JP2017094346A - ロウ付け方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 誘導加熱ロウ付け時のロウ材の未溶融、浸透不足、及び、金属パイプの溶融と破れといった品質不具合を防止することができるロウ付け方法を提供する。【解決手段】 上部金属パイプ1と下部金属パイプ2とを接合するリングロウ3とで構成される被加熱体4を高周波電源6からロウ付け用誘導加熱コイル10に供給する電力において、リングロウ3が溶融したことを検出した後に被加熱体4の負荷インピーダンスの変化を検出し、高周波電源6からロウ付け用誘導加熱コイル10に供給する電力を自動的に供給停止する。【選択図】 図3

Description

本発明は、金属パイプ同士をロウ付けするロウ付け方法に関するものである。
エア・コンディショナーなどの空調機器に用いられる熱交換器は、金属パイプ同士の接続にロウ付けが用いられる。金属パイプのロウ付けは、金属パイプの接合部にロウ材を配置し、その後、接合部近傍の加熱部をロウ材融点以上に加熱し、溶融したロウ材を接合部全体に行き渡らせることで実現する。ボイド、浸透不足、未溶融、及び、充填不足などの問題がなく高品質なロウ付けを行うためには、ロウ材だけでなく、接合部近傍の金属パイプを含む加熱部全体の温度を制御する必要がある。このような条件を満たす工法として、高精度な温度制御が可能である誘導加熱技術を用いた誘導加熱ロウ付けが挙げられる。
従来、金属パイプ同士を誘導加熱にてロウ付けする方法としては、接合部近傍の温度を温度計測手段で検出した温度情報がフィードバック情報として入力され、フィードバック情報と目標温度情報との偏差に基づいて高周波電力を加熱コイルに供給するものがある(例えば特許文献1参照)。
図11は、特許文献1に記載された従来の温度情報をフィードバックするロウ付け方法を示す図である。
軸長金属導体105と周長金属導体106のロウ付け位置107において、赤外線放射温度計101で計測した温度検出情報が、シーケンサ104と高周波加熱電源回路100に入力され、高周波加熱温度設定器102で設定された目標温度と温度検出情報の偏差に基づいて、高周波加熱電源回路100より高周波加熱インダクタ103に所定ロウ付け時間まで高周波電力が供給され、設定した所定ロウ付け時間に達すると、高周波加熱インダクタ103に対する高周波加熱電源回路100からの高周波電力の供給を停止し、ロウ付けを完了していた。
特許第4407276号公報
しかしながら、赤外線放射温度計101で加熱部の温度を測定する場合、加熱部の温度上昇とともに被加熱体の表面状態の影響により(例えば反射率が高い材料の場合)、温度だけでは、ロウ付けの完了を正確に管理することができなかった。
また、ロウ付けの完了を温度と時間との両方で管理する場合、金属パイプ又はロウ材の形状、又は、組み付け相対位置のばらつきにより、時間による一律な高周波電力の供給停止を行うと、ロウ材の未溶融、浸透不足、及び、金属パイプの溶融と破れとなどの品質不具合が発生する。
従って、本発明の目的は、前記問題を解決することにあって、誘導加熱ロウ付け時のロウ材の未溶融、浸透不足、及び、金属パイプの溶融と破れといった品質不具合を防止することができるロウ付け方法を提供することにある。
前記目的を達成するために、本発明の1つの態様にかかるロウ付け方法は、上部金属パイプと下部金属パイプとをリングロウで接合して構成される被加熱体を、高周波電源からロウ付け用誘導加熱コイルに供給される電力によって加熱するロウ付け方法において、
前記リングロウが溶融したことを検出した後に、前記高周波電源と前記被加熱体との間の前記被加熱体の負荷インピーダンスの変化を負荷インピーダンス検出部で検出し、
次いで、前記高周波電源から前記ロウ付け用誘導加熱コイルへの前記電力の供給を停止する。
以上のように、本発明の前記態様にかかるロウ付け方法によれば、放射温度計の温度又は時間管理に依存しないで、リングロウ溶融検出後に被加熱体の負荷インピーダンスの変化の検出によりロウ付け完了を判定して、高周波電源からロウ付け用誘導加熱コイルに供給する電力を供給停止する。このように構成するので、誘導加熱ロウ付け時のロウ材の未溶融、浸透不足、及び、金属パイプの溶融と破れといった品質不具合を防止することができる。
本発明の実施形態におけるロウ付け方法を実施するためのロウ付け構成図 本発明の実施形態におけるロウ付け方法の各工程を示す断面図 本発明の実施形態におけるロウ付け方法のロウ付け実測波形図 本発明の実施形態におけるロウ付け方法に使用する高周波電源の構成図 本発明の実施形態におけるロウ付け方法の昇温速度と周波数変化点検出フロー図 図5Aに続く、本発明の実施形態におけるロウ付け方法の昇温速度と周波数変化点検出フロー図 本発明の実施形態におけるロウ付け方法の赤外線放射温度計測定範囲検証位置を示す図 被加熱体の下部金属パイプ上端から+2mmの位置30における実測データを示す図 被加熱体の下部金属パイプ上端から+4mmの位置31における実測データを示す図 被加熱体の下部金属パイプ上端から+5mmの位置32における実測データを示す図 被加熱体の下部金属パイプ上端から−1mmの位置33における実測データを示す図 被加熱体の下部金属パイプ上端から−3mmの位置34における実測データを示す図 被加熱体の下部金属パイプ上端から−6mmの位置35における実測データを示す図 本発明の実施形態におけるロウ付け方法において近接センサーを使用する場合のロウ付け構成図 本発明の実施形態におけるロウ付け方法において近接センサーを使用する場合のリングロウ未溶融時の測定位置を示す図 本発明の実施形態におけるロウ付け方法において近接センサーを使用する場合のリングロウ溶融時の測定位置を示す図 従来例におけるロウ付け構成図
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。
なお、このような高精度な温度制御が特に課題となるのは、ロウ材と金属パイプとの融点差が狭い材料でありながら、高速な昇温速度で、短時間にロウ付けを行う場合である。例えば、被加熱体の材料にアルミニウムを採用する場合は、ロウ付け時に制御すべき温度範囲が、他の金属を被加熱体の材料に用いるときに比べて狭い。アルミニウムの融点は660℃であり、これは、一般的に金属パイプの材料に用いられる銅の融点1083℃よりも大幅に低い。ロウ材の融点は580℃であるため、パイプの破断なくロウ付けを行うには、被加熱体の加熱部を580℃以上660℃以下の狭い範囲(銅の1/4)に温度を制御することが求められる。したがって、以下の実施例においては、ロウ付けが困難とされるアルミニウムを金属パイプの材料としている。
図1は、本発明の一実施形態にかかるロウ付け方法を実施するためのロウ付け構成図である。
図1において、被加熱体4は、上部金属パイプ1と、下部金属パイプ2と、上部金属パイプ1と下部金属パイプ2とを接合部4aで接合するリングロウ3とで構成される。接合部4aは、上部金属パイプ1と下部金属パイプ2とを接合する部分であり、リングロウ3のロウ材を配置する部分である。
このような被加熱体4のロウ付けを行うロウ付け装置としては、高周波電源6と、コントローラ7と、加熱コイル10と、溶融検出センサーの一例としての放射温度計9と、負荷インピーダンス検出部8とで構成される。
放射温度計9は、被加熱体4上の温度測定位置5の測定温度を検出してコントローラ7に出力する。
高周波電源6は、コントローラ7の制御に従い加熱コイル10へ高周波電力を供給し、加熱コイル10で被加熱体4の接合部4aを高周波加熱してロウ付けする。
加熱コイル10は、被加熱体4の接合部4a近傍に配設され、高周波電力により磁界を発生することで、被加熱体4に渦電流を発生させて、ジュール熱により接合部4aを加熱する。
負荷インピーダンス検出部8は、高周波電源6と加熱コイル10との間に配設されて、負荷インピーダンスの変化を検出してコントローラ7に出力する。
コントローラ7は、放射温度計9から出力される被加熱体4上の温度測定位置5の測定温度と、高周波電源6と加熱コイル10との間に配設された負荷インピーダンス検出部8で検出される負荷インピーダンスの変化とにより、高周波電源6を制御する。このため、具体的には、コントローラ7は、詳細は後述するように、制御部7kと、昇温速度最大点検出部(リングロウ溶融検出部)7Aと、周波数変化点検出部(負荷インピーダンス変化点検出部)7Bとを少なくとも備えている。よって、本実施形態では、放射温度計9から出力される測定温度に基づき、昇温速度最大点検出部7Aで昇温速度最大点19を検出するようにしている。また、負荷インピーダンス検出部8で検出される負荷インピーダンスの変化に基づき、周波数変化点検出部7Bで周波数変化点15を検出している。制御部7kは、放射温度計9から出力される測定温度の情報と、負荷インピーダンス検出部8で検出される負荷インピーダンスの情報とがそれぞれ入力され、それらの情報を昇温速度最大点検出部7Aと周波数変化点検出部7Bとにそれぞれ出力して所定の演算及び判定をそれぞれ行わせるように制御する。また、制御部7kは、それらの演算及び判定の結果情報としての昇温速度最大点検出部7Aでの昇温速度最大点19の検出結果の情報と周波数変化点検出部7Bでの周波数変化点15の検出結果の情報とを基に、高周波電源6を制御する。
なお、負荷インピーダンス検出部8は、高周波電源6の外部に設置することを限定したものではなく、高周波電源6の内部に設置して検出してもよい。また、負荷インピーダンス検出部8は、本実施形態で詳細に後述している高周波電源内部の出力周波数波形を用いて、負荷インピーダンスの変化を検出してもよい。
被加熱体4のロウ付けプロセスについて、図2を用いて詳細に説明する。
図2の(a)〜(d)は、本発明の本実施形態におけるロウ付け方法の第1工程〜第4工程を示す断面図である。
図2の第1工程(a)は、高周波電源6から加熱コイル10に高周波電力が供給され、ロウ付け開始とフラックス活性化との期間を示す断面図である。この工程では、被加熱体4の温度上昇に伴い、リングロウ3のロウ材中のフラックスが活性化する(例えば、活性化温度410℃〜510℃に到達する)。このとき、上部金属パイプ1と、下部金属パイプ2と、リングロウ3とが、それぞれ単体で存在しており、電気的には、ほぼ絶縁された状態で、4つの工程中で最も負荷インピーダンスの高い状態である。なお、図2の第1工程(a)の図では、リングロウ3を黒色に塗り潰して示している。
その後、図2の第2工程(b)は、ロウ材溶融と浸透との期間を示す断面図である。この工程では、例えば、リングロウ3の温度がリングロウ3の融点である580℃以上に達した場合に、ロウ材の一例であるリングロウ3が溶融し、上部金属パイプ1と下部金属パイプ2とが、下部金属パイプ2の上端部2a付近で、リングロウ3を介して熱を伝えるとともに、電気的にも導通状態を開始する。なお、図2の第2工程(b)の図では、溶融したリングロウ3を黒色に塗り潰すとともに、浸透が始まった部分をグラディエーションで示している。この第2工程での負荷インピーダンスは、第1工程よりも低くなっている。
その後、図2の第3工程(c)は、ロウ材浸透期間を示す断面図である。この工程では、上部金属パイプ1と下部金属パイプ2との隙間に、溶融したリングロウ3が浸透し、上部金属パイプ1と、下部金属パイプ2と、リングロウ3との熱が、上部金属パイプ1と下部金属パイプ2とへ伝わり、温度上昇とともに、電気的な導通も良化するため、負荷インピーダンスは第2工程よりも低下する。なお、図2の第3工程(c)の図でも、溶融して浸透したリングロウ3を黒色に塗り潰して示している。
この後、図2の第4工程(d)は、ロウ付け完了期間を示す断面図である。この工程では、リングロウ3の上部金属パイプ1と下部金属パイプ2との隙間への浸透が、上部金属パイプ1の下端1aに達し、上部金属パイプ1と下部金属パイプ2との電気的な導通が最も良化し、4つの工程中で負荷インピーダンスは最小となる。図2の第4工程(d)の図でも、溶融して浸透したリングロウ3を黒色に塗り潰して示している。
次に、図3の本発明の本実施形態におけるロウ付け実測波形図を用いて、ロウ付けプロセスを説明する。図3は、左側の縦軸は、放射温度計9で測定している上部金属パイプ1上の温度測定位置5での温度を示している。左側の縦軸は、負荷インピーダンス検出部8により検出された周波数を示している。横軸は、放射温度計9での測定時間又は負荷インピーダンス検出部8での検出時間を示している。
図3において、ロウ付け開始とフラックス活性化との期間11は、図2の第1工程(a)に相当する。ロウ材溶融と浸透との期間12は、図2の第2工程(b)及び第3工程(c)に相当する。ロウ付け完了期間13は、図2の第4工程(d)に相当する。また、図3の周波数波形14は、負荷インピーダンス検出部8により検出された周波数と時間とのグラフである。温度波形16と、温度変化点17とは、放射温度計9(検出温度範囲200℃〜1500℃)により上部金属パイプ1上の温度測定位置5にて測定された温度と時間とのグラフと、当該グラフ上の温度変化点17である。昇温速度波形18と昇温速度最大点19と周波数変化点15とは、後述する、図5A及び図5Bに示す本発明の本実施形態における昇温速度と周波数変化点との検出フロー図より、コントローラ7で自動的に検出したものである。昇温速度波形18は、放射温度計9で出力された温度情報と放射温度計9での測定時間の情報とを基に昇温速度を計算して、波形を形成している。具体的には、1つ前の温度情報と現在の温度情報との差分をとって、測定時間(サンプリング時間)で割って、昇温速度を求めている。
図3のロウ付け開始とフラックス活性化との期間11においては、周波数波形14は、高周波電源6から加熱コイル10に電力が供給された直後の立ち上がり期間以外は、268.6kHzでフラットな波形である。また、温度波形16の傾きも一定で、昇温速度波形18は、ほぼ0でフラットな波形となっている。
ロウ材溶融と浸透との期間12においては、リングロウ3の熱が、上部金属パイプ1と下部金属パイプ2とへ伝わって温度上昇するに伴い、温度変化点17で温度波形16の傾き、すなわち昇温速度が昇温速度波形18のように変化し、昇温速度最大点19で最大値が出現する。
この後、ロウ付け完了期間13においては、上部金属パイプ1と下部金属パイプ2との、電気的な導通が最も良化し、負荷インピーダンスは4つの工程中で最小となる。このとき、周波数波形14に周波数変化点15が出現する。
このように、昇温速度最大点19をコントローラ7で検出し、周波数変化点15をコントローラ7で検出することで、ロウ付け完了をコントローラ7で自動的に判定し、高周波電源6からロウ付け用誘導加熱コイルに供給する電力をコントローラ7の制御部7kで供給停止することにより、ロウ材の未溶融、浸透不足、及び、金属パイプの溶融と破れといった品質不具合を防止することが可能となる。なお、昇温速度最大点19を検出することは、リングロウ3が溶融したことを検出することを意味する。また、周波数変化点15を検出することは、被加熱体4の負荷インピーダンスの変化を検出することを意味する。これらの昇温速度最大点19と周波数変化点15との検出の仕方の詳細については、後述する。
ここで、図3の周波数波形14に周波数変化点15が出現する現象について、詳細に述べる。図4の電源部20と整合回路部21とは、ロウ付けで使用される高周波電源の一般的な構成で、図1の高周波電源6の内部構成図である。
加熱コイル10と被加熱体4とで構成される負荷回路22は、構造、配置、材質、又は温度などの様々な条件により変化するので、負荷回路22の変化、すなわち、負荷インピーダンスの変化に合わせることが必要となる。刻々に変化する負荷インピーダンスに対応して、自動的に周波数を変化させて整合条件を変える自動整合(自動マッチング)を搭載している電源もあれば、負荷インピーダンスの変化範囲を予め考慮して、段階的に切り替える方式、又は、ある程度の整合範囲に対応できる回路が作られている場合もある。本実施形態においては、整合回路部21を、加熱コイル10と、共振コンデンサと、出力トランスと、高周波電流検出器とを備えて構成している。このような整合回路部21によれば、負荷回路22での負荷インピーダンスに対応して自動的に周波数を変化させて整合条件を変える自動整合(自動マッチング)を行うことができる。このような自動整合を搭載している電源を本実施形態のロウ付け装置では使用しており、負荷インピーダンスの変化がない通常の状態であれば、加熱コイル10のインピーダンスに合わせて周波数を自動整合した結果、自動整合による周波数の変化が安定して行われている。加熱中は被加熱体4の状態により負荷インピーダンスが変化するため、自動整合機能が作動し、周波数が変化する。このため、図3の周波数波形14に周波数変化点15が出現する。
また、ここで、コントローラ7による図3の昇温速度最大点19と周波数変化点15との検出方法について、詳細に述べる。
図5A及び図5Bは、昇温速度最大点19と周波数変化点15との検出フローを示した図である。本フローは、図1のコントローラ7のシーケンサ内のプログラムにより動作している。
まず、ステップS000において、コントローラ7の入出力ポートI/Oから運転開始信号を受信し、運転を開始する。すなわち、コントローラ7の制御の下に、高周波電源6からロウ付け用誘導加熱コイル10に電力を供給する。
次いで、ステップS001にて、運転開始からパラメータT0時間が経過するまで待つ。パラメータT0時間が経過したら、ステップS002にて、放射温度計9からのアナログ信号をコントローラ7内でAD変換された温度データのノイズ除去も兼ねて、10個の移動平均値をコントローラ7の第1演算部7aで計算する。
次いで、ステップS003にて、コントローラ7の第2演算部7bで、移動平均値の差分を取り、昇温速度を計算する。
次いで、ステップS004にて、ステップS003で第2演算部7bで計算した移動平均値の差分の感度を上げるために、コントローラ7の第3演算部7cで2乗し、その2乗値が閾値パラメータTth以上であるとコントローラ7の第1判定部7dで判定された場合に、ステップS005にて、現在値と1つ前のデータの差分をコントローラ7の第4演算部7eで計算する。2乗値が閾値パラメータTth未満であるとコントローラ7の第1判定部7dで判定された場合には、ステップS002に戻る。
次いで、ステップS006にて、ステップS005で第4演算部7eで求めた差分値が、3回連続して0以下となるかコントローラ7の第2判定部7fで監視する。
次いで、ステップS007にて、ステップS006で3回連続して0以下となったと第2判定部7fで判定した場合に、第2判定部7fで昇温速度最大点19と判定する。ステップS006で3回連続して0を超えると第2判定部7fで判定した場合には、ステップS002に戻る。
ここまでの、ステップS002〜ステップS007までが、昇温速度最大点19の判定工程であり、第1演算部7aと第2演算部7bと第3演算部7cと第1判定部7dと第4演算部7eと第2判定部7fとで、昇温速度最大点検出部(リングロウ溶融検出部)7Aを構成している。
次いで、ステップS007にて第2判定部7fで昇温速度最大点19を判定した後に、ステップS010にて、高周波電源6からの周波数アナログ信号をコントローラ7内でAD変換された温度データのノイズ除去も兼ねて、第1演算部7aで10個の移動平均値を計算する。
次いで、ステップS011にて、コントローラ7の第2演算部7bで、移動平均値の差分を取り、周波数変動速度を計算する。
次いで、ステップS012にて、ステップS011で第2演算部7bで計算した移動平均値の差分の感度を上げるために、コントローラ7の第3演算部7cで2乗し、その2乗値が閾値パラメータFth以上であるとコントローラ7の第3判定部7gで判定された場合に、ステップS013にて、コントローラ7の第5演算部7hで現在値と1つ前のデータとの差分を計算する。2乗値が閾値パラメータFth未満であると第3判定部7gで判定された場合には、ステップS010に戻る。
次いで、ステップS014にて、ステップS013で第5演算部7hで求めた差分値が、3回連続して0以下となるかコントローラ7の第4判定部7iで監視する。
次いで、ステップS015にて、ステップS014で3回連続して0以下となったと第4判定部7iで判定した場合に、第4判定部7iで周波数変化点15と判定し、ステップS016にて高周波電源6からロウ付け用誘導加熱コイルに供給する電力を制御部7kで供給停止する。ステップS014で3回連続して0を超えると第4判定部7iで判定した場合には、ステップS010に戻る。
ここまでの、ステップS010〜ステップS015までが、周波数変化点15の判定工程であり、第1演算部7aと第2演算部7bと第3演算部7cと第3判定部7gと第5演算部7hと第4判定部7iとで、周波数変化点検出部(負荷インピーダンスの変化点検出部)7Bを構成している。
なお、本実施形態では、サンプリング時間が10msであったので、移動平均値として10個、及び、変化点抽出に3回連続としているが、コントローラの演算処理能力、メモリ容量、プログラム容量等、又は、システム構成に依存するものであって、これらの個数又は回数に特に限定したものではない。
このようにして、昇温速度最大点19をコントローラ7で検出し、周波数変化点15をコントローラ7で検出することで、ロウ付け完了をコントローラ7で自動的に判定し、高周波電源6からロウ付け用誘導加熱コイルに供給する電力をコントローラ7の制御部7kで自動的に供給停止するが、金属パイプ1,2の熱伝導により、図1における温度測定位置5によっては、昇温速度最大点19の検出が周波数変化点15の検出に間に合わない可能性がある。従って、図1における温度測定位置5の測定可能な範囲について述べる。
温度測定位置5としては、図6に示すように、被加熱体4の中心軸(上部金属パイプ1の軸方向又は下部金属パイプ2の軸方向)4b上で、下部金属パイプ2の上端2bから+2mmの位置を被加熱体4の位置30とし、+4mmの位置を被加熱体4の位置31とし、+5mmの位置を被加熱体4の位置32とし、−1mmの位置を被加熱体4の位置33とし、−3mmの位置を被加熱体4の位置34とし、−6mmの位置を被加熱体4の位置35とする。
図7Aは、+2mmの被加熱体4の位置30における実測データを示す図である。昇温速度最大点19を検出した後に、周波数変化点15が検出されており、ロウ付け完了の判定が可能である。
図7Bは、+4mmの被加熱体4の位置31における実測データを示す図である。図7Aと同様に、昇温速度最大点19を検出した後に、周波数変化点15が検出されており、ロウ付け完了の判定が可能である。
図7Cは、+5mmの被加熱体4の位置32における実測データを示す図である。これは、図7A及び図7Bとは異なり、昇温速度最大点19の検出が、周波数変化点15の検出とほぼ同じタイミングとなっており、ロウ付け完了の判定が不可能である。
また、図8Aは、−1mmの被加熱体4の位置33における実測データを示す図である。この場合は、昇温速度最大点19を検出した後に、周波数変化点15が検出されており、ロウ付け完了の判定が可能である。
図8Bは、−3mmの被加熱体4の位置34における実測データを示す図である。図8Aと同様に、昇温速度最大点19を検出した後に、周波数変化点15が検出されており、ロウ付け完了の判定が可能である。
図8Cは、−6mmの被加熱体4の位置35における実測データを示す図である。これは、図8A及び図8Bとは異なりに、昇温速度最大点19の検出が、周波数変化点15の検出とほぼ同じタイミングとなっており、ロウ付け完了の判定が不可能である。
従って、被加熱体4の温度測定位置5として、被加熱体4の温度の測定可能な範囲は、下部金属パイプ2の上端2bから軸方向沿いの上向きに+4mm以下かつ軸方向沿いの下向きに−5mm以内であるといえる。
本実施形態にかかるロウ付け方法とリングロウ3の溶融検出に放射温度計9を使用する構成によれば、放射温度計9の絶対温度又は時間管理に依存しないでロウ付け完了の判定が可能となり、高周波電源6からロウ付け用誘導加熱コイルに供給する電力をコントローラ7の制御部7kで自動的に供給停止することで、誘導加熱ロウ付け時のロウ材の未溶融、浸透不足、及び、金属パイプの溶融と破れといった品質不具合を防止する効果が得られる。
なお、本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、その他種々の態様で実施できる。例えば、本実施形態においては、リングロウ3が溶融したことを検出する溶融検出センサーとして、放射温度計9を使用する方法について述べたが、溶融検出センサーの他の例として、リングロウ3の形状変化を検出するセンサーとしてもよい。すなわち、リングロウ3の形状変化を検出するセンサーとしては、例えば光学式反射型、透過型非接触センサー、又は、カメラによる画像処理、又は、静電容量型非接触式センサーなどでもよい。
光学式非接触センサーは、接合部4aの温度上昇とともに被加熱体4の表面状態の影響をうけるが、長距離検出可能という特徴がある。また、カメラによる画像処理は、ロウ材中のフラックスが活性化する際の白煙の影響を受けるが、高視野及び高精細検出が可能という特徴がある。
以下の変形例では、被加熱体4の表面状態の影響、及び、フラックスの白煙の影響を受けにくい静電容量型非接触式センサーを溶融検出センサーの別の例として適用する場合について、図9〜図10Bを参照しながら述べる。
リングロウ3が高周波電源6からロウ付け用誘導加熱コイルに供給する電力により発生するローレンツ力に影響されて振動しないことが条件ではあるが、図9に示すように、放射温度計9の代わりに、溶融検出センサーの別の例として静電容量型非接触式近接センサー40を使用して、リングロウ3の溶融を検出することも可能である。
静電容量型非接触式近接センサー40は、接合部4aに対向して配置され、静電容量の変化で物体の存在、すなわち、接近(有り=ON)及び離脱(無し=OFF)という位置の変化を検出する方式である。
図10Aに示すように、リングロウ3が未溶融の場合は、静電容量型非接触式近接センサー40の測定位置41又は42において、リングロウ3が存在するため、静電容量型非接触式近接センサー40の出力はONとなる。
その後、リングロウ3が加熱され、図10Bに示すように、リングロウ3が溶融し、上部金属パイプ1と下部金属パイプ2との隙間に浸透した場合は、静電容量型非接触式近接センサー40の測定位置41又は42において、リングロウ3が存在しなくなるため、静電容量型非接触式近接センサー40の出力はOFFとなる。
従って、ロウ材溶融と浸透との期間において、静電容量型非接触式近接センサー40の出力がONからOFFへ変化し、その後に、周波数変化点15を検出し、ロウ付け完了を判定し、高周波電源6へロウ付け完了信号を出力することで、加熱コイル10への高周波電力の供給が先の実施形態と同様に自動的に供給停止することができ、被加熱体4のロウ付けが完了する。
この変形例にかかるロウ付け方法とリングロウ3の溶融検出に静電容量型非接触式近接センサー40を使用する構成によれば、放射温度計9の絶対温度又は時間管理に依存しないで、ロウ付け完了の判定が可能となり、高周波電源6からロウ付け用誘導加熱コイルに供給する電力を自動的に供給停止することで、誘導加熱ロウ付け時のロウ材の未溶融、浸透不足、及び、金属パイプの溶融と破れといった品質不具合を防止する効果が得られる。
なお、前記実施形態にかかるロウ付け方法を実施するためのロウ付け装置は、上部金属パイプ1と下部金属パイプ2とをリングロウ3で接合して構成される被加熱体4を加熱するロウ付け用誘導加熱コイル10と、
前記ロウ付け用誘導加熱コイル10に電力を供給する高周波電源6と、
前記高周波電源6と前記被加熱体4との間の前記被加熱体4の負荷インピーダンスの変化を検出する負荷インピーダンス検出部8と、
前記リングロウ3が溶融したことを検出した後に、前記負荷インピーダンス検出部8で前記被加熱体4の前記負荷インピーダンスの変化を検出したのち、前記高周波電源6から前記ロウ付け用誘導加熱コイル10への前記電力の供給を停止するコントローラ7(制御部7k)とを備えて構成していることになる。
そして、より詳しくは、前記リングロウ3が溶融したことを検出するため、昇温速度最大点検出部(リングロウ溶融検出部)7Aで昇温速度最大点19を検出するとともに、前記負荷インピーダンスの変化を検出するため、周波数変化点検出部(負荷インピーダンス変化点検出部)7Bで周波数変化点15を検出するようにしている。
このような装置でも、前記したロウ付け方法にかかる作用効果を奏することができる。
なお、前記様々な実施形態又は変形例のうちの任意の実施形態又は変形例を適宜組み合わせることにより、それぞれの有する効果を奏するようにすることができる。また、実施形態同士の組み合わせ又は実施例同士の組み合わせ又は実施形態と実施例との組み合わせが可能であると共に、異なる実施形態又は実施例の中の特徴同士の組み合わせも可能である。
本発明の前記態様にかかるロウ付け方法は、放射温度計の絶対温度又は時間管理に依存しないで、ロウ付け完了を判定し、高周波電源からロウ付け用誘導加熱コイルに供給する電力を供給停止することで、誘導加熱ロウ付け時のロウ材の未溶融、浸透不足、及び、金属パイプの溶融と破れといった品質不具合を防止する効果を有し、エア・コンディショナー又は冷蔵庫などに用いられる熱交換器の金属パイプのロウ付け用途に適用できる。
1 上部金属パイプ
1a 下端
2 下部金属パイプ
2a 上端部
2b 上端
3 リングロウ
4 被加熱体
4a 接合部
4b 中心軸
5 温度測定位置
6 高周波電源
7 コントローラ
7A 昇温速度最大点検出部(リングロウ溶融検出部)
7B 周波数変化点検出部(負荷インピーダンス変化点検出部)
7a 第1演算部
7b 第2演算部
7c 第3演算部
7d 第1判定部
7e 第4演算部
7f 第2判定部
7g 第3判定部
7h 第5演算部
7i 第4判定部
7k 制御部
8 負荷インピーダンス検出部
9 放射温度計
10 加熱コイル
11 ロウ付け開始とフラックス活性化期間
12 ロウ材溶融と浸透期間
13 ロウ付け完了期間
14 周波数波形
15 周波数変化点
16 温度波形
17 温度変化点
18 昇温速度波形
19 昇温速度最大点
20 電源部
21 整合回路部
22 負荷回路
30 被加熱体の下部金属パイプ上端から+2mmの位置
31 被加熱体の下部金属パイプ上端から+4mmの位置
32 被加熱体の下部金属パイプ上端から+5mmの位置
33 被加熱体の下部金属パイプ上端から−1mmの位置
34 被加熱体の下部金属パイプ上端から−3mmの位置
35 被加熱体の下部金属パイプ上端から−6mmの位置
40 静電容量型非接触式近接センサー
41、42 測定位置
100 高周波加熱電源回路
101 赤外線放射温度計
102 高周波加熱温度設定器
103 高周波加熱インダクタ
104 シーケンサ
105 軸長金属導体
106 周長金属導体
107 ロウ付け位置

Claims (3)

  1. 上部金属パイプと下部金属パイプとをリングロウで接合して構成される被加熱体を、高周波電源からロウ付け用誘導加熱コイルに供給される電力によって加熱するロウ付け方法において、
    前記リングロウが溶融したことを検出した後に、前記高周波電源と前記被加熱体との間の前記被加熱体の負荷インピーダンスの変化を負荷インピーダンス検出部で検出し、
    次いで、前記高周波電源から前記ロウ付け用誘導加熱コイルへの前記電力の供給を停止する、ロウ付け方法。
  2. 前記リングロウが溶融したことの検出は、前記被加熱体の昇温速度の変化で検出する、請求項1に記載のロウ付け方法。
  3. 前記昇温速度の変化を検出する温度測定位置は、前記下部金属パイプの上端から前記上部金属パイプの軸方向沿いの上向きに4mm以下であり、かつ、前記下部金属パイプの前記上端から前記下部金属パイプの軸方向沿いの下向きに5mm以内の位置である、請求項2に記載のロウ付け方法。
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