JP2017094012A - 歯科用ハンドピースの注油用ノズル - Google Patents

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和次 大山
Kazutsugu Oyama
和次 大山
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Abstract

【課題】 歯科用ハンドピースのチャック内へのより確実な注油を可能にする。
【解決手段】 ノズル基体の後端が油を充填したスプレー缶の抽出パイプに連結されるとともに、ノズル基体の前端にハンドピースのチャック内に挿入されるノズル針管が突設される歯科用ハンドピースの注油用ノズルにおいて、ノズル針管11の先端を閉塞し、かつ、周側に複数個の貫通孔13、14を設ける。
【選択図】 図1

Description

本願発明は歯科用ハンドピースの内部に噴射により注油するために、油を充填したスプレー缶の抽出パイプに連結される注油用ノズルに関する。
高速回転することにより歯牙を研削する切削バーを取り付けた歯科用ハンドピースが広く用いられている。前記歯科用ハンドピースは給気通路から供給される圧縮空気により回転するエアタービンをヘッドケース部に内蔵し、切削バーを掴持するチャックにエアタービンの回転力を伝える構造からなる。
図5は前記歯科用ハンドピースの一例を示すものであり、図中符号1はハンドピースを把持するためのケース部、2はエアタービンが収容されるヘッドケース部である。ヘッドケース部2のハウジング内にはチャック5に連結されるタービン羽根3とベアリング4が収容されエアタービンを構成する。上記のエアタービンはケース部1に内設される給気通路から供給される圧縮空気Aにより駆動される。
前記したように歯科用ハンドピースにおいてはエアタービンは高速で回転するので、焼きつかないようにオイルを用いて潤滑させることが必須であり、そのためにケース部1に内設される給気通路を利用してここからオイルをヘッドケース部2のハウジング内に注入していた(特許文献1)。そして、この注油は同時にハウジング内の汚れを排出する役目も果たした。
特開平7- 303661号公報 特開2006−288725公報
ところで、前記したように歯科用ハンドピースにおいては切削バーはチャックにより掴持されて回転される。図6は前記のチャック5を示す図である。このチャック5は筒状に構成され、先端から根本に向かって割り溝6が切り欠かれる。それにより、ノックピン8を先端に押し当てることにより割り溝6が押し開かれ、チャック後端に延設した挿入ガイド部7からチャック内に挿入される切削バーBが割り溝間のホールドポイントに進入することを許す。そして、押し当てを解除することにより、元の径に復帰したホールドポイントにより切削バーBが掴持される。
前記のチャック5は切削バーを掴持により着脱する作用を果たすが、ホールドポイントには歯牙の研削により生じる粉や細片が侵入することがあり、そのために掴持が緩くなったり、チャックが磨耗することが起こった。そのために、チャック内にも注油することが必要となるが、前記の従来技術のように公知発明のようにオイルをヘッドケース部のハウジング内に注入してもチャック内には油は行き届きにくい問題があった。
そのため、従来、注油用ノズルをチャック内に挿入して注油することが提案されていた(特許文献2)。本願発明はこの従来技術の改良創作に係るもので、チャック内へのより確実な注油を可能にする注油用ノズルを提供することを目的とする。
すなわち、本願発明の歯科用ハンドピースの注油用ノズルは、ノズル基体の後端が油を充填したスプレー缶の抽出パイプに連結されるとともに、ノズル基体の前端にハンドピースのチャック内に挿入されるノズル針管が突設される注油用ノズルにおいて、ノズル針管の先端を閉塞し、かつ、周側に複数個の貫通孔を設けたことを特徴とする。
また、請求項2に係る歯科用ハンドピースの注油用ノズルは、ノズル針管の中途に縮径部を設け、この縮径部に複数個の貫通孔を設けたことを特徴とする。
また、請求項3に係る歯科用ハンドピースの注油用ノズルは、ノズル針管の直径方向の対向位置に一対の貫通孔を穿設するとともに、上記一対の貫通孔に対し軸方向に偏位した箇所にさらに一対の貫通孔を穿設し、これらの4つの貫通孔は円周方向に対し90度置きに配されることを特徴とする。
以上の構成よりなる本願発明の歯科用ハンドピースの注油用ノズルは、ハンドピースのチャック内にノズル針管を挿入して注油するので、従来、油が充分行き届かなかったチャックのホールドポイントに油を行き届かすことができ、ホールドポイント内に侵入した歯牙の研削により生じる粉や細片を排出することにより、掴持が緩くなることを防止したり、チャックが磨耗することを防止できる。
そして、ノズル針管の先端を閉塞し、かつ、周側に複数個の貫通孔を設けているので、ノズル針管の全周に渡って油が行き渡り、チャックのホールドポイント内に満遍なく注油することが可能となる。
また、請求項2に係る発明によれば、ノズル針管の中途に縮径部を設け、この縮径部に複数個の貫通孔を設けているので、縮径部により生じたノズル針管の外周の窪みに噴出した油は一旦溜められ、チャックのホールドポイント内により満遍なく注油することが可能となる。
また、請求項3に係る発明によれば、ノズル針管の直径方向の対向位置に一対の貫通孔を穿設するとともに、上記一対の貫通孔に対し軸方向に偏位した箇所にさらに一対の貫通孔を穿設し、これらの4つの貫通孔は円周方向に対し90度置きに配されるので、注出される油はノズル針管の全周はもとより、全長方向(軸方向)にも行き渡り、チャックのホールドポイント内に満遍なく注油することが可能となる。
本願発明の歯科用ハンドピースの注油用ノズルの斜視図。 同上、平面図。 同上、正面図。 同上、A−A線断面図。 同上、使用状態を示す正面図。 歯科用ハンドピースの概要を示す正面図。 歯科用ハンドピースのチャックの正面図。 本願発明の歯科用ハンドピースの使用状態を示す正面図。
以下、本願発明の具体的実施例を添付図面に基づいて説明する。図1〜図4は本願発明の歯科用ハンドピースの注油用ノズルNを示す図である。この注油用ノズルNは金属により構成されるものであり、油を充填したスプレー缶の抽出パイプ(図示せず)に外挿されるノズル基体10の先端に歯科用ハンドピース1のチャック5内に挿入されるノズル針管11が突設される。
前記のノズル針管11は歯科用ハンドピース1のチャック5の後端に延設した挿入ガイド部7からチャック内に挿入可能な切削バーと同様な外径を有するものであり、先端を閉塞した筒状に構成され、チャック内に挿入した際にチャックのホールドポイントに位置する箇所の周側に油が注出される複数個の貫通孔が設けられる。
また、ここでは前記の貫通孔が設けられるノズル針管の中途に縮径部12が凹設される。
前記の貫通孔はここでは、ノズル針管11の直径方向の対向位置に一対の貫通孔13、13を穿設するとともに、上記一対の貫通孔に対し軸方向に偏位した箇所にさらに一対の貫通孔14、14を穿設し、これらの4つの貫通孔を円周方向に対し90度置きに配している。
以上の構成よりなる本願発明の注油用ノズルNは、ノックピン8を先端に押し当てることにより割り溝6が押し開かれた歯科用ハンドピース5のチャック5に挿入ガイド部7から挿入された後、掴持され、チャックのホールドポイントに達した貫通孔13、13、貫通孔14、14から油を噴出させて使用に供される(図5および図7参照)。
10 ノズル基体
11 ノズル針管
12 縮径部
13 貫通孔
14 貫通孔

Claims (3)

  1. ノズル基体の後端が油を充填したスプレー缶の抽出パイプに連結されるとともに、ノズル基体の前端に歯科用ハンドピースのチャック内に挿入されるノズル針管が突設される注油用ノズルにおいて、ノズル針管の先端を閉塞し、かつ、周側に複数個の貫通孔を設けたことを特徴とする歯科用ハンドピースの注油用ノズル。
  2. ノズル針管の中途に縮径部を設け、この縮径部に複数個の貫通孔を設けた請求項1記載の歯科用ハンドピースの注油用ノズル。
  3. ノズル針管の直径方向の対向位置に一対の貫通孔を穿設するとともに、上記一対の貫通孔に対し軸方向に偏位した箇所にさらに一対の貫通孔を穿設し、これらの4つの貫通孔は円周方向に対し90度置きに配される請求項1または2記載の歯科用ハンドピースの注油用ノズル。
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