JP2017092768A - 撮像装置 - Google Patents

撮像装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2017092768A
JP2017092768A JP2015222233A JP2015222233A JP2017092768A JP 2017092768 A JP2017092768 A JP 2017092768A JP 2015222233 A JP2015222233 A JP 2015222233A JP 2015222233 A JP2015222233 A JP 2015222233A JP 2017092768 A JP2017092768 A JP 2017092768A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
camera
attachment
housing
sensor
mounting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2015222233A
Other languages
English (en)
Inventor
和田 穣二
Joji Wada
穣二 和田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Original Assignee
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd filed Critical Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Priority to JP2015222233A priority Critical patent/JP2017092768A/ja
Publication of JP2017092768A publication Critical patent/JP2017092768A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Studio Devices (AREA)

Abstract

【課題】簡素な構造で、縦長の撮像画像を取得できる撮像装置を提供する。
【解決手段】撮像装置は、矩形状のイメージセンサ33を有するカメラと、カメラを収容する筐体17と、イメージセンサの長辺部と平行な筐体における第1取付面37を有する第1取付部19と、第1取付部の第1取付面に取り付けられる脚取付座21と、第1取付面に直交する筐体における第2取付面41を有し、脚取付座が取り付けられる第2取付部23と、筐体に設けられ、第1取付部又は第2取付部に脚取付座が取り付けられたことを検出するセンサ49と、センサによって得られた取付方向に応じて、カメラからの撮像情報を正立像に変換するプロセッサと、を備える。
【選択図】図2

Description

本開示は、撮像装置に関する。
従来の監視カメラは、撮像素子の水平方向を長く横長に配置して、画像を撮像することが多い。この場合、監視カメラが細長い通路や鉄道などの縦長の監視範囲を撮像すると、画像において左右に無駄なエリアが生じ易く、撮像効率が不十分である。
従来、撮像素子を光軸周りに旋回させて、縦構図の3次元撮像画像を撮像可能である3次元デジタルカメラが提案されている(特許文献1等参照)。この3次元デジタルカメラは、被写体像を撮像して、横長長方形状の撮像画像を取得する撮像素子を含む撮像系を備える。3次元デジタルカメラは、切り替えスイッチと、撮像素子駆動部と、を備える。切り替えスイッチは、ユーザの操作に応じて、撮像素子の回転操作を受け付ける。撮像素子駆動部は、ユーザにより切り替えスイッチが操作されることに応じて、撮像系の光軸を軸中心として、撮像素子を90度回転することにより、撮像素子の撮像有効範囲を変化させ、縦長長方形状の撮像画像を取得する。
特開2011−135374号公報
特許文献1に記載された3次元デジタルカメラでは、撮像素子を旋回させる機構(撮像素子旋回機構)が必要である。撮像素子旋回機構は、構造が複雑であり、撮像素子をレンズ光軸周りに旋回させるため、高精度に製造される必要がある。
本開示は、上記事情に鑑みてなされたものであり、簡素な構造で、縦長の撮像画像を取得できる撮像装置を提供する。
本開示の撮像装置は、矩形状のイメージセンサを有するカメラと、カメラを収容する筐体と、イメージセンサの長辺部と平行な筐体における第1取付面を有する第1取付部と、第1取付部の第1取付面に取り付けられる脚取付座と、第1取付面に直交する筐体における第2取付面を有し、脚取付座が取り付けられる第2取付部と、筐体に設けられ、第1取付部又は第2取付部に脚取付座が取り付けられたことを検出するセンサと、センサによって得られた取付方向に応じて、カメラからの撮像情報を正立像に変換するプロセッサと、を備える。
本開示によれば、簡素な構造で、縦長の撮像画像を取得できる。
第1の実施形態に係る監視カメラをカメラ取付台と共に表した外観斜視図 図1に示した監視カメラの三脚取付座が取り外された状態の分解斜視図 重力センサが設けられた変形例に係る監視カメラの斜視図 筐体が円筒形状で形成される変形例に係る監視カメラの斜視図 監視カメラを用いた監視システムのブロック図 第1取付部に三脚取付座が固定された監視カメラの斜視図 第2取付部に三脚取付座が固定された監視カメラの斜視図 横長の撮像画像から縦長の撮像画像が得られる過程を段階的に表した説明図
以下、適宜図面を参照しながら、実施形態を詳細に説明する。但し、必要以上に詳細な説明は省略する場合がある。例えば、既によく知られた事項の詳細説明や実質的に同一の構成に対する重複説明を省略する場合がある。これは、以下の説明が不必要に冗長になることを避け、当業者の理解を容易にするためである。尚、添付図面及び以下の説明は、当業者が本開示を十分に理解するために提供されるものであり、これらにより特許請求の範囲に記載の主題を限定することは意図されていない。
以下の実施形態では、撮像装置として、監視カメラを例示して説明する。
(第1の実施形態)
[監視カメラの構成]
図1は、第1の実施形態に係る監視カメラ11をカメラ取付台13と共に表した外観斜視図である。
監視カメラ11は、カメラ15(図5参照)と、筐体17と、第1取付部19と、三脚取付座21と、第2取付部23と、取付方向検出装置と、映像読み出し部25(図5参照)と、を有する。尚、三脚に限らず、脚の数は任意である。
監視カメラ11は、カメラ取付台13を使用して取り付けられる。カメラ取付台13は、被着体取付板27を有する。被着体取付板27には、被着体取付板27に垂直なカメラ支持軸29が突設される。カメラ支持軸29の先端には、同軸で三脚取付座用ボルト31が突出する。
監視カメラ11は、カメラ支持軸29の先端に取り付けられる。カメラ取付台13は、被着体取付板27が例えば天井面に固定される。これにより、カメラ取付台13は、カメラ支持軸29が天井面から垂直に垂下する。つまり、カメラ支持軸29は、鉛直方向に沿う方向となる。カメラ支持軸29と監視カメラ11とは、三脚取付座21を介して固定される。
カメラ15は、矩形状のイメージセンサ33やレンズを含む撮像ユニットを有する。イメージセンサ33は、例えば4:3の縦横比を有した矩形状で形成される。イメージセンサ33は、CCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)を含んで構成される。
イメージセンサ33は、その撮像面上に結像される被写体像を変換して、撮像信号を出力する。撮像信号は、アナログ形式からディジタル形式に変換されて、所定の信号処理(例えば、色補間処理、γ補正処理、ホワイトバランス処理、シェーディング補正処理)が施される。撮像信号は、タイミング発生部(不図示)が生成する読み出しタイミング信号に応じて、イメージセンサ33から読み出される。
図2は、図1に示した監視カメラ11の三脚取付座21が取り外された状態の分解斜視図である。
筐体17は、カメラ15を収容する。筐体17は、例えばアルミ合金材を含んで形成される。筐体17は、例えば直方体に形成される。筐体17は、長手方向の一端側の端面に、撮像開口部35を有する。筐体17内には、撮像開口部35に対してレンズの光軸を向けたカメラ15が配置される。撮像開口部35は、前面ガラスによって塞がれる。
カメラ15は、撮像開口部35から取り込まれた撮像光を、レンズを通してイメージセンサ33の受光面に結像する。図2では、撮像開口部35には、説明を容易とするために、イメージセンサ33の向きを仮想線により表している。
筐体17の一側面には、第1取付部19が設けられる。本実施形態において、筐体17の一側面は、例えばイメージセンサ33の長辺と平行な側面となる。第1取付部19は、イメージセンサ33の長辺と平行な第1取付面37を有する。第1取付面37には、三脚取付座取付ねじ45の螺合する一対の取付座用ねじ孔39が設けられる。
三脚取付座21は、第1取付部19の第1取付面37に螺着されてもよい。三脚取付座21は、第2取付部23の第2取付面41に螺着されてもよい。三脚取付座21は、例えば板状に形成される。
三脚取付座21には、一対のカメラ取付台用ねじ孔43が形成される。また、三脚取付座21には、第1取付面37、第2取付面41へ固定するための三脚取付座取付ねじ45の挿通される貫通孔47が穿設される。即ち、三脚取付座21は、貫通孔47に挿通された三脚取付座取付ねじ45が、例えば第1取付部19の取付座用ねじ孔39に螺合されることで、第1取付面37に螺着される。
第2取付部23は、第1取付面37に直交する第2取付面41を有し、三脚取付座21が螺着可能となる。第2取付部23は、例えばイメージセンサ33の短辺に平行となる。第2取付面41には、第1取付面37と同様、三脚取付座取付ねじ45の螺合する一対の取付座用ねじ孔39が設けられる。
第1取付面37、第2取付面41には、取付方向センサが設けられる。取付方向センサは、第1取付部19又は第2取付部23に三脚取付座21が取り付けられたことを検出する。
取付方向センサは、押下ボタンを有したスイッチ49としてもよい。スイッチ49は、第1取付部19及び第2取付部23の少なくとも一方に設けられてもよい。スイッチ49は、第1取付部19及び第2取付部23の双方に設けられてもよい。スイッチ49は、第1取付面37や第2取付面41に取り付けられた三脚取付座21からの押圧によって、三脚取付座21の取り付けを検出する。
図3は、重力センサ51が設けられた変形例に係る監視カメラ53の斜視図である。
取付方向センサとして、スイッチ49に代えて、重力センサ51を用いてもよい。重力センサ51には、例えば、水銀や分銅等の質量の大きい指示体が用いられる。重力センサ51は、鉛直方向を検出する。重力センサ51は、検出方向が、例えばイメージセンサ33の長辺部に沿う方向となる向きで筐体17に取り付けられる。重力センサ51により、筐体17の回転やカメラ取付台13に対する筐体17の向きを検出できる。
重力センサ51は、筐体17の内部に設けられてもよい。この場合、筐体17の外部に設けられるスイッチ49のような防塵・防水構造を必要としない。
図4は、筐体17が円筒形状で形成される変形例に係る監視カメラ55の斜視図である。
上記では直方体形状の筐体17を例示したが、筐体17は、他の形状(例えば円筒形状)でもよい。また、第1取付面37、第2取付面41には、カメラ取付台用ねじ孔43が直接形成されてもよい。この場合、三脚取付座21を用いずに、カメラ取付台13により筐体17を直接支持できる。三脚取付座21を用いない構成では、三脚取付座21からの押圧作用が得られないので、取付方向センサとして重力センサ51を用いることが好ましい。
[監視システムの構成]
次に、監視カメラ11等を備える監視システム60の構成例について説明する。
図5は、監視カメラ11,53,又は55を用いた監視システム60の構成例を示すブロック図である。ここでは、監視カメラが監視カメラ11であることを例示する。監視システム60は、撮像システムの一例である。
監視システム60は、監視カメラ11の他に、例えば、映像読み出し部25と、モニタ57と、コントローラ59と、を備える。監視カメラ11が備えるプロセッサが所定のプログラムの実行することで、映像読み出し部25の機能を実現する。プロセッサは、監視カメラ11に含まれても、含まれなくてもよい。つまり、映像読み出し部25は、監視カメラ11に含まれても、含まれなくてもよい。
取付方向センサは、検出情報(筐体17の向きの情報)に応じて、読み出し方向の指示情報S1を映像読み出し部25に送り、又は、表示方向の指示情報S2をモニタ57へ送る。
映像読み出し部25は、必要に応じて、取付方向センサからイメージセンサ33の読み出し方向の指示情報S1を入力する。
モニタ57は、必要に応じて、取付方向センサから表示方向の指示情報S2を入力する。モニタ57は、読み出し方向の指示情報S1に応じて読出されて表示した結果、又は表示方向の指示情報S1に応じた表示の結果、カメラ15からの撮像情報を正立像で表示する。
コントローラ59は、例えばジョイスティック等を有し、ユーザ操作に応じた指示情報等の制御信号を監視カメラ11へ送信する。尚、コントローラ59は、読み出し方向の指示情報S1や表示方向の指示情報S2を、遠隔で設定し、送信する機能も備える。
[動作等]
次に、監視システム60の動作例について説明する。
[第1動作例]
まず、監視システム60の第1動作例について説明する。尚、図5では指示情報S2が記されているが、第1動作例ではモニタ57は指示情報S2を受けない。
筐体17の向きを横向き(例えば、図6のX方向に沿う向き)とすると、イメージセンサ33の向きも横向き(X方向が長手方向)となる。筐体17の向きが横向きであることは、取付方向センサにより検出される。
この場合、例えば、イメージセンサ33の各画素が以下のように配置される。
(1,1)・・・(1,10)
(2,1)・・・(2,10)
・・・
(5,1)・・・(5,10)
映像読み出し部25は、取付方向センサからの検出情報に基づく指示情報S1を受け、横方向の左の画素(m,1)から右の画素(m,10)に向かって、つまり横方向にイメージセンサ33の画素値を順次読み出す。「m」は、例えば1〜10の値である。そして、映像読み出し部25は、この読み出しを、縦方向(例えば、図6のY方向に沿う方向)の上の画素(1,1)の行から下の画素(5,1)の行まで、繰り返す。
従って、筐体17の向きが横向きの場合、映像読み出し部25は、以下のように読み取る。
(1,1)→(1,2)→・・・(1,10)
(2,1)→(2,2)→・・・(2,10)
・・・
モニタ57は、指示情報S2を受けないので、映像読み出し部25により読み出された各画素の画素値を取得し、読み出された各画素の配列と同じ配列で、画素値に基づく画像を表示する。この画像は、カメラ15からの撮像情報に相当する。
従って、筐体17の向きが横向きの場合、モニタ57は、以下のように表示する。
(1,1)→(1,2)→・・・(1,10)
(2,1)→(2,2)→・・・(2,10)
・・・
続いて、筐体17の向きを縦向き(例えば、図7のX’方向に沿う向き)とすると、イメージセンサ33の向きも縦向き(X’方向が長手方向)となる。筐体17の向きが縦向きであることは、取付方向センサにより検出される。
この場合、例えば、イメージセンサ33の各画素は以下のように配置される。
(1,10)・・・(5,10)
(1,9)・・・(5,9)
・・・
(1,1)・・・(5,1)
映像読み出し部25は、取付方向センサによる検出情報に基づく指示情報S1を受け、横方向の左の画素(1,n)から右の画素(5,n)に向かって、つまり横方向(例えば、図7のY’方向に沿う方向)にイメージセンサ33の画素値を読み出す。「n」は、例えば1〜10の値である。そして、映像読み出し部25は、この読み出しを、縦方向の上の画素(1,10)の行から下の画素(1,1)の行まで、繰り返す。
従って、筐体17の向きが縦向きの場合、映像読み出し部25は、以下のように読み取る。
(1,10)→(2,10)→・・・→(5,10)
(1,9)→(2,9)→・・・→(5,9)
・・・
モニタ57は、指示情報S2を受けないので、筐体17の向きによって表示方向を変更しない。つまり、モニタ57は、筐体17が横向きの場合と同様に、映像読み出し部25により読み出された各画素の画素値を取得し、読み出された各画素の配列と同じ配列で、画素値に基づく画像を表示する。
従って、筐体17の向きが縦向きの場合、モニタ57は、以下のように表示する。
(1,10)→(2,10)→・・・→(5,10)
(1,9)→(2,9)→・・・→(5,9)
・・・
これにより、監視カメラ11は、取付方向センサによって得られた読み出し方向の指示情報S1に応じ、カメラ15からの撮像情報を正立像に変換し、モニタ57に表示できる。
[第2動作例]
次に、監視システム60の第2動作例について説明する。尚、図5では指示情報S1が記されているが、第1動作例では映像読み出し部25は指示情報S1を受けない。
筐体17の向きを横向き(例えば、図6のX方向に沿う向き)とすると、イメージセンサ33の向きも横向き(X方向が長手方向)となる。筐体17の向きが横向きであることは、取付方向センサにより検出される。
この場合、例えば、イメージセンサ33の各画素が、以下のように配置される。
(1,1)・・・(1,10)
(2,1)・・・(2,10)
・・・
(5,1)・・・(5,10)
映像読み出し部25は、横方向の左の画素(m,1)から右の画素(m,10)に向かって、つまり横方向にイメージセンサ33の画素値を順次読み出す。「m」は、例えば1〜10の値である。そして、映像読み出し部25は、この読み出しを、縦方向(例えば、図6のY方向に沿う方向)の上の画素(1,1)の行から下の画素(5,1)の行まで、繰り返す。
従って、筐体17の向きが横向きの場合、映像読み出し部25は、以下のように読み取る。
(1,1)→(1,2)→・・・(1,10)
(2,1)→(2,2)→・・・(2,10)
・・・
モニタ57は、取付方向センサからの検出情報に基づく指示情報S2を受け、映像読み出し部25により読み出された各画素の配列と同じ配列で、画素値に基づく画像を表示する。
従って、筐体17の向きが横向きの場合、モニタ57は、以下のように表示する。
(1,1)→(1,2)→・・・(1,10)
(2,1)→(2,2)→・・・(2,10)
・・・
続いて、筐体17の向きを縦向き(例えば、図7のX’方向に沿う向き)とすると、イメージセンサ33の向きも縦向き(X’方向が長手方向)となる。筐体17の向きが縦向きであることは、取付方向センサにより検出される。
この場合、例えば、イメージセンサ33の各画素は以下のように配置される。
(1,10)・・・(5,10)
(1,9)・・・(5,9)
・・・
(1,1)・・・(5,1)
映像読み出し部25は、指示情報S1を受けないので、筐体17が横向きの場合と同じ方向、つまり縦方向の下の画素(m,1)から上の画素(m,10)に向かって、つまり縦方向にイメージセンサ33の画素値を読み出す。そして、映像読み出し部25は、この読み出しを、横方向(例えば、図7のY’方向に沿う方向)の左の画素(1,1)の列から右の画素(5,1)の列まで、繰り返す。
従って、筐体17の向きが縦向きの場合、映像読み出し部25は、以下のように読み取る。
(1,1)→(1,2)→・・・(1,10)
(2,1)→(2,2)→・・・(2,10)
・・・
モニタ57は、取付方向センサからの検出情報に基づく指示情報S2を受け、映像読み出し部25により読み出された各画素の画素値を取得し、モニタ57において、読み出された各画素を90度回転させた画素位置に対応させて、画像を表示する。
従って、筐体17の向きが縦向きの場合、モニタ57は、以下のように表示する。
(1,10)→(2,10)→・・・(5,10)
(1,9)→(2,9)→・・・(5,9)
・・・
これにより、監視カメラ11は、取付方向センサによって得られた表示方向の指示情報S2に応じ、カメラ15からの撮像情報を正立像に変換し、モニタ57に表示できる。
[作用等]
次に、上記した構成の作用について説明する。
図6は、第1取付部19に三脚取付座21が固定された監視カメラ11の斜視図である。図7は、第2取付部23に三脚取付座21が固定された監視カメラ11の斜視図である。
監視カメラ11は、例えば図6に示すように、第1取付部19に板状の三脚取付座21が取り付けられる。
三脚取付座21には、板面に垂直方向のカメラ取付台用ねじ孔43が形成される。カメラ取付台13は、被着体取付板27を有する。被着体取付板27は、垂直なカメラ支持軸29が突設される。カメラ支持軸29の先端には、同軸で三脚取付座用ボルト31が突出する。カメラ取付台13は、被着体取付板27が例えば天井面に固定される。これにより、カメラ取付台13は、カメラ支持軸29が天井面から垂直に垂下する。つまり、カメラ支持軸29は、鉛直方向に沿う方向となる。
カメラ支持軸29の下端の三脚取付座用ボルト31には、例えば図6に示す筐体17の第1取付部19に螺着された三脚取付座21のカメラ取付台用ねじ孔43が螺合される。即ち、筐体17は、第1取付部19が、天井面に垂直なカメラ支持軸29に支持される(図1参照)。筐体17は、第1取付面37がカメラ支持軸29に垂直となる。筐体17内に収容されたカメラ15のイメージセンサ33は、長辺部が横長に配置されることになる。従って、カメラ15からは、横長の画像枠に正立の被写体像がモニタ57により得られる。
監視カメラ11では、第2取付部23に、三脚取付座21が付けられてもよい。または、第1取付部19に三脚取付座21が固定されたまま、第2取付部23に、新たに三脚取付座21を追加固定してもよい。これにより、監視カメラ11は、第2取付部23に固定した三脚取付座21にカメラ支持軸29を螺合し、カメラ取付台13に支持できる。第2取付部23の第2取付面41は、イメージセンサ33の短辺部と平行となる。監視カメラ11は、第2取付部23によって支持されることにより、イメージセンサ33の短辺部が水平方向に配置されることになる。
監視カメラ11は、第2取付部23に三脚取付座21を取り付けられたことが、取付方向検出センサによって検出される。映像読み出し部25は、取付方向センサから、読み出し方向の指示情報S1を受け取り、カメラ15からの撮像情報を正立像に変換する。これにより、被写体が縦長(例えば、細長い通路、鉄道、コリドール)である場合でも、画像枠の左右に無駄なエリアが生じ難く、撮像効率が向上する。
また、モニタ57が、取付方向センサから、表示方向の指示情報S2を受け取り、カメラ15からの撮像情報を正立像に変換してもよい。この場合でも、監視システム60は、被写体が縦長である場合でも、画像枠の左右に無駄なエリアが生じ難く、撮像効率が向上する。
図8は、横長の撮像画像から縦長の撮像画像が得られる過程を段階的に表した説明図である。
筐体17が第1取付部19によって支持され、イメージセンサ33の長辺部が横長に配置されると、図8(A)に示すように、横長の画像枠に、正立の被写体像がモニタ57により表示される。
第2取付部23に、第1取付部19の三脚取付座21を付け替えると、イメージセンサ33の短辺部が水平方向に配置される。従って、カメラ15からは、図8(B)に示すように、横長の画像枠に、正立像を90°回転した被写体像がイメージセンサ33により得られる。
監視カメラ11では、第2取付部23に三脚取付座21を取り付けられたことが、取付方向センサによって検出される。モニタ57は、取付方向センサからの表示方向の指示情報S2を受信すると、カメラ15からの撮像情報を正立像に変換する。即ち、モニタ57の被写体像は、横長の画像枠と共に、逆方向に90°回転される。その結果、モニタ57には、図8(C)に示すように、縦長の画像枠に縦長の被写体像が正立した縦長の撮像画像が得られる。
従って、監視カメラ11は、取付方向センサによって得られた監視カメラ11の取付方向に応じ、カメラ15からの撮像情報を正立像に変換できる。
また、監視カメラ11では、取付方向センサ(例えばスイッチ49)が、第1取付部19と、第2取付部23との双方に設けられてもよい。これにより、第1取付部19に三脚取付座21が固定されると、第1取付部19が使用されていることが検出され、第2取付部23に三脚取付座21が固定されると、第2取付部23が使用されていることが検出される。
また、取付方向センサは、第2取付部23に設けられ、第1取付部19に設けられなくてもよい。この場合、映像読み出し部25は、取付方向センサから取り付けられた旨の情報が得られなければ、第1取付部19が使用されていると判定し、取付方向センサから取り付けられた旨の情報が得られれば、第2取付部23が使用されていることを判定してもよい。
これにより、三脚取付座21の取付位置に応じ、カメラ15からの撮像情報を正立像に変換できる。
また、監視カメラ11では、重力センサ51が、鉛直方向を検出してもよい。重力センサ51は、この検出方向が、イメージセンサ33の長辺部に沿う方向となる向きで筐体17に取り付けられてもよい。この場合、重力センサ51は、第2取付部23の第2取付面41が水平面となった筐体17の取付向きを検出する。この筐体17の向きでは、第2取付部23がカメラ取付台13に固定される。
映像読み出し部25は、例えば、重力センサ51による検出信号が得られない場合、第1取付部19がカメラ取付台13に固定されていると判定する。この場合、映像読み出し部25は、カメラ15による撮像情報を変換しない。一方、第2取付部23がカメラ取付台13に固定されると、重力センサ51が検出信号を得る。映像読み出し部25は、重力センサ51からの検出信号に応じて、カメラ15からの撮像情報を正立像に変換してもよい。
これにより、筐体17の取り付け向きに応じ、カメラ15からの撮像情報を正立像に変換できる。
従って、本実施形態に係る監視カメラ11によれば、複雑且つ高精度な撮像素子旋回機構を必要とせず、簡素な構造で、容易に縦長の撮像画像を取得できる。
(他の実施形態)
以上のように、本開示における技術の例示として、第1の実施形態を説明した。しかし、本開示における技術は、これに限定されず、変更、置き換え、付加、省略などを行った実施形態にも適用できる。
第1の実施形態では、筐体17の向きが初期設置の段階で予め定められ、設置後に向きが変更されなくてもよい。また、筐体17の向きは任意のタイミングで変更されてもよい。いずれの場合でも、取付方向センサにより、筐体17の向き(監視カメラ11の向き)を検出可能である。
本開示は、簡素な構造で、縦長の撮像画像を取得できる撮像装置等に有用である。
11 監視カメラ
15 カメラ
17 筐体
19 第1取付部
21 三脚取付座
23 第2取付部
25 映像読み出し部
33 イメージセンサ
37 第1取付面
41 第2取付面
49 スイッチ
51 重力センサ

Claims (4)

  1. 矩形状のイメージセンサを有するカメラと、
    前記カメラを収容する筐体と、
    前記イメージセンサの長辺部と平行な前記筐体における第1取付面を有する第1取付部と、
    前記第1取付部の前記第1取付面に取り付けられる脚取付座と、
    前記第1取付面に直交する前記筐体における第2取付面を有し、前記脚取付座が取り付けられる第2取付部と、
    前記筐体に設けられ、前記第1取付部又は前記第2取付部に前記脚取付座が取り付けられたことを検出するセンサと、
    前記センサによって得られた取付方向に応じて、前記カメラからの撮像情報を正立像に変換するプロセッサと、
    を備える撮像装置。
  2. 請求項1に記載の撮像装置であって、
    前記センサは、前記第1取付部及び前記第2取付部の少なくとも一方に設けられ、前記脚取付座からの押圧によって取り付けを検出するスイッチを含む、撮像装置。
  3. 請求項1に記載の撮像装置であって、
    前記センサ、重力センサを含む、撮像装置。
  4. 撮像装置及びモニタを備える撮像システムであって
    前記撮像装置は、
    矩形状のイメージセンサを有するカメラと、
    前記カメラを収容する筐体と、
    前記イメージセンサの長辺部と平行な前記筐体における第1取付面を有する第1取付部と、
    前記第1取付部の前記第1取付面に取り付けられる脚取付座と、
    前記第1取付面に直交する前記筐体における第2取付面を有し、前記脚取付座が取り付けられる第2取付部と、
    前記筐体に設けられ、前記第1取付部又は前記第2取付部に前記脚取付座が取り付けられたことを検出するセンサと、
    を備え、
    前記モニタは、前記センサによって得られた取付方向に応じて、前記カメラからの撮像情報を正立像に変換して表示する、撮像システム。
JP2015222233A 2015-11-12 2015-11-12 撮像装置 Pending JP2017092768A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015222233A JP2017092768A (ja) 2015-11-12 2015-11-12 撮像装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015222233A JP2017092768A (ja) 2015-11-12 2015-11-12 撮像装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2017092768A true JP2017092768A (ja) 2017-05-25

Family

ID=58768525

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015222233A Pending JP2017092768A (ja) 2015-11-12 2015-11-12 撮像装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2017092768A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3438942A1 (en) * 2017-07-31 2019-02-06 Honeywell International Inc. Systems and methods for automatically switching a surveillance camera into an auto corridor mode

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3438942A1 (en) * 2017-07-31 2019-02-06 Honeywell International Inc. Systems and methods for automatically switching a surveillance camera into an auto corridor mode
CN109327649A (zh) * 2017-07-31 2019-02-12 霍尼韦尔国际公司 用于将监控摄像头自动地切换成自动走廊模式的系统和方法
US10652464B2 (en) 2017-07-31 2020-05-12 Honeywell International Inc. Systems and methods for automatically switching a surveillance camera into an auto corridor mode

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN105979123B (zh) 图像处理系统、图像处理方法
JP3133742U (ja) 赤外線カメラ
JP5838270B2 (ja) カメラモジュール
US11637954B2 (en) Camera
JP2016152602A (ja) 撮像装置
TW201444363A (zh) 使用正方形影像感測器以用於彈性影像方位之取像系統及方法
US20140152772A1 (en) Methods to combine radiation-based temperature sensor and inertial sensor and/or camera output in a handheld/mobile device
JP4865587B2 (ja) 設置型撮像装置
JP2001133854A (ja) カメラシステム及び表示装置
JP5574157B2 (ja) 撮像装置の組み立て方法および撮像装置
JPWO2022026126A5 (ja)
JP2019110434A (ja) 画像処理装置、画像処理システムおよびプログラム
JP2017092768A (ja) 撮像装置
US11102403B2 (en) Image device, information processing apparatus, information processing method, system, and storage medium
US20130293732A1 (en) Imaging systems and methods
JP2012100124A (ja) 撮像装置
JP2010056843A (ja) 全方位撮像装置
JP2015095670A (ja) 撮像装置、その制御方法、および制御プログラム
JP2012253451A (ja) 撮像装置及びプログラム
JP2011055084A (ja) 撮像装置及び電子機器
JP2011135374A (ja) 3次元デジタルカメラ
US20230049084A1 (en) System and method for calibrating a time difference between an image processor and an intertial measurement unit based on inter-frame point correspondence
CN221010230U (zh) 一种拍摄装置
CN221043019U (zh) 图像捕获设备
US20230046465A1 (en) Holistic camera calibration system from sparse optical flow