JP2017094199A - 牽引クリートおよびレセプタクル - Google Patents
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Abstract
【課題】牽引クリートおよびレセプタクルの提供。【解決手段】フィールドスポーツにおける使用に対して適用可能な牽引クリート10には、ゴルフクリートにおける動的要素より大きい半径方向の厚さ、断面積、および質量を有する動的牽引要素13が提供される。靴に装着されたレセプタクルにおけるクリート10に対する係止配置の強度は、クリート10上の離間された係止柱の類似する配列を係合するようにレセプタクル上で離間された係止スタブの環状配列を提供することによって向上する。本発明は、フィールドスポーツにおける主な使用のための履物クリート、およびさらに特に、走る速さに悪影響を与えることのない改良された牽引および安全という結果となるこのようなクリートにおける改良と関係する。【選択図】図1
Description
(関連出願に対する相互参照)
本出願は、「Traction Cleat And Receptacle」というタイトルでJohn Robert Burt et alによって2012年12月18日に出願された米国仮出願番号61/738,500に対する優先権を主張する。この米国仮出願内の開示は、この参照によって、その全体が本明細書に援用される。
本出願は、「Traction Cleat And Receptacle」というタイトルでJohn Robert Burt et alによって2012年12月18日に出願された米国仮出願番号61/738,500に対する優先権を主張する。この米国仮出願内の開示は、この参照によって、その全体が本明細書に援用される。
(発明の分野)
本発明は、フィールドスポーツにおける主な使用のための履物クリート、およびさらに特に、走る速さに悪影響を与えることのない改良された牽引および安全という結果となるこのようなクリートにおける改良と関係する。本明細書に記載されているクリートは、フィールドスポーツにおいて牽引を向上させるように使用されるときに特定の利点を有するが、このような使用に限定されず、ゴルフシューズに使用されることが可能でありかつ歩行、ランニング、枢動中などに牽引を向上させるようにクリートが靴のアウトソールから垂れ下がる場合の他の用途において使用されることが可能であることを理解されたい。加えて、本明細書に記載されているように、クリートは、靴アウトソールに取り外し可能に取り付けられ得るか、またはアウトソールの中へ永久に成型され得る。
本発明は、フィールドスポーツにおける主な使用のための履物クリート、およびさらに特に、走る速さに悪影響を与えることのない改良された牽引および安全という結果となるこのようなクリートにおける改良と関係する。本明細書に記載されているクリートは、フィールドスポーツにおいて牽引を向上させるように使用されるときに特定の利点を有するが、このような使用に限定されず、ゴルフシューズに使用されることが可能でありかつ歩行、ランニング、枢動中などに牽引を向上させるようにクリートが靴のアウトソールから垂れ下がる場合の他の用途において使用されることが可能であることを理解されたい。加えて、本明細書に記載されているように、クリートは、靴アウトソールに取り外し可能に取り付けられ得るか、またはアウトソールの中へ永久に成型され得る。
(背景)
サッカー、ラグビー、ラクロス、クリケット、アメリカンフットボール、および他のフィールドスポーツにおいて使用される履物に固定されるクリートは、典型的に、アウトソールの運動靴の中に装着されたそれぞれのレセプタクルをねじ係合する個々に取り替え可能な硬質プラスチックまたは金属スタッドの形状をとっている。選手の好みおよび状態に依存して、スタッドは、典型的に、10ミリメートルから18ミリメートルまでの長さの範囲にわたる。泥だらけおよび同様の悪いフィールド状態に関しては、より長いスタッドが地面により深く突き刺さることによりより良い牽引を提供するので、従来、より長いスタッドがより望ましい。すなわち、ランニングステップのための踏み切り中または停止する試み中に牽引のために芝地(すなわち、芝生および土壌頂部)と係合するのは、地下で芝地と接触するスタッドの表面領域である。それゆえ、芝地の中への突き刺しが増大すると、さらなるスタッド表面領域が芝地と接触する。しかしながら、スタッドが芝地にさらに深く突き刺さるとき、着用者は、小さい突き刺しであるときに可能な速さほど速く走ることは不可能である。例えば、15mmのスタッドは、最初の衝撃でほぼ10mmまでのみ地面に突き刺さり、走者が次の一歩を出すように踏み切ると、最初に、下方向の力が最大15mmの深さに向かってさらにスタッドを沈下させる。これは、二次的な沈下または突き刺しとして言及され、二次的な沈下または突き刺しの限界は、地面と当接する靴のアウトソールによって画定される。二次的な突き刺しの結果は、それぞれの一歩に対する踏み切りのときのパワーの有意な喪失であり、それによって、ランニングの速さを制限する。加えて、わずかではない量の着用者のエネルギー(すなわち、力および時間)が、それぞれの一歩で泥だらけの芝生から長いスタッドを引き抜くときに使用される。
サッカー、ラグビー、ラクロス、クリケット、アメリカンフットボール、および他のフィールドスポーツにおいて使用される履物に固定されるクリートは、典型的に、アウトソールの運動靴の中に装着されたそれぞれのレセプタクルをねじ係合する個々に取り替え可能な硬質プラスチックまたは金属スタッドの形状をとっている。選手の好みおよび状態に依存して、スタッドは、典型的に、10ミリメートルから18ミリメートルまでの長さの範囲にわたる。泥だらけおよび同様の悪いフィールド状態に関しては、より長いスタッドが地面により深く突き刺さることによりより良い牽引を提供するので、従来、より長いスタッドがより望ましい。すなわち、ランニングステップのための踏み切り中または停止する試み中に牽引のために芝地(すなわち、芝生および土壌頂部)と係合するのは、地下で芝地と接触するスタッドの表面領域である。それゆえ、芝地の中への突き刺しが増大すると、さらなるスタッド表面領域が芝地と接触する。しかしながら、スタッドが芝地にさらに深く突き刺さるとき、着用者は、小さい突き刺しであるときに可能な速さほど速く走ることは不可能である。例えば、15mmのスタッドは、最初の衝撃でほぼ10mmまでのみ地面に突き刺さり、走者が次の一歩を出すように踏み切ると、最初に、下方向の力が最大15mmの深さに向かってさらにスタッドを沈下させる。これは、二次的な沈下または突き刺しとして言及され、二次的な沈下または突き刺しの限界は、地面と当接する靴のアウトソールによって画定される。二次的な突き刺しの結果は、それぞれの一歩に対する踏み切りのときのパワーの有意な喪失であり、それによって、ランニングの速さを制限する。加えて、わずかではない量の着用者のエネルギー(すなわち、力および時間)が、それぞれの一歩で泥だらけの芝生から長いスタッドを引き抜くときに使用される。
踏み切りパワーの喪失の他に、長いスタッドは、多くのフィールドスポーツの損傷を引き起こすと考えられている。スタッドが長いほど、スタッドは、芝生の中により深く留められるようになる。スタッドが深く留められるとき、走者の突然の運動量の変化、および衝突ならびにタックルからの横方向の衝撃に応答して、スタッドおよび靴が芝生から容易に離脱することが不可能であるので、足首、脚、および膝に対して突然適用される力は、損傷を生成する可能性が高い。言い換えると、靴が芝生から簡単に離脱しないとき、脚の一部は、膝または脚に対して適用される横方向の力に応答して骨折または捻挫してしまう可能性が高い。
ゴルフシューズに、地面を突き刺すことなく牽引を提供するプラスチッククリートを提供することは公知である。これは、(特にパッティンググリーン上での)地面の突き刺しが草の根系に損傷を与えかつゴルフボールを正確にパットする能力に悪影響を与えるでこぼこした地形を残す可能性があるので、ゴルフ靴クリートに対して高く所望される特性である。この目的のためのゴルフクリートの非常に有能なタイプは、動的牽引を提供し、ここで、クリート上の牽引要素が着用者の体重の負荷下で曲がり(典型的に、外方向に広がる)、その際に、地面の突き刺しなしに所望の牽引を提供する。動的牽引クリートの例は、例えば、米国特許番号6,209,230、6,305,104、および7,040,043の中で見出され得る。これらの米国特許の開示は、参照によって、その全体が本明細書に援用される。これらの特許において、クリートは、ゴルフ靴アウトソールの中に装着される相手側コネクタに対して選択的に固定されることが可能であるハブ頂面から延在するねじ山付きシャフトなどのコネクタを有するハブの形状をとって開示されている。複数の可撓性牽引要素は、ハブ周囲から概して下方向かつ外方向に延在することにより、表面を摩擦係合し、草の葉および芝生と絡むようになり、靴アウトソールに対して草の葉を捕捉する。これら全てが組み合わさって、牽引要素が着用者の体重下で曲がるときに牽引を提供する。これらのクリートに「動的牽引クリート」という名前を与え、複数の牽引要素は可撓性がない、すなわち「静的」でありかつ地表面上の直接点接触から生じるさらに制限された牽引のみを提供するプラスチッククリートとそれらのクリートとを区別するのは、牽引要素の湾曲である。
従来のサッカースタッドの前述の不利益を克服するための1つのアプローチは、米国特許出願公開番号2009/0211118(Krikorian et al、米国特許出願番号12/393,451)に開示されており、泥だらけおよび水浸しの芝地の中へのフィールドスタッドによる二次的な突き刺しを減少させるように動的牽引が使用される。特に、クリートは、ハブ、ハブの下面から下方向に延在する実質的に可撓性がない物質のスタッド、ハブの上面から上方向に延在するクリート接続部、およびハブの下面から(典型的には、ハブのリムから)下方向に延在する動的牽引要素を備え、動的牽引要素は、クリートが靴に接続されるときに上方向に曲がるように適合させられる。スタッドの遠位端部は、実質的に平坦であるか、または少し丸く(例えば、傾斜が付けられている)、それぞれの曲がらない動的牽引要素の遠位端部よりハブの下面からさらに延在し、クリートが接続された靴が地表面に向かって下方向に押し付けられるとき、スタッドが接触しおよび/またはそれぞれの動的牽引要素が地表面に接触する前に最初の牽引を提供するように地表面に突き刺さるのを開始するようにする。このように動的牽引要素は、スタッドの二次的突き刺しを減少し、上に記載された不利益の一部を除去する。
Krikorian et alに開示されているスタッドの最初の突き刺しでさえ、その突き刺しからスタッドを取り外す努力が必要とされるので、靴の着用者の速さおよび機敏さに悪影響を与えることを発明者らが見出した。さらに、最初の突き刺しでさえ記載された理由で安全/損傷の観点から望ましくないことが見出された。それゆえ、突き刺すスタッドなしにフィールドクリートにおいて動的牽引を利用することが望ましい。
最初に、上記の問題を研究するとき、発明者らは、フィールドスポーツ運動靴に対して一部の商業上入手可能な型の動的牽引クリートを取り付けることを含む実験を行った。そのクリートは、(Softspikes(登録商標)ブランド下のBLACK WIDOW(登録商標)クリートとして商業上入手可能な)米国特許番号6,305,104、および(Softspikes(登録商標)ブランド下のPULSAR(登録商標)クリートとして商業上入手可能な)7,040,043に開示されている。フィールドスポーツの試験において、靴を履いている選手による突然の出発、停止、および方向の変化に応答して動的牽引要素が草の葉と効率的に絡まず草の葉を捕捉しないので、牽引は、所望のものほど確実ではないことが見出された。さらに、動的牽引要素がそれらの突然の運動量の変化によって生じる剪断応力およびねじれによる応力に応答して損傷されるようになることも発見された。
さらに、いくつかの例において、クリートとレセプタクルとの間の取り付けは、突然の運動量の変化に応答して損なわれた。特に、BLACK WIDOWおよびPULSARクリートは、米国特許番号6,810,608および7,107,708に開示されているタイプのとても確実なFAST TWIST(登録商標)係止システムを用いる。そのシステムにおいて、係止柱の円形配列は、角度方向に離間され、クリートハブの周りに均等に配置される。レセプタクルには、略三角形の形状の複数の隣接した係止歯の連続的な輪が提供され、クリートとレセプタクルとの間のねじ係合が締められると(すなわち、ねじ山付きクリートステムがねじ山付きレセプタクルソケットの中へさらに回転されると)、連続する歯の頂点が干渉係止柱を通ってクリックし、次いで、より堅固に係止柱を係合するようにする。ゴルフシューズにおいて使用されるときにこの配置は完全に機能するが、フィールドスポーツにおいて使用されるシューズによって経験される突然の出発、停止、および回転の応力を受けたときに柱と歯との間の係合が損なわれる場合があることを発明者らが見出した。
それゆえ、フィールドスポーツシューズにおいて使用されるときに効果的、確実、および安全に動的牽引を利用するクリートおよびクリートレセプタクルを提供することが望ましく、かつ発明の目的である。
(発明の要旨)
発明の1つの側面によると、動的牽引要素の半径方向の厚さ(すなわち、牽引要素中心長手方向軸から半径方向外方向の寸法において)は、商業上入手可能なゴルフクリート上の動的牽引要素と比較して、牽引要素の断面積および牽引要素の中に含まれるポリマーの質量を大きくするように実質的に増大される。牽引要素の断面積は、牽引要素部分を通って長手方向に延在する直線に対して略垂直である平面でとられ得る。牽引要素の角度方向幅の増大も、牽引要素の断面積を増大させ得、おそらく牽引要素の長さを増大させ得るが、それによって、牽引要素に対して利用可能な空間が減少し得る。予期される剪断応力およびねじれによる応力による牽引要素の損傷を妨げるのに十分であるが要素が芝生表面および草の葉を係合しかつさらに靴アウトソールに対して草の葉を捕捉するように外方向に広がることが可能であるような要素の十分な湾曲を妨げるほどではないように半径方向の厚さが増大される場合、結果的な動的牽引は、従来の突き刺しスタッドによって提供されるものより有能かつ効果的であることを発明者らが見出した。特に、牽引要素の長さ全体にわたって少なくとも20平方ミリメートルの断面積を提供することは、牽引要素強度において有意な増大を提供するということを発明者らが見出した。好ましくかつ最適な実施形態において、牽引要素には、牽引要素の長さ全体にわたって変化する横断部分が提供され、牽引要素は、最も厚い部分で少なくとも30平方ミリメートルであった。これは、例えば、牽引要素の最も厚い部分における横断断面積が14平方ミリメートルのオーダーであるBLACK WIDOW(登録商標)ゴルフクリートと対照的である。
発明の1つの側面によると、動的牽引要素の半径方向の厚さ(すなわち、牽引要素中心長手方向軸から半径方向外方向の寸法において)は、商業上入手可能なゴルフクリート上の動的牽引要素と比較して、牽引要素の断面積および牽引要素の中に含まれるポリマーの質量を大きくするように実質的に増大される。牽引要素の断面積は、牽引要素部分を通って長手方向に延在する直線に対して略垂直である平面でとられ得る。牽引要素の角度方向幅の増大も、牽引要素の断面積を増大させ得、おそらく牽引要素の長さを増大させ得るが、それによって、牽引要素に対して利用可能な空間が減少し得る。予期される剪断応力およびねじれによる応力による牽引要素の損傷を妨げるのに十分であるが要素が芝生表面および草の葉を係合しかつさらに靴アウトソールに対して草の葉を捕捉するように外方向に広がることが可能であるような要素の十分な湾曲を妨げるほどではないように半径方向の厚さが増大される場合、結果的な動的牽引は、従来の突き刺しスタッドによって提供されるものより有能かつ効果的であることを発明者らが見出した。特に、牽引要素の長さ全体にわたって少なくとも20平方ミリメートルの断面積を提供することは、牽引要素強度において有意な増大を提供するということを発明者らが見出した。好ましくかつ最適な実施形態において、牽引要素には、牽引要素の長さ全体にわたって変化する横断部分が提供され、牽引要素は、最も厚い部分で少なくとも30平方ミリメートルであった。これは、例えば、牽引要素の最も厚い部分における横断断面積が14平方ミリメートルのオーダーであるBLACK WIDOW(登録商標)ゴルフクリートと対照的である。
牽引要素の半径方向の厚さが増大することによって、牽引要素を形成する熱可塑性物質の結果的な増大、およびそれによる牽引要素の質量の増大は、さらに実質的となる。特に、前述の好ましくかつ最適な実施形態においてそれぞれの牽引要素を形成するポリマーの量は、ほぼ197立方ミリメートルであり、これは、BLACK WIDOW(登録商標)ゴルフクリートの中の牽引要素に対するほぼ62立方ミリメートルの量と対照的である。
牽引要素の半径を厚くすることは、さらに、牽引要素の芝生係合遠位端部の表面積の増大を含む。前述の好ましくかつ最適な実施形態において、その表面積は、ほぼ15.6mm2であり、BLACK WIDOW(登録商標)ゴルフクリートに関する対応する表面は、ほぼ4.1mm2である。それぞれの牽引要素に対する表面積のこのほぼ4倍の増大は、牽引要素が重量負荷下で外方向に曲がりかつ芝生に沿って牽引要素の接触表面を押すときに、表面摩擦から生じる牽引を増大することに効果的であることを証明した。
このような改良された動的牽引要素は、草の葉と絡むときおよび芝生に対して押し付けられるときに損傷を与えるねじれおよび剪断応力による応力に抵抗することが可能であり、さらに、それらの要素は、地面の突き刺しから生じる選手に対する安全上の恐れなしに所望の確実かつ効果的な動的牽引を提供する。重要なことに、このクリートに対する牽引は、動的要素が草と絡みかつアウトソールに対して草を捕捉することによって、および地面の中への突き刺しによってではなく地表面摩擦によって提供される。この構造の結果、靴を履いている選手の体重に関わらず、クリートは、それぞれの一歩に対して同じ剪断力に類似する力で芝生とのその係合を解放する。これは、周囲の動的要素と組み合わせて中心スタッドを有するクリートであって、スタッドが着用者の体重によって決定される深さまで地面の中へ掘り進み、それによって、牽引重量依存となるクリートと比較され得る。
いくつかの例において、増大された厚さによって提供される支持に加えて、動的牽引要素に対する支持を提供することが望ましくあり得る。このような場合、中心摩耗パッドが、ハブの底面から延在し、動的要素の底面の軸方向の長さより短い軸方向の長さを有するように提供され、セメント歩道などの硬質表面上の完全な湾曲延在からの動的要素に対する損傷を最小にするために提供され得る。摩耗パッドの軸方向の長さは、靴の着用者の足による下方向の力に応答して、動的要素が最初に地面に接触し、摩耗パッドが地面に接触すると同時に、十分に歪んで靴ソールに対して草の葉を係合および捕捉するように選択される。言い換えると、摩耗パッドは、動的要素によって芝生に突き刺さることを妨げられ、動的要素によって提供される牽引効果に干渉しないか、または動的要素によって提供される牽引力に対して有意に寄与する。摩耗パッドは、それ自体が周知であり、平坦または丸い遠位端部を有する短い鉛直突出部、球形部分、丸いまたは平坦の遠位端部を有する突出部であってハブの底からの複数の離間された突出部などの形状をとり得る。
他方で、動的脚部が完全に曲がることを可能にするように摩耗パッドをより短くすると、牽引効果全体が改良することを発明者らが見出した。それゆえ、牽引力改良と硬質表面上の動的要素の保護との間のトレードオフが存在する。特に、(人工または自然の)草上のクリートによって提供される牽引は、動的要素が外方向に広がることによって草の葉と絡むようになりかつアウトソールに対して草の葉を捕捉することと、芝生接触点における表面摩擦とから生じ、広がりが大きいほど、牽引が大きくなる。したがって、摩耗パッドの突出部が提供される場合、その長さは、要素が最大限に曲がりかつ牽引効果を最適化することを可能にするように、曲がらない動的要素の下方向の突出部より十分に短く選択される必要がある。加えて、摩耗パッドの突出部は、十分に短く適切に構成されて、ユーザーの体重負荷下で摩耗パッドの突出部が地面に突き刺さることを妨げるようにする必要がある。
本発明の別の特徴は、サッカー、ラグビーなどのフィールドスポーツにおいて、牽引要件がアウトソールの異なる位置において有意に異なることの認識である。結果として、クリートの一部または全ては、靴アウトソール上のそれらの取り付け位置に依存して、動的要素と静的要素との組み合わせ、または動的要素のみ、または静的要素のみを有し得る。加えて、別個の静的要素は、摩耗パッドと類似する方法で硬質表面上で動的要素を保護するようにクリート上の動的要素に隣接する位置において靴アウトソールから突出し得る。
さらに、半径方向に厚くされた牽引要素をクリートハブから外方向および下に(すなわち、クリート軸から下方向に分岐して)、まっすぐ下に、またはいくつかの場合、内方向下に(すなわち、クリート軸に向かって下方向に集中して)延在させて所望の牽引効果を達成することは、発明の範囲内である。
発明の更なる特徴は、取り付けシステムおよび係止配置の改良された強度であり、取り付けシステムおよび係止配置によって、クリートは、靴アウトソールの中に装着されるレセプタクルの中で保持される。ただし、ゴルフシューズに関連して使用される前述のFAST TWIST(登録商標)システムの複数の三角形係止歯の連続する輪は、増大された角度方向の長さを有する環状一連の角度方向に離間された係止スタブに取り替えられる。スタブの数は、係止柱の数と同じであり、スタブは、レセプタクルにおけるクリートの係止位置において、それぞれのスタブが2つの係止柱の間に位置付けられかつ2つの係止柱に当接するか、または2つの係止柱によって係合されるように構成される。柱およびスタブの側縁部は、柱が第1の回転方向におけるクリートの挿入中にスタブに沿って容易に通ることを可能にするが回転が反対方向に試みられたときに柱の通行に強く抵抗するように構成される。複数の係止歯の以前の連続する配列の三角形の構成およびより小さい質量と比較して、スタブのより大きい質量および縁部構成は、係止機能において改良された強度を提供する。
発明の好ましい実施形態において、クリートおよびレセプタクルの取り付けは、クリートハブから突出する外側ねじ山付きステムとレセプタクル内の対応するねじ山付きソケットとの間の2条ねじ係合によってもたらされる。
例えば、本願発明は以下の項目を提供する。
(項目1)
アウトソールを有する運動靴のための牽引システムであって、該システムは、
クリート軸を有する牽引クリートであって、該牽引クリートは、
周囲縁部、頂面、および底面を有するハブと、
該頂面から延在しかつ該クリート軸の周りに配置されるハブ接続部材と、
複数の離間された動的牽引要素であって、それぞれの動的牽引要素は、実質的に該周囲縁部においてそれぞれの位置から外方向かつ少し下方向に延在する近位部分と、該近位部分から実質的に下方向に延在する遠位部分とを含み、該遠位部分は、芝生係合端部表面で終わり、該動的牽引要素は、該周囲縁部の周りで上方向に枢動的に可撓性があるように該ハブと比較して十分可撓性がある、動的牽引要素と、
該クリート軸の周りで同心円状に位置付けられた環状配列において、角度方向に離間された関係で配置される係止柱のセットであって、それぞれの係止柱は、第1および第2の端部壁の間に配置される半径方向内方向向き表面を有し、該第1および第2の端部壁は、該半径方向内方向向き表面に対してほぼ垂直に指向する、係止柱のセットと
を備える、牽引クリートと、
靴アウトソールの中に固定されるように構成されたレセプタクル軸を有するレセプタクルであって、該レセプタクルは、
該クリート軸およびレセプタクル軸が一致するとき、該ハブ接続部材を回転可能に受容および係合するためのソケットと、
該レセプタクル軸の周りで同心円状に位置付けられた環状配列において、角度方向に離間された関係で配置される複数の係止スタブであって、それぞれの係止スタブは、外方向に突出する前端部壁と後端部壁との間に配置される半径方向外方向向き表面を含む、係止スタブと
を備える、レセプタクルと
を備え、
該クリートは、該接続部材が該ソケットの中に完全挿入される該レセプタクルに関係する所定の最終係合位置を有し、
該セットにおける係止柱の数は、該複数における係止スタブの数と同一であり、
該係止スタブおよび係止柱は、該最終係合位置において、
それぞれの係止スタブが、角度方向に整列され、2つのそれぞれの係止柱の間の空間の中へ少なくとも部分的に延在し、
該それぞれの係止スタブの前端部壁および後端部壁が、それぞれ、該2つの係止柱のうちの一方の第2の端部壁、および該2つの係止柱の他方の第1の端部壁と実質的に当接するように構成される、牽引システム。
(項目2)
前記近位部分は、該近位部分の長さ全体にわたって変化しかつ少なくとも20平方ミリメートルである横断断面積を有する、項目1の牽引システム。
(項目3)
前記横断断面積は、前記近位部分の最も厚い部分で少なくとも30平方ミリメートルである、項目2の牽引システム。
(項目4)
前記遠位端部表面は、少なくとも12平方ミリメートルの表面積を有する、項目2の牽引システム。
(項目5)
前記遠位端部表面は、ほぼ15平方ミリメートルの表面積を有する、項目4の牽引システム。
(項目6)
前記牽引要素は、熱可塑性物質で作られ、それぞれの牽引要素を構成する熱可塑性物質の体積は、少なくとも100立方ミリメートルである、項目4の牽引システム。
(項目7)
それぞれの牽引要素を構成する熱可塑性物質の体積は、ほぼ197立方ミリメートルである、項目6の牽引システム。
(項目8)
アウトソールを有する運動靴のための牽引システムであって、該システムは、
クリート軸を有する牽引クリートであって、該牽引クリートは、
周囲縁部、頂面、および底面を有するハブと、
該頂面から延在しかつ該クリート軸の周りに配置されるハブ接続部材と、
複数の離間された動的牽引要素であって、それぞれの動的牽引要素は、実質的に該周囲縁部においてそれぞれの位置から外方向かつ少し下方向に延在する近位部分と、該近位部分から実質的に下方向に延在する遠位部分とを含み、該遠位部分は、芝生係合端部表面で終わり、該動的牽引要素は、該周囲縁部の周りで上方向に枢動的に可撓性があるように該ハブと比較して十分可撓性がある、動的牽引要素と、
該クリート軸の周りで同心円状に位置付けられた環状配列において、角度方向に離間された関係で配置される係止柱のセットと
を備える、牽引クリートと、
靴アウトソールの中に固定されるように構成されたレセプタクル軸を有するレセプタクルであって、該レセプタクルは、
該クリート軸およびレセプタクル軸が一致するとき、該ハブ接続部材を回転可能に受容および係合するためのソケットと、
該レセプタクル軸の周りで同心円状に位置付けられた環状配列において、角度方向に離間された関係で配置される複数の係止スタブであって、それぞれの係止スタブは、外方向に突出する前端部壁と後端部壁との間に配置される半径方向外方向向き表面を含む、係止スタブと
を備える、レセプタクルと
を備え、
該クリートは、該接続部材が該ソケットの中に完全挿入される該レセプタクルに関係する所定の最終係合位置を有し、
該係止スタブおよび係止柱は、該最終係合位置において、それぞれの係止スタブが角度方向に整列され、2つのそれぞれの係止柱の間の空間の中へ少なくとも部分的に延在するように構成され、
該近位部分は、該近位部分の長さ全体にわたって変化しかつ少なくとも20平方ミリメートルである横断断面積を有する、牽引システム。
(項目9)
前記横断断面積は、前記近位部分の最も厚い部分で少なくとも30平方ミリメートルである、項目8の牽引システム。
(項目10)
前記遠位端部表面は、ほぼ15平方ミリメートルの表面積を有する、項目8の牽引システム。
(項目11)
前記牽引要素は、熱可塑性物質で作られ、それぞれの牽引要素を構成する熱可塑性物質の体積は、少なくとも100立方ミリメートルである、項目8の牽引システム。
(項目12)
クリート軸を有する牽引クリートであって、該牽引クリートは、
周囲縁部、頂面、および底面を有するハブと、
該頂面から延在しかつ該クリート軸の周りに配置されるハブ接続部材と、
複数の離間された動的牽引要素であって、それぞれの動的牽引要素は、実質的に該周囲縁部においてそれぞれの位置から外方向かつ少し下方向に延在する近位部分と、該近位部分から実質的に下方向に延在する遠位部分とを含み、該遠位部分は、芝生係合端部表面で終わり、該動的牽引要素は、該周囲縁部の周りで上方向に枢動的に可撓性があるように該ハブと比較して十分可撓性がある、動的牽引要素と
を備え、
該近位部分は、該近位部分の長さ全体にわたって変化しかつ少なくともいくつかの位置において少なくとも20平方ミリメートルである横断断面積を有する、牽引クリート。
(項目13)
前記横断断面積は、前記近位部分の最も厚い部分で少なくとも30平方ミリメートルである、項目12の牽引クリート。
(項目14)
前記遠位端部表面は、少なくとも12平方ミリメートルの表面積を有する、項目12の牽引システム。
(項目15)
前記遠位端部表面は、ほぼ15平方ミリメートルの表面積を有する、項目14の牽引システム。
(項目16)
前記牽引要素は、熱可塑性物質で作られ、それぞれの牽引要素を構成する熱可塑性物質の体積は、少なくとも100立方ミリメートルである、項目14の牽引システム。
(項目17)
それぞれの牽引要素を構成する熱可塑性物質の体積は、ほぼ197立方ミリメートルである、項目16の牽引システム。
例えば、本願発明は以下の項目を提供する。
(項目1)
アウトソールを有する運動靴のための牽引システムであって、該システムは、
クリート軸を有する牽引クリートであって、該牽引クリートは、
周囲縁部、頂面、および底面を有するハブと、
該頂面から延在しかつ該クリート軸の周りに配置されるハブ接続部材と、
複数の離間された動的牽引要素であって、それぞれの動的牽引要素は、実質的に該周囲縁部においてそれぞれの位置から外方向かつ少し下方向に延在する近位部分と、該近位部分から実質的に下方向に延在する遠位部分とを含み、該遠位部分は、芝生係合端部表面で終わり、該動的牽引要素は、該周囲縁部の周りで上方向に枢動的に可撓性があるように該ハブと比較して十分可撓性がある、動的牽引要素と、
該クリート軸の周りで同心円状に位置付けられた環状配列において、角度方向に離間された関係で配置される係止柱のセットであって、それぞれの係止柱は、第1および第2の端部壁の間に配置される半径方向内方向向き表面を有し、該第1および第2の端部壁は、該半径方向内方向向き表面に対してほぼ垂直に指向する、係止柱のセットと
を備える、牽引クリートと、
靴アウトソールの中に固定されるように構成されたレセプタクル軸を有するレセプタクルであって、該レセプタクルは、
該クリート軸およびレセプタクル軸が一致するとき、該ハブ接続部材を回転可能に受容および係合するためのソケットと、
該レセプタクル軸の周りで同心円状に位置付けられた環状配列において、角度方向に離間された関係で配置される複数の係止スタブであって、それぞれの係止スタブは、外方向に突出する前端部壁と後端部壁との間に配置される半径方向外方向向き表面を含む、係止スタブと
を備える、レセプタクルと
を備え、
該クリートは、該接続部材が該ソケットの中に完全挿入される該レセプタクルに関係する所定の最終係合位置を有し、
該セットにおける係止柱の数は、該複数における係止スタブの数と同一であり、
該係止スタブおよび係止柱は、該最終係合位置において、
それぞれの係止スタブが、角度方向に整列され、2つのそれぞれの係止柱の間の空間の中へ少なくとも部分的に延在し、
該それぞれの係止スタブの前端部壁および後端部壁が、それぞれ、該2つの係止柱のうちの一方の第2の端部壁、および該2つの係止柱の他方の第1の端部壁と実質的に当接するように構成される、牽引システム。
(項目2)
前記近位部分は、該近位部分の長さ全体にわたって変化しかつ少なくとも20平方ミリメートルである横断断面積を有する、項目1の牽引システム。
(項目3)
前記横断断面積は、前記近位部分の最も厚い部分で少なくとも30平方ミリメートルである、項目2の牽引システム。
(項目4)
前記遠位端部表面は、少なくとも12平方ミリメートルの表面積を有する、項目2の牽引システム。
(項目5)
前記遠位端部表面は、ほぼ15平方ミリメートルの表面積を有する、項目4の牽引システム。
(項目6)
前記牽引要素は、熱可塑性物質で作られ、それぞれの牽引要素を構成する熱可塑性物質の体積は、少なくとも100立方ミリメートルである、項目4の牽引システム。
(項目7)
それぞれの牽引要素を構成する熱可塑性物質の体積は、ほぼ197立方ミリメートルである、項目6の牽引システム。
(項目8)
アウトソールを有する運動靴のための牽引システムであって、該システムは、
クリート軸を有する牽引クリートであって、該牽引クリートは、
周囲縁部、頂面、および底面を有するハブと、
該頂面から延在しかつ該クリート軸の周りに配置されるハブ接続部材と、
複数の離間された動的牽引要素であって、それぞれの動的牽引要素は、実質的に該周囲縁部においてそれぞれの位置から外方向かつ少し下方向に延在する近位部分と、該近位部分から実質的に下方向に延在する遠位部分とを含み、該遠位部分は、芝生係合端部表面で終わり、該動的牽引要素は、該周囲縁部の周りで上方向に枢動的に可撓性があるように該ハブと比較して十分可撓性がある、動的牽引要素と、
該クリート軸の周りで同心円状に位置付けられた環状配列において、角度方向に離間された関係で配置される係止柱のセットと
を備える、牽引クリートと、
靴アウトソールの中に固定されるように構成されたレセプタクル軸を有するレセプタクルであって、該レセプタクルは、
該クリート軸およびレセプタクル軸が一致するとき、該ハブ接続部材を回転可能に受容および係合するためのソケットと、
該レセプタクル軸の周りで同心円状に位置付けられた環状配列において、角度方向に離間された関係で配置される複数の係止スタブであって、それぞれの係止スタブは、外方向に突出する前端部壁と後端部壁との間に配置される半径方向外方向向き表面を含む、係止スタブと
を備える、レセプタクルと
を備え、
該クリートは、該接続部材が該ソケットの中に完全挿入される該レセプタクルに関係する所定の最終係合位置を有し、
該係止スタブおよび係止柱は、該最終係合位置において、それぞれの係止スタブが角度方向に整列され、2つのそれぞれの係止柱の間の空間の中へ少なくとも部分的に延在するように構成され、
該近位部分は、該近位部分の長さ全体にわたって変化しかつ少なくとも20平方ミリメートルである横断断面積を有する、牽引システム。
(項目9)
前記横断断面積は、前記近位部分の最も厚い部分で少なくとも30平方ミリメートルである、項目8の牽引システム。
(項目10)
前記遠位端部表面は、ほぼ15平方ミリメートルの表面積を有する、項目8の牽引システム。
(項目11)
前記牽引要素は、熱可塑性物質で作られ、それぞれの牽引要素を構成する熱可塑性物質の体積は、少なくとも100立方ミリメートルである、項目8の牽引システム。
(項目12)
クリート軸を有する牽引クリートであって、該牽引クリートは、
周囲縁部、頂面、および底面を有するハブと、
該頂面から延在しかつ該クリート軸の周りに配置されるハブ接続部材と、
複数の離間された動的牽引要素であって、それぞれの動的牽引要素は、実質的に該周囲縁部においてそれぞれの位置から外方向かつ少し下方向に延在する近位部分と、該近位部分から実質的に下方向に延在する遠位部分とを含み、該遠位部分は、芝生係合端部表面で終わり、該動的牽引要素は、該周囲縁部の周りで上方向に枢動的に可撓性があるように該ハブと比較して十分可撓性がある、動的牽引要素と
を備え、
該近位部分は、該近位部分の長さ全体にわたって変化しかつ少なくともいくつかの位置において少なくとも20平方ミリメートルである横断断面積を有する、牽引クリート。
(項目13)
前記横断断面積は、前記近位部分の最も厚い部分で少なくとも30平方ミリメートルである、項目12の牽引クリート。
(項目14)
前記遠位端部表面は、少なくとも12平方ミリメートルの表面積を有する、項目12の牽引システム。
(項目15)
前記遠位端部表面は、ほぼ15平方ミリメートルの表面積を有する、項目14の牽引システム。
(項目16)
前記牽引要素は、熱可塑性物質で作られ、それぞれの牽引要素を構成する熱可塑性物質の体積は、少なくとも100立方ミリメートルである、項目14の牽引システム。
(項目17)
それぞれの牽引要素を構成する熱可塑性物質の体積は、ほぼ197立方ミリメートルである、項目16の牽引システム。
本発明の上記およびその上更なる特徴および利点は、特定の実施形態の後述の定義、記載、および図を考慮すると明白となり、様々な図面の中の同様の参照数字は、同様の構成要素を示すように利用される。これらの記載によって発明の特定の詳細を述べる一方で、変形は、存在し得、および存在し、本明細書の記載に基づいて当業者に明白であり得ることを理解されるべきである。
特に図1〜7を参照すると、クリート10は、ねじ山付き取り付けステム20を有し、ステム20は、図8〜11に関連して後述されるレセプタクルへの取り付けのためにクリート長手方向軸Aの周りでハブ11の頂面から突出する。クリートの好ましい実施形態において、ステム上のねじ山は、2条ねじである。好ましい実施形態におけるハブ11は、概して、円形であり、軸Aの周りで同心円状であり、環状周囲縁部12内で画定される。複数の角度方向に離間された動的牽引要素13は、縁部12にまたは縁部の付近に固定される近位端部を有し、縁部12から外方向および下方向に延在する。特に、それぞれの牽引要素13は、実質的に縁部12におけるそれぞれの位置から外方向かつ少し下方向に延在する近位部分14と、近位部分14の遠位端部から実質的に下方向に延在する遠位部分15とを含む。遠位部分は、芝生係合端部表面16で終わり、端部表面16は、少し凸状であり、鋭い角部または縁部がない。クリートが据え付けられた靴を履いた典型的な人間の体重がかかるとき、動的牽引要素13は、周囲縁部12の周りで上方向に枢動的に可撓性があるように、ハブと比較して十分可撓性がある。
6つの係止柱17のセットは、クリート軸Aの周りで同心円状に位置付けられた環状配列において、角度方向に離間された関係で配置される。それぞれの係止柱は、第1の端部表面18と第2の端部表面19との間に配置された半径方向内方向向き表面21を有する。半径方向外側表面は、端部表面の外側縁部を結合する。柱17は、ハブ11の頂面から上方向に(すなわち、軸方向に)垂直に突出する。それぞれの端部表面18、19は、2つの別々の区分(外側表面から内方向に垂直に延在する第1または後方向区分、および後方向区分から前方向にある角度で曲がりかつ内方向向き表面21と交わる第2または前方向区分)で提供される。(例えば、45度のオーダーでの)端部表面18における区分間の曲げの角度は、柱の前縁部として役立つより浅い角度方向の傾斜を提供するように、(65度のオーダーでの)端部表面19における区分間の曲げの角度よりかなり鋭い。より詳細に後述されているように、クリートが回転してレセプタクルに据え付けられるとき、浅い傾斜は、レセプタクル上の係止スタブを通る柱の回転移動を容易にする。端部表面19の半径方向前方向区分におけるより急な傾斜は、後縁部として役立ち、挿入方向と反対の方向へのクリートの回転に対するより大きな障害を提供する。
係止柱の頂面は、好ましくは、前端部から後端部まで少し(すなわち、好ましい実施形態において16度のオーダーで)傾斜する。好ましい実施形態における柱の軸方向の高さは、名目上ほぼ3.05mmであり、柱の半径方向の厚さは、ほぼ、1ミリメートルと2ミリメートルとの間である。図面に示されているように、6つの柱17の間の6つの空間は、ハブに必要とされるポリマー物質の量を減少させるように、ハブの周囲縁部12において環状の凹部または切欠きを備え得る。
牽引要素13の長さ全体にわたる牽引要素13の半径方向の厚さは、有意(実際、フィールドスポーツと関連して使用されるとき、牽引要素の損傷が予期される剪断応力およびねじれによる応力を妨げるのに十分)である。しかしながら、半径方向の厚さは、芝生表面および草の葉を係合かつさらに靴のアウトソールに対して草の葉を捕捉するように要素が外方向に広がることが可能になるための要素の十分な湾曲を妨げるほど大きくない。特に、牽引要素は、牽引要素の長さに沿った変化する周辺輪郭を有するが、牽引要素の長さに沿った全ての点において、ゴルフシューズで使用されるクリート上に提供される牽引要素より半径方向に厚い。例えば、図7Aの線B−Bに沿ってとられた図7Bに図示されている牽引要素の断面部分を考察する。断面部分面積は、ほぼ25平方ミリメートル(実際には、好ましい実施形態において25.45mm2)である。前述の商業上利用可能なBLACK WIDOW(登録商標)ゴルフクリートの対応する断面部分は、11.77mm2のみの面積を有する。次に、図7Aの線C−Cに沿ってとられた図7Cに図示されている牽引要素の部分を考察する。断面部分面積は、ほぼ32平方ミリメートル(実際には、好ましい実施形態において32.07mm2)である。前述のBLACK WIDOW(登録商標)ゴルフクリートの対応する部分は、13.78mm2のみの面積を有する。本発明の目的のために、本明細書に記載される必要とされる機能は、牽引要素が、牽引要素の長さ全体にわたって変化しかつ少なくとも20平方ミリメートルである横断断面積を有し、かつ好ましくは少なくとも30平方ミリメートルの最大断面積を有する場合に達成される。
フィールドスポーツのための牽引(特に、表面の摩擦から生じる牽引)を向上させるクリートの別の特徴は、比較的大きい芝生係合端部表面16である。特に、好ましい実施形態において、表面16の面積は、ほぼ15平方ミリメートル(実際には、好ましい実施形態において15.65mm2)である。前述のBLACK WIDOW(登録商標)ゴルフクリートの対応する表面は、4.14mm2のみの面積を有する。
上記のとおり、クリートの半径方向の寸法における牽引要素の厚さの増大は、牽引要素を形成する熱可塑性物質の量の増大という結果となり、それによって、牽引要素の質量の増大という結果となる。好ましい実施形態において、牽引要素における物質の体積は、ほぼ197立方ミリメートルであり、これは、BLACK WIDOW(登録商標)ゴルフクリートにおける牽引要素に対するほぼ62立方ミリメートルの体積と対照的である。
より詳細に図8〜11を参照すると、上に記載された図1のクリートを所定の場所に受容、係合、および確実に係止するように構成されるレセプタクル30が図示されている。後述される係止スタブおよび2条ねじを除いて、レセプタクル30は、従来のレセプタクルの構成であり、底面33と頂面32とを有する基部31を含む。基部は、丸い角部を有する略長方形であるが、他の様態ではレセプタクル取り付け軸Bの周りで対称的または非対称的に構成されることが可能である。クリート10がレセプタクル30に据え付けられるとき、クリート軸Aおよびレセプタクル軸Bは、同軸的に位置付けられる。基部31の外側部分は、レセプタクルを靴のソールに固定するために外側部分を通って長手方向に画定される複数の装着スロットを有する。さらに特に、靴のアウトソールにおけるレセプタクルの装着は、当該技術分野で周知の方法によってもたらされ、装着スロットの周りでアウトソール物質を形成すること、または、米国特許番号6,248,278(Kelly)などに開示された過程などの圧縮成型することを含み得る。略円筒形中空突起部34は、基部上の中心で底面33から突出し、レセプタクルの長手方向軸Bの周りで同心円状に配置される中空略円筒形内部または空洞35を画定する。突起部の遠位端部壁36は、空洞へのアクセスを提供するために開口している。空洞の内部壁は、クリートステム20を受容およびねじ係合するように構成される2条ねじでねじ山が付けられている。
突起部34は、基部プレートの頂面から垂直に突出する。外側円筒は、1つの端部において開口しており、その基部において閉口している。突起部の周りで同心円状に配置されるのが外側円筒である。環状受容空間は、突起部と外側円筒との間で画定され、突起部および外側円筒の遠位環状下縁部は、同一平面上にある。ねじ山付き突起ソケットは、突起部と外側円筒との間の環状受容空間より基部の本体の中へ深く延在し、それによって、フィールドスポーツにおいて経験する高い剪断力に抵抗するように、ねじ山付きソケットに対して、ねじ山付きソケットのねじ係合の強度を増大させるさらなる深さを提供する。
6つの均等に角度方向に離間された係止スタブ40は、円筒形突起部34の半径方向外側表面上で環状配列に配置される。好ましい実施形態におけるスタブ間の角度方向の間隔は、ほぼ22度であり、それぞれのスタブは、ほぼ38度の角度に対している(スタブの半径方向の厚さは、ほぼ1.0mmである)。それぞれのスタブは、半径方向外側面41と、スタブが突出する突起部34の外側表面に対するそれぞれの異なる角度に対している2つの端部壁42、43とを含む。特に、端部壁42と突起部外側表面との間の角度は、端部壁43と外側表面との間の角度より大きく、その結果、クリート上の係止柱17の端部および縁部まで端部壁によって提供される傾斜は、端部壁43によって提供されるより急な傾斜より浅くなる。
クリート10およびレセプタクル30に提供される係止配置の重要な側面は、スタブ40が突起部34の外側表面に沿って環状隙間で互いに角度方向に離間されることである。これは、順次接続する係止歯の輪が前述のFAST TWIST(登録商標)の配置に提供されるように配列において隣のスタブと接触または直に隣接する1つのスタブの端部を有することと対照的である。加えて、スタブ40の質量は、以前の係止歯と比較してスタブのより大きいサイズのおかげで、スタブがクリートおよびレセプタクルの解放に対してより抵抗するようにする。
外方向向き表面41またはそれぞれのスタブ40は、レセプタクル軸Bの周りで曲率半径を有して少し凸である。それぞれのクリート係止柱17の内方向向き表面21は、クリート軸Aの周りで曲率半径を有して少し凹である。スタブの外方向向き表面41は、柱軸Bからの半径方向距離があり、その半径方向距離は、クリート軸Aからのそれぞれの柱の表面21の半径方向距離より少し(例えば、ほぼ1ミリメートル)大きい。これは、これらの表面が角度方向に(すなわち、回転して)整列させられるときにこれらの表面間の干渉係合という結果となる。柱17は、やや剛性であるが、レセプタクルにおけるクリートの挿入中に柱が回転してスタブを通ると基部に関して半径方向に少し曲げることが可能であるように十分可撓性がある。柱の浅い傾斜がある前端部18、およびスタブの浅い傾斜がある前端部壁42は、挿入回転中にこれらの表面が係合しかつ徐々に柱の湾曲を強制するので、回転を容易にする。一旦柱がスタブを通りかつスタブ間の空間と角度方向に整列すると、柱は、柱の名目上の形状に戻る。ステム20が完全に空洞35の中にねじ挿入されるとき、ステムの遠位端部は、空洞の閉端部と当接し、柱の軸方向の長さ全体は、完全に挿入される。この最終挿入位置において、柱およびスタブのより急な角度の後端部は、それらの軸方向の長さに沿って完全に当接しかつ挿入方向と反対の方向へのクリートとレセプタクルとの間の相互回転を不可能にする。
さらに特に、クリート10をレセプタクル30に取り付けるとき、外側ねじ山付きクリートステム20は、ステム全体が空洞の中に受容されるまで内側ねじ山付きレセプタクル空洞35の中で回転される。ステムが空洞の中の軸AおよびBの周りで回転されると、柱17は、連続するスタブ40を通って角度方向に押し付けられる。最初は、柱17の浅く傾斜された前端部18は、スタブ40の浅い前端部壁42を通って容易に回転され、回転が継続するにつれ、柱およびスタブの軸方向の長さのより多くの部分が係合する。スタブ20が完全に軸方向に挿入されるとき、それぞれの柱は、少なくとも部分的に半径方向に2つのスタブ間のそれぞれの空間の中へ挿入されており、それぞれの後端部壁43は、それぞれの柱の後端部表面19と当接し、挿入方向と反対の回転に抵抗する。挿入中にスタブを通る柱のそれぞれの移動をすると、据え付ける人は、触知可能および聞き取り可能な「クリック」のインジケーション(すなわち、柱がスタブを通って隣の凹部の中へ弾性的に強制されることによって提供されるインジケーション)を受ける。加えて、それぞれのスタブが通る間に柱の軸方向の長さの多くが係合されかつ弾性的に変形されるので、必要とされる回転力は、連続的なステップに対して大きくなる。結果として、クリートが部分的または完全に挿入されるとき、据え付ける人は、容易に気づく。
図12に図示されているクリートは、靴のアウトソールに装着されたレセプタクルをねじ係合する二部分(クリート構造自身、およびクリートハブの中の(図8に図示されている穴などの)中心穴を通って延在するねじ山付き取り付けスタッド)からなる。このタイプの取り付けは、当該技術分野で周知であり、米国特許出願公開番号2009/0211118に図示および記載されている取り付けシステムによって例示されており、米国特許出願公開番号2009/0211118の開示全体が、参照により、本明細書に援用される。取り付けスタッドは、さらに、クリートの一体部分であり得、かつハブの頂面から上方向に延在するように構成され得ることを理解されたい。
クリート10の牽引要素13は、角度方向に指向される腕部および脚部部分に分割される必要はないが、代わりに、ハブから下方向および外方向に適切に曲げられる単一の直線部分として形成されることが可能であることに注意されたい。重要な特徴は、大きい半径方向の厚さ、および損傷から牽引要素を保護する一方で依然として動的牽引を達成する湾曲を可能にする結果的な質量である。特に、BLACK WIDOW(登録商標)およびPULSAR(登録商標)クリートにおける要素の厚さと比較して、動的牽引要素の長さの大部分にわたって動的牽引要素半径方向の厚さを少なくとも20パーセントだけ、および60パーセントよりも大きく増大させることがこれらの所望の結果を提供することを発明者らが見出した。加えて、それぞれの動的脚部は、脚部の強度を向上させるために、従来の方法で動的脚部の内方向向き表面からハブの底面まで内方向に延在する略三角形補強ガセットを含み得る。
本明細書に記載されている特定の寸法は、クリートの好ましい実施形態に対するものであり、それらの牽引要素に対する損傷を最小にする一方で牽引を最適化するのに必要な厚さを提供する。それらの寸法は、好ましい実施形態の例としてのみ提供され、添付された請求項によって決定される発明の範囲を限定するととられる例のものではない。
ゴルフクリートに使用されるような本明細書上部に言及されたFAST TWIST(登録商標)係止システムの商業上の型は、典型的に、3条ねじを用いる。本発明において2条ねじを使用する理由は、本発明におけるねじ山付き中心柱が標準のFAST TWIST(登録商標)システムのものより長いという事実に関係する。これは、フィールドスポーツにおいて経験するより高い応力と戦うように係合に対して強度を付加する。しかしながら、クリートの完全挿入を達成するためのレセプタクルにおけるクリートの回転を90度または120度まで最小にするのが望ましい。取り付けシステム全体(すなわち、レセプタクルおよびクリート取り付け部分)の高さを増大させることなくこれらの対立要件に応えるために、ねじ山の数は、2に減少され、ねじ山は、より頑丈になった。特に、標準のFAST TWIST(登録商標)システムと比較すると、同一のシステムの高さを維持しかつ1/4回転(90度)の据え付けを提供する一方で、それぞれのねじ山の高さは、28パーセント増大された。加えて、本システムにおけるねじ山の核部は、より大きな強度および剛度を提供するために7パーセントさらに大きい。これは、3パーセントだけソケットの外側寸法を増大させることによって成し遂げられ、それによって、デザイン全体が極端にコンパクトであることを保つ。
比較的大きい動的牽引要素質量、および本明細書に記載されたクリートとレセプタクルとの間で提供される係止システムの組み合わせは、取り替え可能クリートを使用するフィールドスポーツシューズに対して特によく機能するが、本発明のクリートは、さらに、永久に成型、または他の様態で靴のアウトソールの一部として形成され得ることに注意されたい。このような実施形態において、靴アウトソールの中へのクリートの成型は、接続強度を提供し、動的牽引要素の大きい質量は、必要とされる牽引に、フィールドスポーツ使用中に剪断力および類似の力による牽引要素に対する損傷の恐れを実質的に減少するのに十分な強度を提供する。クリートが靴アウトソールの中へ成型されるとき、動的要素は、アウトソールの底面から下方向に延在し得るか、またはクリートは、アウトソールと異なる物質のハブを含み得、動的牽引要素が取り替え可能クリートに関して本明細書に記載されているようにハブから延在する状態で、アウトソール底面と実質的に同一平面に存在するように一体成型される。
本明細書で使用される相対的な用語「頂」、「底」、「上」、「下」、「上方」、「下方」、「前」、「後」、「高さ」、「長さ」、「幅」、「厚さ」などは、単に基準点を記載するための明細書内での参照を容易にするするためであり、記載された主題の特定の指向または構成を限定することを意図されない。
新しくかつ改良された牽引クリートおよびレセプタクル、およびそれらの様々な新規の構成要素の好ましい実施形態を記載したが、本明細書に記載される教示に鑑みて当業者に対して他の改変、変形、および変化の示唆が与えられると考えられる。それゆえ、全てのこのような変形、改変、および変化は、添付された請求項によって定義される本発明の範囲内にあたると考えられることを理解されたい。本明細書で特定の用語が用いられているが、それらは、一般的および記述的意味のみで使用され、限定の目的で使用されるものではない。
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- 明細書に記載された発明。
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