JP2017097253A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】電子写真方式を用いた画像形成装置において、例えば中間転写方式を採用した場合、トナーの転写性への要求は高くなっている。一方現像剤は、高速化、多媒体対応化、コストの観点から粉砕トナーを採用されることがある。しかしながら粉砕トナーは、転写性能を向上させにくいという欠点があり、特に中間転写方式においては、細線のような印刷パターンにおいて、線の中央部が十分に転写されず白く抜けてしまう細線カスレといつた転写工程における不均一性が問題となっている。
【解決手段】
電子写真方式を用いたプリンタ1において、使用するトナー12が粉砕法によって製造され、帯電補助剤を含まない一成分系のトナーであり、母粒子100(重量部)に対して、ゾルゲルシリカを外添剤として0.25(重量部)以上添加する。
【選択図】図1

Description

本発明は、電子写真方式を用いた複写機、プリンタ、FAX等の画像形成装置に関し、特に限定した現像剤を使用する画像形成装置に関する。
従来、電子写真方式を用いた画像形成装置において、高画質化、多媒体対応化を達成する為に、画像形成ユニットから中間転写部材に一度トナーを全て転写させた後、一括で紙等の記録媒体に転写させる中間転写方式を採用するものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開2012−150174号公報(第8頁、図1)
例えば中間転写方式を採用した場合、直接紙等の記録媒体に転写させる直接転写方式に比べて、2回の転写工程が必要となるためトナーの転写性への要求は高くなっている。一方現像剤は、高速化、多媒体対応化、コストの観点から粉砕トナーを採用されることがある。これは、紙との親和性が高いポリエステル系樹脂による定着性の向上や、帯電制御剤の添加しやすさに由来している。しかしながら粉砕トナーは、一般的に形状が不均一であり形状が球形また準球形である重合トナーに比べて、転写性能を向上させにくいという欠点があり、特に中間転写方式においては、細線のような印刷パターンにおいて、線の中央部が十分に転写されず白く抜けてしまう細線カスレといつた転写工程における不均一性が問題となっている。
本発明による画像形成装置は、
現像剤と、潜像が形成される像担持体と、前記像担持体上を帯電させる帯電部材と、帯電された前記像担持体上に潜像を結像する露光部と、前記現像剤を担持し、前記像担持体の前記潜像を現像して現像剤像とする現像剤担持体と、前記現像剤像を前記像担持体から記録媒体に転写する転写部とを有し、
前記現像剤は、粉砕法によって製造され、帯電補助剤を含まない一成分系の現像剤であり、母粒子100(重量部)に対して、
ゾルゲルシリカを外添剤として0.25(重量部)以上
添加したことを特徴とする。
本発明による別の画像形成装置は、
現像剤と、潜像が形成される像担持体と、前記像担持体上を帯電させる帯電部材と、帯電された前記像担持体上に潜像を結像する露光部と、前記現像剤を担持し、前記像担持体の前記潜像を現像して現像剤像とする現像剤担持体と、前記現像剤像を前記像担持体から記録媒体に転写する転写部と、前記記録媒体に前記現像剤像を定着させる定着部とを有し、
前記現像剤は、粉砕法によって製造され、
示差走査熱量測定による測定結果において、同一サンプルを連続して2回溶融し、1回目の溶融時には0℃〜70℃の間に吸熱ピークが存在し、冷却した後の2回目の溶融時には0℃〜70℃の間に吸熱ピークが存在せず、
円形度が、0.955以上、0.970以下であり、
粒径が、5.5μm以上、6.5μm以下である
ことを特徴とする。
本発明によれば、粉砕トナーを使用した印刷において、例え中間転写方式で印刷した場合にも、印刷品位の高い印刷を実行することが可能となる。
本発明による実施の形態1の画像形成装置としてのプリンタの要部構成を示す要部構成図である。 画像形成ユニットの要部構成を示す要部構成図である。 主に本発明に係る、プリンタの制御系の要部構成を示すブロック図である。 二次転写工程の動作の説明に供する図である。 二次転写が不均一に行われた場合の説明に供する図である。 各転写評価試験(1)での印刷パターンの説明に供する図である。 本発明による実施の形態2の画像形成装置としてのプリンタの要部構成を示す要部構成図である。 定着評価試験での印刷パターンの説明に供する図である。
実施の形態1.
図1は、本発明による実施の形態1の画像形成装置としてのプリンタ1の要部構成を示す要部構成図である。
プリンタ1は、イエロー(Y)、マゼンダ(M)、シアン(C)、及びブラック(K)の4色を印刷可能な中間転写方式のカラー用電子写真プリンタとしての構成を備えている。同図に示すように、給紙カセット15は、内部に重ねて載置された記録媒体としての記録用紙71を収容し、ホッピングローラ16は、給紙カセット15から記録用紙71を一枚ずつ取り出して順次搬送路に送出する。記録用紙71の搬送方向を示す矢印A方向における、ホッピングローラ16の下流側には、記録用紙71の斜行を矯正するレジストローラ対17が配設され、所定のタイミングで二次転写部47に記録用紙71を送り込む。
現像形成部66は、イエロー(Y)、マゼンダ(M)、シアン(C)、及びブラック(K)の各色のトナー画像を各々に形成する4つの画像形成ユニット61Y,61M,61C,61K(区別する必要がない場合には単に61を付す)と4つのLEDヘッド67Y〜67K(区別する必要がない場合には単に67を付す)とを有する。4つの画像形成ユニット61Y〜61Kは、後述する中間転写ベルトユニット40の中間転写ベルト44が、中間転写ベルトユニット40の上部で移動する移動方向を示す矢印B方向に沿って、その上流側から順に配置され、4つのLEDヘッド67Y〜67Kは、後述するように、画像形成ユニット61に備えられた感光体ドラム3の所定部に光を照射すべく、それぞれが画像形成ユニット61Y〜61Kに対向して配置されている。
尚、イエロー(Y)、マゼンダ(M)、シアン(C)、及びブラック(K)を、以後単に(Y)、(M)、(C)、及び(K)と記述する場合がある。
これら画像形成ユニット61の内部構成は共通しているため、たとえばブラック(K)の画像形成ユニット61Kを例にとり、これらの共通する内部構成を説明する。図2は、画像形成ユニット61Kの要部構成を示す要部構成図である。
同図に示すように、画像形成ユニット61は、現像装置11とトナーカートリッジ12で構成されている。現像装置11は、像担持体としての感光体ドラム3、感光体ドラム3を帯電させる帯電部材としての帯電ローラ4、感光体ドラム3に対向して配置された回転可能な現像剤担持体としての現像ローラ5、現像ローラ5上へトナー10を供給し、現像ローラ5上の未使用トナーを回収する供給ローラ7、現像ローラ5上のトナーを薄層形成する規制ブレード8、及び感光体ドラム3上の転写残トナーを回収するためのクリーニングブレード6で構成される。
クリーニングブレード6の近傍にはクリーニングブレード6で掻き落とした廃トナーを収容するスペースがあり、その廃トナーは図示しない廃トナー回収器に搬送される。この現像装置11には、トナー10を供給する目的でトナーカートリッジ12が取り付けられている。
感光体ドラム3、現像ローラ5、供給ローラ7、帯電ローラ4は、それぞれが図2に示す矢印方向に回転する。後述するメインモータ30(図3)より感光体ドラム3が駆動され、図示しないギアによって感光体ドラム3から現像ローラ5へ駆動が伝わり、同じく図示しないアイドルギアにより現像ローラ5から供給ローラ7へ駆動が伝わり回転する。帯電ローラ4は、感光体ドラム3に接する事により連れ周りで回転する。
露光部としてのLEDヘッド67は、例えばLED素子とレンズアレイを有し、LED素子から出力される照射光が感光体ドラム3の表面に結像する位置に配置されている。
中間転写ベルトユニット40は、後述するメインモータ30(図3)によって駆動されるドライブローラ41、中間転写ベルト44に張力を付与するテンションローラ43、中間転写ベルト44を介して二次転写ローラ46と対向して配置されて二次転写部47を構成する二次転写バックアップローラ42、及びそれらローラに張架された中間転写ベルト44を備える。
更に中間転写ベルトユニット40は、中間転写ベルト44を介して各画像形成ユニット61Y〜61Kの感光体ドラム3に対向して配置され、各感光体ドラム3上に形成された各トナー像を中間転写ベルト44上に一次転写するために所定の電圧を付加する4つの一次転写ローラ45Y〜45K(区別する必要がない場合には単に45を付す)等を備える。尚、中間転写ベルトユニット40及び二次転写ローラ46が転写部に相当する。
この中間転写ベルトユニット40は、上述したように、現像形成部66により形成されたトナー像を中間転写ベルト44に一次転写し、更に一次転写されたトナー像を二次転写部47まで搬送する。二次転写部47では、二次転写ローラ46によって、中間転写ベルト44に転写されたトナー像を、給紙カセット15から供給された記録用紙71に二次転写する。
二次転写部47で転写されずに中間転写ベルト44上に残ったトナーは転写ベルトクリーニング部材49にてクリーニングされ、図示しない経路を通り廃トナー回収部50にて回収される。中間転写ベルト44は、メインモータ30(図3)より駆動されており、各一次転写ローラ45は、中間転写ベルト44に接する事により連れ周りで回転する。
定着装置62は、図示しない駆動源によって矢印方向に回転駆動される加熱用のアッパローラ62aと、アッパローラ62aに圧接して従動回転する加圧用のロワローラ62bからなり、二次転写部47より送り出された記録用紙71をニップ部で挟持して搬送し、その搬送過程で、記録用紙71上のトナー像に熱と圧力を印加してトナー像を融解し、融解したこのトナー像を記録用紙71に定着させる。排出ローラ対63は、定着装置62から送り出される印刷済みの記録用紙71をフェイスダウンスタッカ72へと排出する。
ここで使用する各部の部材の構成について更に説明する。
感光体ドラム3は、例えば導電性支持体と光導電層によって構成され、導電性支持体としてのアルミニウムの金属パイプに、光導電層としての、電荷発生層及び電荷輸送層を順次積層した構成の有機感光体である。
現像ローラ5は、導電性のシャフト上に半導電性のウレタンゴムを形成したものを用いた。弾性層の導電化を得るため、導電性付与剤として、カーボンブラック、導電性フィラー等の電子導電剤又はイオン性導電剤を分散させている。外径は19.6mm、硬度はAskerC(Asker社製)を用いた測定値が77°で、部分抵抗20MΩのものを使用した。ここでの部分抵抗値とは、外径6mm、幅1.5mmのボールベアリングを、現像ローラ5の長手方向における6箇所に等ピッチで配設し、20.0[gf]の圧力で現像ローラ5の表面に押し当て、導電性シャフトとの間に−100[V]の直流電圧を印加して測定した時の、6箇所の平均値である。
供給ローラ7は、導電性シャフトの上に半導電製発泡シリコーンゴムを形成したものを用いた。外径は研磨により15.6mmとし、硬度はAskerF(Asker社製)を用いた測定値が57°で、部分抵抗30MΩのものを使用した。このシリコーンゴムコンパウンドは、ジメチルシリコーンゴム、メチルフェニルシリコーンゴム等の各種合成ゴムに、補強性シリカ充填剤、加硫硬化に必要な加硫剤及び発泡剤を添加してなる。
規制ブレード8は、板厚0.08mmのSUSからなり、現像ローラ5との接触部に曲げ加工が施されており、曲げ部の曲率半径Rが0.5mm、粗度は十点平均粗度でRz=0.6μmである。
帯電ローラ4の導電性弾性層は、エピクロルヒドリンゴム(ECO)を主成分とするイオン導電性のゴム弾性層であり、弾性層表面には、イソシアネート(HDI)成分を含む表面処理液を浸透させて硬化させる表面処理をすることで、接触する感光体ドラム3の表面を汚染するのを防止し、トナーやその外添剤等の離型性を得ている。
トナー10は、少なくとも結着樹脂を含有するトナー母粒子に無機微粉体や有機微粉体などの外部添加剤(以下、外添剤と称す)が添加されたものである。
この結着樹脂としては、特に限定するものではないが、ポリエステル系樹脂、スチレン−アクリル系樹脂、エポキシ系樹脂、又はスチレン−ブタジエン系樹脂が好ましい。この結着樹脂には、離型剤、着色剤等が添加され、その他に帯電制御剤、導電性調整剤、流動性向上剤又はクリーニング性向上剤等の添加剤が適宜添加されていてもよい。また、結着樹脂としては複数の種類の混合でも良く、ここでは、複数の非晶性ポリエステル系樹脂の他に、結晶構造を持ったポリエステル樹脂を用い、結着樹脂100(重量部)に対して5(重量部)添加した。
本発明においては、母粒子作成においては粉砕法を用いた物とする。粉砕法とは、予め結着樹脂、離型剤、帯電制御剤等、外添剤以外の材料を押し出し成型機や二軸混練機等を用いて溶融混練してトナー母粒子の塊を作成し、冷却後、それらをカッターミル等で粗粉砕した後に衝突式粉砕機にて粉砕し、更に風力分級機等により分級を行って、所定の粒子径のトナー母粒子を得る作成法の事である。
離型剤としては、特に限定するものではないが、低分子量ポリエチレン、低分子量ポリプロピレン、オレフィンの共重合物、マイクロクリスタリンワックス、パラフィンワックス、フィッシャートロプシュワックスの如き脂肪族炭化水素系ワックス、酸化ポリエチレンワックスの如き脂肪族炭化水素系ワックスの酸化物、又はそれらのブロック共重合物、カルナバワックス、モンタン酸エステルワックスの如き脂肪酸エステルを主成分とするワックス類、脱酸カルナバワックスの如き脂肪酸エステル類を一部又は全部を脱酸化したものなど公知のものが挙げられる。そして含有量は、結着樹脂100(重量部)に対して0.1(重量部)〜20(重量部)、好ましくは0.5(重量部)〜12(重量部)添加されるのが効果的であり、また、複数のワックスを併用することも好ましい。
着色剤としては、特に限定するものではないが、従来のブラック、イエロー、マゼンタ、シアンのトナー用着色剤として用いられている染料、顔料等を単独もしくは複数種併用して使用することができ、例えば、カーボンブラック、酸化鉄、フタロシアニンブルー、パーマネントブラウンFG、ブリリアントファーストスカーレット、ピグメントグリーンB、ローダミン−Bベース、ソルベントレッド49、ソルベントレッド146、ピグメントブル一15:3、ソルベントブルー35、キナクリドン、カーミン6B、ジスアゾエロー等が挙げられる。この着色剤の含有量は、結着樹脂100(重量部)に対して2(重量部)〜25(重量部)、好ましくは2(重量部)〜15(重量部)添加される。
帯電制御剤としては、公知のものを用いることができる。例えば、負帯電性トナーの場合には、アゾ系錯体帯電制御剤、サリチル酸系錯体帯電制御剤、カリックスアレン系帯電制御剤などが挙げられる。この帯電制御剤の含有量は、結着樹脂100(重量部)に対して0.05(重量部)〜15(重量部)、好ましくは0.1(重量部)〜10(重量部)添加される。
外添剤は、環境安定性、帯電安定性、現像性、流動性、保存性向上のために添加され、公知のものを用いることができ、外添剤の含有量は、結着樹脂100(重量部)に対して0.01(重量部)〜10(重量部)、好ましくは0.05(重量部)〜8(重量部)添加される。
本実施の形態では、外添剤として、母粒子1kg(100(重量部))に、疎水性シリカR972(日本アエロジル社製、平均粒径16(nm))3.0(重量部)と、メラミン樹脂微粒子エポスターs(株式会社日本触媒製、平均粒径0.2(μm))0.3(重量部)とを加え、ヘンシェルミキサーで攪拌を行いトナー母粒子に付着させた。これを外添Aのトナーとし、シアン、マゼンタ、イエロー、ブラックそれぞれに対して作成した。また外添Aの外添剤に加えて、ゾルゲルシリカ(信越化学、平均粒子径50nm〜200nm、嵩密度0.40g/cm〜0.50g/cm、疎水化度50%〜80%)を用い、添加量を変化させて加えた外添をシアン、マゼンタ、イエロー、ブラックそれぞれに対して4種類作成し、それぞれ外添B(ゾルゲルシリカ0.1重量部)、外添C(同0.25重量部)、外添D(同0.75重量部)、外添E(同1.5重量部)のトナーとした。
尚、これらの外添A〜外添Eのトナーは、後述する転写評価試験(1)において試料として使用される。
本実施の形態で使用するトナーはいずれも負帯電であり、トナー母粒子が共通である為に熱物性は共通であり、示差走査熱量計(SII製EXSTAR600)による示差走査熱量測定においてTg(ガラス転移点)=60.8℃であり、1度目に溶融させる時(1回目)には、0℃〜70℃の間に弱い吸熱ピークが観察され、一度溶融させた後冷却し再度溶融させる時(2回目)にはそのピークが観察されない事が特徴として挙げられる。
図3は、主に本発明に係る、プリンタ1の制御系の要部構成を示すブロック図である。
同図中、プリンタ制御部25は、マイクロプロセッサ、ROM、RAM、入出力ポート、タイマ等によって構成され、上位装置20から印刷データ及び制御コマンドを受信してプリンタ1全体をシーケンス制御し、印刷動作を行う。インターフェイス部21は、上位装置ヘプリンタ情報を送信すると共に、上位装置20から入力したコマンドを解析し、上位装置20から受信したデータを処理してプリンタ制御部25に送信する。
モータドライバ27は、プリンタ制御部25の指示のもとに感光体ドラム3を回転駆動するためのメインモータ30を駆動制御し、ギア伝達機構等によって感光体ドラム3の回転が、現像ローラ5、供給ローラ7伝達され、図2に示すように、感光体ドラム3が矢印方向へ所定の速度で回転されるのに伴って、各部を同図に示す矢印方向にそれぞれ所定の速度で回転する。尚、メインモータ30は、ここでは同時に中間転写ベルトユニット40のドライブローラ41も回転駆動するものである。
電源制御部28は、プリンタ制御部25の指示のもとに、各バイアス電圧を設定及び変更する。供給ローラバイアス電源31は、(Y)、(M)、(C)、(K)の各供給ローラ7に直流定電圧を印加し、現像ローラバイアス電源32は、(Y)、(M)、(C)、(K)の各現像ローラ5に直流定電圧を印加し、帯電ローラバイアス電源33は、(Y)、(M)、(C)、(K)の各帯電ローラ4に直流定電圧を印加し、規制ブレードバイアス電源34は、(Y)、(M)、(C)、(K)の各規制ブレード8に直流定電圧を印加し、転写ローラバイアス電源35は、(Y)、(M)、(C)、(K)の各一次転写ローラ45及び二次転写ローラ46に直流定電圧を印加し、それぞれの電圧値は、電源制御部28によって制御される。
露光制御部29は、印刷データに基づいて、(Y)、(M)、(C)、(K)の各LEDヘッド67(図1)により、それぞれに対向する帯電された感光体ドラム3の表面に光を照射して静電潜像を形成するための制御を行う。
尚、プリンタ制御部25は、上記以外に、画像処理、媒体搬送制御、定着制御などを行うが、ここでは、それらの説明については省略する。
以上の構成において、プリンタ1による印刷処理動作について図1〜図3を参照しながら説明する。尚、図1中の点線矢印は、搬送される記録用紙71の搬送方向を示す。
各画像形成ユニット61において、各感光体ドラム3の表面は、帯電ローラバイアス電源33により−1000V電圧が印加された帯電ローラ4により一様に−500Vに帯電される。続いてLEDヘッド67は、矢印方向に回転する感光体ドラム3の帯電された表面に対し、画像データをもとに選択的に光を照射して露光し、露光部を−50Vとしてその表面に静電潜像を形成する。
一方、供給ローラ7には、供給ローラバイアス電源31より−300Vの電圧が印加され、現像ローラ5上にトナー10を供給する。現像ローラ5上のトナーは、規制ブレード8との摩擦等により約−25μC/gに帯電して薄層化され、更に、現像ローラバイアス電源32によって−200Vの電圧が印加された現像ローラ5と感光体ドラム3上の静電潜像の電位差により、静電潜像に付着してこれを現像する。現像しなかった現像ローラ5上のトナー10は、供給ローラ7によって掻き取られる。これにより感光体ドラム3の表面にトナー画像が形成される。
各感光体ドラム3に形成されたトナー画像は、中間転写ベルト44に接する転写位置を通過する際に、転写ローラバイアス電源35によって+1500Vの電圧が印加されている一次転写ローラ45によって、それぞれ中間転写ベルト44上に一次転写される。このとき、中間転写ベルト44に転写される各色のトナー画像が、中間転写ベルト44上に順次重ねて転写されるように、各感光体ドラム3へのトナー画像形成タイミングが計られている。この段階で、中間転写ベルト44上には、重ねられた、イエロー(Y)、マゼンダ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色のトナー画像によりカラー画像が形成される。
一方、上記した中間転写ベルト44上へのカラー画像の形成と並行して、給紙カセット15にセットされた記録用紙71が、ホッピングローラ16によって給紙カセット15から取り出され、レジストローラ対17により斜行を矯正されて二次転写部47まで搬送される。二次転写部47では、中間転写ベルト44を介して接合する二次転写ローラ46と二次転写バックアップローラ42との間を記録用紙71が通過する際に、転写ローラバイアス電源35によって+2000Vの電圧が印加されている二次転写ローラ46によって、中間転写ベルト44上のカラー画像が記録用紙71上の所定位置に二次転写される。
続いて、表面に各色のトナー画像によるカラー画像が転写された記録用紙71は、図示しない搬送手段によって定着装置62に搬送される。記録用紙71上のトナー画像は、定着装置62によって加圧されながら加熱されることにより溶融し、記録用紙71上に定着する。トナー画像が定着した記録用紙71は、排出ローラ対63によって装置外のフェイスダウンスタッカ72に排出され、印刷処理動作が終了する。この間、記録用紙71を分離した後の中間転写ベルト44は、ベルト上に残留したトナーやその他の異物を除去する転写ベルトクリーニング部材79により清掃される。
一連の印刷動作の中の転写工程の動作について更に説明する。一次転写、二次転写の二度の転写工程において、トナーは、何れも静電気力と物理的な付着力のバランスによって移動する。図4は、二次転写工程の動作の説明に供する図であり、図5は、二次転写が不均一に行われた場合の説明に供する図である。
図4に示すように、二次転写時には、中間転写ベルト44とトナー層(トナー画像)81間には接着力F1が働き、トナー層81のトナー間には接着力F2が働き、トナー層81と記録媒体としての記録用紙71間には接着力F3が働く。これらの力は、クーロン力、トナー表面同士の接着力、ファンデルワールス力等の合力であり、転写電圧が印加されている条件下では、帯電しているトナーは同図に矢印Dで示す転写方向にクーロン力が働く。このため、接着力F1は主にトナーの付着力、接着力F2と接着力F3は付着力とクーロン力が支配的である。
一般的に次式
F1<F2、且つF1<F3
が成立する関係にあるとき、良好な転写が実現される。
接着力F1が大きい場合や、接着力F2、F3が小さい場合は、図5に示す様に不均一に転写されてしまい、トナー層81の転写されなかった部分が細線カスレとして印字上に現れる事となる。特に、粉砕法で作成されたトナーにおいては、形状が不均一である事からF1、F2、F3が不均一になり易く、細線カスレが発生しやすい。
次に、細線カスレ等の印刷課題を調べるため、外添剤の異なる前記した外添A〜外添Eまでの5種類トナーと適宜追加したトナーを試料として行った、カスレの転写評価試験(1)及びカブリの転写評価試験(1)について説明する。図6は、各転写評価試験(1)での印刷パターンの説明に供する図である。
カスレの転写評価試験(1)は、以下の試験条件で行った。
(1)試験には、基本的に図1に示すプリンタ1と同構成の試験装置を使用し、電源制御部28によって各部に印加する電圧値もプリンタ1と同値に設定されているものとする。
(2)図6に示すように、幅0.3mm、長さ10.0mmの細線を5mm間隔で5本ずつ配置した印刷パターン85を、同図の寸法で記録用紙71の四隅と中央部に配置したレイアウトにて、温度25℃、湿度50%の環境下で、エクセレントホワイト紙(80g/m、A4サイズ)を図6に矢印Fで示す印刷方向で5枚、横向き印刷した。
(3)印刷パターン85を印刷した5枚の記録用紙において、印刷した計125本の紙面上の細線について光学顕微鏡でカスレの有無を確認した。カスレは、その程度により3段階で評価し、発生なしを◎、わずかに発生しているが目視では確認できず光学顕微鏡での観察にて発見できるものを○、目視で発見できるレベルを×とした。
(4)カスレの転写評価試験(1)は、(C)、(M)、(Y)、(K)のトナー毎に行った。
また一方で、ゾルゲルシリカの添加における副作用として、印刷後のカブリが挙げられる。カブリの悪化は、ここで使用するトナーが、帯電補助剤としてのキャリア等を使用しない一成分系の摩擦帯電を用いた方式のものであり、ゾルゲルシリカを添加することにより、規制ブレード8の作用を受けて発生するトナー間の摩擦力が小さくなって帯電が低下することに起因している。カブリとは、現像ローラ5上の逆帯電トナーが感光体ドラム3上の非露光部に電気的に移動し、白紙部分にトナーが印刷されてしまう現象である。
カブリΔEの転写評価試験(1)は、以下の試験条件で行った。
(5)0.3%Dutyの横帯パターンを10秒毎に1枚ずつA4記録用紙に印刷し、計2500枚まで印刷する。
(6)その後、感光体ドラム3上の非露光部に付着しているトナーを採取する目的でメンディングテープ(住友3M社製)を感光体ドラム3上に貼り付けた後剥がし、白紙上に貼り付ける。
(7)白紙には、予め感光体ドラム3に貼り付けていない新品のメンディングテープを貼り付けて置き、新品のメンディングテープと感光体ドラム3に貼り付けたメンディングテープとの色差を分光即色計(コニカミノルタ製CM2600d)を用いて測定する。
(8)ゾルゲルシリカ添加の無い外添Aのトナーを試料としたときのカブリΔEをEAとしたとき、その他の各トナーを試料としたときのカブリΔEとEAの差が、0.50以内であるときに○、0.5〜1.0である時に△、1.0以上の差があった時に×とした。例えば、外添Bのトナーを試料としたときのカブリEBとの比較において、
EB−EA>1.0
であった場合、外添Bのトナーのカブリ評価は×となる。
尚、○評価である、カブリΔEとEAの差が0.50以内の場合、カブリ現象が許容できる範囲に抑制されているものである。
(9)カブリの転写評価試験(1)は、(C)、(M)、(Y)、(K)のトナー毎に行った。
試験装置、各部の設定印加電圧等のその他の試験条件は、上記カスレの転写評価試験(1)と同じである。
シアン(C)トナーにおける転写評価試験(1)の結果及び評価を表1に示す。
Figure 2017097253
シアン(C)トナーにおける転写評価試験(1)では、外添A〜外添Eのトナーの他に外添Fのトナーとして、ゾルゲルシリカ添加量を1.0(重量部)としたトナーを新たに追加した。同表に示すように、細線カスレに関しては、ゾルゲルシリカの添加量が増加するにつれて細線カスレが良化し、外添Cのトナーより細線カスレの印刷評価が○となるので、最低でも添加量0.25(重量部)以上であれば良い事がわかる。また、添加量1.00以上では印刷評価が◎となる為、1.00(重量部)以上添加することがより好ましい。
一方、カブリΔEに関しては、ゾルゲルシリカの添加量が増加するにつれて悪化し、外添Eのトナーにおいて、外添Aのトナーとのカブリの差が0.5を超えるため印刷評価が△となる。この結果から、添加量の上限は1.00(重量部)である事が望ましい。
即ち、シアン(C)トナーでは、ゾルゲルシリカ添加量を
0.25(重量部)≦添加量≦1.00(重量部)
に設定することが望ましい。
次に、マゼンタ(M)トナーにおける転写評価試験(1)の結果及び評価を表2に示す。
Figure 2017097253
マゼンタ(M)トナーにおける転写評価試験(1)では、外添A〜外添Eのトナーの他に外添Gのトナーとして、ゾルゲルシリカ添加量を0.5(重量部)としたトナーを新たに追加した。同表に示すように、細線カスレに関しては、シアン(C)トナーの場合と同様に、ゾルゲルシリカの添加量が増加するにつれて細線カスレが良化し、外添Cのトナーより細線カスレの印刷評価が○となるので、最低でも添加量0.25(重量部)以上であれば良い事がわかる。また、添加量1.50以上では印刷評価が◎となる為、1.50(重量部)以上添加することがより好ましい。
一方、カブリΔEに関しては、シアン(C)トナーの場合と同様に、ゾルゲルシリカの添加量が増加するにつれて悪化し、外添Dのトナーにおいて、外添Aのトナーとのカブリの差が0.5を超えるため印刷評価が△となる。この結果から、添加量の上限は0.50(重量部)である事が望ましい。
即ち、マゼンタ(M)トナーでは、ゾルゲルシリカ添加量が
0.25(重量部)≦添加量≦0.50(重量部)
に設定することが望ましい。
次に、イエロー(Y)トナーにおける転写評価試験(1)の結果及び評価を表3に示す。
Figure 2017097253
イエロー(Y)トナーにおける転写評価試験(1)でも、マゼンタ(M)トナーの場合と同様に、外添A〜外添Eのトナーの他に外添Gのトナーとして、ゾルゲルシリカ添加量を0.5(重量部)としたトナーを新たに追加した。同表に示すように、細線カスレに関しては、シアン(C)、マゼンタ(M)トナーの場合と同様に、ゾルゲルシリカの添加量が増加するにつれて細線カスレが良化し、外添Cのトナーより細線カスレの印刷評価が○となるので、最低でも添加量0.25(重量部)以上であれば良い事がわかる。また、添加量1.50以上では印刷評価が◎となる為、1.50(重量部)以上添加することがより好ましい。
一方、カブリΔEに関しては、シアン(C)、マゼンタ(M)トナーの場合と同様に、ゾルゲルシリカの添加量が増加するにつれて悪化し、外添Dのトナーにおいて、外添Aのトナーとのカブリの差が0.5を超えるため印刷評価が△となる。この結果から、添加量の上限は0.50(重量部)である事が望ましい。
即ち、イエロー(Y)トナーでは、ゾルゲルシリカ添加量を
0.25(重量部)≦添加量≦0.50(重量部)
に設定することが望ましい。
次に、ブラック(B)トナーにおける転写評価試験(1)の結果及び評価を表4に示す。
Figure 2017097253
ブラック(B)トナーにおける転写評価試験(1)でも、マゼンタ(M)、イエロー(Y)トナーの場合と同様に、外添A〜外添Eのトナーの他に外添Gのトナーとして、ゾルゲルシリカ添加量を0.5(重量部)としたトナーを新たに追加した。同表に示すように、細線カスレに関しては、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)トナーの場合と同様に、ゾルゲルシリカの添加量が増加するにつれて細線カスレが良化し、外添Cのトナーより細線カスレの印刷評価が○となるので、最低でも添加量0.25(重量部)以上であれば良い事がわかる。また、添加量1.50以上では印刷評価が◎となる為、1.50(重量部)以上添加することがより好ましい。
一方、カブリΔEに関しては、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)トナーの場合と同様に、ゾルゲルシリカの添加量が増加するにつれて悪化し、外添Dのトナーにおいて、外添Aのトナーとのカブリの差が0.5を超えるため印刷評価が△となる。この結果から、添加量の上限は0.50(重量部)である事が望ましい。
即ち、ブラック(B)トナーでは、ゾルゲルシリカ添加量を
0.25(重量部)≦添加量≦0.50(重量部)
に設定することが望ましい。
以上のように、本実施の形態のプリンタ1によれば、使用するトナーの、母粒子100(重量部)に対するゾルゲルシリカの添加量を、
シアン(C)トナーの場合には、
0.25(重量部)≦添加量≦1.00(重量部)
とし、
マゼンタ(M)、イエロー(Y)、ブラック(B)の各トナーの場合には、
0.25(重量部)≦添加量≦0.50(重量部)
とすることで、印刷時の細線カスレ、カブリといった現象の発生を抑制する。
本実施の形態のカラー用電子写真プリンタのように、それぞれ外添剤として含まれるゾルゲルシリカの添加量が適切に設定された各色のトナーを使用することにより、粉砕法で作成した転写性能を向上させにくいトナーを使用し、より転写条件の厳しい中間転写方式で印刷した場合であっても、印刷媒体に生ずる細線カスレ、カブリといった現象の発生を抑制できる。
実施の形態2.
図7は、本発明による実施の形態2の画像形成装置としてのプリンタ101の要部構成を示す要部構成図である。
このプリンタ101が前記した図1に示す実施の形態1のプリンタ1と主に異なる点は、定着装置162の構成である。従って、このプリンタ101が前記したプリンタ102と共通する部分には同符号を付して或は図面を省いて説明を省略し、異なる点を重点的に説明する。
定着部としての定着装置162は、図示しない回転駆動機構によって同図の矢印方向に回転するベルト状部材としての定着ベルト134、及び定着ベルト134と連れ回るベルト状部材としての加圧ベルト133が配設され、定着ベルト134内に配設されたヒータ147からの熱によって記録用紙71上に転写されたトナー像を溶融する。定着ベルト134及び加圧ベルト133は互いに圧接しており、この圧接部で記録用紙71を挟持して搬送し、且つその搬送過程で、記録用紙71上のトナー像に熱と圧力を印加してトナー像を融解し、融解したこのトナー像を記録用紙71に定着させる。排出ローラ対63は、定着装置162から送り出される印刷済みの記録用紙71をフェイスダウンスタッカ72へと排出する。
定着ベルト134及び加圧ベルト133は、共にSUS、シリコーンゴム、樹脂から構成され、外周はフッ素系樹脂によって被覆された無端状のポリイミドベルトで覆われている。更に、定着ベルト134と対向させて定着用サーミスタ148が配設され、これによって検出された定着ベルト134の表面温度に基づいてヒータ147を選択的に通電し、定着ベルト134の表面温度を制御して所定の温度に維持する。
本実施の形態で使用するトナーは、粉砕法によって作成され、前記した実施の形態1で説明したのと同様のトナー母粒子を用い、更に、ハイブリダイゼーションシステムNHS−1型(奈良機械製作所製)を用い、所定のローター回転数、時間、温度で処理することで円形化される。示差走査熱量計(SII製EXSTAR600)による測定の結果、母粒子のTg(ガラス転移点)は60.8℃であり、1度目に溶融させる時(1回目)には、0℃〜70℃の間に弱い吸熱ピークが観察され、一度溶融させた後冷却し再度溶融させる時(2回目)にはそのピークが観察されない事が特徴として挙げられる。
外添剤は、環境安定性、帯電安定性、現像性、流動性、保存性向上のために添加され、公知のものを用いることができ、外添剤の含有量は、結着樹脂100(重量部)に対して0.01(重量部)〜10(重量部)、好ましくは0.05(重量部)〜8(重量部)添加される。
本実施の形態では、外添剤として母粒子を1(kg)(100(重量部))に、疎水性シリカR972(日本アエロジル社製、平均粒径16(nm))を3.0(重量部)と、メラミン樹脂微粒子エポスターs(株式会社日本触媒製、平均粒径0.2(μm))を0.3(重量部)加え、ヘンシェルミキサーで攪拌を行いトナー母粒子に付着させることでトナーを得た。
説明の重複を避けるため、以降はマゼンタ(M)トナーに関して説明する。
上述の条件で作成した、本実施の形態のベースとなるトナーの名称をトナーAとした。更に、後述する定着評価試験、転写評価試験(2)行う比較評価のために、表5に列記した内容の各トナーも作成した。
尚、特に説明がない項目は、トナーAと同じレシピ、製造条件によるものである。
Figure 2017097253
同表に示すように、
・トナーBには、結晶性ポリエステルを添加していない。粒径及び円形度がトナーAと異なるが、評価の目的である定着性には影響ないことが分かっている。
・トナーC−1〜トナーC−4は、トナーAの円形度を調整したものである。調整は、円形化工程のローター回転数、時間、温度を変量することで行った。このとき、円形度0.970以上ものは安定して作成できなかった。
・トナーD−1〜トナーD−4は、トナーAの粒径を調整したものである。調整は、風力分級機の分級ローター回転数を変量することで行った。トナーD−1〜トナーD−3に関しては、外添剤の添加量を変量し、トナーAと被覆率が同等になるようにした。
尚、粒径は、ベックマン・コールター製マルチサイザーIIIにて、円形度はシスメックス製FPIA3000にて測定した。
以上の構成による、プリンタ101による印刷処理動作は、前記した定着装置162の定着処理以外の主な動作が前記した実施の形態1で説明した印刷処理動作と同じであるため、共通する部分のここでの説明は省略する。
これら一連の動作の中で、定着工程、及び転写工程について更に説明する。図8は、後述する定着評価試験での印刷パターンの説明に供する図である。
定着工程では、加熱部材としての定着ベルト134から記録用紙71上に転写されたトナー(画像)に与えられる熱量が不足した場合に、トナーが記録用紙71から剥がれてしまう印字不良(以後、未定着と称す場合がある)が発生する。これは、定着温度を低温に設定する必要がある低軟化点の用紙や、定着装置162の熱量を吸収しやすい厚紙を印刷した際に発生しやすい。
ここで、プリンタ101、及びトナーA、トナーBを用いて行った、定着評価試験について以下に説明する。
(10)試験には、基本的に図7に示すプリンタ101と同構成の試験装置を使用し、電源制御部28によって各部に印加する電圧値もプリンタ101と同値に設定されているものとする。
(11)温度25℃、湿度50%の環境下において、記録用紙としてエクセレントホワイト紙(沖データ製、80g/m、A4サイズ)を用い、印刷速度を202mm/secとし、定着温度を120℃〜160℃まで5℃刻みに設定した。
(12)図8に示すように、印刷方向(矢印F方向)に対して横向き印刷される記録用紙71に対して、同図の寸法で印刷方向の先端部(印刷不可能領域を除く)の略中央部に設けた方形状(10mm×10mm)の印刷領域105に対し、トナーA、トナーBを用いてそれぞれ100%ベタ印刷を行った。
(13)この時のベタ濃度をx−rite分光濃度計(エックスライト社製)を用いて測定した。その後、印刷部(印刷領域105)にテープ(メンディングテープ 住友スリーエム株式会社製)を貼り、その上を500gのおもりで一往復させてから剥離した。このとき、おもりの自重以外に上から力をかけず、おもりの移動速度を10mm/secとした。
(14)テープ剥離部の濃度も同様に測定し、以下の式から定着率を算出した。
定着率(%)=100×テープ剥離後の濃度/ベタ印刷後の印刷部の濃度
(15)定着率の評価として、
定着率が90%未満の場合は未定着で×とし、
定着率が90%以上の場合は定着良好で○
とした。
定着評価試験の結果及び評価を表6に示す。
Figure 2017097253
表6の評価から明らかなように、本実施の形態におけるトナーAのように、結着樹脂として結晶性ポリエステルを添加することにより、その効果として低温定着性が20℃良化していることが分かる。
一方、一連の印刷動作の中での一次転写、二次転写の二度の転写工程では、トナーは、何れも静電気力と物理的な付着力のバランスによって移動する。例えば二次転写工程における転写動作及び細線カスレの発生原理は、前記した実施の形態1において、図4、図5を用いて説明した通りであるため、ここでの説明は省略する。
細線カスレ等の印刷課題を調べるため、表5に示すトナーA、トナーC−1〜トナーC−4、トナーD−1〜トナーD−4、の各トナーを試料として行った、転写評価試験(2)について説明する。本実施の形態におけるカスレの転写評価試験(2)は、前記した実施の形態1におけるカスレの転写評価試験(1)と同じ試験条件(1)〜(3)のもとに行った。ただし試験には、基本的な構成が図7に示すプリンタ101と同種の試験装置を使用した。
一方で、トナーを大粒径化するとカブリが悪化するという副作用が存在する。これは、トナーが大粒径化した場合、単位体積当たりの表面積が減少するためである。トナーは主に表面で帯電しており、かつ、粒径が変化しても現像に使われるトナー量(体積)は大きく変わらないため、単位体積当たりの表面積の減少が、そのまま低帯電化の原因になってしまう。
カブリΔEの転写評価試験(2)は、以下の試験条件で行った。
(16)0%dutyパターンをA4記録用紙に1枚印刷する。
(17)感光体ドラム3上の非露光部に付着しているトナーを採取する目的でメンディングテープを感光体ドラム3上に貼り付けて剥がし、白紙上に貼り付ける。
(18)白紙には、予め感光体ドラム3に貼り付けていない新品のメンディングテープを貼り付けて置き、新品のメンディングテープと感光体ドラム3に貼り付けたメンディングテープとの色差を分光即色計(コニカミノルタ製CM2600d)を用いて測定した。
(19)トナーAのカブリΔEをEAとしたときに、その他の各トナーを試料としたときのカブリΔEとEAの差が、0.50以内であるときに◎、0.5〜1.0である時に○、1.0以上の差があった時×とした。例えば、トナーBとの比較において、
EB−EA>1.0
であった場合、トナーBのカブリ評価は×となる。
尚、◎評価である、カブリΔEとEAの差が0.50以内の場合、カブリ現象が許容できる範囲に抑制されているものである。
試験装置、各部の設定印加電圧等のその他の試験条件は、上記カスレの転写評価試験(2)と同じである。
円形度を調整したトナーC−1〜トナーC−4、及びトナーAにおける細線カスレの転写評価試験(2)の結果及び評価を表7に示す。
Figure 2017097253
同表から明らかなように、円形度が大きくなるにつれて細線カスレが良化し、具体的には円形度が0.955以上であれば良い事がわかる。一方、上述したように円形度0.970以上の母材は安定した作成が困難であるため、円形度が
0.955≦円形度≦0.97
のトナーであれば、細線カスレのない、良好な印字を実現できることが分かる。
次に、粒径を調整したトナーD−1〜トナーD−4、及びトナーAにおける細線カスレ及びカブリの転写評価試験(2)の結果及び評価を図8に示す。
Figure 2017097253
同表において、総合判定は、細線カスレ、及びカブリの双方の評価結果が◎の場合に良好な印字が得られるとして○とし、どちらか一方でも×、又は○であった場合には、印字不良があるため×とした。
同表から明らかなように、粒径が大きくなるにつれて細線カスレが良化していき、5.5μm以上であれば良好な印字が得られる事がわかる。一方で、粒径が大きくなるにつれてカブリが悪化していき、6.5μm以下でなければ良好な印字が得られない事がわかる。
即ち、トナー粒径が、下式
5.5μm≦トナー粒径≦6.5μm
を満たすトナーであれば、細線カスレもカブリの副作用もない、良好な印字を実現できることが分かる。
以上のように、本実施の形態のプリンタ101によれば、使用するトナーの円形度を
0.955≦円形度≦0.970
とし、粒径を
5.5μm≦トナー粒径≦6.5μm
とし、更に結着樹脂として結晶ポリエステルを含んだ粉砕トナーとすることにより、印刷時の細線カスレ、カブリ、及び定着不良といった現象の発生を抑制する。
以上、マゼンタ(M)トナーに関して説明したが、イエロー(Y)、シアン(C)、ブラック(B)の各トナーも同様の結果であった。
一般に、粉砕トナーの特性において、1度目に溶融させる時(1回目)には、0℃〜70℃の間に弱い吸熱ピークが観察され、1度溶融させた後冷却し再度溶融させる時(2回目)にはそのピークが観察されないトナーは、定着性には優れるが、逆に転写には不利な特性となって細線カスレやカブリが発生しやすくなる。
このようなトナーを使用した場合においても、上記したように粒径及び円形度が適切に設定されたトナーを使用することにより、本実施の形態のカラー用電子写真プリンタのように、中間転写部ベルト方式で印刷した場合であっても、印刷媒体に生ずる細線カスレ、カブリといった現象を抑制することができる。更に、上下ベルトダイレクトヒート定着方式(加熱部材および加圧部材がベルト状のもの)において、結晶性ポリエステルを含んだ粉砕トナーを使用することによって、定着不良の発生も抑制できる。
前記した実施の形態では、本願発明を電子写真方式のカラープリンタに採用した例を示したが、これに限定されるものではなく、モノクロプリンタや、他にもMFP(Multi Function Printer)やファクシミリ、ラベル製造機、複写機等にも利用できる。
1 プリンタ、 3 感光体ドラム、 4 帯電ローラ、 5 現像ローラ、 6 クリーニングブレード、 7 供給ローラ、 8 規制ブレード、 10 トナー、 11 現像装置、 12 トナーカートリッジ、 15 給紙カセット、 16 ホッピングローラ、 17 レジストローラ対、 20 上位装置、 21 インターフェイス部、 25 プリンタ制御部、 27 モータドライバ、 28 電源制御部、 29 露光制御部、 30 メインモータ、 31 供給ローラバイアス電源、 32 現像ローラバイアス電源、 33 帯電ローラバイアス電源、 34 規制ブレードバイアス電源、 35 転写ローラバイアス電源、 40 中間転写ベルトユニット、 41 ドライブローラ、 42 二次転写バックアップローラ、 43 テンションローラ、 44 中間転写ベルト、 45 一次転写ローラ、 46 二次転写ローラ、 47 二次転写部、 49 転写ベルトクリーニング部材、 50 廃トナー回収部、 61 画像形成ユニット、 62 定着装置、 62a アッパローラ、 62b ロワローラ、 63 排出ローラ対、 66 現像形成部、 67 LEDヘッド、 71 記録用紙、 72 フェイスダウンスタッカ、 81 トナー層、 85 印刷パターン、 101 プリンタ、 133 加圧ベルト、 134 定着ベルト、 147 ヒータ、 148 定着用サーミスタ、 162 定着装置。





Claims (9)

  1. 現像剤と、
    潜像が形成される像担持体と、
    前記像担持体上を帯電させる帯電部材と、
    帯電された前記像担持体上に潜像を結像する露光部と、
    前記現像剤を担持し、前記像担持体の前記潜像を現像して現像剤像とする現像剤担持体と、
    前記現像剤像を前記像担持体から記録媒体に転写する転写部と
    を有し、
    前記現像剤は、粉砕法によって製造され、帯電補助剤を含まない一成分系の現像剤であり、母粒子100(重量部)に対して、
    ゾルゲルシリカを外添剤として0.25(重量部)以上
    添加したことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記現像剤に添加される前記ゾルゲルシリカが、
    シアントナーの場合には1.00(重量部)以下であり、
    マゼンタ、イエロー、ブラックの各トナーの場合には0.50(重量部)以下であることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記転写部は、前記現像剤像を、前記現像剤担持体からベルト状の中間転写部材に一次転写し、更に前記中間転写部材から記録媒体に二次転写することを特徴とする請求項1又は2記載の画像形成装置。
  4. 前記現像剤の示差走査熱量測定による測定結果において、同一サンプルを連続して2回溶融し、1回目の溶融時には0℃〜70℃の間に吸熱ピークが存在し、冷却した後の2回目の溶融時には0℃〜70℃の間に吸熱ピークが存在しないことを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の画像形成装置。
  5. 前記ゾルゲルシリカの平均粒子径が50nm〜200nm、嵩密度0.4g/cm〜0.5g/cm、疎水化度50%〜80%であることを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の画像形成装置。
  6. 前記現像剤は負帯電トナーであることを特徴とする請求項1乃至5の何れかに記載の画像形成装置。
  7. 現像剤と、
    潜像が形成される像担持体と、
    前記像担持体上を帯電させる帯電部材と、
    帯電された前記像担持体上に潜像を結像する露光部と、
    前記現像剤を担持し、前記像担持体の前記潜像を現像して現像剤像とする現像剤担持体と、
    前記現像剤像を前記像担持体から記録媒体に転写する転写部と、
    前記記録媒体に前記現像剤像を定着させる定着部と
    を有し、
    前記現像剤は、粉砕法によって製造され、
    示差走査熱量測定による測定結果において、同一サンプルを連続して2回溶融し、1回目の溶融時には0℃〜70℃の間に吸熱ピークが存在し、冷却した後の2回目の溶融時には0℃〜70℃の間に吸熱ピークが存在せず、
    円形度が、0.955以上、0.970以下であり、
    粒径が、5.5μm以上、6.5μm以下である
    ことを特徴とする画像形成装置。
  8. 前記転写部は、前記現像剤像を、前記現像剤担持体からベルト状の中間転写部材に一次転写し、更に前記中間転写部材から記録媒体に二次転写することを特徴とする請求項7記載の画像形成装置。
  9. 前記定着部は、前記記録媒体を挟持して搬送し、搬送する過程で加熱及び加圧する一対のベルト状部材と、
    前記現像剤が結晶ポリエステルを含むことを特徴とする請求項7又は8記載の画像形成装置。





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