JP2017096654A - 撮影システム - Google Patents
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Abstract
【課題】撮影対象面の凹凸が大きい場合や車両が蛇行して走行する場合でも、撮影対象面の検査が正しくできる撮影システムを提供する。【解決手段】MMS(Mobile Mapping System)車両10に搭載された撮影システム20は、撮影装置A21及び撮影装置B22を備える。撮影装置A21と撮影装置B22は、それぞれ同じ方向を撮影するように調整されているが、撮影距離が異なる。上方の撮影装置A21、B22と下方の撮影装置A21、B22は設置位置が異なっているのみであり、撮影距離は同じである。このため、複数の撮影装置のうちのいずれかによりピントが合った状態の撮影画像を得ることができる。【選択図】図1
Description
本発明は、路面、壁面等を撮影し、撮影画像から路面、壁面等の検査を行う技術に関する。
従来より、車両に搭載した撮影装置で撮影した路面、壁面等の撮影画像を用いて路面、壁面等のひび割れの有無等を検査する検査システムがある(例えば、特許文献1参照)。
従来の検査システムでは、図6に示すように、撮影対象の壁面30と撮影装置40との距離が適正であれば、撮影装置40は壁面30の表面を正しく(ピントが合った状態で)撮影することができる。
図6において、MMS車両10は、MMS(Mobile Mapping System)用の車両であり、撮影装置40(カメラ)を複数搭載している。
図6はMMS車両10を後方から見ている図である。
符号400は撮影装置40の撮影範囲を表しており、符号401は撮影装置40の被写界深度を表している。
つまり、図6の場合は、壁面30の表面が被写界深度401内にあるため、撮影装置40は、壁面30の表面をピントが合った状態で撮影することができる。
しかしながら、壁面30の凹凸が大きい場合や車両が蛇行して走行した場合には、壁面30と撮影装置40との距離が大きく変化する。
このため、図7に示すように、壁面30の表面が被写界深度401に収まらなくなり、撮影装置40は壁面30の表面にピントが合わなくなる。
撮影装置40では逐次ピントを合わせる制御を行っているが、ピント調整が間に合わずに、ピントがずれたまま撮影が行われることがある。
このようなピントがすれたまま撮影された撮影画像では壁面30の検査が正しく行えないという課題がある。
また、壁面30の凹凸が非常に大きい場合や蛇行走行の幅が大きい場合は、ピントを調整しようとしてもピントを調整できず、撮影が行えない場合もある。
図6において、MMS車両10は、MMS(Mobile Mapping System)用の車両であり、撮影装置40(カメラ)を複数搭載している。
図6はMMS車両10を後方から見ている図である。
符号400は撮影装置40の撮影範囲を表しており、符号401は撮影装置40の被写界深度を表している。
つまり、図6の場合は、壁面30の表面が被写界深度401内にあるため、撮影装置40は、壁面30の表面をピントが合った状態で撮影することができる。
しかしながら、壁面30の凹凸が大きい場合や車両が蛇行して走行した場合には、壁面30と撮影装置40との距離が大きく変化する。
このため、図7に示すように、壁面30の表面が被写界深度401に収まらなくなり、撮影装置40は壁面30の表面にピントが合わなくなる。
撮影装置40では逐次ピントを合わせる制御を行っているが、ピント調整が間に合わずに、ピントがずれたまま撮影が行われることがある。
このようなピントがすれたまま撮影された撮影画像では壁面30の検査が正しく行えないという課題がある。
また、壁面30の凹凸が非常に大きい場合や蛇行走行の幅が大きい場合は、ピントを調整しようとしてもピントを調整できず、撮影が行えない場合もある。
この発明は、上記のような課題を解決することを主な目的としており、撮影対象面の凹凸が大きい場合や車両が蛇行して走行する場合でも、撮影対象面の検査が正しくできるようにすることを主な目的とする。
本発明に係る撮影システムは
車両に搭載される撮影システムであって、同じ方向を撮影するように調整された、撮影距離が異なる複数の撮影装置を備える。
車両に搭載される撮影システムであって、同じ方向を撮影するように調整された、撮影距離が異なる複数の撮影装置を備える。
本発明の撮影システムは、同じ方向を撮影するように調整された、撮影距離が異なる複数の撮影装置を備える。
このため、撮影対象面の凹凸が大きい場合や車両が蛇行して走行する場合でも、複数の撮影装置のうちのいずれかによりピントが合った状態の撮影画像を得ることができ、撮影対象面の検査が正しくできる。
このため、撮影対象面の凹凸が大きい場合や車両が蛇行して走行する場合でも、複数の撮影装置のうちのいずれかによりピントが合った状態の撮影画像を得ることができ、撮影対象面の検査が正しくできる。
実施の形態1.
図1は、本実施の形態に係るMMS車両10の例を示す。
図1は、図6と同様に、MMS車両100を後方から見た図である。
MMS車両100は撮影システム20を搭載している。
撮影システム20は、撮影装置A21及び撮影装置B22を備える。
撮影装置A21と撮影装置B22は、それぞれ同じ方向を撮影するように調整されているが、撮影距離が異なる。
つまり、撮影装置A21と撮影装置B22は、それぞれ同じ被写体を撮影するように撮影方向が制御されているが、撮影装置A21と撮影装置B22ではピントが合う距離が異なる。
なお、上方の撮影装置A21と下方の撮影装置A21は設置位置が異なっているのみであり、撮影距離は同じである。
同様に、上方の撮影装置B22と下方の撮影装置B22は設置位置が異なっているのみであり、撮影距離は同じである。
図1は、本実施の形態に係るMMS車両10の例を示す。
図1は、図6と同様に、MMS車両100を後方から見た図である。
MMS車両100は撮影システム20を搭載している。
撮影システム20は、撮影装置A21及び撮影装置B22を備える。
撮影装置A21と撮影装置B22は、それぞれ同じ方向を撮影するように調整されているが、撮影距離が異なる。
つまり、撮影装置A21と撮影装置B22は、それぞれ同じ被写体を撮影するように撮影方向が制御されているが、撮影装置A21と撮影装置B22ではピントが合う距離が異なる。
なお、上方の撮影装置A21と下方の撮影装置A21は設置位置が異なっているのみであり、撮影距離は同じである。
同様に、上方の撮影装置B22と下方の撮影装置B22は設置位置が異なっているのみであり、撮影距離は同じである。
図2は、撮影装置の撮影距離、被写界深度、撮影範囲を説明する図である。
撮影距離は最短撮影距離である。
被写界深度は、撮影画像の焦点が合っているように見える距離の範囲である。
撮影対象面が被写界深度内にあれば、撮影装置はピントが合っている撮影画像を得ることができる。
撮影範囲は、撮影画像に含まれる撮影対象面の範囲である。
撮影距離は最短撮影距離である。
被写界深度は、撮影画像の焦点が合っているように見える距離の範囲である。
撮影対象面が被写界深度内にあれば、撮影装置はピントが合っている撮影画像を得ることができる。
撮影範囲は、撮影画像に含まれる撮影対象面の範囲である。
図3及び図4は、本実施の形態に係る撮影システム20が図6と同様に壁面30を撮影する例を示す。
図3は、MMS車両10を後ろから見た図であり、図4は、MMS車両10を上から見た図である。
図3は、MMS車両10を後ろから見た図であり、図4は、MMS車両10を上から見た図である。
図3及び図4に示すように、撮影装置A21の撮影距離は相対的に短く、撮影装置B22の撮影距離は相対的に長い。
なお、撮影装置A21の被写界深度211と撮影装置B22の被写界深度221の幅(奥行き)は同じである。
図3及び図4に示すように、本実施の形態では、撮影装置A21の撮影範囲210と撮影装置B22の撮影範囲220がオーバーラップするように撮影装置A21と撮影装置B22とが配置されている。
このため、MMS車両10の走行時に、撮影装置A21と撮影装置B22はそれぞれ同じ被写体(壁面30)を撮影する。
なお、撮影装置A21の被写界深度211と撮影装置B22の被写界深度221の幅(奥行き)は同じである。
図3及び図4に示すように、本実施の形態では、撮影装置A21の撮影範囲210と撮影装置B22の撮影範囲220がオーバーラップするように撮影装置A21と撮影装置B22とが配置されている。
このため、MMS車両10の走行時に、撮影装置A21と撮影装置B22はそれぞれ同じ被写体(壁面30)を撮影する。
また、図5に示すように、撮影システム20をMMS車両10の天井部分に配置してもよい。
撮影装置A21及び撮影装置B22は、それぞれ、図1、図3及び図4に示したものと同じである。
図5のように撮影装置を配置することによりMMS車両10をトンネルの上壁面の検査に用いることができる。
撮影装置A21及び撮影装置B22は、それぞれ、図1、図3及び図4に示したものと同じである。
図5のように撮影装置を配置することによりMMS車両10をトンネルの上壁面の検査に用いることができる。
このように、本実施の形態に係るMMS車両は、同じ方向を撮影するように調整された、撮影距離が異なる複数の撮影装置を備える撮影システムを有する。
このため、撮影対象面の凹凸が大きい場合やMMS車両が蛇行して走行する場合でも、複数の撮影装置のうちのいずれかによりピントが合った状態の撮影画像を得ることができ、撮影対象面の検査が正しくできる。
つまり、被写界深度が向上することで、撮影対象面の凹凸や蛇行運転等に対するロバスト性を向上させることができる。
このため、撮影対象面の凹凸が大きい場合やMMS車両が蛇行して走行する場合でも、複数の撮影装置のうちのいずれかによりピントが合った状態の撮影画像を得ることができ、撮影対象面の検査が正しくできる。
つまり、被写界深度が向上することで、撮影対象面の凹凸や蛇行運転等に対するロバスト性を向上させることができる。
なお、以上の説明では、撮影装置A21と撮影装置B22という2種類の撮影装置を備える撮影システム20を説明したが、撮影システム20はそれぞれの撮影距離が異なる3種類以上の撮影装置を備えるようにしてもよい。
また、以上の説明では、2つの撮影装置A21と2つの撮影装置B22を備える撮影システム20を説明したが、3つ以上の撮影装置A21と3つ以上の撮影装置B22を備えるようにしてもよい。
また、以上の説明では、2つの撮影装置A21と2つの撮影装置B22を備える撮影システム20を説明したが、3つ以上の撮影装置A21と3つ以上の撮影装置B22を備えるようにしてもよい。
10 MMS車両、20 撮影システム、21 撮影装置A、22 撮影装置B、30 壁面、40 撮影装置、210 撮影範囲、211 被写界深度、220 撮影範囲、221 被写界深度、400 撮影範囲、401 被写界深度。
Claims (2)
- 車両に搭載される撮影システムであって、同じ方向を撮影するように調整された、撮影距離が異なる複数の撮影装置を備える撮影システム。
- 前記複数の撮影装置は、前記車両の走行時に、同じ被写体を撮影する請求項1に記載の撮影システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015225855A JP2017096654A (ja) | 2015-11-18 | 2015-11-18 | 撮影システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015225855A JP2017096654A (ja) | 2015-11-18 | 2015-11-18 | 撮影システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017096654A true JP2017096654A (ja) | 2017-06-01 |
Family
ID=58804767
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015225855A Pending JP2017096654A (ja) | 2015-11-18 | 2015-11-18 | 撮影システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2017096654A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20190059353A (ko) | 2017-11-23 | 2019-05-31 | 정태연 | 교구를 이용한 체험용 가상 및 증강 현실 이미지를 생성하는 시스템 및 이를 이용하는 게임 방법 |
KR20190059352A (ko) | 2017-11-23 | 2019-05-31 | 정태연 | 동작인식 카메라와 교구를 이용한 체험용 가상 및 증강 현실 이미지를 생성하는 시스템 및 이를 이용하는 게임 방법 |
CN111164493A (zh) * | 2018-08-29 | 2020-05-15 | 法国圣戈班玻璃厂 | 用于平视显示器(hud)的检测装置 |
CN114697494A (zh) * | 2020-12-25 | 2022-07-01 | 株式会社理光 | 摄像装置、移动体、支承装置及支承方法 |
-
2015
- 2015-11-18 JP JP2015225855A patent/JP2017096654A/ja active Pending
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KR20190059353A (ko) | 2017-11-23 | 2019-05-31 | 정태연 | 교구를 이용한 체험용 가상 및 증강 현실 이미지를 생성하는 시스템 및 이를 이용하는 게임 방법 |
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CN111164493A (zh) * | 2018-08-29 | 2020-05-15 | 法国圣戈班玻璃厂 | 用于平视显示器(hud)的检测装置 |
JP2021528689A (ja) * | 2018-08-29 | 2021-10-21 | サン−ゴバン グラス フランス | ヘッドアップディスプレイ(hud)のための試験装置 |
US11340453B2 (en) | 2018-08-29 | 2022-05-24 | Saint-Gobain Glass France | Testing device for a head-up display (HUD) |
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CN114697494A (zh) * | 2020-12-25 | 2022-07-01 | 株式会社理光 | 摄像装置、移动体、支承装置及支承方法 |
CN114697494B (zh) * | 2020-12-25 | 2024-03-05 | 株式会社理光 | 摄像装置、移动体、支承装置及支承方法 |
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