JP2017091702A - 電極板の製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】塗膜切れを抑制するための高い靱性と、転写不良を抑制するための高い保液性を両立可能な電極板の製造方法の提供。【解決手段】電極活物質粉末と結着材と溶媒を造粒して湿潤造粒体40を製作する湿潤造粒体製造工程と、湿潤造粒体製造工程で得られた湿潤造粒体40を対向するローラ20の隙間に通すことで膜状化すると共に、膜状化した湿潤造粒体40を集電箔10上に付着させる成膜工程とにより、集電箔10上に電極活物質層を有する電極板を製造する電極板の製造方法において、結着材として、ポリアクリル酸リチウム塩を0.6重量%〜0.8重量%、及びカルボキシメチルセルロースを0.1重量%〜0.3重量%を用い、ポリアクリル酸リチウム塩が分子量20万以上の架橋型であること。【選択図】図1

Description

本発明は、リチウムを吸蔵・放出することの可能な炭素材料などを負極材料として用いる非水電解質二次電池に関し、詳しくは負極材料を選択することで非水電解質二次電池の入出力特性低下を抑制できる技術に関するものである。
二次電池を製造するにあたって、集電箔の表面上に電極活物質層を形成した構造の電極板が製造され、二次電池の内容物として用いられている。このような構造の電極板は通常、電極活物質を含む活物質ペーストを集電箔の表面上に塗工することで製造される。
特許文献1には、非水電解質二次電池に関する技術が開示されている。リチウムを吸蔵・放出することが可能な炭素材料などを負極材料として用いる非水電解質二次電池において、負極にポリアクリル酸塩及び水溶性高分子を含有させている。この際に、負極に含有させるのはポリアクリル酸塩の含有量を0.1重量%〜0.5重量%、水溶性高分子の含有量を0.3重量%〜0.5重量%としている。また、水溶性高分子は、ヒドロキシプロビルメチルセルロース、メチルセルロース、ポリビニルピロリドン、カルボキシメチルセルロースから選択される少なくとも1種である。
特許文献2にも、非水電解質電池に関する技術が開示されている。可逆体にリチウムの吸蔵・放出が可能な正極と、シリコンを含む活物質と導電材と結着剤とからなる負極とを含む非水電解質電池において、負極は空隙を含み、結着剤として重量平均分子量が30万〜300万の非架橋型ポリアクリル酸を使用することにより、充電時の膨張収縮による電極の崩壊を制御するため、高エネルギー密度で良好な充放電サイクル特性を得ることができる。
特開2002―304986号公報 特開2007―35434号公報
しかしながら、特許文献1又は特許文献2に開示される技術を用いた非水電解質二次電池を製造する場合、以下に示すような問題があると考えられる。
出願人は、負極製造にあたって湿潤粉体成膜する方法を用いることで非水電解質二次電池のコストダウンを図りたいと考えているが、特許文献1に記載の方法を用いた場合、ポリアクリル酸塩の添加量が少ない為に塗膜の保液性が低くなると考えられ、その結果、溶媒が染み出して転写不良が発生するなどの問題が考えられる。また、カルボキシメチルセルロースなどの水溶性高分子の添加量が多いために、電池の入出力特性が悪化する事が懸念される。一方、特許文献2に記載の方法を用いた場合、水溶性高分子を添加しない塗膜を用いる為に、塗膜の靱性の低下が懸念され、ロールの剪断歪による塗膜切れが生じ、湿潤粉体成膜法を用いた成膜は困難であると考えられる。また、バインダの添加量が多いため、入出力特性の悪化が懸念される。
そこで、本発明はこのような課題を解決するために、塗膜切れを抑制するための高い靱性と、転写不良を抑制するための高い保液性を両立可能な電極板の製造方法を提供することを目的とする。
前記目的を達成するために、本発明の一態様による電極板の製造方法は、以下のような特徴を有する。
(1)電極活物質粉末と結着材と溶媒を造粒して湿潤造粒体を製作する湿潤造粒体製造工程と、前記湿潤造粒体製造工程で得られた前記湿潤造粒体を対向するロールの隙間に通すことで膜状化すると共に、膜状化した前記湿潤造粒体を集電箔上に付着させる成膜工程とにより、前記集電箔上に電極活物質層を有する電極板を製造する電極板の製造方法において、前記結着材として、ポリアクリル酸リチウム塩を0.6重量%〜0.8重量%、及びカルボキシメチルセルロースを0.1重量%〜0.3重量%を用い、前記ポリアクリル酸リチウム塩が分子量20万以上の架橋型であること、を特徴とする。
上記(1)に記載の態様により、集電箔上に形成された電極活物質層の靱性及び保液性を確保できる。これは、ポリアクリル酸リチウム塩を適切に含有させることで塗膜の靱性を高め、カルボキシメチルセルロースを適切に含有させることで塗膜の保液性を確保することができるためである。これによって、塗膜切れを抑制すると共に転写不良を防ぐことが可能な電極板の製造方法を適用することが可能となる。
本実施形態の、湿潤造粒体の作成手順を示すチャート図である。 本実施形態の、ロール成膜装置の構成を示す斜視図である。 本実施形態の、ロール成膜装置の構成を示す側面図である。 本実施形態の、ロール成膜時の状態を示す拡大図である。
まず、本発明の実施形態について、参考となる図面を用いて説明する。なお、用いられている図面の詳細部分は説明の都合上簡略化している。
図1に、本実施形態の、湿潤造粒体の作成手順のチャート図を示す。図2に、ロール成膜装置の構成を斜視図に示す。本実施形態はリチウムイオン二次電池の負極板の製造に本発明を適用したものである。負極板に塗工する活物質層は、活物質としてアモルファスコートグラファイトを、結着剤としてポリアクリル酸リチウム塩とカルボキシメチルセルロースとを、溶媒としてイオン交換水を用いて形成されている。これらの負極活物質は何れも粉末状のものを使用する。
結着剤に用いるポリアクリル酸リチウム塩は、架橋構造を有している。このポリアクリル酸リチウム塩は、架橋型ポリアクリル酸に水酸化リチウムで100%中和することによって作成されている。負極板を作成するにあたり、図2に示すようなロール成膜装置を用いる。ロール成膜装置100は、第1ローラ21と第2ローラ22と第3ローラ23の3つのローラ20を有している。
第1ローラ21、第2ローラ22、第3ローラ23は、それぞれ水平に並んで回動可能に図示しない軸受け機構によって保持され、お互いに平行に設けられている。また、第1ローラ21と第2ローラ22とは僅かな隙間が空くように対面して配置される。この第1隙間a1を湿潤造粒体40が通過し、湿潤造粒体40が膜状化されて膜状体41を形成する。第1隙間a1は膜状体41の厚みを決定するため、膜状体41の厚みに応じて設定される。
第2ローラ22と第3ローラ23との間にも僅かな隙間が空くように対面して設置されている。この第2隙間a2を集電箔10が通過して、膜状化された湿潤造粒体40である膜状体41が集電箔10の表面に塗工される。したがって、第2隙間a2は集電箔10の厚みに加えて膜状体41が通過して集電箔10の表面に塗工されるのに必要な厚みに応じて設定される。
第1ローラ21乃至第3ローラ23には図示しない駆動機構が接続され、第1ローラ21と第2ローラ22は異なる方向に回転し、第2ローラ22と第3ローラ23も異なる方向に回転する。そして、第1ローラ21と第2ローラ22が回転することで、その対面箇所のローラ表面が下向きに移動するように回転し、第2ローラ22と第3ローラ23が回転することで、その対面箇所のローラ表面が上向きに移動するように回転するようになっている。回転速度に関しては、ローラの周速は第1ローラ21が最も遅く、第3ローラ23が最も早く、第2ローラ22はそれらの中間の速度で回転するように設定されている。
第1ローラ21と第2ローラ22との対面箇所の上部にはローラ幅方向の両端付近に第1仕切板31及び第2仕切板32が設けられている。第1仕切板31と第2仕切板32の間には、湿潤造粒体40が図示しないホッパーから供給される。前述したように、湿潤造粒体40は、図1に示す手順によって形成される。図1に示すように、第1手順S1で、未中和ポリアクリル酸とイオン交換水を均一に攪拌した後、第2手順S2で、水酸化リチウム水溶液を加えることで、架橋型のポリアクリル酸リチウム塩が生成される。
第3手順S3で、活物質とポリアクリル酸リチウム塩とカルボキシメチルセルロースとを混ぜ合わせ、第4手順S4で、5秒間の高速攪拌を行う。第5手順S5で、イオン交換水をさらに加えて第6手順S6で低速攪拌を15秒間行う。第7手順S7で、更に高速攪拌を3秒間行う。湿潤造粒体40はこの様な手順で作られ、第1ローラ21と第2ローラ22の間に供給される。
この様な手順で湿潤造粒体40が作られ、第1ローラ21と第2ローラ22の間を通過することで膜状化した膜状体41が形成される。この膜状体41は第2ローラ22の表面に付着して運ばれる。そして、第2ローラ22と第3ローラ23との間に通されている集電箔10の表面に押し付けられる。こうして、集電箔10の表面に膜状体41が付着した状態の負極箔42が形成される。この後、乾燥などの手順を経て電極板が形成される。
本実施形態の電極板の製造方法により、膜状体41の塗膜切れを抑制するための高い靱性と、転写不良を抑制するための高い保液性を両立可能な電極板の製造が可能となる。本実施形態の電極板の製造方法は、電極活物質粉末と結着材と少量の溶媒を造粒して湿潤造粒体40を製作する湿潤造粒体製造工程と、湿潤造粒体製造工程で得られた湿潤造粒体40を対向するローラ20の隙間に通すことで膜状化すると共に、膜状化した湿潤造粒体40を集電箔10上に付着する成膜工程とにより、集電箔10上に電極活物質層を有する電極板を製造する電極板の製造方法において、結着材として、ポリアクリル酸リチウム塩を0.6重量%〜0.8重量%、及びカルボキシメチルセルロースを0.1重量%〜0.3重量%を用い、ポリアクリル酸リチウム塩が分子量20万以上の架橋型であること、を特徴とする。
結着剤として用いられるポリアクリル酸リチウム塩は、塗膜となる膜状体41の靱性を高め、カルボキシメチルセルロースは塗膜の保液性を高める効果があるため、適切な配合で用いることで、湿潤造粒体40を適切に集電箔10上に塗工することが可能となる。図3に、ロール成膜装置の側面図を示す。図4に、図3の膜状化プロセスの部分拡大図を示す。図3は図2の側面図の位置づけであり、ほぼ同じものを示しているので説明を割愛する。図3に示すA部分の拡大図が図4であるが、塗膜切れが発生して亀裂90が生じている様子が示されている。このような亀裂90が発生すると、負極箔42の品質が低下してしまう問題がある。
表1に、実験結果を示す。
Figure 2017091702
「結着剤1」として実験に用いられているのは、ポリアクリル酸系の添加剤である。ここで「PAA−Li」は、架橋型ポリアクリル酸リチウム塩を指し、「非PAA−Li」は、非架橋型ポリアクリル酸リチウム塩を指す。「PAA−Na」は、架橋型ポリアクリル酸ナトリウム塩を指し、「非PAA−Na」は非架橋型のポリアクリル酸ナトリウム塩を指す。
「結着剤2」として実験に用いられているのは、CMC(カルボキシメチルセルロース)である。「塗膜靱性」は、湿潤造粒体40をペレット上に成型し、万能物性試験器で突き刺した際に、ペレットが破断する際の荷重を測定している。「保液性」は、湿潤造粒体40を油圧プレスで密度1.6g/ccまで加圧する前後における、溶媒の保持率を計測している。
「成膜性」は、目視などで確認しロール成膜装置100での成膜が可能であるかを確認した結果である。「IV抵抗」は、成膜した電極でラミセルを作成して計測している。出力特性と相関関係がある。「総合判定」は、「塗膜靱性」が4.0N以上であり、「保液率」が95%以上であり、「成膜性」に問題が無く、「IV抵抗」が2.0mΩを超えないという基準を満たせば「○」としている。
「比較例1」は、特許文献1に記載の技術を用いて、「比較例2」は特許文献2の技術を用いて電極を製造した場合のデータである。「ケース1」〜「ケース6」は架橋型ポリアクリル酸リチウム塩を「結着剤1」として配合し、その添加量を変えた結果を示している。「ケース7」〜「ケース10」はカルボキシメチルセルロースの添加量を変えた結果を示している。「ケース11」「ケース12」では、ポリアクリル酸系の添加剤の種類を変えた結果を示している。
これらの実験の結果、「ケース2」「ケース3」「ケース4」「ケース8」「ケース9」で、総合判定が「○」であった。したがって、この範囲で結着剤を添加することで、好ましいリチウムイオン二次電池の負極板を製造することが可能となる。具体的には、結着剤1として分子量20万以上の架橋型ポリアクリル酸リチウム塩を、0.6重量%〜0.8重量%、結着剤2としてカルボキシメチルセルロースを0.1重量%〜0.3重量%添加して、湿潤造粒体40を製造することが好ましいことが分かった。
「比較例1」では、架橋型ポリアクリル酸リチウム塩の添加量が不足しているため、塗膜の保液性が低く、転写不良が発生している。この傾向は、「ケース1」でも同様である。一方、「ケース5」及び「ケース6」のように架橋型ポリアクリル酸リチウム塩の添加量を多くすると、IV抵抗が上昇してしまっている。これは、膜状体41の表面に結着剤が多くなることで、表面を被覆するような効果が生じたと考えられる。
「比較例2」では、カルボキシメチルセルロースの添加量が不足しているために、塗膜の靱性が低く、塗膜切れが発生している。この傾向は、「ケース7」でも同様であった。「ケース10」では、カルボキシメチルセルロースの添加量が多くなりすぎたため、膜状体41の表面に結着剤が多くなることで、表面を被覆するような効果が生じたと考えられる。「ケース11」では、架橋型ポリアクリル酸ナトリウム塩を添加しているが、ナトリウムが膜状体41の表面で皮膜を形成することで、IV抵抗が上昇したと考えられる。「ケース12」では、非架橋型のポリアクリル酸ナトリウム塩を添加しているが、非架橋型のポリアクリル酸ナトリウム塩は溶媒を保持する能力が低いため、塗膜の保液性が低くなり、転写不良が発生したと考えられる。
したがって、結着剤1として分子量20万以上の架橋型ポリアクリル酸リチウム塩を、0.6重量%〜0.8重量%、結着剤2としてカルボキシメチルセルロースを0.1重量%〜0.3重量%添加して湿潤造粒体40を作る。これを用いてロール成膜装置100にて負極板を製造することで、塗膜である膜状体41の靱性及び保液性を好ましい水準で維持することができる。こうして成膜性が良好となり、電池に下の地のIV抵抗も良好となる。したがって、電池の性能を落とすこと無く安定した品質の製品の供給が可能となる。
また、この様な湿潤造粒体40を用いた成膜方法により安定した製品供給が可能になることで、コストダウンに貢献することができる。湿潤造粒体40を用いてロール成膜装置100にて電極板を形成する場合、塗工速度はこれまでのダイ塗工方式と比べて4倍程度の速度で生産することが可能となる。これまでは、塗工速度は数十m/min程度であったが、本実施形態の方式を採用することで百数十m/min程度まで成膜速度が上げられる。この結果、複数条塗工が一般的に採用されていたが、1条成膜でも同じ生産量が確保できる。
この結果、電極を1条成膜にて製造することが可能となるため、後に切断工程を必要としなくなり、設備費を削減することが可能となる。設備の削減は、単に設備数が減るだけで無く設置面積にも影響するため、大幅なコストダウン効果が期待できる。
以上、本実施形態に則して発明を説明したが、この発明は前記実施形態に限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱することのない範囲で構成の一部を適宜変更することにより実施することもできる。
10 集電箔
20 ローラ
21 第1ローラ
22 第2ローラ
23 第3ローラ
31 第1仕切板
32 第2仕切板
40 湿潤造粒体
41 膜状体
100 ロール成膜装置

Claims (1)

  1. 電極活物質粉末と結着材と溶媒を造粒して湿潤造粒体を製作する湿潤造粒体製造工程と、前記湿潤造粒体製造工程で得られた前記湿潤造粒体を対向するロールの隙間に通すことで膜状化すると共に、膜状化した前記湿潤造粒体を集電箔上に付着させる成膜工程とにより、前記集電箔上に電極活物質層を有する電極板を製造する電極板の製造方法において、
    前記結着材として、ポリアクリル酸リチウム塩を0.6重量%〜0.8重量%、及びカルボキシメチルセルロースを0.1重量%〜0.3重量%を用い、
    前記ポリアクリル酸リチウム塩が分子量20万以上の架橋型であること、
    を特徴とする電極板の製造方法。
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