JP2017090024A - レンジフード - Google Patents

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Abstract

【課題】 1つの電動機でファンとフィルタの両方を回転させてコスト削減すると共に、風量を変化させても高い捕集率を実現する。【解決手段】 空気の流れを発生させるファン4と、空気を通過させる孔を有するフィルタ10と、ファンとフィルタと回転軸を連結された電動機20と、電動機の回転を制御する回転制御部50と、空気の風量を規制する風量規制部30と、風量規制部が通過させる空気の風量を制御する風量制御部51と、空気の風量を指定する風量指定部40と、風量指定部が指定する指定風量および各指定風量毎に予め設定された電動機の回転速度に対応する電動機の目標電機子電流との関係を予め記憶する記憶部42と、電動機の電機子電流を検出する検出部53と、を備え、回転制御部は、電動機の回転速度を一定に維持させるように制御するとともに、風量制御部は、風量指定部が指定した空気の風量を風量規制部が通過させるように制御するレンジフード1。【選択図】 図3

Description

本発明は、フィルタを回転させて油分を捕集するレンジフードに関する。
調理器の周囲に設置されて、内蔵するファンの吸引力により調理により発生した油煙や水蒸気を吸引するレンジフードにおいて、吸引した油煙から油脂分を分離するフィルタの性能を高める工夫が各種されている。たとえば、円盤状のフィルタをモータにより高速回転させることで、油煙からの油捕集率を高めたレンジフードが提案されている(たとえば、特許文献1)。
特開2013−139946号公報
しかしながら、特許文献1のレンジフードでは、ファン用のモータの他に円盤状のフィルタを回転させるためのモータが必要となり、コストが高くなる問題があった。この問題に対して、ファン用モータとフィルタ用モータを兼用し、1つのモータにファンとフィルタを接続して回転する方法が考えられる。しかし、モータの回転速度が指定されるファンの排気風量によって変化するので、たとえば、風量を小さくするためにファンを低速回転にすると、フィルタの回転速度も遅くなり同時に油分の捕集率も落ちてしまい、フィルタの高い油捕集率を維持できないという問題があった。
そこで、本発明では、1つの電動機(モータ)でファンとフィルタの両方を回転させてコストを削減すると共に、風量を変化させても高い捕集率を実現するレンジフードを提案する。
上記課題を解決するために、空気の流れを発生させるファンと、空気の流れの流路上であってファンより上流側に存在し、空気の流れを通過させる孔を有するフィルタと、ファンおよびフィルタと回転軸を連結された電動機と、電動機の回転を制御する回転制御部と、空気の流れの流路上に存在し、空気の風量を規制する風量規制部と、風量規制部が通過させる空気の風量を制御する風量制御部と、空気の風量を指定する風量指定部と、風量指定部が指定する指定風量および各指定風量毎に予め設定された電動機の回転速度に対応する電動機の目標電機子電流との関係を予め記憶する記憶部と、電動機の電機子電流を検出する検出部と、を備え、回転制御部は、電動機の回転速度を各指定風量毎に予め設定された回転速度で一定に維持させるように制御するとともに、風量制御部は、風量指定部が指定した空気の風量を風量規制部が通過させるように制御するレンジフードが提供される。
これによれば、1つの電動機(モータ)でファンとフィルタの両方を回転させてコストを削減すると共に、風量を変化させても高い捕集率を実現するレンジフードを提供できる。
さらに、風量指定部が指定風量を指定した場合、風量制御部は、記憶部に記憶された指定風量および各指定風量毎に予め設定された電動機の回転速度に対応する目標電機子電流と、検出部が検出した電機子電流を比較し、検出部が検出した電機子電流が、指定風量に対応する目標電機子電流より小さい場合、風量制御部は、風量規制部が空気の流れの流路の圧力損失を減少させるように制御し、検出部が検出した電機子電流が、指定風量に対応する目標電機子電流より大きい場合、風量制御部は、風量規制部が空気の流れの流路の圧力損失を増加させるように制御することを特徴としてもよい。
これによれば、検出した電機子電流を指定風量および各指定風量毎に予め設定された電動機の回転速度に対応する目標電機子電流に等しくなるように空気の流路の圧力損失を制御することで、風量を変化させても高い油脂分の捕集率を実現するレンジフードを提供できる。
以上説明したように、本発明によれば、1つの電動機(モータ)でファンとフィルタの両方を回転させてコストを削減すると共に、風量を変化させても高い捕集率を実現するレンジフードを提供できる。
本発明に係る第一実施例のレンジフードの、(A)正面図、(B)右側面図、(C)断面A−Aにおける断面図、(D)断面B−Bにおける断面図。 本発明に係る第一実施例のレンジフードの分解斜視図。 本発明に係る第一実施例のレンジフードにおける機能ブロック図。 本発明に係る第一実施例のレンジフードにおけるフローチャート。 従来技術のレンジフードの断面図。
以下では、図面を参照しながら、本発明に係る実施例について説明する。まず、図5を参照し、従来技術のレンジフード1Zについて説明する。レンジフード1Zは、下方または周囲で行われる調理によって発生する湯気や油煙等を捕集するための、上方に凹状の内面パネル5Zを内面に有する薄型のフード部2Zを有する。フード部2Zは、上部後方に位置する連通口6Z付近で、排気ダクト(図示せず)に接続された送風機ボックス3Zと連結されている。送風機ボックス3Zは、内部にシロッコファンであり、モータ202Zが回転駆動し空気の流れを発生させるファン4Zを有する。従って、ファン4Zが稼働すると連通口6Zは負圧となり、内面パネル5Zの下方の空気は連通口6Zを通して吸入され、排気ダクトを通して外部に排出される。連通口6Zは、ファン4Zと連通し、ファン4Zが発生させた空気の流れの流路上であって、ファン4Zより空気の流れの上流側に位置する。
連通口6Z付近には、空気の流れを通過させる孔を有する円盤状のフィルタ10Zと、フィルタ10Zの円盤の中心に回転軸を連結され、フィルタ10Zを回転させる電動機201Zと、フィルタ10Zの外周縁を囲む油分捕集部材9Zと、を備える。従って、レンジフード1Zは、ファン4Zが発生させる空気の流れの流路上であって、ファン4Zよりその流れの上流側に存在し、その空気の流れを図視で下から上に通過させる孔を有するフィルタ10Zを、回転可能に備える。また、フード部2Zの下方には、フード部2Zと着脱可能であり、内面パネル5Zとの間に隙間を有して吸込力を高める整流板7Zを備える。
内面パネル5Zの下方の空気は、調理によって発生する湯気や油煙等を含んでおり、ファン4Zが稼働すると、ファン4Zが発生させた空気の流れが整流板7Zと内面パネル5Zとの間の隙間を通る。その後、その空気は、流路上であってファン4Zより上流側に位置するフィルタ10Zの孔に吸引され、その孔を通過することになる。フィルタ10Zは、電動機201Zにより回転可能に設けられている。レンジフード1Zが稼働すると、モータ202Zはファン4Zを指定された風量に対応する回転速度で回転駆動し、空気の流れを発生させる共に、電動機201Zがフィルタ10Zを高速に(たとえば、1500回転/分程度)回転させる。レンジフード1Zは、フィルタ10Zを高速に回転させることにより、空気に含まれる油分を油分捕集部材9Zに捕集する。
このように、レンジフード1Zは、ファン4Zを駆動するためのモータ202Zおよびフィルタ10Zを駆動するための電動機201Zの2台の回転駆動する装置が必要であった。ファン4Zとフィルタ10Zを回転駆動する装置を兼用して一つにすることは可能である。しかし、回転軸を共有すると、ファンとフィルタが同じ回転速度となり、風量を少なく(たとえば、3段階の強中弱の弱)しようとしてファンの回転速度を遅くすると、フィルタの回転速度も遅くなってしまうので、同時に油分の捕集率も落ちてしまうという問題があった。また、回転軸を共有しないで実現しようとすると、そのための構造が非常に複雑になってしまう。本発明は、かかる問題を解決するものである。
<第一実施例>
図1および図2を参照し、本実施例にかかるレンジフード1について説明する。レンジフード1は、下方または周囲で行われる調理によって発生する湯気や油煙等を捕集するための、上方に凹状の内面パネル5を内面に有する薄型のフード部2を有する。フード部2は、上部後方に位置する連通口6付近で、排気ダクト(図示せず)に排気口8を経由して接続された送風機ボックス3と連結されている。送風機ボックス3は、電動機20の回転軸21に連結されて回転駆動されるシロッコファンであり、空気の流れARを発生させるファン4を内部に有する。従って、ファン4が稼働すると連通口6は負圧となり、内面パネル5の下方の空気は連通口6を通して吸入され、排気口8を通して外部に排出される。連通口6は、ファン4と連通し、ファン4が発生させた空気の流れARの流路上であって、ファン4より空気の流れの上流側に位置する。
連通口6付近には、電動機20の回転軸21に連結されて回転駆動され、空気の流れARを通過させる孔を有する円盤状のフィルタ10と、フィルタ10の外周縁を囲む油分捕集部材9と、を備える。従って、レンジフード1は、ファン4が発生させる空気の流れARの流路上であって、ファン4よりその流れの上流側に存在し、その空気の流れを図視で下から上に通過させる孔を有するフィルタ10を、回転可能に備える。
内面パネル5の下方の空気は、調理によって発生する湯気や油煙等を含んでおり、ファン4が稼働すると、ファン4が発生させた空気の流れARの流路上であってファン4より上流側に位置するフィルタ10の孔に吸引され、その孔を通過することになる。フィルタ10とファン4は、電動機20により回転可能に設けられており、レンジフード1が稼働すると、電動機20がファン4とフィルタ10を高速に回転駆動し、ファン4が空気の流れARを発生させる共にフィルタ10が高速に回転することにより、空気に含まれる油分を油分捕集部材9に捕集する。
ファン4は、電動機20の回転軸21の根元に近い辺りで着脱自在に連結される。フィルタ10は、ファン4の中心の孔に差し込まれた回転軸21の先端辺りで取り付けられる回転軸連結部材91を介して回転軸21に着脱自在に連結される。回転軸連結部材91は、使用せず、フィルタ10は、直接回転軸21に取り付けられてもよい。
また、レンジフード1は、空気の流れの流路上であってファン4より下流側の排気口8の内部に存在し、空気の風量を規制する風量規制部30(ダンパー)を備える。風量規制部30は、排気口8の内部を流れる空気の風量を変更するため、開閉により、排気口8の流量断面を変更する。本実施例では、風量規制部30はダンパーから構成されるので、流量断面を大きくする場合には、ダンパーは空気の流れの方向と平行になる方向になり、流量断面を小さくする場合には、ダンパーは空気の流れの方向と垂直になる方向になる。風量規制部30は、流量断面を大きくする場合は空気の流れの流路の圧力損失を減少させ、流量断面を小さくする場合は空気の流れの流路の圧力損失を増加させることとなる。風量規制部30は、ダンパー用モータ(図示せず)により開閉駆動される。
ファン4のファンの種類は特に限定されず、空気の流れを生じさせる軸流ファンなどのその他のファンであってよい。好ましくは、本実施例に使用された、静圧の高いシロッコファンである。また、フード部2の下方には、フード部2と着脱可能であり、フード部2との間に隙間を有して吸込力を高める整流板7を備える。本実施例におけるレンジフード1は整流板7を備えるが、整流板7の存在は特に限定されず、あってもなくてもよい。また、ファン4の羽根車の下方には、空気の流れを円滑にするためのベルマウス90が備えられている。
レンジフード1は、フード部2の正面側の表面に、使用者が操作する、レンジフード1を稼働・停止させるためのオン・オフスイッチと共に、空気の風量を指定する風量指定部40(風量切替スイッチ)を備える。使用者は、風量指定部40を操作し、連通口6を通して吸入される単位時間当たりの空気の量を指定する。たとえば、風量指定部40は、強中弱の3種類のスイッチを有し、使用者が弱スイッチを操作した場合には、最も少ない風量を吸入するため、風量規制部30は、流路の圧力損失を増加させるように流量断面を小さくする。
また、レンジフード1は、フード部2の正面側の内部に、電動機20の回転を制御する回転制御部50と、風量規制部30が通過させる空気の風量を制御する風量制御部51と、指定風量および各指定風量毎に予め設定された電動機20の回転速度に対応する電動機20の目標電機子電流との関係などを予め記憶する記憶部52と、電動機20の回転速度および電機子電流を検出する検出部53と、を備える。回転制御部50は、フィルタ10が高捕集率を維持できる程度に高速に(たとえば、1500回転数/分)回転するように、ファン4およびフィルタ10を回転駆動する電動機20の回転速度を制御する。
このように電動機20の回転速度は、フィルタ10が高捕集率を維持できる程度に高速であればよく、全ての指定風量に対して一定としても良いが、指定風量ごとに電動機20の回転速度が予め設定されていてもよい。その場合、指定風量が大きい場合の電動機20の回転速度より、指定風量の小さい場合の電動機20の回転速度の方を遅く設定するのが好ましい。なぜならば、指定風量が小さい場合の方がフィルタ10を通過する面風速が遅く、同じ油捕集率を得るために必要となる回転速度も比較的遅くて良いものとなるからであり、その方が回転に伴う騒音を小さくできるなどの利点を有するからである。
記憶部52は、フィルタ10が高捕集率を維持できる程度の高速な回転速度(目標回転速度N)、および風量指定部40が指定する指定風量とその指定風量に対応する電動機20の電機子に流す電流の目標値となる目標電機子電流との関係を記憶している。記憶のし方は、関数のような形で有し、指定風量が与えられた時演算により求めてもよいし、指定風量と目標電機子電流をテーブルのように一対一で備えてもよい。風量制御部51は、後述するように、指定風量に対応する目標電機子電流に基づきダンパー用モータを駆動して、開閉度合いすなわち流路の圧力損失を制御する。これらの回転制御部50、風量制御部51、記憶部52は、いわゆるマイコンで構成される。検出部53は、ある時点での電動機20の回転速度および電機子電流を検出するセンサーから構成され、風量制御部51や回転制御部50などへ検出した情報を送付する。
図3を参照して、回転制御部50や風量規制部51などの関係について説明する。回転制御部50は、記憶部52に記憶された電動機20の目標回転速度Nと、検出部53が検出した電動機20の回転速度Ntと比較して、その大小関係およびその差分により、電動機20に対して増減すべき電圧Δvを与え、電動機20の回転速度を制御する。このように制御された電動機20が、ファン4およびフィルタ10に対して同じ駆動力を提供する。
風量制御部51は、記憶部52に記憶され、風量指定部40(風量切替スイッチ)が指定する指定風量Qに対応する目標電機子電流Iと、検出部53が検出した電動機20の電機子電流Itと比較して、その大小関係およびその差分により、風量規制部30(ダンパー)を駆動するモータ31に対してダンパーの角度の増減すべき角度Δθを与え、モータ31の開閉度を制御する。このように制御されたダンパー用のモータ31が、風量規制部30(ダンパー)に駆動力を提供する。
図4を参照して、レンジフード1の制御方法について説明する。レンジフード1の使用者は、オン・オフスイッチを操作し、レンジフード1を稼働状態とし、その際、風量指定部40(風量切替スイッチ)を操作し、風量Qを指定したとする。レンジフード1は、S100において、電動機20を回転させて運転を開始する。電動機20の回転速度は徐々に増加するが、検出部53は、S102において、電動機20の回転速度Ntを検出し、回転制御部50などへそれを送信する。回転制御部50は、S104において、検出部53が検出した回転速度Ntと、フィルタ10が高捕集率を維持できる程度の高速な回転速度(目標回転速度N)とを比較する。その結果、電動機20の回転速度Ntが、目標回転速度Nを下回っている場合には、回転制御部50は、S112において、電動機20の回転速度を増加させる(電動機20に付与する電圧を増加させる)。逆に、電動機20の回転速度Ntが、目標回転速度Nを上回っている場合には、回転制御部50は、S110において、電動機20の回転速度を減少させる。
その後、検出部53は、S102において、電動機20の回転速度Ntを検出し、回転制御部50などへそれを送付する。この繰り返しにおいて、検出部53が測定した回転速度Ntと目標回転速度Nと等しくなった場合、検出部53は、S106において、電動機20の電機子電流Itを検出し、風量制御部51などへそれを送信する。
風量制御部51は、S108において、検出部53が測定した電機子電流Itと、使用者が指定した風量Qおよび各指定風量毎に予め設定された電動機20の回転速度に対応する目標電機子電流Iとを比較する。なお、風量制御部51は、記憶部52に記憶された目標電機子電流Iを事前に読み出している。その結果、電動機20の電機子電流Itが、風量Qおよび各指定風量毎に予め設定された電動機20の回転速度に対応する目標電機子電流Iを下回っている場合には、風量制御部51は、S116において、風量規制部30(ダンパー)の開閉度をより広げるよう、すなわち空気の流路の圧力損失を減ずるように制御する。逆に、電動機20の電機子電流Itが、風量Qおよび各指定風量毎に予め設定された電動機20の回転速度に対応する目標電機子電流Iを上回っている場合には、風量制御部51は、S114において、風量規制部30(ダンパー)の開閉度をより狭くするよう、すなわち空気の流路の圧力損失を増加するように制御する。
上述したように、回転制御部50は、電動機20の回転速度Ntを一定(N)に維持するとともに、風量制御部51は、風量指定部40が指定した空気の風量Qを風量規制部30が通過させるように制御する。こうすることで、1つの電動機20でファン4とフィルタ10の両方を回転させてコストを削減すると共に、風量を変化させても高い捕集率を実現するレンジフード1を提供できる。なお、電動機20の回転速度Ntを一定にするとは、回転速度Ntを目標回転速度Nに一致させるためにある程度変動することを含むこととする。
より詳しくは、風量指定部40が指定風量Qを指定した場合、風量制御部51は、記憶部52に記憶された指定風量Qおよび各指定風量毎に予め設定された電動機20の回転速度に対応する目標電機子電流Iと、検出部52が検出した電機子電流Itを比較し、電機子電流Itが、目標電機子電流Iより小さい場合、風量制御部51は、風量規制部30が空気の流れの流路の圧力損失を減少させるように制御する。また、検出部53が検出した電機子電流Itが、目標電機子電流Iより大きい場合、風量制御部51は、風量規制部30が空気の流れの流路の圧力損失を増加させるように制御する。こうすることで、検出した電機子電流Itを指定風量Qに対応する目標電機子電流Iに等しくなるように空気の流れの流路の圧力損失を制御することで、風量を変化させても高い捕集率を実現するレンジフードを提供できる。
なお、本発明は、例示した実施例に限定するものではなく、特許請求の範囲の各項に記載された内容から逸脱しない範囲の構成による実施が可能である。すなわち、本発明は、主に特定の実施形態に関して特に図示され、かつ説明されているが、本発明の技術的思想および目的の範囲から逸脱することなく、以上述べた実施形態に対し、数量、適用例、その他の詳細な構成において、当業者が様々な変形を加えることができるものである。
1 レンジフード
2 フード部
3 送風機ボックス
4 ファン
5 内面パネル
6 連通口
7 整流板
8 排気口
9 油分捕集部材
10 フィルタ
20 電動機
21 回転軸
30 風量規制部(ダンパー)
31 ダンパー用モータ
40 風量指定部(風量切替スイッチ)
50 回転制御部
51 風量制御部
52 記憶部
53 検出部
90 ベルマウス
91 回転軸連結部材
AR 空気の流れ

Claims (2)

  1. 空気の流れを発生させるファンと、
    前記空気の流れの流路上であって前記ファンより上流側に存在し、前記空気の流れを通過させる孔を有するフィルタと、
    前記ファンおよび前記フィルタと回転軸を連結された電動機と、
    前記電動機の回転を制御する回転制御部と、
    前記空気の流れの流路上に存在し、前記空気の風量を規制する風量規制部と、
    前記風量規制部が通過させる空気の風量を制御する風量制御部と、
    前記空気の風量を指定する風量指定部と、
    前記風量指定部が指定する指定風量および各指定風量毎に予め設定された前記電動機の回転速度に対応する前記電動機の目標電機子電流との関係を予め記憶する記憶部と、
    前記電動機の電機子電流を検出する検出部と、
    を備え、
    前記回転制御部は、前記電動機の回転速度を各指定風量毎に予め設定された回転速度で一定に維持させるように制御するとともに、前記風量制御部は、前記風量指定部が指定した前記空気の風量を前記風量規制部が通過させるように制御する、
    レンジフード。
  2. 前記風量指定部が指定風量を指定した場合、前記風量制御部は、前記記憶部に記憶された前記指定風量および各指定風量毎に予め設定された前記電動機の回転速度に対応する前記目標電機子電流と、前記検出部が検出した電機子電流を比較し、
    前記検出部が検出した電機子電流が、前記指定風量に対応する前記目標電機子電流より小さい場合、前記風量制御部は、前記風量規制部が前記空気の流れの流路の圧力損失を減少させるように制御し、
    前記検出部が検出した電機子電流が、前記指定風量に対応する前記目標電機子電流より大きい場合、前記風量制御部は、前記風量規制部が前記空気の流れの流路の圧力損失を増加させるように制御する、
    ことを特徴とする請求項1に記載のレンジフード。
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