JP2017090105A - 回転角度検出装置 - Google Patents
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Abstract
Description
図1は、本発明の第1実施形態の回転角度検出装置100が装着されるハンドルHNの模式図である。図2は、図1に示すII−II線における断面構成図である。図3は、図2に示すZ1側から見た上面構成図である。図3には、説明を分かり易くするために磁界の流れを2点鎖線で示している。また、図1ないし図3においては、後述する回転体RB10が静止位置より回転されて、回転体RB10の回動動作範囲の中間位置に位置している状態を示している。なお、この中間位置を初期状態としている。
<関係式1>
XA及びYAは定数であり、
XAを1≦XA≦2.2とし、
θ1とθ2とがθ1≦θ2≦XA×θ1であり、
YAをYA<XAとした際に、
θ3がθ3=YA×θ1。
つまり、サイド磁石11Sの離間位置(θ2)は、回転角度検出装置100の測定角度範囲(θ1)以上であるとともに測定角度範囲(θ1)の2.2倍以下にし、サイド磁石11Sの幅サイズ(θ3)は、測定角度範囲(θ1)とサイド磁石11Sの離間位置(θ2)とを考慮して決めるのが良い。
図7は、本発明の第2実施形態の回転角度検出装置200を説明する構成図であって、図1に示すハンドルHNに回転角度検出装置200が適用された際のII−II線における断面図である。図8は、図7に示すZ1側から見た上面図である。図9は、図7に示す断面構成図に磁界の流れを2点鎖線で示した図である。また、第2実施形態の回転角度検出装置200は、第1実施形態に対し、永久磁石21の着磁方向と磁気検出素子23の配設位置が異なる。なお、第1実施形態と同一構成については、同一符号を付して詳細な説明は省略する。また、図4ないし図6においては、第1実施形態と同様に、回転体RB10が静止位置より回転されて、回転体RB10の回動動作範囲の中間位置に位置している状態を示している。なお、この中間位置を初期状態としている。
<関係式2>
XB及びYBは定数であり、
XBを1≦XB≦1.4とし、
θ4とθ5とがθ4≦θ5≦XB×θ4であり、
YBをYB<XBとした際に、
θ6がθ6=YB×θ4。
つまり、サイド磁石21Sの離間位置(θ5)は、回転角度検出装置200の測定角度範囲(θ4)以上であるとともに測定角度範囲(θ4)の1.4倍以下にし、サイド磁石21Sの幅サイズ(θ6)は、測定角度範囲(θ4)とサイド磁石21Sの離間位置(θ5)とを考慮して決めるのが良い。
上記第1実施形態では、1つのセンタ磁石11C及び2つのサイド磁石11Sの永久磁石11と1つの磁気検出素子13との組合せを1組、用いて構成したが、これに限るものではなく、複数組を用いても良い。例えば、図11に示すように、1つのセンタ磁石D1C及び2つのサイド磁石D1Sの永久磁石D1と1つの磁気検出素子D13との組合せを2組、用いた構成でも良い{変形例1}。これにより、2つの磁気検出素子D13から得られる回転角度を組み合わせることにより、少ない永久磁石E1で測定範囲を広げることができる。なお、上記第2実施形態の構成においても、複数組を用いて構成しても良い{変形例2}。
上記第2実施形態では、1つのセンタ磁石21C及び2つのサイド磁石21Sの永久磁石21と1つの磁気検出素子23との組合せを1組、用いて構成したが、これに限るものではく、複数の永久磁石E1と複数の磁気検出素子E23とを組み合わせて数組、構成しても良い。例えば、図12に示すように、5つの永久磁石E1と2つの磁気検出素子E23を用いて、EF組、EG組と、2組を構成しても良い。つまり、1つの磁気検出素子E23に対して用いたサイド磁石E1Sを、別なもう1つの磁気検出素子E23に対してにサイド磁石E1Sとして用いて、永久磁石E1を共用している{変形例3}。これにより、少ない永久磁石E1で測定範囲を広げることができる。
また、同様にして、4つの永久磁石E1と2つの磁気検出素子E23を用いて、2組の組合せを構成することができる。つまり、1つの磁気検出素子E23に対してセンタ磁石E1Cとして用いた永久磁石E1を、別なもう1つの磁気検出素子E23に対してサイド磁石E1Sとして用いるとともに、1つの磁気検出素子E23に対してサイド磁石E1Sとして用いた永久磁石E1を、別なもう1つの磁気検出素子E23に対してセンタ磁石E1Cとして用いて、永久磁石E1を共用している{変形例4}。なお、上記第1実施形態の構成においても、変形例3の構成にしても良いし{変形例5}、変形例4の構成にしても良い{変形例6}。
上記実施形態では、磁気検出素子13及び磁気検出素子23としてホール素子を用いたが、これに限るものではなく、例えば、GMR(Giant Magneto Resistive)素子、MR(Magneto Resistive)素子、AMR(Anisotropic Magneto Resistive)素子、TMR(Tunnel Magneto Resistive)素子等であっても良い。
上記実施形態では、自動二輪や自動三輪等のハンドルHNの把持部SHに設けられたスロットルの部分に好適に適用したが、これに限るものではなく、回転する部分であれば適用が可能である。
11C、21C、D1C、E1C センタ磁石
11S、21S、D1S、E1S サイド磁石
13、23、D13、E23 磁気検出素子
17、27 処理部
RB10 回転体
RBj 回転中心軸
MD1 第1着磁方向
MD2 第2着磁方向
100、200、D100、E200 回転角度検出装置
Claims (6)
- 回転中心軸を中心として回動する回転体の回動動作に連動して回動する複数の永久磁石と、
該永久磁石の発生する磁気を検出する磁気検出素子と、
該磁気検出素子の検出信号に基づいて前記回転体の回転角度を算出する処理部と、を備えた回転角度検出装置において、
複数の前記永久磁石のそれぞれは、前記回転中心軸が垂直に貫く垂直平面側から見て、前記回転中心軸を中心とした仮想の円に沿った円環形状を分割した円弧形状であるとともに、前記回転体の外方側に位置し該円弧形状の中央が前記仮想の円に沿った位置で等間隔になるように配設され、
前記複数の永久磁石は、それぞれ1対のS極とN極に着磁されており、
前記複数の永久磁石の内、センタ磁石と、該センタ磁石の両側に1つずつ配設されたサイド磁石と、を有し、
前記磁気検出素子は、初期状態において、前記センタ磁石と対向するように配設され、
前記磁気検出素子側から見たときに、前記センタ磁石の着磁極と前記サイド磁石の着磁極とが異なっていることを特徴とする回転角度検出装置。 - 前記複数の永久磁石の着磁方向は、前記回転中心軸と平行な第1着磁方向であり、
前記磁気検出素子は、該第1着磁方向におけるいずれか一方側に前記センタ磁石と対向するように配設されていることを特徴とする請求項1に記載の回転角度検出装置。 - 前記垂直平面側から見て、
前記初期状態において、前記センタ磁石の前記円弧形状の中央に相当する位置を基準位置とし、前記サイド磁石の前記円弧形状の中央に相当する位置を離間位置とし、
前記初期状態から前記センタ磁石が回動して前記円弧形状の中央が移動した位置を移動位置とし、
前記基準位置と該移動位置とが前記回転中心軸に対してなす角を±θ1度とし、
前記離間位置と前記基準位置とが前記回転中心軸に対してなす角を±θ2度とし、
前記サイド磁石における前記円弧形状の両端部が前記回転中心軸に対してなす角をθ3度とし、
XA及びYAは定数であり、
XAを1≦XA≦2.2とした際に、
θ1とθ2とは、θ1≦θ2≦XA×θ1の関係であり、
θ3は、θ3=YA×θ1の関係であり、
θ3を最小にするための関係式が、YA=XA−0.9
であることを特徴とする請求項2に記載の回転角度検出装置。 - 前記複数の永久磁石の着磁方向は、前記回転中心軸と直交する径方向の第2着磁方向であり、
前記磁気検出素子は、該第2着磁方向における前記回転中心軸の反対側に、前記センタ磁石と対向するように配設されていることを特徴とする請求項1に記載の回転角度検出装置。 - 前記垂直平面側から見て、
前記初期状態において、前記センタ磁石の前記円弧形状の中央に相当する位置を基準位置とし、前記サイド磁石の前記円弧形状の中央に相当する位置を離間位置とし、
前記初期状態から前記センタ磁石が回動して前記円弧形状の中央が移動した位置を移動位置とし、
前記基準位置と該移動位置とが前記回転中心軸に対してなす角を±θ4度とし、
前記離間位置と前記基準位置とが前記回転中心軸に対してなす角を±θ5度とし、
前記サイド磁石における前記円弧形状の両端部が前記回転中心軸に対してなす角をθ6度とし、
XB及びYBは定数であり、
XBを1≦XB≦1.4とした際に、
θ4とθ5とは、θ4≦θ5≦XB×θ4の関係であり、
θ6は、θ6=YB×θ4の関係であり、
θ6を最小にするための関係式が、YB=0.8×XB2−0.3×XB
であることを特徴とする請求項4に記載の回転角度検出装置。 - 前記磁気検出素子が複数備えられており、
前記複数の磁気検出素子のそれぞれに対して、1つの前記センタ磁石及び2つの前記サイド磁石となるように、前記複数の永久磁石を配設することを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の回転角度検出装置。
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JP6532060B2 JP6532060B2 (ja) | 2019-06-19 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102022127725A1 (de) | 2021-11-19 | 2023-05-25 | Tdk Corporation | Winkelsensor und parksperren-sensor, der diesen verwendet |
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JPH09236644A (ja) * | 1996-02-29 | 1997-09-09 | Nissan Motor Co Ltd | 磁気式ポテンショメータ |
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JP2013513092A (ja) * | 2009-12-04 | 2013-04-18 | ヒルシュマン オートモーティヴ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | 例えば手動操作式アクセル回転グリップ用のホール効果ベース回転角測定システム |
JP2015034822A (ja) * | 2014-09-09 | 2015-02-19 | 本田技研工業株式会社 | スロットル開度検出装置 |
-
2015
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