JP2017095951A - 掘削機 - Google Patents

掘削機 Download PDF

Info

Publication number
JP2017095951A
JP2017095951A JP2015228369A JP2015228369A JP2017095951A JP 2017095951 A JP2017095951 A JP 2017095951A JP 2015228369 A JP2015228369 A JP 2015228369A JP 2015228369 A JP2015228369 A JP 2015228369A JP 2017095951 A JP2017095951 A JP 2017095951A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
eccentric shaft
axis
cutter
outer shell
fixed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2015228369A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6349295B2 (ja
Inventor
潤二 広瀬
Junji Hirose
潤二 広瀬
信一郎 平山
Shinichiro Hirayama
信一郎 平山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Rasa Industries Ltd
Original Assignee
Rasa Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Rasa Industries Ltd filed Critical Rasa Industries Ltd
Priority to JP2015228369A priority Critical patent/JP6349295B2/ja
Publication of JP2017095951A publication Critical patent/JP2017095951A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6349295B2 publication Critical patent/JP6349295B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Excavating Of Shafts Or Tunnels (AREA)

Abstract

【課題】様々な縦横比の矩形断面の孔を掘削することが可能になる掘削機を提供する。
【解決手段】断面略長方形の筒外殻1と、筒外殻の内周面に固定された隔壁2a、2b、2cの開口部3a、3b、3c内に回転自在に配置された回転体4と、回転体の駆動装置8と、回転体4の軸線に対して偏心した位置において軸線と平行な軸線廻りに回転自在に支持された偏心軸10と、偏心軸の先端部に固定されたカッタディスク11と、カッタディスクの前面の外周に配列された複数のカッタビット12と、筒外殻の内周面に固定された内歯ギヤ14と、偏心軸の外周面に固定されて内歯ギヤと螺合する外歯ギヤ15とを備え、外歯ギヤ15と内歯ギヤ14の歯数が1対2に設定され、かつ複数のカッタビット12は、各々偏心軸が自転しつつ回転体の軸線廻りに回転した際に形成される楕円軌道が掘削する矩形断面の外形線と接する位置に配置されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、地中に矩形断面の孔を掘削するための掘削機に関するものである。
一般に、地中に横孔を掘削する掘削機としては、円筒状の外殻の先端部に円盤状のカッタディスクを回転自在に設け、このカッタディスクの前面に取り付けた複数のカッタビットによって地中を断面円形状に掘削するものが広く用いられている。
ところが、近年においては、新たな横孔を構築しようとするに際して、上記横孔の周囲に錯綜する既設の地下構造部の存在や、当該横孔自体の用途によって、方形断面の横孔を掘削する必要が生じている。このような場合に、断面円形状の横孔を掘削する従来の掘削機によって方形断面の横孔を掘削するには、未掘削となる四隅の掘削を他の掘削機構を用いて補う必要があった。
そこで、例えば下記特許文献1においては、断面略正方形状のスキンプレートの中心に円形の回転隔壁を回転自在に設け、この回転隔壁の中心に対して偏心した位置に回転軸を回転自在に支持するとともに、この回転軸の先端に略正三角形を構成するカッタヘッドを固定し、上記回転軸の他端に固定した外歯ギヤをスキンプレートの内周にその中心と一致するように固定した内歯ギヤに螺合させて駆動装置によって上記回転軸をスキンプレートの中心に対して公転させる駆動装置を備え、外歯ギヤと内歯ギヤとの歯数を3対4にした矩形シールド掘削機が提案されている。
上記掘削機は、一般にルーロの三角形と呼ばれる定理を応用したもので、カッタヘッドの略正三角形を構成する掘削部が遊星運動し、この略正三角形の掘削部の軌道が略正方形になるために、スキンプレートが略正方形断面を有することと相俟って、断面略正方形の横孔を掘削することができるという効果を奏する。
また、下記特許文献2においても、外歯ギヤと内歯ギヤとの歯数を1対4にすることにより、略正方形の断面の横孔を掘削し得る地中掘削機が提案されている。
特許第2815783号公報 特許第3422714号公報
しかしながら、これらの掘削機は、何れも断面略正方形の横孔を掘削するものであるために、断面が矩形(長方形)の横孔を掘削する場合には、上述した円形断面に掘削する掘削機の場合と同様に、正方形に掘削した残りの未掘削部分を他の掘削機構で補う必要があるという問題点があった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、様々な縦横比の矩形断面の孔を掘削することが可能になる掘削機を提供することを課題とするものである。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、地中に矩形断面の孔を掘削する掘削機であって、上記矩形断面内に納まる略長方形の断面を有する筒外殻と、この筒外殻の内周面に固定されるとともに円形の開口部が穿設された隔壁と、この隔壁の上記開口部内に回転自在に配置された回転体と、この回転体を回転させる駆動装置と、上記回転体の軸線に対して偏心した位置に上記軸線と平行な軸線廻りに回転自在に支持された偏心軸と、この偏心軸の上記筒外殻から突出する先端部に固定されたカッタディスクと、このカッタディスクの前面の外周に配列された複数のカッタビットと、上記筒外殻の内周面に固定された内歯ギヤと、上記偏心軸の外周面に固定されて上記内歯ギヤと螺合する外歯ギヤとを備えてなり、外歯ギヤと内歯ギヤの歯数が1対2に設定されるとともに、上記複数のカッタビットは、各々上記偏心軸が自転しつつ上記回転体の上記軸線廻りに1回転した際に形成される楕円軌道が上記矩形の外形線と接する位置に配置されていることを特徴とするものである。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、上記カッタディスクの前面には、上記カッタディスクと上記偏心軸の中心との間に位置する複数の第2のカッタビットが配置されていることを特徴とするものである。
さらに、請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の発明において、上記筒外殻の内部には、複数組の上記回転体、上記偏心軸および上記複数のカッタビットが配列された上記カッタディスクが配設されていることを特徴とするものである。
請求項1〜3のいずれかに記載の発明によれば、偏心軸の外周面に固定された外歯ギヤと、筒外殻の内周面に固定されて上記外歯ギヤが螺合する内歯ギヤの歯数を1対2に設定しているために、回転体を回転させて偏心軸を自転させつつ回転体の軸線廻りに公転させた際に、カッタディスクの外周の任意の1点に楕円軌道を描かせることができる。
この結果、上記カッタディスクに複数のカッタビットを、各々の楕円軌道が掘削すべき孔における矩形断面の外形線と接する位置に配置することにより、上記矩形断面の孔を掘削することができる。
しかも、回転体の軸線に対する偏心軸の軸線の偏心量や、当該偏心軸の軸線と複数のカッタビットとの距離を適宜設定することにより、様々な縦横比の矩形断面の孔を掘削することが可能になる。
さらに、請求項3に記載の発明によれば、1つの筒外殻内に複数の回転体およびカッタディスクが固定された偏心軸を組み込むことにより、複数の矩形断面を組み合わせて、より広い形状の矩形断面の掘削を行うことができる。
本発明に係る掘削機の一実施形態を示す縦断面図である。 図1の正面図である。 図2のカッタディスクの回転位置とその外周の3点が描く楕円軌道とを示す図である。 上記掘削機におけるカッタディスクの外周の点の軌道を説明するための図である。 図2の全てのカッタビットが描く軌道を示す図である。 本発明の他の実施形態を示す縦断面図である。 図6の正面図である。
図1および図2は、本発明に係る掘削機の一実施形態を示すもので、図中符号1が筒外殻である。
この筒外殻1は、掘削する横孔の矩形断面よりも僅かに小さい略長方形の断面に形成されたもので、内部には長手方向に間隔をおいて前方側から後方側に順次第1〜第3の隔壁2a、2b、2cが設けられている。
これら第1〜第3の隔壁2a、2b、2cの中心には、それぞれ内径が異なる開口部3a、3b、3cが同軸的に穿設されており、開口部3a、3b内に回転体4が配置されている。
そして、この回転体4は、後端部が第3の隔壁2cに固定されたベアリング5によって回転自在に支承されるとともに、拡径された先端部の外周が第1の隔壁2aの開口部3aの内周に取り付けられたシールケース6に回転自在に収納されている。また、先端部の外周と第2の隔壁2bとの間には、スラストベアリング7が介装されている。
さらに、第3の隔壁2cの後面には、回転体4を回転駆動するためのモータ8aおよび減速機構8bからなる駆動装置8が固定され、その出力軸と回転体4とが伝達軸8cを介して連結されている。
さらに、回転体4には、その軸線に対して偏心した位置に、偏心軸10がその軸線を回転体4の軸線と平行にしてベアリング9を介して回転自在に設けられている。そして、この偏心軸10の筒外殻1の先端開口から突出する先端部10aに、カッタディスク11が固定されている。
このカッタディスク11は、環状の外周部11aと、この外周部11aと上記先端部10aとを連結する5本のアーム部11bとからなる板状の部材で、その外周部11aの前面側に、複数(図では18個)のカッタビット12が周方向に間隔をおいて配列されている。また、アーム部11bの前面側にも、複数(図では合計7個)の第2のカッタビット13が配列されている。さらに、先端部10aの前面には、カッタヘッド16が設けられている。
他方、筒外殻1の内周面であって偏心軸10の後端部に臨む位置には、内歯ギヤ14が固定されている。そして、偏心軸10の外周面には、上記内歯ギヤ14と螺合する外歯ギヤ15が固定されている。ここで、外歯ギヤ15と内歯ギヤ14の歯数は、1対2に設定されている。
これにより、モータ8によって回転体4を回転駆動すると、偏心軸10も回転体4と一体的に回転体4の軸線廻りに公転するとともに、これに伴って筒外殻1の内歯ギヤ14と螺合する外歯ギヤ15により当該偏心軸10の軸線廻りに自転するようになっている。この際に、この掘削機においては、外歯ギヤ15と内歯ギヤ14の歯数が1対2に設定されている結果、図3に示すように、カッタディスク11の外周の任意の点が、上記回転に伴って楕円軌道を描くようになっている。
以下、上記任意の点が楕円軌道を描く原理について詳述する。
先ず、図4(a)、(b)に示すように、回転体4の中心(軸線)Cに対する偏心軸10の中心(軸線)Cの偏心量をe、回転体4の角速度をω、偏心軸10の角速度をω´、偏心軸10の中心を通って筒外殻1の長辺と直交する直線をx軸、これと直交する直線をy軸とする。
そして、偏心軸10の中心Cとカッタディスク11の外端の任意の点Pを結ぶ直線とx軸のなす角を初期位相φ、カッタディスク11の位相φに於ける偏心軸10の中心Cから上記点Pまでの距離をr、偏心軸10の回転開始時点からの経過時間をtとする。
ここで、外歯ギヤ15と内歯ギヤ14の歯数が1対2であることから、ω=−ω´となる。
P点における軌道を求めるために、x軸およびy軸をφ/2回転させたx´軸とy´軸とすると、座標変換後のP点の座標(x´、y´)は、元の座標(x、y)を用いて下式(1)、(2)で表すことができる。
x´ =x・cosφ/2+y・sinφ/2 ・・・・・・・・・・(1)
y´ =y・cosφ/2−x・sinφ/2 ・・・・・・・・・・(2)
一方、P点を元の座標(x、y)で表すと下式(3)、(4)になる。
x =e・cosωt+r・cos(−ωt+φ) ・・・・・・・・(3)
y =e・sinωt+r・sin(−ωt+φ) ・・・・・・・・(4)
そこで、(1)、(2)式に(3)、(4)式を代入してx、yを消去すると、
x´ =e・cosωt・cosφ/2+r・cos(−ωt+φ)・cosφ/2
+e・sinωt・sinφ/2+r・sin(−ωt+φ)・sinφ/2
=e・(cosωt・cosφ/2+sinωt・sinφ/2)
+r・(cos(ωt−φ)・cosφ/2−sin(ωt−φ)・sinφ/2)
=e・cos(ωt−φ/2)+r・cos(ωt−φ/2)
=(e+r)・cos(ωt−φ/2) ・・・・・・・・・・・・・(5)
y´ =e・sinωt・cosφ/2+r・sin(−ωt+φ)・cosφ/2
−e・cosωt・sinφ/2−r・cos(−ωt+φ)・sinφ/2
=e・(sinωt・cosφ/2−cosωt・sinφ/2)
−r・(sin(ωt−φ)・cosφ/2+cos(ωt−φ)・sinφ/2)
=e・sin(ωt−φ/2)−r・sin(ωt−φ/2)
=(e−r)・sin(ωt−φ/2) ・・・・・・・・・・・・・(6)
上記(5)、(6)式より、次式が成り立ち、よってP点の軌道は楕円になる。
x´/(e+r)+y´/(e−r)=1 ・・・・・・・・・(7)
そして、カッタディスク11上のカッタビット12は、それぞれ偏心軸10の中心Cまでの距離rが、偏心軸10廻りに自転しつつ回転体4の軸線廻りに1回転した際に形成される各々の上記楕円軌道が、掘削する横孔の矩形断面の外形線に内接する位置に配置されている。
より具体的には、各々のカッタビット12における距離rは、当該カッタビット12を一回転させてできる楕円曲線の極値、すなわちdy/dx=0、またはdx/dy=0となる点が上記矩形断面の外形線に重なるように決定されている。
これらを計算結果で示せば、矩形掘削断面の短辺の長さ寸法を2a、長辺の長さ寸法を2bとし、
(a−e・sinφ)1/2−(b−e・sinφ)1/2=2e・cosφ
を満足するφをφ としたときに、上記距離rは、
0≦φ<φ、2π−φ≦φ<2πのとき、
r=(a−e・sinφ)1/2−e・cosφ
φ≦φ<2π−φのとき、
r=(b−e・sinφ)1/2+e・cosφ
になるように決定されている。
以上の構成からなる掘削機によれば、偏心軸10の外周面に固定された外歯ギヤ15と、筒外殻1の内周面に固定されて外歯ギヤ15が螺合する内歯ギヤ14の歯数を1対2に設定しているために、駆動装置8によって回転体4を回転させて偏心軸10を自転させつつ回転体4の軸線廻りに公転させた際に、カッタディスク11の外周に設けた複数のカッタビット12に楕円軌道を描かせることができる。
そして、カッタディスク11に設けた複数(本実施形態においては18個)のカッタビット12を、各々の楕円軌道が掘削すべき孔における矩形断面の外形線と接する位置に配置しているために、図5に示すように、これらカッタビット12が描く軌道の合成によって上記矩形断面の孔を掘削することができる。加えて、アーム部11bの前面側に配列したカッタビット13によって、未掘削箇所を減じて円滑な掘削を実現することができる。
また、上記掘削機によれば、上記(7)式に見られるように、回転体4の軸線Cに対する偏心軸10の軸線Cの偏心量eや、偏心軸10の軸線Cと各々のカッタビット12との距離rを適宜設定することにより、様々な縦横比の矩形断面の孔を掘削することが可能になる。
なお、上記実施形態においては、筒外殻1の内部に、1組の回転体4および先端にカッタビット12、13が配列されたカッタディスク11が固定された偏心軸10を設けた場合についてのみ説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。
すなわち、図6および図7は、本発明の掘削機の他の実施形態を示すものである。なお、以下、図1および図2に示したものと同一構成部分については同一符号を付してその説明を簡略化する。
この掘削機においては、筒外殻1内の第1〜第3の隔壁2a、2b、2cに、それぞれ筒外殻1の長手方向に間隔をおいて2つの開口部3a、3b、3cが穿設されており、各々の開口部3a、3b内に回転体4が配置されて、ベアリング5、シールケース6およびスラストベアリング7により回転自在に支持されている。
他方、第3の隔壁2cの後面には、各々の回転体4を回転駆動するために2組のモータ8aおよび減速機構8bからなる駆動装置8が固定され、各出力軸と回転体4とが伝達軸8aを介して連結されている。
そして、各々の回転体4に、その軸線に対して偏心した位置に、偏心軸10がその軸線を回転体4の軸線と平行にしてベアリング9を介して回転自在に設けられ、各偏心軸10の筒外殻から突出する先端部10aに、カッタディスク11が固定されるとともに、当該カッタディスク11の外周部11aの前面側に、複数(図では18個)のカッタビット12が周方向に間隔をおいて配列され、アーム部11bの前面側に、複数(図では合計7個)の第2のカッタビット13が配列されている。
また、筒外殻1の内周面であって各々の偏心軸10の後端部に臨む位置には、内歯ギヤ14が固定され、各偏心軸10の外周面には、上記内歯ギヤ14と螺合する外歯ギヤ15が固定されており、本実施形態においても、外歯ギヤ15と内歯ギヤ14の歯数は、1対2に設定されている。
そして、2組のカッタディスク11上のカッタビット12は、それぞれ偏心軸10の中心Cまでの距離rが、偏心軸10廻りに自転しつつ回転体4の軸線廻りに1回転した際に形成される各々の上記楕円軌道が掘削する横孔の矩形断面の外形線に内接する位置に配置されている。
上記構成からなる掘削機によれば、各々のカッタディスク11のカッタビット12によって矩形断面の孔を掘削することができるために、これら2組のカッタビット12が掘削する矩形断面を組み合わせることにより、より広い形状の矩形断面の掘削を行うことが可能になる。
1 筒外殻
2a、2b、2c 隔壁
3a、3b、3c 開口部
4 回転体
8 駆動装置
10 偏心軸
11 カッタディスク
12 カッタビット
13 第2のカッタビット
14 内歯ギヤ
15 外歯ギヤ

Claims (3)

  1. 地中に矩形断面の孔を掘削する掘削機であって、
    上記矩形断面内に納まる略長方形の断面を有する筒外殻と、この筒外殻の内周面に固定されるとともに円形の開口部が穿設された隔壁と、この隔壁の上記開口部内に回転自在に配置された回転体と、この回転体を回転させる駆動装置と、上記回転体の軸線に対して偏心した位置に上記軸線と平行な軸線廻りに回転自在に支持された偏心軸と、この偏心軸の上記筒外殻から突出する先端部に固定されたカッタディスクと、このカッタディスクの前面の外周に配列された複数のカッタビットと、上記筒外殻の内周面に固定された内歯ギヤと、上記偏心軸の外周面に固定されて上記内歯ギヤと螺合する外歯ギヤとを備えてなり、
    外歯ギヤと内歯ギヤの歯数が1対2に設定されるとともに、
    上記複数のカッタビットは、各々上記偏心軸が自転しつつ上記回転体の上記軸線廻りに1回転した際に形成される楕円軌道が上記矩形の外形線と接する位置に配置されていることを特徴とする掘削機。
  2. 上記カッタディスクの前面には、上記カッタディスクと上記偏心軸の中心との間に位置する複数の第2のカッタビットが配置されていることを特徴とする請求項1に記載の掘削機。
  3. 上記筒外殻の内部には、複数組の上記回転体、上記偏心軸および上記複数のカッタビットが配列された上記カッタディスクが配設されていることを特徴とする請求項1または2に記載の掘削機。
JP2015228369A 2015-11-24 2015-11-24 掘削機 Active JP6349295B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015228369A JP6349295B2 (ja) 2015-11-24 2015-11-24 掘削機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015228369A JP6349295B2 (ja) 2015-11-24 2015-11-24 掘削機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017095951A true JP2017095951A (ja) 2017-06-01
JP6349295B2 JP6349295B2 (ja) 2018-06-27

Family

ID=58816964

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015228369A Active JP6349295B2 (ja) 2015-11-24 2015-11-24 掘削機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6349295B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113236273A (zh) * 2021-05-26 2021-08-10 上海隧道工程有限公司 用于驱动偏心刀盘公转和自转的电机驱动装置
CN113818899A (zh) * 2021-09-18 2021-12-21 上海隧道工程有限公司 土压平衡泥水输送式行星单刀盘方形顶管机及其施工方法

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0711877A (ja) * 1993-06-23 1995-01-13 Okumura Corp 矩形シールド掘削機
JPH09119288A (ja) * 1995-10-26 1997-05-06 Sumitomo Heavy Ind Ltd 自由断面シールド掘進機
JP2000257385A (ja) * 1999-03-08 2000-09-19 Shin Gijutsu Koei Kk 地中掘削機
JP2001317291A (ja) * 2000-05-08 2001-11-16 Hitachi Zosen Corp トンネル掘削方法およびシールド掘進機
JP2002295183A (ja) * 2001-04-04 2002-10-09 Toda Constr Co Ltd 自由断面トンネル用シールド掘進機
JP2007205104A (ja) * 2006-02-03 2007-08-16 Shimizu Corp 回転機構および掘削機
US20100164274A1 (en) * 2007-01-26 2010-07-01 Kawasaki Jukogyo Kabushiki Kaisha Shield Machine

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0711877A (ja) * 1993-06-23 1995-01-13 Okumura Corp 矩形シールド掘削機
JPH09119288A (ja) * 1995-10-26 1997-05-06 Sumitomo Heavy Ind Ltd 自由断面シールド掘進機
JP2000257385A (ja) * 1999-03-08 2000-09-19 Shin Gijutsu Koei Kk 地中掘削機
JP2001317291A (ja) * 2000-05-08 2001-11-16 Hitachi Zosen Corp トンネル掘削方法およびシールド掘進機
JP2002295183A (ja) * 2001-04-04 2002-10-09 Toda Constr Co Ltd 自由断面トンネル用シールド掘進機
JP2007205104A (ja) * 2006-02-03 2007-08-16 Shimizu Corp 回転機構および掘削機
US20100164274A1 (en) * 2007-01-26 2010-07-01 Kawasaki Jukogyo Kabushiki Kaisha Shield Machine

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113236273A (zh) * 2021-05-26 2021-08-10 上海隧道工程有限公司 用于驱动偏心刀盘公转和自转的电机驱动装置
CN113236273B (zh) * 2021-05-26 2024-06-07 上海隧道工程有限公司 用于驱动偏心刀盘公转和自转的电机驱动装置
CN113818899A (zh) * 2021-09-18 2021-12-21 上海隧道工程有限公司 土压平衡泥水输送式行星单刀盘方形顶管机及其施工方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP6349295B2 (ja) 2018-06-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2007016563A (ja) 掘削機
JP6349295B2 (ja) 掘削機
JP2007100421A (ja) 回転機構および掘削機
JP2926125B2 (ja) 矩形シールド装置
JP2016011590A (ja) 風車用回転駆動機構
JP2760736B2 (ja) 変形断面用シールド掘進機
JP2000257385A (ja) 地中掘削機
JP3579366B2 (ja) 自由断面トンネル用シールド掘進機
JP6366192B2 (ja) 円形掘進機
JP4383221B2 (ja) シールド掘進機およびトンネル掘削方法
JP4176001B2 (ja) シールド掘進機
JP2007126884A (ja) 掘削機
JP2007284909A (ja) 回転機構および掘削機
JP3534490B2 (ja) トンネル掘削機及びトンネル掘削方法
JP3606733B2 (ja) 矩形断面用シールド掘進機の駆動機構
JP4342285B2 (ja) シールド掘進機
JP4247473B2 (ja) シールド掘削機
JPH07102886A (ja) 大断面矩形シールド掘削機
JP2002021481A (ja) 矩形断面トンネルの掘削方法および矩形断面用シールド掘進機
JPH09119288A (ja) 自由断面シールド掘進機
JP2012172373A (ja) 地盤掘削機械
JPS62133295A (ja) シ−ルド掘進機
JP2000008775A (ja) 多種断面シールド掘進機
JP2007205104A (ja) 回転機構および掘削機
JP5373955B1 (ja) 遊星歯車装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170421

RD07 Notification of extinguishment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7427

Effective date: 20180125

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20180125

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20180221

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180222

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180320

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180514

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180529

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180604

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6349295

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250