端子のピッチが狭くなると、90°曲げ加工中に基板接続部などが他の端子と干渉しやすくなる。90°曲げ加工の際に端子が他の端子と干渉すると、曲げ角度を所望の角度まで大きくすることができないため、曲げ加工が完了した後に折り曲げ部が直角にならない。
このように、アルミニウム端子を端子のピッチが狭いコネクタに適用しようとすると、直角形状をなす折り曲げ部を形成することが難しいという問題がある。
本発明は、かかる背景に鑑みてなされたものであり、曲げ加工時に基板接続部が他の端子と干渉することを回避できるコネクタ用端子及び該コネクタ用端子を有する基板コネクタを提供しようとするものである。
本発明の一態様は、基板コネクタに用いられるコネクタ用端子であって、
アルミニウム材より構成されており、
相手方コネクタの端子と電気的に接続される嵌合部と、
該嵌合部と直交する方向に延びており、回路基板と電気的に接続される基板接続部と、
上記嵌合部と上記基板接続部とを連結する連結部とを有し、
該連結部は、
複数の折り曲げ部と、
隣り合う上記折り曲げ部の間に介在する傾斜部と、
上記嵌合部側の上記折り曲げ部から延設され、上記嵌合部に連なるコネクタ側端部と、
上記基板接続部側の上記折り曲げ部から延設され、上記基板接続部に連なる基板側端部とを有している、コネクタ用端子にある。
本発明の他の態様は、上記の態様のコネクタ用端子と、
該コネクタ用端子を保持するハウジングとを有している、基板コネクタにある。
上記コネクタ用端子は、上記嵌合部と上記基板接続部との間に、上記特定の形状を呈する上記連結部を有している。上記連結部は、複数回の曲げ加工を行うことにより、複数の上記折り曲げ部を形成することができる。
上記コネクタ用端子は、上記連結部の曲げ加工を複数段階に分けて行うことにより、90°曲げ加工により1箇所の折り曲げ部を形成する場合に比べて各段階での曲げ角度を小さくすることができる。また、各段階での曲げ角度を小さくすることにより、スプリングバック量を小さくすることができる。それ故、上記コネクタ用端子は、各段階の曲げ加工中に上記基板接続部が他の端子と干渉することを回避することができる。
また、上記コネクタ用端子は、上記ハウジングに取り付けられた後に上述した曲げ加工を行うことにより、上記特定の形状に形成することができる。それ故、銅等からなる従来のコネクタ用端子に替えて、成形性の悪いアルミニウム材よりなる上記コネクタ用端子を上記ハウジングに取り付け、上記基板コネクタを構成することができる。
実施例1における、コネクタ用端子を有する基板コネクタの正面図。 図1のII−II線矢視断面図。 実施例1における、コネクタ用端子の傾斜部を拡大した端子側面図。 実施例2における、Δθ−R曲線を示したグラフ。 実施例2における、Δθ−h曲線を示したグラフ。
上記コネクタ用端子は、例えば、ピン端子やタブ端子などの種々の形態に構成することができる。これらの端子の基板接続部は、例えば、はんだ付により回路基板のスルーホール内に形成された導電部と電気的な接続を形成するように構成することができる。また、コネクタ用端子は、基板接続部を回路基板のスルーホール内に圧入することにより、スルーホール内に形成された導電部との電気的な接続を形成するプレスフィット端子として構成することもできる。
また、コネクタ用端子の嵌合部は、例えばピン状やタブ状等の種々の形態を採り得る。
コネクタ用端子を構成するアルミニウム材としては、板材あるいは線材を用いることができる。アルミニウム材の材質は、要求される機械特性や導電性、耐食性、成形性等に応じて、公知のアルミニウム及びアルミニウム合金から適宜選択することができる。強度や成形性の観点からは、コネクタ用端子が5000系アルミニウム合金から構成されていることが好ましい。
連結部に形成される折り曲げ部の数は、2箇所以上であればよい。しかし、折り曲げ部の数が過度に多くなると、曲げ加工における工程数が多くなり、かえって製造コストの増大を招くおそれがある。従って、製造コストの増大を回避する観点から、連結部は、2箇所の折り曲げ部を有していることが好ましい。
連結部が2箇所の折り曲げ部を有している場合には、端子側面視において、上記コネクタ側端部の外側表面と上記傾斜部の外側表面の延長線とのなす角度θ1と、上記基板側端部の外側表面と上記傾斜部の外側表面の延長線とのなす角度θ2とは、下記式(1)〜(2)の関係を満たすことが好ましい。
30°≦θ1≦60° ・・・(1)
θ2=90°−θ1 ・・・(2)
この場合には、各折り曲げ部を形成するための曲げ加工において、加工中の曲げ角度を適度な大きさにすることができる。その結果、基板接続部が曲げ加工中に他の端子と干渉することを確実に回避することができる。
角度θ1が60°を超える場合には、コネクタ側端部と傾斜部との間を折り曲げた後のスプリングバック量が過度に大きくなり、所望の角度まで曲げることが難しくなるおそれがある。また、角度θ1が30°未満の場合には、角度θ2が60°を超える。そのため、傾斜部と基板側端部との間を折り曲げた後のスプリングバック量が過度に大きくなり、所望の角度まで曲げることが難しくなるおそれがある。
端子側面視において、上記各折り曲げ部の内側の曲率半径は0.8mm以下であることが好ましい。この場合には、各折り曲げ部を形成する際に、曲げ角度を適度な大きさにすることができる。その結果、基板接続部が曲げ加工中に他の端子と干渉することを確実に回避することができる。
上記コネクタ用端子は、厚み0.4〜0.8mmのアルミニウム材から構成されていることが好ましい。この場合には、各折り曲げ部を形成する際に、曲げ角度を適度な大きさにすることができる。その結果、曲げ加工中に基板接続部が他の端子と干渉することを確実に回避することができる。
上記基板コネクタは、通常、ハウジングに保持された複数のコネクタ用端子を有している。ハウジングの内部にはコネクタ用端子の嵌合部が配置されており、ハウジングの外部には基板接続部が配置されている。
(実施例1)
上記コネクタ用端子の実施例について、図を用いて説明する。本例のコネクタ用端子1は、アルミニウム材より構成されている。図1及び図2に示すように、コネクタ用端子1は、相手方コネクタ(不図示)の端子と電気的に接続される嵌合部2と、嵌合部2と直交する方向に延びており、回路基板6と電気的に接続される基板接続部4と、嵌合部2と基板接続部4とを連結する連結部3とを有している。
連結部3は、2箇所の折り曲げ部31、32と、隣り合う折り曲げ部31、32の間に介在する傾斜部34と、嵌合部2側の折り曲げ部31から延設され、嵌合部2に連なるコネクタ側端部33と、基板接続部4側の折り曲げ部32から延設され、基板接続部4に連なる基板側端部35とを有している。
本例のコネクタ用端子1は、アルミニウム合金板を打ち抜いてなるピン端子である。また、コネクタ用端子1は、ハウジング5とともに基板コネクタ10を構成している。なお、コネクタ用端子1は、角線材から作製することもできる。
基板コネクタ10は、複数のコネクタ用端子1と、コネクタ用端子1を保持するハウジング5とを有している。ハウジング5は合成樹脂製であり、フード部51と、フード部51と一体に形成された背面壁52とを有している。フード部51の正面は、相手方コネクタ(不図示)を収容することができるように開口している。フード部51の内側には、嵌合部2が配置されている。
背面壁52には、コネクタ用端子1を保持するための複数の端子圧入孔521が形成されている。図2に示すように、端子圧入孔521にはコネクタ用端子1のコネクタ側端部33が圧入されている。これにより、コネクタ用端子1が、ハウジング5に保持されている。
コネクタ側端部33は、背面壁52の厚み方向の外方に延出している。コネクタ側端部33の前端には、折り曲げ部31を介して傾斜部34が連なっている。また、傾斜部34の前端には、折り曲げ部32を介して基板側端部35が連なっている。
図2及び図3に示す端子側面視において、コネクタ側端部33の外側表面331と傾斜部34の外側表面341の延長線Lとのなす角度θ1と、基板側端部35の外側表面351と傾斜部34の外側表面341の延長線Lとのなす角度θ2との和は90°である。基板接続部4が曲げ加工中に他の端子と干渉することを確実に回避する観点からは、角度θ1は30〜60°であり、角度θ2は90°−θ1であることが好ましい。
本例の基板接続部4は、図2に示すように、回路基板6に形成されたスルーホール61内に挿入され、はんだ付により回路基板6の導電部62と電気的な接続を形成できるように構成されている。
次に、コネクタ用端子1の作用効果について説明する。コネクタ用端子1は、嵌合部2と基板接続部4との間に、上記特定の形状を有する連結部3を有している。連結部3は、コネクタ側端部33と傾斜部34との間を折り曲げる第1の曲げ加工と、傾斜部34と基板側端部35との間を折り曲げる第2の曲げ加工とを行うことにより、2箇所の折り曲げ部31、32を形成することができる。
コネクタ用端子1は、連結部3の曲げ加工を上述したように2段階に分けて行うことにより、従来のように90°曲げ加工により1箇所の折り曲げ部を形成する場合に比べて各段階での曲げ角度を小さくすることができる。また、各段階での曲げ角度を小さくすることにより、スプリングバック量を小さくすることができる。それ故、コネクタ用端子1は、各段階の曲げ加工中に、基板接続部4が他の端子と干渉することを回避することができる。
また、コネクタ用端子1は、ハウジング5に取り付けられた後に上述した2段階の曲げ加工を行うことにより、上記特定の形状に形成することができる。それ故、銅等からなる従来のコネクタ用端子に替えて、成形性の悪いアルミニウム材よりなるコネクタ用端子1をハウジング5に取り付け、基板コネクタ10を構成することができる。
(実施例2)
本例は、コネクタ用端子1に用いられるアルミニウム材の厚みや折り曲げ部31、32の曲げ角度を変更した場合のスプリングバック量を、モデル式を用いて推定した例である。
本例においては、コネクタ用端子1に曲げ加工を行った際のスプリングバック量を下記のモデル式(3)〜(4)に基づいて推定した。具体的には、種々の曲げ角度θに対して、下記モデル式における曲率半径Rまたは板厚hを変化させたときのスプリングバック量Δθを算出した。曲げ角度θは、90°、60°及び45°の3水準とした。以下のモデル式(3)〜(4)を用いて、折り曲げ部のスプリングバック量Δθ[°]を推定した。
Figure 2017098035
Figure 2017098035
但し、上記式(3)におけるθ[°]は、曲げ加工が完了し、スプリングバックした後の曲げ角度である。また、上記式(4)におけるnはアルミニウム材の加工硬化係数、Fはアルミニウム材の塑性係数、E[MPa]はアルミニウム材の縦弾性係数、R[mm]は端子側面視における折り曲げ部31、32の内側の曲率半径(図3参照)、h[mm]はコネクタ用端子1の板厚である。
加工硬化係数n、塑性係数F及び縦弾性係数Eの値としては、5000系Al(アルミニウム)合金材の値を使用した。また、アルミニウム材との比較のため、従来のコネクタ用端子に多用されている黄銅材(JIS C2600材)に90°曲げ加工、即ち曲げ角度θが90°となるように曲げ加工を施したときのスプリングバック量についても、上記と同様に算出した。
加工硬化係数n、塑性係数F及び縦弾性係数Eの具体的な値を下表に示す。
Figure 2017098035
図4に、板厚hを0.64mmに固定し、曲率半径Rを変数としてスプリングバック量Δθを算出したΔθ−R曲線を示す。図4の縦軸はスプリングバック量Δθであり、横軸は曲率半径Rである。また、図5に、曲率半径Rを0.3mmに固定し、板厚hを変数としてスプリングバック量Δθを算出した算出したΔθ−h曲線を示す。図5の縦軸はスプリングバック量Δθであり、横軸は板厚hである。
図4及び図5に示したように、スプリングバック後の曲げ角度θが60°となるように曲げ加工を行う場合の5000系Al合金材のスプリングバック量Δθは、JIS C2600材に90°曲げ加工を行う場合と同等になると推定された。また、図4及び図5から、曲げ角度θが小さい程スプリングバック量Δθが小さくなることが理解できる。
これらの結果から、コネクタ側端部33の外側表面331と傾斜部34の外側表面341の延長線Lとのなす角度θ1を30〜60°とすることにより、折り曲げ部31を形成した後のスプリングバック量Δθを、銅等からなる従来のコネクタ用端子と同等以下に低減できることがわかる。また、基板側端部35の外側表面351と傾斜部34の外側表面341の延長線Lとのなす角度θ2を30〜60°にした場合にも、上記と同様に、折り曲げ部32を形成した後のスプリングバック量Δθを、従来のコネクタ用端子と同等以下に低減できることがわかる。
従って、角度θ1と角度θ2とが下記式(1)〜(2)の関係を満たすように折り曲げ部31、32を形成することにより、各段階の曲げ加工を行った後のスプリングバック量Δθを従来のコネクタ用端子と同等以下に低減し、基板接続部4と他の端子との干渉を回避することができる。
30°≦θ1≦60° ・・・(1)
θ2=90°−θ1 ・・・(2)
なお、本発明は、上記の実施例1〜実施例2に限定されるものではなく、本発明の趣旨を損なわない範囲で適宜構成を変更することができる。
1 コネクタ用端子
10 基板コネクタ
2 嵌合部
3 連結部
31、32 折り曲げ部
33 コネクタ側端部
331 コネクタ側端部の外側表面
34 傾斜部
341 傾斜部の外側表面
35 基板側端部
351 基板側端部の外側表面
4 基板接続部

Claims (7)

  1. 基板コネクタに用いられるコネクタ用端子であって、
    アルミニウム材より構成されており、
    相手方コネクタの端子と電気的に接続される嵌合部と、
    該嵌合部と直交する方向に延びており、回路基板と電気的に接続される基板接続部と、
    上記嵌合部と上記基板接続部とを連結する連結部とを有し、
    該連結部は、
    複数の折り曲げ部と、
    隣り合う上記折り曲げ部の間に介在する傾斜部と、
    上記嵌合部側の上記折り曲げ部から延設され、上記嵌合部に連なるコネクタ側端部と、
    上記基板接続部側の上記折り曲げ部から延設され、上記基板接続部に連なる基板側端部とを有している、コネクタ用端子。
  2. 上記連結部は、2箇所の上記折り曲げ部を有している、請求項1に記載のコネクタ用端子。
  3. 端子側面視において、上記コネクタ側端部の外側表面と上記傾斜部の外側表面の延長線とのなす角度θ1と、上記基板側端部の外側表面と上記傾斜部の外側表面の延長線とのなす角度θ2とが下記式(1)〜(2)の関係を満たす、請求項2に記載のコネクタ用端子。
    30°≦θ1≦60° ・・・(1)
    θ2=90°−θ1 ・・・(2)
  4. 端子側面視において、上記各折り曲げ部の内側の曲率半径が0.8mm以下である、請求項1〜3のいずれか1項に記載のコネクタ用端子。
  5. 上記コネクタ用端子は、厚み0.4〜0.8mmのアルミニウム材から構成されている、請求項1〜4のいずれか1項に記載のコネクタ用端子。
  6. 上記コネクタ用端子は、5000系アルミニウム合金から構成されている、請求項1〜5のいずれか1項に記載のコネクタ用端子。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項に記載のコネクタ用端子と、
    該コネクタ用端子を保持するハウジングとを有している、基板コネクタ。
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